JP2012010081A - コンテンツ記憶装置およびデジタル放送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特定番組を強制的に録画予約するコンテンツ記憶装置およびデジタル放送システムを提供する。
【解決手段】コンテンツを伝送しコンテンツ以外のデータを伝送するデータ放送信号を付加して送信するデジタル放送信号を受信しデジタル放送信号によって伝送されたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶装置であって、デジタル放送信号およびデータ放送信号を受信する受信部と、コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と受信部によって受信されたデータ放送信号にコンテンツ記憶手段にコンテンツの記憶の予約の設定を指示するコンテンツ記憶予約設定指示情報と放送予定デジタル放送信号情報とが含まれていることを検出した場合放送予定デジタル放送信号情報とに基づいてコンテンツ記憶手段がコンテンツの記憶予約を行う条件を示すコンテンツ記憶予約情報を生成しコンテンツ記憶手段にコンテンツ記憶予約情報を設定する制御を行う記憶予約設定部とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、コンテンツを送信するデジタル放送を受信し、デジタル放送の番組の録画予約を行うコンテンツ記憶装置およびデジタル放送システムに関する。
従来、テレビ放送の番組の録画予約を行う方法として、次のような方法がある。その方法は、視聴者が番組表等の印刷物をみながらリモコンのキーを操作して、録画開始・終了日時と録画のチャンネルを入力する方法である。また、他の方法は、視聴者がリモコンのキーを操作してGコード(登録商標)と呼ばれる数桁の数字を入力して、番組を録画予約する方法である。また、さらに他の方法は、デジタル放送において、視聴者がEPG(Electronic Program Guide)を利用して該当する番組および日時をリモコンのキーを操作して指定することによって、番組を録画予約する方法である。
また、デジタル放送において、宣伝番組の視聴中に宣伝されているテレビ放送の番組の録画予約を簡単に行えるようにする方法として、放送局が予約用のボタン表示を含む表示画面データを送信し、視聴者が受信した予約用の表示画面データに基づく表示画面のボタン表示をリモコンのキーを操作して該ボタンを押下することによって、番組の録画予約を簡単に行えるようにする方法が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平11−284968号公報
ところで、デジタル放送の放送局が、特定の番組について、視聴者におけるデジタル放送受信装置に、強制的に録画予約させたいというニーズがある。しかしながら、上述したいずれの方法も、番組の録画予約を行う時に、視聴者が何らかの操作をすることを必要とするという問題があった。
そこで、本発明は、デジタル放送の放送局が、視聴者に録画予約の操作を強いることなく、特定の番組について、強制的に録画予約させることができるコンテンツ記憶装置およびデジタル放送システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、コンテンツ(映像信号および音声信号)を伝送し、前記コンテンツ以外のデータを伝送するデータ放送信号を付加して送信するデジタル放送信号を受信し、前記デジタル放送信号によって伝送されたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶装置(デジタル放送受信装置1)であって、前記デジタル放送信号および前記データ放送信号を受信する受信部(チューナー12)と、前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段(記憶部22もしくは記録装置61)と、前記受信部によって受信されたデータ放送信号に、前記コンテンツ記憶手段に前記コンテンツの記憶の予約の設定を指示するコンテンツ記憶予約設定指示情報(録画予約タグ)と、放送予定デジタル放送信号情報とが含まれていることを検出した場合、前記放送予定デジタル放送信号情報に基づいて、前記コンテンツ記憶手段が前記コンテンツの記憶予約を行う条件を示すコンテンツ記憶予約情報を生成し、前記コンテンツ記憶手段に前記コンテンツ記憶予約情報を設定する制御を行う記憶予約設定部(CPU16及びXML(eXtensible Markup Language)処理部18)とを有することを要旨とする。
このようなコンテンツ記憶装置によれば、デジタル放送の放送局としてのデジタル放送送信装置が、データ放送信号に、デジタル放送信号によって伝送されるコンテンツの記憶予約設定を指示するコンテンツ記憶予約設定指示情報を含ませて送信することによって、コンテンツ記憶装置が、該データ放送信号を受信したときに、自動的に、コンテンツの記憶予約設定を行う。そのため、デジタル放送送信装置は、特定の番組についてコンテンツ記憶予約設定指示情報をも含ませて送信して、視聴者におけるコンテンツ記憶装置に、強制的に記憶予約させることができる。
これにより、デジタル放送の放送局が、視聴者に録画予約の操作を強いることなく、特定の番組について、強制的に録画予約させたいというニーズを満たすことができる。
また、本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、使用するユーザによって指定されるコンテンツの分類情報である第1の分類情報を記憶する分類記憶手段と、受信したデジタル放送信号によって伝送されたコンテンツの分類情報である第2の分類情報を特定して、前記分類記憶手段に記憶された第1の分類情報と前記第2の分類情報との異同を判定する分類比較手段とをさらに備え、前記記憶予約設定部は、前記受信部によって受信されたデータ放送信号に、前記コンテンツ記憶予約設定指示情報と、前記放送予定デジタル放送信号情報とが含まれていることを検出した場合において、さらに、前記分類比較手段によって前記第1の分類情報および前記第2の分類情報との一致が判定された場合、前記放送予定デジタル放送信号情報に基づいて、前記コンテンツ記憶予約情報を生成し、前記コンテンツ記憶手段に前記コンテンツ記憶予約情報を設定する制御を行うことを要旨とする。
このような特徴によれば、使用するユーザの好むジャンルといった第1の分類情報を設定することにより、デジタル放送送信装置から上述したように強制的なコンテンツの記憶予約の設定が行われる状況においても、上述した第1の分類情報に合致するコンテンツのみが記憶予約の対象となる。そのため、デジタル放送の放送局から強制的なコンテンツの記憶予約の設定を、ユーザの意図も反映しつつ、行うことができる。
また、本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、使用するユーザを特定するユーザIDを記憶するユーザID記憶手段と、受信したデータ放送信号にさらに含まれて受信者を特定する受信者IDを、前記受信したデータ放送信号から抽出して、前記ユーザID記憶手段に記憶されたユーザIDと前記受信者IDとの異同を判定する受信者特定手段とをさらに備え、前記記憶予約設定部は、前記受信部によって受信されたデータ放送信号に、前記コンテンツ記憶予約設定指示情報と、前記放送予定デジタル放送信号情報とが含まれていることを検出した場合において、さらに、前記受信者特定手段によって前記ユーザIDおよび前記受信者IDとの一致が判定された場合、前記放送予定デジタル放送信号情報に基づいて、前記コンテンツ記憶予約情報を生成し、前記コンテンツ記憶手段に前記コンテンツ記憶予約情報を設定する制御を行うことを要旨とする。
このような特徴によれば、使用するユーザのユーザIDを設定することにより、例えば、該ユーザが、例えば、ビデオオンデマンド等によって、自分のユーザIDを指定してデジタル放送送信装置に映像の配信を要求していることに対して、デジタル放送送信装置がコンテンツ記憶予約の形で該ユーザに提供する際に、ユーザの手間をかけることを回避することができる。
また、本発明の第4の特徴は、本発明の第1から第3のいずれか一つの特徴に係り、前記コンテンツ記憶予約設定指示情報は、構造化言語におけるタグ(XMLタグ)であり、前記放送予定デジタル放送信号情報は、少なくとも、放送日時およびチャンネル情報であることを要旨とする。
このような特徴によれば、デジタル放送のデータ放送用の言語として使用されている、例えば、XMLといった構造化言語におけるタグによって、放送予定のデジタル放送信号の情報として、少なくとも、放送日時およびチャンネル情報を、デジタル放送のデータ放送において伝送することができる。
また、本発明の第5の特徴は、本発明の第1から第4のいずれか一つの特徴に係り、コンテンツを伝送するデジタル放送信号に、前記コンテンツの記憶の予約の設定を指示するコンテンツ記憶予約設定指示情報と、放送予定デジタル放送信号情報とを伝送するデータ放送信号を付加して送信するデジタル放送送信装置と、上記の特徴に係るコンテンツ記憶装置とから構成されるデジタル放送システムであって、前記デジタル放送送信装置および前記コンテンツ記憶装置は、通信手段をさらに有し、通信回線を介して、通信可能とされ、前記放送予定デジタル放送信号情報は、少なくとも、放送開始時刻情報およびチャンネル情報を含み、前記コンテンツ記憶装置は、前記放送開始時刻情報と現在時刻とを比較して、前記放送開始時刻情報が現在時刻よりも前である場合、前記デジタル放送送信装置に、前記放送開始時刻情報およびチャンネル情報により特定されるコンテンツの再配信を要求する通知を送信する制御を行う再配信要求手段をさらに設けることを要旨とする。
このような特徴によれば、コンテンツ記憶予約情報が既に放送が終わってしまったコンテンツを指定していた場合にも、コンテンツ記憶装置が、デジタル放送送信装置にコンテンツの再配信を要求することによって、該コンテンツの記憶を行うことができる。
本発明によれば、デジタル放送の放送局が、視聴者に録画予約の操作を強いることなく、特定の番組について、強制的に録画予約させることができるコンテンツ記憶装置およびデジタル放送システムを提供できる。
本実施形態に係るデジタル放送システムの概略構成を示す説明図である。 本実施形態に係るデジタル放送システムのTS(Transport Stream)パケットの内容を示す図である。 本実施形態に係るデジタル放送システムのTSパケット中のセクションのシンタックスの構成を示す図である。 本実施形態に係るデジタル放送受信装置1の詳細構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るデジタル放送システムにおけるデータ放送信号中のXML文書CNTXの一例を示す図である。 本実施形態に係るデジタル放送受信装置1の録画予約の動作を示すフローチャートである。
次に、図面を参照して、本発明のデジタル放送受信装置の実施形態について説明する。具体的には、(1)デジタル放送システムの概略構成、(2)デジタル放送信号を構成するTSパケットの内容、(3)デジタル放送受信装置の構成、(4)デジタル放送受信装置の動作、(5)作用・効果、(6)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)デジタル放送システムの概略構成
まず、図1を参照して、本実施形態に係るデジタル放送システムの概略構成を説明する。図1は、本実施形態に係るデジタル放送システムの概略構成を示す説明図である。この図1に示すように、デジタル放送システムは、家屋内に設けられるデジタル放送受信装置1と、家屋内または外に設けられるアンテナ11と、放送局等に設けられるデジタル放送送信装置201と、送信アンテナ202とによって構成される。また、デジタル放送受信装置1と、デジタル放送送信装置201とは、通信回線301を介して通信可能に接続される。
デジタル放送送信装置201は、テレビの番組の映像信号および音声信号であるコンテンツを放送するための装置であり、送信アンテナ202から発信される電波によって、コンテンツデータCNTを送信する。送信アンテナ202は、デジタル放送送信装置201によって放送されるコンテンツデータCNTを電波として送信するための装置である。送信アンテナ202は、空中線によって各家屋の家屋外に設置されたアンテナ11と接続され、コンテンツデータCNTを送信する。
アンテナ11は、放送局等の送信アンテナ202から送信された電波を受信するための装置である。アンテナ11は、デジタル放送受信装置1に接続される。デジタル放送受信装置1は、アンテナ11によって受信したコンテンツデータCNTから映像信号および音声信号を取り出して、該映像信号および音声信号をデジタル放送受信装置1に内蔵または外付けされている記録装置61内に録画する。また、デジタル放送受信装置1は、テレビ51に接続され、アンテナ11によって受信したコンテンツデータCNTから取り出された映像信号および音声信号をテレビ51に出力する。テレビ51は、デジタル放送受信装置1から出力された映像信号および音声信号に基づいて、自機内のディスプレイおよびスピーカから映像および音声を出力する。また、デジタル放送受信装置1は、ユーザが携帯するリモコン191からの指示によって、録画、再生等の処理を行う。また、デジタル放送受信装置1は、図示しないパソコンを接続して、各部の設定データ等の設定および変更を行う。
(2)デジタル放送信号を構成するTSパケットの内容
次に、図2および図3を参照して、本実施形態に係るデジタル放送信号を構成するTSパケットの内容を説明する。図2は、本実施形態に係るデジタル放送システムのTSパケットの内容を示す図である。図3は、本実施形態に係るデジタル放送システムのTSパケット中のセクションのシンタックスの内容を示す図である。なお、本実施形態に係るデジタル放送システムは、映像信号や音声信号を放送するだけでなく、データ放送も行うものであるとする。
ここで、本実施形態に係るデジタル放送システムは、MPEG(Moving Picture Experts Group)システム規格に準拠しているので、以下、デジタル放送システムでの伝送データとして、MPEGシステムで用いられるMPEGトランスポートストリーム(以下、「MPEG−TS」という。)について説明する。MPEG−TSは、188バイトの固定長のパケット(以下、「TSパケット」という。)の連続したストリームである。
図2に示すように、TSパケットは、TSヘッダ101と、アダプテーションフィールド102と、ペイロード103とから構成される。ここでペイロード103は、映像信号、音声信号および字幕放送を送るPES(Packetized Elementary Stream)形式の可変長パケットデータ104と、PSI(Program Specific Information)、EPG、SI(Service Information)、CA(Conditional Access)、BML(Broadcast Markup Language)およびプライベートデータ等を送るセクション形式のデータ105とから構成される。TSヘッダ101には、パケットの種類を識別する識別子(以下、「PID」という。)を含み、デジタル放送受信装置1は、PIDからパケットの種類を判定する。アダプテーションフィールド102は、PCR(Program Clock Reference)(図示せず。)といわれるデジタル放送システムの送信側と受信側の27MHz系のクロックを同期させる情報があり、それにより、デジタル放送受信装置1側において高精度な同期再生が行われる。
次にセクション形式について説明する。図3は、TSパケット中のセクションのシンタックスの内容を示す図である。図3に示すように、セクション形式のデータ105のシンタックスの内容は、テーブルID151と、セクションシンタックス表示152と、セクション長153と、データ154とから構成される。ここで、テーブルID151は、セクションの種類を識別する識別子でデジタル放送受信装置1は、テーブルID151から目的のセクションを抽出する。セクションシンタックス表示152は、1bitのインジケータであり、それに「0」がセットされた場合は、セクション長153の後にデータ154が続くことを示す。セクション長153は、該セクション長153から続くセクションの終わりまでの残りのバイト数を示す。データ154は、PSI、EPG、SI、CA、BML、プライベートデータ等のデータそのものを伝送することができる。
ここで、上述したように、TSパケットは、セクション形式のデータ105のシンタックスの内容中のデータ154によって、映像信号および音声信号以外のデータの伝送を行っている。そして、データ154は上述したように、BMLによって、データを伝送することができる。また、BMLは、データ放送におけるデータ伝送用言語である。よって、本実施形態においては、TSパケットが、セクション形式のデータ105のシンタックスの内容中のデータ154を用いて、BMLによって、データ放送信号を伝送することになる。
そして、本実施形態においては、後述するように、デジタル放送送信装置201が、特定の番組について視聴者側に強制的に録画予約を設定させるために、視聴者側に強制的に録画予約を設定させる信号を、データ放送信号を用いて送信する。
(3)デジタル放送受信装置の構成
(3.1)デジタル放送受信装置全体の構成および各部の処理の概略
次に、図4を参照して、本実施形態に係るデジタル放送受信装置1の詳細構成を説明する。図4は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置1の詳細構成を示すブロック図である。この図4に示すように、デジタル放送受信装置1は、アンテナ11と、チューナー12と、復調部13と、デマルチプレクサ14と、A/Vデコーダ15と、CPU16と、録画予約部17と、XML処理部18と、リモコン信号受信部19と、データ放送表示制御部20と、ミキシング・映像出力部21と、記憶部22と、I/F部31と、通信部41とから構成される。
チューナー12は、アンテナ11からの電波を選択して受信して、該電波に基づく信号を復調部13に出力する。復調部13は、チューナー12から入力した信号を復調して、復調した信号からTSパケットを取り出して、デマルチプレクサ14に出力する。
デマルチプレクサ14は、復調部13から入力したTSパケットから、映像および音声のパケットとデータ放送のパケットとを分離して、映像および音声のパケットをA/Vデコーダ15に出力し、データ放送のパケットをCPU16に出力する。また、デマルチプレクサ14は、後述するような録画、再生用のデータとして、復調部13から入力しTSパケットを、そのまま、CPU16に出力する。
A/Vデコーダ15は、TSパケットから分離された映像のパケットをデコードして、アナログの映像信号をミキシング・映像出力部21に出力する。なお、A/Vデコーダ15は、TSパケットから分離された音声のパケットをデコードして、例えば、アンプとスピーカから構成される音声出力系統(図示しない。)に出力する。
CPU16は、記憶部22に記憶されたプログラムに基づいて、デジタル放送受信装置1の各部の制御を行う。また、CPU16は、リモコン信号受信部19を介して、リモコン191からの指示に従い、録画、再生の処理を行う。また、CPU16は、データ放送表示制御部20にデータ放送における表示を行わせる制御を行わせて、該表示データをミキシング・映像出力部21に出力する。
また、CPU16は、後述するように、XML処理部18と協働して、録画予約のための構造化言語の処理を行う。また、CPU16は、後述するように、録画予約部17と協働して、録画予約の処理を行う。また、CPU16は、後述するように、録画予約部17に記憶された録画予約情報に基づいて、録画予約の設定を行い、該録画予約の設定に基づいて、デマルチプレクサ14から入力したTSパケットを、録画データとして、記憶部22に転送して記憶させる。このように、記憶部22は、デジタル放送受信装置1内にて、前述した記録装置61の機能をなす。
また、CPU16は、通信部41を介して、通信回線301との通信を行う。また、CPU16は、I/F部31を介して、図示しないパソコンとの通信を行う。
ミキシング・映像出力部21は、2つの端子群の映像出力をミキシングして、I/F部31を介して、テレビ51に出力する。
(3.2)CPUの録画予約関連の処理
以下に、CPU16の録画予約関連の処理について説明する。
まず、CPU16は、録画予約部17と協働して録画予約の処理を行った際の録画予約データに基づく条件によって、デマルチプレクサ14からのTSパケットを、録画データとして記憶部22もしくは記録装置61に記憶する。また、CPU16は、デジタル放送送信装置201から送信されてくるデータ放送信号中のXML文書CNTXが所定の書式をなしていることを検出したことをトリガとして、上述した録画予約の自動設定を、XML処理部18と協働して行っている。
ここで、図5を参照して、データ放送信号中のXML文書CNTXによって、録画設定を自動で行うようにする処理について、詳細に説明する。図5は、本実施形態に係るデジタル放送システムにおけるデータ放送信号中のXML文書CNTXの一例を示す図である。
まず、最初の1行目はXML宣言と呼ばれ、この文書がXML文書であることを示している。そして、2行目以降には、タグによって文字列を囲ったものが記載されている。ここで、文字列の前後を囲うタグは、以下のようにする必要がある。
<xxx>文字列</xxx>
ただし、タグの中身の文字は、アルファベット以外の文字でも使用できる。
図5を参照すると、2行目以降には、中身を「録画予約設定指示情報」としたタグと、中身を「放送日時」としたタグと、中身を「放送日」としたタグと、中身を「放送時間」としたタグと、中身を「チャンネル」としたタグと、中身を「物理チャンネル」としたタグとが配置されている。そして、
文字列を直接的に囲っている下記のタグによって、中身を「放送日」としたタグと、中身を「放送時間」としたタグと、中身を「物理チャンネル」としたタグとによって、上述した規則の下に、それぞれ、“毎日”、“20:00−21:00”、“25CH”という文字列が囲まれている。
ここで、上記のようなXMLによって、次のような録画予約が定義されることになる。すなわち、録画予約の対象として、「毎日、20:00−21:00の物理チャンネル25CHの番組」が指定されることになる。ここで、地上波デジタル放送の物理チャンネルが25CHの放送局は、日本テレビであるから、上記のようなXMLによって、録画予約の対象として、「毎日、20:00−21:00の日本テレビの地上波デジタル放送の番組」が指定されることになる。
ここで、本実施形態においては、CPU16は、XML処理部18と協働して、上述したデータ放送信号中のXML文書CNTXの中身をスキャンし、特定のタグが発見された場合に、該文書中のタグに囲まれている文字列を抽出して、所定の書式の文字列が得られた場合、該得られた文字列によって指定される条件によって、録画予約を自動的に設定する。
例えば、CPU16は、データ放送信号中のXML文書CNTXの中身をスキャンし、特定のタグとして、<録画予約設定指示情報>というタグを発見したら、その他のタグをもスキャンして、それらのタグに関連づけられている文字列を抽出して、該文字列が所定の書式をなしている場合に、該得られた文字列によって指定される条件によって、録画予約を自動的に設定する。
そして、CPU16は、上述したデータ放送信号中のXML文書CNTXのスキャンによって抽出された、録画日、録画時間、対象チャンネルを、録画予約部17に設定する。そして、CPU16は、録画予約部17に記憶された録画日、録画時間、対象チャンネルに基づいて、録画予約の設定を行い、該録画予約の設定に基づいて、デマルチプレクサ14からのTSパケットを、録画データとして記憶部22もしくは記録装置61に記憶する。
なお、本実施形態において、録画予約タグに設定される録画日、録画時間は、現在の日時より後の日時が指定されるものとする。
また、BMLは、XMLのマルチメディアコンテンツの記述の一種であるので、本実施形態においては、BMLに基づくデータ放送信号中に特定の情報を付加して、該特定の情報によって或る制御を行わせるものにおいて、データ放送信号として、XML文書を用いるようにする。
さらに、上記のように、デジタル放送送信装置によって特定のタグが付されたデータ放送信号データによって指定される番組を、デジタル放送受信装置側で強制的に録画予約の設定対象とする例においては、デジタル放送受信装置側のユーザの意向や嗜好が反映されないことになる。そのため、本実施形態においては、録画予約の対象の映像について、該映像のジャンルを示すデータをデータ放送に付加して、該ジャンルがユーザの意向や嗜好に合うものか否かを確認する処理を追加し、上述した特定のタグが録画対象のデータに含まれているかの条件に加えて、録画予約を行うかの判断を行うようにしている。これにより、録画予約の自動設定に、デジタル放送受信装置側のユーザの意向や嗜好も反映されるようにしている。
(4)デジタル放送受信装置の動作
次に、本実施形態に係るデジタル放送受信装置の録画予約の動作を、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置1の録画予約の動作を示すフローチャートである。
まず、デジタル放送受信装置がコンテンツデータCNTを受信すると(ステップS1)、次に、受信したデータ放送信号に録画予約タグが含まれるかが判断される(ステップS2)。録画予約タグが含まれていないと判断された場合、本実施形態に係るデジタル放送受信装置の録画予約の動作は終了する。一方、ステップS2において、録画予約タグが含まれていると判断された場合、ステップS3へ移行し、録画予約タグに指定されている番組が使用しているユーザに指定されたジャンルと一致するかが判断される。指定されたジャンルと一致しなかったと判断された場合、本実施形態に係るデジタル放送受信装置の録画予約の動作は終了する。一方、ステップS3において、指定されたジャンルと一致したと判断された場合、録画予約が行われる(ステップS4)。そして、本実施形態に係るデジタル録画予約の動作は終了する。
(5)作用・効果
以上、説明したように、本実施形態は、デジタル放送の放送局としてのデジタル放送送信装置が、デジタル放送信号中のデータ放送信号に、該デジタル放送信号により伝送される映像信号および音声信号からなる番組の録画予約設定を指示する録画予約タグをも含ませて送信することによって、デジタル放送受信装置が、該デジタル放送信号を受信したときに、自動的に、番組の録画予約設定を行う。そのため、デジタル放送送信装置は、特定の番組について録画予約タグをデータ放送によって送信して、視聴者側のデジタル放送受信装置に、強制的に録画予約させることができる。
これにより、デジタル放送の放送局が、視聴者に録画予約の操作を強いることなく、特定の番組について、強制的に録画予約させたいというニーズを満たすことができる。
(6)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
本実施形態においては、テレビに接続して、該テレビの映像出力手段及び音声出力手段から、映像及び音声を出力させるデジタル放送受信装置を例示したが、パソコンに接続して、受信したテレビの映像及び音声を該パソコンの映像出力部および音声出力部から出力させるデジタル放送受信装置においても上記の技術を適用してもよい。
また、本実施形態においては、録画予約の対象の映像について、該映像のジャンルを示すデータをデータ放送に付加して、該ジャンルがユーザの意向や嗜好に合うものか否かを確認する処理を追加して、録画予約の自動設定に、デジタル放送受信装置側のユーザの意向や嗜好も反映されるようにする例を例示した。
しかしながら、本実施形態においては、それに限らず、次のようにして、録画予約の自動設定に、デジタル放送受信装置側のユーザの意向や嗜好も反映されるようにすることもできる。すなわち、デジタル放送送信装置およびデジタル放送受信装置に双方向通信機能を追加し、ユーザAのデジタル放送受信装置が、デジタル放送送信装置に映像の配信希望を通知する。そして、デジタル放送送信装置がユーザAの例えば、名前を付加した録画予約タグを送信することにより、ユーザAのデジタル放送受信装置が、図6におけるステップS3の処理に代えて、名前を付加した録画予約タグが送信されたか否かを判定して録画予約動作をすることにより、録画予約の自動設定にて、デジタル放送受信装置側のユーザの意向も反映されるようにしてもよい。
また、本実施形態において、録画予約タグに設定される録画日、録画時間が現在の日時より後の日時が指定されるものとする例を例示した。
しかしながら、本実施形態においては、それに限らず、次のようにして、録画予約タグに設定される録画日、録画時間が現在の日時より前の日時が指定されるものであっても、本発明を適用可能とすることもできる。すなわち、デジタル放送送信装置およびデジタル放送受信装置に双方向通信機能を追加し、デジタル放送受信装置が、デジタル放送送信装置から受信した録画予約タグに記載されている録画日、録画時間が現在の日時より前の日時が指定されるものであることを検出した場合、デジタル放送送信装置に、録画予約タグに記載されている録画日、録画時間によって指定される番組の再配信を要求する通知を送信するように制御してもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
1…デジタル放送受信装置、11…アンテナ、12…チューナー、13…復調部、14…デマルチプレクサ、15…A/Vデコーダ、16…CPU、17…録画予約部、18…XML処理部、19…リモコン信号受信部、20…データ放送表示制御部、21…ミキシング・映像出力部、22…記憶部、31…I/F部、41…通信部、51…テレビ、61…記録装置、101…TSヘッダ、102…アダプテーションフィールド、103…ペイロード、104…可変長パケットデータ、105…セクション形式のデータ、151…テーブルID、152…セクションシンタックス表示、153…セクション長、154…データ、191…リモコン、201…デジタル放送装置、202…送信アンテナ、301…通信回線、CNT…コンテンツデータ、CNTX…データ放送信号中のXML文書

Claims (5)

  1. コンテンツを伝送し、前記コンテンツ以外のデータを伝送するデータ放送信号を付加して送信するデジタル放送信号を受信し、前記デジタル放送信号によって伝送されたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶装置であって、
    前記デジタル放送信号および前記データ放送信号を受信する受信部と、
    前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記受信部によって受信されたデータ放送信号に、前記コンテンツ記憶手段に前記コンテンツの記憶の予約の設定を指示するコンテンツ記憶予約設定指示情報と、放送予定デジタル放送信号情報とが含まれていることを検出した場合、前記放送予定デジタル放送信号情報に基づいて、前記コンテンツ記憶手段が前記コンテンツの記憶予約を行う条件を示すコンテンツ記憶予約情報を生成し、前記コンテンツ記憶手段に前記コンテンツ記憶予約情報を設定する制御を行う記憶予約設定部と、
    を有することを特徴とするコンテンツ記憶装置。
  2. 使用するユーザによって指定されるコンテンツの分類情報である第1の分類情報を記憶する分類記憶手段と、
    受信したデジタル放送信号によって伝送されたコンテンツの分類情報である第2の分類情報を特定して、前記分類記憶手段に記憶された第1の分類情報と前記第2の分類情報との異同を判定する分類比較手段と、
    をさらに備え、
    前記記憶予約設定部は、前記受信部によって受信されたデータ放送信号に、前記コンテンツ記憶予約設定指示情報と、前記放送予定デジタル放送信号情報とが含まれていることを検出した場合において、さらに、前記分類比較手段によって前記第1の分類情報および前記第2の分類情報との一致が判定された場合、前記放送予定デジタル放送信号情報に基づいて、前記コンテンツ記憶予約情報を生成し、前記コンテンツ記憶手段に前記コンテンツ記憶予約情報を設定する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記憶装置。
  3. 使用するユーザを特定するユーザIDを記憶するユーザID記憶手段と、
    受信したデータ放送信号にさらに含まれて受信者を特定する受信者IDを、前記受信したデータ放送信号から抽出して、前記ユーザID記憶手段に記憶されたユーザIDと前記受信者IDとの異同を判定する受信者特定手段と、
    をさらに備え、
    前記記憶予約設定部は、前記受信部によって受信されたデータ放送信号に、前記コンテンツ記憶予約設定指示情報と、前記放送予定デジタル放送信号情報とが含まれていることを検出した場合において、さらに、前記受信者特定手段によって前記ユーザIDおよび前記受信者IDとの一致が判定された場合、前記放送予定デジタル放送信号情報に基づいて、前記コンテンツ記憶予約情報を生成し、前記コンテンツ記憶手段に前記コンテンツ記憶予約情報を設定する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記憶装置。
  4. 前記コンテンツ記憶予約設定指示情報は、構造化言語におけるタグであり、
    前記放送予定デジタル放送信号情報は、少なくとも、放送日時およびチャンネル情報である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のコンテンツ記憶装置。
  5. コンテンツを伝送するデジタル放送信号に、前記コンテンツの記憶の予約の設定を指示するコンテンツ記憶予約設定指示情報と、放送予定デジタル放送信号情報とを伝送するデータ放送信号を付加して送信するデジタル放送送信装置と、
    請求項1から4のいずれか一つに記載のコンテンツ記憶装置と、
    から構成されるデジタル放送システムであって、
    前記デジタル放送送信装置および前記コンテンツ記憶装置は、通信手段をさらに有し、通信回線を介して、通信可能とされ、
    前記放送予定デジタル放送信号情報は、少なくとも、放送開始時刻情報およびチャンネル情報を含み、
    前記コンテンツ記憶装置は、前記放送開始時刻情報と現在時刻とを比較して、前記放送開始時刻情報が現在時刻よりも前である場合、前記デジタル放送送信装置に、前記放送開始時刻情報およびチャンネル情報により特定されるコンテンツの再配信を要求する通知を送信する制御を行う再配信要求手段をさらに設ける、
    ことを特徴とするデジタル放送システム。
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