JP5651821B2 - りん - Google Patents
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Description
その意味合いは、ご先祖様や供養対象あるいは、信仰対象物に音で知らせる目的が祭事化され現代のりんとして利用されている。
さまざまな、工夫がされ、実用新案登録番号第3054607号に見られる高台りんや、あるいは、特開2007−303701号公報に記載されているりんのように槌(錘)を内部に吊り下げ、りんが揺動することで、ちりんちりんとなるりんが提案されている。
また、神社などにある紐を振って鳴らす鈴や前記発明の内部に槌を持つものは、りんに相当する部分を直接、間接を問わず、揺動させる必要があった。
特に手が不自由な身体障害者や握力の低下したご老人などにとっては負担となっていた。
そのため、りん棒を使わずとも簡便に鳴らすことが出来るりんが求められていた。
なお、上部が開口したりんの内部から立設した風を受けて動作する受風体とその受風体と連動してりんを打つ槌からなる構造してもよい。
つまり、りん内部に接触作用体又は受風体を設け、その作用により、りんが鳴るようにして課題を解決した。
息を吹きかけたり、手仰いだり、握らずにさらりと触るだけでりんが鳴るので、手が不自由な人や、握力の衰えている人にも、簡便に鳴らす事ができる。
さまざまな受風体をデザインの好みや室内の環境に応じて使い分けることができる。
また、接触作用体につけ替えて、風の作用をあまり受けず、触るだけで、槌を作用させて動かすように、できたりできる。
もちろん、受風体をはずしておくこともできるし、その接続部を用いて、飾りをおくこともできる。
また、受風体と槌とがりんから脱着できる構造にすると、音量や音質も変えることができるし、受風体の揺れ具合を調整することも簡便に行える。
置く位置を調整することで、鳴り具合をさまざまに調整できる。
受風体の代わりに手等で触る接触作用体を用いたりんにすると風の影響を受けずに触ることで鳴らすことができる。
室内の環境によっては、風の影響が逆に災いすることもあり、その影響を軽減し、触るだけで、鳴らす構成とする発明は、触る必要はあるが、便利である。
もちろん、手で触れることでも槌がりんを打鐘するのが簡便に行える。
受風体の替りに接触作用体とし、通常のようにりん棒を用いて鳴らしても良い。
このような、手段を兼ね備えることで、手の不自由な人や、握力の弱ったお年寄りでも、りんを鳴らすことができて便利である。
もちろん、受風体に風を受けることで、鳴るので、仏壇など祭壇でつかうりんの利用方法以外に野外などで、風鈴として、利用してもよい。
環境や使う人によっては受風体の受風位置や重量バランスを適宜替えられるほうが重宝でよい。
また、受風体以外にさまざまな飾りなどをその接続部を用いて、接続させて、飾りとして利用する方法もあり、バリエーションが広がる。
槌はりんグ状にしたり、突起などをつけるなど形状を変えることで、音質を調整できる。
音質によって、好みの槌に簡便に替えれるため便利である。
また、台があるため、置くだけでよいため、りんの底部の好きな位置に置ける。
また、内部ではなく、りんの外部を叩くように置くこともできるため利便性が広がる。
置く位置を調整することで、鳴り具合をさまざまに調整できる。
また、従来からあるりんに簡便に取り付けることができる。
室内の環境によっては、風の影響が逆に災いすることもあり、その影響を軽減し、触るだけで、鳴らす構成とする発明は、触る必要はあるが、便利である。
接触作用体はただの棒状のものでも、やわらかな、フェルトであってもよいし、りんグ状に構成されていてもよい。
接触作用体はさわることで、連動して槌が打鐘するようになっていればそれでよいために材質形状は特に問わない。
昨今亡くなられて人が風になっているとする信仰、考えかたがあります。
こちらから、りんで亡くなられた霊魂を呼び寄せるだけでなく、逆に風となった霊魂のほうから、呼び寄せるとした考え方のりんとしての利用もできます。
そのような信仰のかたの信仰の道具としての利用が可能となります。
主要部分を簡明を記すために部分的に縦断面図にして説明する。
この形態は、上部が開口したりん(1)内部から槌(2)を支持する可撓体(3)と受風体(4)が一体で連なった状態で立設した形態のものである。
もちろんりん棒などで、外部から通常に叩いて使用してもよい。
図1の受風体(4)に息を吹きかけたり、手で仰いだりすることで、可撓体(3)が受風体(4)と連動して撓む。
それと連動して槌(2)が揺れ動き、りん(1)の内面(1a)を打鐘する。
受風体(4)は風を受けて下部の槌(2)を打鐘するように連動すればによいので、特に材質は軽量であれば、問題はない。
鳥の羽や羽毛でもよいし、紙の様なもの、プラスチックであってもよい。
材質は問わない。
槌(2)はりん(1)を叩くものであれば良いので、特に材質にこだわりがないが、一般的に金属などが好ましい。
特に真鍮や鉄など、鐘を鳴らすのに適していると言われる材質がより適切である。
可撓体(3)は本発明では必ずしも必要しない。
たとえば、支持する部分の下部を起き上がりこぼしのように構成すれば、特に可撓体でなくとも、りんの内側底部(1b)に置くだけで受風体(4)と連動して、槌(2)が動き、打鐘することができる。
しかしながら、一般的に図1のような可撓体(3)を用いたほうが、構成が便利で簡便である。
りん(1)は通常銅合金や鉄といった金属が一般的に用いられているが、昨今では、シリコン系のものや、ガラスといった陶磁器のものまであり、同様の効果が得られれば、金属に限定されるものではない。
りん(1)、受風体(4)、槌(2)、可撓体(3)、接続部(5)、台(6)で構成されている。
自由にりん(1)底部において利用する。
図3は説明正面図である。
槌(2)は従来のりん棒のようにりんの外側(1c)をたたいてもよいが、図3のように外部に立設した打鐘機構でりん(1)を鳴らしてもよい。
単純な棒でもよい。
さまざまなこのみの形状で問題がないが、さわり心地のよいものが好ましい。
このように、さまざまな意匠を使うことが可能である。
もちろん、通常のりんとして、利用してもよい。
また、野外などに持ち出し、風鈴として利用してもよい。
2 槌
3 可撓体
4 受風体
5 接続部
6 台
7 打鐘機構
8 接触作用体
Claims (2)
- 触れると揺動する接触作用体と、当該接触作用体の揺動によりりんを打つ槌とを連結してあり、前記接触作用体と槌を有する部分の下部に台を設けることで置くだけで自立する自立形状とし、
当該台にて、上部が開口したりんの内部の底部に前記接触作用体と槌を自立載置したことを特徴とするりん。 - 触れると揺動する接触作用体と、当該接触作用体の揺動によりりんを打つ槌とを連結してあり、前記接触作用体と槌を有する部分の下部に台を設けることで置くだけで自立する自立形状とし、
当該台にて、りんの外部に立設した打鐘機構を備えたことを特徴とするりん。
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JP2013112430A JP5651821B2 (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | りん |
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JP2013112430A JP5651821B2 (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | りん |
Related Parent Applications (1)
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