JP5652542B2 - 方向性結合器 - Google Patents

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Description

本発明は、方向性結合器に関し、より特定的には、高周波信号により通信を行う無線通信機器等に用いられる方向性結合器に関する。
従来の方向性結合器としては、例えば、特許文献1に記載の方向性結合器が知られている。該方向性結合器は、コイル状導体及び地導体が形成された複数の誘電体層が積層されて構成されている。コイル状導体は、2本設けられている。一方のコイル状導体は、主線路を構成しており、他方のコイル状導体は副線路を構成している。主線路と副線路とは、互いに電磁気的に結合している。また、地導体は、積層方向からコイル状導体を挟んでいる。地導体には、接地電位が印加される。以上のような方向性結合器では、主線路に高周波信号を入力すると、副線路からは、該高周波信号の電力に比例する電力を有する高周波信号が出力される。
しかしながら、特許文献1に記載の方向性結合器は、主線路と副線路との結合度が、主線路に入力してくる高周波信号の周波数が高くなるにしたがって高くなってしまう(すなわち、結合度特性が平坦ではない)という問題を有している。そのため、同じ電力の高周波信号が主線路に入力したとしても、高周波信号の周波数が変動すると、副線路から出力されてくる高周波信号の電力が変動してしまう。よって、副線路に接続されているICでは、高周波信号の周波数に基づいて、高周波信号の電力を補正する機能を有している必要がある。
特開平8−237012号公報
そこで、本発明の目的は、方向性結合器における結合度特性を平坦に近づけることである。
本発明の第1の形態に係る方向性結合器は、所定の周波数帯域において用いられる方向性結合器であって、第1の端子ないし第4の端子と、前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続されている主線路と、前記第3の端子と前記第4の端子との間に接続され、かつ、前記主線路と電磁気的に結合している副線路と、前記第1の端子と前記主線路との間に接続されている第1のコイルを含んでいる第1のローパスフィルタであって、前記所定の周波数帯域において、周波数が高くなるにしたがって減衰量が増加する特性を有している第1のローパスフィルタと、前記第2の端子と前記主線路との間に接続されている第2のコイルを含んでいる第2のローパスフィルタであって、前記所定の周波数帯域において、周波数が高くなるにしたがって減衰量が増加する特性を有している第2のローパスフィルタと、前記第1のコイルと前記第1の端子との間と、前記第2のコイルと前記第2の端子との間とにおいて前記主線路に対して並列に接続されているハイパスフィルタであって、前記所定の周波数帯域において、周波数が高くなるにしたがって減衰量が減少する特性を有しているハイパスフィルタと、複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、を備えており、前記主線路、前記副線路、前記第1のローパスフィルタ、前記第2のローパスフィルタ及び前記ハイパスフィルタは、前記絶縁体層上に設けられている導体層により構成されており、前記第1のコイル及び前記第2のコイルと前記主線路及び前記副線路との間に設けられている導体層は、接地電位に保たれる第1の接地導体層であること、を特徴とする。
本発明によれば、方向性結合器における結合度特性を平坦に近づけることができる。
一実施形態に係る方向性結合器の等価回路図である。 図1の方向性結合器からローパスフィルタ及びハイパスフィルタが取り除かれた従来の方向性結合器の挿入損失特性及び結合度特性を示したグラフである。 図1の方向性結合器からハイパスフィルタが取り除かれた方向性結合器の挿入損失特性及び結合度特性を示したグラフである。 図1の方向性結合器の挿入損失特性及び結合度特性を示したグラフである。 図1の方向性結合器の外観斜視図である。 図1の方向性結合器の積層体の分解斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る方向性結合器について説明する。
(方向性結合器の回路構成)
以下に、一実施形態に係る方向性結合器について図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態に係る方向性結合器10の等価回路図である。
方向性結合器10の回路構成について説明する。方向性結合器10は、所定の周波数帯域において用いられる。所定の周波数帯域とは、例えば、824MHz〜894MHz(W−CDMAのBAND5)の周波数を有する高周波信号及び2500MHz〜2690MHz(W−CDMAのBAND7)の周波数を有する高周波信号が方向性結合器10に入力される場合には、824MHz〜2690MHzである。また、以下では、824MHz〜894MHz(W−CDMAのBAND5)の周波数帯域を周波数帯域B1と呼び、2500MHz〜2690MHz(W−CDMAのBAND7)の周波数帯域を周波数帯域B2と呼ぶ。
方向性結合器10は、外部電極(端子)14a〜14f、主線路M、副線路S、ローパスフィルタLPF1,LPF2及びハイパスフィルタHPFを回路構成として備えている。主線路Mは、外部電極14a,14b間に接続されている。副線路Sは、外部電極14c,14d間に接続され、かつ、主線路Mと電磁気的に結合している。
また、ローパスフィルタLPF1は、外部電極14aと主線路Mとの間に接続され、所定の周波数帯域において、周波数が高くなるにしたがって減衰量が増加する特性を有している。ローパスフィルタLPF1は、コンデンサC1,C2及びコイルL1を含むπ型ローパスフィルタである。コイルL1は、外部電極14aと主線路Mとの間に接続されている。コンデンサC1は、コイルL1と外部電極14aの間と、外部電極14e,14fとの間に接続されている。コンデンサC2は、主線路MとコイルL1との間と、外部電極14e,14fとの間に接続されている。
また、ローパスフィルタLPF2は、外部電極14bと主線路Mとの間に接続され、所定の周波数帯域において、周波数が高くなるにしたがって減衰量が増加する特性を有している。方向性結合器10では、ローパスフィルタLPF1の特性とローパスフィルタLPF2の特性とは同じである。ローパスフィルタLPF2は、コンデンサC3,C4及びコイルL2を含むπ型ローパスフィルタである。コイルL2は、外部電極14bと主線路Mとの間に接続されている。コンデンサC3は、コイルL2と外部電極14bの間と、外部電極14e,14fとの間に接続されている。コンデンサC4は、主線路MとコイルL2との間と、外部電極14e,14fとの間に接続されている。
また、ハイパスフィルタHPFは、コイルL1と外部電極14aとの間と、コイルL2と外部電極14bとの間とにおいて主線路Mに対して並列に接続されており、所定周波数帯域において周波数が高くなるにしたがって減衰量が減少する特性を有している。ハイパスフィルタHPFは、コンデンサC5により構成されている。
以上のような方向性結合器10では、外部電極14aが入力ポートとして用いられ、外部電極14bが出力ポートとして用いられる。また、外部電極14cは、カップリングポートとして用いられ、外部電極14dは、50Ωで終端化されるターミネートポートとして用いられる。また、外部電極14e,14fは、接地される接地ポートとして用いられる。そして、外部電極14aに対して高周波信号を入力すると、該高周波信号が外部電極14bから出力される。更に、主線路Mと副線路Sとが電磁気的に結合しているので、高周波信号の電力に比例する電力を有する高周波信号が外部電極14cから出力する。
以上のような回路構成を有する方向性結合器10によれば、以下に説明するように、結合度特性を平坦に近づけることができる。図2は、図1の方向性結合器10からローパスフィルタLPF1,LPF2及びハイパスフィルタHPFが取り除かれた従来の方向性結合器の挿入損失特性及び結合度特性を示したグラフである。図3は、図1の方向性結合器10からハイパスフィルタHPFが取り除かれた方向性結合器の挿入損失特性及び結合度特性を示したグラフである。図4は、図1の方向性結合器10の挿入損失特性及び結合度特性を示したグラフである。図2ないし図4は、シミュレーション結果を示している。なお、挿入損失特性とは、外部電極14a(入力ポート)から入力される高周波信号の電力に対する外部電極14b(出力ポート)から出力される高周波信号の電力の比(すなわち、減衰量)の値、及び、周波数の関係である。結合度特性とは、外部電極14a(入力ポート)に入力される高周波信号の電力に対する外部電極14c(カップリングポート)から出力される高周波信号の電力の比(すなわち、減衰量)の値、及び、周波数の関係である。図2ないし図4において、縦軸は挿入損失及び結合度を示し、横軸は周波数を示している。
従来の方向性結合器では、主線路と副線路との結合度は、高周波信号の周波数が高くなるにしたがって、高くなる。よって、図2に示すように、従来の方向性結合器の結合度特性では、周波数が高くなるにしたがって、入力ポートから入力する高周波信号の電力に対するカップリングポートから出力される高周波信号の電力の比の値が増加する。よって、周波数帯域B1の高周波信号が入力ポートに入力した場合と周波数帯域B2の高周波信号が入力ポートに入力した場合とで、これらの電力が同じであっても、カップリングポートから出力する高周波信号の電力が異なってしまう。
そこで、方向性結合器10では、外部電極14aと主線路Mとの間にローパスフィルタLPF1が接続され、外部電極14bと主線路Mとの間にローパスフィルタLPF2が接続されている。ローパスフィルタLPF1,LPF2は、所定周波数帯域において周波数が高くなるにしたがって、減衰量が増加する挿入損失特性を有している。よって、外部電極14aから入力する高周波信号の周波数が高くなるにしたがって、ローパスフィルタLPF1,LPF2を介して外部電極14e,14fに接続されたグランドへと流れていく高周波信号の電力が大きくなっていく。そのため、周波数が高い領域においては、主線路Mを通過する高周波信号の電力は周波数が低い領域の場合と比べて小さくなる。その結果、図3に示すように、方向性結合器10において、結合度特性を平坦に近づけることができる。
しかしながら、方向性結合器10からハイパスフィルタHPFが取り除かれた方向性結合器では、図3に示すように、外部電極14aから入力する高周波信号の周波数が高くなるにしたがって、挿入損失特性の減衰量が増加している。そのため、周波数帯域B1の高周波信号が入力ポートに入力した場合と周波数帯域B2の高周波信号が入力ポートに入力した場合とで、これらの電力が同じであっても、出力ポートから出力する高周波信号の電力が異なってしまう。
そこで、方向性結合器10では、ハイパスフィルタHPFが、コイルL1と外部電極14aとの間と、コイルL2と外部電極14bとの間とにおいて主線路Mに対して並列に接続されている。ハイパスフィルタHPFは、所定周波数帯域において周波数が高くなるにしたがって減衰量が減少する特性を有している。これにより、外部電極14aから入力する高周波信号の周波数が高くなると、高周波信号は、ローパスフィルタLPF1,LPF2及び主線路Mをほとんど通過せずに、ハイパスフィルタHPFを通過する。その結果、図4に示すように、方向性結合器10において、ハイパスフィルタHPFがない場合と比較して、挿入損失特性が平坦になる。
(方向性結合器の構成)
次に、方向性結合器10の具体的構成について図面を参照しながら説明する。図5は、図1の方向性結合器10の外観斜視図である。図6は、図1の方向性結合器10の積層体12の分解斜視図である。以下では、積層方向をz軸方向と定義し、z軸方向から平面視したときの方向性結合器10の長辺方向をx軸方向と定義し、z軸方向から平面視したときの方向性結合器10の短辺方向をy軸方向と定義する。なお、x軸、y軸、z軸は、互いに直交している。
方向性結合器10は、図5及び図6に示すように、積層体12、外部電極14(14a〜14f)、主線路M、副線路S、コイルL1,L2及びコンデンサC1〜C5を備えている。積層体12は、図5に示すように、直方体状をなしており、図6に示すように、絶縁体層16(16a〜16p)がz軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に並ぶように積層されることにより構成されている。絶縁体層16は、誘電体セラミックであり、長方形状をなしている。
外部電極14a,14e,14bは、積層体12のy軸方向の正方向側の側面において、x軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に並ぶように設けられている。外部電極14c,14f,14dは、積層体12のy軸方向の負方向側の側面において、x軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に並ぶように設けられている。
副線路Sは、図6に示すように、線路部20(20a,20b)及びビアホール導体b17により構成されており、z軸方向の正方向側から負方向側にいくにしたがって、反時計回りに旋廻する螺線状をなしている。ここで、副線路Sにおいて、反時計回りの上流側の端部を上流端と呼び、反時計回りの下流側の端部を下流端と呼ぶ。線路部20aは、絶縁体層16m上に設けられている線状の導体層であり、その上流端は、外部電極14dに接続されている。線路部20bは、絶縁体層16n上に設けられている線状の導体層であり、その下流端は、外部電極14cに接続されている。ビアホール導体b17は、絶縁体層16mをz軸方向に貫通しており、線路部20aの下流端と線路部20bの上流端とを接続している。これにより、副線路Sは、外部電極14c,14d間に接続されている。
主線路Mは、図6に示すように、線路部18(18a,18b)及びビアホール導体b6〜b8,b14〜b16により構成されており、z軸方向の正方向側から負方向側にいくにしたがって、時計回りに旋廻する螺線状をなしている。すなわち、主線路Mは、副線路Sと逆方向に旋廻している。更に、主線路Mにより囲まれている領域は、z軸方向から平面視したときに、副線路Sにより囲まれている領域と重なっている。すなわち、主線路Mと副線路Sとは、絶縁体層16lを挟んで対向している。これにより、主線路Mと副線路Sとが電磁気的に結合している。ここで、主線路Mにおいて、時計回りの上流側の端部を上流端と呼び、時計回りの下流側の端部を下流端と呼ぶ。線路部18aは、絶縁体層16k上に設けられている線状の導体層である。線路部18bは、絶縁体層16l上に設けられている線状の導体層である。ビアホール導体b8は、絶縁体層16kをz軸方向に貫通しており、線路部18aの下流端と線路部18bの上流端とを接続している。また、ビアホール導体b6,b7は、絶縁体層16i,16jをz軸方向に貫通しており、互いに接続されている。そして、ビアホール導体b7は、線路部18aの上流端に接続されている。また、ビアホール導体b14〜b16は、絶縁体層16i〜16kをz軸方向に貫通しており、互いに接続されている。そして、ビアホール導体b16は、線路部18bの下流端に接続されている。
ローパスフィルタLPF1は、コイルL1及びコンデンサC1,C2により構成されている。コイルL1は、線路部22(22a〜22d)及びビアホール導体b1〜b5により構成されており、z軸方向の正方向側から負方向側にいくにしたがって、時計回りに旋廻する螺旋状をなしている。ここで、コイルL1において、時計回りの上流側の端部を上流端と呼び、時計回りの下流側の端部を下流端と呼ぶ。線路部22aは、絶縁体層16d上に設けられている線状の導体層であり、その上流端は、外部電極14aに接続されている。線路部22b〜22dはそれぞれ、絶縁体層16e〜16g上に設けられている線状の導体層である。ビアホール導体b1は、絶縁体層16dをz軸方向に貫通しており、線路部22aの下流端と線路部22bの上流端とを接続している。ビアホール導体b2は、絶縁体層16eをz軸方向に貫通しており、線路部22bの下流端と線路部22cの上流端とを接続している。ビアホール導体b3は、絶縁体層16fをz軸方向に貫通しており、線路部22cの下流端と線路部22dの上流端とを接続している。ビアホール導体b4,b5はそれぞれ、絶縁体層16g,16hをz軸方向に貫通しており、互いに接続されている。そして、ビアホール導体b4は、線路部22dの下流端に接続されている。また、ビアホール導体b5は、ビアホール導体b6に接続されている。これにより、コイルL1は、主線路Mと外部電極14aとの間に接続されている。
コンデンサC1は、コンデンサ導体層32a及び接地導体層34により構成されている。コンデンサ導体層32aは、絶縁体層16oに設けられており、外部電極14aに接続されている。接地導体層34は、絶縁体層16pに設けられており、絶縁体層16pの略全面を覆う長方形状をなしている。これにより、コンデンサ導体層32aと接地導体層34とは絶縁体層16oを介して対向しており、コンデンサ導体層32aと接地導体層34との間には容量が発生している。また、接地導体層34は、外部電極14e,14fに接続されている。よって、コンデンサC1は、外部電極14aと外部電極14e,14fとの間に接続されている。すなわち、コンデンサC1は、コイルL1と外部電極14aの間と、外部電極14e,14fとの間に接続されている。
コンデンサC2は、コンデンサ導体層26a及び接地導体層30a,30bにより構成されている。コンデンサ導体層26aは、絶縁体層16iに設けられており、ビアホール導体b5,b6に接続されている。接地導体層30a,30bはそれぞれ、絶縁体層16h,16jに設けられており、絶縁体層16h,16jの略全面を覆う長方形状をなしている。これにより、コンデンサ導体層26aと接地導体層30a,30bとは絶縁体層16h,16iを介して対向しており、コンデンサ導体層26aと接地導体層30a,30bとの間には容量が発生している。また、接地導体層30a,30bは、外部電極14e,14fに接続されている。よって、コンデンサC2は、コイルL1と主線路Mとの間と、外部電極14e,14fとの間に接続されている。
ローパスフィルタLPF2は、コイルL2及びコンデンサC3,C4により構成されている。ローパスフィルタLPF2は、z軸方向から平面視したときに、絶縁体層16の長辺の垂直二等分線に関してローパスフィルタLPF1と線対称な構造を有している。
コイルL2は、線路部24(24a〜24d)及びビアホール導体b9〜b13により構成されており、z軸方向の正方向側から負方向側にいくにしたがって、反時計回りに旋廻する螺旋状をなしている。ここで、コイルL2において、反時計回りの上流側の端部を上流端と呼び、反時計回りの下流側の端部を下流端と呼ぶ。線路部24aは、絶縁体層16d上に設けられている線状の導体層であり、その上流端は、外部電極14bに接続されている。線路部24b〜24dはそれぞれ、絶縁体層16e〜16g上に設けられている線状の導体層である。ビアホール導体b9は、絶縁体層16dをz軸方向に貫通しており、線路部24aの下流端と線路部24bの上流端とを接続している。ビアホール導体b10は、絶縁体層16eをz軸方向に貫通しており、線路部24bの下流端と線路部24cの上流端とを接続している。ビアホール導体b11は、絶縁体層16fをz軸方向に貫通しており、線路部24cの下流端と線路部24dの上流端とを接続している。ビアホール導体b12,b13はそれぞれ、絶縁体層16g,16hをz軸方向に貫通しており、互いに接続されている。そして、ビアホール導体b12は、線路部24dの下流端に接続されている。また、ビアホール導体b13は、ビアホール導体b14に接続されている。これにより、コイルL2は、主線路Mと外部電極14bとの間に接続されている。
コンデンサC3は、コンデンサ導体層32b及び接地導体層34により構成されている。コンデンサ導体層32bは、絶縁体層16oに設けられており、外部電極14bに接続されている。接地導体層34は、絶縁体層16pに設けられており、絶縁体層16pの略全面を覆う長方形状をなしている。これにより、コンデンサ導体層32bと接地導体層34とは絶縁体層16oを介して対向しており、コンデンサ導体層32bと接地導体層34との間には容量が発生している。また、接地導体層34は、外部電極14e,14fに接続されている。よって、コンデンサC3は、外部電極14bと外部電極14e,14fとの間に接続されている。すなわち、コンデンサC3は、コイルL2と外部電極14bの間と、外部電極14e,14fとの間に接続されている。
コンデンサC4は、コンデンサ導体層26b及び接地導体層30a,30bにより構成されている。コンデンサ導体層26bは、絶縁体層16iに設けられており、ビアホール導体b13,b14に接続されている。接地導体層30a,30bはそれぞれ、絶縁体層16h,16jに設けられており、絶縁体層16h,16jの略全面を覆う長方形状をなしている。これにより、コンデンサ導体層26bと接地導体層30a,30bとは絶縁体層16h,16iを介して対向しており、コンデンサ導体層26bと接地導体層30a,30bとの間には容量が発生している。また、接地導体層30a,30bは、外部電極14e,14fに接続されている。よって、コンデンサC4は、コイルL2と主線路Mとの間と、外部電極14e,14fとの間に接続されている。
コンデンサC5は、コンデンサ導体層36,38により構成されている。コンデンサ導体層36は、絶縁体層16bに設けられており、外部電極14bに接続されている。コンデンサ導体層38は、絶縁体層16cに設けられており、外部電極14aに接続されている。コンデンサ導体層36とコンデンサ導体層38は、絶縁体層16bを介して対向しており、コンデンサ導体層36とコンデンサ導体層38との間には容量が発生している。よって、コンデンサC5は、コイルL1と外部電極14aとの間と、コイルL2と外部電極14bとの間とにおいて主線路Mに対して並列に接続されている。
(効果)
以上のような方向性結合器10によれば、結合度特性を平坦に近づけることができる。より詳細には、方向性結合器10では、外部電極14aと主線路Mとの間にローパスフィルタLPF1が接続され、外部電極14bと主線路Mとの間にローパスフィルタLPF2が接続されている。ローパスフィルタLPF1,LPF2は、所定周波数帯域において周波数が高くなるにしたがって、減衰量が増加する挿入損失特性を有している。よって、外部電極14aから入力する高周波信号の周波数が高くなるにしたがって、ローパスフィルタLPF1,LPF2を介して外部電極14e,14fに接続されたグランドへと流れていく高周波信号の電力が大きくなっていく。そのため、主線路Mを通過する高周波信号の電力が小さくなる。その結果、図2に示すように、方向性結合器10において、結合度特性を平坦に近づけることができる。
更に、方向性結合器10では、ハイパスフィルタHPFが、コイルL1と外部電極14aとの間と、コイルL2と外部電極14bとの間とにおいて主線路Mに対して並列に接続されている。ハイパスフィルタHPFは、所定周波数帯域において周波数が高くなるにしたがって減衰量が減少する特性を有している。これにより、外部電極14aから入力する高周波信号の周波数が高くなると、高周波信号は、ローパスフィルタLPF1,LPF2及び主線路Mをほとんど通過せずに、ハイパスフィルタHPFを通過する。その結果、図4に示すように、方向性結合器10において、ハイパスフィルタHPFがない場合と比較して、挿入損失特性が平坦になる。
また、方向性結合器10では、接地導体層30a,30bは、図6に示すように、コイルL1,L2と主線路M及び副線路Sとの間に設けられている。そのため、コイルL1,L2が発生した電界及び磁界が主線路M及び副線路Sに影響を及ぼすこと、及び、主線路M及び副線路Sが発生した電界及び磁界がコイルL1,L2に影響を及ぼすことが抑制される。
また、方向性結合器10では、接地導体層34は、絶縁体層16上に設けられている導体層の内、z軸方向の最も負方向側(積層方向の最も下側)に設けられている。これにより、方向性結合器10内において発生した電界及び磁界が方向性結合器10外に漏れることを抑制できると共に、方向性結合器10外から電界及び磁界が方向性結合器10内に侵入することを抑制できる。
なお、方向性結合器10では、コンデンサC5は、図1に示すように、コンデンサC1よりも外部電極14a側に接続されていると共に、コンデンサC3よりも外部電極14b側に接続されている。しかしながら、方向性結合器10において、コンデンサC5は、コンデンサC1よりもコイルL1側に接続されていると共に、コンデンサC3よりもコイルL2側に接続されていてもよい。
また、ローパスフィルタLPF1,LPF2は、π型ローパスフィルタであるとしたが、T型ローパスフィルタやL型ローパスフィルタであってもよい。
また、ハイパスフィルタHPFは、コンデンサC5であるとしたが、コンデンサを複数設けるなど、他の形態のハイパスフィルタであってもよい。
以上のように、本発明は、方向性結合器に有用であり、特に、結合度特性を平坦に近づけることができる点において優れている。
C1〜C5 コンデンサ
HPF ハイパスフィルタ
L1,L2 コイル
LPF1,LPF2 ローパスフィルタ
M 主線路
S 副線路
b1〜b17 ビアホール導体
10 方向性結合器
12 積層体
14a〜14f 外部電極
16a〜16p 絶縁体層
18a,18b,20a,20b,22a〜22d,24a〜24d 線路部
26a,26b,32a,32b,36,38 コンデンサ導体層
30a,30b,34 接地導体層

Claims (5)

  1. 所定の周波数帯域において用いられる方向性結合器であって、
    第1の端子ないし第4の端子と、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続されている主線路と、
    前記第3の端子と前記第4の端子との間に接続され、かつ、前記主線路と電磁気的に結合している副線路と、
    前記第1の端子と前記主線路との間に接続されている第1のコイルを含んでいる第1のローパスフィルタであって、前記所定の周波数帯域において、周波数が高くなるにしたがって減衰量が増加する特性を有している第1のローパスフィルタと、
    前記第2の端子と前記主線路との間に接続されている第2のコイルを含んでいる第2のローパスフィルタであって、前記所定の周波数帯域において、周波数が高くなるにしたがって減衰量が増加する特性を有している第2のローパスフィルタと、
    前記第1のコイルと前記第1の端子との間と、前記第2のコイルと前記第2の端子との間とにおいて前記主線路に対して並列に接続されているハイパスフィルタであって、前記所定の周波数帯域において、周波数が高くなるにしたがって減衰量が減少する特性を有しているハイパスフィルタと、
    複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、
    を備えており、
    前記主線路、前記副線路、前記第1のローパスフィルタ、前記第2のローパスフィルタ及び前記ハイパスフィルタは、前記絶縁体層上に設けられている導体層により構成されており、
    前記第1のコイル及び前記第2のコイルと前記主線路及び前記副線路との間に設けられている導体層は、接地電位に保たれる第1の接地導体層であること、
    を特徴とする方向性結合器。
  2. 前記第1の端子は、信号が入力する入力端子であり、
    前記第2の端子は、前記信号が出力する第1の出力端子であり、
    前記第3の端子は、前記信号の電力に比例する電力を有する信号が出力する第2の出力端子であり、
    前記第4の端子は、終端化される終端端子であること、
    を特徴とする請求項1に記載の方向性結合器。
  3. 前記第1のローパスフィルタと前記第2のローパスフィルタとは同じ特性を有していること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の方向性結合器。
  4. 前記絶縁体層上に設けられている導体層の内、積層方向の最も下側に設けられている導体層は、接地電位に保たれる第2の接地導体層であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の方向性結合器。
  5. 前記第1のローパスフィルタ及び前記第2のローパスフィルタは、線対称な構造を有していること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の方向性結合器。
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