JP5642499B2 - 光心線識別装置 - Google Patents

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この発明は、光ファイバの回線作業において、複数の光心線の中から作業対象の光心線を識別するための光心線識別装置に関する。
光ケーブルの回線作業における光心線の接続作業などは、光ケーブルの途中に設けられた端子函(クロージャ)内で行われる。このクロージャは、例えば電信柱の近傍に設置されており、内部には多数の光心線が収容されている。多数の光心線から作業対象の光心線を識別する方法としては、従来は、光心線を手で屈曲した状態でケーブル端末に設置したOTDR測定器(Optical Time Domain Reflectometer)で波形を測定し、波形の変化から作業対象の光心線を特定していた。この方法は心線を手作業で曲げるため、力加減や屈曲半径の調節は高度の熟練を必要とし、曲げ過ぎによって光心線を損傷させたり、運用中の通信回線を停止させたりするおそれもある。
そこで、光ファイバ素線を屈曲させることにより光ファイバ素線を伝送する光信号の一部を光漏洩部で漏洩させ、漏洩させた光信号を光検出部で検出する光伝送路判別装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2007−085934号公報 特開2009−257834号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載の光伝送路判別装置では、光ファイバ素線を凸部と凹部を上下方向から挟み、この状態で凸部と凹部を重ね合わせる必要があり、片手操作のみで作業対象の光心線を容易に識別することが難しいという問題がある。すなわち、クロージャは、電信柱の上部近傍に設けられており、両手を使用してクロージャ内の作業対象の光心線を識別することは、それだけ不安定な状態で高所作業をすることになり、作業能率が低下するという問題がある。したがって、簡単な操作で作業対象の光心線を容易に識別することが可能な光心線識別装置の開発が望まれる。
この発明は、前記の課題を解決し、作業者の熟練度にかかわらず片手のみの操作で複数の光心線の中から作業対象の光心線を容易に識別することが可能な光心線識別装置を提供することを目的としている。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、複数の光心線のうち選定した1本の光心線をすくい上げることが可能な鉤型のアームを有し、前記鉤型のアームによってすくい上げられた前記1本の光芯線を所定位置まで案内するガイド手段と、前記ガイド手段によって前記所定位置まで案内された前記1本の光心線を該光心線の軸方向に離れて配置される保持位置に固定する保持手段と、前記保持位置の間に位置する前記1本の光心線を軸方向と直交する方向に許容範囲内で屈曲させる屈曲手段と、前記屈曲手段の両側に配置される前記保持手段側にそれぞれ設けられ前記1本の光心線に入射された光の前記屈曲手段によって屈曲された屈曲部からの漏光を検出する光検出手段と、を備え、前記屈曲手段は、前記1本の光心線を屈曲させるための押圧部と該押圧部に対向して設けられる緩衝材からなる受部を有しており、前記光心線を屈曲させるために前記押圧部を押圧した際は前記1本の光心線は前記押圧部と前記受部によって挟まれる、ことを特徴とする。
この発明によれば、ガイド手段によって1本の光心線が所定位置まで案内され、1本の光心線は保持手段によって光心線の軸方向に離れて配置される保持位置に固定される。そして、保持位置の間に位置する1本の光心線が軸方向と直交する方向に屈曲され、屈曲部からの漏光が検出されることで、作業対象の光心線であると識別される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光心線識別装置において、前記屈曲手段は、前記光心線の使用波長に応じて前記保持位置の間に位置する前記1本の光心線の屈曲度を変更することが可能である、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、光心線を所定位置まで案内して保持位置に固定し、保持位置の間を屈曲させることを片手で操作することができるので、不安定な高所作業であっても容易に作業対象の光心線を識別することができ、作業効率が向上する。また、光心線の案内、固定、屈曲、漏光の検出を簡単な操作で行うことができるので、人為的ミスによって通信回線を停止してしまうこともなく、確実に光ファイバの回線作業を行うことができ、光通信回線作業の信頼性を高めることができる。さらに、光心線を屈曲手段によって屈曲させ、許容範囲内で屈曲させることができるので、光心線を曲げ過ぎて損傷させることがない。
請求項2に記載の発明によれば、屈曲手段は、光心線の使用波長に応じて保持位置の間に位置する1本の光心線の屈曲度を変更することが可能であるので、光心線の使用波長に応じて漏光を生じさせるための最適な屈曲度を設定することができる。つまり、異なる使用波長の光心線について作業を行う場合であっても、部品を交換する必要がなく、作業時間を短縮することができる。
本発明の実施の形態に係る光心線識別装置の外形を示す正面図である。 図1の光心線識別装置の側面図である。 図1の光心線識別装置による光心線の識別手順を示す工程図であって、図3(a)は光心線を所定位置に案内した状態を示す工程図であり、図3(b)は光心線を保持した状態を示す工程図であり、図3(c)は光心線を屈曲した状態を示す工程図である。 図1の光心線識別装置に保持された光心線の屈曲前の光の進路を示す拡大断面図である。 図1の光心線識別装置によって屈曲された光心線の光の進路を示す拡大断面図である。 図3の光心線における光の進行方向を示す説明図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1ないし図6は、この発明の実施の形態を示している。
光心線識別装置1は、光通信が行われる複数の光心線Cnのうち1本の光心線Cを識別する機能を有し、図1に示すように、主として、ガイド手段としてのガイド機構2と、保持手段としての保持機構3と、屈曲手段としての屈曲機構4と、光検出手段としての光センサ5と、これらを収容する直方体のケーシング6とを備えている。
ガイド機構2は、図1、2に示すように、鉤型のアーム21と、一対のガイド板22と、スリット23とから構成され、光通信が行われる複数の光心線Cのうち1本の光心線Cを所定位置に設置された保持機構3まで案内する機能を有している。このガイド機構2は、基端側がケーシング6内に配設され、先端側のアーム21がケーシング6の背面側から突出するように配設されている。アーム21の先端部は光心線Cを保持可能な大きさ、形状に設定されている。ガイド板22は、先端側から基端側に傾斜し、基端側は保持機構3の固定溝31に当接するように配設され、ケーシング6内で光心線Cを保持機構3の固定溝31へ案内するようになっている。
詳しくは、アーム21は、ケーシング6の背面側に位置しており、ケーシング6の長手方向の端部から外方に突出している。アーム21の自由端側の端部は、ケーシング6の背面側から表面側に向かって円弧状に湾曲しており、例えばクロージャ(図示略)内の複数の光心線Cのうち選択した1本の光心線Cを容易にすくい上げることが可能となっている。スリット23は、アーム21が位置するケーシング6の端部からケーシング6のほぼ中央部まで延びている。すなわち、スリット23は、ケーシング6の端部からケーシング6の内部に向かって延びる細長の凹部であり、ケーシング6の幅方向の一端面6aと他端面6bを貫通している。
スリット23の最も奥側には、ガイド板22が設けられている。ガイド板22は、スリット23に対して斜めに取付けられている。ガイド板22は、スリット23によって案内された光心線Cを保持機構3の固定溝31へ案内する機能を有している。このように、ガイド機構2は、アーム21によってすくい上げられた1本の光心線Cをスリット23とガイド板22とを介して保持機構3の固定溝31へ案内する機能を有している。ケーシング6は、作業者が片手で持つことが可能な長さに設定されている。すなわち、ケーシング6は、作業者の一方の手のひらに載せることが可能なように、一端面6aと他端面6bとの間の長さ(幅)が設定されている。
保持機構3は、図1に示すように、ケーシング6内の中央部の所定位置に配置され、ケーシング6の幅方向に形成された固定溝31と、光心線Cの軸方向(ケーシング6の幅方向)に離れて配置されている一対の保持部32とから構成され、図2に示すように、ガイド機構2によって案内された1本の光心線Cを保持する機能を有している。固定溝31は、ケーシング6の幅方向の一端面6aから他端面6bまで延びている。固定溝31は、ガイド機構2によって案内された光心線Cを所定位置に位置決めするための溝であり、光心線Cのケーシング6の長手方向(矢印A方向)への移動を規制するように大きさおよび形状が設定されている。
図1に示すように、保持機構3における保持部32は、屈曲機構4の両側に配置されている。保持部32は、図3(a)、(b)に示すように、第1の保持部材32aと第2の保持部材32bとからなり、光心線Cをケーシング6の厚さ方向に挟んで保持するようになっている。第1の保持部材32aは、先端側(第2の保持部材32b側)が円弧状の凹状に形成されている。第2の保持部材32bは、第1の保持部材32aと対向して配置されており、ドラム状に形成されている。第1の保持部材32aは、第2の保持部材32bに対して進退可能となっている。保持部32は、第1の保持部材32aが第2の保持部材32bに向かって移動することにより、図3(b)に示すように、光心線Cを第1の保持部材32aと第2の保持部材32bとで保持(挟持)することが可能となっている。
屈曲機構4は、図2に示すように、押圧部41と受部42を備え、2つの保持部32の間に位置する1本の光心線Cを軸方向と直交する方向(ケーシング6の厚さ方向)に屈曲させる機能を有している。押圧部41は、図2に示すように、側面形状が略三角形に形成されている。押圧部41の3つの頂部には、曲率半径が異なる押圧部41a、41b、41cが形成されている。押圧部41は、回転軸41dを中心に回動自在であり、3つの押圧部41a、41b、41cをそれぞれケーシング6内のスリット23の奥部(固定溝31の近傍)にセットすることが可能となっている。つまり、スリット23の奥部へセットされる押圧部41の種類を変えることで、光心線Cの使用波長に応じて保持位置の間に位置する1本の光心線Cの屈曲度を最適な値に設定することが可能になっている。
ここで、各押圧部41a、41b、41cの曲率半径は、光心線Cを許容範囲内で適切な屈曲半径で押圧するように、光心線Cの使用波長に応じて設計されている。つまり、光心線Cの使用波長に応じて使用する押圧部41a、41b、41cを変えることで、作業対象となる光心線Cの使用波長に応じて最適な値に屈曲させるようになっている。また、押圧部41は、一部がケーシング6の外側に露出するように配設されており、例えば、押圧部41aがケーシング6内にセットされている場合は、他の押圧部41b、41cはケーシング6の正面側に露出するようになっている。受部42は、スポンジなどの柔らかな部材からなる緩衝材で構成されおり、押圧部41a、41b、41cで光心線Cを押圧した場合には、光心線Cに密着するようになっている。つまり、例えば図3(c)に示すように、光心線Cは、押圧部41aによって押圧された際には、押圧部41aと受部42によって挟まれるようになっている。
光センサ5は、第1の保持部材32aのケーシング6側に配設され、屈曲機構4によって屈曲された1本の光心線Cの屈曲部Qからの漏光を検出する機能を有している。ここで、光センサ5は、左右両方向(上り方向、下り方向)に設けられている。これは、光心線Cによって伝播される光は、図6に示すように、右方向への光K1と左方向への光K2が混在しており、双方向からの漏光を検知することを可能にするためである。図3に示すように、光センサ5における右側の光センサ5aと左側の光センサ5bは、左右の第1の保持部32a側それぞれ設けられ、それぞれ所定方向からの漏光f1、f2を検出するようになっている。この実施の形態においては、光回線の運用中の光を光心線Cの識別に用いているが、光心線Cの識別に用いられる光Kは、光通信による光であってもよいし、またOTDR測定器(図示略)から入射される光であってもよい。また、ケーシング6の表面側には、光センサ5の検出値などを表示する表示部62が設けられている。
次に、光心線識別装置1の使用方法および作用について説明する。
まず、作業者は高所に位置するクロージャ(図示略)に接近し、このクロージャの蓋を開ける。その後、クロージャ内にある複数の光心線Cのうち作業対象と思われる1本の光心線Cを選択し、図2に示すように、選択した1本の光心線Cをガイド機構2のアーム21の先端部ですくい上げる。アーム21の先端部は、円弧状に湾曲しているので、ケーシング6の移動によってアーム21を移動させても、すくい上げられた光心線Cはアーム21から容易に脱落することはない。
つぎに、ケーシング6を片手で矢印A方向に移動させると、選択された1本の光心線Cは、スリット23に進入することになる。この状態でさらにケーシング6を片手で移動させると、光心線Cはスリット23に沿って移動し、図3(a)に示すように、光心線Cはスリット23の奥側まで到達する。この状態でさらに光心線Cを奥端まで移動させると、光心線Cはガイド板22との接触によって固定溝31まで案内され、固定溝31によって所定の位置に位置決めされる。
1本の光心線Cが固定溝31によって位置決めされた状態で、図3(b)に示すように、各第1の保持部32aをB1方向およびB2方向に移動させると、1本の光心線Cは第1の保持部32aと第2の保持部32bとによって挟まれた状態で保持される。この状態では、1本の光心線Cは、第1の保持部32aと第2の保持部32bとによって軸方向に移動可能に保持(挟持)されている。
つぎに、図3(c)に示すように、作業対象の光心線Cの使用波長に応じた押圧部41aがスリット23の奥部にセットされた状態で屈曲機構4の押圧部41が受部42に向かってB3方向に押し込まれると、2つの保持部32で保持された1本の光心線Cは押圧部41aによって押圧される。このとき、1本の光心線Cは、図5に示すように、保持部32と接触する位置(屈曲部Q)で矢印B4方向に屈曲される。
そして、光センサ5で屈曲部Qからの漏光が測定され、測定値が表示部62に表示される。ここで、図4に示すように、1本の光心線Cの屈曲半径が、例えば、自重によるたわみやクロージャ内での巻取りなどのように大きい場合は、屈曲による1本の光心線Cからの漏光は略0となり、光センサ5による漏光は検出されない。
図5に示すように、押圧部41の押圧によって1本の光心線Cの屈曲半径が所定値以下となる場合は、1本の光心線C内を伝播する光Kの一部は、屈曲部Qにおいて漏光する。この場合は、光センサ5による漏光f1、f2が検出されるので、アーム21によってすくい取られた1本の光心線Cが作業対象の光心線Cであるか否かを識別することが可能となる。
また、異なる使用波長の光心線Cを識別する場合には、屈曲機構4を回転させ対象光心線Cの使用波長に対応する最適な押圧部41a〜41cを選択し、それをスリット23の奥側へセットする。そして、上述と同様の手順により作業対象となる1本の光心線Cを識別することが可能となる。光心線Cの識別作業が終了した場合には、1本の光心線Cをケーシング6のスリット23に沿って移動させ、1本の光心線Cは光心線識別装置1から取り外される。
上記は、光回線の運用中における光通信の光を利用した識別手順を説明しているが、光ケーブルの回線作業の測定に使用するOTDR測定器から入射される光の漏光を検出する場合は、OTDR測定器の出力を停止させることにより、光心線Cが作業対象であるか否かが識別可能となる。
以上のように、この実施の形態に係る発明によれば、1本の光心線Cを所定位置まで案内して保持位置に固定し、保持位置の間を屈曲させることを片手で操作することができるので、不安定な高所作業であっても容易に作業対象の光心線を識別することができ、作業効率が向上する。また、1本の光心線Cの案内、固定、屈曲、漏光の検出を簡単な操作で行うことができるので、人為的ミスによって通信回線を停止してしまうこともなく、確実に光ファイバの回線作業を行うことができ、光通信回線作業の信頼性を高めることができる。さらに、光心線Cを屈曲機構4によって屈曲させ、許容範囲内で屈曲させることができるので、光心線Cを曲げ過ぎて損傷させることがない。また、1本の光心線Cは、保持部32で保持されて移動が規制されるので、屈曲させたい位置で確実に屈曲させることができる。
また、屈曲機構4は、光心線Cの使用波長に応じて保持位置の間に位置する1本の光心線Cの屈曲度を変更することが可能であるので、光心線Cの使用波長に応じて漏光を生じさせるための最適な屈曲度を設定することができる。つまり、異なる使用波長の光心線Cについて作業を行う場合であっても、部品を交換する必要がなく、最適な押圧部41a〜41bを選択しセットすればよいので、作業時間を短縮することができる。
さらに、光センサ5によって光心線Cからの漏光を検出することができるので、光心線Cが運用中の場合であっても、回線停止に至る前に確実に作業を中止できる。また、光検出装置5は、上り・下り両方向の漏光を検出可能なように対向して配置されているので、光の送信方向に関わらず確実に漏光を検出可能である。このため、対象光心線Cが運用中である場合は漏光した方向から通信状態を確認することができる。さらにまた、OTDR測定器によって波形を計測することによって、対象光回線であるか否かを容易かつ確実に識別することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、アーム21で保持した光心線Cを固定溝31まで手動でスライドさせたが、アーム21を固定溝31までスライド自在となるように配置して、アーム21をスライドさせて、光心線Cを固定溝31まで案内するようにしてもよい。また、押圧部41の数は、2以下でも、4以上であってもよい。
さらに、上記の実施の形態では、運用中の光心線Cを識別する場合を説明したが、光心線Cが運用中ではない場合は、作業用の光信号を送信するようにして、その漏光を検出すればよい。
1 光心線識別装置
2 ガイド部(ガイド手段)
3 保持機構(保持手段)
4 屈曲機構(屈曲手段)
5 光センサ(光検出手段)
6 ケーシング
21 アーム
22 ガイド板
23 スリット
31 固定溝
32 保持部
41 押圧部
42 受部
Q 屈曲部
C 光心線
f1、f2 漏光

Claims (2)

  1. 複数の光心線のうち選定した1本の光心線をすくい上げることが可能な鉤型のアームを有し、前記鉤型のアームによってすくい上げられた前記1本の光芯線を所定位置まで案内するガイド手段と、
    前記ガイド手段によって前記所定位置まで案内された前記1本の光心線を該光心線の軸方向に離れて配置される保持位置に固定する保持手段と、
    前記保持位置の間に位置する前記1本の光心線を軸方向と直交する方向に許容範囲内で屈曲させる屈曲手段と、
    前記屈曲手段の両側に配置される前記保持手段側にそれぞれ設けられ前記1本の光心線に入射された光の前記屈曲手段によって屈曲された屈曲部からの漏光を検出する光検出手段と、
    を備え、
    前記屈曲手段は、前記1本の光心線を屈曲させるための押圧部と該押圧部に対向して設けられる緩衝材からなる受部を有しており、前記光心線を屈曲させるために前記押圧部を押圧した際は前記1本の光心線は前記押圧部と前記受部によって挟まれる、
    ことを特徴とする光心線識別装置。
  2. 前記屈曲手段は、前記光心線の使用波長に応じて前記保持位置の間に位置する前記1本の光心線の屈曲度を変更することが可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光心線識別装置。
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