JP5645177B1 - 気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】壁面に沿って配設される気密巾木の出隅、入隅部のコーナー部において、巾木同士の突き合わせ部のクッション材と床面との間に差し入れて使用することによりコーナーパッド下端と床面との間に隙間が生じないようにした気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバーを提供すること。【解決手段】壁面に沿って配設される気密巾木の出隅、入隅部のコーナー部において、巾木同士の突き合わせ部のクッション材と床面との間に差し入れて使用する隙間隠蔽カバーであって、クッション材と床面の間に差し入れることができるL字形状の水平片と側壁片を形成し、同水平片上に側壁片との間でコーナーパッドの下端を嵌めることができる垂直片を形成したことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、壁面に沿って配設される気密巾木の出隅、入隅部のコーナー部における隙間隠蔽カバーに関するものである。
従来から床面との隙間を遮蔽して気密を保持することができる可撓性のあるクッション材を巾木の下端に取り付けた巾木として、特開2003−097041、特開2004−137560等に記載されるような気密巾木がある。
このような気密巾木の場合、壁の出隅、入隅部における巾木同士の突き合わせ部に使用されるコーナーパッドは、巾木の幅つまり高さに合わせて製作されるため、巾木の施工状態によってはコーナーパッドの下端部において隙間が生じて美観のみならず気密保持においても問題点があった。
本発明は、壁面に沿って配設される気密巾木の出隅、入隅部のコーナー部において、巾木同士の突き合わせ部のクッション材と床面との間に差し入れて使用することによりコーナーパッド下端と床面との間に隙間が生じないようにした気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバーを提供することを目的とするものである。
本発明に係る気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバーは、壁面に沿って配設される気密巾木の出隅、入隅部のコーナー部において、巾木同士の突き合わせ部のクッション材と床面との間に差し入れて使用する隙間隠蔽カバーであって、クッション材と床面の間に差し入れることができるL字形状の水平片と側壁片を形成し、同水平片上に側壁片との間でコーナーパッドの下端を嵌めることができる垂直片を形成したことを特徴とするものである。
本発明に係る気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバーでは、壁の出隅、入隅のコーナー部において隙間隠蔽カバーの側壁片と垂直片との間で形成されるガイド空間にコーナーパッドの下端を嵌めて一体化し、このコーナーパッドを一体化した隙間隠蔽カバーの水平片を気密巾木同士の突き合わせ部のクッション材の下に差し入れてクッション材の弾性力で床面に押し付けて固定するようにしてあるので、コーナーパッド下端部が隙間隠蔽カバーによって隠されて気密巾木同士の突き合わせ部での気密が保持されるだけでなく、体裁もよい。
図1は、出隅用隙間隠蔽カバーの斜視図、図2は、同平面図、図3は、入隅用隙間隠蔽カバーの斜視図、図4は、同平面図、図5は、壁面の出隅部にコーナーパッドを取り付けた状態の概略斜視図、図6は、図5の要部横断平面図、図7は、壁面の入隅部にコーナーパッドを取り付けた状態の概略斜視図、図8は、図7の要部横断平面図、図9は、コーナー部にコーナーパッドを取り付けた状態の縦断側面図、図10は、調整可能状態を表す図9の縦断側面図である。
図1〜図4において、1は、壁面に沿って配設される気密巾木の出隅、入隅部のコーナー部において、巾木同士の突き合わせ部のクッション材と床面との間に差し入れて使用する隙間隠蔽カバーである。
図1、2の出隅用コーナーパッドP−1に使用される隙間隠蔽カバー1の場合、L字形状の平面を有する水平片1−1とその水平片1−1外周を囲む垂直の側壁片1−2とから構成され、この側壁片1−2の内周面との間で出隅用コーナーパッドP−1の下端を差し入れてガタ付きなく一体化できるガイド空間が形成されるような垂直片1−3が水平片1−1の一部に形成されている。垂直片1−3の形状はどのような形状でもよいものである。
図3、4の入隅用コーナーパッドP−2に使用される隙間隠蔽カバー1の場合も、平面形状は異なるが、L字形状の平面を有する水平片1−1とその水平片1−1外周を囲む垂直の側壁片1−2とから構成され、この側壁片1−2の内周面との間で入隅用コーナーパッドP−2の下端を差し入れてガタ付きなく一体化できるガイド空間が形成されるような垂直片1−3が水平片1−1の一部に形成されている。この場合でも垂直片1−3の形状はどのような形状でもよいものである。
2は、床面と接触して気密を保持するようにしたクッション材3を固着した壁面に貼着される巾木である。
図5、図6の出隅用コーナーパッドP−1の場合、コーナーパッドP−1の下端を隙間隠蔽カバー1のガイド空間に差し入れて一体化し、壁面Wに貼着された巾木2、2同士の突き合わせ部において隙間隠蔽カバー1の水平片1−1を図9、図10のように巾木2、2下端のクッション材3、3の下から差し入れた後コーナーパッドP−1を両面テープや接着剤を用いて巾木2、2同士の突き合わせ部に装着する。
図5、図6の入隅用コーナーパッドP−2の場合も同じくコーナーパッドP−2の下端を隙間隠蔽カバー1のガイド空間に差し入れて一体化し、壁面Wに貼着された巾木2、2同士の突き合わせ部において隙間隠蔽カバー1の水平片1−1を図9、図10のように巾木2、2下端のクッション材3、3の下から差し入れた後コーナーパッドP−1を両面テープや接着剤を用いて巾木2、2同士の突き合わせ部に装着する。
図6、図8のように巾木2が途中で途切れている場合は巾木のエンドキャップとして、変形させた出隅用コーナーパッドと出隅用隙間隠蔽カバーを使用することもできるものである。
本発明に係る気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバーによれば、壁面に沿って配設される気密巾木の出隅、入隅部のコーナー部において、巾木同士の突き合わせ部のクッション材と床面との間に差し入れて使用する隙間隠蔽カバーであって、クッション材と床面の間に差し入れることができるL字形状の水平片と側壁片を形成し、同水平片上に側壁片との間でコーナーパッドの下端を嵌めることができる垂直片を形成したもので、壁の出隅、入隅のコーナー部において隙間隠蔽カバーの側壁片と垂直片との間で形成されるガイド空間にコーナーパッドの下端を嵌めて一体化し、このコーナーパッドを一体化した隙間隠蔽カバーの水平片を気密巾木同士の突き合わせ部のクッション材の下に差し入れてクッション材の弾性力で床面に押し付けて固定するようにしてあるので、コーナーパッド下端部が隙間隠蔽カバーによって隠されて気密巾木同士の突き合わせ部での気密が保持されるだけでなく、体裁もよいものである。
1 隙間隠蔽カバー
1−1 水平片
1−2 側壁片
1−3 垂直片
2 巾木
3 クッション材
P−1 出隅用コーナーパッド
P−2 入隅用コーナーパッド
W 壁面
1−1 水平片
1−2 側壁片
1−3 垂直片
2 巾木
3 クッション材
P−1 出隅用コーナーパッド
P−2 入隅用コーナーパッド
W 壁面
Claims (1)
- 壁面に沿って配設される気密巾木の出隅、入隅部のコーナー部において、巾木同士の突き合わせ部のクッション材と床面との間に差し入れて使用する隙間隠蔽カバー(1)であって、クッション材と床面の間に差し入れることができるL字形状の水平片(1−1)と側壁片(1−2)を形成し、同水平片上に側壁片との間でコーナーパッドの下端を嵌めることができる垂直片(1−3)を形成したことを特徴とする気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013153963A JP5645177B1 (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013153963A JP5645177B1 (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5645177B1 true JP5645177B1 (ja) | 2014-12-24 |
JP2015014177A JP2015014177A (ja) | 2015-01-22 |
Family
ID=52139217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013153963A Active JP5645177B1 (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 気密巾木のコーナー部の隙間隠蔽カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5645177B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
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-
2013
- 2013-07-05 JP JP2013153963A patent/JP5645177B1/ja active Active
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JP2015014177A (ja) | 2015-01-22 |
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