JP5640964B2 - 電池監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直列に接続されて組電池を構成する複数の電池モジュールを監視する電池監視装置に関する。
従来、組電池を構成する各電池モジュールを監視する電池監視装置として、キャパシタに対して各電池モジュールの電圧を順次印加し、キャパシタに印加した電圧を電池モジュールの電圧として検出する方式(フライングキャパシタ方式)により、各電池モジュールの電圧を監視するものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の装置では、各電池モジュールの電圧を極性を反転させてキャパシタに順次印加した際に、キャパシタに印加された電圧が極性反転しているか否かを判定することで、電池モジュールとキャパシタとの間の入力ラインの断線判定を行っている。
これに対して、特許文献2では、燃料電池等では、所定の条件下で電池モジュールの電圧が負電圧となる場合があり、単にキャパシタに印加された電圧が極性反転しているか否かを判定するだけでは、入力ラインの断線を適切に判定できないことを指摘している。
そして、特許文献2では、各電池セルの電圧を極性を反転させてキャパシタに順次印加した際に、隣接する2つの電池モジュールの電圧値が極性反転し、且つ、当該電圧値の大きさが同程度である場合に、入力ラインが断線していると判定する装置を提案している。
特開2003−84015号公報 特開2007−10316号公報
しかしながら、特許文献2に記載の装置では、今回電圧を検出する電池モジュールの電圧が、実際に前回電圧を検出した電池モジュールの電圧の大きさと同程度の大きさの負電圧となっている場合に、入力ラインが断線していると誤判定してしまう。
本発明は上記点に鑑みて、実際の電池モジュールの電圧が負電圧となった際に、入力ラインの断線の誤判定を防止可能な電池監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、直列に接続されて組電池(1)を構成する複数の電池モジュール(V1〜V5)の電圧をキャパシタ(222)に対して順次印加するキャパシタ回路(22)と、キャパシタ(222)に印加された複数の電池モジュール(10)の電圧を個別に検出する電圧検出回路(23)と、キャパシタ回路(22)の作動を制御して、電圧検出回路(23)にて複数の電池モジュール(V1〜V5)の電圧を一通り検出する電圧検出処理を周期的に実行するキャパシタ回路制御手段(24a)とを備え、キャパシタ回路制御手段(24a)が、キャパシタ(222)に印加される電池モジュール(V1〜V5)の電圧が交互に異なる極性となるようにキャパシタ回路(22)の作動を制御した際に、キャパシタ(222)に印加した電池モジュール(V1〜V5)の電圧の極性に基づいて、複数の電池モジュール(V1〜V5)とキャパシタ回路(22)との間の入力ラインにおける断線の有無を判定する断線判定手段(24b)と、キャパシタ回路制御手段(24a)が、キャパシタ(222)に印加される電池モジュール(V1〜V5)の電圧が連続して同じ極性となるようにキャパシタ回路(22)の作動を制御した際に、電池モジュール(V1〜V5)の電圧が負電圧であるか否かを判定する負電圧判定手段(24c)と、を備え、断線判定手段(24b)は、負電圧判定手段(24b)にて電圧が負電圧と判定された電池モジュールに関しては、キャパシタ(222)に印加した電圧の極性によらず、入力ラインに断線が生じていないと判定することを特徴とする。
このように、キャパシタ(222)に印加される電池モジュール(V1〜V5)の電圧を連続して同じ極性とした際の電池モジュール(V1〜V5)の電圧を検出することで、実際の電池モジュール(V1〜V5)の電圧が負電圧であるか否かを正確に判定することができる。
そして、電池モジュール(V1〜V5)の電圧が負電圧であるか否かの判定の結果、負電圧と判定された電池モジュールについては、入力ラインの断線判定において断線が生じていないと判定するので、実際の電池モジュールの電圧が負電圧となる際に入力ラインの断線を誤判定してしまうことを防止することが可能となる。
一方、負電圧判定手段(24b)にて電圧が正電圧と判定された前記電池モジュールに関しては、請求項2に記載の発明のように、断線判定手段(24b)によって、キャパシタ(222)に印加した電圧の極性に基づいて、入力ラインの断線の有無を判定するようにすればよい。これにより、入力ラインの断線を検出することが可能となる。
具体的には、請求項3に記載の発明のように、請求項1または2に記載の電池監視装置において、キャパシタ回路(22)を、前記キャパシタ(222)、前記キャパシタ(222)に対して前記複数の電池モジュール(10)の電圧を順次印加するための入力側接続切替手段(221)、および前記キャパシタ(222)に印加された電圧を前記電圧検出回路(23)に出力するための出力側接続切替手段(223)で構成するようにしてもよい。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係る電池監視装置を含む電池制御システムの全体構成図である。 奇数番目(一番目)にキャパシタに電圧を印加する際のキャパシタ回路の作動を説明するための説明図である。 偶数番目(二番目)にキャパシタに電圧を印加する際のキャパシタ回路の作動を説明するための説明図である。 マイコンが行う電圧検出処理を説明するためのブロック図である。 マイコンが行う負電圧判定の流れを説明するためのフローチャートである。 マイコンが行う断線判定の流れを説明するためのフローチャートである。 第1実施形態に係る組電池に対する電圧検出処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る組電池に対する電圧検出処理を説明するための図表である。 電圧監視処理における状態フラグのリセット処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電池監視装置を含む電池制御システムの全体構成図である。 第2実施形態に係る組電池に対する電圧検出処理を説明するための図表である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1の全体構成図に示すように、本実施形態では、車載高圧バッテリを構成する組電池1を備える電池制御システムに、本発明の電池監視装置2を適用している。
組電池1は、車両走行用の電動機等の電気機器に接続され、当該電気機器に電力を供給するものである。この組電池1は、1個の電池セル10で構成される複数の電池モジュールを直列に接続して構成された直列接続体である。なお、説明の便宜のため、本実施形態では、4個の電池モジュールV1〜V4を直接接続した組電池1への適用例について説明する。
各電池モジュールV1〜V4を構成する各電池セル10は、酸素を成分に含む酸化剤ガス(例えば、空気)と水素を成分に含む燃料ガスとを電気化学反応により電気エネルギを出力する燃料電池で構成されている。
このように構成される組電池1は、各電池モジュールV1〜V4の電極端子(正極端子および負極端子)に接続された複数の入力ラインVBB1〜VBB5を介して電池監視装置2が接続されている。
電池監視装置2は、各電池モジュールV1〜V4の電圧を監視する機能、および各入力ラインVBB1〜VBB5に断線が生じているか否かを監視する機能を有する装置である。
本実施形態の電池監視装置2は、主にフィルタ回路21、キャパシタ回路22、電圧検出回路23、マイクロコンピュータ24(以下、マイコン24と略称する。)を備えている。
フィルタ回路21は、各入力ラインVBB1〜VBB5に流れる電流を制限する電流制限手段として機能する回路である。フィルタ回路21は、各入力ラインVBB1〜VBB5に配置された抵抗Rで構成されている。
キャパシタ回路22は、入力側接続切替手段を構成する入力側接続切替部221、所定の静電容量を有するキャパシタ222、出力側接続切替手段を構成する出力側接続切替部223を有して構成されている。
入力側接続切替部221は、各電池モジュールV1〜V4の電圧を、フィルタ回路21を介して、キャパシタ222に順次印加(充電)するためのスイッチング回路である。なお、本実施形態の入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR5は、半導体スイッチで構成され、後述するマイコン24からの制御信号に応じてオンオフが切替制御される。
本実施形態の入力側接続切替部221は、各入力ラインVBB1〜VBB5に配置された複数の入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR5で構成されている。これら入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR5は、一端側がフィルタ回路21の抵抗Rに接続され、他端側がキャパシタ222に接続されている。
具体的には、各入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR5のうち、各電池モジュールV1〜V4の電極端子を電位の高いものから順に数えたときに、奇数[2m+1]番目(m=0、又は正の整数)の電極端子に接続される入力側サンプリングスイッチSSR1、SSR3、SSR5が、キャパシタ222の一端A1側に接続されている。
また、各入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR5のうち、各電池モジュールV1〜V5の電極端子を電位の高いものから順に数えたときに、偶数[2m]番目(m=正の整数)の電極端子に接続される入力側サンプリングスイッチSSR2、SSR4が、キャパシタ222の他端A2側に接続されている。
出力側接続切替部223は、キャパシタ222に印加された電池モジュールV1〜V4の電圧を電圧検出回路23に印加するためのスイッチング回路である。本実施形態の出力側接続切替部223は、一対の出力側サンプリングスイッチSSR11、SSR12で構成されている。なお、本実施形態の出力側サンプリングスイッチSSR11、SSR12は、半導体スイッチで構成され、後述するマイコン24からの制御信号に応じてオンオフが切替制御される。
具体的には、第1出力側サンプリングスイッチSSR11が、キャパシタ222の一端A1および電圧検出回路23の第1入力端子B1に接続され、第2出力側サンプリングスイッチSSR12が、キャパシタ222の他端A2および電圧検出回路23の第2入力端子B2に接続されている。
ここで、本実施形態では、キャパシタ回路22の入力側接続切替部221によって、電池モジュールV1、V3の電圧をキャパシタ222に印加する場合と、電池モジュールV2、V4の電圧をキャパシタ222に印加する場合とで、キャパシタ222に印加される電圧の極性が反転する。
具体的には、電池モジュールV1、V3の電圧をキャパシタ222に印加する場合、キャパシタ222の一端A1側が正極性(+)となり、他端A2側が負極性(−)となる。また、電池モジュールV2、V4の電圧をキャパシタ222に印加する場合、キャパシタ222の一端A1側が負極性(−)となり、他端A2側が正極性(+)となる。
例えば、入力側サンプリングスイッチSSR1、SSR2がオンすると、図2に示す矢印方向に、電池モジュールV1の電圧がキャパシタ222に印加される。この場合、キャパシタ222の一端A1側が正極性(+)となり、他端A2側が負極性(−)となる。
また、入力側サンプリングスイッチSSR2、SSR3をオンすると、図3に示す矢印方向に、電池モジュールV2の電圧がキャパシタ222に印加される。この場合、キャパシタ222の一端A1側が負極性(−)となり、他端A2側が正極性(+)となる。
電圧検出回路23は、キャパシタ222に印加された電圧を電池モジュールV1〜V4の電圧として個別に検出するもので、差動増幅回路231、AD変換器232を有して構成されている。
差動増幅回路231は、キャパシタ222の両端(上述の第1、第2入力端子B1、B2間)の電位差を所定の増幅率で増幅してAD変換器232に出力するものである。AD変換器232は、差動増幅回路231から出力された電圧信号(アナログ信号)を読み込み、読み込んだ電圧信号をデジタル信号に変換してマイコン24側に出力するものである。
マイコン24は、CPU、ROM、EEPROM、RAM等からなるマイクロコンピュータであって、ROM等の記憶手段24dに記憶されたプログラムに従って、電圧検出処理、負電圧判定、断線判定といった各種処理を実行する制御手段である。なお、マイコン24は、各種処理の結果を上位の制御装置(図示略)に送信する。
本実施形態のマイコン24は、キャパシタ回路22の作動を制御して、電圧検出回路23にて各電池モジュールV1〜V4の電圧を一通り検出する電圧検出処理を周期的に実行するキャパシタ回路制御手段24aとしての機能を果たす。
本実施形態のマイコン24は、電圧検出処理において、キャパシタ222に印加する電池モジュールV1〜V4の電圧が連続して同じ極性、あるいは交互に異なる極性となるようにキャパシタ回路22の作動を制御する。
キャパシタ222に印加する電池モジュールの電圧を連続して同じ極性とする場合、マイコン24では、例えば、電池モジュールV1の電圧をキャパシタ222に印加した後、電池モジュールV3の電圧をキャパシタ222に印加するようにキャパシタ回路22の作動を制御する。
また、キャパシタ222に印加する電池モジュールの電圧を交互に異なる極性とする場合、マイコン24では、例えば、電池モジュールV1または電池モジュールV1の電圧をキャパシタ222に印加した後、電池モジュールV2または電池モジュールV2の電圧をキャパシタ222に印加するようにキャパシタ回路22の作動を制御する。
なお、本実施形態のマイコン24では、各電池モジュールV1〜V4におけるキャパシタ222に電圧を印加する印加順番を規定したデータテーブルを予め記憶手段24dに複数記憶し、参照するデータテーブルを入れ替えることで、電池モジュールV1〜V4の電圧が連続して同じ極性、あるいは交互に異なる極性となるようにキャパシタ回路22の作動を制御する。
また、本実施形態のマイコン24は、キャパシタ222に印加した各電池モジュールV1〜V4の電圧の極性に基づいて、各電池モジュールV1〜V4とキャパシタ回路22との間の複数の入力ラインVBB1〜VBB5に断線が生じているか否かを判定する断線判定を行う断線判定手段24bとしての機能を果たす。なお、断線判定についての詳細は後述する。
さらに、本実施形態のマイコン24は、電池モジュールV1〜V4の電圧が負電圧であるか否かを判定する負電圧判定を行う負電圧判定手段24cとしての機能を果たす。なお、負電圧判定についての詳細は後述する。
次に、本実施形態の電池監視装置2のマイコン24が実行する電圧検出処理について説明する。マイコン24は、各電池モジュールV1〜V4の電極端子に接続される入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR5を順次オンする。具体的には、マイコン24は、記憶手段24dに記憶されたデータテーブルを参照して、参照したデータテーブルに規定された順序で各電池モジュールV1〜V4の電圧をキャパシタ222に印加する。
そして、入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR5のオンによって、キャパシタ222に各電池モジュールV1〜V4の電圧が順次印加される度に、オンした入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR5をオフし、各出力側サンプリングスイッチSSR11、SSR12を所定時間オンする。これにより、キャパシタ222に印加された電圧が、電圧検出回路23の差動増幅回路231にて増幅され、AD変換器232にてデジタル信号に変換されてマイコン24に出力される。
マイコン24では、AD変換器232から出力されたデジタル信号に基づいて、電圧検出対象となる電池モジュールV1〜V4の電圧を監視することで、電池モジュールV1〜V4の過充放電や劣化等の異常の有無を診断する。
ここで、本実施形態では、電圧検出処理において、マイコン24がキャパシタ222に印加される電池モジュールV1〜V4の電圧が交互に異なる極性となるようにキャパシタ回路22の作動を制御した場合、電圧検出回路23からマイコン24に出力される出力電圧の極性が反転する。
このため、本実施形態のマイコン24では、図4に示すように、キャパシタ222に印加される電池モジュールV1〜V4の電圧が交互に異なる極性となるようにキャパシタ回路22の作動を制御した場合に、各電池モジュールV1〜V4の出力電圧を同極性に変換する処理を行っている。
次に、マイコン24にて電圧検出処理の際に実行する負電圧判定、および断線検出について説明する。なお、本実施形態のマイコン24は、前述の電圧検出処理を実行する度に負電圧判定や断線判定を実行する。
まず、負電圧判定の基本的な流れについて図5に示すフローチャートを用いて説明する。図5の制御ルーチンは、マイコン24が、キャパシタ222に印加する電池モジュールVn(n=1〜5)の電圧が連続して同じ極性となるようにキャパシタ回路22の作動を制御する際に実行される。
図5に示すように、負電圧判定では、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールVn(例えば、電池モジュールV1)の電圧と同極性となる電池モジュールVn(例えば、電池モジュールV3)の電圧を検出する(S10)。
そして、マイコン24にて検出した電池モジュールVnの電圧が、「0」未満であるか否かを判定する(S11)。この結果、電池モジュールVnの電圧が、「0」未満であると判定された場合(S11:YES)には、実際に電池モジュールVnの電圧が負電圧であるとして、電池モジュールVnの状態を示すVn状態フラグを「負電圧」に設定する(S12)。なお、Vn状態フラグは、初期値に「未検出」が設定されている。
一方、ステップS11の判定処理の結果、電池モジュールVnの電圧が、「0」より大きいと判定された場合(S11:NO)には、実際に電池モジュールVnの電圧が正電圧であるとして、電池モジュールVnの状態を示すVn状態フラグを「正電圧」に設定する(S13)。
このように、負電圧判定では、キャパシタ222に印加する電池モジュールVnの電圧が連続して同じ極性となる際に、電池モジュールVnの電圧が負電圧か否かを判定するようにしている。
次に、断線判定の基本的な流れについて図6に示すフローチャートを用いて説明する。図6の制御ルーチンは、マイコン24が、キャパシタ222に印加する電池モジュールVn(n=1〜5)の電圧が交互に異なる極性となるようにキャパシタ回路22の作動を制御する際に実行される。
図6に示すように、断線判定では、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールVn(例えば、電池モジュールV1)の電圧と異なる極性となる電池モジュールVn(例えば、電池モジュールV2)の電圧を検出する(S20)。
続いて、Vn状態フラグが「未検出」でないか否かを判定する(S21)。この結果、「未検出」でないと判定された場合(S21:YES)には、ステップS22に移行し、「未検出」であると判定された場合(S21;NO)には、以降のステップをスキップして断線判定の処理を終える。
ステップS22では、Vn状態フラグが「負電圧」でないか否かを判定し、「負電圧」でない、すなわち「正電圧」と判定された場合(S21:YES)には、ステップS23に移行し、「負電圧」であると判定された場合(S21;NO)には、実際の電池モジュールVnの電圧が負電圧であるとして、以降のステップをスキップして断線判定の処理を終える。
ステップS23では、ステップS20で検出した電池モジュールVnの電圧が、予め定められた基準判定閾値より小さいか否かを判定する。基準判定閾値は、電池モジュールVnの取り得る電圧範囲のうち、負電圧となる電圧値に設定されている。なお、例えば、各電池モジュールVnの電圧が「1V」である場合、基準判定閾値は「−0.6」程度に設定する。
ステップS23の判定処理の結果、電池モジュールVnの電圧が、予め定められた基準判定閾値より小さいと判定された場合(S23:YES)には、電池モジュールVnに接続された入力ラインの断線によって、当該電池モジュールVnの電圧がキャパシタ222に適切に印加されず、前回キャパシタ222に印加された残存電圧を負電圧として検出していると考えられる。
このため、電池モジュールVnの電圧が、予め定められた基準判定閾値より小さいと判定された場合(S23:YES)には、電池モジュールVnの入力ラインが断線しているとして、Vn状態フラグを「断線」に設定する(S24)。
一方、ステップS23の判定処理の結果、電池モジュールVnの電圧が、基準判定閾値以上と判定された場合(S23:NO)には、ステップS24をスキップして断線判定の処理を終える。
次に、図7に示すフローチャートおよび図8に示す図表を用いて、本実施形態の組電池1に対する電圧検出処理の流れの一例を説明する。
本実施形態では、図7、図8に示すように、N回目(N=1、2、3…)の電圧検出処理にて、電池モジュールV1→V3→V2→V4の順に電圧を検出し、N+1回目の電圧検出処理にて、電池モジュールV3→V1→V4→V2の順に電圧を検出する例について説明する。
具体的には、電圧検出処理では、図7に示すように、各電池モジュールV1〜V4の状態を示すV1〜V4状態フラグを初期化する(S1)。この処理では、各状態フラグを「未検出」に設定する。
続いて、第N回目の電圧検出処理を開始し、一番目に電池モジュールV1の電圧検出および断線判定を行う(S2)。この断線判定では、検出した電池モジュールV1の電圧、および後述するステップS9にて設定されるV1状態フラグに基づいて、電池モジュールV1の入力ラインの断線の有無を判定する(図6参照)。ステップS2の断線判定によって、電池モジュールV1の入力ラインに断線有りと判定された場合、V1状態フラグを「断線」に設定する。
なお、第1回目の電圧検出処理においては、電池モジュールV1についての負電圧判定を行っていないので、断線判定を行わず、V1状態フラグは「未検出」のままとなる。このことは、後述する電池モジュールV2についても同様である。
続いて、二番目に電池モジュールV3の電圧検出および負電圧判定を行う(S3)。この負電圧判定では、電池モジュールV3の電圧が実際に負電圧であるか否かが判定され、V3状態フラグを「負電圧」および「正電圧」のいずれかに設定する(図5参照)。なお、キャパシタ222に印加する電池モジュールV3の電圧は、図8に示すように、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールV1の電圧と同極性となる。
続いて、三番目に電池モジュールV2の電圧検出および断線判定を行う(S4)。この断線判定では、検出した電池モジュールV2の電圧、および後述するステップS11にて設定されるV2状態フラグに基づいて、電池モジュールV2の入力ラインの断線の有無を判定する(図6参照)。断線判定によって、電池モジュールV2の入力ラインに断線有りと判定された場合、V2状態フラグを「断線」に設定する。なお、キャパシタ222に印加する電池モジュールV2の電圧は、図8に示すように、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールV3の電圧と異なる極性となる。
続いて、四番目に電池モジュールV4の電圧検出および負電圧判定を行う(S5)。この負電圧判定では、電池モジュールV4の電圧が実際に負電圧であるか否かが判定され、V4状態フラグを「負電圧」および「正電圧」のいずれかに設定する(図5参照)。なお、キャパシタ222に印加する電池モジュールV4の電圧は、図8に示すように、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールV2の電圧と同極性となる。
そして、ステップS2〜S5にて検出した電池モジュールV1〜V4の電圧、およびV1〜V4状態フラグ等の情報を上位の制御装置に出力し(S6)、断線判定を行った電池モジュールV1、V2のV1、V2状態フラグのリセット処理を行う(S7)。
ここで、ステップS7で行うV1、V2状態フラグのリセット処理について図9に示すフローチャートを用いて説明する。図9に示すように、V1、V2状態フラグのリセット処理は、電池モジュールV1、V2の各状態フラグが「未検出」でないか否かを判定し(S71)、各状態フラグのうち「未検出」でないと判定された状態フラグを「未検出」に設定する(S72)。
図7に戻り、V1、V2状態フラグのリセット処理を完了した後、N+1回目の電圧検出処理を開始し、一番目に電池モジュールV3の電圧検出および断線判定を行う(S8)。この断線判定では、検出した電池モジュールV3の電圧、およびステップS3にて設定されるV3状態フラグに基づいて、電池モジュールV3の入力ラインの断線の有無を判定する(図6参照)。断線判定によって、電池モジュールV3の入力ラインに断線有りと判定された場合、V3状態フラグを「断線」に設定する。なお、キャパシタ222に印加する電池モジュールV3の電圧は、図8に示すように、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールV4の電圧と異なる極性となる。
続いて、二番目に電池モジュールV1の電圧検出および負電圧判定を行う(S9)。この負電圧判定では、電池モジュールV1の電圧が実際に負電圧であるか否かが判定され、V1状態フラグを「負電圧」および「正電圧」のいずれかに設定する(図5参照)。なお、キャパシタ222に印加する電池モジュールV1の電圧は、図8に示すように、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールV3の電圧と同極性となる。
続いて、三番目に電池モジュールV4の電圧検出および断線判定を行う(S10)。この断線判定では、検出した電池モジュールV4の電圧、およびステップS5にて設定されるV4状態フラグに基づいて、電池モジュールV4の入力ラインの断線の有無を判定する(図6参照)。断線判定によって、電池モジュールV4の入力ラインに断線有りと判定された場合、V4状態フラグを「断線」に設定する。なお、キャパシタ222に印加する電池モジュールV4の電圧は、図8に示すように、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールV3の電圧と異なる極性となる。
続いて、四番目に電池モジュールV2の電圧検出および負電圧判定を行う(S11)。この負電圧判定では、電池モジュールV2の電圧が実際に負電圧であるか否かが判定され、V2状態フラグを「負電圧」および「正電圧」のいずれかに設定する(図5参照)。なお、キャパシタ222に印加する電池モジュールV2の電圧は、図8に示すように、直前の電圧検出にてキャパシタ222に印加した電池モジュールV4の電圧と同極性となる。
そして、ステップS8〜S11にて検出した電池モジュールV1〜V4の電圧、およびV1〜V4状態フラグ等の情報を上位の制御装置に出力し(S12)、断線判定を行った電池モジュールV3、V4のV3、V4状態フラグのリセット処理を行う(S13)。
ステップS13で行うV3、V4状態フラグのリセット処理については、ステップS7で行うV1、V2状態フラグのリセット処理と同様であり、電池モジュールV3、V4の各状態フラグが「未検出」でない場合に、状態フラグを「未検出」に設定する。
ステップS13のV3、V4状態フラグのリセット処理を完了した後、ステップS2に戻り、第N+2回目の電圧検出処理を開始する。
以上説明した本実施形態によれば、キャパシタ222に印加される電池モジュールV1〜V4の電圧を意図的に連続して同じ極性とした際の電池モジュールV1〜V4の電圧を検出することで、実際の電池モジュールV1〜V4の電圧が負電圧であるか否かを正確に判定することができる。
そして、各電池モジュールV1〜V4の電圧が負電圧であるか否かの判定の結果、負電圧と判定された電池モジュールについては、入力ラインの断線判定において断線が生じていないと判定するので、実際の電池モジュールV1〜V4の電圧が負電圧となる際に入力ラインの断線を誤判定してしまうことを防止することができる。
また、負電圧判定にて電圧が正電圧と判定された電池モジュールに関しては、キャパシタ222に印加した電圧の極性に基づいて、入力ラインの断線の有無を判定するので、各電池モジュールV1〜V4の入力ラインVBB1〜VBB5の断線を適切に検出することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、各電池モジュールの総数が3以上の奇数個となる組電池1に電池監視装置2に適用した例について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図10の全体構成図に示すように、本実施形態では、5個の電池モジュールV1〜V5で構成される組電池1への適用例について説明する。本実施形態の組電池1は、各電池モジュールV1〜V5の電極端子に接続された複数の入力ラインVBB1〜VBB6を介して電池監視装置2が接続されている。
本実施形態の電池監視装置2は、キャパシタ回路22の入力側接続切替部221が、各入力ラインVBB1〜VBB6に配置された複数の入力側サンプリングスイッチSSR1〜SSR6で構成されている点が異なり、他の構成は、殆ど第1実施形態と同様である。
次に、本実施形態の組電池1に対する電圧検出処理の流れの一例について図11を用いて説明する。図11は、本実施形態に係る組電池1に対する電圧検出処理を説明するための図表である。
本実施形態では、図11に示すように、N回目(N=1、2、3…)の電圧検出処理にて、電池モジュールV1→V2→V3→V4→V5の順に電圧を検出する。そして、N+1回目の電圧検出処理にて、電池モジュールV3→V5→V1→V2→V4の順に電圧を検出し、さらに、N+2回目の電圧検出処理にて、V2→V1→V4→V5→V3の順に電圧を検出する。
この場合、電池モジュールV1については、N回目およびN+1回目の電圧検出処理にて負電圧判定を行い、N+2回目の電圧検出処理にて断線判定を行うこととなる。また、電池モジュールV2については、N+2回目の電圧検出処理にて負電圧判定を行い、N回目およびN+1回目の電圧検出処理にて断線判定を行うこととなる。また、電池モジュールV3については、N+1回目およびN+2回目の電圧検出処理にて負電圧判定を行い、N回目の電圧検出処理にて断線判定を行うこととなる。また、電池モジュールV4については、N+1回目の電圧検出処理にて負電圧判定を行い、N回目およびN+2回目の電圧検出処理にて断線判定を行うこととなる。また、電池モジュールV5については、N+1回目の電圧検出処理にて負電圧判定を行い、N回目およびN+2回目の電圧検出処理にて断線判定を行うこととなる。
このような電圧検出処理を周期的に実行することで、奇数個の電池モジュールV1〜V5の負電圧判定および各電池モジュールV1〜V5の入力ラインの断線判定を適切に行うことができる。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、キャパシタ222に印加される電池モジュールV1〜V5の電圧を意図的に連続して同じ極性とした際の電池モジュールV1〜V5の電圧を検出することで、実際の電池モジュールV1〜V5の電圧が負電圧であるか否かを正確に判定することができる。
そして、各電池モジュールV1〜V5の電圧が負電圧であるか否かの判定の結果、負電圧と判定された電池モジュールについては、入力ラインの断線判定において断線が生じていないと判定するので、実際の電池モジュールV1〜V5の電圧が負電圧となる際に入力ラインの断線を誤判定してしまうことを防止することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
(1)上述の各実施形態にて説明した電圧検出処理における各電池モジュールV1〜V5の電圧の検出順序は一例であり、これに限定されない。キャパシタ222に印加される電池モジュールV1〜V4の電圧が交互に異なる極性となる際に断線判定を行い、キャパシタ222に印加される電池モジュールV1〜V4の電圧が連続して同じ極性となる際に、負電圧判定を行うものであれば、電圧検出処理における各電池モジュールV1〜V5の電圧の検出順序を適宜変更することができる。
(2)上述の各実施形態では、電圧検出処理を実行する際に参照するデータテーブルを入れ替えることで、キャパシタ222への電圧の印加順番を入れ替える例について説明したが、これに限定されない。例えば、前回までのキャパシタ222への電圧の印加順番に応じて、マイコン24が次回のキャパシタ222への電圧の印加順番を決定するようにしてもよい。
(3)上述の第1実施形態では、具体例として、1個の電池セル10で構成される電池モジュールを直列に接続して構成される組電池1に電池監視装置2を適用する例について説明したが、これに限定されない。電池監視装置2は、例えば、複数の電池セル10で構成される電池モジュールを直列に接続して構成される組電池1や、異なる個数の電池セル10で構成される電池モジュールを直列に接続して構成される組電池1についても適用可能である。
また、4個の電池モジュールV1〜V4、および5個の電池モジュールV1〜V5を直列に接続して構成された組電池1に電池監視装置2を適用する例について説明したが、これに限定されない。電池監視装置2を適用対象は、組電池1を構成する電池モジュールの個数にされない。
(4)上述の各実施形態の如く、各電池セル10を燃料電池で構成することが望ましいが、これに限定されない。電池セル10としては、使用状況等によって電圧が負電圧となり得る電池を採用してもよい。
(5)上述の各実施形態では、差動増幅回路231およびAD変換器232にて電圧検出回路23を構成する例について説明したが、これに限定されず、マイコン24を電圧検出回路23として機能させるようにしてもよい。例えば、マイコン24とキャパシタ回路22とを直接接続し、マイコン24の制御処理にて各電池モジュールV1〜V5の電圧を検出する構成とすればよい。
(6)上述の各実施形態では、電池監視装置2を車載高圧バッテリに適用する例について説明したが、車載高圧バッテリに限らず、他のバッテリに適用してもよい。
1 組電池
22 キャパシタ回路
222 キャパシタ
23 電圧検出回路
24a キャパシタ回路制御手段
24b 断線判定手段
24c 負電圧判定手段
V1〜V5 電池モジュール

Claims (3)

  1. 直列に接続されて組電池(1)を構成する複数の電池モジュール(V1〜V5)の電圧をキャパシタ(222)に対して順次印加するキャパシタ回路(22)と、
    前記キャパシタ(222)に印加された前記複数の電池モジュール(10)の電圧を個別に検出する電圧検出回路(23)と、
    前記キャパシタ回路(22)の作動を制御して、前記電圧検出回路(23)にて前記複数の電池モジュール(V1〜V5)の電圧を一通り検出する電圧検出処理を周期的に実行するキャパシタ回路制御手段(24a)と、
    前記キャパシタ回路制御手段(24a)が、前記キャパシタ(222)に印加される前記電池モジュール(V1〜V5)の電圧が交互に異なる極性となるように前記キャパシタ回路(22)の作動を制御した際に、前記キャパシタ(222)に印加した前記電池モジュール(V1〜V5)の電圧の極性に基づいて、前記複数の電池モジュール(V1〜V5)と前記キャパシタ回路(22)との間の入力ラインにおける断線の有無を判定する断線判定手段(24b)と、
    前記キャパシタ回路制御手段(24a)が、前記キャパシタ(222)に印加される前記電池モジュール(V1〜V5)の電圧が連続して同じ極性となるように前記キャパシタ回路(22)の作動を制御した際に、前記電池モジュール(V1〜V5)の電圧が負電圧であるか否かを判定する負電圧判定手段(24c)と、を備え、
    前記断線判定手段(24b)は、前記負電圧判定手段(24b)にて電圧が負電圧と判定された前記電池モジュールに関しては、前記キャパシタ(222)に印加した電圧の極性によらず、前記入力ラインに断線が生じていないと判定することを特徴とする電池監視装置。
  2. 前記断線判定手段(24b)は、前記負電圧判定手段(24b)にて電圧が正電圧と判定された前記電池モジュールに関しては、前記キャパシタ(222)に印加した電圧の極性に基づいて、前記入力ラインの断線の有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の電池監視装置。
  3. 前記キャパシタ回路(22)は、前記キャパシタ(222)、前記キャパシタ(222)に対して前記複数の電池モジュール(V1〜V5)の電圧を順次印加するための入力側接続切替手段(221)、および前記キャパシタ(222)に印加された電圧を前記電圧検出回路(23)に出力するための出力側接続切替手段(223)を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電池監視装置。
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