JP5647850B2 - 長尺物の支持構造 - Google Patents

長尺物の支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5647850B2
JP5647850B2 JP2010224950A JP2010224950A JP5647850B2 JP 5647850 B2 JP5647850 B2 JP 5647850B2 JP 2010224950 A JP2010224950 A JP 2010224950A JP 2010224950 A JP2010224950 A JP 2010224950A JP 5647850 B2 JP5647850 B2 JP 5647850B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
support structure
main body
body member
long object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010224950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012076647A (ja
Inventor
松田 吉晴
吉晴 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP2010224950A priority Critical patent/JP5647850B2/ja
Publication of JP2012076647A publication Critical patent/JP2012076647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5647850B2 publication Critical patent/JP5647850B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

本発明は、車両のハーネスやセンサケーブル等の長尺物を支持する、支持構造に関するものである。
従来、自動二輪車では、ハーネスやセンサケーブル等の配線を支持する場合、特許文献1に示すように、クランクケースに取り付けられるカバーにさらにクランプが取り付けられ、該クランプで配線を支持していた。
特開2009−30716号公報
そこで、本発明では、クランプ等が不要な、より簡易な支持構造を提供することを目的とする。
本発明は、本体部材にカバー部材を締結したケース構造体に長尺物を支持する支持構造であって、前記本体部材と前記カバー部材との間には、シール部材が配置され、前記シール部材には、前記本体部材と前記カバー部材との合わせ方向に垂直な方向において、合わせ面から外方に突出する突出部が形成され、前記カバー部材又は前記本体部材には、前記突出部に対向する対向部が形成され、前記突出部と前記対向部とによって、前記長尺物を支持するようになっていることを特徴とする。
前記構成によれば、シール部材の突起部と、カバー部材又は本体部材の対向部とで、長尺物を支持するので、別途長尺物を支持するクランプ等を不要とでき、支持構造をより簡素化することができる。
本発明は、更に、次のような構成を備えるのが好ましい。
(1)前記対向部は、前記突出部に対して予め定める第1間隔を有して配置される収納部分と、前記合わせ方向に垂直な方向において、前記収納部分より外方に位置し、前記突出部に対して前記第1間隔よりも小さい第2間隔を有して配置される脱出阻止部分と、を有している。
(2)前記カバー部材は、前記本体部材に対して、締結部材によって締結固定されるようになっており、前記突出部は、前記締結部材の近傍に形成されている。
(3)前記突出部は、前記合わせ方向からみて、少なくとも一部が、前記対向部より外方に突出している。
(4)前記突出部は、複数形成されており、少なくとも1つの前記突出部は、上方成分を含む方向に前記合わせ面から突出している。
(5)前記ケース構造体は、車両のエンジンであり、前記本体部材は、クランクケースであり、前記シール部材は、金属材料からなる金属層を有する金属ガスケットである。
前記構成(1)によれば、対向部が脱出阻止部分を有しているので、長尺物が外れにくい支持構造を提供することができる。
前記構成(2)によれば、突出部が締結部材の近傍に形成され、締結部材によって突出部近傍でカバー部材と本体部材との間で隙間が形成されることを防止しているので、突出部をより確実に固定させることができる。その結果、長尺物の支持をより確実にすることができる。
前記構成(3)によれば、対向部に対して突出部を弾性変形させやすくなっており、その結果、突出部を弾性変形させて、突出部と対向部との間に長尺物を通し易くできる。また、外方に突出している部分に長尺物を沿わせることで、支持位置に長尺物を案内しやすくできる。
前記構成(4)によれば、少なくとも1つの突出部が上方に突出しているので、前記突出部に長尺物を支持させることで、長尺物の自重によって、長尺物は前記突出部に対してより支持される方向(突出部と対向部との開口と反対方向)に向かうので、長尺物の支持をより確実にすることができる。
前記構成(5)によれば、車両のエンジン廻りのハーネスやセンサケーブル等を、金属ガスケットとエンジンカバー又はクランクケースとで、支持することができる。
要するに本発明によると、クランプ等が不要な、より簡易な支持構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 図1の自動二輪車の一部の後方斜視図である。 図2のクラッチカバー部分を拡大した後方斜視図である。 図3とは別の方向からの、図2のクラッチカバー部分を拡大した後方斜視図である。 図3のV−V断面図である。 突出部及び対向部の部分の拡大図である。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車1の右側面図である。なお、本実施形態で用いる方向の概念は、自動二輪車1の運転者から見た方向の概念と一致するものとして説明する。
図1に示すように、自動二輪車1は前輪2と後輪3とを備え、前輪2は略上下方向に延びるフロントフォーク4の下部にて回転自在に支持されている。フロントフォーク4は、ステアリングシャフト5に支持されている。ステアリングシャフト5は、ヘッドパイプ6によって回転自在に支持されている。フロントフォーク4の上端部に設けられたアッパーブラケット(図示せず)には、左右に延びるバー型のステアリングハンドル7が取り付けられている。従って、運転者がステアリングハンドル7を左右に揺動させることによって、ステアリングシャフト5を回転軸として、前輪2が操舵される。
車体フレーム8は、ヘッドパイプ6から後方に延設されている。車体フレーム8の後下端部には、スイングアーム9の前端部がピボットボルト10で軸支されており、スイングアーム9の後端部には後輪3が回転自在に支持されている。車体フレーム8の上方であって、ステアリングハンドル7の後方には、燃料タンク11が配置され、燃料タンク11の後方には、運転者用のシート12が配置されている。燃料タンク11の下方には、エンジン20が搭載されている。エンジン20の後部には、出力スプロケット(図示せず)が配置されており、出力スプロケットの動力がチェーン14を介して後輪3へと伝達される。
ステアリングハンドル7の前方には、ヘッドランプ16が配置されており、ヘッドランプ16は、フロントカウル17で覆われている。フロントカウル17は、その上部がヘッドランプ16を覆い、その下部がエンジン20等を覆った、フルカウル型である。
図2は、図1の自動二輪車1の一部の後方斜視図であり、フロントカウル17や車体フレーム8を除いている。エンジン20は、クランクケース21と、クランクケース21に連結されたシリンダ22と、シリンダ22の上部に連結されたシリンダヘッド23と、クランクケース22の下方に設けられたオイルパン24とを有している。シリンダヘッド23の上部には、ヘッドカバー25が取り付けられている。
クランクケース21内の前部には、クランクシャフト(図示せず)が設けられており、クランクシャフトの右端部には、エンジン回転数検出用のパルサーロータ(図示せず)が取り付けられている。パルサロータは、クランクケース21の右前部の一部をカバーするパルサーカバー26によって覆われている。
クランクケース21内のクランクシャフトの後方には、変速機のメインシャフト(入力軸)(図示せず)が設けられており、クランクシャフトとメインシャフトとは、メインシャフトの右端部に設けられたクラッチ(図示せず)によって連結されている。クラッチは、クランクケース21の右後部の一部をカバーするクラッチカバー27によって覆われている。
シリンダヘッド23には排気管28の上流端部が接続されている。排気管28は気筒数だけ設けられており、それぞれ、シリンダヘッド23からエンジン20の右方下方に向かい、後方に延び、車体の右方下方に位置する1つの集合管29に接続されている。集合管29はマフラ30に接続されている。
マフラ30の前方であり集合管29の後端部には、O2センサ31が取り付けられており、排気ガスのO2濃度を測定するようになっている。
O2センサ31は、センサケーブル32によって、エンジン20上方に位置するメインハーネス接続コネクタ33と接続されている。センサケーブル32は、エンジン20の右方下方であり後方から、エンジン20の上方に至るように配設されており、途中で、クラッチカバー27によって支持されるようになっている。
図3は、図2のクラッチカバー27部分を拡大した後方斜視図であり、図4は、図3とは別の方向からの後方斜視図である。図5は、図3のV−V断面図である。
以下、センサケーブル(長尺物)32の支持構造について、図3〜図5を使用して説明する。
図3及び図5に示すように、クラッチカバー(カバー部材)27には、周方向に間隔をおいて複数の被取付ボス部27aが形成されており、被取付ボス部27aとクランクケース(本体部材)21の取付部21aとを、取付ボルト34で締結することによって、クラッチカバー27は、合わせ面21a、27aで、クランクケース21に取り付けられるようになっている。クランクケース21とクラッチカバー27とのシール性を向上させるために、クランクケース21の合わせ面21aとクラッチカバー27の合わせ面27aとの間には、ガスケット(シール部材)35が設けられている。ガスケット35は金属ガスケットである。
図5に示すように、ガスケット35には、クランクケース21とクラッチカバー27との合わせ方向(車幅方向)Xに垂直な方向Yにおいて、合わせ面21a、27aから外方に突出する突出部35bが形成されている。そして、図3に示すように、突出部35bは、ガスケット35の周方向に間隔をおいて複数形成され、それぞれの突出部35bは、クラッチカバー27の一部の被取付ボス部27aの近傍に形成されている。そして、少なくとも1つの突出部35b(図3では、上方側の突出部35bが該当する)は、上方成分を含む方向に合わせ面21a、27aから突出している。
図5に示すように、クラッチカバー27には、突出部35bに対向するように、対向部27bが形成されている。突出部35bは、合わせ方向からみて、少なくとも一部が、対向部27bより外方に長さL1だけ突出している。対向部27bは、センサケーブル32を収納する収納部分27b1と、収納部分27b1より外方に位置し、センサケーブルの脱出を阻止する脱出阻止部分27b2と、を有している。収納部分27b1と突出部35bとの隙間である第1間隔A1は、脱出阻止部分27b2と突出部35bとの隙間である第2間隔A2より大きくなっている。第1間隔A1は、センサケーブル32の外径D1と略等しくなっており、第2間隔A2は、センサケーブル32の外径D1より小さくなっている。脱出阻止部分27b2は、例えば、突出部35bに向かって屈曲するかぎ形状を有している。第3間隔B1は、センサケーブル32の外径D1以上に形成される。
センサケーブル32は、クラッチカバー27の対向部27bとガスケット35の突出部35bとで挟まれることによって、支持されるようになっている。ガスケット35は、金属材料からなる金属層351が金属層351よりも弾性変形しやすい弾性層352に挟まれる積層構造となっている。弾性層352は、例えば、カーボン、ゴム、樹脂等によってできている。
図6は、突出部35b及び対向部27bの部分の拡大図である。図6に示すように、突出部35b近傍は、合わせ面21a、27aに平行な断面において略円弧形状を有しており、センサケーブル32は突出部35b近傍でクラッチカバー27に巻き付いて付設される。本実施形態では、クラッチカバー27に巻き付くケーブル部分について、突出部35bと対向部27bとで、複数の箇所で支持される。また、センサケーブル32は、突出部35bと対向部27bとで支持される部分を支持部分32aとし、支持部分32aを挟んで両側に位置する部分を第1部分32b及び第2部分32cとし、第1部分32bと第2部分32cとの間の部分を第3部分32dとする。この場合、第3部分32dとして、第1部分32bと第2部分32cとを結ぶ直線L2に対して予め定める膨出方向Wに突出する湾曲形状に形成される部分が存在する。この第3部分32dが突出する膨出方向Wの外側に、突出部35bと対向部27bとの間の開口が開放されることが好ましい。このような構成を有することによって、第1部分32bと第2部分32dが離れる方向、すなわちセンサケーブル32が張られることで、センサケーブル32の支持部分32aは開口から遠ざかるよう偏倚(膨出方向Wと反対方向に偏倚)することになるので、センサケーブル32の支持をより確実に行うことができる。
また、クランクケース21側ではなく、クラッチカバー27側でセンサケーブル32が支持されるので、センサケーブル32は、クランクケース21から離れた状態で支持されることとなる。さらに、センサケーブル32は、ガスケット35とガスケット35を介してクランクケース21に締結されるクラッチカバー21との間に配置される。したがって、センサケーブル32は、クランクケース21側からの振動、熱等の影響を受けにくくなっている。
また、図5及び図6に示すように、ガスケット35は、対向部27bに対して合わせ面21a、27aの外方全域で、対向部27bの周面から外方に突出して形成される。これによってセンサケーブル32の収納空間よりも、センサケーブル32通過方向上流側及び下流側でも、ガスケット35とセンサケーブル32とを当接させて、センサケーブル32を案内することができる。これによって、ガスケット35の剛性が低い場合でも、センサケーブル32と当接する部分を広くすることでその剛性を高めて、より確実にセンサケーブル32を支持できる。また、突出部35bおよび対向部27bについて開口から合わせ面21a、27aに近づくにつれて幅広に広がる形状に形成されることで、センサケーブル32の支持領域を大きくすることができる。
前記構成のクラッチカバー27及びガスケット35による支持構造によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)ガスケット35の突起部35bと、クラッチカバー27の対向部27bとで、センサケーブル32を支持するので、別途センサケーブル32を支持するクランプ等を不要とでき、支持構造をより簡素化することができる。
(2)クラッチカバー27の外面にクランプ等を付ける必要がないので、クラッチカバー27と隣接する部材とクランプとの接触を考慮する必要がなく、また、クラッチカバー27の外観を向上させることができる。
(3)対向部27bは、突出部35bに対して予め定める第1間隔A1を有して配置される収納部分27b1と、合わせ方向に垂直な方向において、収納部分27b1より外方に位置し、突出部35bに対して第1間隔A1よりも小さい第2間隔A2を有して配置される脱出阻止部分27b2と、を有しているので、センサケーブル32が外れにくい支持構造を提供することができる。
(4)クラッチカバー27は、クランクケース21に対して、取付ボルト34によって締結固定されるようになっており、突出部35bは、取付ボルト34の近傍に形成され、取付ボルト34によって突出部35b近傍でクラッチカバー27とクランクケース21との間で隙間が形成されることを防止しているので、取付ボルト34によって突出部35bをより確実に固定させることができる。その結果、センサケーブル32の支持をより確実にすることができる。
(5)突出部35bは、合わせ方向Xからみて、少なくとも一部が、対向部27bより外方に長さL1だけ突出しているので、対向部27bに対して突出部35bを弾性変形させやすくなっている。したがって、突出部35bを弾性変形させて、センサケーブル32を突出部35bと脱出阻止部分27b2との隙間に通し易くなっており、対向部27bと突出部35bとでセンサケーブル32を容易に支持させることができる。また、外方に突出している部分にセンサケーブル32を沿わせることで、センサケーブル32の支持位置にセンサケーブル32を案内しやすくできる。
(6)突出部35bは複数形成されており、少なくとも1つの突出部35bは、上方成分を含む方向に合わせ面21a、27aから突出している。したがって、この突出部35bにセンサケーブル32を支持させることで、センサケーブル32の自重によって、センサケーブル32は突出部35bに対してより支持される方向(図5において外方と反対方向である内方)に向かうので、センサケーブル32の支持をより確実にすることができる。
(7)シール部材として、金属材料からなる金属層を有する金属ガスケットを用いることで、金属層がない場合に比べて支持に必要な剛性を得ることができるとともに、シール部材のばね定数を大きくすることができ、シール部材が変形しにくくなっている。したがって、センサケーブル32が突出部35bと脱出阻止部分27b2との隙間から脱出することを防止できる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、クラッチカバー27とガスケット35とでセンサケーブル32を支持するようになっているが、クランクケース21とガスケット35とでセンサケーブル32を支持するようにしても良い。この場合、ガスケット35の突出部に対向するよう、クランクケース21に対向部が設けられることとなる。クランクケース21の対向部は、クラッチカバー27の対向部27bと同様、収納部分と脱出阻止部分とを有し、脱出阻止部分は、例えば、突出部35bに向かって屈曲するかぎ形状を有している。そして、ガスケット35の突出部は、クランクケース21の対向部より大きくなるよう形成される。クランクケース21及びガスケット35による支持構造の効果は、上記実施形態で述べたとおりである。
上記実施形態では、脱出阻止部分27b2が形成されたが脱出阻止部分27b2が存在しない場合も本発明に含まれる。そして、上記実施形態では、収納部分27b1での突出部35bと対向部27bとの間の距離A1は、センサケーブル32の外径D1以上に形成されるとしたが、脱出阻止部分27b2が存在しない場合、距離A1はセンサケーブル32の外径D1未満に形成される。このような構成とすることにより、センサケーブル32が収納部分27b1に収納された状態で、突出部35bと対向部27とによってセンサケーブル32を狭持することができ、さらにセンサケーブル32が収納部分27b1から脱出することを防ぐことができる。
上記実施形態では、支持構造として、クランクケース21とクラッチカバー27とを例示したが、本発明は、異なる本体部材及びカバー部材にも適用でも可能である。例えば、本体部材がクランクケースの場合、カバー部材として、パルサーカバー13やオイルパン24を適用しても良い。また、本体部材がシリンダヘッド23の場合、カバー部材として、ヘッドカバー25を適用しても良い。
上記実施形態では、長尺物としてセンサケーブル32を例示したが、本発明の支持構造は、例えば、電気配線、流体管路、動力支持ワイヤ等の長尺物の支持構造に適用可能である。
上記実施形態では、ガスケット35は、金属ガスケットであるが、金属層が存在しない他の種類のガスケットでも良く、弾性変形可能な材料でできていることが好ましい。
上記実施形態では、自動二輪車1のエンジン13のカバーに本発明を適用した例を示したが、本発明は、エンジンを有する車両、さらには、本体部材にカバー部材を締結したケース構造体を有する構造に広く適用できる。
特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、各種変形及び変更を行うことも可能である。
本発明では、クランプ等が不要な、より簡易な支持構造を提供できるので、産業上の利用価値が大である。
1 自動二輪車
2 前輪 3 後輪 4 フロントフォーク 5 ステアリングシャフト
6 ヘッドパイプ 7 ステアリングハンドル 8 車体フレーム
9 スイングアーム 10 ピボットボルト 11 燃料タンク 12 シート
14 チェーン 16 ヘッドランプ 17 フロントカウル
20 エンジン
21 クランクケース 22 シリンダ 23 シリンダヘッド 24 オイルパン
25 ヘッドカバー 26 パルサーカバー
27 クラッチカバー
27b 対向部 27b1 収納部分 27b2 脱出阻止部分
28 排気管 29 集合管 30 マフラ 31 O2センサ
32 センサケーブル 33 接続コネクタ 34 取付ボルト
35 ガスケット 35b 突出部

Claims (7)

  1. 本体部材にカバー部材を締結したケース構造体に長尺物を支持する支持構造であって、
    前記本体部材と前記カバー部材との間には、シール部材が配置され、
    前記シール部材には、前記本体部材と前記カバー部材との合わせ方向に垂直な方向において、合わせ面から外方に突出する突出部が形成され、
    前記カバー部材又は前記本体部材には、前記突出部に対して前記合わせ方向に対向する対向部が形成され、
    前記合わせ方向に対して、前記突出部と前記対向部との間に前記長尺物が配置されることによって、前記長尺物を支持するようになっていることを特徴とする、支持構造。
  2. 本体部材にカバー部材を締結したケース構造体に長尺物を支持する支持構造であって、
    前記本体部材と前記カバー部材との間には、シール部材が配置され、
    前記シール部材には、前記本体部材と前記カバー部材との合わせ方向に垂直な方向において、合わせ面から外方に突出する突出部が形成され、
    前記カバー部材又は前記本体部材には、前記突出部に対向する対向部が形成され、
    前記突出部と前記対向部とによって、前記長尺物を支持するようになっており、
    前記対向部は、
    前記突出部に対して予め定める第1間隔を有して配置される収納部分と、
    前記合わせ方向に垂直な方向において、前記収納部分より外方に位置し、前記突出部に対して前記第1間隔よりも小さい第2間隔を有して配置される脱出阻止部分と、を有していることを特徴とする、支持構造。
  3. 本体部材にカバー部材を締結したケース構造体に長尺物を支持する支持構造であって、
    前記本体部材と前記カバー部材との間には、シール部材が配置され、
    前記シール部材には、前記本体部材と前記カバー部材との合わせ方向に垂直な方向において、合わせ面から外方に突出する突出部が形成され、
    前記カバー部材又は前記本体部材には、前記突出部に対して前記合わせ方向に対向する対向部が形成され、
    前記突出部と前記対向部とによって、前記長尺物を支持するようになっており、
    前記カバー部材は、前記本体部材に対して、締結部材によって締結固定されるようになっており、
    前記突出部は、前記締結部材の近傍に形成されていることを特徴とする、支持構造。
  4. 前記対向部は、前記カバー部材に形成されており、前記カバー部材の残余の部分から前記合わせ方向に直交する方向に突出している、請求項1〜3のいずれか1つに記載の支持構造。
  5. 前記突出部は、前記合わせ方向からみて、少なくとも一部が、前記対向部より外方に突出している、請求項1〜4のいずれか1つに記載の支持構造。
  6. 前記突出部は、前記合わせ方向からみて、前記長尺物が支持される位置において、前記長尺物の上流側及び下流側方向に、前記対向部よりも突出している、請求項1〜5のいずれか1つに記載の支持構造。
  7. 前記ケース構造体は、車両のエンジンであり、
    前記本体部材は、クランクケースであり、
    前記シール部材は、金属材料からなる金属層を有する金属ガスケットであり、
    前記対向部は、前記カバー部材に形成されており、
    前記カバー部材の近傍に付設されている前記長尺物を支持するようになっている、請求項1〜6のいずれか1つに記載の支持構造。
JP2010224950A 2010-10-04 2010-10-04 長尺物の支持構造 Active JP5647850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010224950A JP5647850B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 長尺物の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010224950A JP5647850B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 長尺物の支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012076647A JP2012076647A (ja) 2012-04-19
JP5647850B2 true JP5647850B2 (ja) 2015-01-07

Family

ID=46237373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010224950A Active JP5647850B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 長尺物の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5647850B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6346117B2 (ja) * 2015-03-26 2018-06-20 本田技研工業株式会社 自動二輪車

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61136118U (ja) * 1985-02-13 1986-08-25
JPH02157631A (ja) * 1988-12-09 1990-06-18 Mitsubishi Motors Corp 筒内圧センサ
DE4015109A1 (de) * 1990-05-11 1991-11-14 Lechler Elring Dichtungswerke Zylinderkopfdichtung
JP2006042522A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Toyota Motor Corp ワイヤーハーネスのクランプ構造
JP5331491B2 (ja) * 2009-01-09 2013-10-30 本田技研工業株式会社 エンジンのカバー構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012076647A (ja) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2463187B1 (en) Saddle riding type vehicle
EP2829463A1 (en) Saddled vehicle
US20050081516A1 (en) Exhaust control system for motorcycle
JP2015074384A (ja) 鞍乗型車両
JP2009051323A (ja) 自動二輪車
JP5820443B2 (ja) スクータ型車両
JP2011241786A (ja) 車両におけるキャニスタの配設構造
CN112351935B (zh) 机动二轮车的氧气传感器配置结构
JP5647850B2 (ja) 長尺物の支持構造
JP5349430B2 (ja) スロットル装置
JP6922492B2 (ja) 排気ガスセンサの配置構造及び自動二輪車
JP2013193608A (ja) 鞍乗型車両の燃料供給構造
JP5292512B2 (ja) 鞍乗り型車両の吸気系の配置構造
EP2894087B1 (en) Straddle-type vehicle
EP2532854B1 (en) Muffler protector and saddle-ride type vehicle
JP5227839B2 (ja) 鞍乗り型車両の吸気装置構造
JP5545937B2 (ja) 自動二輪車
JP2017214854A (ja) 排気ガスセンサの配置構造
JP2010285024A (ja) 自動二輪車におけるメータ装置配設構造
JP6491043B2 (ja) 自動二輪車の電装品取付構造
JP5013951B2 (ja) 自動二輪車における電装品配置構造
JP2008007005A (ja) 自動二輪車
JP7255414B2 (ja) 鞍乗型車両の排気装置
JP6055338B2 (ja) 鞍乗型車両の回転速センサ取付構造
JP6446206B2 (ja) 乗物のカバー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5647850

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250