JP5653735B2 - 局部洗浄装置 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品点数の削減を図ることを目的とする。
キャップが嵌合部に装着されてノズルが格納位置へ後退した状態では、ノズルの前端面が本体部で覆い隠されるとともに、フランジ部によってノズルの前端外周縁と進退口の開口縁との間の隙間が塞がれるので、収容室内への汚物の浸入を確実に防止できる。また、キャップが汚れた場合には、キャップを嵌合部から外して洗浄することができるので、衛生状態を良好に保つことができる。本発明によれば、ノズルにキャップを取り付けるだけで、収容室内への汚物の侵入を防止できるので、部品点数が少なくて済む。
ノズルが格納位置へ後退する過程で、進退方向への位置ずれや進退方向と交差する方向への位置ずれを生じたとしても、格納位置に到達する直前で、フランジ部のテーパ面とハウジングのテーパ面によってノズルの位置ずれが矯正され、双方のテーパ面同士が全周に亘って密着する。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態の局部洗浄装置は、洋式の便器本体(図示省略)の後端部に設けられ、合成樹脂製のハウジング10と、合成樹脂からなる左右一対のノズル30と、合成樹脂製のキャップ40とを備えている。ハウジング10は、便器本体に固定されるベースプレート11と、ベースプレート11の上面を覆うことにより収容室13を形成するカバー12とを備えて構成され、収容室13内には進退ガイド20が設けられている。
また、筒状本体31の外周面前端部と第1閉塞部41Aの外周面後端部とがほぼ面一状に連続しているので、この境界部分には、汚物が残留し易い狭小な凹部は生じない。したがって、この境界部分は、簡単な清掃作業によって清潔な状態に保つことができる。
次に、本発明を具体化した実施形態2を図6及び図7を参照して説明する。本実施形態2は、ノズル50とキャップ60を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、キャップが嵌合部に装着され且つノズルが格納位置へ後退したときに、フランジ部の前面における外周縁が、ハウジングの前面に対してほぼ面一状に連なるような形態としたが、これに替えて、フランジ部の外周縁が、ハウジングの前面に対して段差や凹凸等を生じさせる形態で連なるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、キャップが嵌合部に装着され且つノズルが格納位置へ後退したときに、フランジ部の前面とハウジングの前面とが平坦面を形成するようにしたが、これに替えて、フランジ部の前面とハウジングの前面が、曲面を形成するように滑らかに連なる形態としてもよい。
(3)上記実施形態では、キャップの本体部の前面とフランジ部の前面とが面一状に(段差のない平坦面をなすように)連なる形態としたが、本体部の前面とフランジ部の前面とが、段差状に連なるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、キャップの前面をその全領域に亘って平坦面としたが、キャップの前面をその全領域に亘って曲面としてもよく、キャップの前面が平面と曲面で構成されていてもよい。
(5)上記実施形態では、フランジ部の後面における外周縁部と、ハウジングの前面における進退口の開口縁部に、ノズルの進退方向に対して傾斜し且つ互いに密着可能なテーパ面を形成したが、これに替えて、フランジ部の外周縁における後面と、ハウジングの前面における進退口の開口縁部を、ノズルの進退方向に対してほぼ直角な平坦面とし、ノズルが格納位置へ後退したときにフランジ部が進退口の内部に収容されるようにしてよい。
(6)上記実施形態では、ノズル側の嵌合部(嵌合凹部)を、ノズルの前端面における中央部を凹ませた形態としたが、嵌合部は、ノズルの前端面における中央部を突出させた形態としてもよい。
(7)上記実施形態では、ノズル側の嵌合部をノズルの前端面に形成したが、嵌合部は、ノズルの前端部の外周面に形成してもよい。
(8)上記実施形態では、ノズルが格納位置へ後退したときに、ノズルの前端を含む全体が収容室内に収容されるようにしたが、これに替えて、ノズルが格納位置へ後退した状態において、ノズルの前端部が進退口よりも前方に位置するようにしてもよい。この場合、キャップは、帽子形や傘形等のように、フランジ部が本体部よりも後方に位置するような形態とすればよい。
13…収容室
15…進退口
18…前面側テーパ面(ハウジング側のテーパ面)
30…ノズル
32…吐水口
35…嵌合凹部(嵌合部)
40…キャップ
41…本体部
43…フランジ部
44…後面側テーパ面(ノズル側のテーパ面)
50…ノズル
60…キャップ
Claims (2)
- 前端が進退口として開口された収容室を有するハウジングと、
洗浄水を吐出する吐水口を有し、少なくとも前記吐水口の形成領域を前記収容室内に収容させる格納位置と、前記吐水口を前記進退口から前記収容室の前方へ進出させる洗浄位置との間での進退を可能に設けられたノズルと、
前記ノズルにおける前記吐水口よりも前方の位置に形成した嵌合部に対し、着脱を可能とされたキャップとを備え、
前記キャップは、
前記キャップが前記嵌合部に装着された状態で前記ノズルの前端面を前方から覆い隠す本体部と、
前記本体部の外周縁に沿って形成され、前記キャップが前記嵌合部に装着され且つ前記ノズルが格納位置へ後退した状態で、前記ノズルの前端外周縁と前記進退口の開口縁との間の隙間を塞ぐフランジ部とを備えて構成され、
前記キャップが前記嵌合部に装着され且つ前記ノズルが格納位置へ後退した状態では、前記フランジ部の前面における外周縁が、前記ハウジングの前面に対してほぼ面一状に連なるような形態とされていることを特徴とする局部洗浄装置。 - 前端が進退口として開口された収容室を有するハウジングと、
洗浄水を吐出する吐水口を有し、少なくとも前記吐水口の形成領域を前記収容室内に収容させる格納位置と、前記吐水口を前記進退口から前記収容室の前方へ進出させる洗浄位置との間での進退を可能に設けられたノズルと、
前記ノズルにおける前記吐水口よりも前方の位置に形成した嵌合部に対し、着脱を可能とされたキャップとを備え、
前記キャップは、
前記キャップが前記嵌合部に装着された状態で前記ノズルの前端面を前方から覆い隠す本体部と、
前記本体部の外周縁に沿って形成され、前記キャップが前記嵌合部に装着され且つ前記ノズルが格納位置へ後退した状態で、前記ノズルの前端外周縁と前記進退口の開口縁との間の隙間を塞ぐフランジ部とを備えて構成され、
前記フランジ部の後面における外周縁部と、前記ハウジングの前面における前記進退口の開口縁部には、前記ノズルの進退方向に対して傾斜し、且つ互いに密着可能なテーパ面が形成されていることを特徴とする局部洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010269493A JP5653735B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 局部洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010269493A JP5653735B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 局部洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012117314A JP2012117314A (ja) | 2012-06-21 |
JP5653735B2 true JP5653735B2 (ja) | 2015-01-14 |
Family
ID=46500465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010269493A Active JP5653735B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 局部洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5653735B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6193571U (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-17 | ||
JPH0442383Y2 (ja) * | 1986-07-15 | 1992-10-06 |
-
2010
- 2010-12-02 JP JP2010269493A patent/JP5653735B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012117314A (ja) | 2012-06-21 |
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