JP5643507B2 - 印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置を制御する印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラムに関する。
TV(Television)装置において、デジタル放送の開始とともに、デジタル情報制御装置、たとえば、デジタル放送用テレビ(Digital Television、以下「DTV」と称する)が普及している。このDTVを用いて、インターネットに接続し、DTVのテレビ画面にWEBの内容を表示して利用されている。
また、ネットワークを介した印刷システムのプロトコルとして、IPP(Internet Printing Protocol)が普及している。このIPPを用いてプリンタに印刷ジョブを送る際に、印刷データを渡す代わりに、印刷データの所在を示すURIをクライアントホストから、ネットワークプリンタに渡すPrint−URIリクエストが規定されている。なお、URIは、“Uniform Resource Identifier”の略語である。
一方、情報家電の普及や、事務機のネットワーク対応に伴い、家庭内や小規模オフィスのネットワーク化が進んでいる。このような家庭内や小規模オフィスにおけるネットワークに対応した機器同士の通信を制御するための規格として、UPnP(Universal Plug and Play)が提案されている。このUPnPの標準プリントサービスであるPrint Basic及びPE1サービスにおいて、上述したように印刷データが存在するURIをネットワークプリンタに引き渡し、プリンタが印刷データを取得して印刷を行うPULL印刷が可能である。
また、URIを参照して印刷する方法以外の方法として、デジタル放送の放送波から送られてくる映像データと一緒に、印刷コンテンツを、DTVへ渡す手法も存在する。この場合、UPnPの標準プリントサービスを利用し、NetTV規格に準拠して、印刷するデータをプリンタに引き渡すPUSH印刷ができる。
DTVは、受信したデジタル放送波に含まれている印刷コンテンツのデータまたはコンテンツの所在であるURIを検出する。検出した結果を受けて、DTVのBMLブラウザ視聴中に、BMLブラウザ上に印刷ボタンが表示され、このボタンをテレビリモコンによって選択すると、DTVからプリンタへ印刷命令が発行される。
また、DTVに提供されるデジタル放送の印刷コンテンツは、番組連動型が中心であり、番組が終了すると、番組中に提供されていた印刷コンテンツを提供することができない。また、URIをプリンタに引き渡してプリンタがこのURIを参照して印刷データを取得する方法においても、番組が終了すると、参照先のサーバが印刷データの保持を保証しないので、番組中に提供されていた印刷コンテンツを提供することができない。
このように、タイミングによっては印刷が実行できない、またはユーザが所望の印刷結果が得られないことが起こりうる。それを防ぐ為に、たとえば用紙の有無や省電力モードからの復帰時間等、実際に印刷行うために必要な情報を取得して、その情報に基づき印刷を開始させる技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−229223号公報
デジタル放送に印刷のためのデータが含まれている場合、DTVにおいては、DTV視聴中にBMLブラウザ上に印刷ボタンが表示され、テレビリモコンを介して、上記印刷ボタンを選択すると、DTVからプリンタへ印刷命令が発行される。
しかしながら、プリンタはDTVに限らず、PC等、DTV以外からの印刷ジョブも実行可能な場合がある。プリンタの状態が、このような他の装置から受信した印刷ジョブを既に処理中である場合、メモリ容量を多く確保されてないプリンタでは、印刷ジョブを蓄積することができず、排他処理(他の印刷命令を受け付けない処理)を実行している。これによって、DTVが発行したデジタル放送のコンテンツ印刷を失敗してしまうことがある。
さらに上述のように、このDTVが印刷しようとしているデジタル放送の印刷データは、テレビ放送番組が放送されている時間に関連して供給されるので、その放送番組が終了すると、再印刷の機会を失う可能性がある。
本発明は、印刷命令が受信されたときに印刷装置が印刷を実行している場合に、当該印刷命令による印刷を適切に実行させることができる印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の印刷制御装置は、外部装置に格納されている印刷対象のデータの格納先を特定するための印刷命令を受信する受信手段と、上記受信手段により受信された上記印刷命令により特定される格納先から上記印刷対象のデータを取得し、当該取得されたデータに基づき印刷装置に画像を印刷させる印刷制御手段と、上記受信手段により受信された上記印刷命令に基づく印刷が可能な時間を特定するための情報を取得する取得手段と、上記印刷装置により第1の印刷が実行されているときに上記受信手段が印刷命令を受信した場合、上記取得手段が取得した情報により特定される上記時間に基づき、上記印刷制御手段により上記印刷命令に対応する第2の印刷を実行することが可能か当該第1の印刷の完了後に判断する判断手段と、上記判断手段が上記第2の印刷を実行することが可能であると判断した場合、上記印刷制御手段により上記印刷命令に基づく上記第2の印刷を実行するための所定の処理を実行する処理手段とを有し、上記処理手段は、上記第2の印刷が可能であることをユーザに通知する処理を、上記所定の処理として実行し、上記処理手段による上記通知の後、上記受信手段により上記第2の印刷に対応する印刷命令が再び受信された場合に、上記印刷制御手段は、当該第2の印刷に対応する印刷対象のデータを上記印刷装置に印刷させることを特徴とする。
本発明によれば、印刷命令が受信されたときに印刷装置が印刷を実行している場合に、当該印刷命令による印刷を適切に実行させることができる。
実施例1であるプリンタPR1を含む印刷システムPS1の構成図である。 プリンタPR1のハードウェア構成を示す図である。 プリンタPR1のソフトウェア構成の主要部分を示す図である。 DTV101の表示制御装置600を示す図である。 実施例1を適用するデータ放送データの一例を示す図である。 実施例1を適用するデータ放送データの一例を示す図である。 実施例1を適用するデータ放送データの一例を示す図である。 印刷コンテンツが存在する場合のコンテンツ表示状態を示す図である。 リモコン652の平面図を示す。 データD3を分離するデータ分離部602の動作の説明図である。 1つのテーブルにN個の印刷コンテンツが存在する例を示す図である。 データ放送印刷のプリントファイル方式を説明するフロー図である。 プリントURI方式の動作を示すフローチャートである。 印刷命令を発行したときの処理を示すフローチャートである。 印刷命令受信時のプリンタPR1の対処を示すフローチャートである。 実行していた印刷処理を終了した後の制御を示すフローチャートである。 再印刷を促す表示後に印刷命令を受信した場合のフローチャートである。
発明を実施するための形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるプリンタPR1を含む印刷システムPS1の構成図である。
印刷システムPS1は、DTV101と、プリンタPR1と、DNSサーバ103と、コンテンツサーバ104と、Ethernet105とを有する。なお、上記Ethernetは、登録商標である。また、プリンタPR1は、デジタル放送に関連する印刷コンテンツの印刷命令を受信し、この受信した印刷命令を実行中に、次の印刷命令が来たときに、上記次の印刷命令を受信する機能が無い印刷装置である。
DTV101は、画像処理装置の一例であるデジタルテレビであり、デジタルテレビ情報化研究会によって策定された規格であるネットTV2.0に準拠したネットTV端末である。上記ネットTV規格は、DTVをネットワーク対応端末として用いる場合の端末の要求仕様や、ネットTV端末で利用するコンテンツやサービスの運用ガイドライン等を定めた規格である。また、ネットTV端末から要求されたデータを印刷するためのプリンタに対する仕様も、ネットTV規格に含まれている。
DTV101とプリンタPR1とは、Ethernet105によってLAN接続され、互いに通信である。LANは、図示しないルータによってインターネットに接続されているので、DTV101とプリンタPR1とは、DNSサーバ103とインターネット上のHTTPサーバ(WEBサーバ)としてのコンテンツサーバ104とにアクセスすることができる。DTV101は、通常の放送受信の他に、インターネットを介して、ネットワーク上に存在するコンテンツサーバ104へアクセスし、ネットTVに実装されているネットTV対応のWEBブラウザを介して、WEBページを表示する。なお、DTV101は、ARIB(社団法人 電波産業会)によって定められているデータ放送コンテンツを表示することもできる。さらに、データ放送コンテンツに含まれている印刷用コンテンツや、ネットTV対応の印刷コンテンツを、プリンタPR1で印刷することができる。
また、DTV101は、データ放送コンテンツに含まれている印刷コンテンツや、ネットTVコンテンツに含まれている印刷コンテンツを印刷する指示を、プリンタPR1に発行することができる。DTV101を介したデータ放送印刷形態として、ARIBに定められている主なタイプは、(1)PrintFile形式、(2)PrintURI形式、(3)PrintStaticScreen形式の3タイプである。
(1)PrintFile形式は、データ放送コンテンツとして印刷コンテンツの実体ファイルがDTVに送信される形式である。したがって、DTVは、この印刷コンテンツの実体ファイルをプリンタに送信し、プリンタが、実体ファイルに基づいて印刷する。
(2)PrintURI形式は、データ放送コンテンツとしての印刷コンテンツの実体ファイルの在りかを示すURI情報を、DTVに送信する形式である。したがって、DTVは、このURI情報をプリンタに送信し、受信したURI情報に従って、プリンタが印刷コンテンツの実体ファイルを取得し、印刷する。
(3)PrintStaticScreen形式は、DTVがキャプチャしたデータ放送画面等の静止画像を、プリンタに送信し、プリンタが印刷する形式である。
なお、(1)PrintFile形式と(2)PrintURI形式とによってプリンタが取得する印刷コンテンツの実体ファイルは、XHTML−Print文書という構造化文書データによって記述されている。ただし、ARIBでは、DTVとプリンタとの間の接続や、ネットワーク上のプリンタの発見処理、状態取得処理の詳細等については、規定していない。このために、ARIBで規定されていない印刷に関する仕様は、ネットTV2.0規格で定められている。なお、ネットTV規格で規定されているネットTVコンテンツにおける印刷コンテンツも、XHTML−Print文書で構成される。
また、ネットTV規格対応端末としてのDTV101とプリンタPR1とは、UPnP PrintEnhanced:1に準拠している。なお、これらの規格の詳細については、各規格を参照し、ここでの説明を省略する。
DNSサーバ103は、インターネット上での名前解決を行う。クライアントからのIPアドレスの問い合わせに対して、サーバ名をIPアドレスに変換し、クライアントにIPアドレスを返す。
コンテンツサーバ104は、HTML文書や画像等の情報を蓄積し、Webブラウザ等のクライアントソフトウェアからの要求に応じて、インターネット等のネットワークを通じて、これらの情報を送信する。
図2は、プリンタPR1のハードウェア構成を示す図である。プリンタPR1は、コンテンツデータを取得するネットワークコントローラ201とともに、コンテンツデータを解釈し、印刷イメージデータを生成する。さらに、プリンタPR1は、上記印刷イメージデータに基づいて、印刷メディア上に画像を出力するプリンタコントローラ202の各ブロックによって構成されている。
ネットワークコントローラ201は、主制御を司るCPU211と、DRAM212と、プログラムROM213と、NIC214と、シリアルIO215とによって構成され、Ethernet105に接続されている。なお、NICは、ネットワーク・インタフェース・コントローラである。
DRAM212は、取得したコンテンツデータを一時取り込むためのバッファメモリやワークメモリとして使用する。NIC214は、Ethernet105に接続されている機器との間で、通信する。プログラムROM213は、実行プログラムが書き込まれている。シリアルIO215は、プリンタコントローラとの通信に用いられている。上記各ブロックは、内部バスによって、互いに接続されている。
プリンタコントローラ202は、主制御を司るP−CPU221と、P−DRAM222と、P−ROM223と、フォントROM224と、シリアルIO225と、プリンタエンジンコントローラ226とを有する。また、プリンタコントローラ202は、ヘッドドライバ227と、モータドライバ229と、モータドライバ231とを有する。
P−CPU221は、実行中の印刷命令の処理が終了したときに、印刷コンテンツを提供する番組時間内であるかどうかを判断する。また、P−CPU221は、番組時間内であると判断すると、上記受信しなかった上記次の印刷命令を受信し、その印刷コンテンツについて再印刷を促すことを通知する。
P−DRAM222は、取得したコンテンツデータ、URL、名前解決処理で解決されたサーバ名及び対応するIPアドレス、及び取得の成否を一時取り込むためのバッファメモリやワークメモリとして使用する。P−ROM223には、実行プログラムが書き込まれている。フォントROM224には、フォントデータが書き込まれている。シリアルIO225は、ネットワークコントローラとの通信に用いられる。プリンタエンジンコントローラ226は、印刷機構部を駆動する。上記各ブロックが内部バスによって接続されている。
ヘッドドライバ227は、印刷機構部のインクジェットヘッド228を駆動する。モータドライバ229は、キャリッジモータ230を駆動する。モータドライバ231は、ペーパーフィードモータ232を駆動する。
図3は、プリンタPR1のソフトウェア構成のうちで、本発明に係る部分の概略を示す図である。
プリンタPR1は、HTML、XHTML、XHTML−Printまたは他の構造化言語で記述されている印刷コンテンツまたは印刷コンテンツの参照先と、印刷指示命令を送出するDTV101からのデータとを受信し、動作する。
ネットワークコントローラ201は、送受信手段401を有する。送受信手段401は、DTV101、DNSサーバ103、コンテンツサーバ104のそれぞれとの間におけるデータの送受信と、プリンタコントローラ202との間におけるデータの送受信とを実行する。送受信手段401は、DTV101からの印刷コンテンツの参照先を受信すると、DNSサーバ103に、名前解決要求を送信する。続いて、DNSサーバ103から返されるIPアドレスに基づいて、コンテンツサーバ104に、コンテンツ取得要求を送信する。コンテンツを取得すると、プリンタURL、コンテンツサーバから取得したコンテンツと、コンテンツ取得時に名前解決したサーバ名と、IPアドレスと、取得の成否とを、プリンタコントローラ202に送信する。また、プリンタコントローラ202からオブジェクト取得要求を受信し、コンテンツ取得時と同様に、コンテンツサーバ104に、オブジェクト取得要求を送信する。
プリンタコントローラ202は、パース手段402と、レイアウト手段403と、レンダリング手段404と、印刷手段405とを有する。パース手段402は、構造化言語で記述されているコンテンツデータを構文解析する。レイアウト手段403は、パース手段402が解析した構文情報に基づいて、印刷オブジェクトの配置情報データを生成する。レンダリング手段404は、上記配置情報データに基づいて描画処理を行い、カラー画像の各色成分画素について、多値データで構成した印刷用のイメージデータを出力する。なお、パース手段402、レイアウト手段403、レンダリング手段404の何れにおいても、オブジェクトの取得要求を、送受信手段401に送信することができる。印刷手段405は、印刷機構406を制御し、印刷する。
図4は、DTV101の表示制御装置600を示す図である。
表示制御装置600は、テレビ基本機能としてテレビ放送の選局処理機能を有する。また、表示制御装置600は、テレビ拡張機能として、社団法人 電波産業会(ARIB)による標準規格STD−B24「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式」で規定されるデータ放送のブラウズ機能、印刷機能を有する。
(表示制御装置600の選局処理機能について)
先ず、表示制御装置600の選局処理機能について説明する。選局処理機能は、アンテナ651を介して、チューナ部601がデジタル放送信号を受信する機能である。また、選局処理機能は、ユーザによるリモコン652の操作によって選択したチャンネルに関わる映像や番組情報等を、映像表示部608に表示する機能、音声を音声出力部609から出力する機能である。
次に、表示制御装置600が選局処理を行うための内部動作について説明する。
システム制御部611は、受光部612を介して受信するユーザのリモコン652の操作による操作情報に基づいて、ユーザ所望のチャンネルを判定し、選局制御部613に選局を要求する。
選局制御部613は、選局要求に基づいて、チューナ部601、データ分離部602の選局制御を開始する。チューナ部601は、入力された放送信号に対して、復調、誤り訂正等の処理を行い、トランスポートストリーム(以下、「TS」という)を形成し、データ分離部602に出力する。TSには、複数のチャンネルに関わる映像、音声、番組情報データ、データ放送データ、及び現在時刻情報等が多重されている。番組情報には、番組名、番組内容説明、放送チャンネル、放送時間情報(開始時刻と継続時間)、番組ジャンル情報等を含む。時刻情報には、年月日、時分秒情報を含む。なお、データ放送データは、ISO/IEC13818−6やARIBよる標準規格STD−B24等によって規定され、記述されているDSM−CCのデータカルーセル方式によって、放送局から繰り返し送出される。
データ分離部602は、TSから所望のチャンネルに関わる映像、音声、番組情報データ、データ放送データ、現在時刻情報を分離する。データ分離部602については、後で詳細に説明する。
データ分離部602で分離した映像データを、映像デコード部603に出力し、MPEG等の映像復号化処理を行う。また音声データは、音声デコード部604に出力し、MPEG等の復号化処理を行った後に、音声制御部607に出力する。番組情報データ、データ放送データは、メモリ部614に蓄積される。現在時刻情報は、システムバス610を介して、タイマ部615に出力する。タイマ部615では、時刻情報をカウントする。
映像デコード部603で復号した映像データは、表示合成部605を介して、表示制御部606に出力する。表示制御部606は、映像データを映像表示部608の表示解像度、表示色数、リフレッシュレートに適した表示データ、タイミングに変換し、映像表示を行う。
表示合成部605は、映像デコード部603が復号した映像データと、グラフィック生成部618が生成するグラフィックデータとを合成する。音声制御部607は、音声データのボリュームレベル等を変更する。選局制御部613は、上記選局処理動作が正常に完了すると、選局したチャンネル情報をメモリ部614に蓄積する。
(表示制御装置600におけるデータ放送のブラウズ機能について)
次に、表示制御装置600におけるデータ放送のブラウズ機能、印刷機能について説明する。データ放送ブラウズ機能は、データカルーセル方式によって放送局から繰り返し送出されるデータ放送データを、映像表示部608に表示する機能、音声を音声出力部609から出力する機能である。
図5、図6、図7は、実施例1を適用するデータ放送データの一例を示す図である。
データ放送データには、テキスト情報、表示レイアウト情報、スクリプト情報、静止画像情報、音声情報等が含まれている。テキスト情報は、ARIBよる標準規格STD−B24において規定されているXMLベースのデータ放送向けのページ記述言語、BMLによって記述されている。XMLは、“eXtensible Markup Language”の略語である。BMLは、“Broadcast Markup Language”の略語である。
表示レイアウト情報は、CSS(カスケーディング・スタイルシート)を用い、スクリプト情報は、JavaScriptを用いている。さらに、BML情報の論理的構造や情報へのアクセス、及び操作を行うための手段として、DOM(Document Object Model)を用いている。
図5、図6、図7に示す例では、<head></head>タグに囲まれている部分に、文書の名前を示す<title>要素や、スクリプトの定義を示す<script>要素を含んでいる。さらに、本文を示す<body>要素の中に、画像や映像、音声を示す<object>要素、画面上の領域を示す<div>要素、文を示す<p>要素等を含んでいる。各要素には、CSSに従ったスタイル属性が記述され、表示する際の座標、大きさ、色等の設定がされている。
次に、表示制御装置600がデータ放送ブラウズを行うための内部動作について説明する。
システム制御部611は、受光部612を介して受信したユーザのリモコン652の操作による操作情報に基づいて、データ放送ブラウズ要求であることを判定し、データ放送ブラウズ処理部617に、データ放送ブラウズ処理開始を要求する。
データ放送制御部616は、メモリ部614に蓄積されているデータ放送データを取得する。ブラウズに必要なデータが蓄積されていなければ、データ放送制御部616は、データ分離部602に、データ放送データの取得要求を行う。データ放送制御部616は、取得したデータ放送データを、データ放送ブラウズ処理部617に送り、ブラウズ処理を要求する。
データ放送ブラウズ処理部617は、上記BMLデータと関連する画像等を取得すると、<body>タグのOnload属性に記述されているスクリプト関数を、初期スクリプトとして実行する。実施例1では、start()関数が初期スクリプトである。
start()関数の中では、先ず、表示制御装置が、印刷機能を有しているかどうかを問い合わせる関数を呼び出す。データ放送ブラウズ処理部617は、組込みAPIとして、getBrowserSupport()という拡張DOM−APIを有している。このAPIは、引数として、“"ARIB","APIGroup","Print.Basic"”という文字列を与えると、“1”または“0”の値を返す。“1”は、印刷機能を有していることを意味し、“0”は、印刷機能を有していないことを示す。実施例1が適用される表示制御装置は、印刷機能を有するので、このAPIの戻り値は、“1”である。
図8は、実施例1に関わるBMLブラウザに表示された印刷コンテンツが存在する場合におけるコンテンツ表示状態の一例を示す図である。
start()関数の中では、次に、getBrowserSupport()の戻り値によって、図8に示す領域1301に、ボタンイメージやテキスト情報を描画するかどうかを決定する。データ放送ブラウズ処理部617は、初期スクリプト実行後に、グラフィック生成部618、表示合成部605を介して、ボタンイメージやテキスト情報の描画を行う。その動作と共に、表示合成部605は、映像デコード部603からの動画像とを合成処理する。動画表示領域1304には、映像デコード部603がデコードした動画像が表示される。また、図8の画面右側には、天気予報や交通情報等の詳しい情報へ表示遷移させるためのボタン「天気予報を見る」1305、ボタン「交通情報を見る」1306、ボタン「最新ニュースを見る」1307が表示されている。
図8の画面を表示中に、ユーザがリモコンのカーソルキー操作によって、フォーカス1308を移動させる。そして、所望の位置(「天気予報を見る」1305、ボタン「交通情報を見る」1306、ボタン「最新ニュースを見る」1307のいずれか)で決定キーを押すと、表示画面を遷移させることができる。また、ユーザがリモコンの赤、または緑キー押下によって、印刷処理を実行することができる。
(ユーザ要求処理)
データ放送ブラウズ処理部617は、図8に示す画面を表示中に、ユーザ操作による何らかの要求を待つ。ユーザ要求があれば、その判定処理を行い、判定結果に応じた処理に遷移する。フォーカス移動要求であれば、フォーカス移動処理を実行する。画面遷移要求であれば、画面遷移処理を実行する。
その他の要求であれば、印刷機能を有しているか、すなわち、先に述べたgetBrowserSupport()のAPI戻り値によって処理が分岐する。印刷機能を有しなければ、ユーザ要求の受信を待ち、処理に戻る。印刷機能を有していれば、印刷要求処理を実行する。
(表示制御装置600のデータ放送の印刷機能について)(印刷要求処理)
データ放送ブラウズ処理部617は、ユーザ要求判定処理の結果、リモコンの赤キーが押されたと判定すると、「printFile()処理」の実行要求を、印刷制御部620に要求する。また、リモコンの緑キーが押されたと判定すると、「printUri()処理」実行要求を、印刷制御部620に要求する。DTV101からの印刷要求をプリンタPR1が受けると、図3で説明した印刷動作を実行する。
図9は、リモコン652の平面図を示す。ただし、図9には、実施例1の説明に必要な機能を実現するための操作ボタンを中心に示し、実際の受信装置に必要なボタンを省略してある。図9に示すリモコン652以外に、マウス等のポインティングデバイスを用いるようにしてもよい。
発光部301は、受光部612に向け赤外線信号を出力する。電源ボタン302は、受信装置の電源のオン/オフを指示する。カーソルキー303は、選択カーソルを上下左右に移動させる。決定ボタン304は、選択カーソルによって指定されている領域の選択の決定を指示する。Dボタン307は、データ放送画面の表示を指示する。カラーキーボタン306は、左から“赤”、“緑”、“青”、“黄”のボタンである。テンキー305は、チャンネルの入力及び数値等の入力に使用される。Pボタン308については後述する。
次に、印刷コンテンツデータについて説明する。印刷コンテンツデータを伝送する場合、たとえば、ISO/IEC13818及び社団法人電波産業会の標準規格・技術資料において規定記載されているPSI、DSM−CC等のテーブル、及び、記述子とそのパラメータを利用または拡張する。上記PSIは、“Program Specific Information”の略語である。印刷コンテンツデータを伝送する場合、別の方法を採用するようにしてもよい。
データ分離部602によって分離された印刷コンテンツデータは、テキスト情報、スクリプト情報及び画像情報からなり、W3Cの規定するXML(eXtensible Markup Language)によって記述されている。
図10は、TSデータから映像データD1と、音声データD2と、EPGデータ、データ放送データ、印刷コンテンツデータ及び印刷コンテンツに関する付帯情報データからなるデータD3を分離するデータ分離部602の動作の説明図である。
TSデータ901は、複数チャンネル分の映像データ・音声データ、EPGデータ、データ放送データ、印刷コンテンツデータ、印刷コンテンツに関する付帯情報データ等が時分割多重されている。TSデータ901は、図10にTSPで示すパケット単位で伝送され、TSパケットTSPのヘッダ902には、パケット識別子PIDが付与されている。
データ分離部602は、PIDフィルタ904とセクションフィルタ905とを用いて、所定のTSパケットのペイロード903にあるPSI情報906を取り出し、映像デコード部603、音声デコード部604に送出する。PSI情報906は、TSデータ全体の内容を定義する。データ分離部602は、これらの情報を用いて、指定チャンネルの映像データD1及び音声データD2を取り出し、それぞれ映像デコード部603及び音声デコード部604に送出する。データ分離部602は、同様の処理によって、データ放送データ及び印刷コンテンツデータを選局制御部613に送出する。
データ分離部602は、さらに、PIDフィルタ904とセクションフィルタ905とを用いて、所定のTSパケットのペイロードにあるEPGデータ908、及び印刷コンテンツに関する付帯情報909を取り出し、選局制御部613に送出する。
次に、映像データD1の処理について説明する。映像デコード部603は、データ分離部602から入力した映像データD1に、MPEG2のデコード処理を施し、復号した映像データを、表示制御部606に出力する。表示制御部606は、映像デコード部603、またはリモコン652の操作に応じて、画面を切り替え、他からの画像及び/または文字を多重し、映像デコード部603の出力画像を、映像表示部608に表示させる。映像表示部608は、画像モニタと映像信号入力端子とを具備する。
次に、音声データD2の処理について説明する。音声デコード部604は、データ分離部602から入力した音声データD2に、MPEG2のデコード処理を施し、復号した音声データを、音声制御部607に出力する。音声制御部607は、音声デコード部604から入力した音声データをアナログ信号に変換し、音声出力部609に出力する。音声出力部609は、スピーカと音声信号入力端子とを具備する。
次に、EPGデータ、データ放送データ、印刷コンテンツデータ及び印刷コンテンツに関する付帯情報データからなるデータD3の処理について説明する。
EPGデータは、社団法人電波産業会(通称、ARIB)における標準規格「デジタル放送に使用する番組配列情報」等で規定されるデータ構造で伝送される。主な構成データとしては、下記の構成データがある。
・現在時刻情報を伝送するTDT(Time Description Table)またはTOT(Time Offset Table)。
・編成チャンネルの名称と放送事業者の名称等の編成チャンネルに関する情報を伝送するSDT(Service Description Table)。
・番組の名称、放送開始日時及び内容の説明等の番組に関する情報を伝送するEIT(Event Information Table)。上記TDTまたは上記TOTの情報は、一般に、受信装置の時計表示及び番組予約のための時間管理等にも使用される。
データ放送データは、ISO/IEC13818−6及び社団法人電波産業会による技術資料「BSデジタル放送運用規定」等に規定記述されているDSM−CCのデータカルーセル方式によって、放送局から繰り返し送出される。データ分離部602によって分離されるデータ放送データは、テキスト情報、スクリプト情報、画像情報及び映像・音声データからなり、W3Cの規定するXML(eXtensible Markup Language)によって記述されている。
選局制御部613は、EPGデータに含まれているテキスト情報と画像情報とを復号し、データ放送データに含まれているテキスト情報、画像情報、映像データ及び音声データを復号し、得られたデータを、システムバス610を介してメモリ部614に入力する。システム制御部611は、データ放送データに、後述する処理を施した後に、表示用XMLデータを含む処理結果データをメモリ部614に保存する。
システム制御部611は、受光部612を介したリモコン652からのデータ放送表示指示に従い、メモリ部614から表示用EPGデータと表示用XMLデータとを読み出し、グラフィック生成部618に出力する。
グラフィック生成部618は、システム制御部611が処理し、出力した表示用EPGデータと表示用XMLデータとに基づく映像信号を、表示制御部606に出力する。表示制御部606は、上記のように、映像画面、EPG表示画面及びデータ放送画面等の切り替えと合成表示に応じた映像信号とを、映像表示部608に出力する。
印刷コンテンツに関する付帯情報データとして、PIT(Print Information Table)データが存在する。
図11は、印刷コンテンツに関する付帯情報を記述するテーブル(以降、「PIT」という)の記述内容を示す図であり、1つのテーブル中にN個の印刷コンテンツが存在する場合の例を示す図である。“ヘッダ情報領域”501には、データ分離部602がPITを取り出すために必要なパラメータ情報、主に、Table_ID、Section_Number、Service_ID等が記述されている。そして、各情報が持つ意味は、電波産業会(通称ARIB)における標準規格、技術資料において規定されているEIT(Event Information Table)と同様である。Table_IdとSection_Numberによって、印刷コンテンツが送出される時間帯幅が識別可能である。Service_IDによって、印刷コンテンツが送出されるチャンネルの情報が記述されているテーブルであることを識別可能である。
“印刷コンテンツ1のパラメータ記述領域1”502には、印刷コンテンツ各々に付与されているID値、印刷コンテンツ1の送出開始時間、印刷コンテンツ1の送出継続時間、印刷コンテンツ1が有料であるか、無料であるかを示すフラグが記述されている。“印刷コンテンツ1のパラメータ記述領域2”503には、次の記述がある。
・印刷コンテンツ1を印刷する場合に最適な用紙のサイズ(たとえばA3、A4等)を示す情報。
・印刷コンテンツ1がどのような種類の情報を含んでいるのかを示す情報(写真、テキスト、図形等)。
・印刷コンテンツ1を印刷した場合における枚数、印刷コンテンツデータのデータ容量。
・印刷コンテンツを印刷するだけでなく、記録媒体に記録してもよいかどうかを示すフラグ。
“印刷コンテンツ1のパラメータ記述領域3”504には、上記“印刷コンテンツ1のパラメータ記述領域1”502中の情報において、コンテンツが有料である場合に、その料金が記述されている。“印刷コンテンツ1のパラメータ記述領域4”505には、印刷コンテンツの名称を表すテキスト情報が記述されている。
“印刷コンテンツ1のパラメータ記述領域5”506には、印刷コンテンツの内容を紹介するテキスト情報が記述されている。領域507には、上記502〜506で示した記述領域と同様の記述が、コンテンツ数分繰り返し記述されている。よって、実施例1では、N個であるとしたので、領域507には、N−1個分のコンテンツ情報が記述されている。
図11に示すPITは、印刷コンテンツが送出される時間帯、チャンネルによって様々なTable_ID、Section_Number、Service_IDが付与され、複数のテーブル情報としてTSデータに多重され、送出されている。
データ分離部602は、TSに含まれている現在視聴中のチャンネルに係るPITを取得する。取得されたPITは、選局制御部613に取り込まれる。選局制御部613は、取り込んだPITのセクションシンタックスを解析し、パラメータ記述領域1 502の記述に基づいて、印刷コンテンツデータが、何時何分から送出されるのか、どれくらいの時間、送出されるのかを判定する。
次に、データ放送印刷形態におけるDTVとプリンタとの間における印刷処理の流れについて説明する。
図12は、データ放送印刷のプリントファイル方式を説明するフロー図である。印刷用コンテンツデータの実体をデータ放送用データから取得したDTV101は、印刷準備ができると、印刷コンテンツの印刷を実行するための印刷ボタンを表示する。操作者が、リモコンで、印刷ボタンを選択すると、プリンタPR1に、印刷要求(Create Job v2コマンド)を発行する。印刷要求(Create Job v2コマンド)を受信したプリンタPR1は、印刷用コンテンツデータの受付が可能であれば、ジョブIDを発行し、印刷用コンテンツデータ受信用のデータシンク領域を設定する。そして、データシンクの情報とともに、印刷可能であるというレスポンスであるステータス情報をDTV101に返送する。
印刷可能である旨の情報を受信したDTV101は、印刷用コンテンツデータをプリンタPR1に転送する。なお、印刷用コンテンツデータの転送は、HTTPのPOST処理で行われる。
プリンタPR1は、受信した印刷用コンテンツデータをデータシンク領域に格納するとともに、印刷用コンテンツデータを用いた印刷処理を開始する。印刷用コンテンツデータを全て受信した後に、DTV101にレスポンスを返す。DTV101は、レスポンスを受け、テレビの表示画面上に、印刷の正常終了を表示し、操作者に明示する。
図13は、実施例1におけるデータ放送印刷のプリントURI方式の動作を示すフローチャートである。
プリントURI方式において、DTV101は、印刷用コンテンツデータの実体を取得せず、印刷用コンテンツデータの保存先を示すアドレス情報(URI:Uniform Resource Identifier)をデータ放送用データから取得する。印刷準備ができると、印刷コンテンツの印刷を実行するための印刷ボタンを表示し、操作者がリモコンで選択すると、DTV101は、取得したURI情報を印刷要求(Create URI Job コマンド)として、プリンタPR1に送信する。印刷要求(Create URI Job コマンド)を受信したプリンタPR1は、印刷可能状態であれば、ジョブIDを発行し、レスポンスをDTV101に返送する。
DTV101は、レスポンスを受け、テレビの表示画面上に、印刷の正常受付を表示し、操作者に明示する場合もある。この例では、レスポンスを受けた後に、プリンタPR1の動作を確認するために、プリンタPR1に、イベント状況要求(Event subscribeコマンド)を発行する。
さらに、プリンタPR1は、URI情報に基づいて、URIで示された印刷用コンテンツデータの実体(構造化文書データや付属するモノメディアデータ)を取得する。このために、URIよりDNSにて特定した対象のWebサーバに、指定のURLへ“HTTP GET”処理を実行する。
コンテンツデータの実体を、プリンタPR1が取得すると、プリンタPR1は印刷処理を開始する。印刷が終了すると、プリンタPR1は、DTV101から先に受けたイベント状況要求(Event subscribeコマンド)に対応するジョブエンドのイベントレスポンスをDTV101へ返す。DTV101は、テレビの操作状況や、メーカの実装状況によって、印刷の正常終了を、テレビの表示画面上のジョブエンドに表示することを保証できる状況ではない。
次に、上記構成と、上記動作を実施するDTV101とプリンタPR1との印刷処理とについて説明する。
プリンタPR1は、印刷命令を実行中に、次の印刷要求を受けると、その印刷要求の印刷データ読み込み用の記憶領域が無いので、Busyとして印刷要求に拒否の返答を発行する。このときに、DTV101からのデジタル放送のコンテンツデータの印刷要求であれば、再印刷要求を発行できる機会は、デジタル放送における番組継続中に限られることがある。
実施例1において、DTV101から、印刷命令を実行中のプリンタPR1へ、デジタル放送のコンテンツデータの印刷命令を発行したときに、プリンタPR1とDTV101とが行う制御について詳細に説明する。
図14は、DTV101が、デジタル放送のコンテンツデータの印刷命令を発行したときにおける内部処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートはシステム制御部611においてCPU等のプロセッサがROM等のメモリに記録されたプログラムを実行することで実現される。ステップS1401で、DTV101が、プリンタPR1へデジタル放送のコンテンツデータの印刷命令を発行したかどうかを調べる。ステップS1402で、発行したデジタル放送のコンテンツデータの印刷命令についてのプリンタPR1の対応状況を判定する。プリンタPR1が、印刷命令に対して受信応答で答えると、ステップS1405へ移行し、受信対応したプリンタPR1の状態変化を検出するために、プリンタPR1に、“Subscribe”命令を発行する。この状態検出状況を、印刷が終了するまで継続させるために、ステップS1406で、プリンタからの印刷終了の通知を確認する。
また、プリンタPR1が既に他の機器から受け付けた印刷処理中で、印刷命令が受け付けられない“Busy”応答を、ステップS1402で判定すれば、ステップS1403へ移行する。そして、上記印刷コンテンツに関する付帯情報データのPITデータに基づいて、印刷コンテンツ1の送出開始時間、印刷コンテンツ1の送出継続時間情報を取得する。さらに、データ分離部602が、TS(トランスポートストリーム)から印刷コンテンツに関わる番組情報データと現在時刻情報とを取得する。
ステップS1404で、プリンタPR1の接続時に、予め設定しているプリンタPR1のWeb UIの設定項目に、取得した“印刷コンテンツ1の送出開始時間”、“印刷コンテンツ1の送出継続時間”、“番組情報データ”、“現在時刻情報”を入力する。なお、これらの情報をプリンタPR1に供給する方法は、サーバを介して供給しても良いし、印刷命令に上述の情報を含めて供給するようにしてもよい。
次に、Web UIについて説明する。Web UIは、DTV101のように、PC等にインストール可能な印刷用のドライバを持っていない機器への対応等を目的に用意したものである。プリンタの各種設定やメンテナンスを実行するために、プリンタPR1がプリンタ内部にWebサーバ機能を実装し、HTTPコマンドによって設定内容やステータスの閲覧とデータの授受とを行う。
プリンタPR1が、メニューとして持っている機能としては、次の機能がある。
(1)インクの残量表示、
(2)メンテナンス(印刷にかすれやムラが出たときに、プリントヘッドをクリーニングし、ヘッド位置を調整する)、
(3)ネットワーク設定(IPアドレス、DNSサーバ、プロキシサーバ、接続確認)、
(4)TV印刷設定(TVのデータを印刷するときにおける用紙サイズ/タイプ、印刷品位の設定)
上記の他に、実施例1のステップS1404で、取得した“印刷コンテンツ1の送出開始時間”、“印刷コンテンツ1の送出継続時間”、“番組情報データ”、“現在時刻情報”を送る先として、DTV印刷未受付管理データがある。このDTV印刷未受付管理データは、印刷処理中に印刷受付を“Busy”で却下したDTVからの書き込みによって、管理対象となる。
上記Web UIの設定項目への入力が成功したら、プリンタPR1からの印刷完了状態変化の通知を受けるために、プリンタPR1に、“Subscribe”命令(イベント状況要求)を発行する。プリンタPR1の現在実行している印刷が終了した通知を受け取るか、“印刷コンテンツ1の送出継続時間”の時間範囲外に至ったときに、上記状態検出状況が終了する。
次に、DTV101からデジタル放送のコンテンツデータの印刷命令を受信した場合におけるプリンタPR1の対処について説明する。
図15は、DTV101からデジタル放送のコンテンツデータの印刷命令を受信した場合におけるプリンタPR1の対処を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、CPU211、P−CPU221が、それぞれプログラムROM213、P−ROM223に記録されたプログラムを実行することで実現される。プリンタPR1が印刷命令を受信すると、ステップS1501で、以前に受信した印刷命令によって、プリンタPR1が現在、印刷処理中であるかどうかを判定する。現在印刷処理中でなければ、ステップS1506へ移行し、印刷要求を受付け、印刷コンテンツを受信し、パース、レイアウトを経て印刷データを作成し、印刷を実行する。
また、印刷命令を受信したときに、既に他の機器から受け付けた印刷処理中で、印刷命令を受け付けられなければ、ステップS1502へ移行し、印刷要求の中から、印刷要求元の機器を判別するための情報を検出する。検出情報としてIPアドレスを抽出し、上記Web UIにおけるDTV101からのPostデータの有効性の判定に利用するために管理する。
その後に、ステップS1503で、受信した印刷要求を受け付けることが不許可である旨を示すために、DTV101に“Busy”信号を発行する。
ステップS1504で、一定時間内にプリンタPR1のWeb UIのDTV印刷未受付管理データ領域に、HTTP Postが行われる。そして、ステップS1502で取得したIPアドレスを含み、さらに、“印刷コンテンツ1の送出開始時間”、“印刷コンテンツ1の送出継続時間”、“番組情報データ”、“現在時刻情報”の書き込みの有無を調べる。なお、これらの情報は印刷装置に書き込まれても良いし、また外部のサーバに書き込まれている情報を取得しても良い。
一定時間を超えても書き込みがなければ、現在処理中の印刷処理の実行だけを継続する。書き込みがあれば、ステップS1505において、現在印刷中の印刷処理が終わった時点で、“Busy”によって印刷受付を不許可にしたジョブへの“Retry Control”機能を、有効としてセットする。このときに、DTV101からPostされた“現在時刻情報”を、プリンタPR1内での時間制御の基準として利用する。
実施例1は、DTV101から取得した“現在時刻情報”を利用した例である。なお、プリンタPR1自体がインターネットに接続していることを利用して、インターネット上の標準時間情報を取得して利用してもよく、プリンタPR1内部のRTC機能によって時間管理する等、他の方法を採用してもよい。
次に、上記“Retry Control”機能を有効としてセットされたプリンタPR1が、実行していた印刷処理を終了した後の制御について説明する。
図16は、上記“Retry Control”機能を有効としてセットされたプリンタPR1が、実行していた印刷処理を終了した後の制御を示すフローチャートである。ステップS1601で、実行していた印刷処理が終了したかどうかを判定し、終了を確認すると、ステップS1602に移行する。ここでは、“Retry Control”機能が有効であるとしてセットされていることを確認し、無効になっていれば、処理を終了する。
次に、ステップS1603で、Web UIのDTV印刷未受付管理データ領域に、書き込まれている“Retry Control”対象の下記データから、印刷受付を不許可にした対象コンテンツを取得可能な状態であるかどうかを判定する。
・“印刷コンテンツ1の送出開始時間”
・“印刷コンテンツ1の送出継続時間”
・“番組情報データ”
・“現在時刻情報”
すなわち、送出開始時間と、送出継続時間と、印刷要求したときの現在時刻情報と、印刷処理が終了したときの現在の時刻情報とに基づいて、“Busy”応答によって印刷受付を不許可にした対象コンテンツを取得可能な状態であるかどうかを判定する。
印刷コンテンツ1の送出継続時間を既に過ぎていれば、取得が困難であるので、ステップS1608へ移行する。この場合、“Retry Control”が不可能であるので、プリンタPR1本体の表示器に、“Sorry”コメントを表示し、再印刷の機会が失われたことを通知する。
また、印刷命令のタイプがPrintFile形式では無く、PrintURI形式であれば、番組が終了しても、コンテンツサーバにおける印刷コンテンツが存在する可能性がある。しかし、保証範囲として、印刷コンテンツ1の送出継続時間を利用することが妥当であると考えている実施例1では、同じ扱いとする。
ただし、URI自体を別管理すれば、印刷終了後に、プリンタPR1本体にURI実行を指示するようにしてもよい。印刷処理が終了した後でも、印刷コンテンツ1の送出継続時間を過ぎていなければ、ステップS1604に移行する。この時点で、Web UIに登録されているDTV101以外からの印刷受付を拒否するモードに移行し、このモードが有効な状態を管理するために、時間管理タイマを動作させる。
DTV101が、ステップS1404で、プリンタPR1に対して“Subscribe”命令を発行する機能があれば、発行している筈であるが、発行しないDTVも存在する可能性があるので、見極める。
つまり、ステップS1605で、“Subscribe”を受けていれば、DTV101側で、印刷ジョブの終了検出を待ち受けている状態であると判断する。そこで、ステップS1606で、DTV101に番組印刷が可能になったことをDTV画面に表示するためのイベントを、プリンタPR1からDTVに発行する。具体的には、NetTV2.0規格でサポートされた“X_GetPrinterStatusString”を利用する。このコマンドは、DTV101の表示画面に、送りつけた詳細ステータス文字列をダイアログ形式等で表示することができる。たとえば、“**番組の印刷受付が可能になりました。”等のコメント表示することができる。ユーザは、この表示を見て、再印刷動作を実行する機会を得ることができる。
また、“Subscribe”(イベント状況要求)を受けていなければ、DTV101からの表示待ち受け状態ではないと判断し、ステップS1607で、プリンタPR1本体の表示画面に、再印刷を促すコメントを表示する。たとえば、“**番組の印刷受付が可能になりました。”等のコメントである。すなわち、印刷中であるために受信しなかった次の印刷命令を受信し、その印刷コンテンツについて再印刷を促すことを通知する。
上記実施例において、番組時間内であるかどうかを判断する判断情報は、テレビ受信機経由で取得したデジタル放送に含まれている情報である。また、上記番組時間内であるかどうかを示す情報は、上記プリンタに内蔵したウェブ・サーバ機能へ書き込みされた情報である。さらに、上記通知をする場合、テレビ受信機からの要求の有無に応じて、通知手段を変更する。デジタル放送に関連する印刷コンテンツの再印刷への対応機能を有効にした場合、次のように処理する。すなわち、上記印刷命令に対応する処理が終了した後に、再印刷の対象となるテレビ受信機以外の印刷命令の再印刷の終了、対象の番組時間の終了、予め設定した時間の経過のいずれかまで、受け付けない。
次に、再印刷を促す表示をした後に、印刷命令を受信した場合における制御について説明する。
図17は、再印刷を促す表示をした後に、印刷命令を受信した場合における制御を示すフローチャートである。プリンタPR1が、印刷ジョブを待ち受け状態になっている場合における対処について説明する。ステップS1701では、Web UIのDTV印刷未受付管理データ領域に、ステップS1603で書き込まれた“Retry Control”対象のデータである下記データに基づいて、対象コンテンツを取得可能な状態であるかどうかを判定する。
・“印刷コンテンツ1の送出開始時間”
・“印刷コンテンツ1の送出継続時間”
・“番組情報データ”
・“現在時刻情報”
番組長範囲内である“印刷コンテンツ1の送出継続時間”が過ぎた場合、ステップS1707で、他の機器からの印刷受付を拒否するモードを解除し、対応を終了する。このときに、プリンタPR1本体で“番組が終了してコンテンツが取得できません”等のコメントを表示する。
ステップS1702では、ステップS1603でスタートしたモードが有効な状態を管理するために、時間管理タイマの有効時間範囲であるかどうかを判定する。有効時間を過ぎていれば、ステップS1707へ移行し、他の機器からの印刷受付を拒否するモードを解除し、対応を終了する。ステップS1703では、印刷命令を受信したかどうかを判定し、受信していれば、ステップS1704に移行する。
受信した対象が、Web UIのDTV印刷未受付管理データ領域に、HTTP Postされた対象であるかどうかをIPアドレスベースで判断し、違う機器からの印刷要求であれば、ステップS1705で、“Busy”返答を行い、印刷受付を拒否する。
対象機器からの印刷要求であると判断されると、ステップS1706で、印刷要求を受け付け、印刷を実施する。その後に、ステップS1707へ移行し、他の機器からの印刷受付を拒否するモードを解除し、対応を終了する。
実施例1は、デジタルテレビとプリンタPR1との直接印刷の環境において、プリンタPR1への印刷受付に失敗した場合、放送コンテンツが印刷可能な範囲であれば、再印刷を促すためのシステムであり、現在のシステムの課題をカバーする。
報知する判断としては、番組放送時間内でデジタル放送コンテンツが取得可能な状況で、さらに、プリンタPR1が印刷ジョブを受け付けられる状況が共に満足する条件下において行なわれる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
PS1…印刷システム、
PR1…プリンタ、
101…DTV、
201…ネットワークコントローラ、
202…プリンタコントローラ。

Claims (14)

  1. 外部装置に格納されている印刷対象のデータの格納先を特定するための印刷命令を受信する受信手段と;
    上記受信手段により受信された上記印刷命令により特定される格納先から上記印刷対象のデータを取得し、当該取得されたデータに基づき印刷装置に画像を印刷させる印刷制御手段と;
    上記受信手段により受信された上記印刷命令に基づく印刷が可能な時間を特定するための情報を取得する取得手段と;
    上記印刷装置により第1の印刷が実行されているときに上記受信手段が印刷命令を受信した場合、上記取得手段が取得した情報により特定される上記時間に基づき、上記印刷制御手段により上記印刷命令に対応する第2の印刷を実行することが可能か当該第1の印刷の完了後に判断する判断手段と;
    上記判断手段が上記第2の印刷を実行することが可能であると判断した場合、上記印刷制御手段により上記印刷命令に基づく上記第2の印刷を実行するための所定の処理を実行する処理手段と;
    を有し、
    上記処理手段は、上記第2の印刷が可能であることをユーザに通知する処理を、上記所定の処理として実行し、
    上記処理手段による上記通知の後、上記受信手段により上記第2の印刷に対応する印刷命令が再び受信された場合に、上記印刷制御手段は、当該第2の印刷に対応する印刷対象のデータを上記印刷装置に印刷させることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 上記処理手段は、上記印刷装置が上記第1の印刷を行っているときに上記受信手段が印刷命令を受信した場合、当該印刷命令に対応する上記第2の印刷が実行されなかったことをユーザに通知し、当該第1の印刷の完了後に上記判断手段により上記第2の印刷が可能であると判断された場合、当該第2の印刷が可能であることを通知することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 上記処理手段による上記通知の後、上記受信手段により上記第2の印刷に対応する印刷命令が再び受信された場合に、上記判断手段は当該第2の印刷が可能か再び判断し、当該第2の印刷が可能と判断された場合に、上記印刷制御手段は、当該第2の印刷に対応する印刷対象のデータを上記印刷装置に印刷させることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  4. 上記処理手段は、上記印刷制御装置または上記印刷命令を発行した装置を用いて、上記通知を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 上記処理手段は、上記受信手段により受信される印刷命令に基づいて、上記印刷装置と当該印刷命令を発行した装置から上記通知を行う装置を選択し、当該選択された装置に上記通知を行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。
  6. 上記処理手段は、上記印刷命令に基づく上記第2の印刷が可能であることを示す表示を行うことにより、上記通知を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  7. 外部装置に格納されている印刷対象のデータの格納先を特定するための印刷命令を受信する受信手段と;
    上記受信手段により受信された上記印刷命令により特定される格納先から上記印刷対象のデータを取得し、当該取得されたデータに基づき印刷装置に画像を印刷させる印刷制御手段と;
    上記受信手段により受信された上記印刷命令に基づく印刷が可能な時間を特定するための情報を取得する取得手段と;
    上記印刷装置により第1の印刷が実行されているときに上記受信手段が印刷命令を受信した場合、上記取得手段が取得した情報により特定される上記時間に基づき、上記印刷制御手段により上記印刷命令に対応する第2の印刷を実行することが可能か当該第1の印刷の完了後に判断する判断手段と;
    上記判断手段が上記第2の印刷を実行することが可能であると判断した場合、上記印刷制御手段により上記印刷命令に基づく上記第2の印刷を実行するための所定の処理を実行する処理手段と;
    を有し、
    上記第1の印刷が実行されているときに上記受信手段により上記印刷命令が受信された場合、当該印刷命令を発行した装置とは異なる装置からの印刷命令に基づく印刷を制限することを特徴とする印刷制御装置。
  8. 外部装置に格納されている印刷対象のデータの格納先を特定するための印刷命令を受信する受信手段と;
    上記受信手段により受信された上記印刷命令により特定される格納先から上記印刷対象のデータを取得し、当該取得されたデータに基づき印刷装置に画像を印刷させる印刷制御手段と;
    上記受信手段により受信された上記印刷命令に基づく印刷が可能な時間を特定するための情報を取得する取得手段と;
    上記印刷装置により第1の印刷が実行されているときに上記受信手段が印刷命令を受信した場合、上記取得手段が取得した情報により特定される上記時間に基づき、上記印刷制御手段により上記印刷命令に対応する第2の印刷を実行することが可能か当該第1の印刷の完了後に判断する判断手段と;
    上記判断手段が上記第2の印刷を実行することが可能であると判断した場合、上記印刷制御手段により上記印刷命令に基づく上記第2の印刷を実行するための所定の処理を実行する処理手段と;
    を有し、
    上記受信手段はさらに、上記印刷命令を発行した装置から当該装置を特定するための特定情報を受信し、上記第1の印刷が実行されているときに当該印刷命令が受信された場合、上記受信手段により受信された当該特定情報により特定される装置とは異なる装置からの印刷命令に基づく印刷を制限することを特徴とする印刷制御装置。
  9. 外部装置に格納されている印刷対象のデータの格納先を特定するための印刷命令を受信する受信手段と;
    上記受信手段により受信された上記印刷命令により特定される格納先から上記印刷対象のデータを取得し、当該取得されたデータに基づき印刷装置に画像を印刷させる印刷制御手段と;
    上記受信手段により受信された上記印刷命令に基づく印刷が可能な時間を特定するための情報を取得する取得手段と;
    上記印刷装置により第1の印刷が実行されているときに上記受信手段が印刷命令を受信した場合、上記取得手段が取得した情報により特定される上記時間に基づき、上記印刷制御手段により上記印刷命令に対応する第2の印刷を実行することが可能か当該第1の印刷の完了後に判断する判断手段と;
    上記判断手段が上記第2の印刷を実行することが可能であると判断した場合、上記印刷制御手段により上記印刷命令に基づく上記第2の印刷を実行するための所定の処理を実行する処理手段と;
    を有し、
    上記取得手段は、上記印刷対象のデータを上記印刷制御手段が取得可能な時間に対応する時間情報を上記情報として取得し、上記判断手段は、当該時間情報に基づき、当該印刷命令に対応する印刷を実行することが可能か判断することを特徴とする印刷制御装置。
  10. 上記判断手段は、上記取得手段により取得された上記時間情報と、当該取得に対応する時刻を示す時刻情報とに基づき、上記判断を行うことを特徴とする請求項9に記載の印刷制御装置。
  11. 上記取得手段は、上記時刻情報を、上記印刷命令を発行した装置から取得することを特徴とする請求項10に記載の印刷制御装置。
  12. 上記印刷装置を、画像を印刷媒体に印刷するための印刷部として有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  13. 上記受信手段は、上記印刷命令をテレビ受信機から受信することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  14. コンピュータを請求項1乃至13のいずれか1項に記載の印刷制御装置の各手段として機能させるプログラム。
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