JP5645091B2 - 色情報生成装置、色情報生成方法、および記録媒体 - Google Patents

色情報生成装置、色情報生成方法、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、色の属性情報を表示するための表示用データを生成し表示する色情報生成装置および色情報生成方法等に関する。
近年、さまざまな産業分野において色を用途に応じて的確に管理する必要性が高まっている。従来、各産業分野別に作られている色票を用いるか、JIS標準色票、JIS系統色名またはJIS系統色名を示す表を用いて色を管理する方法が広く知られている。
図21は、JIS系統色名を表示するJIS系統色名表100を示す。JIS系統色名表100は、複数のJIS系統色名101を表示し、縦方向がマンセル表色系の明度を示し、横方向がマンセル表色系の彩度を示す。JIS系統色名101は、明度と彩度に基づいてJIS系統色名表100における色エリア102が定められている。例えば、「くすんだ黄赤」であるJIS系統色名101の色エリア102は、明度方向より彩度方向に長い長方形である。
しかし、色票では色立体における個別の色票の色範囲がわからず、JIS慣用色では色立体における分布がわからず、JIS系統色名表100に見られるように、360度ある色相環を25の明度・彩度による縦断面図でエリア分けすることで、マンセル表色系を合計350のブロックで分割しているが、色相環における断面図間のエリア分割が不明瞭であることと、本来グラデーションである色をブロックで分けているため、ブロックの境界線上の系統色名が不明瞭である。
そこで、例えば、マンセル表色系における縦断面または横断面を用いて、色彩分布を把握することができる色立体表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、例えば、マンセル色立体の断面斜視図を用いて、色名と色のグラデーションを表示する表示装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平2−103160号公報 特開2000−311239号公報
しかしながら、特許文献1に示される技術においては、縦断面または横断面に相当する色彩分布を別々に把握することができるが、縦断面および横断面に相当する色彩分布を同時に把握することができなかった。
また、特許文献2に示される技術においては、所定の明度における色のグラデーションを表示するものであり、明度が異なる複数の色についてのグラデーションを同時に表示するものではない。
また、工業製品においては知覚差が厳密な均等色空間であるL*a*b*表色系による色彩管理も普及しているが、一方で主にデザインや教育分野で普及している、慣用色や系統色と対応づけられているマンセル表色系との表現形式が異なるため、言語と知覚の相関性の把握が困難であるという問題もあった。
本発明は、上記従来の課題を考慮して、色の属性情報を立体的に表示することにより、色の属性に関する空間的特性を容易に把握することができる色情報生成装置および色情報生成方法等を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
色刺激についての属性であるL*a*b*表色系のL*a*b*値と、コンピュータの色についての属性であるRGB値と、人が感覚的に色を識別できるレベルを示す値として予め設定されている、L*a*b*表色系色立体において前記L*a*b*値を中心として形成される色球体の、色差に比例する球半径とが互いに関連付けられた色データベースと、
前記L*a*b*値または前記RGB値を入力する入力部と、
前記色データベースを参照して前記入力部に入力された前記L*a*b*値または前記RGB値に関連付けられている前記L*a*b*値を中心点とし、前記関連付けられている前記球半径を有する、少なくとも表面に色付けした前記色球体を、線画の前記L*a*b*表色系色立体内に配置した表示用データを生成する表示用データ生成部と、を備えた色情報生成装置である。
また、第2の本発明は、
前記色データベースでは、さらに、色名、色番号、XYZ表色系のXYZ値、およびマンセル表色系のHVC値のグループから選ばれる1または複数の色についての属性が、前記L*a*b*値または前記RGB値と関連付けられており、
前記入力部には、前記色についての属性のいずれかが入力される、第1の本発明の色情報生成装置である。
また、第3の本発明は、
前記色データベースの前記球半径は、前記入力部に新たに入力される球半径の値に書き換えられる、第1または第2の本発明の色情報生成装置である。
また、第4の本発明は、
前記表示用データ生成部で生成された前記表示用データを表示する表示部を備えた、第1〜第3のいずれかの本発明の色情報生成装置である。
また、第5の本発明は、
前記表示用データ生成部によって生成された前記色球体の内部は、色付けされている、第4の本発明の色情報生成装置である。
また、第6の本発明は、
前記表示用データ生成部は、前記中心点を中心とする前記球半径の仮色球体を形成し、予め設定された下限値以上かつ予め設定された上限値以下となる複数の前記RGB値を、それぞれ前記L*a*b*値に変換し、変換した前記L*a*b*値が、それぞれ前記仮色球体の内部に存在するか否かを判定し、前記仮色球体の内部に存在する前記L*a*b*値の集合体を前記色球体の表示用データとする、第5の本発明の色情報生成装置である。
また、第7の本発明は、
2つの前記色球体間の色差を算出する色差算出部を備え、
前記表示部が、前記L*a*b*表色系色立体と、前記色球体として第1の色球体および第2の色球体とを表示しているときに、前記入力部に前記第1の色球体と前記第2の色球体との距離を算出する命令が入力されると、
前記色差算出部は、前記第1の色球体の前記中心点と前記第2の色球体の前記中心点との距離を、前記第1の色球体および前記第2の色球体間の前記色差として算出する、第4の本発明の色情報生成装置である。
また、第8の本発明は、
前記表示用データ生成部は、前記L*a*b*表色系色立体におけるL*a*断面、L*b*断面、またはa*b*断面のいずれか1つを投影断面として特定し、1または複数の前記色球体を前記投影断面に投影することにより前記投影断面上に投影色球体を配置した表示用データを生成する、第1〜第7のいずれかの本発明の色情報生成装置である。
また、第9の本発明は、
前記表示用データ生成部は、前記投影断面上に2以上の前記投影色球体を配置しているとき、一の前記投影色球体から他の前記投影色球体へ向けたベクトルを示す表示用データを生成する、第8の本発明の色情報生成装置である。
また、第10の本発明は、
前記色データベースでは、色名、色番号、XYZ表色系のXYZ値、およびマンセル表色系のHVC値のグループから選ばれる1または複数の色についての属性が、前記L*a*b*値または前記RGB値と関連付けられており、
前記表示用データ生成部は、前記仮色球体の内部に存在すると判定された前記L*a*b*値を、それぞれ他の前記属性に変換し、変換された前記属性をその属性についての表色系色立体内に配置する表示用データを生成する、第6の本発明の色情報生成装置である。
また、第11の本発明は、
前記色データベースでは、色についての属性であるマンセル表色系のHVC値が、前記L*a*b*値または前記RGB値と関連付けられており、
前記表示用データ生成部は、前記仮色球体の内部に存在すると判定された前記L*a*b*値を、それぞれ前記HVC値に変換し、変換された前記HVC値の集合体を色楕円球体とし、マンセル表色系色立体内に前記色楕円球体を配置した表示用データを生成する、第6の本発明の色情報生成装置である。
また、第12の本発明は、
2つの前記色球体間の色差を算出する色差算出部を備え、
前記表示部が、前記マンセル表色系色立体と、前記色楕円球体として第1の色楕円球体および第2の色楕円球体とを表示しているときに、前記入力部に前記第1の色楕円球体と前記第2の色楕円球体との色差を算出する命令が入力されると、
前記色差算出部は、前記第1の色楕円球体の中心点のHVC値と前記第2の色楕円球体の中心点のHVC値とをそれぞれL*a*b*値に変換し、前記変換した2つのL*a*b*値間の距離を、前記第1の色楕円球体および前記第2の色楕円球体間の前記色差として算出する、第11の本発明の色情報生成装置である。
また、第13の本発明は、
前記表示部が表示している、前記変換された属性についての表色系色立体は、回転およびズーム可能となっている、第10の本発明の色情報生成装置である。
また、第14の本発明は、
いずれかの前記属性から他の前記属性を作り出す変換式を有し、前記いずれかの属性が前記入力部に入力されると、前記変換式を用いて対応する前記他の属性を作り出す属性演算部を備え、前記色データベースを生成できる第2の本発明の色情報生成装置である。
また、第15の本発明は、
色刺激についての属性であるL*a*b*表色系のL*a*b*値、またはコンピュータの色についての属性であるRGB値を入力する入力ステップと、
前記L*a*b*値と、前記RGB値と、人が感覚的に色を識別できるレベルを示す値として予め設定されている、L*a*b*表色系色立体において前記L*a*b*値を中心として形成される色球体の、色差に比例する球半径とが互いに関連付けられた色データベースを参照して、前記入力部に入力された前記L*a*b*値または前記RGB値に関連付けられている前記L*a*b*値を中心点とし、前記関連付けられている前記球半径を有する、少なくとも表面に色付けした前記色球体を、線画の前記L*a*b*表色系色立体内に配置した表示用データを生成する表示用データ生成ステップと、を備えた色情報生成方法である。
また、第16の本発明は、
第15の本発明の色情報生成方法の、少なくとも前記入力ステップおよび前記表示用データ生成ステップをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
また、第1の本発明に関連する発明は、
第15の本発明の色情報生成方法の、少なくとも前記入力ステップおよび前記表示用データ生成ステップをコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明により、色の属性情報を立体的に表示することにより、色の属性に関する空間的特性を容易に把握することができる色情報生成装置および色情報生成方法等を提供できる。
本発明の実施の形態に係る色情報生成装置の機能構成を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る色情報生成装置の、装置構成の具体例を示すブロック図 (a)従来の色差感覚レベルテーブルの構成図、(b)本発明の実施の形態の色差感覚レベルテーブルの構成図 本発明の実施の形態に係る色データベースの構成図 本発明の実施の形態に係る色データベースに属性情報が記録される記録処理のフローチャート (a)本発明の実施の形態に係る、L*a*b*表色系色立体における色球体の状態を示す図、(b)本発明の実施の形態に係る、L*a*b*表色系色立体における色球体の構成を示す図 (a)〜(d)本発明の実施の形態に係る表示用データ生成部が、L*a*b*表色系色立体において色球体を形成する手順を示す図 本発明の実施の形態に係る表示用データ生成部が色球体を形成する色球体形成処理のフローチャート (a)本発明の実施の形態に係る、マンセル表色系色立体における色楕円球体の状態を示す図、(b)本発明の実施の形態に係る、マンセル表色系色立体における色楕円球体の構成を示す図、(c)本発明の実施の形態に係る、マンセル表色系色立体における色楕円球体の中心点を示す図 本発明の実施の形態に係る表示用データ生成部が色楕円球体を形成する色楕円球体形成処理のフローチャート 本発明の実施の形態に係るモニタに表示される色検索画面の一例を示す図 本発明の実施の形態に係るモニタに表示される色検索画面の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る色情報生成装置において、色が検索される際の表示用データ生成部における色検索処理のフローチャート (a)本発明の実施の形態に係る、L*a*b*表色系色立体における2つの色球体の状態を示す図、(b)本発明の実施の形態に係る、L*a*b*表色系色立体における2つの色球体の色差を示す図 (a)本発明の実施の形態に係る、マンセル表色系色立体における2つの色楕円球体の状態を示す図、(b)本発明の実施の形態に係る、マンセル表色系色立体における2つの色楕円球体の色差を示す図 本発明の実施の形態に係る色差算出部が、色差を算出する色差算出処理のフローチャート 本発明の実施の形態に係る表示部に、複数の色球体が表示される状態を示す図 本発明の実施の形態に係る表示用データ生成部が投影色球体の表示用データを生成して表示させる投影色球体表示処理のフローチャート (a)本発明の実施の形態に係る表示部において、投影断面上の複数の投影色球体間にベクトルが表示された状態を示す図、(b)本発明の実施の形態に係る表示部において、投影断面上の複数の投影色球体間に時系列に基づいたベクトルが表示された状態を示す図 本発明の実施の形態に係る表示用データ生成部が投影色球体間のベクトルの表示用データを生成して表示させるベクトル表示処理のフローチャート JIS系統色名表の一例を示す図
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本発明の実施の形態の色情報生成装置の機能ブロック図を示す。
本実施の形態の色情報生成装置は、属性情報を保持する色データベース12を備えている。ここで、属性情報とは、色名、L*a*b*表色系のL*a*b*値、マンセル表色系のHVC値、XYZ表色系のXYZ値、またはRGB値などであり、L*a*b*値は、本発明の色刺激(colourstimulus)についての属性の一例であり、RGB値は、本発明のコンピュータの色についての属性の一例であり、色名、色番号、XYZ値、およびHVC値は、本発明の色についての属性の一例である。
表示させる属性情報の値を入力する入力部41と、色データベース12を参照して入力部41から入力された属性情報の値に応じた表示用のデータを生成する表示用データ生成部40と、表示用データ生成部40が生成した表示用データを表示する表示部42を備えている。また、表示部42に表示させた2つの色間の色差を算出する色差算出部44と、入力部41に入力された属性情報の値を他の種類の属性情報の値に変換し、それらを関連付けて色データベース12に記録する属性演算部43を備えている。
図2に、本実施の形態の色情報生成装置の、具体的な構成例のブロック図を示す。
図2に示す色情報生成装置1は、装置全体を制御するCPU2と、装置全体を制御する制御プログラム3を記憶する主記憶部4と、モニタ制御部5に制御され色についての属性情報を表示するモニタ6と、入力手段制御部7に制御されるキーボード8、マウス9、および測色計10からなる入力手段11と、色データベース12を記憶する色データ記憶部13と、USB制御部14に制御されるUSB端子15と、通信制御部16に制御される通信線端子17と、メモリカード制御部18に制御されるメモリカードスロット19と、電源制御部20に制御され色情報生成装置1への電源の供給を制御する電源スイッチ21とを備え、これらはバス22に接続されている。
なお、図2に示す入力手段制御部7と入力手段11を合わせた構成が、図1の入力部41に相当し、図2に示すモニタ制御部5とモニタ6を合わせた構成が、図1の表示部42に相当する。また、図2のCPU2が制御プログラム3を実行することにより、図1の表示用データ生成部40、属性演算部43、および色差算出部44の機能を実現する。
主記憶部4は、L*a*b*値、HVC値、XYZ値、またはRGB値を互いに変換するために用いられる変換テーブル23を記憶する。色データ記憶部13は、人が感覚的に色差を認識する際の基準となるデータを保持する色差感覚レベルテーブル24を記憶する。メモリカードスロット19には、メモリスティック、SDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)などのメモリカードが挿入される。USB端子15には、USBケーブルが接続され、通信線端子17には、LANケーブルや電話回線が接続される。
図3(a)は、従来の色差感覚レベルテーブル50の構成を示し、図3(b)は、本実施の形態の色差感覚レベルテーブル24の構成を示している。
図3(a)において、従来の色差感覚レベルテーブル50は、人が感覚的に色を識別できるレベルをL*a*b*表色系における色差ΔEの範囲で示すΔEレンジ項目50aと、人が感覚的に色を識別できる程度を評語によって示す感覚評語項目50bとを保持する。ここで、ΔEは、L*a*b*表色系における色差である。感覚評語項目50bは、英語および日本語を保持する。色差感覚レベルテーブル50は、ΔEレンジ項目50aおよび感覚評語項目50bに保持される値を互いに関連付けて保持する。ここで、ΔE「0〜0.5」は、感覚評語「Trace、きわめてわずかに異なる」と関連付けられている。また、ΔE「0.5〜1.5」は、感覚評語「Slight、わずかに異なる」と関連付けられている。
しかしながら、人は、ΔEが「0〜0.5」の場合であっても、感覚的に色差を認識できることが知られている。そこで、本実施の形態の色データ記憶部13では、図3(a)に示す従来の色差感覚レベルテーブル50ではなく、図3(b)に示される色差感覚レベルテーブル24を保持している。
図3(b)において、色差感覚レベルテーブル24は、従来の色差感覚レベルテーブル50のΔEレンジ項目50aおよび感覚評語項目50bに対応するΔEレンジ項目24aおよび感覚評語項目24bに加え、L*a*b*表色系における2つの色の色差ΔEのレベルを示す色差感覚レベル項目24cと、L*a*b*表色系色立体における色球体の球半径を示す球半径項目24dを保持する。L*a*b*表色系色立体は、色空間上での距離が、色の感覚差に比例するよう設計されている均等色空間なので、その球半径は色差に比例する。
色差感覚レベルテーブル24は、ΔEレンジ項目24a、感覚評語項目24b、色差感覚レベル項目24c、および球半径項目24dに保持される値を互いに関連付けて保持する。
ここで、色差感覚レベル項目24cは、0から6まで7段階のレベルを保持する。図3(a)に示される色差感覚レベルテーブル50と異なり、図3(b)に示される色差感覚レベルテーブル24において、ΔE「0〜0.2」は、感覚評語「NotRecognized、色差を識別できない」、色差感覚レベル「0」、および球半径「0〜0.2」と関連付けて記憶される。また、ΔE「0.2〜0.5」は、感覚評語「Trace、きわめてわずかに異なる」、色差感覚レベル「1」、および球半径「0.2〜0.5」と関連付けて記憶される。これにより、色情報生成装置1は、ΔEが「0〜0.5」範囲内であっても、ΔEが「0〜0.2」または「0.2〜0.5」によって、それぞれに応じた感覚評語、色差感覚レベル、および球半径を取得することができる。これにより、ユーザは、従来よりも厳密に色を管理することができるとともに、色の特性を細かく把握することが可能となる。
なお、ここでは、感覚評語項目24bとして英語および日本語で保持することとしたが、各ΔEに対応する他の言語で保持するようにしてもよい。
図4は、色データベース12の構成を示す。
色データベース12は、一意の色番号を保持する色番号項目12aと、色名を保持する色名項目12bと、L*a*b*値を保持するL*a*b*値項目12cと、HVC値を保持するHVC値項目12dと、XYZ値を保持するXYZ値項目12eと、RGB値を保持するRGB値項目12fと、L*a*b*表色系色立体における色球体の球半径を示す球半径項目12gとを互いに関連付けて保持する。L*a*b*値項目12cは、L*値、a*値、およびb*値を保持し、HVC値項目12dは、H値、V値、およびC値を保持し、XYZ値項目12eは、X値、Y値、およびZ値を保持し、RGB値項目12fは、R値、G値、およびB値を保持する。ここで、球半径項目12gが保持する球半径は「0.2」とする。球半径項目12gに保持される球半径は、例えば、入力部41としてのキーボード8を介して数値が入力されることにより、値を変更できるように構成されている。
ユーザが、例えば、入力部41としてのキーボード8を用いて色名を入力し、または測色計10を用いてL*値、a*値、およびb*値を入力すると、属性演算部43は、入力された値に対応する他の属性情報に変換する。すなわち、図2の構成の場合、CPU2は、変換テーブル23を用いて一般的に知られている用法によって、入力されたL*値、a*値、およびb*値を、H値、V値、およびC値、X値、Y値、およびZ値、R値、G値、およびB値にそれぞれ変換する。次に、CPU2は、色番号項目12aに保持される色番号と関連付けて、色名を色名項目12bに、L*値、a*値、およびb*値をL*a*b*値項目12cに、H値、V値、およびC値をHVC値項目12dに、X値、Y値、およびZ値をXYZ値項目12eに、R値、G値、およびB値をRGB値項目12fに保持させる。
このようにして、属性演算部43によって色データベース12が生成され、ユーザは、色番号、色名、L*a*b*値、HVC値、XYZ値、RGB値、および球半径を容易に関連付けて管理することができる。
次に、本実施の形態の色情報生成装置の属性演算部43が色データベース12に属性情報を記録する手順について説明する。図5は、色データベース12に属性情報が記録される記録処理のフローを示す。
色名がユーザによって、例えば、キーボード8を介して入力される(S101)。次に、L*a*b*値が、例えば、キーボード8または測色計10を介して入力される(S102)。CPU2は、L*a*b*値が入力されると、変換テーブル23を用いて入力されたL*a*b*値から、XYZ値を算出し(S103)、続いてHVC値を算出し(S104)、次にRGB値を算出する(S105)。CPU2は、一意の色番号であって、色名やL*a*b*値などと関連付けられていない色番号を決定する(S106)。
次に、CPU2は、モニタ6に、球半径項目12gに保持される球半径を変更するか否かを確認するメッセージを表示させる(S107)。球半径が変更されると(S107でYes)、CPU2は、例えば、キーボード8に入力された数値を球半径とする(S108)。
一方、ステップS107において、球半径が変更されないとき(S107でNo)、CPU2は、予め定められた数値を球半径とする。ここで、予め定められた数値とは、例えば、0.2である。
CPU2は、色番号項目12aに色番号を、色名項目12bに色名を、L*a*b*値項目12cにL*a*b*値を、HVC値項目12dにHVC値を、XYZ値項目12eにXYZ値を、RGB値項目12fにRGB値を、球半径項目12gに球半径を保持させることにより(S109)、記録処理を終了する。
このように、属性演算部43は、L*a*b*値に基づいてHVC値、XYZ値、およびRGB値を算出する。ここで、属性演算部43は、HVC値、XYZ値、またはRGB値のいずれが入力された場合であっても、L*a*b*値、HVC値、XYZ値、またはRGB値を算出することができるように構成されている。
このように、ユーザは、入力部41に色名と例えばL*a*b*値を入力することにより、色番号、色名、L*a*b*値、HVC値、XYZ値、RGB値、および球半径が関連付けられた色データベース12を容易に作成することができる。
次に、L*a*b*表色系色立体における色球体について説明する。
図6(a)および(b)は、色球体26の状態および構成を示す。図6(a)は、L*a*b*表色系色立体25における色球体26の状態を示し、図6(b)は、色球体26の構成を示す。
図6(a)において、L*a*b*表色系色立体25は、赤方向の+aと緑方向の−aとを結ぶ軸aと、黄方向の+bと青方向の−bとを結ぶ軸bと、白方向の+Lと黒方向の−Lとを結ぶ軸Lとが互いに直交する球状の立体である。色球体26は、L*a*b*表色系色立体25の内部に形成され、その形状は略球状である。
図6(b)において、色球体26は、球半径rである略球状であり、多数のL*a*b*値26Pの集合体によって構成されている。ここで、球半径rは、図4を参照して、色データベース12の球半径項目12gに保持されている値である。例えば、ここで、球半径rは0.2である。
球半径rが0.2である色球体26は、図3(b)の色差感覚レベルテーブル24を参照して、球半径項目24d「0〜0.2」に関連付けられている感覚評語「NotRecognized、色差を識別できない」から、人が色差を認識できないL*a*b*値26Pの集合体であることを意味する。これは、人は、色球体26の内部に存在する全てのL*a*b*値26Pを同色であると認識することを示している。このように、本実施の形態の色情報生成装置は、L*a*b*表色系色立体25に球半径rの値に応じた色球体26を表示することにより、所定の条件に該当する色の範囲を示すことができる。
このとき、表示部42としてのモニタ6は、色球体26をL*a*b*値26Pに対応するRGB値に基づいた色で表示する。これにより、ユーザは、モニタ6に表示された色球体26を視認することにより、色の範囲だけでなく、色球体26が示す色も把握することができる。また、ユーザは、L*a*b*表色系色立体25における色球体26の位置を考慮することにより、例えば、色球体26が赤方向にどの程度寄っているかを知ることができる。
次に、表示用データ生成部40が色球体26を形成する手順について説明する。
図7(a)乃至(d)は、L*a*b*表色系色立体25において色球体26を形成する手順を示す。
図7(a)において、CPU2は、色球体26の中心となるL*a*b*値26QをL*a*b*表色系色立体25にプロットする。L*a*b*値26Qは、キーボード8またはマウス9を介して、色データベース12に保持されている色番号、色名、またはL*a*b*値が指定されることにより決定される。
次に、図7(b)において、CPU2は、色データベース12を参照して、決定されたL*a*b*値26Qと関連付けられている球半径rを球半径項目12gから取得し、CPU2は、L*a*b*表色系色立体25にプロットされたL*a*b*値26Qを中心とする球半径rの仮色球体26Tを形成する。
L*a*b*値によっては、RGB値の表示範囲外のことがある。そこで、図7(c)において、CPU2は、主記憶部4に記憶されたRGB値についての所定の範囲を参照して、所定の範囲内にあるRGB値を複数取得する。
CPU2は、L*a*b*値からXYZ値に変換し、XYZ値からRGB値に変換する。各変換式は公知であるのでそれらを用いる。
これにより、モニタ6は、取得したL*a*b*値をRGB値に基づいて表示することが可能となる。次に、CPU2は、変換されたL*a*b*値が、仮色球体26Tの内部に存在するか否かを判定し、仮色球体26Tの内部に存在するL*a*b*値のみをL*a*b*表色系色立体25にプロットする。
図7(d)において、CPU2は、変換されたL*a*b*値であって、仮色球体26Tの内部に存在するL*a*b*値を全てL*a*b*表色系色立体25にプロットすることにより、色球体26を形成する。
このようにして、表示用データ生成部40によって、線画のL*a*b*表色系色立体25内に色球体26を配置した表示用データが生成される。表示用データ生成部40によって生成された表示用データを用いて、RGB値に基づいて着色された色球体26が、表示部42としてのモニタ6に表示される。
図8は、表示用データ生成部40が色球体26を形成する色球体形成処理のフローを示す。
図8において、色球体26の中心となるL*a*b*値26Qが、例えば、キーボード8またはマウス9を介して指定されると(S201)、CPU2は、L*a*b*表色系色立体25にL*a*b*値26Qを中心とする球半径rの仮色球体26Tを形成する(S202)。ここで、主記憶部4は、RGB値のR値、G値、およびB値についての下限値と上限値をそれぞれ記憶している。CPU2は、主記憶部4からR値、G値、およびB値についての下限値と上限値を取得する(S203)。CPU2は、R値の下限値をR値とし(S204)、G値の下限値をG値とし(S205)、B値の下限値をB値とする(S206)。CPU2は、R値、G値、およびB値からなるRGB値をL*a*b*値に変換する(S207)。
次に、CPU2は、変換したL*a*b*値が仮色球体26Tの内部に存在するか否かを判定する(S208)。L*a*b*値が仮色球体26Tの内部に存在するとき(S208でYes)、CPU2は、L*a*b*値をL*a*b*値26Pとして仮色球体26Tの内部にプロットし(S209)、ステップS210の処理を実行する。
一方、ステップS208において、L*a*b*値が仮色球体26Tの内部に存在しないとき(S208でNo)、CPU2は、仮色球体26Tの内部にL*a*b*値26Pをプロットすることなく、ステップS210の処理を実行する。
ステップS210において、CPU2は、B値に1を加える。CPU2は、B値がB値の上限値より大きいか否かを判定する(S211)。B値がB値についての上限値より大きくないとき(S211でNo)、CPU2は、ステップS207乃至ステップS211の処理を実行する。一方、ステップS211において、B値がB値についての上限値より大きいとき(S211でYes)、CPU2は、G値に1を加える(S21)。CPU2は、G値がG値の上限値より大きいか否かを判定する(S213)。G値がG値の上限値より大きくないとき(S213でNo)、CPU2は、ステップS206乃至ステップS213の処理を実行する。一方、ステップS213において、G値がG値の上限値より大きいとき(S213でYes)、CPU2は、R値に1を加える(S214)。CPU2は、R値がR値の上限値より大きいか否かを判定する(S215)。
R値がR値についての上限値より大きくないとき(S215でNo)、CPU2は、ステップS205乃至ステップS215の処理を実行する。一方、ステップS215において、R値がR値についての上限値より大きいとき(S215でYes)、CPU2は、色球体形成処理を終了する。
ここで、ステップS210、ステップS212、およびステップS214において、B値、G値、およびR値に加えた値は、1ではなく例えば、0.5または2などであっても構わない。
このように、本実施の形態の表示用データ生成部40は、主記憶部4に記憶されている下限値から上限値までに含まれる複数のRGB値をL*a*b*値に変換することにより、L*a*b*表色系色立体25に色球体26を形成した表示用データを生成する。
なお、上記では、ステップS201において、表示させる色球体26の中心となるL*a*b*値26Qを入力することとして説明したが、L*a*b*値に代えて他の属性情報(色名、HVC値、XYZ値、RGB値など)を入力するようにし、色データベース12を参照してそれらの入力された属性情報をL*a*b*値に変換するようにしてもよい。ステップS201における属性情報を入力する処理が、本発明の入力ステップの一例にあたる。また、モニタ6に表示させるための表示用データを生成するステップS202乃至ステップS215の処理が、本発明の表示用データ生成ステップの一例にあたる。
なお、ここでは、仮色球体26Tの内部に位置するL*a*b*値26Pを全て抽出してプロットし表示用データを生成することとしたが、図6(a)に示すように、色球体26をモニタ6に表示させるためには仮色球体26Tの表面部分に位置するL*a*b*値26Pが配置されればよく、仮色球体26Tの表面部分に位置するL*a*b*値26Pだけをプロットして表示用データを生成するようにしてもよい。少なくとも、仮色球体26Tの球表面に位置するL*a*b*値26Pをプロットしておけば、モニタ6に表示したL*a*b*表色系色立体25を上下、左右方向に回転表示させた場合でも、色球体26をモニタ6上に表示させることができる。
ただし、モニタ6上の表示をズーム可能とし、色球体26の内部まで表示させるようにする場合には、上記のように仮色球体26Tの内部に位置するL*a*b*値26Pもプロットして表示用データを作成しておく必要がある。
なお、モニタ6上の表示をズームしていくと、表示されている色間の距離が大きくなっていき、ズーム前には視認できなかった色球体26の表面や内部断面における色の分布も視認できるようになる。
次に、マンセル表色系色立体における色球体について説明する。
図9(a)および(b)は、マンセル表色系色立体27における色楕円球体28の状態および構成を示す。図9(a)は、マンセル表色系色立体27における色楕円球体28の状態を示し、図9(b)は、色楕円球体28の構成を示す。また、図9(c)は、色楕円球体28における中心点28Qを示す。
図9(a)において、マンセル表色系色立体27は、縦方向に明度を示す軸Vと、軸Vと垂直方向に彩度を示す軸Cと、軸Vを中心とする円の円周方向に色相を示す円周方向Hとからなる円柱状の立体である。色楕円球体28は、マンセル表色系色立体27の内部に形成され、その形状は略楕円球状である。ただし、マンセル表色系色立体の立体座標位置によっては、対称形の楕円ではなく、かなり歪んだ変形楕円形状になることを留意する必要がある。
図9(b)において、色楕円球体28は、多数のHVC値28Pの集合体によって構成され、その形状は略楕円球状である。ここで、HVC値28Pは、図6(b)を参照して、色球体26を構成するL*a*b*値26PがHVC値28Pに変換されたものである。従って、色楕円球体28は、L*a*b*表色系色立体25における色球体26がマンセル表色系色立体27に変換されたものである。L*a*b*表色系色立体25における色球体26が、マンセル表色系色立体27における色楕円球体28に変換されると、色楕円球体28は、略楕円球状となる。
図9(c)において、中心点28Qは、色立体を変換した際に変形するため必ずしも色楕円球体28の中心点とは限らない。
このようにして、表示用データ生成部40によって、線画のマンセル表色系色立体27内に色楕円球体28を配置した表示用データが生成される。表示用データ生成部40によって生成された表示用データを用いて、表示部42としてのモニタ6は、色楕円球体28をHVC値28Pに対応するRGB値に基づいた色で表示する。
これにより、ユーザは、モニタ6に表示された色楕円球体28を視認することにより、色の範囲だけでなく、色楕円球体28が示す色も把握することができる。また、ユーザは、マンセル表色系色立体27における色楕円球体28の位置を考慮することにより、例えば、色楕円球体28が明度方向にどの程度寄っているかを知ることができる。
図10は、表示用データ生成部40が色楕円球体28を形成する色楕円球体形成処理のフローを示す。
図10において、色球体26の中心となるL*a*b*値26Qが、例えば、キーボード8またはマウス9を介して指定されると(S301)、CPU2は、L*a*b*表色系色立体25に色球体26を形成する(S302)。ここで、CPU2は、図8におけるステップS202乃至ステップS215の処理を実行することにより、色球体26を形成する。
CPU2は、色球体26を構成する多数のL*a*b*値26Pを、それぞれHVC値28Pに変換する(S303)。
次に、CPU2は、変換されたHVC値28Pをマンセル表色系色立体27にプロットすることにより色楕円球体28を形成し(S304)、色楕円球体形成処理を終了する。
従来は、マンセル表色系の中で、色名の空間を立体的に表現することはできなかったが、本実施の形態の色情報生成装置では、代表値をL*a*b*表色系に変換することで、色差(色球体の半径)を使用して、色名の空間をマンセル表色系の中に立体的に表現することを実現している。
なお、ここでは、L*a*b*表色系色立体における色球体の表示、およびマンセル表色系色立体における色楕円球体の表示について説明したが、本実施の形態の色情報生成装置では、上記と同様にしてこれら以外の表色系色立体における色の属性についても表示させることができる。
これにより、ユーザは、様々な表色系色立体における色の属性についての空間特性を把握することができる。
次に、色が検索される際、モニタ6に表示される色検索画面について説明する。
図11は、表示部42としてのモニタ6に表示される色検索画面29の一例を示す。
色検索画面29は、色が検索されるための検索条件が入力される入力項目として、色番号が入力される色番号入力項目29aと、色名が入力される色名入力項目29bと、検索した色をL*a*b*表色系、マンセル表色系、XYZ表色系、またはRGBのいずれの表示の種類で表示するかを選択する表示種類項目29cと、L*a*b*値、HVC値、XYZ値、またはRGB値の範囲を指定する検索範囲項目29dを備える。
また、色検索画面29は、色番号入力項目29a、色名入力項目29b、表示種類項目29c、または検索範囲項目29dに入力された内容に基づいて色の検索を実行する際に押下される検索ボタン29eを備える。さらに、色検索画面29は、検索結果を表示する結果表示窓29fを備える。
ユーザは、色番号入力項目29a、色名入力項目29b、表示種類項目29c、または検索範囲項目29dの全項目もしくは一部の項目に検索条件を入力し、検索ボタン29eを押下することにより色を検索する。
図11では、検索条件として、色名入力項目29bに色名「キャロットオレンジ」が入力され、表示種類項目29cは、L*a*b*表色系が選択されている。表示種類項目29cは、ユーザによって表示の種類が選択されない場合は、デフォルト値として、L*a*b*表色系を選択するように構成されている。色名は、例えば、キーボード8を用いて入力され、表示種類項目29cは、例えば、マウス9を用いて入力される。
表示種類項目29cにおいて、L*a*b*表色系が選択されると、検索範囲項目29dは、L*a*b*値についての範囲が入力される項目を表示する。
検索ボタン29eが押下されたことに応じて、表示用データ生成部40によって結果表示窓29fに表示させるための表示用データが生成され、結果表示窓29fには、図11に示すように、色名「キャロットオレンジ」と表示種類項目29cにおいて選択されているL*a*b*表色系とに基づいた検索結果が表示される。
結果表示窓29fには、表示種類項目29cにおいてL*a*b*表色系が選択されていることから、L*a*b*表色系色立体25が表示される。また、結果表示窓29fには、検索された色についてのL*a*b*値をL*a*b*値26Pとして、線画のL*a*b*表色系色立体25内に表示する。このとき、結果表示窓29fでは、L*a*b*値26Pは、L*a*b*値26Pに対応するRGB値に基づいた色で表示される。なお、図11では、L*a*b*値26Pの色付けを、模様付けすることにより表現している。
図12は、モニタ6に表示される色検索画面29の他の一例を示す。
図12では、検索条件として、表示種類項目29cは、L*a*b*表色系が選択され、検索範囲項目29dにおいて、L*a*b*値の範囲が入力されている。検索範囲項目29dにおけるL*値の範囲は「0〜50」、a*値の範囲は「20〜80」、b*値の範囲は「40〜80」である。
検索ボタン29eが押下されたことに応じて、表示用データ生成部40によって結果表示窓29fに表示させるための表示用データが生成され、結果表示窓29fには、図12に示すように、表示種類項目29cにおいて選択されているL*a*b*表色系と、検索範囲項目29dに入力されたL*a*b*値の範囲に基づいた検索結果が表示される。
結果表示窓29fには、表示種類項目29cにおいてL*a*b*表色系が選択されていることから、L*a*b*表色系色立体25が表示される。また、結果表示窓29fには、検索範囲項目29dに入力されたL*a*b*値の範囲に該当する複数のL*a*b*値が、L*a*b*値26PとしてL*a*b*表色系色立体25内に表示される。このとき、結果表示窓29fでは、それぞれのL*a*b*値26Pは、それぞれのL*a*b*値26Pに対応するRGB値に基づいた色で表示される。なお、図12では、各L*a*b*値26Pの色の違いを、模様付けの違いにより表現している。
また、図12の結果表示窓29f内には、各L*a*b*値26Pに対応する色名は表示されていないが、マウス9によって、結果表示窓29fに表示されている所望のL*a*b*値26Pの位置にカーソルを合わせると、そのL*a*b*値26Pに対応した色名がポップアップ表示されるようになっている。
このように検索結果が結果表示窓29fに表示されるので、ユーザは、色番号入力項目29a、色名入力項目29b、表示種類項目29c、または検索範囲項目29dに検索条件を入力することにより、検索結果をL*a*b*表色系、マンセル表色系、XYZ表色系、またはRGBで把握することができる。また、検索された色は、結果表示窓29fにおいて検索された色に応じた色彩と色名で表示されるため、ユーザは、容易に検索された色を視覚的に確認することができる。
図13は、色が検索される際の、表示用データ生成部40における色検索処理のフローを示す。
図13において、表示部42としてのモニタ6は、図11および図12に示したような色検索画面29を表示する(S401)。色検索画面29は、表示種類項目29cにおいてL*a*b*表色系をデフォルト値として、L*a*b*表色系を選択する(S402)。
次に、色番号入力項目29aまたは色名入力項目29bに色番号または色名が入力されると(S403でYes)、CPU2は、表示種類項目29cにおいて、デフォルト値であるL*a*b*表色系と異なる表示の種類が選択されるのを待つ(S404)。ここで、デフォルト値であるL*a*b*表色系と異なる表示の種類とは、マンセル表色系、XYZ表色系、またはRGBである。
ステップS404において、L*a*b*表色系と異なる表示の種類が選択されたとき(S404でYes)、CPU2は、表示種類項目29cにおける表示の種類を、L*a*b*表色系から選択された表示の種類に変更する(S405)。そして、ユーザによって検索ボタン29eが押下されると(S409)、CPU2は、色データベース12を参照する(S410)。
一方、ステップS404において、L*a*b*表色系と異なる表示の種類が選択されることなく(S404でNo)、検索ボタン29eが押下されると(S409)、CPU2は、色データベース12を参照する(S410)。
ステップS410において、CPU2は、色データベース12の色番号項目12aまたは色名項目12bから、入力された色番号または色名を検出する。ここで、表示種類項目29cにおいて、L*a*b*表色系が選択されているものとする。このとき、CPU2は、色データベース12の色番号項目12aまたは色名項目12bから検出した色番号または色名と関連付けられているL*a*b*値を、色データベース12のL*a*b*値項目12cから取得する。
そして、CPU2は、取得したL*a*b*値をL*a*b*値26Pとした表示用データを生成し、結果表示窓29fに表示させる(S411)。
ステップS403において、色番号入力項目29aまたは色名入力項目29bに色番号または色名が入力されないとき(S403でNo)、CPU2は、表示種類項目29cにおいて、デフォルト値であるL*a*b*表色系と異なる表示の種類が選択されるのを待つ(S406)。
そして、ステップS406において、L*a*b*表色系と異なる表示の種類が選択されると(S406でYes)、CPU2は、表示種類項目29cにおける表示の種類を、L*a*b*表色系から選択された表示の種類に変更し(S407)、ステップS408の処理を実行する。
一方、ステップS406において、L*a*b*表色系と異なる表示の種類が選択されないとき(S406でNo)、CPU2は、検索範囲項目29dに検索範囲を定める数値が入力されるのを待つ(S408)。
ステップS408において、検索範囲項目29dに数値が入力され(S408でYes)、検索ボタン29eが押下されると(S409)、CPU2は、色データベース12を参照する(S410)。ここで、表示種類項目29cにおいて、L*a*b*表色系が選択されているものとする。CPU2は、検索範囲項目29dに入力された数値に該当するL*a*b*値を、色データベース12のL*a*b*値項目12cから全て取得する。CPU2は、取得した全てのL*a*b*値をL*a*b*値26Pとした表示用データを生成し、結果表示窓29fに表示させる(S411)。
このように、本実施の形態の色情報生成装置は、表示部42に表示させる色検索画面29と色データベース12とを用いることにより、ユーザが所望する色を、ユーザが所望する表示の種類で結果表示窓29fに表示させることができる。これにより、ユーザは、容易に色を検索することができるとともに、検索した色の特性を知ることができる。
次に、本実施の形態の色情報生成装置の色差算出部44が、L*a*b*表色系色立体25における2つの色球体26の色差ΔEを算出する場合について説明する。
図14(a)および(b)は、2つの色球体26の状態を示す。図14(a)は、L*a*b*表色系色立体25における2つの色球体26の状態を示し、図14(b)は、2つの色球体26の色差ΔEを示す。
図14(a)において、L*a*b*表色系色立体25に色球体26Aと色球体26Bが存在する。色差算出部44は、色球体26Aと色球体26Bの色差を色差ΔEとして算出する。
図14(b)において、色球体26Aの中心は、L*a*b*値26AQであり、色球体26Bの中心は、L*a*b*値26BQである。色差算出部44としてCPU2は、L*a*b*値26AQおよびL*a*b*値26BQに基づいて、L*a*b*値26AQとL*a*b*値26BQの距離に相当する色差ΔEを算出し、表示部42に表示させる。
ΔE(ΔE*ab)は、L*軸、a*軸、b*軸の差をそれぞれ二乗したものの和の平方根なので、(数式1)で示す色差式で表される。
(数式1)
ΔE*ab=〔(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)21/2

ユーザは、色球体26Aと色球体26Bの色差ΔEを知ることにより、色球体26単位で色の管理および分析を行うことができる。
次に、本実施の形態の色情報生成装置の色差算出部44が、マンセル表色系色立体27における2つの色楕円球体28の色差ΔEを算出する場合について説明する。
図15(a)および(b)は、マンセル表色系色立体27における2つの色楕円球体28の状態を示す。
図15(a)において、マンセル表色系色立体27に色楕円球体28Aと色楕円球体28Bが存在する。色差算出部44は、色楕円球体28Aと色楕円球体28Bの色差を色差ΔEとして算出する。
図15(b)において、色楕円球体28Aの中心は、HVC値28AQであり、色楕円球体28Bの中心は、HVC値28BQである。
しかし、マンセル表色系色立体は、色空間上での距離が、色の感覚差に比例するよう設計されている均等色空間ではなく、色の三属性である色相、明度、彩度のそれぞれの尺度の感覚が異なるため、L*a*b*表色系のように、2点間の距離から色差を計算することはできない。
したがって、色差算出部44としてCPU2は、HVC値28AQおよびHVC値28BQを、一旦それぞれL*a*b*値に変換し、(数式1)の色差式を使うことによって色差ΔEを算出し、表示部42に表示させる。
ユーザは、色楕円球体28Aと色楕円球体28Bの色差ΔEを知ることにより、色楕円球体28単位で色の管理および分析を行うことができる。
図16は、色差算出部44が、L*a*b*表色系色立体25またはマンセル表色系色立体27において、色差ΔEを算出する色差算出処理のフローを示す。
図16において、色差算出部44は、色球体26Aおよび色球体26Bの中心となるL*a*b*値26AQおよびL*a*b*値26BQが、例えば、キーボード8またはマウス9を介して指定される(S501)。L*a*b*値26AQおよびL*a*b*値26BQが指定されると、CPU2は、L*a*b*値26AQおよびL*a*b*値26BQに基づいて、色球体26Aおよび色球体26Bを形成する(S502)。ここで、CPU2は、図8におけるステップS202乃至ステップS215の処理を実行することにより色球体26Aおよび色球体26Bを形成するが、モニタ6には色球体26Aおよび色球体26Bを表示させないものとする。
次に、CPU2は、キーボード8またはマウス9を介してL*a*b*表色系色立体25またはマンセル表色系色立体27のいずれかが選択されるのを待つ(S503)。ここで、ユーザが色差を所望する場合は、L*a*b*表色系色立体25からでも、マンセル表色系色立体27からでも同じ色差ΔEが得られる。
ステップS503において、L*a*b*表色系色立体25が選択されると、CPU2は、モニタ6にL*a*b*表色系色立体25と、ステップS502において形成した色球体26Aおよび色球体26Bの表示用データを表示させる(S504)。次に、色差算出部44としてCPU2は、L*a*b*値26AQおよびL*a*b*値26BQに基づいて、色球体26Aと色球体26Bの色差ΔEを算出する(S505)。CPU2は、算出したL*a*b*表色系色立体25における色差ΔEをモニタ6に表示させる(S506)。
一方、ステップS503において、マンセル表色系色立体27が選択されると、CPU2は、ステップS502において形成された色球体26Aおよび色球体26Bを構成するL*a*b*値26PをHVC値28Pに変換する(S50)。CPU2は、変換されたHVC値28Pをマンセル表色系色立体27内にプロットすることにより、モニタ6に色楕円球体28Aおよび色楕円球体28Bを表示させる(S50)。
次に、色差算出部44としてCPU2は、色楕円球体28Aの中心点28AQと、色楕円球体28Bの中心点28BQを算出する(S50)。ここで、中心点28AQおよび中心点28BQは、色楕円球体が対称形の場合、色楕円球体28Aおよび色楕円球体28Bにおける長軸Mと短軸Nの交点である。対称形ではない変形楕円球形の場合、中心点28AQおよび28BQは、L*a*b*値26AQおよびL*a*b*値26BQを変換式によってHVC値にしたものであり、変形楕円球体の長軸と短軸の交点であるとは限らない。
CPU2は、中心点28AQおよび中心点28BQに基づいて、色楕円球体28Aと色楕円球体28Bの色差ΔEを算出する(S505)。CPU2は、算出したマンセル表色系色立体27における色差ΔEをモニタ6に表示させる(S506)。
このようにして、本実施の形態の色情報生成装置の色差算出部44は、L*a*b*表色系色立体25またはマンセル表色系色立体27における色差ΔEを算出する。これにより、ユーザは、L*a*b*表色系色立体25における色球体26についての色差ΔE、またはマンセル表色系色立体27における色楕円球体28についての色差ΔEを容易に知ることができる。
次に、モニタ6に色球体26が表示される状態について説明する。図17は、複数の色球体26が、表示部42としてのモニタ6上に表示される状態を示す。
図17において、表示用データ生成部40は、L*a*b*表色系色立体25と、色球体26が投影色球体30として投影される投影断面25Sの表示用データを生成し、図17のようにモニタ6上に表示される。
L*a*b*表色系色立体25について、軸a、軸b、および軸Lの交点である交点25Qを含み軸Lに垂直な投影断面25Sをa*b*断面とし、交点25Qを含み軸aに垂直な投影断面25SをL*b*断面とし、交点25Qを含み軸bに垂直な投影断面25SをL*a*断面とする。ここで、図17に示す投影断面25Sはa*b*断面とする。
モニタ6は、L*a*b*表色系色立体25内に色球体26A乃至色球体26Kを表示する。また、モニタ6は、投影断面25S上に投影色球体30a乃至投影色球体30kを表示する。ここで、投影色球体30a乃至投影色球体30kは、色球体26A乃至色球体26Kが投影断面25Sに投影されたものであり、例えば、投影色球体30aは、色球体26Aが投影断面25Sに投影されたものである。このとき、モニタ6には、色球体26A乃至色球体26Kと、投影色球体30a乃至投影色球体30kが、それぞれの色球体26を構成するL*a*b*値26Pに対応するRGB値に基づいた色で表示される。
また、図17に示すように、モニタ6には、投影断面25Sに表示された投影色球体30a乃至投影色球体30kの外郭を示す外郭線31が表示される。
CPU2は、モニタ6に表示させる外郭線31の表示用データを生成するとき、交点25Qを中心とする360度方向について、交点25Qから半径方向に最も離れた位置に存在する投影色球体30を特定する。CPU2は、特定された投影色球体30を直線で結ぶことにより外郭線31をモニタ6に表示させる。
このように、本実施の形態の色情報生成装置の表示部42は、L*a*b*表色系色立体25内に複数の色球体26を表示するとともに、投影断面25S上に複数の投影色球体30を表示する。これにより、ユーザは、色球体26同士または投影色球体30同士の位置関係を視覚的に把握することができる。また、表示部42には、投影断面25S上に外郭線31が表示される。これにより、ユーザは、投影断面25Sにおいて、表示されている投影色球体30が存在する範囲を視覚的に把握することができる。
図18は、表示用データ生成部40が投影色球体30の表示用データを生成して表示部42に表示させる、投影色球体表示処理のフローを示す。
図18において、本実施の形態の色情報生成装置1には、例えば、キーボード8またはマウス9を介して、色番号、色名、またはL*a*b*値が入力される(S601)。次に、CPU2は、色番号、色名、またはL*a*b*値の入力が終了したか否かを判定する(S602)。ここで、ユーザは、ステップS601の処理を繰り返すことにより、複数の色番号、色名、またはL*a*b*値を色情報生成装置1に入力することができる。
ステップS602において、色番号、色名、またはL*a*b*値の入力が終了すると(S602でYes)、CPU2は、キーボード8またはマウス9を介して、L*a*断面、L*b*断面、またはa*b*断面のいずれか1つを投影断面25Sとして選択する命令が入力されるのを待つ(S603)。
ステップS603において、L*a*断面、L*b*断面、またはa*b*断面のいずれか1つが選択されると、CPU2は、モニタ6にL*a*b*表色系色立体25内に色球体26を表示させる(S604)。次に、CPU2は、ステップS603で選択された投影断面25Sに色球体26を投影し、モニタ6に投影色球体30を投影断面25S上に表示させる(S605)。次に、CPU2は、モニタ6に外郭線31を投影断面25S上に表示させて(S606)、投影色球体表示処理を終了する。
このように、本実施の形態の色情報生成装置の表示部42には、ユーザが所望する投影断面25S上に投影色球体30が表示される。これにより、ユーザは、複数の投影断面25Sにおける投影色球体30を視認することができるので、きめ細かく色の特性を分析することができる。
図19(a)および(b)は、表示部42としてのモニタ6において、投影断面25S上の複数の投影色球体間にベクトルが表示された状態を示す。
図19(a)は、投影色球体33aを始点とするベクトル32a乃至ベクトル32eが表示された状態を示し、図19(b)は、投影色球体33a乃至投影色球体33fの時系列に基づいたベクトル34a乃至ベクトル34eが表示された状態を示す。
ここで、図19(a)および(b)に示す投影断面25Sは、a*b*断面であり、モニタ6には、投影断面25S上に投影色球体33a乃至投影色球体33fが表示される。
図19(a)において、投影色球体33aは、ベクトル32a乃至ベクトル32eの始点であり、ユーザによって任意に指定される。このとき、モニタ6には、始点となる投影色球体33aから投影色球体33b乃至投影色球体33fに対して、それぞれベクトル32a乃至ベクトル32eが表示される。例えば、ベクトル32aは、投影色球体33aを始点として投影色球体33bに向かう。ユーザは、始点となる投影色球体33から他の投影色球体33に対するベクトル32を視認することにより、2つの投影色球体33についての方向および距離を知ることができる。
図19(b)において、投影色球体33a乃至投影色球体33fは、それぞれ日時と関連付けられているものとする。ここで、投影色球体33aに関連付けられた日時が最も古く、時系列としては、投影色球体33aから投影色球体33fに関連付けられた日時の順で新しくなっているものとする。
このとき、モニタ6には、投影色球体33a乃至投影色球体33fの時系列に基づいてベクトル34a乃至ベクトル34eが表示される。例えば、モニタ6には、最も古い投影色球体33aから2番目に古い投影色球体33bに向けてベクトル34aが表示され、2番目に古い投影色球体33bから3番目に古い投影色球体33cに向けてベクトル34bが表示される。このように、モニタ6は、投影色球体33a乃至投影色球体33fに関連づけられた日時に基づいて、ベクトル34a乃至ベクトル34eを表示する。これにより、ユーザは、ベクトル34を視認することにより、投影色球体33についての時系列を知ることができる。
図20は、表示用データ生成部40が投影色球体間のベクトル表示データを生成して表示部42に表示させる、ベクトル表示処理のフローを示す。
図20において、本実施の形態の色情報生成装置1には、例えば、キーボード8またはマウス9を介して、色番号、色名、またはL*a*b*値が入力される(S701)。次に、CPU2は、色番号、色名、またはL*a*b*値の入力が終了したか否かを判定する(S702)。ここで、ユーザは、ステップS701の処理を繰り返すことにより、複数の色番号、色名、またはL*a*b*値を色情報生成装置1に入力することができる。
ステップS702において、色番号、色名、またはL*a*b*値の入力が終了すると(S702でYes)、CPU2は、キーボード8またはマウス9を介して、L*a*断面、L*b*断面、またはa*b*断面のいずれか1つを投影断面25Sとして選択する命令が入力されるのを待つ(S703)。
ステップS703において、L*a*断面、L*b*断面、またはa*b*断面のいずれか1つが選択されると、CPU2は、投影色球体33に関連付けられた日時に基づいてベクトルを表示する時系列モードが選択されるのを待つ(S704)。
ステップS704において、キーボード8またはマウス9を介して時系列モードが選択されると(S704でYes)、CPU2は、モニタ6に投影断面25Sを表示させ、投影断面25S上に投影色球体33を表示させる(S705)。次に、CPU2は、投影色球体33に関連付けられた日時に基づいたベクトル34を投影断面25S上に表示させる(S706)。
一方、ステップS704において、時系列モードが選択されないとき(S704でNo)、ユーザによって、ベクトル32の始点となる投影色球体33が指定される(S707)。ここでは、ユーザによって、投影色球体33aが選択されたものとする。
次に、CPU2は、モニタ6に投影断面25Sを表示させ、投影断面25S上に投影色球体33aを含む複数の投影色球体33を表示させる(S705)。CPU2は、ステップS707において指定された投影色球体33aから投影色球体33a以外の投影色球体33に向けて、ベクトル32を投影断面25S上に表示させる(S706)。
このように、本実施の形態の色情報生成装置の表示部42には、ユーザの所望する表示方法に応じて、ベクトル32または34が投影断面25S上に表示される。これにより、ユーザは、投影断面25S上に表示されたベクトル32または34を視認することにより、目的に応じた色の特性を知ることができる。
上述したように、本実施の形態に係る色情報生成装置1においては、色差感覚レベルテーブル24を保持することにより、ユーザは、色の属性情報を厳密にかつ容易に管理することができる。
また、属性演算部43が、色データベース12に属性情報を記録する記録処理を実行する。これにより、ユーザは、色番号、色名、L*a*b*値、HVC値、XYZ値、RGB値、および球半径を関連付けることができ、これらが関連付けられた色データベース12を容易に作成することができる。
また、表示部42としてのモニタ6は、線画で表示したL*a*b*表色系色立体25またはマンセル表色系色立体27に、色球体26または色楕円球体28を表示する。これにより、ユーザは、L*a*b*表色系色立体25またはマンセル表色系色立体27における色の特性を把握することができる。
また、本実施の形態の色情報生成装置は、色検索画面29に入力された検索条件に基づいて色検索処理を実行する。これにより、ユーザは、容易に色を検索することができる。
さらに、モニタ6は、2つの色球体26または色楕円球体28についての色差ΔEと、2つの投影色球体30についてのベクトル32または34を表示する。これにより、2つの色同士の関係や特性を知ることができる。
このように、本発明の色情報生成装置は、様々な表色系を立体的または平面的に表示するので、色の属性に関する空間的特性を容易に把握することができる。
なお、本発明は、本実施の形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、本実施の形態において、色情報生成装置1は、主記憶部4と色データ記憶部13とを別々に備える構成ではなく、例えば、主記憶部4が色データベース12および色差感覚レベルテーブル24を記憶する構成であってもよい。また、色データベース12は、色番号項目12a、色名項目12b、L*a*b*値項目12c、HVC値項目12d、XYZ値項目12e、RGB値項目12f、および球半径項目12gに加え、日時や補足説明などの付加情報を互いに関連付けて保持する構成であっても構わない。さらに、色情報生成装置1は、モニタ6に表示されるL*a*b*表色系色立体25またはマンセル表色系色立体27を上下または左右方向に回転表示させる構成であっても構わない。
本発明の色情報生成装置を用いることで、色の範囲を用途別に複数の色立体上で表示することによって、例えば、自動車やアパレル等の複数の色を持つ商品の色管理や、化粧品等の狭い範囲に近似色が集積している商品の色管理を直感的かつ容易に行えるようになる。
なお、本発明に関連する発明のプログラムは、上述した色情報生成方法の、少なくとも前記入力ステップおよび前記表示用データ生成ステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明のプログラム記録媒体は、上述した色情報生成方法の、少なくとも前記入力ステップおよび前記表示用データ生成ステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用されるプログラム記録媒体である。
また、本発明の上記「ステップの動作」とは、前記ステップの全部または一部の動作を意味する。
また、本発明に関連する発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な、ROM等の記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明に関連する発明のプログラムの一利用形態は、インターネット等の伝送媒体、光・電波等の伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、本実施の形態では、本発明の色情報生成装置をソフトウェア的に実現するもので説明したが、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明に係る色情報生成装置および色情報生成方法等は、色の属性情報を立体的に表示することにより、色の属性に関する空間的特性を容易に把握することができる効果を有し、色の属性情報を表示するための表示用データを生成し表示する色情報生成装置および色情報生成方法等として有用である。
1 色情報生成装置
2 CPU
3 制御プログラム
4 主記憶部
5 モニタ制御部
6 モニタ
7 入力手段制御部
8 キーボード
9 マウス
10 測色計
11 入力手段
12 色データベース
12a 色番号項目
12b 色名項目
12c L*a*b*値項目
12d HVC値項目
12e XYZ値項目
12f RGB値項目
12g 球半径項目
13 色データ記憶部
14 USB制御部
15 USB端子
16 通信制御部
17 通信線端子
18 メモリカード制御部
19 メモリカードスロット
20 電源制御部
21 電源スイッチ
22 バス
23 変換テーブル
24 色差感覚レベルテーブル
24a ΔEレンジ項目
24b 感覚評語項目
24c 色差感覚レベル項目
24d 球半径項目
25 L*a*b*表色系色立体
25Q 交点
25S 投影断面
26、26A〜26K 色球体
26AQ、26BQ、26P、26Q L*a*b*値
26T 仮色球体
27 マンセル表色系色立体
28、28A、28B 色楕円球体
28AQ、28BQ、28Q 中心点(HVC値)
28P HVC値
29 色検索画面
29a 色番号入力項目
29b 色名入力項目
29c 表示種類項目
29d 検索範囲項目
29e 検索ボタン
29f 結果表示窓
30、30a〜30k 投影色球体
31 外郭線
32、32a〜32e ベクトル
33、33a〜33f 投影色球体
34、34a〜34e ベクトル
40 表示用データ生成部
41 入力部
42 表示部
43 属性演算部
44 色差算出部
50 色差感覚レベルテーブル
50a ΔEレンジ項目
50b 感覚評語項目
100 JIS系統色名表
101 JIS系統色名
102 色エリア

Claims (16)

  1. 色刺激についての属性であるL*a*b*表色系のL*a*b*値と、コンピュータの色についての属性であるRGB値と、人が感覚的に色を識別できるレベルを示す値として予め設定されている、L*a*b*表色系色立体において前記L*a*b*値を中心として形成される色球体の、色差に比例する球半径とが互いに関連付けられた色データベースと、
    前記L*a*b*値または前記RGB値を入力する入力部と、
    前記色データベースを参照して前記入力部に入力された前記L*a*b*値または前記RGB値に関連付けられている前記L*a*b*値を中心点とし、前記関連付けられている前記球半径を有する、少なくとも表面に色付けした前記色球体を、線画の前記L*a*b*表色系色立体内に配置した表示用データを生成する表示用データ生成部と、を備えた色情報生成装置。
  2. 前記色データベースでは、さらに、色名、色番号、XYZ表色系のXYZ値、およびマンセル表色系のHVC値のグループから選ばれる1または複数の色についての属性が、前記L*a*b*値または前記RGB値と関連付けられており、
    前記入力部には、前記色についての属性のいずれかが入力される、請求項1に記載の色情報生成装置。
  3. 前記色データベースの前記球半径は、前記入力部に新たに入力される球半径の値に書き換えられる、請求項1または2に記載の色情報生成装置。
  4. 前記表示用データ生成部で生成された前記表示用データを表示する表示部を備えた、請求項1〜3のいずれかに記載の色情報生成装置。
  5. 前記表示用データ生成部によって生成された前記色球体の内部は、色付けされている、請求項4に記載の色情報生成装置。
  6. 前記表示用データ生成部は、前記中心点を中心とする前記球半径の仮色球体を形成し、予め設定された下限値以上かつ予め設定された上限値以下となる複数の前記RGB値を、それぞれ前記L*a*b*値に変換し、変換した前記L*a*b*値が、それぞれ前記仮色球体の内部に存在するか否かを判定し、前記仮色球体の内部に存在する前記L*a*b*値の集合体を前記色球体の表示用データとする、請求項5に記載の色情報生成装置。
  7. 2つの前記色球体間の色差を算出する色差算出部を備え、
    前記表示部が、前記L*a*b*表色系色立体と、前記色球体として第1の色球体および第2の色球体とを表示しているときに、前記入力部に前記第1の色球体と前記第2の色球体との距離を算出する命令が入力されると、
    前記色差算出部は、前記第1の色球体の前記中心点と前記第2の色球体の前記中心点との距離を、前記第1の色球体および前記第2の色球体間の前記色差として算出する、請求項4に記載の色情報生成装置。
  8. 前記表示用データ生成部は、前記L*a*b*表色系色立体におけるL*a*断面、L*b*断面、またはa*b*断面のいずれか1つを投影断面として特定し、1または複数の前記色球体を前記投影断面に投影することにより前記投影断面上に投影色球体を配置した表示用データを生成する、請求項1〜7のいずれかに記載の色情報生成装置。
  9. 前記表示用データ生成部は、前記投影断面上に2以上の前記投影色球体を配置しているとき、一の前記投影色球体から他の前記投影色球体へ向けたベクトルを示す表示用データを生成する、請求項8に記載の色情報生成装置。
  10. 前記色データベースでは、色名、色番号、XYZ表色系のXYZ値、およびマンセル表色系のHVC値のグループから選ばれる1または複数の色についての属性が、前記L*a*b*値または前記RGB値と関連付けられており、
    前記表示用データ生成部は、前記仮色球体の内部に存在すると判定された前記L*a*b*値を、それぞれ他の前記属性に変換し、変換された前記属性をその属性についての表色系色立体内に配置する表示用データを生成する、請求項6に記載の色情報生成装置。
  11. 前記色データベースでは、色についての属性であるマンセル表色系のHVC値が、前記L*a*b*値または前記RGB値と関連付けられており、
    前記表示用データ生成部は、前記仮色球体の内部に存在すると判定された前記L*a*b*値を、それぞれ前記HVC値に変換し、変換された前記HVC値の集合体を色楕円球体とし、マンセル表色系色立体内に前記色楕円球体を配置した表示用データを生成する、請求項6に記載の色情報生成装置。
  12. 2つの前記色球体間の色差を算出する色差算出部を備え、
    前記表示部が、前記マンセル表色系色立体と、前記色楕円球体として第1の色楕円球体および第2の色楕円球体とを表示しているときに、前記入力部に前記第1の色楕円球体と前記第2の色楕円球体との色差を算出する命令が入力されると、
    前記色差算出部は、前記第1の色楕円球体の中心点のHVC値と前記第2の色楕円球体の中心点のHVC値とをそれぞれL*a*b*値に変換し、前記変換した2つのL*a*b*値間の距離を、前記第1の色楕円球体および前記第2の色楕円球体間の前記色差として算出する、請求項11に記載の色情報生成装置。
  13. 前記表示部が表示している、前記変換された属性についての表色系色立体は、回転およびズーム可能となっている、請求項10に記載の色情報生成装置。
  14. いずれかの前記属性から他の前記属性を作り出す変換式を有し、前記いずれかの属性が前記入力部に入力されると、前記変換式を用いて対応する前記他の属性を作り出す属性演算部を備え、前記色データベースを生成できる請求項2に記載の色情報生成装置。
  15. 色刺激についての属性であるL*a*b*表色系のL*a*b*値、またはコンピュータの色についての属性であるRGB値を入力する入力ステップと、
    前記L*a*b*値と、前記RGB値と、人が感覚的に色を識別できるレベルを示す値として予め設定されている、L*a*b*表色系色立体において前記L*a*b*値を中心として形成される色球体の、色差に比例する球半径とが互いに関連付けられた色データベースを参照して、前記入力部に入力された前記L*a*b*値または前記RGB値に関連付けられている前記L*a*b*値を中心点とし、前記関連付けられている前記球半径を有する、少なくとも表面に色付けした前記色球体を、線画の前記L*a*b*表色系色立体内に配置した表示用データを生成する表示用データ生成ステップと、を備えた色情報生成方法。
  16. 請求項15に記載の色情報生成方法の、少なくとも前記入力ステップおよび前記表示用データ生成ステップをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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