JP5645686B2 - 記録制御装置、記録システムおよび記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に記録材を記録することによって所定の濃度情報を表現することが可能な記録制御装置、記録システムおよび記録方法に関する。
プロフェッショナルユースのインクジェット記録装置においては、写真画質に迫る高品位な画像の出力が求められる一方で、テキストや図表のような通常の文書を出力する場合も少なくない。そして、このような文書においては、銀塩写真並みの画像品位よりも、むしろ高速に出力することが肝要とされる。よって、プロフェッショナルユースのインクジェット記録装置では、複数の記録モードを具備しておきながら、用途に応じてユーザがこれを設定可能とする構成となっている。しかしながら、画質向上への技術開発は、必ずしも低廉化や高速出力を重視する記録モードと共存できるものばかりではない。たとえば、記録素子から吐出されるインクの量(以下吐出量と称す)を変調できない構成のインクジェット記録装置においては、粒状感を低減するために、記録ヘッドに配列する各記録素子から吐出される全てのインク滴が固定量の小ドロップとなっている。そして、この決められた吐出量で記録されるドットを、好ましい密度に配列させることによって、所望の濃度が得られるように設計されている。よって、高画質化のために吐出量を小さくすればするほど、所望の濃度を得るための記録密度が高くなり、そのための構成手段やデータの処理も、複雑になる。これに伴い、より高速に出力したいモードにおいても、所定の濃度を得るためには、上記構成手段やデータの処理方法に依存して記録せざるを得ない状況にあり、十分な濃度を満足のいく記録速度で得ることが困難な状況であった。
このような課題を解決するため、例えば特許文献1には、高画質モードよりも低い解像度で記録を行う高速モードを用意しながら、当該高速モードでは濃度レベルの高い画素に対してのみ1つの記録画素に複数のドットを重ねて記録する構成が開示されている。このような高速モードであれば、高画質モードよりも低い解像度で記録を行いながらも、所望の濃度のために必要な数のドットを画素内に記録することが出来るので、適切な階調性が得られ、濃度不足が招致されることもない。
特許第4502362号公報
しかしながら、特許文献1では、高速モードの画像処理を高画質モードの画像処理よりも低い解像度で行っているので、画像処理のためのテーブル(例えばカラープロファイル)や量子化プログラムを、これら2つの記録モードの夫々で独立に用意する必要があった。このような場合、画像処理のために要されるメモリが増大する。また、独自に画像処理のためのカラープロファイルを作成するユーザにとっては、同じ記録媒体を対象とする記録モードであるにもかかわらず、高速モード用と高画質モード用とで、別々のカラープロファイルを作成しなければならなくなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものである。よってその目的とするところは、記録解像度の高い高画質モードと記録解像度の低い高速モードを用意しながらも、これらの間で、なるべく共通の処理を行いながら、同様の階調性および画像濃度が得られるような画像処理装置及び画像処理方法を提供することである。
そのために本発明は、インクを吐出するための記録ヘッドを記録媒体に対し複数回走査させる走査制御手段と、前記記録ヘッドのN回(Nは2以上の整数)の走査にて前記記録媒体上の画素領域にドットを記録するための第1記録モードと、前記記録ヘッドのM回(MはNより大きな整数)の走査にて前記第1記録モードよりも高いドット配置密度で前記画素領域にドットを記録するための第2記録モードと、を設定するモード設定手段と、前記画素領域内の複数のエリアの夫々に対するドットの配置の有無を定めたドット配置パターンを用いて、前記画素領域に対応するK値の階調データ(Kは4以上の整数)を2値データに変換する変換手段と、前記複数のエリアに対する前記2値データの記録が許容される記録許容エリアと記録が許容されない非記録許容エリアとがそれぞれ配置された複数のマスクパターンを用いて、前記2値データから複数回の前記走査それぞれに対応した複数の吐出データを生成する生成手段と、を有する記録制御装置であって、前記モード設定手段により前記第1記録モードが設定された場合、A−1)前記変換手段は、前記画素領域を構成するJ個(JはK−1より小さい2以上の整数)の第1のエリアの夫々に対応するドットの配置の有無を定めた第1のドット配置パターンを用いて、前記K値の階調データを第1の前記2値データに変換し、A−2)前記生成手段は、前記J個の第1のエリアに対する前記第1の2値データの記録が許容される第1の記録許容エリアと記録が許容されない第1の非記録許容エリアとがそれぞれ配置され、且つ、前記第1の記録許容エリアの数の和がK−1個となるように配置されたN個の第1のマスクパターンを用いて、前記第1の2値データから前記N回の走査それぞれに対応したN個の第1の前記吐出データを生成し、A−3)前記第1のドット配置パターンおよび前記N個の第1のマスクパターンは、前記N回の走査において前記N個の第1の吐出データに従って前記画素領域にドットを記録することで、K段階の階調数を表現することが可能なように定められており、前記モード設定手段により第2記録モードが設定された場合、B−1)前記変換手段は、前記画素領域を構成するK−1個の第2のエリアの夫々に対応するドットの配置の有無を定めた第2のドット配置パターンを用いて、前記K値の階調データを第2の前記2値データに変換し、B−2)前記生成手段は、前記K−1個の第2のエリアに対する前記第2の2値データの記録が許容される第2の記録許容エリアと記録が許容されない第2の非記録許容エリアとがそれぞれ配置され、且つ、前記第2の記録許容エリアの数の和がK−1個となるように配置されたM個の第2のマスクパターンを用いて、前記第2の2値データから前記M回の走査それぞれに対応したM個の第2の前記吐出データを生成し、B−3)前記第2のドット配置パターンおよび前記M個の第2のマスクパターンは、前記M回の走査において前記M個の第2の吐出データに従って前記画素領域にドットを記録することで、K段階の階調数を表現することが可能なように定められていることを特徴とする。
本発明によれば、主な画像処理は共通としながら、高解像度記録モードと同様の階調性および画像濃度を得ることが可能な、高速に出力可能な低解像度記録モードを実現することが出来る。
カラーインクジェット記録装置の一実施形態の構成を示す概要斜視図である。 記録制御系回路の概略構成を示すブロック図である。 画像データ変換処理の流れを説明するためのブロック図である。 高画質モードのドット配置パターン化処理を示す図である。 高速モードのドット配置パターン化処理を示す図である。 高画質モードで使用するマスクパターンP1を説明するための模式図である。 高画質モードで使用するマスクパターンP1を説明するための模式図である。 高速モードで使用するマスクパターンP2を説明するための模式図である。 高速モードで使用するマスクパターンP2を説明するための模式図である。 高速モードにおける、画像処理の過程を具体的に説明するための図である。 (a)および(b)は、1画素領域のドットの記録状態を高画質モードと高速モードとで比較するための図である。 第2の高速モードで使用するマスクパターンP3を示す図である。 3つのノズル群のマスクパターンを重ね合わせた結果を示す図である。 第2の高速モードにおける、処理の過程を具体的に説明するための図である。 第2の高速モードにおけるドットの記録状態を示す図である。 (a)および(b)は、ドットの記録状態を高画質モードと第2の高速モードで比較する図である。
図1は、本発明で適用可能なカラーインクジェット記録装置の一実施形態の構成を示す概要斜視図である。インクタンク205〜208は、4色のインク(黒、シアン、マゼンタ、黄:K、C、M、Y)をそれぞれ収容しており、これら4色のインクを記録ヘッド201〜204に対して供給可能に構成されている。記録ヘッド201〜204は、4色のインクに対応して設けられ、インクタンク205〜208から供給されるインクを吐出できるように構成されている。
搬送ローラ103は、補助ローラ104とともに記録媒体(記録用紙)107を挟持しながら回転して記録媒体107を搬送するとともに、記録媒体107を保持する役割も担っている。キャリッジ106は、インクタンク205〜208及び記録ヘッド201〜204を搭載可能であって、これら記録ヘッド及びインクタンクを搭載しながらX方向に沿って往復移動可能に構成されている。このキャリッジ106の往復移動中に記録ヘッドからインクが吐出され、これにより記録媒体に画像が記録される。記録ヘッド201〜204の回復動作時等の非記録動作時には、このキャリッジ106は図中の点線で示したホームポジション位置hに待機するように制御される。
図1に示すホームポジションhに待機している記録ヘッド201〜204は、記録開始命令が入力されると、キャリッジ106と共に図中X方向に移動しつつ、インクを吐出して記録媒体107上に画像を記録する。この記録ヘッドの1回の移動(走査)によって、記録ヘッド201の吐出口の配列範囲に対応した幅を有する領域に対して記録が行われる。キャリッジ106の主走査方向(X方向)への1回の走査に伴う記録が終了すると、キャリッジ106はホームポジションhに戻り、再び図中のX方向へ走査しながら記録ヘッド201〜204で記録を行う。前回の記録走査が終了してから続く記録走査が始まる前には、搬送ローラ103が回転して、主走査方向と交差する副走査方向(Y方向)へと記録媒体が搬送される。このように記録ヘッドの記録走査と記録媒体の搬送とを繰り返すことにより記録媒体107に対する画像の記録が完成する。記録ヘッド201〜204からインクを吐出する記録動作は、後述の制御手段による制御に基づいて行われる。
なお、上記の例では、記録ヘッドが往路方向に走査する時にのみ記録動作を行う、いわゆる片方向記録を行う場合について説明した。しかし、記録ヘッドが往路方向への走査時と復路方向への走査時の両方において記録を行う、いわゆる双方向記録を行うものにも本発明は適用可能である。また、上記の例では、インクタンク205〜208と記録ヘッド201〜104とを分離可能にキャリッジ106に搭載する構成を示した。しかし、インクタンク205〜208と記録ヘッド201〜204とが一体となったカートリッジをキャリッジに搭載する形態を採用してもよい。さらに、一つの記録ヘッドから複数色のインクを吐出可能な複数色一体型のヘッドをキャリッジに搭載する形態を採用してもよい。
図2は、図1に示したカラーインクジェット記録装置の記録制御系回路の概略構成を示すブロック図である。インクジェット記録装置600は、インターフェイス400を介して、ホストコンピュータ(以下、ホストPC)1200等のデータ供給装置に接続されている。データ供給装置から送信される画像データや記録に関連する制御信号等は、インクジェット記録装置600の記録制御部500に入力される。記録制御部500は、ROM501に格納されたプログラムや後述するマスクパターンに従って、画像データに所定の処理を行い、記録ヘッド201〜204によって記録可能な記録データを生成する。また、各種機構をコントロールして生成した記録データに基づいた記録動作を実行する。
401は、記録媒体107の搬送のために搬送ローラ103を回転させるための搬送モータである。402は、記録ヘッド201〜204を搭載するキャリッジ106を往復移動させるためのキャリッジモータである。403、404は、搬送モータ401、キャリッジモータ402をそれぞれ駆動するためのモータドライバである。405は記録ヘッド201〜204を駆動するヘッドドライバであり、記録ヘッドの数に対応して複数設けられている。また、406はヘッド種別信号発生回路であり、キャリッジ106に搭載されている記録ヘッド201〜204の種類や数を示す信号を記録制御部500に供給する。
図3は、本実施形態における画像データ変換処理の流れを説明するためのブロック図である。本実施形態で適用するインクジェット記録装置は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本4色によって記録を行うものであり、そのためにこれら4色のインクを吐出する記録ヘッドが用意されている。図4に示すように、ここに示す各処理は、記録装置とホスト装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)によって構成されるものとする。
ホスト装置のオペレーティングシステムで動作するプログラムとしてアプリケーションやプリンタドライバがあり、アプリケーションJ0001は解像度600ppi(ピクセル/インチ;参考値)の画像データを作成し、プリンタドライバに送信する。
本実施形態におけるプリンタドライバはその処理として、前段処理J0002、後段処理J0003、γ補正J0004、ハーフトーニングJ0005、ドット配置パターン化処理J0006、および印刷データ作成J0007を有するものとする。ここで、各処理を簡単に説明すると、前段処理J0002は色域(Gamut)のマッピングを行う。そして、sRGB規格の画像データR、G、Bによって再現される色域を、記録装置によって再現される色域内に写像するためのデータ変換を行う。具体的にはR、G、Bのそれぞれが8bitで表現されたデータを3次元のLUTを用いることにより、異なる内容のR、G、Bの8bitのデータに変換する。
後段処理J0003は、上記色域のマッピングがなされたデータR、G、Bに基づき、このデータが表す色を再現するインクの組み合わせに対応した色分解データC、M、Y、K、を求める処理を行う。ここでは前段処理と同様に、3次元LUTにて補間演算を併用して行うものとする。
γ補正J0004は、後段処理J0003によって求められた色分解データの各色のデータごとにその階調値変換を行う。具体的には、記録装置の各色インクの階調特性に応じた1次元LUTを用いることにより、上記8bitの色分解データを記録装置の階調特性に線形的に対応づけられるように、多値(8bit)の階調データに変換する。
以下の処理は、記録装置の記録色ごとに同じ処理を行う。本実施例では、C、M、Y、K、という4つの記録色を持つ記録装置であるから、4回もしくは、平行して4つ、同じ処理を行う。
ハーフトーニングJ0005は、解像度600ppiの8ビットの階調データについて4ビットの階調データに変換する量子化を行う。本実施形態では、誤差拡散法を用いて解像度600ppiの256階調の8ビットデータを、解像度600ppiの9階調の4ビットデータに変換する。この4ビットデータは、ドット配置パターン化処理J0006における配置パターンを示すためのインデックスとなるデータである。
以上前段J0002〜J0006までの処理は、通常、記録モードに応じて独立に行われる。何故なら、同じ組み合わせのインクを同じ割合で記録した場合であっても、記録媒体で再現される色は記録媒体の種類等に応じて異なるからである。よって、アプリケーションで作成した画像をなるべく忠実に再現するためには、記録モードごとに異なる画像処理を行うことが要されていた。より具体的には、前段処理J0002、後段処理J0003、γ補正J0004を行うための上記テーブルは記録モードごとに用意され、ハーフトーニングの方法や処理時のパラメータ等も記録モードごとに異なっていた。
しかしながら、本実施形態においては、同じ記録媒体に対しての高速モードと高画質モードについては、以上の処理を共通とする。すなわち、前段処理J0002、後段処理J0003、γ補正J0004を行うためのテーブルおよびハーフトーニングの方法や処理時のパラメータは、これら2つのモードで共通のものを用いる。
本実施形態においては、続くドット配置パターン化処理J0006以降の処理を、高画質モードと高速モードとで異ならせている。以下、ドット配置パターン化処理J0007について簡単に説明する。
上述したハーフトーニングでは、解像度600ppiの256値の多値濃度情報(8ビットデータ)を9値の階調値情報(4ビットデータ)までにレベル数を下げている。しかし、実際に本実施形態のインクジェット記録装置が記録できる情報は、インクを記録するか否かの2値情報である。ドット配置パターン化処理では、0〜8の多値レベルをドットの有無を決定する2値レベルまで低減する役割を果たす。具体的には、このドット配置パターン化処理J0007では、ハーフトーン処理部からの出力値であるレベル0〜8の4ビットデータで表現される画素ごとに、その画素の階調値(レベル0〜8)に対応したドット配置パターンを割当てる。これにより、1画素内の複数のエリア各々にドットのオン・オフが定義され、1画素内の各エリアに「1」または「0」の1ビットの吐出データが配置される。本実施形態では、高画質モードと高速モードとで、このようなドット配置パターンを異ならせる。
図4は、本実施形態の高画質モードにおけるドット配置パターン化処理で変換する、入力レベル0〜8(9値)に対する出力パターンを示している。図の左に示した各レベル値は、ハーフトーン処理部からの出力値であるレベル0〜レベル8に相当している。右側に配列した横4エリア×縦2エリアで構成される8エリアの領域は、ハーフトーン処理で出力された1画素(ピクセル)の領域に対応するもので、縦横ともに600ppi(ピクセル/インチ;参考値)の画素密度に対応する大きさとなっている。以後、このような領域を画素領域と称する。画素領域内の各エリアは、ドットのオン・オフが定義される最小単位に相当するもので、縦が1200dpi(ドット/インチ;参考値)、横が2400dpiの記録密度に対応するものである。縦方向は記録ヘッドの吐出口が配列するY方向であり、エリアの配列密度と吐出口の配列密度とが1200dpiという値で一致している。横方向は記録ヘッドの走査方向と一致するX方向を示しており、本実施形態の高画質モードでは、記録ヘッドは2400dpiの密度で記録を行う構成となっている。本実施形態の高画質モードでは、このように、入力レベルK値(9値)に対し、(K−1)個のエリア(8エリア)を対応させることにより、個々のエリアに対応する2値データ(第2の2値データ)を生成する。なお、本実施形態の記録装置では、このような高画質モードの記録密度に対応した、縦が約20μm、横が約10μmで表現される1つのエリアに対し、2plのインク滴が1つ記録されて所望の濃度が得られる様に設計されている。
図において、丸印を記入したエリアはドットの記録を行うエリアを示しており、レベル数が上がるに従って、ドットを記録するエリアも1つずつ増加している。本実施形態の高画質モードでは、このようなドット配置パターンを用意することにより、レベル値に応じて画素領域の濃度が上昇するような構成が実現されている。
一方、図5は、本実施形態の高速モードにおけるドット配置パターン化処理で変換する、入力レベル0〜8に対する出力パターンを示している。本実施形態の高速モードでは、ドット配置パターン化処理により、9値の入力データが、縦2エリア×横2エリアで構成される縦横ともに1200ppiの2値データに変換される。丸印を示したエリアは、図4と同様にドットの記録を行うエリアであることを示している。しかしながら、本高速モードでは、レベルが上がるに従ってドットを記録するエリアが必ずしも増えているわけではない。例えば、レベル1とレベル2では、ドットを記録するエリアの位置が変わっているが、ドットを記録するエリアの数は変わっていない。レベル3とレベル4、レベル5とレベル6とレベル7、についても同様の関係である。すなわち、本実施形態の高速モードでは、レベル値に応じて画素領域の濃度が上昇するような構成はドット配置パターンのみでは十分に実現されてはいない。本実施形態の高速モードでは、このように、入力レベルK値(9値)に対し、(K−1)よりも小さい数のJ個のエリア(4エリア)を対応させることにより、個々のエリアに対応する2値データ(第1の2値データ)を生成する。
再度図3のブロック図に戻る。プリンタドライバで行う処理の最後には、印刷データ作成処理J0007によって、上記ドット配置パターン化処理後の2値データで構成されるイメージデータに、様々な印刷制御情報を加えた印刷データを作成する。そして、このように作成した印刷データを、プリンタドライバが記録装置に送信する。
記録装置は、入力されてきた上記印刷データに対し、マスクデータ変換処理J0008を行う。本実施形態において、高画質モードでは4パスのマルチパス記録を行うため、4パス用のマスクパターンを用意している。一方、高速モードでは3パスのマルチパス記録を行うため、3パス用のマスクパターンを用意している。なお、マルチパス記録とは、記録媒体の同一領域に対し、記録ヘッドを複数回走査させることにより段階的に画像を完成させていく記録方法である。そして、マスクパターンとは、各記録走査において、いずれのデータの記録を許容するかをマスク処理で決定するための2値データである。
図6は、高画質モードで使用するマスクパターンP1(第2のマスクパターン)を説明するための模式図である。ここでは、4色の記録ヘッド201〜204のうち、1色分の記録ヘッド201についてのマスクパターンP1を示している。他の記録ヘッド202〜204についても、記録ヘッド201と同等とすることが出来る。
マスクパターンP1は、X方向(主走査方向)が256エリア、Y方向(副走査方向)がノズル数と同等の768エリアで構成されており、個々のエリアについてドット記録の許容あるいは非許容を定めた2値データの集合体となっている。4パスのマルチパス記録の場合、記録ヘッド201が1回の記録主走査を行うたびに、記録媒体は全ノズルの1/4に相当する192ノズル分だけ副走査方向に搬送される。これにより、1つのノズル群に対応する記録媒体の単位領域は、4つのノズル群による4回の記録走査が行われる。このとき、記録ヘッド201の768個のノズルは、192個ずつの4つの群として考えることが出来、本実施形態の高画質モードでは、4つのノズル群のマスクパターンは互いに排他且つ補完の関係を有するようになっている。
図7は、4つのノズル群それぞれに対応するマスクパターンの、左上の8エリア×4エリアの領域(P0001〜P0004)を示す図である。個々のエリアは主走査方向2400dpi×副走査方向1200dpiの1画素に対応しており、丸印を示したエリアはドットの記録を許容すること、空白エリアはドットの記録を許容しないことをそれぞれ示している。P0001〜P0004は互いに排他且つ補完の関係を有しており、これらを重ね合わせることにより、8エリア×4エリアの全てのエリアにドットの記録が1回ずつ許容される(P0005)。
すなわち、このようなマスクパターンP0001〜P0004を用いて作成した吐出データ(第2の吐出データ)に従った記録主走査と、192ノズル分の記録媒体の搬送動作を繰り返すことにより、8エリア×4エリアを含む単位領域の記録が完成する。このように高画質モードのマスクパターンは、4パスのマルチパス記録において、2400dpi×1200dpiの単位領域に対し、100%の記録許容率となるように構成されている。
一方、図8は、本実施形態の高速モードで使用するマスクパターンP2(第1のマスクパターン)を説明するための模式図である。マスクパターンP2についても、X方向は386エリア、Y方向はノズル数と同等の768エリアで構成されている。3パスのマルチパス記録の場合、記録ヘッド201が1回の記録主走査を行うたびに、記録媒体は全ノズルの1/3に相当する256ノズル分だけ副走査方向に搬送される。これにより、1つのノズル群に対応する記録媒体の単位領域は、3つのノズル群による3回の記録走査が行われる。このとき、記録ヘッド201の768個のノズルは、256個ずつの3つの群として考えることが出来る。但し、本実施形態の高速モードでは、3つのノズル群のマスクパターンは互いに排他の関係にはなっておらず、重複してドットの記録を許容するエリアが存在している。
図9は、3つのノズル群それぞれに対応するマスクパターンの左上の4エリア×4エリアの領域(P0006〜P0008)と、これらマスクパターンを重ね合わせた結果(P0009)を示す図である。マスクパターン(P0006〜P0008)を用いて作成した吐出データ(第1の吐出データ)に従った記録主走査を繰り返すことにより、記録媒体には、P0009のようなドットパターンが記録される。
高速モードのマスクパターンの場合、個々のエリアはX方向1200dpi×Y方向1200dpiの1画素に対応している。P0009によれば、1つのドットが記録されるエリア、2つのドットが記録されるエリア、3つのドットが記録されるエリアが混在していることが判る。また、個々のパターンでは、600ppiの1画素すなわち画素領域に対応する2エリア×2エリアを単位とした配置が規則的に繰り返されているのが判る。このように本実施形態の高速モードでは、1200dpi×1200dpiの単位領域に対し100%よりも大きな記録許容率としながら、1画素領域に対し、最高8ドットまでインク滴が記録される構成になっている。
本実施形態では、図7や図9で示したマスクパターンや、他の記録モードで適用する複数のマスクパターンは、記録装置本体内のROM501に2値データとして格納されている。そして再度図3を参照するに、マスクデータ変換処理J0008では、指定された記録モードに応じてこれら複数のマスクパターンの中から1つを選択し、当該マスクパターンと上述したドット配置パターン化処理で作成された2値データとの間でAND処理を行う。これにより、各記録走査で実際にドットが記録される記録画素が決定され、1bitの出力信号として記録ヘッドH1001の駆動回路J0009に入力される。
駆動回路J0009に入力された各色の1bitデータは、記録ヘッド201の駆動パルスに変換され、それぞれの記録ヘッドより所定のタイミングでインクが吐出される。具体的には、本実施形態の高画質モードでは、主走査方向に2400dpiの記録解像度でドットが記録されるように、記録ヘッド201の吐出周波数とキャリッジ106の移動速度が関連付けられた記録走査が行われる。一方、高速モードでは、主走査方向に1200dpiの記録解像度でドットが記録されるように、記録ヘッド201の吐出周波数とキャリッジ106の移動速度が関連付けられた記録走査が行われる。なお、記録装置における上述のマスクデータ変換処理は、それらに専用のハードウエア回路を用い記録装置の制御部を構成する記録制御部500の下に実行されているものとする。
図10は、本実施形態の高速モードにおける、ハーフトーニングJ0005後の9値データに対する、処理の過程を具体的に説明するための図である。10aは、ハーフトーニングJ0005かた出力された9値の画像データを示している。ここでは、レベル0〜レベル8の値を有する600ppiの9画素分が入力された例を示している。10bは、9値データ10aが図5に示したドットパターン化処理によって変換された結果の2値データを示している。ここでは、黒がドットを記録するエリア、白がドットを記録しないエリアをそれぞれ示している。
10c〜10eは、マスクデータ変換処理が用意する3パス用のマスクパターンである。図において、黒はドットの記録を許容するエリア、白はドットの記録を許容しないエリアをそれぞれ示している。10cが単位領域に対し1パス目(最初の走査)で使用されるマスクパターンP0006、10dが2パス目で使用されるマスクパターンP0007、10eが3パス目で使用されるマスクパターンP0008である。
10f〜10hは、2値データ10bに対し、マスクパターン10c〜10eとの間で論理積演算(AND処理)を行った結果得られる2値データを示している。10fは、2値データ10bと1パス目のマスクデータ10cとの論理積の結果を示し、記録媒体の単位領域に1パス目で実際に記録される2値データとなる。ここでは、記録エリアをグレーで示している。また、1パス目終了後の単位領域の記録状態は10iで示している。
10gは、2値データ10bと2パス目のマスクデータ10dとの論理積の結果を示し、記録媒体の単位領域に2パス目で記録される2値データとなる。2パス目の記録は、1パス目の記録が既に行われた領域に行われるので、単位領域では10jのように2つのドットが重複されて記録されるエリアも発生している。
10hは、2値データ10bと3パス目のマスクデータ10eとの論理積の結果を示し、記録媒体の単位領域に3パス目で記録される2値データとなる。3パス目の記録は、1パス目と2パス目の記録が既に行われた領域に行われる。よって、単位領域の記録状態は12kのように、2つのドットが重複されて記録されるエリアも、3つのドットが重複して記録されるエリアも発生している。
図11(a)および(b)は、本実施形態におけるハーフトーニングJ0005後の9値データと記録媒体上でのドットの記録状態を、1画素領域について、高画質モードと高速モードとで比較するための図である。
まず、図11(a)は、高画質モードでのドット記録状態を示す図である。すなわち、ハーフトーニングJ0005後の9値データに対し、図4で説明したドット配置パターン化処理を行い、図7で説明したマスクパターンを用いて4パス記録を行った結果、記録媒体上に得られるドットの記録状態を示した図である。600ppiの1画素が有するレベルが上昇するにつれて、4エリア×2エリアの各エリアには1つずつドットが増えており、最高レベル8では1画素領域に計8個のドットが記録される。
一方、図11(b)は、高速モードでのドット記録状態を示す図である。すなわち、ハーフトーニングJ0005後の9値データに対し、図5で説明したドット配置パターン化処理を行い、図9で説明したマスクパターンを用いて3パス記録を行った結果、記録媒体上に得られるドットの記録状態を示した図である。本高速モードにおいても、2エリア×2エリアで構成される600ppiの1画素に相当する領域については、レベルが上昇するにつれて、ドットが1つずつ、重複を許容しながらも増えており、最高レベル8では1画素領域に計8個のドットが記録される。すなわち、レベル値とドットの数の関係は、高画質モードと同様になっている。
本実施形態の高速モードでは、図9で説明したように、600ppiの1画素に相当する2エリア×2エリアの領域に対し、1ドットが記録されるエリア、2ドットが記録されるエリア、3ドットが記録されるエリアが、マスクパターンによって予め定められている。よって、これらエリアのいずれにドットを配置するかをドット配置パターン化処理がレベルに応じて指定することにより、画素領域に結果的に記録されるドットの数をコントロールすることが出来る。このように、本実施形態の高速モードでは、ドット配置パターン化処理で参照するドット配置パターンと、マスクデータ変換処理で参照するマスクパターンとを、予め関連付けて作成してある。これにより、レベル値(9値)よりも少ないエリア数(4エリア)しか有さない低解像度記録モードであっても、レベル値(0〜レベル8)と結果的に記録されるドット数(0ドット〜8ドット)とを1対1で対応づけて記録を行うことが出来る。
以上説明したように、本実施形態の高画質モードと高速モードでは、ハーフトーニングまでの画像処理は同一であるが、ドット配置パターン化処理とマスクデータ変換処理および記録解像度が互いに異なっている。
具体的には、まず、ドット配置パターン化処理において、高画質モードでは600ppiの1画素を4×2の2値データに変換するのに対し、高速モードでは600ppiの1画素を2×2の2値データに変換する。すなわち、高速モードのほうが変換後の情報量が少なく、高速な変換処理を期待することが出来る。また、マスクデータ変換処理において、高画質モードでは、記録許容率が100%の(すなわち各ノズル群で補完関係を有する)4パスのマスクパターンを用いているのに対し、高速モードでは記録許容率が200%の3パスのマスクパターンを用いている。更に、高画質モードでは主走査方向に2400dpiの解像度で記録を行っているのに対し、高速モードでは高画質モードの半分に相当する1200dpiの記録解像度で記録を行っている。このとき、高速モードでは、その記録解像度が高画質モードの半分であることから、記録ヘッドH1001の吐出周波数を高画質モードと等しくした状態でキャリッジ速度を高画質モードよりも速く設定することも出来る。
その上で、本実施形態の高速モードでは、ドット配置パターンとマスクパターンを予め関連付けて用意することにより、レベル値よりも少ないエリアしか有さない低解像度記録でありながら、レベル値と記録ドット数とを線形的に対応づけている。これにより、ハーフトーニングまでの処理は高画質モードと共通としながら、高画質モードと同様の階調性および画像濃度を得ることが可能な、高速に出力可能なモードを実現することが出来る。
すなわち、本実施形態の高速モードでは、特許文献1のように高速モードのためにカラープロファイルや量子化プログラムを独立して用意する必要はない状態でありながら、特許文献1以上に良好な階調性を実現することが出来るのである。
なお、以上の説明では、1画素領域(2エリア×2エリア)を1周期としたマスクパターンおよびドット配置パターンを用意する例で説明したが、本実施形態はこのような形態に限定されるものではない。具体的には、同じレベル1であっても、ドット配置パターンではドットを記録するエリアが図5のように2×2エリアの左上に限定されなくても良く、例えば右上であったり左下であったりと、600ppiの画素位置に応じて様々に変化してもよい。このようなドット配置パターンであっても、マスクパターンとの協働によって、結果的に、レベル1の場合は2×2エリアのいずれかに1つのドットが記録され、レベル2の場合は2×2エリアのいずれかに2つのドットが記録され・・と言う規則が守られればよい。すなわち、画素領域が有するレベル値と結果的に画素領域内に記録されるドット数とが1対1で対応するように、ドット配置パターンとマスクパターンとが関連付けられていれば、それぞれのパターンにおいて特に周期は限定されるものではない。
また、画素領域の解像度や記録解像度あるいは階調数(レベル値)も上記値に限定されるものではない。本実施形態では、レベル値(K値)−1よりも少ないエリア数(Jエリア)に対する記録ドットの有無を定めるドット配置パターンと、マルチパス記録で画素領域に記録を許容するドット数の和がK−1個となるようなマスクパターンが用意されればよい。そして、レベル値と結果的に画素領域に記録されるドット数とが、1対1で線形的に対応するように、ドット配置パターンとマスクパターンとが関連付けられて作成されていれば、上述した構成と同様の効果を得ることが出来る。
更に、マルチパス数についても、マルチパス数Nが2以上の整数であれば、上記構成に限定されるものではない。N回の走査によって画像を記録する低解像度記録の高速モード(第1モード)と、M回(M>N)の走査によって高解像度に画像を記録する高画質モード(第2モード)とが用意され、両者の間で上述した画像処理の関係が保たれれば、本発明の効果は有効である。
ところで、本実施形態の記録装置は、2値化されたデータを受信してマスクデータ変換処理以降の処理を行うが、受信される2値データは、必ずしも図3で説明したようなプリンタドライバを介するものばかりではないものとする。すなわち、記録装置専用のプリンタドライバではなく、何らかの方法で画像処理が施された後の、1200dpiの2値データが入力されるような場合にも、本実施形態の記録装置は1200dpiの記録解像度で対応する。このようなモードを、上述した第1の高速モードと区別するため、ここでは第2の高速モードとする。第2の高速モードの場合、記録装置側に2値化以前の画像処理の情報はなく、上述した第1の高速モードのように、ドット配置パターン化処理に対応したマスクパターンを用意しておくことも出来ない。
図12は、第2の高速モードで使用するマスクパターンP3を示す図である。マスクパターンP3も、X方向は386エリア、Y方向はノズル数と同等の768エリアで構成される3パス用マスクパターンとなっている。
図13は、3つのノズル群それぞれに対応するマスクパターンの左上の4エリア×4エリアの領域(P0010〜P0012)と、これらマスクパターンを重ね合わせた結果(P0013)を示す図である。第2の高速モードにおいては、4×4の全てのエリアに2つずつドットが記録されるように、P0010〜P0012のマスクパターンが定められている。このように本実施形態の第2の高速モードでは、600ppiの1画素に対し、最高8ドットまでインク滴が記録される構成になっている。
図14は、第2の高速モードにおける、入力2値データに対する、処理の過程を具体的に説明するための図である。14aは、記録装置に入力される2値データを示している。ここでは、黒がドットを記録するエリア、白がドットを記録しないエリアをそれぞれ示している。
14b〜14dは、マスクデータ変換処理が用意する3パス用のマスクパターンP0010〜P0012である。図において、黒はドットの記録を許容するエリア、白はドットの記録を許容しないエリアをそれぞれ示している。14bが単位領域に対し1パス目(最初の走査)で使用されるマスクパターンP0010、14cが2パス目で使用されるマスクパターンP0011、14dが3パス目で使用されるマスクパターンP0012である。
14e〜14gは、2値データ14aに対し、マスクパターン14b〜14dとの間で論理積演算(AND処理)を行った結果得られる2値データを示している。14eは、2値データ14aと1パス目のマスクデータ14bとの論理積の結果を示し、記録媒体の単位領域に1パス目で実際に記録される2値データとなる。ここでは、記録エリアをグレーで示している。また、1パス目終了後の単位領域の記録状態は14hで示している。
14fは、2値データ14aと2パス目のマスクデータ14cとの論理積の結果を示し、記録媒体の単位領域に2パス目で記録される2値データとなる。2パス目の記録は、1パス目の記録が既に行われた領域に行われるので、単位領域では14iのように2つのドットが重複されて記録されるエリアも発生している。
14gは、2値データ14aと3パス目のマスクデータ14dとの論理積の結果を示し、記録媒体の単位領域に3パス目で記録される2値データとなる。3パス目の記録は、1パス目と2パス目の記録が既に行われた領域に行われる。よって、単位領域の記録状態は12kのように、全てのエリアが、2つのドットが重複されて記録されるエリアとなっている。
第2の高速モードによれば、図15に見るように、いずれの記録データに対しても、マスクデータ変換処理によって、2つずつのドットが1200dpiの記録解像度で均等に記録される。このような、第2の高速モードであれば、2値化前の画像解像度やそのレベル値に対応付けが出来ない状態であっても、図16(a)および(b)に示すように、高画質記録モードとほぼ類似した階調性を有する画像を記録することが出来る。
201〜204 記録ヘッド
500 記録制御部
600 記録装置
1200 ホスト装置
J0006 ドット配置パターン化処理
J0008 マスクデータ変換処理

Claims (11)

  1. インクを吐出するための記録ヘッドを記録媒体に対し複数回走査させる走査制御手段と、
    前記記録ヘッドのN回(Nは2以上の整数)の走査にて前記記録媒体上の画素領域にドットを記録するための第1記録モードと、前記記録ヘッドのM回(MはNより大きな整数)の走査にて前記第1記録モードよりも高いドット配置密度で前記画素領域にドットを記録するための第2記録モードと、を設定するモード設定手段と、
    前記画素領域内の複数のエリアの夫々に対するドットの配置の有無を定めたドット配置パターンを用いて、前記画素領域に対応するK値の階調データ(Kは4以上の整数)を2値データに変換する変換手段と、
    前記複数のエリアに対する前記2値データの記録が許容される記録許容エリアと記録が許容されない非記録許容エリアとがそれぞれ配置された複数のマスクパターンを用いて、前記2値データから複数回の前記走査それぞれに対応した複数の吐出データを生成する生成手段と、を有する記録制御装置であって、
    前記モード設定手段により前記第1記録モードが設定された場合、
    A−1)前記変換手段は、前記画素領域を構成するJ個(JはK−1より小さい2以上の整数)の第1のエリアの夫々に対応するドットの配置の有無を定めた第1のドット配置パターンを用いて、前記K値の階調データを第1の前記2値データに変換し、
    A−2)前記生成手段は、前記J個の第1のエリアに対する前記第1の2値データの記録が許容される第1の記録許容エリアと記録が許容されない第1の非記録許容エリアとがそれぞれ配置され、且つ、前記第1の記録許容エリアの数の和がK−1個となるように配置されたN個の第1のマスクパターンを用いて、前記第1の2値データから前記N回の走査それぞれに対応したN個の第1の前記吐出データを生成し、
    A−3)前記第1のドット配置パターンおよび前記N個の第1のマスクパターンは、前記N回の走査において前記N個の第1の吐出データに従って前記画素領域にドットを記録することで、K段階の階調数を表現することが可能なように定められており、
    前記モード設定手段により第2記録モードが設定された場合、
    B−1)前記変換手段は、前記画素領域を構成するK−1個の第2のエリアの夫々に対応するドットの配置の有無を定めた第2のドット配置パターンを用いて、前記K値の階調データを第2の前記2値データに変換し、
    B−2)前記生成手段は、前記K−1個の第2のエリアに対する前記第2の2値データの記録が許容される第2の記録許容エリアと記録が許容されない第2の非記録許容エリアとがそれぞれ配置され、且つ、前記第2の記録許容エリアの数の和がK−1個となるように配置されたM個の第2のマスクパターンを用いて、前記第2の2値データから前記M回の走査それぞれに対応したM個の第2の前記吐出データを生成し、
    B−3)前記第2のドット配置パターンおよび前記M個の第2のマスクパターンは、前記M回の走査において前記M個の第2の吐出データに従って前記画素領域にドットを記録することで、K段階の階調数を表現することが可能なように定められていることを特徴とする記録制御装置。
  2. 前記第1記録モードと第2記録モードとでは、K段階の階調数の夫々を表現する場合において、前記画素領域に記録されるドットの数が互いに等しいことを特徴とする請求項1に記載の記録制御装置。
  3. 前記M個の第2のマスクパターンは、前記M回の走査によって前記K−1個の第2のエリアのそれぞれに対して前記第2の2値データの記録が1回ずつ許容されるように、前記第2の記録許容エリアが配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の記録制御装置。
  4. 前記M個の第2のマスクパターンは、前記第2の記録許容エリアが互いに排他的且つ補完的な関係となるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の記録制御装置。
  5. 前記N個の第1のマスクパターンは、前記N回の走査によって前記第1の2値データによる記録が1回許容される前記第1のエリアと、前記第1の2値データによる記録が2回許容される前記第1のエリアと、が決定されるように、前記第1の記録許容エリアが配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  6. 前記N個の第1のマスクパターンは、前記第1の2値データの記録が3回許容される前記第1のエリアが更に決定されるように、前記第1の記録許容エリアが配置されていることを特徴とする請求項5に記載の記録制御装置。
  7. 前記第1のドット配置パターンは、第1の階調数を表現する場合におけるドットを配置する前記第1のエリアの数と、前記第1の階調数より一段階高い第2の階調数を表現する場合におけるドットを配置する前記第1のエリアの数と、は互いに同じであり、
    前記N個の第1のマスクパターンは、前記第2の階調数を表現する場合にドットを配置する前記第1のエリアに対する記録が許容される回数が、前記第1の階調数を表現する場合にドットを配置する前記第1のエリアに対する記録が許容される回数よりも1回多くなるように、前記第1の記録許容エリアが配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  8. インクを吐出するための記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを記録媒体に対し複数回走査させる走査手段と、を有する記録装置と、
    該記録装置に記録用のデータを供給するデータ供給装置と、を含む記録システムであって、
    前記記録ヘッドのN回(Nは2以上の整数)の走査にて前記記録媒体上の画素領域にドットを記録するための第1記録モードと、前記記録ヘッドのM回(MはNより大きな整数)の走査にて前記第1記録モードよりも高いドット配置密度で前記画素領域にドットを記録するための第2記録モードと、を設定するモード設定手段と、
    前記画素領域内の複数のエリアの夫々に対するドットの配置の有無を定めたドット配置パターンを用いて、前記画素領域に対応するK値の階調データ(Kは4以上の整数)を2値データに変換する変換手段と、
    前記複数のエリアに対する前記2値データの記録が許容される記録許容エリアと記録が許容されない非記録許容エリアとがそれぞれ配置された複数のマスクパターンを用いて、前記2値データから複数回の前記走査それぞれに対応した複数の吐出データを生成する生成手段と、を有し、
    前記モード設定手段により前記第1記録モードが設定された場合、
    A−1)前記変換手段は、前記画素領域を構成するJ個(JはK−1より小さい2以上の整数)の第1のエリアの夫々に対応するドットの配置の有無を定めた第1のドット配置パターンを用いて、前記K値の階調データを第1の前記2値データに変換し、
    A−2)前記生成手段は、前記J個の第1のエリアに対する前記第1の2値データの記録が許容される第1の記録許容エリアと記録が許容されない第1の非記録許容エリアとがそれぞれ配置され、且つ、前記第1の記録許容エリアの数の和がK−1個となるように配置されたN個の第1のマスクパターンを用いて、前記第1の2値データから前記N回の走査それぞれに対応したN個の第1の前記吐出データを生成し、
    A−3)前記第1のドット配置パターンおよび前記N個の第1のマスクパターンは、前記N回の走査において前記N個の第1の吐出データに従って前記画素領域にドットを記録することで、K段階の階調数を表現することが可能なように定められており、
    前記モード設定手段により第2記録モードが設定された場合、
    B−1)前記変換手段は、前記画素領域を構成するK−1個の第2のエリアの夫々に対応するドットの配置の有無を定めた第2のドット配置パターンを用いて、前記K値の階調データを第2の前記2値データに変換し、
    B−2)前記生成手段は、前記K−1個の第2のエリアに対する前記第2の2値データの記録が許容される第2の記録許容エリアと記録が許容されない第2の非記録許容エリアとがそれぞれ配置され、且つ、前記第2の記録許容エリアの数の和がK−1個となるように配置されたM個の第2のマスクパターンを用いて、前記第2の2値データから前記M回の走査それぞれに対応したM個の第2の前記吐出データを生成し、
    B−3)前記第2のドット配置パターンおよび前記M個の第2のマスクパターンは、前記M回の走査において前記M個の第2の吐出データに従って前記画素領域にドットを記録することで、K段階の階調数を表現することが可能なように定められていることを特徴とする記録システム。
  9. 前記第1のドット配置パターンは、第1の階調数を表現する場合におけるドットを配置する前記第1のエリアの数と、前記第1の階調数より一段階高い第2の階調数を表現する場合におけるドットを配置する前記第1のエリアの数と、は互いに同じであり、
    前記N個の第1のマスクパターンは、前記第2の階調数を表現する場合にドットを配置する前記第1のエリアに対する記録が許容される回数が、前記第1の階調数を表現する場合にドットを配置する前記第1のエリアに対する記録が許容される回数よりも1回多くなるように、前記第1の記録許容エリアが配置されていることを特徴とする請求項8に記載の記録システム。
  10. インクを吐出するための記録ヘッドを記録媒体に対し複数回走査させる走査工程と、
    前記記録ヘッドのN回(Nは2以上の整数)の走査にて前記記録媒体上の画素領域にドットを記録するための第1記録モードと、前記記録ヘッドのM回(MはNより大きな整数)の走査にて前記第1記録モードよりも高いドット配置密度で前記画素領域にドットを記録するための第2記録モードと、を設定するモード設定工程と、
    前記画素領域内の複数のエリアの夫々に対するドットの配置の有無を定めたドット配置パターンを用いて、前記画素領域に対応するK値の階調データ(Kは4以上の整数)を2値データに変換する変換工程と、
    前記複数のエリアに対する前記2値データの記録が許容される記録許容エリアと記録が許容されない非記録許容エリアとがそれぞれ配置された複数のマスクパターンを用いて、前記2値データから複数回の前記走査それぞれに対応した複数の吐出データを生成する生成工程と、を有する記録方法であって、
    前記モード設定工程により前記第1記録モードが設定された場合、
    A−1)前記変換工程は、前記画素領域を構成するJ個(JはK−1より小さい2以上の整数)の第1のエリアの夫々に対応するドットの配置の有無を定めた第1のドット配置パターンを用いて、前記K値の階調データを第1の前記2値データに変換し、
    A−2)前記生成工程は、前記J個の第1のエリアに対する前記第1の2値データの記録が許容される第1の記録許容エリアと記録が許容されない第1の非記録許容エリアとがそれぞれ配置され、且つ、前記第1の記録許容エリアの数の和がK−1個となるように配置されたN個の第1のマスクパターンを用いて、前記第1の2値データから前記N回の走査それぞれに対応したN個の第1の前記吐出データを生成し、
    A−3)前記第1のドット配置パターンおよび前記N個の第1のマスクパターンは、前記N回の走査において前記N個の第1の吐出データに従って前記画素領域にドットを記録することで、K段階の階調数を表現することが可能なように定められており、
    前記モード設定工程により第2記録モードが設定された場合、
    B−1)前記変換工程は、前記画素領域を構成するK−1個の第2のエリアの夫々に対応するドットの配置の有無を定めた第2のドット配置パターンを用いて、前記K値の階調データを第2の前記2値データに変換し、
    B−2)前記生成工程は、前記K−1個の第2のエリアに対する前記第2の2値データの記録が許容される第2の記録許容エリアと記録が許容されない第2の非記録許容エリアとがそれぞれ配置され、且つ、前記第2の記録許容エリアの数の和がK−1個となるように配置されたM個の第2のマスクパターンを用いて、前記第2の2値データから前記M回の走査それぞれに対応したM個の第2の前記吐出データを生成し、
    B−3)前記第2のドット配置パターンおよび前記M個の第2のマスクパターンは、前記M回の走査において前記M個の第2の吐出データに従って前記画素領域にドットを記録することで、K段階の階調数を表現することが可能なように定められていることを特徴とする記録方法。
  11. 前記第1のドット配置パターンは、第1の階調数を表現する場合におけるドットを配置する前記第1のエリアの数と、前記第1の階調数より一段階高い第2の階調数を表現する場合におけるドットを配置する前記第1のエリアの数と、は互いに同じであり、
    前記N個の第1のマスクパターンは、前記第2の階調数を表現する場合にドットを配置する前記第1のエリアに対する記録が許容される回数が、前記第1の階調数を表現する場合にドットを配置する前記第1のエリアに対する記録が許容される回数よりも1回多くなるように、前記第1の記録許容エリアが配置されていることを特徴とする請求項10に記載の記録方法。
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