JP6072585B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
特許文献1では、DC/DCコンバータに用いられるコンパレータのシュリンク技術が提案されている。
特開2010−226833号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術は、あくまで、電流モード制御方式のDC/DCコンバータにおいて、コストアップの要因となる電流検出用差動アンプが不要なPWMコンパレータを提供するものであり、様々な用途に供されるコンパレータのシュリンクやプリドライバの高速化を広く実現し得るものではなかった。
本発明は、本願の発明者により見出された上記の問題点に鑑み、コンパレータのシュリンクやプリドライバの高速化を図った半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本明細書中に開示された半導体装置は、上側電圧とこれよりも低い下側電圧との間で動作するコンパレータと、前記上側電圧と前記下側電圧との電圧差が前記コンパレータの素子耐圧よりも低くなるように前記上側電圧から前記下側電圧を生成する下側電圧生成部と、を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る半導体装置において、前記下側電圧生成部は、前記上側電圧を引き下げてクランプ電圧を生成するクランプ部と、前記クランプ電圧の入力を受けて前記下側電圧を出力するP型トランジスタとを含む構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る半導体装置において、前記下側電圧生成部は、前記上側電圧の印加端から前記クランプ部または前記コンパレータを介して接地電圧の印加端に流れる駆動電流を生成する電流源と、前記下側電圧よりも低い電源電圧の入力を受けて前記電流源への印加電圧をバイアスするN型トランジスタと、を含む構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成る半導体装置において、前記P型トランジスタと前記N型トランジスタは、前記上側電圧と前記接地電圧との電圧差に耐え得る素子耐圧を持つ構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第4いずれかの構成から成る半導体装置は、出力トランジスタをオン/オフして入力電圧から出力電圧を生成する電源回路を有し、前記電源回路は、前記コンパレータを用いて前記出力トランジスタの一端に現れるスイッチ電圧を監視することにより電流検出信号を生成する電流検出部を含み、前記電流検出部は、前記入力電圧を基準として所定の閾値電圧を生成する閾値電圧生成部と、前記出力トランジスタのオン時には前記スイッチ電圧と一致して前記出力トランジスタのオフ時には前記入力電圧と一致するモニタ電圧を生成するモニタ電圧生成部と、を含み、前記コンパレータは、前記上側電圧として前記入力電圧の印加を受けており、前記モニタ電圧と前記閾値電圧とを比較して前記電流検出信号を生成する構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る半導体装置において、前記閾値電圧生成部は、前記出力トランジスタと同一プロセスで形成されたトランジスタ抵抗を用いて前記閾値電圧を生成する構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第5または第6の構成から成る半導体装置において、前記電源回路は、前記出力トランジスタのオン/オフ制御信号を生成する制御部と、前記オン/オフ制御信号の入力を受けて前記出力トランジスタのゲート電圧を生成するプリドライバと、を含み、前記プリドライバは、前記オン/オフ制御信号の印加端と前記ゲート電圧の印加端との間に直列接続された複数のインバータと、前記出力トランジスタのゲート電圧を放電する放電スイッチと、前記出力トランジスタをオフする際に前記放電スイッチをオンさせる放電制御部と、を含む構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第7の構成から成る半導体装置において、前記放電制御部は、前記ゲート電圧の供給を受けて動作し、前記オン/オフ制御信号ないし各インバータの出力信号が前記出力トランジスタをオフする際の論理レベルとなったときに前記放電スイッチをオンさせる構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第7または第8の構成から成る半導体装置において、前記複数のインバータは、後段ほど電流供給能力が高い構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第5〜第9の構成から成る半導体装置は、モータを駆動するモータ駆動回路をさらに有する構成(第10の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示された磁気ディスク記憶装置は、プラッタと、前記プラッタに対してデータを読み書きする磁気ヘッドと、その先端に前記磁気ヘッドを担持するスイングアームと、前記プラッタを回転させるスピンドルモータと、前記スイングアームを円弧運動させるボイスコイルモータと、装置各部に出力電圧を供給すると共に前記スピンドルモータ及び前記ボイスコイルモータを駆動する上記第10の構成から成る半導体装置と、を有する構成(第11の構成)とされている。
また、本明細書中に開示された電子機器は、上記第11の構成から成る磁気ディスク記憶装置を有する構成(第12の構成)とされている。
本発明によれば、コンパレータのシュリンクやプリドライバの高速化を図った半導体装置を提供することが可能となる。
モータ駆動装置の一構成例を示すブロック図 電源回路10の一構成例を示す回路図 過電流検出部18の一構成例を示す回路図 過電流検出動作の一例を示すタイミングチャート コンパレータ181と下側電圧生成部186の一構成例を示す回路図 閾値電圧生成部182の一構成例を示す回路図 プリドライバ12Hの一構成例を示す回路図 ゲート電圧GH1の放電動作を示すタイミングチャート モータ駆動装置を備えたハードディスクドライブの一構成例を示す斜視図 ハードディスクドライブを搭載したパソコンの一構成例を示す外観図
<モータ駆動装置(半導体装置)>
図1は、モータ駆動装置の一構成例を示すブロック図である。本構成例のモータ駆動装置1は、出力トランジスタ(図1では不図示)をオン/オフして入力電圧Vinから出力電圧Voutを生成する電源回路10(いわゆるスイッチングレギュレータ)と、モータ2を駆動するモータ駆動回路20と、を集積化した半導体装置である。
例えば、モータ駆動装置1をハードディスクドライブに搭載する場合、電源回路10で生成される出力電圧Voutは、マイコン(SoC[system-on-a-chip])、メモリ(DRAM[dynamic random access memory])、ないしは、磁気ヘッドなどに供給される。また、モータ駆動回路20により、スピンドルモータやボイスコイルモータの駆動制御が行われる。
なお、ハードディスクドライブの各部において、複数の出力電圧Voutが必要である場合には、モータ駆動装置1に複数チャンネルの電源回路10を設ければよい。その際、各チャンネルの回路方式は任意(スイッチングレギュレータ、LDO[low drop out]レギュレータ、チャージポンプなど)である。
このように、電源回路10とモータ駆動回路20の双方を1パッケージに集積化したモータ駆動装置1であれば、アプリケーションの部品点数削減、サイズ縮小、ないしは、コストダウンを図ることが可能となる。
<電源回路>
図2は、電源回路10の一構成例を示す回路図である。本構成例の電源回路10は、Nチャネル型MOS[metal oxide semiconductor]電界効果トランジスタ11H及び11Lと、プリドライバ12H及び12Lと、制御部13と、インダクタ14と、キャパシタ15及び16と、ダイオード17と、過電流検出部18と、を有して成り、入力電圧Vin(例えば17V)から所望の出力電圧Vout(例えば4.5V)を生成する降圧型スイッチングレギュレータである。
なお、上記構成要素のうち、インダクタ14と、キャパシタ15及び16は、半導体装置1の外部に外付けされるディスクリート部品である。また、上記構成要素のほかにも、電源回路10には、種々の異常保護機能部(減電圧保護部、温度異常保護部、及び、過電圧保護部など)を設けることも任意である。
トランジスタ11H及び11Lは、入力電圧Vinの印加端と接地端との間に直列接続された一対のスイッチ素子(出力トランジスタ及び同期整流トランジスタ)であり、これらを相補的にオン/オフすることにより入力電圧Vinからパルス状のスイッチ電圧Vswが生成される。なお、スイッチ電圧Vswのハイレベルはほぼ入力電圧Vinとなり、ローレベルはほぼ接地電圧GNDとなる。両素子の接続関係についてより具体的に述べると、トランジスタ11Hのドレインは、入力電圧Vinの印加端に接続されている。トランジスタ11Hのソースとトランジスタ11Lのドレインは、いずれもスイッチ電圧Vswの印加端に接続されている。トランジスタ11Lのソースは接地端に接続されている。
なお、本明細書中で用いられている「相補的」という文言は、トランジスタ11H及び11Lのオン/オフが完全に逆転している場合のほか、貫通電流防止の観点からトランジスタ11H及び11Lのオン/オフ遷移タイミングに遅延が与えられている場合(同時オフ期間(いわゆるデッドタイム)が設けられている場合)も含む。
プリドライバ12Hは、制御部13からオン/オフ制御信号GH0の入力を受けてトランジスタ11Hのゲート電圧GH1を生成する。また、プリドライバ12Lは、制御部13からオン/オフ制御信号GL0の入力を受けてトランジスタ11Lのゲート電圧GL1を生成する。なお、プリドライバ12Hの上側電源端は、ブースト電圧Vbstの印加端に接続されている。また、プリドライバ12Hの下側電源端は、スイッチ電圧Vswの印加端に接続されている。従って、トランジスタ11Hに与えられるゲート電圧GH1は、そのハイレベルがブースト電圧Vbstとなり、そのローレベルがスイッチ電圧Vswとなる。一方、プリドライバ12Lの上側電源端は、定電圧Vreg(例えば5V)の印加端に接続されている。また、プリドライバ12Lの下側電源端は、接地端に接続されている。従って、トランジスタ11Lに与えられるゲート電圧GL1は、そのハイレベルが定電圧Vregとなり、そのローレベルが接地電圧となる。
制御部13は、電源電圧Vcc(例えば5V)の入力を受けて動作し、出力電圧Vout(ないしはその分圧電圧)が目標値と一致するように、オン/オフ制御信号GH0及びGL0を生成する。なお、制御部13の制御方式については、周知技術(線形制御方式、非線形制御方式、電流モード帰還制御方式など)を適用すれば足りるので、詳細な説明は割愛する。
インダクタ14の第1端は、スイッチ電圧Vswの印加端に接続されている。インダクタ14の第2端は、出力電圧Voutの印加端に接続されている。
キャパシタ15の第1端は、出力電圧Voutの印加端に接続されている。キャパシタ15の第2端は、接地端に接続されている。
キャパシタ16の第1端は、ブースト電圧Vbstの印加端に接続されている。キャパシタ16の第2端は、スイッチ電圧Vswの印加端に接続されている。
ダイオード17のアノードは、定電圧Vregの印加端に接続されている。ダイオード17のカソードは、ブースト電圧Vbstの印加端に接続されている。
なお、上記のトランジスタ11L、インダクタ14、及び、キャパシタ15は、スイッチ電圧Vswを整流及び平滑して所望の出力電圧Voutを生成する整流平滑回路として機能する。なお、同期整流用のトランジスタ11Lに代えて整流用のダイオードを用いることも可能である。
また、上記のキャパシタ16とダイオード17は、スイッチ電圧Vswよりもキャパシタ16の両端間に蓄えられた充電電圧分だけ高いブースト電圧Vbst(=Vsw+Vreg−Vf、ただし、Vfはダイオード17の順方向降下電圧)を生成するブートストラップ回路として機能する。
過電流検出部18は、スイッチ電圧Vswを監視することにより、トランジスタ11Hに流れるインダクタ電流ILが過電流状態であるか否かを示す過電流検出信号S1を生成し、これを制御部13に出力する。制御部13は、過電流検出信号S1に応じて過電流時の保護動作(例えば出力シャットダウン制御)を行う。
<過電流検出部>
図3は、過電流検出部18の一構成例を示す回路図である。本構成例の過電流検出部18は、コンパレータ181と、閾値電圧生成部182と、モニタ電圧生成部183と、レベルシフタ184と、下側電圧生成部185と、を含む。
コンパレータ181は、上側電源端に印加される上側電圧VHと下側電源端に印加される下側電圧VL(ただし0<VL<VH)との間で動作し、反転入力端(−)に印加されるモニタ電圧Vmonと非反転入力端(+)に印加される閾値電圧Vthとを比較して比較信号S0を生成する。比較信号S0は、モニタ電圧Vmonが閾値電圧Vthよりも高いときにローレベル(=VL:正常時の論理レベル)となり、モニタ電圧Vmonが閾値電圧Vthよりも低いときにハイレベル(=VH:異常時の論理レベル)となる。なお、コンパレータ181には、上側電圧VHとして入力電圧Vinが印加されている。
閾値電圧生成部182は、入力電圧Vinを基準として所定の閾値電圧Vth(=Vin−RonH×Ilimit、ただし、RonHはトランジスタ11Hのオン抵抗値(固定値)、Ilimitはインダクタ電流ILの過電流検出値(固定値))を生成する。
モニタ電圧生成部183は、スイッチ183aと抵抗183bを含み、トランジスタ11Hのオン時にはスイッチ電圧Vswと一致してトランジスタ11Hのオフ時には入力電圧Vinと一致するモニタ電圧Vmonを生成し、これをコンパレータ181の反転入力端(−)に印加する。スイッチ183aは、スイッチ電圧Vswの印加端とコンパレータ181の反転入力端(−)との間に接続されている。抵抗183bは、入力電圧Vinの印加端とコンパレータ181の反転入力端(−)との間に接続されている。トランジスタ11Hのオン時にはスイッチ183aもオンとなり、モニタ電圧Vmonがスイッチ電圧Vswと一致する。一方、トランジスタ11Hのオフ時にはスイッチ183aもオフとなり、モニタ電圧Vmonが抵抗183bを介して入力電圧Vinにプルアップされる。
レベルシフタ184は、入力電圧Vinと電源電圧Vccの入力を受けて動作し、制御部13の入力ダイナミックレンジに適合していないパルス振幅を持つ比較信号S0(ハイレベル:VH、ローレベル:VL)を、制御部13の入力ダイナミックレンジに適合したパルス振幅を持つ過電流検出信号S1(ハイレベル:Vcc、ローレベル:GND)にレベルシフトして出力する。
下側電圧生成部185は、上側電圧VHと下側電圧VLとの電圧差がコンパレータ181の素子耐圧よりも低くなるように、上側電圧VHから下側電圧VLを生成する。仮に、上側電圧VHとして入力電圧Vin(=17V)を印加し、下側電圧VLとして接地電圧GND(=0V)を印加する場合には、コンパレータ181を高耐圧素子(例えば耐圧20V)で形成しなければならず、その回路サイズが非常に大きくなってしまう。一方、接地電圧GNDよりも高い下側電圧VL(例えばVL=VH−5V)を印加する場合であれば、コンパレータ181を低耐圧素子(例えば耐圧5.5V)で形成することができるので、その回路サイズをシュリンクすることが可能となる。また、コンパレータ181を低電圧駆動することができるので、コンパレータ181の消費電力低減にも繋がる。
図4は、過電流検出動作の一例を示すタイミングチャートであり、上から順に、スイッチ電圧Vsw及びモニタ電圧Vmon、過電流検出信号S1、並びに、トランジスタ11Hに流れるインダクタ電流ILが描写されている。
トランジスタ11Hのオン時に得られるモニタ電圧Vmon(=スイッチ電圧Vswのハイレベル)は、トランジスタ11Hに流れるインダクタ電流ILが大きいほど低くなる(Vmon=Vin−IL×RonH)。インダクタ電流ILが過電流検出値Ilimitよりも小さいときには、モニタ電圧Vmonが閾値電圧Vthよりも高くなるので、過電流検出信号S1がローレベル(正常時の論理レベル)となる。一方、インダクタ電流ILが過電流検出値Ilimitよりも大きいときには、モニタ電圧Vmonが閾値電圧Vthよりも高くなるので、過電流検出信号S1がハイレベル(異常時の論理レベル)となる。従って、過電流検出信号S1の論理レベルを監視することにより、インダクタ電流ILが過電流状態であるか否かを判定することが可能となる。
<下側電圧生成部>
図5は、コンパレータ181と下側電圧生成部186の一構成例を示す回路図である。本構成例のコンパレータ181は、モニタ電圧Vmonと閾値電圧Vthとを比較するコンパレータ段CMP1と、コンパレータ段CMP1の出力端に直列接続されたインバータ段INV1及びINV2と、を含む。また、本構成例の下側電圧生成部186は、クランプ部CLPと、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタP11及びP12と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN11〜N13と、電流源CS11及びCS12と、スイッチSW1と、を含む。
クランプ部CLPは、第1端に印加される上側電圧VH(=入力電圧Vin)を引き下げて第2端からクランプ電圧V11を出力する。本構成例のクランプ部CLPは、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタP13と、抵抗R11及びR12と、を含む。トランジスタP13のソースは、上側電圧VHの印加端に接続されている。トランジスタP13のドレインは、クランプ電圧V11の印加端に接続されている。トランジスタP13のゲートは、抵抗R11を介してソースに接続される一方、抵抗R12を介してドレインにも接続されている。このような構成を採用することにより、抵抗R11及びR12の各抵抗値と、クランプ部CLPに流れる駆動電流I11とに応じたクランプ電圧V11を生成することができる。ただし、クランプ部CLPの構成はこれに限定されるものではなく、例えば、ツェナダイオードを用いてクランプ電圧V11を生成する構成としてもよい。
トランジスタP11のソースは、コンパレータ段CMP1とインバータ段INV1及びINV2の各下側電源端にそれぞれ接続されている。トランジスタP12のソースは、コンパレータ段CMP1の駆動電流端に接続されている。トランジスタP11及びP12のゲートは、いずれもクランプ電圧V11の印加端に接続されている。これらのトランジスタP11及びP12は、それぞれ、クランプ電圧V11の入力を受けて下側電圧VL(=V11+Vth)を出力するP型トランジスタ(P型ソースフォロワトランジスタ)に相当する。なお、トランジスタP11及びP12は、それぞれ、上側電圧VHと接地電圧GNDとの電圧差に耐え得る素子耐圧を持った高耐圧素子(例えば耐圧20V)である。
トランジスタN11のドレインは、クランプ電圧V11の印加端に接続されている。トランジスタN12のドレインは、トランジスタP12のドレインに接続されている。トランジスタN13のドレインは、トランジスタP11のドレインに接続されている。トランジスタN11〜N13のゲートは、いずれも電源電圧Vcc(<VL)の印加端に接続されている。これらのトランジスタN11〜N13は、電源電圧Vccの入力を受けて各々のソース電圧を固定値(=Vcc−Vth)にバイアスするN型トランジスタ(N型ソースフォロワトランジスタ)に相当する。なお、トランジスタN11〜N13は、それぞれ上側電圧VHと接地電圧GNDとの電圧差に耐え得る素子耐圧を持った高耐圧素子(例えば耐圧20V)である。
電流源CS11は、トランジスタN11のソースと接地端との間に接続されており、上側電圧VHの印加端からクランプ部CLPを介して接地端に流れる駆動電流I11を生成する。なお、電流源CS11は、イネーブル信号ENに応じて駆動電流I11の生成可否が制御される。
電流源CS12は、トランジスタN12のソースと接地端との間に接続されており、上側電圧VHの印加端からコンパレータ段CMP1を介して接地端に流れる駆動電流I12を生成する。なお、電流源CS12は、イネーブル信号ENに応じて駆動電流I12の生成可否が制御される。
スイッチSW1は、トランジスタN13のソースと接地端との間に接続されており、イネーブル信号ENに応じてオン/オフ制御される。
なお、トランジスタN11〜N13の働きにより、電流源CS11及びCS12とスイッチSW1の各両端間電圧は、いずれも電源電圧Vccよりも低くバイアスされている。従って、各々の回路は低耐圧素子(例えば耐圧5.5V)で形成することができる。
本構成例の下側電圧生成部185によれば、最小限の高耐圧素子を用いて、上側電圧VHから下側電圧VLを生成することが可能となる。
<閾値電圧生成部>
図6は、閾値電圧生成部182の一構成例を示す回路図である。本構成例の閾値電圧生成部182は、抵抗R21〜R23と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN21と、電流源CS21と、オペアンプAMP1と、を含む。
電流源CS21の第1端は、電源電圧Vccの印加端に接続されている。電流源CS21の第2端は、抵抗R21の第1端に接続されている。抵抗R21の第2端は、接地端に接続されている。オペアンプAMP1の非反転入力端(+)は、抵抗R21の第1端に接続されている。オペアンプAMP1の反転入力端(−)は、抵抗R22の第1端に接続されている。オペアンプAMP1の出力端は、トランジスタN21のゲートに接続されている。トランジスタN21のソースは、抵抗R22の第1端に接続されている。抵抗R22の第2端は、接地端に接続されている。トランジスタN21のドレインは、閾値電圧Vthの印加端として、コンパレータ181の非反転入力端(+)に接続されている。抵抗R23の第1端は、入力電圧Vinの印加端に接続されている。抵抗R23の第2端は、トランジスタN21のドレインに接続されている。
電流源CS21で生成された電流I21は、抵抗R21を介して接地端に流れる。これにより、抵抗R21の第1端には、電流I21に応じた電圧V21(=I21×R21)が生成される。オペアンプAMP1は、非反転入力端(+)と反転入力端(−)との間に電圧差がなくなるようにトランジスタN21のゲート電圧を生成する。これにより、抵抗R22の第1端に電圧V21が印加されるので、抵抗R22には、電圧V21に応じた電流I22(=V21/R22=I21×(R21/R22))が流れる。電流I22は、入力電圧Vinの印加端から抵抗R23を介して流れる。これにより、抵抗R23の第2端には、電流I22に応じた閾値電圧Vth(=Vin−I22×R23=Vin−I21×(R21/R22)×R23)が生成される。従って、抵抗R21〜R23の抵抗値が固定である場合には、電流I21に応じた閾値電圧Vthが生成されることになる。
ここで、抵抗R21としては、トランジスタ11Hと同一プロセスで形成されたトランジスタ抵抗を用いることが望ましい。このような構成とすることにより、トランジスタ11Hと抵抗R21の抵抗値が互いに同一の温度特性を持つので、モニタ電圧Vmonと閾値電圧Vthも互いに同一の温度特性を持って変動するようになる。従って、周囲温度に応じたモニタ電圧Vmonの変動を閾値電圧Vthの変動によって相殺することができるので、比較信号S0(延いては過電流検出信号S1)の精度を高めることが可能となる。
<プリドライバ>
図7は、プリドライバ12Hの一構成例を示す回路図である。本構成例のプリドライバ12Hは、インバータ121〜124と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ125と、放電制御部126と、を含む。
インバータ121〜124は、オン/オフ制御信号GH0の印加端とゲート電圧GH1の印加端との間に直列接続されている。インバータ121は、オン/オフ制御信号GH0の論理レベルを反転させて第1反転電圧Vaを生成する。インバータ122は、第1反転電圧Vaの論理レベルを反転させて第2反転電圧Vbを生成する。インバータ123は、第2反転電圧Vbの論理レベルを反転させて第3反転電圧Vcを生成する。インバータ124は、第3反転電圧VCの論理レベルを反転させて最終的なゲート電圧GH1を生成する。なお、奇数回の論理反転で生成される第1反転電圧Vaと第3反転電圧Vcは、オン/オフ制御信号GH0と逆の論理レベルとなる。一方、偶数回の論理反転で生成される第2反転電圧Vbと最終的なゲート電圧GH1は、オン/オフ制御信号GH0と同一の論理レベルとなる。
なお、インバータ121〜124は、各々の上側電源端がいずれもブースト電圧Vbstの印加端に接続されており、各々の下側電源端がいずれもスイッチ電圧Vswの印加端に接続されている。従って、各反転電圧Va〜Vcとゲート電圧GH1は、各々のハイレベルがブースト電圧Vbstとなり、各々のローレベルがスイッチ電圧Vswとなる。
また、インバータ121〜124は、回路記号のサイズで表現したように、後段ほど電流供給能力が高くなるように設計されている。このような構成であれば、トランジスタ11Hのゲートに付随する寄生キャパシタを素早く充放電することができるので、ゲート電圧GH1のセトリング時間を短縮することができる。ただし、インバータの段数やサイズを大きくするほど、プリドライバ12Hの伝達遅延時間(オン/オフ制御信号GH0の論理レベルが切り替えられてからゲート電圧GH1の論理レベルが切り替わるまでの所要時間)が大きくなる。例えば、過電流検出時の出力シャットダウンに際して、トランジスタ11Hをオフするタイミングが遅れると、その分だけ長く過電流が流れ続けてしまう。そのため、プリドライバ12Hの伝達遅延時間は、できるだけ短い方が望ましい。
トランジスタ125のドレインは、トランジスタ11Hのゲートに接続されている。トランジスタ125のソースは、スイッチ電圧Vswの印加端に接続されている。トランジスタ125のゲートは、放電制御部126の出力端(放電制御電圧Vdの印加端)に接続されている。なお、トランジスタ125は、トランジスタ11Hのゲート電圧GH1を放電する放電スイッチとして機能する。
放電制御部126は、トランジスタ11Hをオフする際にトランジスタ125をオンさせるための回路部であり、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ126aと、抵抗126bと、を含む。トランジスタ126aのソースは、トランジスタ11Hのゲートに接続されている。トランジスタ126aのドレインは、トランジスタ125のゲートに接続されている。トランジスタ126aのゲートは、インバータ122の出力端に接続されている。抵抗126bの第1端は、トランジスタ125のゲートに接続されている。抵抗126bの第2端は、スイッチ電圧Vswの印加端に接続されている。
図8は、ゲート電圧GH1の放電動作を示すタイミングチャートであり、上から順に、オン/オフ制御信号GH0、第2反転信号Vb、放電制御電圧Vd、及び、ゲート電圧GH1が描写されている。
トランジスタ11Hをオフする際に、オン/オフ制御信号GH0がハイレベルからローレベルに立ち下がると、第2反転信号Vbもハイレベルからローレベルに立ち下がる。なお、インバータ121及び122の伝達遅延時間は、ほぼ無視することができる。
第2反転信号Vbがローレベルに立ち下がった時点では、インバータ121〜124の伝達遅延時間により、ゲート電圧GH1がハイレベルに維持されたままとなっている。従って、トランジスタ126aのゲート・ソース間には、トランジスタ126aのオンスレッショルド電圧よりも大きい電圧差が生じるので、トランジスタ126aがオンとなる。
トランジスタ126aがオンすると、放電制御電圧Vdがゲート電圧GH1まで引き上げられて、トランジスタ125がオンとなる。その結果、トランジスタ11Hのゲートとソースがショートされるので、トランジスタ11Hのゲート電圧GH1は、インバータ121〜124を介した信号伝達を待つことなく、トランジスタ125の放電能力に応じた速度で低下し始める。
なお、ゲート電圧GH1が低下してくると、放電制御電圧Vdもそれに伴って低下するので、トランジスタ125及び126aはやがてオフとなる。ただし、その頃には、インバータ121〜124を介して、オン/オフ制御信号GH0がトランジスタ11Hのゲートまで伝達されるので、最終段のインバータ124によりゲート電圧GH1がローレベルに固定される。
上記したように、放電制御部126は、ゲート電圧GH1の供給を受けて動作し、第2反転信号Vb(延いてはオン/オフ制御信号GH0)がトランジスタ11Hをオフする際の論理レベルとなったときにトランジスタ125をオンさせる。このような構成とすることにより、プリドライバ12Hの伝達遅延時間を見かけの上で短縮することができる。従って、例えば、過電流検出時の出力シャットダウンに際して、トランジスタ11Hを速やかにオフすることができるので、過電流を遅滞なく遮断することが可能となる。
<ハードディスクドライブへの適用>
図9は、モータ駆動装置1を搭載したハードディスクドライブの一構成例を示す斜視図(トップカバーを外した状態)である。本構成例のハードディスクドライブYは、磁気ディスク記憶装置の一種であり、プラッタY1と、磁気ヘッドY2と、スイングアームY3と、ランプ機構Y4と、ヘッドアンプY5と、スピンドルモータY6と、ボイスコイルモータY7と、ラッチ機構Y8と、インタフェイスコネクタY9と、ジャンパスイッチY10と、を有する。
プラッタY1は、アルミニウム基板やガラス基板の表面上に磁性層を積層して形成された磁気ディスクである。1台のハードディスクドライブYには、1枚〜4枚程度のプラッタY1が内蔵される。
磁気ヘッドY2は、プラッタY1に対してデータを読み書きする。
スイングアームY3は、その先端に磁気ヘッドY2を担持する。
ランプ機構Y4は、プラッタY1の非回転時における磁気ヘッドY2の退避先であり、プラッタY1の最外周よりもさらに外側に設けられている。
ヘッドアンプY5は、磁気ヘッドY2で得られた再生信号を増幅する。
スピンドルモータY6は、プラッタY1を一定の回転数(4200rpm、5400rpm、7200rpm、10000rpm、15000rpmなど)で回転させる。
ボイスコイルモータY7は、スイングアームY3を円弧運動させることにより磁気ヘッドY2をプラッタY1の半径方向に移動させる。
ラッチ機構Y8は、ハードディスクドライブYが停止している間、スイングアームY3を固定する。
インターフェイスコネクタY9は、パソコンなどのマザーボードに実装されるホストインターフェイス回路とケーブルで接続される。
ジャンパスイッチY10は、1台のパソコンに複数のハードディスクドライブを接続する際、ジャンパピンを用いてハードディスクドライブYの機器設定(マスタ/スレーブなど)を行うためのスイッチである。
なお、図9では描写されていないが、ハードディスクドライブYには、各種の電子回路を実装したプリント基板が設けられており、図1のモータ駆動装置1は、スピンドルモータY6やボイスコイルモータY7を駆動するための手段として、上記のプリント基板上に実装されている。
<デスクトップパソコンへの適用>
図10は、ハードディスクドライブを搭載したデスクトップパソコンの一構成例を示す外観図である。本構成例のデスクトップパソコンXは、本体ケースX10と、液晶モニタX20と、キーボードX30と、マウスX40と、を有する。
本体ケースX10は、中央演算処理装置X11、メモリX12、光学ドライブX13、及び、ハードディスクドライブX14などを収納する。
中央演算処理装置X11は、ハードディスクドライブX14に格納されたオペレーティングシステムや各種のアプリケーションプログラムを実行することにより、デスクトップパソコンXの動作を統括的に制御する。
メモリX12は、中央演算処理装置X11の作業領域(例えばプログラムの実行に際してタスクデータを格納する領域)として利用される。
光学ドライブX13は、光ディスクのリード/ライトを行う。光ディスクとしては、CD[compact disc]、DVD[digital versatile disc]、及び、BD[Blu-ray(登録商標) disc]などを挙げることができる。
ハードディスクドライブX14(図9のハードディスクドライブYに相当)は、筐体内に密閉された磁気ディスクを用いてプログラムやデータを不揮発的に格納する大容量補助記憶装置の一つである。
液晶モニタX20は、中央演算処理装置X11からの指示に基づいて映像を出力する。
キーボードX30及びマウスX40は、ユーザの操作を受け付けるヒューマンインタフェイスデバイスの一つである。
<その他の変形例>
なお、上記実施形態では、モータ駆動装置を搭載したアプリケーションの一例として、ハードディスクドライブを挙げたが、モータ駆動装置は、ハードディスクドライブ以外のアプリケーションに搭載することも可能である。
また、上記実施形態では、ハードディスクドライブを搭載した電子機器の一例として、デスクトップパソコンを挙げたが、ハードディスクドライブは、デスクトップパソコン以外の電子機器(ノートパソコン、タブレットパソコン、ハードディスクレコーダ、オーディオプレーヤ、ゲーム機など)にも搭載することが可能である。
また、本明細書中に開示されている発明は、モータ駆動装置に限らず、種々の半導体装置に集積化されるコンパレータのシュリンクやプリドライバの高速化を図るために、広く利用することが可能である。
このように、本明細書中に開示されている発明は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本明細書中に開示されている発明は、例えば、電源回路に用いられるコンパレータのシュリンクやプリドライバの高速化を図るために利用することが可能である。
1 モータ駆動装置(半導体装置)
2 モータ
10 電源回路
11H、11L Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
12H、12L プリドライバ
121〜124 インバータ
125 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
126 放電制御部
126a Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
126b 抵抗
13 制御部
14 インダクタ
15、16 キャパシタ
17 ダイオード
18 過電流検出部
181 コンパレータ
182 閾値電圧生成部
183 モニタ電圧生成部
183a スイッチ
183b 抵抗
184 レベルシフタ
185 下側電圧生成部
CMP1 コンパレータ段
INV1、INV2 インバータ段
R11、R12、R21〜R23 抵抗
P11〜P13 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
N11〜N13、N21 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
CLP クランプ部
CS11、CS12、CS21 電流源
SW1 スイッチ
AMP1 オペアンプ
X デスクトップパソコン
X10 本体ケース
X11 中央演算処理装置
X12 メモリ
X13 光学ドライブ
X14 ハードディスクドライブ
X20 液晶モニタ
X30 キーボード
X40 マウス
Y ハードディスクドライブ
Y1 プラッタ(磁気ディスク)
Y2 磁気ヘッド
Y3 スイングアーム
Y4 ランプ機構
Y5 ヘッドアンプ
Y6 スピンドルモータ
Y7 ボイスコイルモータ
Y8 ラッチ機構
Y9 インタフェイスコネクタ
Y10 ジャンパスイッチ

Claims (14)

  1. 上側電圧とこれよりも低い下側電圧との間で動作するコンパレータと、
    前記上側電圧と前記下側電圧との電圧差が前記コンパレータの素子耐圧よりも低くなるように前記上側電圧から前記下側電圧を生成する下側電圧生成部と、
    を有し、
    前記下側電圧生成部は、前記上側電圧を引き下げてクランプ電圧を生成するクランプ部を含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記下側電圧生成部は、
    前記上側電圧の印加端から前記クランプ部を介して接地電圧の印加端に流れる駆動電流を生成する第一の電流源を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記下側電圧生成部は、
    前記クランプ電圧の入力を受けて前記下側電圧を出力する第一のP型トランジスタを含み、
    前記クランプ部は、
    前記上側電圧の印加端と前記クランプ電圧の出力端との間に接続される第二のP型トランジスタと、
    前記上側電圧の印加端と前記クランプ電圧の出力端との間に直列に接続される第一及び第二の抵抗とを含み、
    前記第二のP型トランジスタのゲートは、前記第一及び第二の抵抗の接続点の電圧を受けることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記下側電圧生成部は、
    前記下側電圧よりも低い電源電圧の入力を受けて前記第一の電流源への印加電圧をバイアスする第一のN型トランジスタを含むことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記第一のP型トランジスタと前記第一のN型トランジスタは、前記上側電圧と前記接地電圧との電圧差に耐え得る素子耐圧を持つことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記上側電圧の印加端から前記コンパレータを介して前記接地電圧の印加端に流れる駆動電流を生成する第二の電流源と、
    前記下側電圧よりも低い前記電源電圧の入力を受けて前記第二の電流源への印加電圧をバイアスする第二のN型トランジスタとを含み、
    前記第二のN型トランジスタは、前記上側電圧と前記接地電圧との電圧差に耐え得る素子耐圧を持つことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 出力トランジスタをオン/オフして入力電圧から出力電圧を生成する電源回路を有し、
    前記電源回路は、前記コンパレータを用いて前記出力トランジスタの一端に現れるスイッチ電圧を監視することにより電流検出信号を生成する電流検出部を含み、
    前記電流検出部は、
    前記入力電圧を基準として所定の閾値電圧を生成する閾値電圧生成部と、
    前記出力トランジスタのオン時には前記スイッチ電圧と一致して前記出力トランジスタのオフ時には前記入力電圧と一致するモニタ電圧を生成するモニタ電圧生成部と、
    を含み、
    前記コンパレータは、前記上側電圧として前記入力電圧の印加を受けており、前記モニタ電圧と前記閾値電圧とを比較して前記電流検出信号を生成することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記閾値電圧生成部は、前記出力トランジスタと同一プロセスで形成されたトランジスタ抵抗を用いて前記閾値電圧を生成することを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  9. 前記電源回路は、
    前記出力トランジスタのオン/オフ制御信号を生成する制御部と、
    前記オン/オフ制御信号の入力を受けて前記出力トランジスタのゲート電圧を生成するプリドライバと、
    を含み、
    前記プリドライバは、
    前記オン/オフ制御信号の印加端と前記ゲート電圧の印加端との間に直列接続された複数のインバータと、
    前記出力トランジスタのゲート電圧を放電する放電スイッチと、
    前記出力トランジスタをオフする際に前記放電スイッチをオンさせる放電制御部と、
    を含むことを特徴とする請求項または請求項に記載の半導体装置。
  10. 前記放電制御部は、前記ゲート電圧の供給を受けて動作し、前記オン/オフ制御信号ないし各インバータの出力信号が前記出力トランジスタをオフする際の論理レベルとなったときに前記放電スイッチをオンさせることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  11. 前記複数のインバータは、後段ほど電流供給能力が高いことを特徴とする請求項または請求項10に記載の半導体装置。
  12. モータを駆動するモータ駆動回路をさらに有することを特徴とする請求項〜請求項11のいずれか一項に記載の半導体装置。
  13. プラッタと、
    前記プラッタに対してデータを読み書きする磁気ヘッドと、
    その先端に前記磁気ヘッドを担持するスイングアームと、
    前記プラッタを回転させるスピンドルモータと、
    前記スイングアームを円弧運動させるボイスコイルモータと、
    装置各部に出力電圧を供給すると共に前記スピンドルモータ及び前記ボイスコイルモータを駆動する請求項1に記載の半導体装置と、
    を有することを特徴とする磁気ディスク記憶装置。
  14. 請求項1に記載の磁気ディスク記憶装置を有することを特徴とする電子機器。
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