JP5641380B1 - 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

温度検出装置、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5641380B1
JP5641380B1 JP2014076926A JP2014076926A JP5641380B1 JP 5641380 B1 JP5641380 B1 JP 5641380B1 JP 2014076926 A JP2014076926 A JP 2014076926A JP 2014076926 A JP2014076926 A JP 2014076926A JP 5641380 B1 JP5641380 B1 JP 5641380B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
substrate
temperature detection
thermal element
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014076926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015197420A (ja
Inventor
夕紀 久保田
夕紀 久保田
康孝 後藤
康孝 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2014076926A priority Critical patent/JP5641380B1/ja
Priority to US14/525,503 priority patent/US20150286173A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5641380B1 publication Critical patent/JP5641380B1/ja
Publication of JP2015197420A publication Critical patent/JP2015197420A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means

Abstract

【課題】汚れが赤外線遮蔽部に付着することを抑制することができる温度検出装置、定着装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置10は、温度検出装置500を有し、温度検出装置500は、第1の感熱素子514と、赤外線反射部材610によって赤外線が遮蔽された第2の感熱素子534と、可撓性を有し、第1の感熱素子514及び第2の感熱素子534を保持する基板560と、を有し、赤外線の照射される方向において第1の感熱素子514が赤外線反射部材610よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において第2の感熱素子534が赤外線反射部材610よりも後側に位置するように基板560が撓ませて配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、温度検出装置、定着装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、絶縁性フィルムと、該絶縁性フィルムの一方の面に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子及び第2の感熱素子と、前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され前記第1の感熱素子及び前記第2の感熱素子に別々に接続された複数対の導電性の配線膜と、前記第1の感熱素子に対向して前記絶縁性フィルムの他方の面に設けられた受光領域と、前記第2の感熱素子に対向して前記絶縁性フィルムの他方の面に設けられた赤外線反射膜と、を備え、前記赤外線反射膜が、前記受光領域の周囲も覆って形成されていることを特徴とする赤外線センサが記載されている。
特許文献2には、ステムと開口部を有するキャップと該開口部を塞ぐフィルタとを有するパッケージと、該パッケージ内に配置された1つまたは複数の赤外線検出素子と、前記パッケージ内の前記赤外線検出素子の少なくとも1つの視野角内に位置する部位を低放射率化させたことを特徴とする放射温度検出素子が記載されている。
特許文献3には、熱源から輻射される赤外線を吸収して発熱する赤外線吸収膜と、前記赤外線吸収膜の熱量を検知することにより前記熱源の温度に対応した電気信号を出力する赤外線検知用感熱素子と、前記電気信号を赤外線検知用感熱素子から外部に導くためのリードパターンと、前記赤外線吸収膜を透過した赤外線を反射あるいは吸収するための少なくとも1つ以上の熱効果パターンを有しており、前記リードパターンと熱効果パターンは、銅箔からなり、かつ前記赤外線吸収膜上に形成されていることを特徴とする赤外線温度センサが記載されている。
特開2012−68115号公報 特開平11−337416号公報 特開2013−50365号公報
本発明は、汚れが赤外線遮蔽部に付着することを抑制することができる温度検出装置、定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、現像剤を保持する像保持体に対向する位置に配置されている第1の感熱素子と、第2の感熱素子と、前記第2の感温素子への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部と、可撓性を有し、前記第1の感熱素子、前記第2の感熱素子及び前記赤外線遮蔽部を保持する基板と、を有し、前記赤外線遮蔽部は、現像剤が飛散する空間内に配置されていて、赤外線の照射される方向において前記第1の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において前記第2の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも後側に位置し、前記像保持体と前記赤外線遮蔽部との間に前記基板が配置された状態となるように前記基板が撓ませて配置されている温度検出装置である。
請求項に係る本発明は、前記赤外線遮蔽部は、前記第1の感熱素子又は前記第2の感熱素子から電気信号を外部に導くための配線部によって構成されている請求項記載の温度検出装置である。
請求項に係る本発明は、前記赤外線遮蔽部は、前記基板に形成された膜から構成されている請求項記載の温度検出装置である。
請求項に係る本発明は、前記基板は、2か所を曲げて撓ませられている請求項1乃至のいずれかに記載の温度検出装置である。
請求項に係る本発明は、現像剤像が形成された記録媒体を加熱する加熱部材と、前記加熱部材に対向する位置に配置されている第1の感熱素子と、2の感熱素子と、前記第2の感温素子への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部と、可撓性を有し、前記第1の感熱素子、前記第2の感熱素子及び前記赤外線遮蔽部を保持する基板と、を有し、前記赤外線遮蔽部は、現像剤が飛散する空間内に配置されていて、赤外線の照射される方向において前記第1の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において前記第2の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも後側に位置し、前記加熱部材と前記赤外線遮蔽部との間に前記基板が配置された状態となるように前記基板が撓ませて配置されている定着装置である。
請求項に係る本発明は、現像剤像が形成された記録媒体を加熱する加熱部材と、前記加熱部材に記録媒体を押し付ける押付部材と、前記押付部材に対向する位置に配置されている第1の感熱素子と、2の感熱部と、前記第2の感温素子への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部と、可撓性を有し、前記第1の感熱素子、前記第2の感熱素子及び前記赤外線遮蔽部を保持する基板と、を有し、前記赤外線遮蔽部は、現像剤が飛散する空間内に配置されていて、赤外線の照射される方向において前記第1の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において前記第2の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも後側に位置し、前記押付部材と前記赤外線遮蔽部との間に前記基板が配置された状態となるように前記基板が撓ませて配置されている定着装置である。
請求項に係る本発明は、現像剤を保持する保持体と、前記現像剤保持体に対向する位置に配置されている第1の感熱素子と、第2の感熱素子と、前記第2の感温素子への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部と、可撓性を有し、前記第1の感熱素子、前記第2の感熱素子及び前記赤外線遮蔽部を保持する基板と、を有し、前記赤外線遮蔽部は、現像剤が飛散する空間内に配置されていて、赤外線の照射される方向において前記第1の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において前記第2の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも後側に位置し、前記像保持体と前記赤外線遮蔽部との間に前記基板が配置された状態となるように前記基板が撓ませて配置されている画像形成装置である。
請求項1に係る本発明に係る本発明によれば、汚れが赤外線遮蔽部に付着することを抑制することができる。
請求項に係る本発明によれば、温度検出装置の構成を簡単にできる。
請求項に係る本発明によれば、温度検出装置の構成を簡単にできる。
請求項に係る本発明によれば、温度検出装置の構成を簡単にできる。
請求項に係る本発明によれば、現像剤または記録媒体からの汚れが赤外線遮蔽部に付着することを抑制することができる。
請求項に係る本発明によれば、現像剤または記録媒体からの汚れが赤外線遮蔽部に付着することを抑制することができる。
請求項に係る本発明によれば、画像形成装置内の汚れを赤外線遮蔽部に付着することを抑制することができる。

本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する温度検出装置の第1の実施形態の構成を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する温度検出装置の第2の実施形態の構成を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する温度検出装置の第3の実施形態の構成を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する温度検出装置の第4の実施形態の構成を示し、図5(a)は温度検出装置を広げた状態を示す平面図であり、図5(b)は図5(a)におけるA−A線断面を示す断面図である。 図6に示す温度検出装置が画像形成装置本体内に装着された状態を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する温度検出装置の第5の実施形態の構成を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する温度検出装置の第6の実施形態の構成を示し、図8(a)は温度検出装置を広げた状態を示す平面図であり、図8(b)は図8(a)におけるB−B線断面を示す断面図である。 図8に示す温度検出装置が画像形成装置本体内に装着された状態を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。図1に示すように、画像形成装置10は画像形成装置本体12を有し、画像形成装置本体12には、記録媒体として用いられる用紙を排出する排出口14が形成されている。また、画像形成装置本体に上側の面は用紙が排出される排出部16として用いられている。
画像形成装置本体12内には、用紙に現像剤像を形成する像形成部100と、像形成部100に用紙を供給する給紙装置200と、像形成部100によって形成され、用紙に転写された現像剤像を用紙に定着させる定着装置300とが配置されている。また、画像形成装置本体12内には、用紙を搬送するための搬送路250が形成されている。
像形成部100は、感光体ドラム110を有する。感光体ドラム110は、表面に現像剤を保持する部材であり、現像剤を保持する現像剤保持体として用いられている。また、像形成部100は、感光体ドラム110の表面を帯電する帯電装置114と、帯電された感光体ドラム110の表面に光を照射することにより感光体ドラム110の表面に潜像を形成する潜像形成装置118と、感光体ドラム110の表面に形成された潜像を現像剤を用いて現像し、感光体ドラム110の表面に現像剤像を形成する現像装置122と、感光体ドラム110の表面に形成された現像剤像を用紙に転写する転写装置128と、感光体ドラム110の表面を清掃する清掃装置132とを有する。
給紙装置200は、用紙を積層された状態で収納する用紙収納部202と、用紙収納部202に収納された最上位に位置する用紙を搬送路250へと送り出す送り出しロール204とを有する。
搬送路250は、給紙装置200から供給された用紙を排出口14に向けて搬送する搬送路であって、搬送路250に沿って用紙の搬送方向における上流側から順に、先述の送り出しロール204と、レジストロール254と、先述の転写装置128及び先述の感光体ドラム110と、先述の定着装置300と、排出ロール258とが配置されている。
レジストロール254は、回転を停止した状態で用紙の先端部を一時的に静止させ、所定のタイミングで回転を開始することで、感光体ドラム110に形成されている現像剤像が用紙に転写されるタイミングに合致するように、転写装置128と感光体ドラム110との接触部に用紙を供給する。
定着装置300は、現像剤像が形成された用紙を加熱する加熱部材として用いられている加熱ロール310と、加熱ロール310に用紙を押し付ける押付部材として用いられている押付ロール320と有する。加熱ロール310の内側には、例えばハロゲンランプ等の熱源が配置されている。また、定着装置300は、加熱ロール310と押付ロール320とが、それぞれ図1に示す矢印方向に回転し、加熱ロール310と押付ロール320との接触部を通過する用紙を加熱し、加圧することで用紙に現像剤像を定着させる。
用紙に現像剤像を定着させる際に、加熱ロール310は用紙の現像剤像が形成される面に接触する。このため、加熱ロール310の表面に離型剤を塗布する等の処理が施してあったとしても、加熱ロール310の表面には用紙から転写された現像剤が付着した状態となることがある。そして、転写された現像剤は、図示を省略する清掃装置等により加熱ロール310の表面から除去されるまでは加熱ロール310に保持される。このように、加熱ロール310は現像剤を保持する現像剤保持体として用いられている。
そして、加熱ロール310に現像剤が付着した場合、押付ロール320の表面に離型剤を塗布する等の処理が施してあったとしても、加熱ロール310から押付ロール320に現像剤が転写されることがある。そして、転写された現像剤は、図示を省略する清掃装置等により押付ロール320の表面から除去されるまでは押付ロール320に保持される。このように、押付ロール320は現像剤を保持する現像剤保持体として用いられている。
また、画像形成装置10は、加熱ロール310の温度を検出するための温度検出装置500と、押付ロール320の温度を検出するための温度検出装置800と、感光体ドラム110の温度を検出するための温度検出装置900とを有する。温度検出装置500、温度検出装置800、温度検出装置900は、それぞれが加熱ロール310近傍、押付ロール320近傍、感光体ドラム110近傍に配置されている。
ここで、加熱ロール310、押付ロール320、感光体ドラム110は、先述のようにそれぞれが現像剤保持体として用いられていて、それぞれが表面に現像剤を保持している。このため、加熱ロール310、押付ロール320、感光体ドラム110の表面にそれぞれ保持されている現像剤が飛散し、温度検出装置500、温度検出装置800、温度検出装置900に付着することがある。また、定着装置においては、画像形成時に現像剤や紙粉の飛散発生し、温度検出装置500、温度検出装置800、温度検出装置900に付着することがある。そして、温度検出装置500、温度検出装置800、温度検出装置900に現像剤や紙粉が付着することで温度検出装置500、温度検出装置800、温度検出装置900が汚れると、汚れを原因として温度検出装置500、温度検出装置800、温度検出装置900によりそれぞれ検出される温度検出が不正確となる虞があり、検出される温度に誤差が生じる虞がある。
温度検出装置500、温度検出装置800、温度検出装置900は、同様の構成とすることができる。このため、以下、温度検出装置500についてのみ説明し、温度検出装置800、温度検出装置900の説明は省略する。以下で説明をする温度検出装置500の構成は、温度検出装置800と温度検出装置900とにもそのまま適用することができる。
図2には、温度検出装置500の第1の実施形態が示されている。温度検出装置500は、第1の感熱部として用いられている第1の温度センサ510と、第2の感熱部として用いられている第2の温度センサ530と、第2の温度センサ530への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部として用いられている赤外線反射膜540とを有する。
第1の温度センサ510は、加熱ロール310に対向する位置に配置されている。また、第1の温度センサ510は、基板512と、基板512に装着されている第1の感熱素子514とを有する。基板512は、熱源である加熱ロール310からの輻射赤外線を吸収して温度が上昇する材料から形成されている。このような材料としては、例えば、フッ素、シリコーン、ポリエステル、ポリイミド、ポリエチレン、ポリカーボネート、PPS(ポリフェニレンスルフィド)等の高分子材料からなる樹脂等を挙げることができる。
第1の感熱素子514は、赤外線温度センサとして構成されていて、温度に応じて電気的特性が変化する感温度素子であり、例えば、抵抗温度特性を有するサーミスタ、サーモパイル、金属測温度体などを用いることができる。
第2の温度センサ530は、基板532と、基板532に装着されている第2の感熱素子534とを有する。基板532は、基板512と同様に輻射赤外線を吸収して温度が上昇する材料から形成されている。また、第2の感熱素子534は、第1の感熱素子514と同様に赤外線温度センサとして構成されていて、温度に応じて電気的特性が変化する感温度素子であり、第1の感熱素子514と同様に例えば、抵抗温度特性を有するサーミスタ、サーモパイル、金属測温度体などを用いることができる。
赤外線反射膜540は、第2の温度センサ530の第2の感熱素子534に赤外線が照射されない状態となるように赤外線を遮蔽する部材であり赤外線を反射する。赤外線反射膜540としては、例えば銅等の金属から形成された薄膜等を用いることができる。赤外線反射膜540は、絶縁性の材料から形成されている絶縁性フィルム552と、絶縁性フィルム552と同様に絶縁性の材料から形成されている絶縁性フィルム554とに挟まれるようにして配置されている。また、赤外線遮蔽膜540は、第1の温度センサ510を挟んで、加熱ロール310と反対側に配置されている。赤外線反射膜540によって、加熱ロール310から照射された赤外線が反射され、第2の温度センサ530が備える第2の感熱素子534への赤外線の照射が遮蔽される。
この第1の実施形態に係る温度検出装置500においては、第1の温度センサ510が加熱ロール310から照射される赤外線を検知するために用いられていて、第2の温度センサ530が、第1の温度センサ510の温度補償用に用いられている。すなわち、この第1の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線による温度の変化を第1の温度センサ510で検出するとともに、赤外線による温度の変化を含まない温度の変化を第2の温度センサ530で検出し、第1の温度センサ510による検出値と第2の温度センサ530による検出値との差分から加熱ロール310から照射される赤外線による温度の変化を測定することができるように構成されている。
ここで、加熱ロール310の表面に保持されている現像剤が飛散し、飛散した現像剤が赤外線反射膜540に付着する虞があり、赤外線反射膜540に現像剤が付着すると、赤外線反射膜540の赤外線を反射する機能が低減する。そして、赤外線反射膜540の赤外線を反射する機能が低下すると、第2の温度センサ530が赤外線による温度変化を検知しやすくなってしまい、温度検出装置500による温度検出が不正確なものとなってしまう。
この第1の実施形態に係る温度検出装置500においては、図2に示されているように、赤外線遮蔽膜540は、第1の温度センサ510を挟んで、加熱ロール310と反対側に配置されている。このため、加熱ロール310の表面から現像剤が飛散したとしても、この現像剤が第1の温度センサ510に遮られ、赤外線反射膜540まで到達しにくく、赤外線反射膜540に現像剤が付着しにくい。このため、温度検出装置500においては、赤外線反射膜540の現像剤が付着することによる温度検出の誤差が生じにくい。
また、この第1の実施形態に係る温度検出装置500においては、第2の感熱素子534への赤外線が照射を遮蔽するために赤外線反射膜540を用いることに替えて、赤外線を吸収する例えば赤外線吸収膜等の赤外線吸収部材を用いても良い。
以上で説明をした第1の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置800(図1を参照)を構成するには、赤外線遮蔽膜540が、第1の温度センサ510を挟んで、押付ロール320(図1を参照)と反対側に配置されているようにすればよい。また、以上で説明をした第1の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置900(図1を参照)を構成するには、赤外線遮蔽膜540が、第1の温度センサ510を挟んで、感光体ドラム110(図1を参照)と反対側に配置されているようにすれば良い。
図3には、本発明の第2の実施形態に係る温度検出装置500が示されている。
先述の第1の実施形態に係る温度検出装置500においては、第1の感熱素子514は基板512に装着されていて、第2の感熱素子534は基板532に装着されていた。これに対して、この第2の実施形態に係る温度検出装置500においては、第1の感熱素子514と第2の感熱素子534とが共通の基板560に装着され、共通の基板560に保持されている。また、この第2の実施形態に係る温度検出装置500は、例えば、板状の金属等から構成される赤外線反射部材610と共に用いられる。
基板560は、可撓性を有し、例えば折り曲げたり湾曲したりすることができる。基板560は、所謂FPC(Flexible printed circuits)であり、例えはポリイミドフィルム等の樹脂から形成されている部材を基材として用いることができる。
この第2の実施形態に係る温度検出装置500は、図3に矢印で示す加熱ロール310から赤外線が照射される方向(以下、赤外線照射方向)において、第1の感熱素子514が赤外線反射部材610よりも前側(加熱ロール310側)に位置し、赤外線照射方向において第2感熱素子534が赤外線反射部材610よりも後側(加熱ロール310と逆側)の位置するように基板560を撓ませて配置されている。このため、加熱ロール310から照射される赤外線の第2温度センサ530への照射が赤外線反射部材610によって遮蔽される。
また、この第2の実施形態に係る温度検出装置500においては、加熱ロール310と赤外線反射部材610との間に基板560が配置された状態となる。このため、加熱ロール310に保持されている現像剤が加熱ロール310の表面から飛散しても、飛散した現現像剤が基板560によって遮られて、赤外線反射部材610に付着しにくい。このため、この第2の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射部材610に現像剤が付着することに起因する温度測定における誤差が生じにくい。
以上で説明をした第2の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置800(図1を参照)を構成するには、押付ロール320から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射部材610よりも前側(押付ロール320側)に位置し、同方向において第2感熱素子534が赤外線反射部材610よりも後側(押付ロール320と逆側)の位置するように基板560を撓ませて温度検出装置800を配置すれは良い。また、以上で説明をした第2の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置900(図1を参照)を構成するには、感光体ドラム110から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射部材610よりも前側(感光体ドラム110側)に位置し、同方向において第2感熱素子534が赤外線反射部材610よりも後側(感光体ドラム110と逆側)の位置するように基板560を撓ませて温度検出装置900を配置すれは良い。
図4には、本発明の第3の実施形態に係る温度検出装置500が示されている。
先述の本発明の第2の実施形態に係る温度検出装置500は、温度検出装置500は、赤外線反射部材610と共に用いられるものであった。これに対して、この第3の実施形態に係る温度検出装置500は、温度検出装置500そのものが赤外線を遮蔽する赤外線反射膜562を有している。
より具体的には、図4に示すように、本発明の第3の実施形態に係る温度検出装置500は、第1の感熱素子514と、第2の感熱素子534と、第2の感熱素子534への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部として用いられている赤外線反射膜562と、可撓性を有し、第1の感熱素子514、第2の感熱素子534、及び赤外線反射膜562を保持する基板560を有している。
基板560は、先述の第2の実施形態に係る温度検出装置500と同様に、例えば折り曲げたり湾曲したりすることができる所謂FPC(Flexible printed circuits)であり、例えはポリイミドフィルム等の樹脂から形成されている部材が基材として用いられている。
赤外線反射膜562は例えば銅等の金属を材料とする薄膜であり、基板560の第1の感熱素子514及び第2の感熱素子534が突出した側の面と逆側の面に、第1の感熱素子514に対して基板560を介して対向する位置を含むように基板560に形成されている。
この本発明の第3の実施形態に係る温度検出装置500においては、図4に矢印で示す加熱ロール310から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(加熱ロール310側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(加熱ロール310と逆側)に位置するように、基板560が撓ませて配置されている。このため、この温度検出装置500においては、加熱ロール310から第2の感熱素子534への赤外線の照射が赤外線反射膜562によって遮蔽されている。
また、この本発明の第3の実施形態に係る温度検出装置500においては、加熱ロール310と赤外線反射膜562との間に基板560が配置された状態となる。このため、加熱ロール310に保持されている現像剤が加熱ロール310の表面から飛散しても、飛散した現現像剤が基板560によって遮られて、赤外線反射膜562に付着しにくい。このため、この第3の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射膜562に現像剤が付着することに起因する温度測定における誤差が生じにくい。
以上で説明をした第3の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置800(図1を参照)を構成するには、押付ロール320から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(押付ロール320側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(押付ロール320と逆側)に位置するように、基板560を撓ませて温度検出装置800を配置すれば良い。また、以上で説明をした第3の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置900(図1を参照)を構成するには、感光体ドラム110から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(感光体ドラム110側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(感光体ドラム110と逆側)に位置するように、基板560を撓ませて温度検出装置900を配置すれば良い。
図5と図6とには、本発明の第4の実施形態に係る温度検出装置500が示されている。先述の本発明の第3の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射膜562には、基板560の第1の感熱素子514及び第2の感熱素子534が突出した側の面と逆側の面に、第1の感熱素子514に対して基板560を介して対向する位置を含むように基板560に形成されていた(図4を参照)。これに対して、この第4の実施形態に係る温度検出装置500においては、図5に示すように、赤外線反射膜562と、第1の感熱素子514とから電気信号を外部に導く等のために、第1の感熱素子514に接続されている配線部564とが兼用されていて、配線部564によって赤外線反射膜562が形成されている。配線部564は、例えば銅等の金属から構成されていて、基板560の内側に、第1の感熱素子514を取り囲むように配置されている。
図6に示されているように、本発明の第4の実施形態に係る温度検出装置500は、先述の第3の実施形態に係る温度検出装置500(図4を参照)と同様に、図6に矢印で示す加熱ロール310から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(加熱ロール310側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(加熱ロール310と逆側)に位置するように、基板560が撓ませて配置されている。このため、この温度検出装置500においては、加熱ロール310から第2の感熱素子534への赤外線の照射が赤外線反射膜562によって遮蔽されている。
また、この本発明の第4の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射膜562として兼用される配線部564は、基板560に埋め込まれている。このため、加熱ロール310に保持されている現像剤が加熱ロール310の表面から飛散しても、飛散した現現像剤が基板560によって遮られて、赤外線反射膜562に付着しにくい。
以上で説明をしたように第1の感熱素子514から電気信号を外部に導くための配線部を赤外線反射膜562として兼用することに替えて、第2の感熱素子534から電気信号を外部に導くための配線部を赤外線反射膜562として兼用するようにしても良い。
以上で説明をした第4の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置800(図1を参照)を構成するには、押付ロール320から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(押付ロール320側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(押付ロール320と逆側)に位置するように、基板560を撓ませて温度検出装置800を配置すれば良い。また、以上で説明をした第4の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置900(図1を参照)を構成するには、感光体ドラム110から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(感光体ドラム110側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(感光体ドラム110と逆側)に位置するように、基板560を撓ませて温度検出装置900を配置すれば良い
図7には、本発明の第5の実施形態に係る温度検出装置500が示されている。
先述の本発明の第3の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射膜562は、基板560の第1の感熱素子514及び第2の感熱素子534が突出した側の面と逆側の面に、第1の感熱素子514に対して基板560を介して対向する位置を含むように基板560に形成されていた(図4を参照)。これに対して、この第5の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射膜562は、図7に示すように基板560の第1の感熱素子514及び第2の感熱素子534が突出した側の面と逆側の面であって、基板560の長手方向における第1の感熱素子514と第2の感熱素子534との間の位置に形成されている。
そして、この本発明の第5の実施形態に係る温度検出装置500においては、図7に矢印で示す加熱ロール310から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(加熱ロール310側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(加熱ロール310と逆側)に位置するように、基板560が2箇所を曲げるように撓ませて配置されている。このため、この第5の実施形態に係る温度検出装置500においては、加熱ロール310から第2の感熱素子534への赤外線の照射が赤外線反射膜562によって遮蔽される。
また、この本発明の第5の実施形態に係る温度検出装置500においては、加熱ロール310と赤外線反射膜562との間に基板560が二重に配置された状態となる。このため、加熱ロール310に保持されている現像剤が加熱ロール310の表面から飛散しても、飛散した現現像剤が基板560によって遮られて、赤外線反射膜562に付着しにくい。以上で説明をした部分以外の本発明の第5の実施形態に係る温度検出装置500の構成は、先述の本発明の第2の実施形態に係る温度検出装置500と同等であるので、同等である部分の説明を省略する。
以上で説明をした第5の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置800(図1を参照)を構成するには、押付ロール320から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(押付ロール320側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(押付ロール320と逆側)に位置するように、基板560を2箇所で曲げるように撓ませて温度検出装置800を配置すれば良い。また、以上で説明をした第3の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置900(図1を参照)を構成するには、感光体ドラム110から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(感光体ドラム110側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(感光体ドラム110と逆側)に位置するように、基板560を2箇所で曲げるように撓ませて温度検出装置900を配置すれば良い。
図8と図9とには、本発明の第6の実施形態に係る温度検出装置500が示されている。先述の本発明の第5の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射膜562は、基板560の第1の感熱素子514及び第2の感熱素子534が突出した側の面と逆側の面であって、基板560の長手方向における第1の感熱素子514と第2の感熱素子534との間の位置に形成されていた。これに対して、この第6の実施形態に係る温度検出装置500においては、図8に示すように、赤外線反射膜562と、第2の感熱素子534から電気信号を外部に導く等のために、第2の感熱素子534に接続された配線部564とが兼用されていて、配線部564によって赤外線反射膜562が形成されている。配線部564は、例えば銅等の金属から構成されていて、基板560の内側であって、基板560の長手方向における第1感熱素子514と第2感熱素子534との間の位置に配置されている。
この本発明の第6の実施形態に係る温度検出装置500は、先述の第5の実施形態に係る温度検出装置500(図7を参照)と同様に、図9に示されているように、図9に矢印で示す加熱ロール310から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(加熱ロール310側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(加熱ロール310と逆側)に位置するように、基板560が2箇所において曲げられるように撓ませて配置されている。このため、この温度検出装置500においては、加熱ロール310から第2の感熱素子534への赤外線の照射が赤外線反射膜562によって遮蔽されている。
また、この本発明の第6の実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射膜562として兼用される配線部564は、基板560に埋め込まれている。このため、加熱ロール310に保持されている現像剤が加熱ロール310の表面から飛散しても、飛散した現現像剤が基板560によって遮られて、赤外線反射膜562に付着しない。
以上で説明をしたように第2の感熱素子534から電気信号を外部に導くための配線部564を赤外線反射膜562として兼用することに替えて、第1の感熱素子514から電気信号を外部に導くための配線部を赤外線反射膜562として兼用するようにしても良い。
以上で説明をした第6の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置800(図1を参照)を構成するには、押付ロール320から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(押付ロール320側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(押付ロール320と逆側)に位置するように、基板560を2箇所で折り曲げるように撓ませて温度検出装置800を配置すれば良い。また、以上で説明をした第4の実施形態に係る温度検出装置500と同様に温度検出装置900(図1を参照)を構成するには、感光体ドラム110から赤外線が照射される方向において、第1の感熱素子514が赤外線反射膜562よりも前側(感光体ドラム110側)に位置し、上述の赤外線が照射される方向において、第2の感熱素子534が赤外線反射膜562よりも後側(感光体ドラム110と逆側)に位置するように、基板560を2箇所で曲げるように撓ませて温度検出装置900を配置すれば良い
以上で説明をした本発明のそれぞれの実施形態に係る温度検出装置500においては、赤外線反射膜540等を用いて赤外線を反射することにより、加熱ロール310から照射される赤外線が第2の感熱素子534に到達しないように赤外線を遮蔽していたものの、赤外線を反射することに替えて、赤外線を吸収することで第2の感熱素子534へ加熱ロール310から照射される赤外線が到達しないようにしても良い。この場合、本発明のそれぞれの実施形態に係る温度検出装置500において、基板560の少なくとも赤外線反射膜540が形成されていた位置で基板560が赤外線を吸収するようすれば良い。基板560で赤外線を吸収するようにするためには、例えば、基板560の材質を赤外線を吸収しやすいものに変更したり、基板560の色を赤外線を吸収しやすい黒色としたりする等すれば良い。
以上で説明をしたように、本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置と、例えばこれらの画像形成装置に用いられる定着装置と、例えは上述の画像形成装置等に用いることができる温度検出装置等に適用することができる。
10・・・画像形成装置
300・・・定着装置
310・・・加熱ロール
320・・・押付ロール
500・・・温度検出装置
510・・・第1の温度センサ
514・・・第1の感熱素子
530・・・第2の温度センサ
534・・・第2の感熱素子
540・・・赤外線反射膜
560・・・基板
562・・・赤外線反射膜
564・・・配線部
610・・・赤外線反射部材
800・・・温度検出装置
900・・・温度検出装置

Claims (7)

  1. 現像剤を保持する像保持体に対向する位置に配置されている第1の感熱素子と、
    第2の感熱素子と、
    前記第2の感温素子への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部と、
    可撓性を有し、前記第1の感熱素子、前記第2の感熱素子及び前記赤外線遮蔽部を保持
    する基板と、
    を有し、
    前記赤外線遮蔽部は、現像剤が飛散する空間内に配置されていて、
    赤外線の照射される方向において前記第1の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において前記第2の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも後側に位置し、前記像保持体と前記赤外線遮蔽部との間に前記基板が配置された状態となるように前記基板が撓ませて配置されている温度検出装置。
  2. 前記赤外線遮蔽部は、前記第1の感熱素子又は前記第2の感熱素子から電気信号を外部に導くための配線部によって構成されている請求項1記載の温度検出装置。
  3. 前記赤外線遮蔽部は、前記基板に形成された膜から構成されている請求項1記載の温度検出装置。
  4. 前記基板は、2か所を曲げて撓ませられている請求項1乃至3のいずれかに記載の温度検出装置。
  5. 現像剤像が形成された記録媒体を加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材に対向する位置に配置されている第1の感熱素子と、
    第2の感熱素子と、
    前記第2の感温素子への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部と、
    可撓性を有し、前記第1の感熱素子、前記第2の感熱素子及び前記赤外線遮蔽部を保持する基板と、
    を有し、
    前記赤外線遮蔽部は、現像剤が飛散する空間内に配置されていて、
    赤外線の照射される方向において前記第1の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において前記第2の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも後側に位置し、前記加熱部材と前記赤外線遮蔽部との間に前記基板が配置された状態となるように前記基板が撓ませて配置されている定着装置。
  6. 現像剤像が形成された記録媒体を加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材に記録媒体を押し付ける押付部材と、
    前記押付部材に対向する位置に配置されている第1の感熱素子と、
    第2の感熱部と、
    前記第2の感温素子への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部と、
    可撓性を有し、前記第1の感熱素子、前記第2の感熱素子及び前記赤外線遮蔽部を保持する基板と、
    を有し、
    前記赤外線遮蔽部は、現像剤が飛散する空間内に配置されていて、
    赤外線の照射される方向において前記第1の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において前記第2の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも後側に位置し、前記押付部材と前記赤外線遮蔽部との間に前記基板が配置された状態となるように前記基板が撓ませて配置されている定着装置。
  7. 現像剤を保持する保持体と、
    前記保持体に対向する位置に配置されている第1の感熱素子と、
    第2の感熱素子と、
    前記第2の感温素子への赤外線の照射を遮蔽する赤外線遮蔽部と、
    可撓性を有し、前記第1の感熱素子、前記第2の感熱素子及び前記赤外線遮蔽部を保持する基板と、
    を有し、
    前記赤外線遮蔽部は、現像剤が飛散する空間内に配置されていて、
    赤外線の照射される方向において前記第1の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも前側に位置し、赤外線の照射される方向において前記第2の感熱素子が前記赤外線遮蔽部よりも後側に位置し、前記像保持体と前記赤外線遮蔽部との間に前記基板が配置された状態となるように前記基板が撓ませて配置されている画像形成装置。
JP2014076926A 2014-04-03 2014-04-03 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置 Active JP5641380B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014076926A JP5641380B1 (ja) 2014-04-03 2014-04-03 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置
US14/525,503 US20150286173A1 (en) 2014-04-03 2014-10-28 Temperature detecting device, and fixing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014076926A JP5641380B1 (ja) 2014-04-03 2014-04-03 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5641380B1 true JP5641380B1 (ja) 2014-12-17
JP2015197420A JP2015197420A (ja) 2015-11-09

Family

ID=52139113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014076926A Active JP5641380B1 (ja) 2014-04-03 2014-04-03 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20150286173A1 (ja)
JP (1) JP5641380B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07260579A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Ishizuka Denshi Kk 赤外線検出器
JPH09318436A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Nikon Corp 熱型赤外線センサ及びその製造方法並びにこれを用いたイメージセンサ
JPH1090073A (ja) * 1996-09-11 1998-04-10 Mitsubishi Materials Corp 輻射センサ及びその製造方法
JP2004354172A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Tdk Corp 赤外線温度センサ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07260579A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Ishizuka Denshi Kk 赤外線検出器
JPH09318436A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Nikon Corp 熱型赤外線センサ及びその製造方法並びにこれを用いたイメージセンサ
JPH1090073A (ja) * 1996-09-11 1998-04-10 Mitsubishi Materials Corp 輻射センサ及びその製造方法
JP2004354172A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Tdk Corp 赤外線温度センサ

Also Published As

Publication number Publication date
US20150286173A1 (en) 2015-10-08
JP2015197420A (ja) 2015-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7280775B2 (en) Image-forming apparatus and recording-medium-temperature detector unit used in the same
JP2016161624A (ja) 定着装置
JP6380230B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
EP1452930A1 (en) Heat fixing device and image forming device
US9163999B2 (en) Temperature sensor, fixing device, and image forming apparatus
US7133636B2 (en) Fixing device and image forming device provided with the same
CN105301936B (zh) 定影装置以及图像形成装置
JP5641380B1 (ja) 温度検出装置、定着装置及び画像形成装置
JP6128374B2 (ja) 赤外線センサ装置
JP6381413B2 (ja) 定着装置、及びその定着装置を備える画像形成装置
JP2018087844A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20070000900A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2017181031A (ja) 赤外線センサ
JP3797256B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6085623B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4158802B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
US20240085830A1 (en) Fixing device and image processing device
JP5754223B2 (ja) 定着装置
US10782638B2 (en) Heater and image forming apparatus
JP6210231B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2004151232A (ja) 定着装置
JP2017181130A (ja) 赤外線センサ装置
JP2006235604A (ja) ベルト定着器
JP6743741B2 (ja) 赤外線センサ
JP2023032810A (ja) 定着装置の温度測定装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5641380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350