JP6381413B2 - 定着装置、及びその定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents
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Description
<画像形成装置>
図10を参照して、本発明に係る像加熱装置を定着装置として搭載する画像形成装置を説明する。図10は電子写真記録技術を用いた画像形成装置(本実施例ではモノクロプリンタ)100の一例の概略構成を表わす断面図である。
図1は本実施例の定着装置Bの概略構成を表す断面図である。本実施例に示す定着装置Bは、筒状のフィルム11と、フィルム11を加熱する加熱手段としてのハロゲンランプ12と、摺動部材としての摺動板14と、を有する。更に、加圧部材としての加圧ローラ13と、補強部材としてのステイ15と、反射部材としての反射板16と、を有する。
図2は摺動板14の斜視図である。図3は摺動板14の基材14aと導体パターンF1,F2,F3との接触部C1,C2,C3の断面図である。図2に示すように、摺動板14は、方向Yに関して、フィルム11の内周面と摺接する基材14aと、この基材のフィルムとは反対側の面に配置される絶縁層14bと、この絶縁層の基材とは反対側の面に配置される金属箔層14cと、を有する。絶縁層14bと金属箔層14cはニップ部Nの領域において基材14aと一体に形成してある。ここで、ニップ部Nの領域は後述の記録材通過領域Naよりも大である。
定着装置Bの他の例を説明する。実施例1では、定着装置Bのフィルム11と摺接する部材が摺動板14の基材14aである場合を説明した。本実施例では、定着装置Bのフィルム11と摺接する部材がセラミックヒータ22である場合を説明する。
図4は本実施例の定着装置Bの概略構成を表す断面図である。図5はセラミックヒータ22と均熱部材27とヒータホルダ28の斜視図である。本実施例に示す定着装置Bは、フィルム11の内側に、加熱手段としてセラミックヒータ22と、均熱部材27と、ヒータホルダ28と、ステイ25と、を有する。
図6は均熱部材27の基材27aと導体パターンF4,F5,F6との接触部C4,C5,C6の断面図である。均熱部材27は、図5に示すように、方向Yに関して、上記の基材27aと、この基材のセラミックヒータ22とは反対側の面に配置される絶縁層27bと、この絶縁層のセラミックヒータとは反対側の面に配置される金属箔層27cと、を有する。この均熱部材27の基材27aと金属箔層27cは、それぞれ銅とコンスタンタンで形成されている。絶縁層27bと金属箔層27cはニップ部Nの領域において基材27aと一体に形成してある。
定着装置Bの他の例を説明する。実施例1では、定着装置Bのハロゲンランプ12がフィルム11を加熱する場合を説明した。本実施例では、定着装置Bのハロゲンランプ12が摺動板14を介してフィルム11を加熱する場合を説明する。ここで、摺動板14は導電パターンF1,F2,F3の記録材Pの搬送方向Xにおける幅を一定にした点を除いて実施例1と同じ構成となっている。
図8は本実施例の定着装置Bの概略構成を表す断面図である。本実施例に示す定着装置Bは、フィルム11の内側に、ハロゲンランプ12と、摺動板14と、ステイ(補強部材)35と、反射板(反射部材)36と、を有する。摺動板14はフィルム11の内周面に摺接するように配置してある。この摺動板14のフィルム11内周面に摺接する面とは反対側の面と対向するように反射板16を配置し、その摺動板と反射板との間にハロゲンランプ12を配置している。ステイ35は反射板16を覆うように配置してある。
図9は摺動板14を金属箔層14c側から見たときの上面図である。本実施例の定着装置Bは、ハロゲンランプ12を用いて摺動板14を加熱することによりフィルム11を間接的に加熱する。そのため、方向Yに関して、摺動板14の温度ムラがフィルム11の温度ムラに大きく影響する。本実施例では、フィルム14の温度ムラを抑制するために、図9に示すとおり、摺動板14の各導体パターンF1,F2,F3の幅を記録材搬送領域Naにわたって一定にしている。
Claims (10)
- 筒状のフィルムと、前記フィルムを加熱する加熱手段と、前記フィルムの内周面に摺接する摺動部材と、前記フィルムを介して前記摺動部材とニップ部を形成する加圧部材と、を有し、前記ニップ部でトナー画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ加熱して記録材上にトナー画像を定着する定着装置において、
前記摺動部材は第1の金属を基材とし、前記ニップ部の領域において前記第1の金属と接触するように第2の金属を配置し、前記第1の金属と前記第2の金属との間に生じる電位差を計測することにより、前記ニップ部の温度を検知することを特徴とする定着装置。 - 筒状のフィルムと、前記フィルムの内周面に摺接し前記フィルムを加熱する加熱手段と、前記フィルムを介して前記加熱手段とニップ部を形成する加圧部材と、前記加熱手段の前記フィルムと摺接している面とは反対側の面に接触して前記加熱手段を均熱化する第1の金属を基材とした均熱部材と、を有し、前記ニップ部でトナー画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ加熱して記録材上にトナー画像を定着する定着装置において、
前記ニップ部の領域において前記第1の金属と接触するように第2の金属を配置し、前記第1の金属と前記第2の金属との間に生じる電位差を計測することにより、前記ニップ部の温度を検知することを特徴とする定着装置。 - 前記加熱手段が前記摺動部材を介して前記フィルムを加熱することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記第2の金属が前記摺動部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記第2の金属が前記均熱部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記第1の金属と前記第2の金属との接触部を前記摺動部材に複数設けていることを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4の何れか一項に記載の定着装置。
- 前記第1の金属と前記第2の金属との接触部を前記均熱部材に複数設けていることを特徴とする請求項2、請求項5の何れか一項に記載の定着装置。
- 前記第2の金属が、記録材の搬送方向と直交する方向に関して、前記ニップ部の記録材通過領域の全域にわたって配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の定着装置。
- 前記第2の金属は、前記ニップ部の記録材通過領域の全域にわたって記録材の搬送方向における幅が一定であることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
- 記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、記録材に形成されたトナー画像を記録材に定着する定着部と、を備える画像形成装置において、前記定着部が請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
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