JP5137520B2 - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信装置の制御方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル放送を介して送信される印刷情報に基づく印刷を印刷装置に実行させるデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信装置の制御方法に関する。
日本では、地上デジタル放送における放送サービスの1つとしてデータ放送の印刷サービスが行なわれている。このデータ放送印刷サービスは、印刷装置(以下、プリンタと称する)の制御機能を有するデジタルテレビ(以下、DTVと称する)により受けることが可能となる。データ放送印刷に対応するDTVを所有するユーザは、放送番組に関連する情報や、天気予報及びニュース情報等をDTVに接続されたプリンタによって印刷し、印刷コンテンツを入手できる。
日本のデータ放送印刷サービスに関するデジタル放送規格や運用規定は、非特許文献1、非特許文献2に記載されている。非特許文献1、非特許文献2に基づくデータ放送印刷サービスとして、DTVが実行可能な印刷形態は、以下の3つの形態に大別される。
印刷形態(1):DTVが放送波(放送信号)に含まれる印刷データを取得し、プリンタに印刷を要求する形態
印刷形態(2):DTVが表示中のデータ放送画面をキャプチャし、プリンタに印刷を要求する形態
印刷形態(3):DTVがプリンタにインターネット上のサーバに存在する印刷データの印刷を要求する形態
さて、プリンタでは、温度、湿度、時間経過等の使用環境条件により、印刷出力特性が変化し、印刷コンテンツの色味が変化する、かすれるといった事象が発生することがある。これら事象の発生を低減する為に、プリンタはメンテナンス処理を、プリンタの電源投入直後や、印刷実行時、または前回の印刷実行時から一定時間経過後などに実行する。無駄なメンテナンス処理を避けるため、実際に印刷が実行されたことを検知してからメンテナンス処理を実行するのが最近では一般的である。しかし、メンテナンス処理に要する時間は場合によっては数分に及ぶため、印刷実行時にメンテナンス処理が実行されると、ユーザは印刷コンテンツを速やかに入手できないことがある。
こうした課題に対応するために、頻繁に印刷を実行するようなアプリケーションソフトが起動されたことを検知して自動的にメンテナンス処理を要求することで、印刷コンテンツ入手までの時間を短縮できるようにする技術が特許文献1に開示されている。
特開2003−334994号公報 社団法人 電波産業会 標準規格「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式」ARIB STD−B24 4.4版 社団法人 電波産業会 技術資料「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」ARIB TR−B14 2.7版
上述のデータ放送印刷サービスは主に番組連動型の印刷コンテンツを有する。例えば、旅番組で紹介した地域の情報を印刷コンテンツとする、といった具合である。従って、番組に連動するデータ放送の印刷コンテンツの取得は、必然的に番組の放送時間に連動することが基本となる。従って、番組の放送が終了すると、印刷コンテンツを得る機会も無くなってしまう。つまり、データ放送印刷サービスでは、放送番組が終了すると印刷データが放送信号やサーバから取得できない、という課題がある。
また、データ放送印刷サービスでは、放送番組の進行に対応して、印刷データの変更・更新や削除が行われることがある。例えば、1時間番組であるクイズ番組の前半15分では解答用紙の印刷データが送信され、後半15分では正答結果の印刷データが配信される、といったような運用である。こうしたケースでは、上述した番組の放送時間に連動する運用よりもシビアに印刷データの時間管理が行われることになる。
従って、ユーザが印刷コンテンツの印刷を指示したことに応じてプリンタがメンテナンス処理の実行を開始した場合、印刷データの取得可能な期間内にメンテナンス処理が終了しなければ、ユーザは印刷コンテンツを入手し損ねる可能性がある。
一方、ユーザがいつ印刷を実行しても良いように、短時間間隔でメンテナンス処理を実行するように構成することも考えられる。しかし、ユーザが印刷を実行しない状況であるにも関わらず、常にプリンタの電源をONにしてメンテナンス処理を実行することは、電力やインクなどを必要以上に消費するだけでなく、動作音が頻繁に発生するなどの不都合も生じることが想定される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、印刷コンテンツの取得に期限を有するような場合であっても、適切にメンテナンス実行制御を行うと共に、印刷コンテンツの取得ができない可能性を極力低減することが可能なデジタル放送受信装置、及びデジタル放送受信装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明はデジタル放送を受信するとともに、デジタル放送に含まれる印刷情報を通信可能に接続された印刷装置に出力することが可能なデジタル放送受信装置であって、前記印刷装置から、当該印刷装置のメンテナンスの要否を示すメンテナンス要否情報を取得する取得手段と、デジタル放送におけるデータ放送のブラウズ処理を実行するブラウズ処理手段と、前記ブラウズ処理手段によってブラウズ処理が実行されることに応じて、前記メンテナンス要否情報に基づいて、前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するか否かを判定する制御手段と、前記制御手段によって前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するとの判定がなされたことに従って、前記印刷装置に対して当該コマンドを発行する印刷制御手段と、を有する。
また、上記目的を達成するために、本発明はデジタル放送を受信するとともに、デジタル放送に含まれる印刷情報を通信可能に接続された印刷装置に出力することが可能なデジタル放送受信装置の制御方法であって、前記印刷装置から、当該印刷装置のメンテナンスの要否を示すメンテナンス要否情報を取得する取得ステップと、デジタル放送におけるデータ放送のブラウズ処理を実行するブラウズ処理ステップと、前記ブラウズ処理ステップでブラウズ処理が実行されることに応じて、前記メンテナンス要否情報に基づいて、前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するか否かを判定する制御ステップと、前記制御ステップによって前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するとの判定がなされたことに従って、前記印刷装置に対して当該コマンドを発行する印刷制御ステップと、を有する。
以上説明したように、本発明によれば、印刷コンテンツの取得に期限を有するような場合であっても、適切にメンテナンス実行制御を行うと共に、印刷コンテンツの取得ができない可能性を極力低減することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念から下位概念までの種々の概念を理解するために役立つであろう。
なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
[第1の実施形態]
本発明の第1実施形態について、図を用いて以下に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態が適用されるデジタル放送受信装置と印刷装置とからなるシステムを示す図である。なお、本発明における各実施形態では、デジタル放送受信装置をDTV100とし、印刷装置をプリンタ200として説明を行う。
(DTV100の構成)
DTV100は、テレビ放送受信の基本的な機能として、アンテナ150を介して受信する放送信号から生成されるテレビ番組映像の表示機能を備える。また、拡張された機能として、非特許文献1及び非特許文献2にて規定されるデータ放送のブラウズ機能及びデータ放送の印刷制御機能を備える。
DTV100とプリンタ200はイーサネット(登録商標)などのネットワークで接続されており、互いに情報の送受信が可能となっている。具体的には、DTV100とプリンタ200はUPnP(Universal Plug & Play)技術仕様に基づいて、相互に通信可能である。UPnPの技術標準仕様に関しては説明を割愛するが、本実施形態におけるプリンタ200の制御処理は、UPnP技術標準仕様「PrintEnhanced:1」に基づくアクションやイベントの送受信により実現するよう構成されている。
続いて、図1を用いてDTV100の内部構成を説明する。チューナ部101はアンテナ150を介し入力される放送信号に対し、復調、誤り訂正等の処理を行う。その後、チューナ部101はトランスポートストリーム(TS)を形成し、データ分離部102にTSを出力する。TSには、1つ以上のチャンネルに関わる映像、音声データや、現在時刻情報、番組情報データ、データ放送データ、及び印刷情報等が多重されている。なお、現在の日本の地上デジタル放送では、TSはMPEG−2 TSが用いられている。
現在時刻情報には、年月日や時分秒といった、現在の時刻を示す情報が含まれている。番組情報には、番組名、番組内容説明、放送チャンネル、放送時間情報(開始時刻と継続時間)等が含まれている。なお、データ放送データと印刷情報はISO/IEC13818−6や非特許文献1等にて規定、記述されているDSM−CCのデータカルーセル方式でTS中に多重されている。
データ分離部102は、TSから所望のチャンネルに対応する映像、音声、データ放送データの分離を行う。データ分離部102で分離された映像データは、映像デコード部103に出力され、MPEG−2等の映像復号化処理が施される。
映像デコード部103で復号された映像データは表示合成部105を介し、表示部制御部106に出力される。表示合成部105は、映像デコード部103で復号された映像データとグラフィック生成部110が生成するグラフィックデータを合成する機能を有する。
表示制御部106は、映像データを映像表示部108の表示解像度、表示色数、リフレッシュレートに適した映像信号に変換し、映像表示部108に出力する。映像表示部108は入力された映像信号の表示を行う。
また、データ分離部102で分離された音声データは、音声デコード部104に出力され、MPEG−2等の復号化処理が施される。復号された音声データは、音声制御部107に出力される。音声制御部107では音声補正処理などが実行され、音声出力部109に出力される。音声出力部109は入力された音声信号の出力を行う。
データ分離部102で分離されたデータ放送データは、メモリ部114に蓄積される。また、データ分離部102では、TSから現在時刻情報や番組情報データの分離を行う。番組情報データはデータ放送データと同様にメモリ部114に蓄積される。また、現在時刻情報は、タイマー部115に出力される。
また、データ分離部102は、TSに含まれるPAT(Program Association Table)を取り出し、選局制御部113に送出する。PATは番組を管理するための情報を含んでいる。具体的には、ストリームに含まれるプログラム(番組)を管理するための情報である。
グラフィック生成部110は、映像表示部108で表示されるメニュー画面などのOSD(On Screen Display)グラフィックを生成し、生成したグラフィックを表示合成部105に出力する。
システム制御部111は、DTV100の各種の制御を司る中央制御ユニットとして機能する。
受光部112はリモコン120から発信される光信号を受光する機能を有する。受光部112は受光したリモコン120からの光を制御信号に変換し、システム制御部111に伝送する。
選局制御部113は、DTV100の選局動作に係る制御を行う制御部である。選局制御部113はPMTの解析や、システム制御部111からの指示に基づく選局処理、データ放送の有無を識別する情報の判定及び更新処理を実行する。選局制御部113の詳細については後述する。
メモリ部114は、上述したように、データ放送データや番組情報データを記憶する格納領域として機能する。
タイマー部115は時間のカウント処理を実行する機能を備えている。例えば、タイマー部115は所定の時間間隔を定期的にカウントしており、タイマー部115から出力されるカウント信号に基づいて、選局制御部113が現在時刻情報や番組情報データの分離をデータ分離部102に指示する。上述したように、タイマー部115には、データ分離部102で分離された現在時刻情報が入力される。
データ放送制御部116は、データ放送に関する制御を司る制御部である。データ放送制御部116は、データ放送の表示をシステム制御部111から指示された場合、メモリ部114に蓄積されたデータ放送データを、データ放送ブラウズ処理部117を用いて表示可能なデータに変換する処理を行う。
データ放送ブラウズ処理部117はデータ放送データを解析し、グラフィック生成部110と連携してデータ放送画面の描画生成処理を実行する。
印刷制御部118は、DTVを用いた印刷機能を実現するための制御部である。印刷制御部118は、プリンタ200のステータス情報などに基づき、上述した3つの形態の印刷処理の制御を行う。
通信制御部119は、DTV100とネットワークなどを介して接続される外部機器との通信並びに接続に関する制御を実行する制御部である。上述したように、DTV100とプリンタ200はUPnP仕様で情報の送受信を行うが、プリンタ200が接続された場合に、UPnPのディスカバリー機能を用いて、自動的にDTV100がプリンタ200を認識するといった制御を通信制御部119が行う。
(選局制御部113の詳細説明)
選局制御部113はデータ分離部102から送出されたPATを解析することにより、所望のチャンネルに係るPMT(Program Map Table)のPID(Packet Identifier)を認識する。PMTは番組を構成するビデオやオーディオなどのデータを管理するための情報を含んでいる。また、PIDはMPEG−2 TSのパケット識別子のことで、TSパケットの種類を識別するために利用される。
図2にPMTの構造を示す。なお、PMTの構造や文法に関する詳細に関しては、ISO/IEC13818−1や非特許文献2等にて規定、記述されている。
セクションヘッダ情報領域201はPMTのデータ長を認識する為の情報や、選局チャンネル番号、PMTのバージョン番号等が記述される領域である。PMTのバージョン番号は、番組を構成する映像、音声、データ放送データ等の構成が変化した場合に更新される。
PCR情報記述子領域202はPCR(Program Clock Reference)情報を含むTSパケットのPID等の情報が記述される領域である。PCRは番組時刻の基準となる値である。
映像データ関連記述子領域203は、番組を構成する映像データを含むTSパケットのPID等の情報について記述される領域である。
音声データ関連記述子領域204は、番組を構成する音声データを含むTSパケットのPID等の情報について記述される領域である。
データ放送データ関連記述子領域205は、番組を構成するデータ放送データや印刷情報を含むTSパケットのPID等の情報や、データ放送処理を直ちに開始するかどうかの放送局からの指示情報について記述される領域である。
CRC206は、PMT受信時に誤りが無いかを確認する為に使用するCRC(Cyclic Redundancy Check)情報が記述される領域である。
選局制御部113は、PMTを解析することにより、番組に係る映像データ及び音声データや、データ放送データ等を含むTSパケットのPID等の情報を取得し、データ分離部102に映像、音声、データ放送データの分離要求を行う。
また、選局制御部113は、PMTの解析結果に基づき、番組視聴開始処理中のチャンネルにデータ放送が存在するかを識別する。そして、識別した結果をデータ放送有無情報としてメモリ部114に蓄積する。選局制御部113は、図2で示したPMTのデータ放送データ関連記述子領域205を解析することで、選局されるチャンネルにデータ放送が存在するかを識別することができる。データ放送有無情報は、例えば、データ放送が存在する場合は“1”、データ放送が存在しない場合やDTV100の電源がオフ状態に遷移した場合には“0”というフラグを設けるように構成すればよい。
また、選局制御部113は、データ放送データ関連記述子305で示す部分にデータ放送処理を直ちに開始するとの放送局からの指示情報を含む場合、その旨をシステム制御部111に通知する。この通知をデータ放送自動起動通知という。システム制御部111は、データ放送自動起動通知を印刷制御部118に転送する。
(プリンタの構成)
続いて、印刷装置としてのプリンタ200の構成を説明する。プリンタ200は例えば、インクジェット吐出方式のプリンタである。プリンタ200には、プリンタ200全体の制御を司るシステム制御部201が設けられている。
通信制御部202は、DTV100の通信制御部119とネットワークを介して接続されるインタフェースを有し、通信及び機器の接続に関する各種の制御を実行する制御部である。
メモリ部203はDTV100から送信される情報や印刷情報を蓄積するとともに、印刷情報が印刷コンテンツの実体データである場合には、そのデータを印刷用のデータ形式に展開するための領域として利用される。
画像処理部204は印刷用データに対する色補正や回転・サイズ変更などの各種の画像処理を施す機能を有する。
印字部205は、紙などの記録媒体に印刷用データに基づく情報を印刷するための機能を有する。インクジェットプリンタの場合は、インクを吐出するヘッドやインクタンクなどの機構を備えている。
(放送番組の視聴開始処理)
続いて、DTV100におけるテレビ放送番組の視聴を開始するための処理について説明する。
まず、ユーザがDTV100の電源オン操作及びチャンネル指定操作を、リモコン120を操作することで行う。システム制御部111は、受光部112を介して受信したリモコン120による操作情報に基づき、ユーザが所望するチャンネルを選局するよう、選局制御部113に指示する。選局制御部113は、システム制御部111からの選局指示に基づいて、チューナ部101及びデータ分離部102の制御を開始する。ユーザが所望するチャンネルをチューナ部101で選局し、そのチャンネルに対応するTSをデータ分離部102で分離することで、番組の映像及び音声を映像表示部108及び音声出力部109から出力することが可能となる。これにより、ユーザは番組の視聴を開始することができる。
なお、選局制御部113は、システム制御部111からの選局指示に基づいて、そのチャンネル情報をメモリ部114に蓄積する。
(データ放送ブラウズ機能及びデータ放送印刷機能の説明)
次に、DTV100が備える、データ放送のブラウズ機能及びデータ放送印刷機能について、説明を行う。データ放送ブラウズ機能とは、データカルーセル方式により、TSに繰り返して多重されたデータ放送データ(データ放送を表示するためのデータ)を映像表示部108に表示する機能である。なお、データ放送に音声データが付属する場合は、データ放送データを音声出力部109から出力することも可能である。
データ放送データには、テキスト情報、表示レイアウト情報、スクリプト情報、静止画情報、及び音声情報等が含まれている。テキスト情報は、非特許文献1及び非特許文献2にて規定されたXML(eXtensible Markup Language)をベースに定義された、データ放送向けページ記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)によって記述されている。
表示レイアウト情報は、BMLで記述されたテキストやイメージファイルの見た目を定義するためのCSS(Cascading Style Sheet)ファイルで用意される。簡易のプログラムとしてBMLに組み込まれるスクリプト情報には標準規格であるECMAScriptが用いられる。更に、BMLの論理的構造や情報へのアクセス、及び操作を行うための手段として、DOM(Document Object Model)が用いられる。
データ放送データを表示するために、DTV100にはデータ放送ブラウズ処理部117が設けられている。データ放送ブラウズ処理部117はBMLやCSSを解釈し、データ放送画面を生成するためのBMLブラウザアプリケーションが搭載されている。
データ放送画面を表示するためには、まず、システム制御部111がデータ放送制御部116にデータ放送を表示するよう、データ放送ブラウズ処理の開始を要求することになる。以下、図3に示すフローチャートを用いて、データ放送ブラウズ処理を説明する。
まず、ステップS301では、システム制御部111が、データ放送制御部116に対してデータ放送を表示するよう、データ放送ブラウズ処理の開始を要求する。
続いて、ステップS302では、データ放送制御部116は、メモリ部114に蓄積されたデータ放送データを取得する。ブラウズに必要なデータがメモリ部114に蓄積されていない場合、データ放送制御部116は、データ分離部102に対し、データ放送データの取得要求を行う。そして、データ放送制御部116は、取得したデータ放送データをデータ放送ブラウズ処理部117に送り、ブラウズ処理を要求する。
続いて、ステップS303では、データ放送ブラウズ処理部117は、BMLデータ、及び関連する画像などを取得すると、<body>タグのOnload属性に記述されたスクリプト関数を初期スクリプトとして実行する。このスクリプト関数では、まず、DTV100が印刷機能を有しているかを問い合わせるための関数を呼び出す。データ放送ブラウズ処理部117は、このスクリプト関数から呼び出せる組込み関数APIとして、getBrowserSupport()という拡張関数DOM−APIを有している。このgetBrowserSupport()は、引数として、““ARIB”,“APIGroup””,“Print.Basic””という文字列を与えると、“1”又は“0”の値を返す。“1”は、DTV100が印刷機能を有していることを意味し、“0”はDTV100が印刷機能を有していないことを示す。““ARIB”,“APIGroup”,“Print.Basic””という引数を伴うgetBrowserSupport()は、印刷情報が存在するデータ放送ブラウズ時に必ず実行されるものである。従って、データ放送ブラウズ処理部117は、““ARIB”,“APIGroup”,“Print.Basic””という引数を伴うgetBrowserSupport()を実行した場合に、データ放送に印刷情報が含まれることを検出することができる。データ放送ブラウズ処理部117はこの検出結果に基づいて印刷情報有無情報を生成する。
なお、““ARIB”,“APIGroup”,“Print.Basic””という引数を伴うgetBrowserSupport()を実行した結果の戻り値(1または0)は、DTV100が印刷機能を有しているか否かを識別するための情報である。この戻り値をメモリ部114に格納する。印刷機能を有しているか否かを識別するための情報を印刷機能有無情報と称する。データ放送ブラウズ処理部117は、印刷機能有無情報に基づいて、印刷に関するボタンイメージやテキスト情報を画面に描画するか否かを決定する。仮に、DTV100がデータ放送の印刷機能を有していない場合には、印刷に関するボタンイメージやテキスト情報がデータ放送画面に表示されないので、ユーザがデータ放送の印刷を実行することはできない。
続いて、ステップS304では、データ放送ブラウズ処理部117は、UI画面構成部110を介して、ボタンイメージやテキスト情報の描画を行う。その後、ステップS305において、表示合成部105は、データ放送ブラウズ処理部117で描画されたデータ放送画面を映像デコード部103からの動画像と合成する処理を行う。
合成処理を施されたデータ放送画面は映像表示部108に表示される。ユーザはデータ放送画面内の印刷ボタン等のUIを操作することにより、DTV100に対して印刷要求を入力し、印刷処理の実行を要求できる。
なお、データ放送ブラウズ処理を実行する方法としては、ユーザからデータ放送画面の表示指示入力を受けた場合である。一般的には、リモコン120に設けられたデータ放送表示用ボタンをユーザが押下することで、システム制御部111はデータ放送ブラウズ処理の開始をデータ放送制御部116に要求することになる。
その他の方法としては、ユーザからの指示入力ではなく、データ放送自動起動通知コマンドをシステム制御部111が選局制御部113から受信した場合である。この方法では、ユーザからの指示入力が無くても、自動的にデータ放送を表示することが可能となる。
なお、本実施形態では、システム制御部111は、ユーザからのデータ放送表示のための指示入力を受けると、その情報を印刷制御部118に送信する。ここで送信する情報をデータ放送手動起動通知と称する。
続いて、データ放送印刷機能について説明する。データ放送印刷機能とは、以下の3種類の印刷形態を実現するための機能である。なお、この印刷形態は背景技術欄に記述したものと同様である。
印刷形態(1):DTVが放送波(放送信号)に含まれる印刷データを取得し、プリンタに印刷を要求する形態。これをPrintFile処理と称する。
印刷形態(2):DTVが表示中のデータ放送画面をキャプチャし、プリンタに印刷を要求する形態。これをPrintStaticScreen処理と称する。
印刷形態(3):DTVがプリンタにインターネット上のサーバに存在する印刷データの印刷を要求する形態。これをPrintUri処理と称する。
データ放送ブラウズ処理部117は、データ放送画面を表示中、ユーザからリモコン120を介して何らかの要求の受信を待つ。ユーザからの要求があった場合は、要求内容の判定処理を行い、判定結果に応じた処理を実行する。
例えば、フォーカス移動要求であった場合、フォーカス移動処理を実行する。画面遷移要求であった場合、画面遷移処理を実行する。
DTV100が印刷機能を有している場合、データ放送ブラウズ処理部117は印刷要求をユーザから受け付けることが可能である旨の表示を行う。例えば、表示中のデータ放送に印刷情報が付随している場合は、印刷をユーザが要求するための印刷ボタンなどを表示する。DTV100が印刷機能を有していない場合は、表示中のデータ放送に印刷情報が付随していても、印刷ボタンのような表示は行われないのが一般的である。
データ放送ブラウズ処理部117は、印刷要求がユーザから入力されたと判定すると、printFile処理、printStaticScreen処理、printUri処理等の実行を印刷制御部246に要求する。また、本実施形態でのDTV100とプリンタ200との印刷制御にはUPnPで提供されるPrintEnhanced:1が使用される。
データ放送データは、印刷情報として、プリンタ200に印刷させる印刷コンテンツを含む。この場合、データ放送データに含まれる印刷情報は印刷データの実体そのものになる。或いは、データ放送データは、印刷情報として、印刷コンテンツの所在を示すURI(Universal Resource Identifier)を含むものでもよい。前者の場合、データ放送ブラウズ処理部117は、印刷要求がユーザから入力されると、printFile処理の実行を印刷制御部118に要求する。後者の場合、データ放送ブラウズ処理部117は、印刷要求がユーザから入力されると、printUri処理の実行を印刷制御部118に要求する。
ここで、印刷要求とは、受信中のデジタル放送信号に含まれる印刷情報に基づく印刷処理の実行を要求するものである。また、データ放送データは、受信中のデジタル放送信号の各チャンネルに関連付けられており、印刷要求は、例えば選局中のチャンネルに関連付けられたデータ放送データに含まれる印刷情報に基づく印刷処理の実行を要求する。
(プリンタからのメンテナンス要否情報取得動作について)
続いて、DTV100が行うプリンタ200のメンテナンス要否情報の取得処理動作について説明する。なお、本実施形態におけるプリンタ200のメンテナンス要否情報とは、プリンタ200が現在、プリンタ自身の印刷出力特性の補正を必要としている状態にあるかないかの状態を識別する情報である。例えば、印刷出力特性の補正とは、プリンタ200が有するプリントヘッドのクリーニングや目詰まりの確認処理を含む。
図4は、メンテナンス要否情報の取得処理動作例を示すフロー図である。本フローは印刷制御部118が主体的に実行するものとする。
まず、ステップS401では、印刷制御部118がプリンタ200のメンテナンス要否情報の取得開始を待機している状態である。この待機状態において、以下の条件が発生した場合にステップS302のメンテナンス要否情報の取得処理を開始する。
(1)通信制御部119が接続されたプリンタ200を検出したタイミング。なお、プリンタ200の検出はDTV100及びプリンタ200の双方の電源がONとなり、かつ、DTV100とプリンタ200が通信可能な状態となった場合に、UPnPにて規定されたディスカバリ機能に基づいて実行される。
(2)プリンタ200の検出後、一定時間の経過に基づくタイミング。なお、本実施形態では、一定時間を8分間とし、その時間経過はタイマー部115がカウントし、印刷制御部118に通知するものとする。
ステップS402では、印刷制御部118はプリンタ200に対してメンテナンス要否情報の取得処理を実行する。このステップでは、印刷制御部118が通信制御部119を介して「GetMaintenanceInfo()」というコマンドをプリンタ200に送信することで実行される。「GetMaintenanceInfo()」は「PrintEnhanced:1」を拡張したアクションである。
プリンタ200の通信制御部202は「GetMaintenanceInfo()」を受信すると、その情報をシステム制御部201へ通知する。システム制御部201は予め保持してあるメンテナンス要否情報を、通信制御部202を介してDTV100に送信する。
DTV100の印刷制御部118は、プリンタ200から送信されたメンテナンス要否情報を通信制御部119を介して取得する。取得するメンテナンス要否情報は、プリンタ200が印刷実行前にメンテナンスを必要とするか、もしくは必要としないかのいずれかを示す情報である。
次に、ステップS403では、印刷制御部118がプリンタ200から取得したメンテナンス要否情報をメモリ部114に蓄積する。その後は、ステップS401へ処理を移行し、再び、上述した2つの条件の発生を検出するまで処理を待機する。
以上の処理により、DTV100はプリンタ200のメンテナンス要否情報を取得することが可能となる。
(プリンタに対するメンテナンス実行要求処理について)
続いて、DTV100がプリンタ200に対してプリンタ200のメンテナンス処理を実行するよう、要求する処理について説明する。
図5は、DTV100が実行するメンテナンス実行要求処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS501では、印刷制御部118がシステム制御部111から送信される各種の通知情報の通知を待機している状態である。各種の通知情報とは、データ放送自動起動通知またはデータ放送手動起動通知である。印刷制御部118は、これらの通知情報のうち、いずれかの通知情報を受信するまで待機している。
ステップS501において、印刷制御部118は、これらの通知情報のうち、いずれかの通知情報を受信すると、処理をステップS502へ移行させる。つまり、印刷制御部118は、ユーザによる指示入力または放送局からの自動起動通知により、データ放送のブラウズを開始するための処理が実行された場合に、以下の処理を実行することになる。
ステップS502では、印刷制御部118はメモリ部114からデータ放送有無識別情報を取得する。
次に、ステップS503では、印刷制御部118は取得したデータ放送有無識別情報に基づき、現在選局中のチャンネルにデータ放送が存在するか否かを判定する。データ放送が存在しない旨の情報を取得した場合には、ステップS501へ移行させる。ステップS501においてユーザがデータ放送の表示を指示した場合でも、その番組に関連するデータ放送が存在しないケースがある。そのため、ステップS503では、データ放送有無識別情報に基づき、データ放送の存在を判定している。
一方、印刷制御部118が、データ放送が存在する旨の情報を取得した場合には、処理をステップS504へ移行させる。
ステップS504では、印刷制御部118はメモリ部114から、上述したメンテナンス情報取得処理でプリンタ200から取得したメンテナンス要否情報を取得する。
ステップS505では、印刷制御部118は、取得したメンテナンス要否情報に基づき、プリンタ200に対してメンテナンス処理の実行を要求するか否かの判定を行う。取得したメンテナンス要否情報が、プリンタ200において印刷実行前にメンテナンス処理が必要ではない旨を示す情報である場合は、ステップS501へ移行させる。
一方、取得したメンテナンス要否情報が、プリンタ200において印刷実行前にメンテナンス処理が必要である旨を示す情報である場合は、処理をステップS506へ移行させる。
ステップS506では、印刷制御部118がプリンタ200に対してメンテナンス処理を実行するよう要求するコマンドを発行する。印刷制御部118が発行するコマンドは「PrintEnhanced:1」を拡張したアクションである「CreateMaintenanceJob()」である。このアクションは外部装置からプリンタ200に対してメンテナンス処理の実行を要求するコマンドとなる。プリンタ200は、DTV100から「CreateMaintenanceJob()」を受信すると、印刷実行前に必要となるメンテナンス処理を実行する。
以上が、本実施形態におけるDTV100及びプリンタ200で実行される各種の処理である。まず、DTV100はプリンタ200からメンテナンス要否情報を事前に取得しておく。次に、DTV100からのデータ放送印刷が予測される状態に遷移した場合に、取得したメンテナンス要否情報に基づいて、事前にプリンタ200のメンテナンスを実行させる。DTV100からの印刷が予測される状態とは、DTV100において、データ放送のブラウズ処理が開始された状態である。
以上の処理により、データ放送番組の印刷処理のように、印刷コンテンツの取得に時間的制限を有するような場合であっても、印刷の指示実行後にプリンタ200のメンテナンスが開始されてしまい、印刷コンテンツの取得ができないという可能性を極力低減することが可能となる。つまり、印刷コンテンツの取得に期限を有するような場合であっても、適切にメンテナンス実行制御を行うと共に、印刷コンテンツの取得ができない可能性を極力低減することが可能となる。
(第1の実施形態の変形例)
なお、本実施形態では、データ放送のブラウズ処理が開始された場合に、プリンタ200に対してメンテナンス処理を実行させるか否かを判定する処理を実行している。しかしながら、現在の日本におけるデジタル放送では、全てのデータ放送に印刷コンテンツが付属する状況には至っていない。従って、データ放送のブラウズ処理が開始された場合に、メンテナンス処理をプリンタに実行させたとしても、印刷が実行されないケースも想定される。つまり、メンテナンス処理の実行が有効であるとは言い難いケースが生じてしまう。
そこで、データ放送のブラウズ処理が開始された場合に、データ放送に印刷情報が存在しているか否かもあわせて検出し、データ放送に印刷情報が存在している場合に限って、メンテナンス処理の要否を判定する構成を考える。
データ放送に印刷情報が存在しているか否かの検出は、上述したデータ放送ブラウズ処理において、getBrowserSupport()が実行されたか否かによって判定することができる。上述したように、getBrowserSupport()という拡張関数DOM−APIが実行されたということは、データ放送に印刷情報が存在していることを意味している。従って、印刷制御部118は、データ放送手動起動通知またはデータ放送自動起動通知の受信の他に、データ放送ブラウズ処理部117から、““ARIB”,“APIGroup”,“Print.Basic””という引数を伴うgetBrowserSupport()を実行したか否かの情報を取得するように構成すれば良い。なお、““ARIB”,“APIGroup”,“Print.Basic””という引数を伴うgetBrowserSupport()を実行したか否かの情報の取得は、データ放送ブラウズ処理部117が直接印刷制御部118に送信する方法が考えられる。その他、““ARIB”,“APIGroup”,“Print.Basic””という引数を伴うgetBrowserSupport()を実行したか否かの情報をデータ放送ブラウズ処理部117がメモリ部114に格納する。そして、印刷制御部118がメモリ部114から取得するように構成する方法も可能である。
また、データ放送に印刷情報が存在しているか否かを検出する別の方法として次のものがある。その方法は、BMLデータの中に、上記の非特許文献にて規定されたDOM−API記述である、printFile()、printTemplate()、printStaticScreen()、printUri()のいずれかが存在するか否かを検出するものである。これらの記述は全てデータ放送印刷の種別を表すものであり、即ち、データ放送に印刷情報が存在することを意味している。
その他、PMTや番組情報を記述したEIT(Event Information Table)中に印刷情報の存在を示す識別子を設け、その識別子を利用することで、現在選局中のチャンネルのデータ放送に印刷情報が含まれるか否かを検出するといった方法も考えられる。
本変形例を図5に示したフローチャートに適用した場合は、例えば、以下のようなフローとなる。
まず、ステップS503において、印刷制御部118がデータ放送の有無を判定した後、さらに、当該データ放送に印刷情報が存在しているか否かを示す印刷情報有無情報を印刷制御部118が取得する。印刷情報有無情報は、上記の検出方法を用いて検出すればよい。印刷情報が存在していることを示す情報を印刷制御部118が取得した場合は、ステップS504に移行し、メンテナンス情報を取得する。その後の処理は上述した図5のフローと同様となる。
以上、本変形例によれば、データ放送のブラウズ開始に伴ってメンテナンス情報の要否を判定する場合に比べ、不要なメンテナンス処理の要求を抑制することが可能となる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態を図面を用いて説明する。上述した第1の実施形態では、データ放送のブラウズが開始されたこと、またはデータ放送に印刷情報が存在していることをトリガとして、プリンタ200に対してメンテナンス処理の実行を要求するか否かを判定していた。
対して、本実施形態では、印刷履歴情報を用い、印刷履歴のある番組と判定した場合に、プリンタへメンテナンス要求を行うことを特徴とするものである。なお、上述した実施形態と同様の構成及び機能については同等の符号を付し、説明を省略する。
(印刷履歴情報の蓄積処理について)
まず、印刷履歴情報の蓄積処理について説明を行う。ユーザがデータ放送印刷を実行した場合、印刷制御部118は、メモリ部114に印刷実行情報を格納する。印刷実行情報は、ユーザが印刷を実行した番組の番組名、チャンネル情報、放送時間情報(開始時刻と継続時間)に関連づけてメモリ部114に格納される。これにより、ユーザがデータ放送印刷を実行した番組に対して印刷履歴情報を保持することが可能となる。
(プリンタに対するメンテナンス実行要求処理について)
以下、DTV100が実行する、プリンタ200に対するメンテナンス実行要求処理について説明する。
図6は本実施形態におけるメンテナンス実行要求処理を示すフローチャートである。
ステップS601は上述したステップS501と同様の処理であるため、説明を省略する。
続いて、ステップS602では、システム制御部111が、現在視聴中の番組の番組情報をメモリ部114から取得する。
次に、ステップS603では、システム制御部111は、メモリ部114から取得した現在視聴中の番組の番組情報に合致する印刷履歴情報が存在しているか否かを判定する。具体的には、現在視聴中の番組名、チャンネル情報、放送時間情報を用いて、メモリ部114に格納されている印刷履歴情報内に、一致する番組が存在しているか否かを判定することになる。
ステップS603において、印刷履歴情報と一致する番組が無かった場合は、システム制御部111は視聴中の番組は過去に印刷を実行した番組ではないと判定し、ステップS601に処理を移行させる。
ステップS603において、印刷履歴情報と一致する番組が存在している場合は、システム制御部111は視聴中の番組は過去に印刷を実行した番組であると判定し、判定結果を印刷制御部118に通知する。
印刷制御部118は、現在視聴中の番組が過去に印刷が実行された番組と一致する旨の判定結果をシステム制御部111から受信した場合、ステップS604に処理を移行する。
なお、ステップS604〜ステップS606は、上述した図5のステップS504〜ステップS506と同様の処理を行うため、説明を省略する。
以上の処理により、データ放送のブラウズ処理が開始された視聴中の番組において、過去にデータ放送の印刷を実行していた場合には、ユーザがデータ放送印刷を実行する可能性が高いとし、必要に応じてメンテナンス処理の要求を実行する。これにより、メンテナンス処理をより確実に実行するとともに、不要なメンテナンス処理の要求を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態は実施形態1の変形例として示した、データ放送に印刷情報が存在しているか否かを判定した後に、印刷履歴情報を判定するように処理を実行することも可能である。このような処理とすることで、より精度の高いメンテナンス処理要求を実現することが可能となる。
(その他の変形例)
上述した実施形態では、BMLデータによって規定されたデータ放送の印刷処理を前提に説明を行ってきたが、本発明は、BMLデータによって規定されたデータ放送印刷に限定されるものではない。例えば、放送データとして送信されるJAVA(登録商標)ベースの放送アプリケーションを実行することが可能な環境がDTV100に実装されている場合、このアプリケーションの一機能として、番組に関連するデータ放送印刷実行環境をユーザに提供することが可能である。従って、ユーザが放送に付随して送信されたアプリケーションを起動したこと、またはアプリケーションに印刷情報が存在していることをトリガとして、メンテナンス処理の要否を判定するように構成することが可能である。特に、アプリケーションに印刷情報が存在していることをトリガとして、メンテナンス処理の要否を判定するように構成することが好適である。
また、本発明は、事前にメンテナンス要否情報をプリンタ200から取得することを開示しているが、本発明はこれに限らない。例えば、既にDTV100においてデータ放送画面が表示されており、その後、プリンタ200の電源がONになって、メンテナンス要否情報をDTV100が取得可能なケースが存在する。この場合、メンテナンス要否情報を取得した時点で、印刷制御部118が上述した各実施形態におけるメンテナンス実行要求処理を実行すれば良い。つまり、本発明は、データ放送ブラウズ開始処理又は印刷情報の有無判定処理と、メンテナンス要否情報の取得処理の順序はどちらが先であっても構わない。必ずしも、メンテナンス要否情報がデータ放送のブラウズ処理の開始や、印刷情報の有無判定処理よりも先に取得しておく必要はない。
また、上述した各実施形態において、プリンタ200のメンテナンス要否情報を取得する処理は「PrintEnhanced:1」を拡張したActionである「GetMaintenanceInfo()」により実現するよう構成していた。しかし、本発明は、プリンタ200のメンテナンス要否情報の取得処理は、上記の方法に限るものではない。例えば、その他の方法として、「PrintEnhanced:1」のStateValiableであるPrinterStateReasonsにメンテナンス情報を含ませるよう拡張する。そして、「PrintEnhanced:1」のActionであるGetPrinterAttributes()やGetPrinterAttributesV2()によりメンテナンス情報を取得するよう構成してもよい。
また、上述した各実施形態において、プリンタ200に対してメンテナンス処理の実行を要求する場合、メンテナンスの実行を開始するか否かを問い合わせる確認画面を映像表示部108に表示するようにしてもよい。ユーザにメンテナンスの実行処理を問い合わせることで、不要なメンテナンスの実行を回避することが可能となる。もちろん、ユーザにメンテナンスの実行処理を問い合わせることなく、メンテナンスの実行を開始する旨の通知を表示するように構成しても構わない。
本発明におけるDTV100及びプリンタ200の概略構成を示す図。 本発明におけるPMTの構造を示す図。 本発明におけるデータ放送のブラウズ処理を示すフロー図。 本発明におけるメンテナンス要否情報の取得処理を示すフロー図。 本発明の第1の実施形態におけるメンテナンス実行要求処理を示すフロー図。 本発明の第2の実施形態におけるメンテナンス実行要求処理を示すフロー図。

Claims (6)

  1. デジタル放送を受信するとともに、デジタル放送に含まれる印刷情報を通信可能に接続された印刷装置に出力することが可能なデジタル放送受信装置であって、
    前記印刷装置から、当該印刷装置のメンテナンスの要否を示すメンテナンス要否情報を取得する取得手段と、
    デジタル放送におけるデータ放送のブラウズ処理を実行するブラウズ処理手段と、
    前記ブラウズ処理手段によってブラウズ処理が実行されることに応じて、前記メンテナンス要否情報に基づいて、前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するか否かを判定する制御手段と、
    前記制御手段によって前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するとの判定がなされたことに従って、前記印刷装置に対して当該コマンドを発行する印刷制御手段と、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記ブラウズ処理手段は、データ放送のブラウズ処理を実行する際に、ブラウズするデータ放送に印刷情報が含まれているか否かを検出し、
    前記制御手段は、データ放送に印刷情報が含まれていることが検出された場合に、前記メンテナンス要否情報に基づいて、前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 番組情報と関連付けた印刷履歴情報を管理する管理手段を有し、
    前記制御手段は、前記ブラウズ処理手段によってブラウズ処理実行されるデータ放送に対応する番組が、前記印刷履歴情報に含まれる番組情報と一致するか否かを判定し、一致する番組が存在している場合は、前記メンテナンス要否情報に基づいて、前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するか否かを判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. デジタル放送を受信するとともに、デジタル放送に含まれる印刷情報を通信可能に接続された印刷装置に出力することが可能なデジタル放送受信装置の制御方法であって、
    前記印刷装置から、当該印刷装置のメンテナンスの要否を示すメンテナンス要否情報を取得する取得ステップと、
    デジタル放送におけるデータ放送のブラウズ処理を実行するブラウズ処理ステップと、
    前記ブラウズ処理ステップでブラウズ処理が実行されることに応じて、前記メンテナンス要否情報に基づいて、前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するか否かを判定する制御ステップと、
    前記制御ステップによって前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するとの判定がなされたことに従って、前記印刷装置に対して当該コマンドを発行する印刷制御ステップと、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置の制御方法。
  5. 前記ブラウズ処理ステップは、データ放送のブラウズ処理を実行する際に、ブラウズするデータ放送に印刷情報が含まれているか否かを検出し、
    前記制御ステップは、データ放送に印刷情報が含まれていることが検出された場合に、前記メンテナンス要否情報に基づいて、前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
  6. 番組情報と関連付けた印刷履歴情報を管理する管理ステップを有し、
    前記制御ステップは、前記ブラウズ処理ステップでブラウズ処理実行されるデータ放送に対応する番組が、前記印刷履歴情報に含まれる番組情報と一致するか否かを判定し、一致する番組が存在している場合は、前記メンテナンス要否情報に基づいて、前記印刷装置に対してメンテナンス処理を実行させるためのコマンドを発行するか否かを判定することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
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