JP5638609B2 - ジェット射出アセンブリの位置決め - Google Patents

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Description

本開示はジェット射出アセンブリの位置決めに関する。
インクジェットプリンタは1つ以上のジェット射出アセンブリを備えることができ、その各々が、対応するポンピングチャンバに連結されたノズルからインクをそれぞれが射出することができる。チャンバからのインクの射出は、ポンピングチャンバに隣接する圧電アクチュエータによって起発させることができる。
高い解像度を有する画像を精確に印刷するためには、ジェット射出アセンブリを、プリンタ内で互いに対してまたインクジェットプリンタに対して、高い精度で位置決めする必要がある。
一態様において、装置は、第1及び第2のジェット射出アセンブリのフレームへの取付けを可能にするための機構を有する。機構は、第1及び第2のジェット射出アセンブリが取り付けられたときに、一方のジェット射出アセンブリの長さに沿うノズルの内の少なくともいくつかが他方のジェット射出アセンブリの長さに沿うノズルの少なくともいくつかに対するあらかじめ定められたオフセットを有するように、第1及び第2のジェット射出アセンブリのそれぞれの位置を確立するための、フレームに対してあらかじめ固定された第1及び第2のアライメント基準を有し、第1及び第2のジェット射出アセンブリの長さに沿うノズルの全てを露出させる開口が基板上への液体のジェット射出を可能にするために開けられる。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。特徴はジェット射出アセンブリのための少なくとも1つの締結具も含む。締結具は締結具を装置に固定するための部品及びジェット射出アセンブリに力をかけるための弾性部品を有する。締結具はネジを含む。弾性部品はバネを含む。締結具はジェット射出アセンブリにトルクをかけない。フレームはテフロン(登録商標)-ニッケルコーティングで被覆される。コーティングは「テフロン」とニッケルの均質な混合物を含む。コーティングの厚さは約2μmから約8μmである。特徴は第1及び第2のアライメント基準に対応する少なくとも1つの撓み素子も含む。特徴は、ジェット射出アセンブリの長さに対して垂直な方向に沿うジェット射出アセンブリのそれぞれの位置を確立するための、別のアライメント基準も含む。
別の態様において、装置は、射出方向において基板上へのノズルからの液体の射出を可能にするようにジェット射出アセンブリを取り付けるための支持体及び少なくとも一点において支持体の高精度面に対してジェット射出アセンブリを緊密に保持するために射出方向においてジェット射出アセンブリに力を印加する締結具を備え、締結具はジェット射出アセンブリの少なくとも一部の、支持体に対する、射出方向に沿う軸を中心にするトルクのない運動を可能にする。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。締結具は締結具の端とジェット射出アセンブリの間に配置された弾性素子を含む。弾性素子だけが、締結具がジェット射出アセンブリに接触する部分である。締結具は支持体を締結するための螺旋ねじ山を有する。弾性素子はジェット射出アセンブリに約2ポンド(0.907kg)から約10(4.536kg)ポンドの力をかける。弾性素子はジェット射出アセンブリに約5ポンド(2.268kg)の力をかける。
別の態様において、装置は、ノズルからの液体のジェット射出を可能にするようにジェット射出アセンブリを取り付けるための支持体であって、ジェット射出アセンブリの第1の端に位置合せ基準を有する支持体;及び支持体とジェット射出アセンブリの第2の端の間に弾性シート金属撓み素子であって、ジェット射出アセンブリの長さに沿ってアライメント基準に向かう力をかけるための、ベンドにおいて自由端に連結された締結端を有する撓み素子;を備える。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。撓み素子は、約200ポンド/インチ(35.7kg/cm)から約600ポンド/インチ(107.1kg/cm)のバネ定数を有する。撓み素子はジェット射出アセンブリに約5ポンド(2.268kg)から約20ポンド(9.072kg)の力をかける。自由端はジェット射出アセンブリに接する別のベンドを有する。自由端は別のベンドの先にある遠端を有し、遠端はジェット射出アセンブリの場所に対して逆の方向に延びる。遠端は支持体上の止め面で止められ得る。自由端の遠端は支持体上の停止表面から約600μmから約1000μmにある。別のベンドは締結端の表面から約3.0mmから約3.3mmにある。
別の態様において、装置は、液体をジェット射出するジェット射出アセンブリを取り付けるための金属支持体及び、金属支持体上にあって、熱伝導性及び電気伝導性であり、液体に対して化学的耐性を有する、コーティングを有する。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。コーティングは、「テフロン」、ニッケル、窒化クロムニッケル、またはこれらの内の2つ以上の組合せを含む。コーティングは「テフロン」とニッケルの均質な混合物を含む。コーティングの厚さは約2μmから10μmである。コーティングの表面の摩擦係数は0.35より小さい。
別の態様において、装置は、ジェット射出アセンブリのための、アライメント基準を備えた支持体、及びジェット射出アセンブリを有する。このジェット射出アセンブリは、液体を射出するノズルのアレイ及び、アライメント基準と接触している少なくとも1つの高精度面を有するベゼルを有し、高精度面は液体に対して化学的耐性を有するコーティングを有する。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。コーティングは離型剤を含む。高精度面はグラファイト層の表面である。ベゼルは、ジェット射出アセンブリを支持体上に締結するためにそれを通して締結具を施すことができる、孔を有する。孔はねじ山をもたず、締結具に接触しない。
別の態様において、方法は、第1のジェット射出アセンブリの一端を第1のジェットアセンブリの長さに沿い支持体の第1のあらかじめ固定されたアライメント基準に、また第2のジェット射出アセンブリの一端を第2のジェットアセンブリの長さに沿い支持体の第2のあらかじめ固定されたアライメント基準に、第1のジェット射出アセンブリの少なくともいくつかのジェット射出ノズルが第2のジェット射出アセンブリの対応するジェット射出ノズルに対してあらかじめ定められた設定でオフセットされるように、押し付ける工程を含み、第1のジェット射出アセンブリは第2のジェット射出アセンブリと直接に接触している。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。第1のジェット射出アセンブリと第2のジェット射出アセンブリの対応するノズルの間のオフセットは第1及び第2のアライメント基準を調節せずに得られる。第1のジェット射出アセンブリの長さに沿う第1のジェット射出アセンブリの他端は第1の撓み素子を押し、第2のジェット射出アセンブリの長さに沿う第2のジェット射出アセンブリの他端は第2の撓み素子を押す。本方法は第1及び第2のジェット射出アセンブリを第1及び第2のアライメント基準に締結する工程も含む。
別の態様において、方法はジェット射出アセンブリを、ジェット射出アセンブリのジェット射出ノズルが射出方向において基板上へのノズルからの液体の射出を可能にするために露出されるように、取り付けるための金属支持体を形成する工程及び、熱伝導性及び電気伝導性であり、インクに対して化学的耐性を有する、コーティングを支持体に施す工程を含む。コーティングは「テフロン」とニッケルの均質な混合物を含むことができる。
別の態様において、装置は、1つ以上のジェット射出アセンブリを載せることができるフレームを取り付けるための、支持体に定められた開口、及び、フレームの相異なる表面に第1の力及び第2の力をかけるために開口に対して対角に配置された第1の弾性素子及び第2の弾性素子を備え、第1のバネ力は、支持体上に取り付けられるべきフレームの回転を可能にするために、第2のバネ力の方向に対して逆方向になっている。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。装置は第1の弾性素子に対応する第1のアライメント基準及び第2の弾性素子に対応する第2の、調節可能な、アライメント基準も備える。第2のアライメント基準は第1の力の方向に沿って移動可能である。第2のアライメント基準はテーパ付コーンの表面上に接触点を有する。装置はフレームの直線上調節のための開口の両端に配置されたアライメント機構も備える。アライメント機構はバネプランジャーを含む。装置はフレームを支持体に締結するための締結機構も備える。締結機構はバネプランジャーまたはバネを含む。締結はフレームにトルクをかけずになされる。装置は支持体の同じ端に配置された第1の調節機構及び第2の調節機構も備え、第1の調節機構はフレームの位置を直線上で調節することができ、第2の調節機構はフレームを回転させることができる。支持体はさらに別のフレームを取り付けるための別の開口を定める。
別の態様において、装置は、1つ以上のジェット射出アセンブリを載せることができるフレームを取り付けるための開口、及びフレームの直線上の位置及び射出方向に対するフレームの角度のいずれも調節するために支持体の1つの側からアクセスすることができる機構を備える。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。機構はテーパ付コーンの表面上の接触点を調節するためのネジを含む。装置は1つ以上の開口及び対応する1つ以上の機構も備え、全ての機構は全ての開口に共通な一端からアクセスすることができる。
別の態様において、方法は、
1つ以上のジェット射出アセンブリを支持体上に載せることができるフレームを設置する工程、
フレームは調節機構のアライメント機構と接触しており、
アライメント機構の少なくとも1つはジェット射出アセンブリのノズルアレイに平行な方向に関わり、調節機構の他の少なくとも1つはジェット射出アセンブリのノズルアレイに平行な方向に対して垂直な方向に関わる、
及び
フレームの位置をジェット射出アセンブリのノズルアレイに平行な方向に沿って直線上で調節するため、及び、ジェット射出アセンブリのノズルアレイに平行な方向及び垂直な方向に対するフレームの角方位を調節するため、支持端の一端から調節機構にアクセスする工程、
を含む。
調節機構の他の少なくとも1つはフレームに対して対角に配置された弾性素子を含むことができる。
別の態様において、装置は、1つ以上のジェット射出アセンブリを支持体上に載せることができるフレームを取り付けるための支持体上に定められた開口及びフレームの縁端と接するべき表面を有するテーパ付コーンを備え、テーパ付コーンは第1の方向に沿って直線上で移動可能であり、第1の方向に対して垂直な第2の方向に沿ってフレームの縁端を移動させることができる。
実施形態は以下の特徴の内の1つ以上を有することができる。テーパ付コーンの表面とフレームの縁端は点接触している。第2の方向に沿うフレームの縁端の移動はフレームの回転を含む。
別の態様において、方法は、
1つ以上のジェット射出アセンブリを支持体上に載せることができるフレームを挿入する工程、
フレームはフレームに取り付けられたテーパ付コーンの表面と接触している縁端を有する、
及び
第1の方向に対して垂直な第2の方向に沿ってテーパ付コーンの直線位置を調節することにより、第1の方向に沿ってフレームの縁端を移動させる工程、
を含む。フレームの縁端と表面は点接触にあることができる。
上記及びその他の態様及び特徴、並びにこれらの組合せは、方法、装置、システム及び機能を実施するための手段として、またその他の形態で、表すことができる。
その他の特徴及び利点は以下の詳細な説明から、また添付される特許請求の範囲から、明らかであろう。
図1はジェット射出モジュールの斜視図である。 図2はジェット射出モジュールの底面図である(ノズルアレイは比例尺で描かれていない)。 図3はモジュールフレームの一部の上面図である。 図4はモジュールフレームの一部の斜視図である。 図5はモジュールフレームの一部の斜視図である。 図6は撓み素子の斜視図である。 図7はジェット射出アセンブリの一部の斜視図である。 図8はジェット射出アセンブリの一部の上面図である。 図9はジェット射出アセンブリの一部の上面図である。 図10は締結具の側面図である。 図11はフレームの上面図である。 図12はポンピングチャンバ及びノズルのアレイの(比例尺で描かれていない)簡略な側面図である。 図13はポンピングチャンバ及びノズルのアレイの(比例尺で描かれていない)簡略な側面図である。 図14はポンピングチャンバ及びノズルのアレイの(比例尺で描かれていない)簡略な側面図である。 図15はジェット射出モジュールの(比例尺で描かれていない)簡略な底面図である。 図16はプリンタの簡略な上面図である。 図17はプリンタの簡略な上面図である。 図18はプリンタの簡略な斜視図である。 図19はプリンタの簡略な上面図である。
1つ以上の、図1に示される、ジェット射出モジュール10(図1には1つのモジュールしか示されていない)を、ジェット射出モジュール10に隣接してz方向に(例えば垂直下方に)おかれた基板16上に画像14を印刷するために、プリンタ(図示せず)のプリントバー12上に配置することができる。ジェット射出モジュール10は、相互に、平行に、またy方向に沿って若干オフセットされて、フレーム22上に隣接して精確に配置された、2つのジェット射出アセンブリ18,20を有する。ジェット射出モジュール10は、ジェット射出アセンブリ18,20のそれぞれだけで印刷する場合の解像度よりも高い解像度で、高精度で印刷することができる。それぞれのジェット射出アセンブリ18,20は、ポンピングチャンバ24を覆う圧電素子(図示せず)によって作動されるポンピングチャンバの1つ以上のアレイ(例えば平行列)を有する。圧電素子は、対応するポンピングチャンバ24に、インク供給源(図示せず)から受液口28,30において受け取られたインクを、画像14を形成するために1つ以上の対応するノズル(図2)を通して基板16上に射出させるための集積回路26からの信号により起動させることができる。
図2の例において、同一平面にある、ジェット射出アセンブリ18,20の底面32,34はそれぞれy方向に沿って等間隔のノズル36,38のアレイ(例えば、列)を有する(ノズル間隔は比例寸法ではない)。それぞれのノズルは対応するポンピングチャンバ24(図1)の一端に連結されて、そのポンピングチャンバからポンピングされたインクを受け取り、インクを基板16に配送する。アレイ36,38のそれぞれは、アレイのそれぞれのノズルが隣のノズルから隔てられる距離dに基づく、アレイ方向(y方向)に沿うあらかじめ定められた解像度(1インチ当たりのドット数,dpi(=約0.04ドット/mm))で印刷することができる。例えば、dは約0.0025インチ(63.5μm)から約0.02インチ(508μm)の範囲とすることができ、ジェット射出アセンブリ18,20は、約50dpiから約400dpiで印刷することができる。ジェット射出アセンブリ18,20はそれぞれ約128本から約512本のノズルを有することができる。図2に示される実施形態において、ジェット射出アセンブリ18,20は、ノズルアレイ36のノズル36aがノズルアレイ38の対応するノズル38aに対してd/2のオフセット間隔40だけオフセットされている。このオフセットのため、ジェット射出モジュール10は、ジェット射出アセンブリ18,20のそれぞれだけで印刷する場合の解像度の2倍の実効解像度でy方向に沿って印刷することができる。例えば、ジェット射出モジュール10は、約100dpiから約800dpiで印刷することができ、約64.5mmから約129mmの印刷範囲Rをカバーすることができる。
図1を再び参照すれば、モジュールのフレーム22は、あらかじめ定められた精度で、アライメント基準42,44,66,70及び撓み素子46,48,68,72を載せている。アライメント基準は、2つのジェット射出アセンブリ18,20のベゼル58,60,61(図1にジェット射出アセンブリ18の別のベゼルは示されていない)上のアライメント面(図1には参照数字が付されていない。例えば図8の面148,150,152を見よ)と、ジェット射出アセンブリ18,20がフレーム22上に取り付けられたときに、撓み素子が2つのジェット射出アセンブリのベゼルの力受け面にアライメント力91,93,95,97(力の方向だけが簡略に示されている)をかけるように、協働する。ジェット射出アセンブリは極めて精確に位置合せされ、ジェット射出モジュール10は、図2に関して説明した所望の解像度で、高精度で印刷するように、自動的に構成される。モジュールフレーム22及びジェット射出アセンブリベゼルの構成、及びアライメント基準及びアライメント面が形成され、配置される、精度のため、ジェット射出モジュール10に付随する所望の精度及び解像度を達成するためにジェット射出アセンブリ18,20のそれぞれについて位置決めの調節または検査をさらに行う必要はない。この結果、ノズルアレイは、x方向で±15μm以下、y方向で±15μm、z方向で±65μm以下または±35μm以下の、精度で位置決めすることができる。
モジュールフレーム22は、ジェット射出アセンブリの、タイプ、寸法、dpi、アライメント精度のようなパラメータの目標値に基づいて、精密に設計され、作成される。特に、ジェット射出アセンブリは、3つの方向x,y,zの全てに沿って、互いに対して、またフレームに対して、精確に位置決めされる。x方向に沿って、y方向に垂直に、撓み素子68,72が力95,97を用いて、(図8の力受け面148,150,152の内の1つ以上を介して)ジェット射出アセンブリ18,20を相互に、また対応するアライメント基準66,70に、押し付ける。モジュールに組み立てられると、ジェット射出アセンブリ18,20はそれぞれのベゼル、例えばベゼル58,61(図1)の表面150,152だけで相互に接触し、よってベゼル表面だけがx方向に沿う2つのジェット射出アセンブリの相対位置決めに影響する。
y方向に沿い、アライメント基準42,44に向けて、撓み素子46,48がジェット射出アセンブリ18,20に力91,93をかける。アライメント基準42,44及び撓み素子46,48の設計により、図2に示されるオフセット間隔40が与えられる(以下で説明される)。z方向に沿い、ジェット射出アセンブリ18,20の底面32,34(図2)は実質的に同一平面内にある。いくつかの実施形態において、底面32,34の射出方向に沿う相互間隔は、120μm、100μm、80μm、60μm、40μm、20μmより小さいか、またはさらに小さい。
図1のジェット射出モジュール10は容易に組み立てることができる。初めに、ジェット射出アセンブリ20が、フレーム22の開口62(図2)を通してノズルアレイが露出されるように、アライメント基準44と撓み素子46の間のスペースに、z方向に沿って、押し込まれる。例えばバネ装荷される。ジェット射出アセンブリ20が挿入され、ジェット射出アセンブリ20のベゼル58,60の底面(例えば図7の面153を見よ)がフレーム22の上面64によって止められるまで押し下げられて、ジェット射出アセンブリ20は、y方向に沿って、アライメント基準と撓み素子46の間に緊密に配置される。例えばジェット射出アセンブリ20のz方向に沿う跳ね上がりを防止するために、締結具54,56を用いてジェット射出アセンブリ20をフレーム22上に締結することができる。
同様の仕方でジェット射出アセンブリ20をアライメント基準44と撓み素子46の間に取り付けることができ、締結具50,52を用いてフレーム22上に締結することができる。2つのジェット射出アセンブリ18,20は、x方向に沿って、アライメント基準66,70に向けて撓み素子68,72によって相互に緊密に押し付けられる。
ジェット射出モジュール10は容易に分解及び保守することもできる。例えば、ジェット射出アセンブリ18,20の1つが不調であることが分かったかまたは摩損しているかあるいは保守または交換が必要になった場合、元の精度及び解像度に達するために、別途の工具を使用せずに、または出張修理に頼らずに、便宜良く、装着工程を逆に進めてそのジェット射出アセンブリを取り外し、同じタイプのジェット射出アセンブリと交換することができる。残りのジェット射出アセンブリの機能及びジェット射出モジュール10の性能はそのような交換で影響を受けず、保守のための費用を低く抑えておくことができる。
図3,4及び5を参照すれば、フレーム22は、アライメント基準42,44,66,70を有するように機械加工された連続金属(例えばアルミニウム)部品とすることができる。2つの撓み素子支持体78,80がフレームの上面64に取り付けられ、フレームの上面64からz方向に延びることができる。撓み素子支持体78は、孔84を通り、内部ねじ山(図示せず)に入ってフレームの対応する孔82まで届くネジ(図示せず)によって、ベースに取り付けられる。同様に、撓み素子支持体80は、孔86を通り、フレームの孔76の内部ねじ山(図示せず)に入るネジによって、フレーム22に取り付けられる。金属部品74に対するx,y及びz方向に沿う撓み素子支持体78,80の位置は、例えば、とりわけ、撓み素子支持体78,80の寸法、撓み素子支持体に取り付けられるべき撓み素子、取り付けられるべきジェット射出アセンブリ18,20の形状、アライメント基準42,44,66,70の位置及びフレームの上面64の形状に基づいて、あらかじめ精確に決定される。一般に、上述したジェット射出アセンブリ18,20の位置決めが実現され得る限り、アライメント基準及び撓み素子支持体の位置は自由に選ぶことができる。
アライメント基準42,44,66,70は、上面64から延び出す機構ユニット92,94,96の高精度面とすることができる(図1も見よ)。高精度面は平滑であり、低摩擦係数を有することができる。例えば、表面のそれぞれは機械加工して研磨することができ、表面が有する同じ材料に、または、炭素、アルミニウムまたは陽極酸化アルミニウムのような、他の材料に比較して、例えば、約0.5,0.4,0.3,0.25,0.2または0.15より小さい摩擦係数を有することができる。高精度面の平滑性により、フレーム上のジェット射出アセンブリのアライメント精度が高くなるだけでなく、ジェット射出アセンブリ上のそれぞれのアライメント面とフレーム22の対応するアライメント基準の間の界面において、界面に相対運動がある場合、ジェット射出アセンブリにかかる抗力も低くなる。そのような運動は、例えば温度変化時のフレーム及びジェット射出アセンブリの膨張または収縮によって、おこり得る。アライメント基準66,70は、ジェット射出アセンブリがアライメント基準66,70にx方向に沿って押し付けられたときに、ジェット射出アセンブリのノズルアレイがy方向に精確に平行であるように、y方向に沿って精確に位置が合わせられる。
アライメント基準42,44により、ジェット射出アセンブリがフレーム上に取り付けられたときに、対応するノズル(例えばノズル36a,38a)間のx方向に沿う所望のオフセット距離(例えば図2のd/2)が得られる。図に示される例において、アライメント基準44は、アライメント基準42より先まで、y方向に沿って、所望のオフセット距離(例えばd/2)に実質的に等しい延長距離だけ開口62に向かって延びる。所望のオフセット距離は、例えば約20μmから約200μmまたは約50μmから約150μmに、例えば127μmにすることができる。アライメント基準42,44は、延長距離と所望のオフセット距離の間の差が、±1μm以内、±2μm以内または±5μm以内であるように、精密加工される。上面64は実質的に平滑であり、上面64に含有される同じ材料または上面64に接触しているベゼル(例えば図1のベゼル58,60)に含有される陽極酸化アルミニウムのような他の材料に対して、約0.35,0.3,0.25,0.2または0.15より小さい摩擦係数を有することができる。上面64はまたx-y平面内で実質的に平坦であり、射出方向に対して垂直である。x-y平面に対する上面64の傾きはy方向で0.02°以下であり、x方向で0.05°より小さい。上面64も、ジェット射出アセンブリをz方向に沿って位置合せするため、高精度面である。
金属部品74は、それぞれが螺旋ねじ山(図示せず)を有し、上面64に開口を有する、2対の孔85,86及び88,90も有する。それぞれの対の2つの孔はフレームの開口62の2つの辺に配置され、2つの孔の中心はy方向に沿って精確に位置合せされる。金属部品74上の孔85,86,88,90の位置は、ジェット射出アセンブリ18,20(図1)がフレーム22上に取り付けられたときに、ジェット射出アセンブリのそれぞれのベゼル(例えばベゼル58,60)の孔が孔85,86,88,90の内の1つとz方向に沿って精確に位置が合うように、あらかじめ精確に決定され、作成される。アライメント基準44,42と同様に、y方向に沿って、先に論じたオフセット距離を与えるため、延長アライメント基準44に隣接する孔88の中心は開口62に向かって他の孔85の中心より先に実質的に所望のオフセット距離だけ離されている。
それぞれの対の2つの孔のy方向に沿う間隔及び異なる対の孔とのx方向に沿う間隔は、個々のジェット射出アセンブリのベゼルの孔とその隣のジェット射出アセンブリのベゼルの孔の間隔に基づいて、あらかじめ精確に決定される。精確であることで、ジェット射出アセンブリがフレーム22に締結されたときの、それぞれのジェット射出アセンブリ内及び/またはジェット射出アセンブリ間の張力またはその他の力の低減を容易にすることができる。特に、y方向に沿う2つの孔85,86または88,90の中心間の距離Dを、フレーム上に取り付けられるべきジェット射出アセンブリの2つのベゼル58,60(図1)中心間の距離Dに実質的に等しくすることができる。例えば、Dは、用いられるジェット射出アセンブリのタイプに依存して、約100mmから225mmとすることができる。DとDの差は例えば、±30μm以内、±40μm以内または±80μm以内、あるいは±125μm以内とすることができる。x方向に沿う2つの孔85,88または86,90の中心間距離Dは隣接するジェット射出アセンブリの2つのベゼルの中心間距離Dに実質的に等しい。例えば、Dは、約6mm、約8mm、約10mmまたは約12mmとすることができ、DとDの差は、±30μm以内、±40μm以内または±80μm以内、あるいは±125μm以内とすることができる。いくつかの実施形態において、DとDまたはDとDの差はクリティカルではない(詳細は以下で論じられる)。
図6を参照すれば、撓み素子支持体78,80(図4及び5)に締結されるべき撓み素子102のそれぞれは、第1のベンド点106及び第2のベンド点108を有する機械加工された金属シート104を含むことができる。金属シート104は孔110を有し、例えば、孔110が支持体の孔112,114,116,118の内の1つと位置合せされたときに孔110にネジを挿すことによって、撓み素子支持体78,80に締結することができる。撓み素子102が撓み素子支持体78,80及びモジュールフレームの金属部品74(図3)に締結されると、孔110を有する非ベント部の表面132が撓み素子支持体78,80の対応するセット面134,136,138,140に実質的に完全に接触する。第1のベンド点106より先の金属シート104のベンド部120は対応するアライメント基準42,44,66,70に向けて表面132に対し角度αをなして曲り、第2のベンド点より先のベンド部122は撓み素子支持体78,80の対応する停止面124,126,128,130に向けてベンド部120に対し角度βをなして曲がる。撓み素子の傾斜形状により、ジェット射出アセンブリを、第2のベンド点108に対しz方向に沿って押し付けるかまたは第2のベンド点から引き離して、フレーム22上に配置するかまたはフレーム22から取り外すことが可能になる。図1の配置済ジェット射出アセンブリ18,20はそれぞれ、小さな接触面で撓み素子102の第2のベンド点108に接触する。接触面は平滑とすることができ、接触面内で相対運動がある場合にジェット射出アセンブリにかかる抗力を小さくするために低い摩擦係数を有することができる。接触面の表面積は約0.125〜1.25mmとすることができ、表面領域は研磨面、例えば電解研磨面とすることができる。撓み素子とジェット射出アセンブリの間の低い抗力により、例えば温度が変化したときの、ジェット射出アセンブリの膨張または収縮を、ポンピングチャンバまたはノズルを乱さずに、可能にし、ジェット射出モジュール10で達成された印刷精度を維持することができる(以下で詳細に論じられる)。
第1のベンド点106は、ジェット射出アセンブリにバネ力をかけて、ジェット射出アセンブリをアライメント基準42,44に緊密に押し付ける。バネ力は、例えば温度が変化したときに、ジェット射出アセンブリが膨張または収縮を受けた場合、撓み素子102が、ジェット射出モジュールを対応するアライメント基準に対して緊密に整合させたままジェット射出モジュールに追随するようにも選ばれる。例えば、ジェット射出アセンブリが配置されたときの、ジェット射出アセンブリにかかるバネ力は、約5ポンドから約20ポンド、または約8ポンド(3.63kg)から約12ポンド(5.44kg)とすることができる。バネ力の大きさは撓み素子102のバネ定数kによって制御することができ、バネ定数kは、機械加工された金属シート104の、材料、形状または関連パラメータ、例えば、厚さt、角度α及び幅wを選ぶことによってあらかじめ選択することができる。バネ定数kは、約200ポンド/インチ(35.7kg/cm)から約600ポンド/インチ(107.1kg/cm)、または約300ポンド/インチ(53.6kg/cm)から約600ポンド/インチ、または400ポンド/インチ(71.4kg/cm)から約500ポンド/インチ(89.3kg/cm)、例えば450ポンド/インチ(80.8kg/cm)とすることができる。いくつかの例において、材料は、所望の平滑度あるいはその他の電気的、熱的及び/または機械的な特性を与えるために、1つ以上のコーティングで被覆することもできる。αのような様々なパラメータは、表面132と第2のベンド点108の間のy方向に沿う距離qが、約2.0mm、2.5mm、3.0mm、3.043mm、3.1mm、3.2mm、3.293mm、3.3mmであるように、及び/または約3.5mm、3.45mmまたは3.40mmまでであるように選ばれる。角度αは、例えば、約5°、8°、10°、13°、13.7°、15°とすることができ、及び/または約25°、22°、20°またはその他の角度までとすることができる。幅wは、例えば、約3mmから約10mm、例えば6mmとすることができ、その他の幅とすることもできる。厚さtは、例えば、約0.4mmから約1.0mmまたは約0.5mmから約0.8mm、例えば0.64mmとすることができ、別の厚さとすることもできる。
撓み素子102は、撓み素子が摩損せず、バネ特性を失わないような、固有の作動条件を有する。例えば、そのような作動条件の下で、角度αは第2のベンド点108及び/またはベンド部122の前端142のそれぞれがy方向に沿い撓み素子支持体78,80に向かって進む距離が、約600μm未満、550μm未満、500μm未満、475μm未満または450μm未満であるように、圧縮される。この圧縮範囲をこえる角度αの圧縮は、ベンド部分122の構造及び撓み素子支持体78,80の止め面124,126,128,130(図4及び5)を用いて、防止される。特に、ベンド部122の長さl、角度β及びその他の関連パラメータは、必要な場合には、角度αのさらなる圧縮を防止するためにベンド部122の前端142が止め面124,126,128.130によって止められるように、選ばれる。角度βは、約60°、70°、80°、90°、100°とすることができ、及び/または約175°、165°、155°、145°、145.7°、または130°までとすることができる。いくつかの実施形態において、ジェット射出アセンブリ18,20(図1)の装荷前の、組み立てられたフレーム22における、ベンド部122の前端142と停止面124,126,128,130の間の距離は、約600μm、650μm、700μm、750μm、762μm、800μm、であり、及び/または約1000μm、950μmまたは900μmまでである。フレーム22の金属部品74はプリントバー12上にジェット射出モジュール10を精確に位置決めするために、別のアライメント基準98,100を有することもできる。
フレーム22上のジェット射出アセンブリ18,20の精密位置決め(図1)は、フレーム22に載っているアライメント基準と整合または嵌合するジェット射出アセンブリ上の高精度アライメント基準によっても容易になる。図7はインク受液口28及びベゼル58(図1も見よ)を有するベース144を備えるジェット射出アセンブリの一部品146を示す。図7の部品146は、(参照数字が付されていない)構体に取り付けられ、例えばネジ止めされるかまたは接着され、構体はそれぞれの側面にジェット射出アセンブリのポンピングチャンバ24を有する。ベゼル58及びベース144は、様々なタイプのジェット射出アセンブリを取り付けるための所望の形状を有する一体部品として、機械加工により形成することができる。いくつかの実施形態において、ベゼル58は一様に設計または作成することができ、様々なタイプのジェット射出アセンブリのための様々な形状及び寸法を有する、ベース144のような、ベースに締結することができる。部品146を用いれば、技術上既知の様々なジェット射出アセンブリを、ボディを修正せずに、ジェット射出モジュール10(図1)に容易に用いることができる。
図8を参照すれば、図1のジェット射出モジュール10においては、それぞれが図7の部品146と同じであり、隣接して配置されたジェット射出アセンブリ18,20の一方に取り付けられた、2つの同等な部品146a,146bがベゼルの表面を介して相互に接触している。それぞれのベゼル58a,58bは、例えば高精度面の形態の、3つのアライメント基準148,150,152を有することができる。y方向に沿うアライメント基準148はアライメント基準42,44(図1)または撓み素子102の第2のベンド点108(図6)と接触することができる。x方向に沿い、それぞれのベゼル58a,58bはジェット射出アセンブリの他のいずれの部品の幅よりも大きい幅Dを有し、よって2つのジェット射出アセンブリはベゼル58a,58bの高精度面でしか相互に接触しない。図に示される例において、ベゼル58aの高精度面152はベゼル58bの高精度面150と密接する。2つのベゼル58a,58bの2つの高精度面150,152は、アライメント基準58と撓み素子72の間あるいはアライメント基準66と撓み素子68の間(図1)で相互に緊密に押し付けられる。高精度面150,148,152は、図3の高精度面42,44,66,70と同じ特徴、例えば寸法または低摩擦係数を有することができ、同様に機能することができる。例えば、高精度面150,148,152のそれぞれの表面積は約4mmから約10mm,例えば約5mmであり、高精度面42,44,66,70のそれぞれの表面積は約4mmから約10mm,例えば約5mmである。これらの高精度面の表面積は表面を密接させるに十分に大きく、同時に、密接面の間に相対運動がおこったときに密接面にかかる抗力を低減するに十分に小さい。ベゼル58aまたは58bの(完全には見えていない)底面153も、底面153がフレーム22の上面64と接触しているときに、ジェット射出アセンブリのノズルアレイが実質的に同じx-y水平平面内にあるように、摩擦係数が低い高精度面とすることができる。
図10を参照すれば、図1の締結具50,52,54,56はそれぞれバネ156及びリング158を肩付きネジ154と組み合わせて有することができる。バネ156は、リング158とネジ頭164の間のネジ154の中間構体166に巻き付き、ネジ頭164とリング158の間に拘束される。使用において、肩付きネジ154の遠端160は金属部品74(図3)の孔85,86,88,90にねじ込むことができ、バネ156は押し縮められ、リング158を介してベゼル58を金属部品74(図3)の表面64に緊密に押し付けることができる。遠端160には金属部品74(図3)の孔85,86,88,90の螺旋ねじ山に対応する螺旋ねじ山162が付けられている。遠端160の長さhは孔85,86,88,90の深さより短くすることができる。遠端160がフレーム22の孔に完全に挿入されると肩付きネジ154の肩167がフレーム22の上面64に接触する。そのような接触は止めとして作用し、よって、バネ156はあらかじめ定められた量だけ押し縮められる。止めがあるため、肩付きネジを止めるために用いられるトルクがバネの押し縮め量に影響することはない。いくつかの実施形態において、ネジを止めるために用いられるトルクは、約0.5インチポンド(0.576kg・cm)から約20インチポンド(23.0kg・cm)とすることができる。
ネジ154の中間構体166はベゼルの孔168(図8)の直径dより小さい直径dを有することができ、ネジ本体がベゼルから断熱されるように、ベゼルに接触せずに孔168を通過することができる。例えば、直径dは約3mmから約8mmまたは約4mmから約6mmとすることができ、直径dは約3.5mmから約8.5mmまたは約4mmから約6.5mmとすることができ、ネジ体とベゼルの間の余裕により、例えば温度が変化したときの、ネジに妨げられない、x-y平面内でのベゼルの膨張または収縮が可能になる。直径dと直径dの差は大きく、例えば、約1000μm、750μm、または500μmまでとすることができ、そのような差によりDとDまたはDとD(図3)の間の差を、これらの相対距離D,D,D及びDの整合が超高精度でなされなければならないことのないように、比較的大きくすることができる。
バネ156はリング158を介して、約2ポンド(0.907kg)から約10ポンド(4.536kg)または約4ポンド(1.814kg)から約8ポンド(3.629kg)、例えば5ポンド(2.268kg)の力を、ベゼル58にかける。ベゼルはバネとフレームの間にクランプされる。締結具154の使用はベゼル58と表面64の間にx-y平面内でトルクを生じさせず、x-y平面内では、先に高精度で位置決めされたジェット射出アセンブリへの影響を生じない。バネ156により、温度が変化したときの、ベゼルのz方向に沿う膨張または収縮も可能になる。リング158は、ベゼル(したがって、ジェット射出アセンブリ)が肩付きネジ154及びバネ156から熱的及び電気的に絶縁されるように、非熱伝導性及び非電気伝導性の材料でつくることができる。肩付きネジ154及びバネ156は金属材料、例えばステンレス鋼またはその他でつくることができる。リング158は、例えば、プラスチック、ゴムまたはホモポリマーアセタール(例えば米国カリフォルニア州のProfessional Plastics, Inc社から入手できるデルリン)でつくることができる。これらの素子には、例えば素子の機械的、化学的または電気的な特性を変えるために、1つ以上のコーティングを施すことができる。
金属部品74及び撓み素子支持体78,80(図3〜5)を含むフレーム22(図1)、及びそれぞれのジェット射出アセンブリの部品146(図7)は、フレーム22及び部品146にわたって一様な熱伝導性または電気伝導性を与えるため、同じ構造材料を有することができる。一様な熱伝導性または電気伝導性により、ジェット射出アセンブリ及びフレームをモジュールまたは環境における熱的または電気的な変動に実質的に同様の態様で反応できるようにすることが可能になり得る。例えば、ジェット射出モジュール18,20及びフレーム22は、ジェット射出モジュール10の温度が(例えば約20℃〜約80℃)変化したときに、同様の大きさ(例えば約200μm未満または約100μm未満の差、例えば約65μmから約75μmの差)で様々な方向に膨張または収縮することができる。一様な電気伝導性により、印刷中にジェット射出モジュール10の様々な部品に蓄積される静電荷の、接地フレームを介する除去が可能になり得る。適する構造材料には、例えばアルミニウム、特に鋳造アルミニウム工具用プレート(例えば、米国ニュージャージー州ランバートン(Lumberton)のRadwell International社から入手できるMIC-6)がある。鋳造アルミニウム工具用プレートは機械加工または熱サイクル中の捻りまたは反りに耐えることができる。
いくつかの実施形態において、撓み素子支持体78,80の表面を含む、フレーム22の全表面、あるいはフレーム22の選ばれた表面、例えば高精度面に、熱伝導性及び電気伝導性であり、化学的及び機械的に耐性がある、1つ以上のコーティングを追加形成することができる。コーティングは、フレーム22及び部品146の構造材料の所望の熱的特性及び電気的特性が維持されるように、熱伝導性及び電気伝導性である。コーティングの化学的耐性によりフレーム22及び部品146の、相互のあるいはジェット射出モジュール10の外表面上にこぼれたかまたは漏れたインクとの化学的な反応を防止することができ、フレーム上のアライメント基準の精度の維持が容易になり得る。コーティングの高い機械的耐性により、アライメント基準及びその他の表面の摩損が防止される。例えば、アライメント基準または撓み素子の表面を、ジェット射出アセンブリの表面の(例えば組立て中の)接触または運動によって生じる摩擦による機械的な除去あるいは変化から保護することができる。
適するコーティング材料には、例えば、窒化アルミニウム、クロム、ニッケル、「テフロン」-ニッケルまたはこれらの組合せがある。いくつかの実施形態において、コーティング材料は、例えば約20重量%から約30重量%または約22重量%から約24重量%のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含有する、均質な「テフロン」-ニッケル混合物を含む。コーティングは、約2μm、4μm、5μm、8μmまたは10μmの、あるいは約20μmまで、18μmまで、15μmまで、13μmまでまたは12μmまでの、厚さを有することができる。知られている市販の「テフロン」-ニッケルコーティング材料は米国イリノイ州のダウナーズグローブ(Downers Grove)のBales Model Service社から入手できるNICKLONである。米国マサチューセッツ州ウエストフィールド(Westfield)のWestfield Electroplating社から入手できるTEFNI-2000のような同様のコーティング材料がある。いくつかの実施形態において、コーティング材料は、所望の表面に電気メッキすることができ、約1μmから約10μm、例えば約2.5μm、5μm、5.5μm、7μmまたは7.5μmの厚さを有することができる、ノジュール状の、薄く、緻密なクロムを含むことができる。市場で知られているそのようなクロムコーティング技術は、米国イリノイ州デカルブ(Dekalb)のArmoloy(登録商標) Corporation社から入手できる。いくつかの実施形態において、複数のコーティング材料及びコーティングプロセスを用いることができる。例えば、複式ニッケル/Armoloyメッキプロセスを用いることができる。
いくつかの実施形態において、ジェット射出センブリ上のアライメント基準の表面は、表面を化学的に保護し、それらの表面の高精度を維持するため、1つ以上の耐薬品性、例えば耐インク性のコーティングで被覆される。例えば、図8の表面148,150,152は離型剤、例えば(米国ペンシルバニア州クォーリイビル(Quarryville)のStoner Inc社から入手できる)金型離型剤SK22で被覆することができる。いくつかの実施形態において、ジェット射出アセンブリ上のアライメント基準の表面は陽極酸化する(例えば、MIL-A-8625F Type A,Class 2,Blackにしたがって陽極酸化する)ことができる。必要に応じて、耐薬品性コーティングを陽極酸化面上に施すことができる。
図9に示される例において、ジェット射出アセンブリの部品146上のアライメント基準は表面148,150,152(図8も見よ)のそれぞれの上に取り付けられた、例えば接着された、耐薬品性突起ユニット154を有することができる。突起154は、突起がその上に取り付けられている表面をある程度または完全に覆うことができ、表面148,150,152の代わりにフレーム22上の対応するアライメント基準または撓み素子に接触する高精度面を有することができる。これらの突起ユニット154はアライメント基準の本来の接触面を、インクの存在における化学反応から接触面を保護するために、隔てる。突起ユニット154は、ジェット射出モジュール10全体の熱伝導性が影響を受けないように、熱伝導性が良い材料、例えばグラファイト、例えば(米国テキサス州ディケイター(Decatur)のPoco Graphite, Inc社から入手できる)DFPカーボンまたは(米国テキサス州ディケイターのPoco Graphite, Inc社から入手できる)ACF-10Qでつくることができる。ジェット射出アセンブリはベゼルとフレーム22の上面64(図1及び3)との接触を介してフレームとの電気的接触を維持している。
図1に戻って参照すれば、インクの粘度を下げてインクジェット射出を容易にするためにジェット射出アセンブリ20のポンピングチャンバ内のインクを加熱するため、フレーム22の表面に加熱素子156が取り付けられる。ジェット射出アセンブリ18のため、別の加熱素子(図示せず)を配置して用いることができる。加熱素子156はy方向に沿って延びてポンピングチャンバ24の列を覆い、フレームを約30℃から約65℃に加熱することができる。加熱素子の例には60Wストリップヒータを含めることができる。
フレーム22の加熱によりフレーム22及びジェット射出アセンブリ18,20の3つの方向全てに沿う膨張がおこり得る。例えば、フレーム22を室温(約7℃から約32℃)から約80℃または60℃まで加熱すると、フレーム22及びそれぞれのジェット射出アセンブリはy方向に約30〜40μm自然膨張する。語句「自然」はフレーム22またはジェット射出アセンブリ18,20が独立していて(例えばプリントバー12またはフレーム22のそれぞれによって)位置決めまたは拘束されていないかのように膨張または収縮の大きさが測定されることを意味する。いくつかの実施形態において、ジェット射出アセンブリ及びフレーム22は1つまたはさらに多くの方向に相異なる距離まで自然膨張することができる。例えば、差は約±50μmから約±200μmまたは約±65μmから約±100μmになり得る。ジェット射出アセンブリは、フレーム22の拘束がない環境条件の下でジェットアセンブリが本来有するであろう距離まで、自由に膨張または収縮することが望ましい。ジェット射出アセンブリの、ポンピングチャンバ、ノズルアレイ及び、機械加工または作成されたような、その他の部品の自然形状は、例えば、ノズルアレイのノズルが等しい距離で隔てられ、ジェット射出アセンブリの相対アライメントの高精度が維持されるように、ジェット射出アセンブリの自然膨張中、維持され得る。
フレームに独立なジェット射出アセンブリのそれぞれの自然な大きさの自由な膨張または収縮は先に論じたジェット射出モジュール10の構成によって実現され、ジェット射出モジュール10は印刷プロセスを通して高精度の印刷を所望の解像度で行うことができる。ジェット射出モジュール10は、フレームとジェット射出アセンブリの膨張の間の約300μm、275μmまたは250μmまでの差を吸収することができ、同時にジェット射出アセンブリのアライメント及び配置の精度を保つことができる。図11は、図1及び3〜6に説明したフレーム22の(示されていない部分がいくつかある)上面図を簡略に示す。x方向及びy方向のそれぞれにおいて、1つのアライメント基準は対応する撓み構造(例えば、アライメント基準42と撓み素子48,アライメント基準44と撓み素子46,アライメント基準70と撓み素子72及びアライメント素子66と撓み素子68)と対になる硬質止めを有する。ジェット射出アセンブリ18,20は、アライメント基準の硬質止めと密接する一端及び、対応する撓み素子によって支えられる、対応他端をそれぞれが有するように、アライメント基準-撓み素子対の間に装着することができる。z方向に沿い、ジェット射出アセンブリ18,20のそれぞれは、締結具(例えば締結具54)がフレーム22にねじ込まれたときに、硬質止めとしてはたらく高精度面64とバネ156の間に配置される。したがって、それぞれの方向において、ジェット射出アセンブリ18,20は、撓み素子またはバネと接触している末端でフレーム22に対して膨張または収縮することができる。ジェット射出アセンブリとフレームの自然膨張または自然収縮の間の差は、用いられる材料及びジェット射出モジュール10内の一様な熱伝導性のため、小さく、撓み素子及びバネによって許容され得る。さらに、ジェット射出アセンブリが相互にまたはフレームと接触する全ての表面内の抗力は小さく、よって、ジェット射出アセンブリは実質的な抗力を受けずに実質的に自由に膨張または収縮することができる。例えば、x方向またはy方向に膨張または収縮する場合のそれぞれのジェット射出アセンブリにかかる総抗力は20ポンド(9.07kg)未満、18ポンド(8.16kg)未満、15ポンド(6.80kg)未満、12ポンド(5.44kg)未満、10ポンド(4.54kg)未満、8ポンド(3.63kg)未満または6ポンド(2.72kg)未満である。
図12,13及び14に示される例において、ポンピングチャンバ24を含むポンピングチャンバアレイ158が、y方向に沿い、硬質止めと撓み素子の間でフレーム22上に精確に配置される。隣接する対のポンピングチャンバ24は等しく距離dで隔てられている。周囲温度が、例えば上で説明したようにフレーム22を加熱することによって、変化すると、ポンピングチャンバアレイ154は膨張して、ポンピングチャンバアレイ158とフレーム22の自然膨張距離の間の差に実質的に等しい距離dだけ撓み素子を押し戻す。隣り合うポンピングチャンバ24の間隔は等しいままであるが、間隔はdより大きい。フレーム22上の第2のジェット射出アセンブリも同じ膨張を受けることができ、図2に説明されるような、x方向に沿う2つのジェット射出アセンブリからのポンピングチャンバの精密オフセットは維持される。対照的に、ポンピングチャンバアレイ156が2つの硬質止めの間で固定されるかまたは締結具50,52,54,56が、加熱時の、アレイの膨張を妨げていると、アレイ160は(フレームの膨張がアレイの膨張より小さければ)弧状をなし、隣り合うポンピングチャンバ間を距離d,d,dを相互に異ならせるであろう。したがって、ポンピングチャンバアレイ160は等間隔ではない印刷線を印刷するであろう。またポンピングチャンバ161の、同じフレーム上の他のジェット射出アセンブリのポンピングチャンバに対する、x方向に沿うあらかじめ定められたオフセットの精度は失われる。
図1に示される例においてフレーム22内には2つのジェット射出アセンブリしか配置されていないが、モジュール10よりさらに高い解像度で印刷できる能力を与えるため、フレーム22と同様に設計されたフレーム上にジェット射出アセンブリ18,20と同様の態様で3つ以上のジェット射出アセンブリを配置することができる。例えば、そのようなフレームは、開口62(図3)より大きく、x方向に重ねられた3つ以上のジェット射出アセンブリから3つ以上のノズル列を露出させるに適する、開口を有することができる。1つ以上の追加の撓み素子とアライメント基準のセットを追加のジェットアセンブリを受け入れるために撓み素子46とアライメント基準44と並べて配置することができる。アライメント基準42,44及び追加のアライメント基準はそれぞれのノズルに隣のジェット射出アセンブリの対応するノズルに対してほぼd/nのオフセットを与えることができる。ここで、nはジェット射出アセンブリの総数を表す整数である。
いくつかの実施形態において、フレーム162(図15(詳細は示されていない))により4つの同等のジェット射出アセンブリ164,166,168,170を精確に配置してそれぞれのジェット射出アセンブリが印刷できる解像度の2倍の解像度及び1つのジェット射出アセンブリ(ジェット射出アセンブリは互いに及びまたは、図には示されていない
、フレーム162と接触していることができる)の印刷範囲(例えば図2のR)の約1.5〜2倍の印刷幅Sで印刷できる能力を与えることが可能になり得る。例えば、幅Sは約60mmから約130mm、例えば64.5mm、あるいは約130mmから約260mmとすることができる。フレーム162は、それぞれが2つのジェット射出アセンブリを配置するための、第1の半領域172及び第2の半領域174を有するジグザグ形状を有する。半領域172及び第2の半領域174のそれぞれは、2つのジェット射出アセンブリ164,166または168,170を、それぞれのジェット射出アセンブリが印刷できる解像度の2倍の解像度で印刷できる能力を与えるために容易に配置することが可能になるように、図1のフレーム22と同様にする(例えばアライメント基準と撓み素子を有する)ことができる。第1の半領域172内のジェット射出アセンブリのそれぞれのノズルは、第2の半領域174内の対応するジェット射出アセンブリのノズルとx方向に沿って位置合せされている。図15に示される例において、ジェット射出アセンブリ164のノズル176a,176bはジェット射出アセンブリ168のノズル178a,178bと位置合せされ、ジェット射出アセンブリ166のノズル180a,180bはジェット射出アセンブリ170のノズル182a,182bと位置合せされている。重なり距離p,したがってx方向に沿って位置合せされるノズルの数は、所望に応じて選択することができ、フレーム162の形状及びアライメント基準によってコントロールすることができる。例えば、重なり距離pは約0mmから約5mmとすることができる。フレーム162の別々の場所でのジェット射出アセンブリの配置及びアライメントを容易にするために、先に論じたそれぞれと同様の、追加のアライメント基準、撓み素子、バネ及び/または締結具を用いることができる。いくつかの実施形態において、フレーム162の半領域172,174のそれぞれは3つ以上のジェット射出アセンブリの配置のために構成することができる。2つの半領域172,174は同じかまたは異なる数のアセンブリを受け入れることができる。さらに、フレームは、星形になるように拡張して、それぞれが半領域172,174と同様である、3つ以上の領域を有することができる。星形フレームによりさらに広い印刷幅を提供することができる。他の形状、例えばピラミッド形(下の図17)の、フレームを用いることもできる。
図1に戻って参照すれば、ジェット射出モジュール10内のジェット射出アセンブリの配置と同様に、ジェット射出モジュール10を、2つのアライメント基準98,100の内の1つをプリントバー12上の硬質止めと密接させ、2つのアライメント98,100の内の別の1つに例えば撓み素子またはバネにより、プリントバー12上にバネ装荷することができる。ジェット射出モジュール10のフレーム22は、必要な場合に、プリントバー上で膨張または収縮することができる。例えば、アライメント基準100は、y方向に沿い、約10ポンド(4.54kg)から約50ポンド(22.7kg)、例えば12ポンド(5.44kg)の力で、バネすることができる。アライメント基準98は約50Nから約100N、例えば80Nの力を与える硬質止めと密接することができる。他の方向に沿うジェット射出モジュール10の位置決めは同様のまたは異なる態様で行うことができる。例えば、ジェット射出モジュール10に、x方向及びz方向に沿い、それぞれ、約2ポンド(0.907kg)〜10ポンド、例えば5ポンド(2.268kg)の力で、また約20ポンド(9.07kg)、15ポンド(6.80kg)、10ポンドまたは5ポンドの力で、バネ装荷することができる。このジェット射出モジュールの装荷により、ジェット射出モジュールの約300μm、275μmまたは250μmの大きさまでの膨張または収縮も可能になり得る。
いくつかの実施形態において、プリントバー12は、複数の図1のジェット射出モジュール10のプリントバー12上の精確な配置により、それぞれのジェット射出モジュールが印刷できるよりも、さらに高い解像度での、またはy方向に沿う広いプリント幅での、プリンタによる印刷が可能になるように、構成することができる。例えば、2つのジェット射出アセンブリ18,20をフレーム22上に配置する態様と同様の態様で、2つ以上のジェット射出モジュール10をプリントバー上に配置することができる。別々のジェット射出モジュールの対応するノズルは、ノズル列に沿う高いノズル密度を与えるために、互いに対してオフセットすることができる。それぞれのジェット射出モジュール10の2つのジェット射出アセンブリは、同じ色または2つの異なる色による印刷を行うことができる。いくつかの実施形態において、プリントバー12上に配置された複数のジェット射出モジュール10は2つより多くの色による印刷を行うことができる。
プリントバー12は、それぞれのジェット射出モジュール10のプリントバー12上への精確な配置を可能にするための、アライメント基準42,44と同様のあらかじめ定められたアライメント基準及び対応するバネまたは撓み素子を有することができる。プリントバー12は可調の、例えばネジによる調節が可能な、アライメント基準も有することができ、寸法及びタイプが様々なジェット射出モジュールを受け入れるために用いることができる。試験印刷及び可調アライメント基準の微調により、高精度に達することができる。プリントバー12は、フレーム22のベース材料と同じ材料、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼またはメッキ鋼を含むことができる。他の材料を用いることもできる。
図16に示される例において、プリントバー12はピラミッド配置で配列された一組の開口190,192,194を有することができる。この一組の開口のそれぞれは、ジェット射出モジュール10を装荷するためのあらかじめ定められたアライメント基準196及び対応する撓み素子またはバネ198を有する。それぞれのアライメント基準及び撓み素子は、上で論じたアライメント基準及び撓み素子と同様とするかまたは同じとすることができる。この一組の開口において基準及び撓み素子の別の配置が可能である。さらに多くのアライメント基準及び撓み素子またはバネを用いることができ、装荷されたジェット射出モジュール10のそれぞれは、ジェット射出アセンブリ18,20がフレーム22に対して膨張または収縮する態様と同様に態様でプリントバー12に対して膨張または収縮することができる。ピラミッドの頂部の開口194の2つの端辺のそれぞれは開口190,192のそれぞれとx方向に沿って重なる。これらの開口に配置されたジェット射出モジュール10は重なり範囲200,202で重なり、よって、底辺開口190,192に装荷されたジェット射出モジュール10からのノズルが頂部開口194に装荷されたジェット射出モジュール10からのノズルとx方向に沿って重なり範囲200,202内で位置合せされる。装荷された3つのジェット射出モジュール10の印刷範囲204は個々のジェット射出モジュールの印刷範囲の約3倍にすることができ、3つのジェット射出モジュール10の全てからのノズルは、印刷範囲204内でノズル列(y方向)に沿って等間隔とすることができる。重なり範囲200,202はジェット射出モジュールの寸法、x方向に沿って重なるべきノズルの数及びその他のパラメータまたは条件に基づいて選ぶことができる。プリントバー12は、y方向に沿う総ノズル密度を高めるためにx方向に沿って、またはさらに広いプリント幅204を得るためにy方向に沿って、この一組の開口190,192,184のような開口を二組以上、有することができる。
図17に示される例において、プリントバー12は、それぞれが3つのジェット射出モジュール10を受け入れることができる、1つ以上の開口206を有することができる。それぞれの開口206は図16の一組の開口190,192,194に相当する。詳しくは、開口206はピラミッド配置で配列された3つの領域190a,192a,194aを有する。頂部領域194aは無境界域200a,202aにおいて底辺領域190a,192aに連結される。開口206のそれぞれの領域は、図16のそれぞれの開口のアライメント基準及び撓み素子またはバネと同様のアライメント基準及び撓み素子またはバネ(図示せず)のような、特徴を有することができる。ジェット射出モジュール10は、それぞれを図15の一組の開口に装荷する態様と同様の態様で開口206に装荷することができ、図16のジェット射出モジュール10の印刷幅と同様の、拡大された印刷幅のような、特徴を有することができる。それぞれのジェット射出モジュール10は、底辺領域190a,192aに装荷されたそれぞれのジェット射出モジュール10が頂部領域194aに装荷されたジェット射出モジュール10と、無境界域200a,202aのアライメント基準を直接に介して、位置合せされるように、1つ以上の追加のアライメント基準を有することができる。プリントバー12は他の形状につくられた開口を有することもできる。いくつかの実施形態において、図16及び17のそれぞれの開口または開口領域は2つ以上のジェット射出モジュールを装荷することができる。
図18及び19に示される特定の例において、プリントバー220は、ベースプレート223に定められ、分離バー244によって相互に隔てられた、4つの平行な開口222a〜222dを有する。それぞれの開口は、1つのジェット射出モジュール、例えば図1のジェット射出モジュール10を配置し、印刷のためにジェット射出モジュール10のノズルを露出させるための大きさにつくられる。説明の目的のため、(図1のフレーム22のような)1つのフレーム22aが(ジェット射出アセンブリ、例えば図示されているジェット射出アセンブリ18,20が無い)開口222dに示されている。(それぞれの分離バー244がそれに沿って延びる方向に平行な)y方向に沿って、フレーム22aはプリントバー220の逆側226にあるバネプランジャー228とプリントバー220の操作側224にある調節ネジ230の間に緊密に嵌め込まれる。詳しくは、フレーム22aは、バネプランジャー228に対してバネ装荷されたアライメント基準100を載せている一端260を有する。バネプランジャー228は、主構体229から延び、アライメント基準100と点接触している、湾曲した、例えばボール形の、コンタクトヘッド232を有することができる。コンタクトヘッド232は、フレームが挿入されたときに、バネプランジャー228のバネ定数によって定められるバネ力及びコンタクトヘッド232のあらかじめ定められた直線変位をアライメント基準にかけることができる。それぞれのバネプランジャー228は約10N/mから約50N/mのバネ定数を有することができ、フレーム22aに約25Nから約100Nの力をかけることができる。
同じ方向に、フレーム22aは調節ネジ230の頭234によって与えられる硬質止めと接触しているアライメント基準98を載せている他端262を有する。頭234は調節ネジ230とアライメント基準98の間に点接触だけを与えるために湾曲面を有することができる。調節ネジ230はネジを回すことでy方向に沿い前後に動かすことができる。バネ装荷されたアライメント基準100は、バネプランジャー228のコンタクトヘッド232によってかけられるバネ力に抗して動くことができ、フレーム22aのy方向に沿うプリントバー220に対する場所は調節することができる。いくつかの実施形態において、調節ネジ230はy方向に沿って約0μmから約1000μmの距離を移動することができ、移動の精度は約1μmから約15μmとすることができる。
x方向に沿い、フレーム22aは撓み素子236aと対応する硬質止め238aの第1の対と撓み素子236bと対応するテーパ付コーン252の表面239の第2の対の間に配置される。いくつかの例において、2つの撓み素子236a,236bは同等とすることができ、開口222〜222dのそれぞれに対して対角に配置することができる。撓み素子236a,236bのそれぞれは締結端及び締結端から延びる自由端を有することができる。自由端はそれぞれ、フレーム22aの側面241a,241b(図19)に力をかけているアライメント基準240a,240bを載せる。それぞれの力の方向は対応する硬質止め238a及びテーパ付コーン252によってかけられる力に対して逆向きである。撓み素子が対角に配置された場合、アライメント基準240,240bを結ぶ直線はx方向に平行ではなく、硬質止め238a及び表面239によってフレーム22aにかけられる力の方向の延長が重なることはない。撓み素子236a,236bは締結端において、例えば(全ては図示されていない)1つ以上のデルピン(del pin)242及びネジ250を用いて、プリントバー220の側縁246,248及び分離バー244に取り付けることができる。硬質止め238aは側縁246,248及び分離バー244の連続領域とすることができ、x方向のフレーム22aのそれぞれの側辺の外部表面と接触するための、高精度の平面または湾曲面を有することができる。
フレーム22aの端点245はコーン表面239上の接触点243に接触する。図に示される例において、コーン252には開口222dの端から開口222dの中心に向けて連続的にテーパが付けられている。大直径端253は可調ネジ254に連結され、小直径端255は、ネジ254が回ると、小直径端255(及びコーン252全体)がガイド238b上をy方向に前後に直線移動するように、ガイド238b上に載る。詳しくは、コーン252がガイド238bに向けて前進するように調節されると、接触点234は大直径に対応する表面239上の点に移動し、端点245を撓み素子236bに向けて押し付ける。他方で、コーン252が操作側224に向けて後退するように調節されると、接触点234は小直径に対応する表面239上の点に移動し、端点245を開放してコーン252に向けて戻す。フレーム22aの端点245は約0μmから約500μmの距離値だけx方向に沿い移動することができ、移動の精度は約1μmから約10μmとすることができる。コーン252の表面は平滑であり、フレームの端点245の高精度調節を容易にするために高い精度で仕上げられる。テーパ付コー252ンのテーパ角257、ネジ254のねじ山259の密度、ネジ254の総調節可能距離(図示せず)及びその他のパラメータは、所望の精度及び端点245が移動できる総距離が得られるように選ぶことができる。
フレーム22aの端点234の移動によりx-y平面内のフレーム22aの方位が調節される。方位はフレーム22aの長軸256とx-y平面のy方向の間の方位角θ(明示のため誇張されている)で表すことができる。例えば、端点254がx方向に沿って押されて撓み素子236bに向けて動くと、フレーム22aは、撓み素子236bのアライメント基準240bがx方向に沿ってプリントバー220の端246に向けて後退するように、アライメント基準240bを押し付ける。同時に、フレーム22aが時計方向に回転して角θが大きくなるように、硬質止め238aがフレーム22aを撓み素子236aのアライメント基準240aに押し付ける。端点245が動く方向を逆にすることで、フレーム22aが反時計方向に回転して角θが小さくなる。撓み素子236a,236bの対角配置及びフレーム22aと表面239の間の点接触、プリントバー230の調節ネジ252,254及びその他のコンポーネントによって、フレーム22aの移動及び角θの調節が容易になる。いくつかの実施形態において、撓み素子236a,236bのそれぞれは約20N/mから約60N/mのバネ定数を有し、約10Nから約100Nの力をフレーム22aにかける。角θは約±0.4°までの範囲の値で調節することができ、調節の精度は約0.01°から約0.05°とすることができる。いくつかの実施形態において、コーン252には図に示される方向(y方向)に逆向きにテーパを付けることができる。テーパ付表面をもつその他のデバイスを用いることもできる。
4つの開口222a〜222dの内の1つに配置されたジェット射出モジュール10またはフレーム22aのそれぞれは、他のジェット射出モジュールまたはフレームの位置及び方位θに影響を与えずに、別の開口に配置された別のジェット射出モジュールまたはフレームとの高精度位置合せのために調節することができる。ジェット射出モジュール10またはフレーム22aのそれぞれの位置の調節はそれぞれの方位の調節と独立とすることができる。例えば、開口222d内の第1のフレーム22aの位置及び方位を調節して固定した後に、開口222cに対応するテーパ付コーン252を調節して、開口222c内の第2のフレームの長軸を第1のフレーム22aの長軸256に合わせることができる。次いで、x方向に沿う第1及び第2のフレームのノズルの相対位置を、開口222cの調節ネジを回すことによって、先に合わされたフレームの方位に影響を与えずに調節することができる(y方向ピクセル調節)。開口222b,222a内の別の2つのフレームも同様に位置合せすることができる。θ及びy方向に対してピクセルが調節されるべき量は、試験印刷または光学測定によって決定することができる。y方向のピクセル調節により、それぞれのジェット射出モジュール10のノズルの位置を合わせることができ、あるいは様々な印刷ニーズに応じて、x方向に沿い互いに対してオフセットをとることができる。アライメント調節は、フレームの操作側224だけにアクセスすることによって操作し、完了することができ、ユーザが専用工具を用いずに簡便に行うことができる。
4つのジェット射出モジュール10の全てに対して調節がなされた後、調節ネジ230及び、ネジ254を含む、テーパ付コーン252をベースプレート223及び分離バー244に対して固定することができる。
ジェット射出モジュールが固定されてしまえば、1つ以上のジェット射出モジュール10を交換するかまたは取り外すかまたは再装着する必要が生じても、1つ以上のジェット射出モジュール10を引き抜き、新しい(または再装着される)ジェット射出モジュール10を、撓み素子、バネプランジャー、硬質止め及び固定調節ネジ230とテーパ付コーン252の間に、新しいジェット射出モジュール10のアライメント手順を繰り返さずに、挿入することによって、迅速かつ容易に装着を行うことができる。ジェット射出モジュール10内の1つ以上のジェット射出アセンブリの交換は、プリントバー220内のジェット射出モジュール10の配置に影響を与えずに、そのジェット射出モジュール10において直接に行うことができる。
図18に示されるように、フレーム22aは、バネプランジャー268及び肩付きネジ270のそれぞれを用いてz方向に沿いプリントバー220の表面264,266にフレーム22aの2つの端260,262を押し付けることによって、プリントバー220に締結することができる。表面264,260は、ジェット射出モジュール10のノズルアレイがy方向に平行な水平面にあるように、x-y平面に平行な同一面に実質的に水準が合わせられる。バネプランジャー268は、スプリングプランジャー228と同様の、バネ定数のような、特徴を有することができる。いくつかの実施形態において、バネプランジャー268は、上部表面271と点接触しているかまたは端260のアライメント孔272(図11)に延び込んでいる、(参照数字が付されていない)湾曲コンタクトヘッドを有することもできる。バネプランジャー268によってフレーム22aにz方向に沿ってかかる力は約10Nから約40Nである。バネプランジャー228,268はそれぞれ、ネジ227を用いてベースプレート233にネジ止めされた定置素子225に固定することができる。肩付きネジ270は、図10の肩付きネジ154のそれぞれと同様に配置された、構体274,バネ276及び絶縁リング278を有することができる。構体274はフレーム22aに触れずにプリントバー220にねじ込まれ、バネ276がz方向に沿いフレーム22aに約20Nから約100Nの力をかける。バネプランジャー268及び肩付きネジ270がともに、合わされた角度θが影響を受けないようにフレーム22aにトルクを誘起せずに、フレーム22aをプリントバー220に締結する。いくつかの実施形態において、y方向のピクセル調節及びフレーム22aの角θの方位調節は、バネプランジャー268及び肩付きネジ270をフレーム22aに装着した後に、先述した態様で行うこともできる。
いくつかの実施形態において、絶縁のための、例えば熱絶縁及び/または電気絶縁のためのシート282を、フレーム22aの端260,262がプリントバー220から熱的及び/または電気的に絶縁されるように、プリントバー220のそれぞれの上表面264,266上に敷くことができる。結局、プリントバー220の/プリントバー220上の領域または素子の内、フレーム22aは直接には、バネプランジャー228及び調節ネジ230のコンタクトヘッド232,234(y方向)、撓み素子236a,236bのアライメント基準240a,240b、硬質止め238a及び表面239(x方向)、及び絶縁シート282(z方向)にしか接触しない。x方向及びy方向におけるプリントバー220とフレーム22aの接触は最小限であり、フレーム22aは実質的にプリントバー220から熱的及び電気的に絶縁される。x,y及びzの3つの方向におけるフレーム22aのバネ装荷により、熱またはその他の変化を受けたときの、フレーム22aの自由な膨張または収縮が可能になる。
プリントバー220のベースプレート223は金属、例えばアルミニウム、例えば鋳造アルミニウム(米国ペンシルバニア州ピッツバーグ(Pittsburg)のAlcoa社から入手できるMIC-6)、ステンレス鋼、例えば304ステンレス鋼または316ステンレス鋼、A2工具鋼、またはコーティングを施した鋼で作成することができる。ネジ227,254,構体270及びテーパ付コーン252はステンレス鋼またはその他の適する材料で作成することができる。バネプランジャー228,268は、市販の、様々な形状を有することができ、例えば米国ミネソタ州オーバーン(Auburn)のMonroe Engineering社から入手できる。撓み素子236a,236bは、プラスチック、例えば米国オハイオ州ブルックリンハイツ(Brooklyn Heights)のProfessional Plastics社からデルリンとして市販されている、アセタール、ステンレス鋼、軟鋼またはエラストマー材料で作成することができる。絶縁シート282も、プラスチック、例えば、米国ペンシルバニア州チャンバースバーグ(Chambersburg)のElectrical Insulating Material社から入手できる、フェモリック(phemolic)、あるいは英国サザンプトン(Southampton)のLucite International社から入手できるノーメックスアラミドペーパー(Nomex Aramid Paper)を含むことができる。同様の特性を有するその他の適する材料も、プリントバー220の様々なコンポーネントに用いることができる。
いくつかの実施形態において、4つの開口222a〜222dは様々な構成で配列することができる。プリントバー220は4つより多くの、例えば、5つ、6つまたはさらに多くの開口を有することができる。ベースプレート223及び定置素子225は連続機械加工品とすることができる。撓み素子またはエラストマー異形材をバネプランジャー228,268の交換時に用いることができ、垂直方向に延びるマンドレルをテーパ付コーン252の交換時に用いることができる。撓み素子236a、236bは他の形状、例えば傾斜形状を有することができ、図18に示される構成とは異なる構成で配置することができる。
プリントバー220は、他のプリントバー220との位置合せまたは別のプリントバー上への取付けのための、合せピン280のような、機構も有することができる。プリントバー12,220は、基板16が静止しているときにジェット射出モジュール10が基板16にかけてx方向に沿い左右にスキャンし、スキャンの間に基板16がy方向に沿ってあらかじめ定められた距離進む、ステップアンドリピートプリンタのプリントバーとすることができる。プリントバー12は、ジェット射出モジュール10は静止したままで、x方向に沿って移動している基板16に印刷する、単パスプリンタのプリントバーとすることもできる。
ステップアンドリピートプリンタまたは単パスプリンタで印刷された画像14の解像度は、ジェット射出モジュール10が印刷できる解像度に関わるが、x方向に沿って複数のジェット射出モジュール10を配置してy方向に沿う所望の高ノズル密度を与えることで高めることができる。ジェット射出アセンブリ18,20をフレーム22上に組み付ける態様と同様に、1つのジェット射出モジュールのノズルアレイは、y方向に沿うノズル数/インチを大きくするため、プリントバー12に取り付けられた他のジェット射出モジュールの1つ以上のノズルアレイに対してx方向に沿うオフセットを有することができる。いくつかの実施形態において、y方向に沿うノズルアレイの拡張をさらに高めるため、ジェットアセンブリ164,166,168,170の配列と同様の態様で複数のジェット射出モジュールを配置することができる。y方向に沿う大きな拡張は、画像14の幅が広い場合に、単パスプリンタにおいて望ましい。
ジェット射出モジュール10の2つのジェット射出アセンブリは同じ色のインクを射出することができ、あるいはそれぞれが、他方が射出するインクの色と異なる色のインクを射出することができる。複数の、例えば3つの、ジェット射出モジュール10を、カラー画像をプリントするために用いることもできる。
様々なタイプのジェット射出アセンブリをジェット射出モジュール10に用いることができる。様々なタイプのジェット射出アセンブリの議論は米国特許第5265315号の明細書及び、2008年5月22日に出願された、米国特許出願第12/125648号の明細書に与えられている。これらの明細書の全内容は本明細書に参照として含まれる。フレーム22のそれぞれの領域は、フレーム22上のジェット射出アセンブリの位置決めの目標及び/または態様が実質的に影響を受けない限り、様々な形状または形態をとることができ、異なる位置に配置することができる。アライメント基準は高精度面以外の形態、例えば嵌合可能な突起及びくぼみまたはその他とすることができる。図3〜5の金属部品74及び撓み素子支持体78,80は機械加工された、連続部品とすることができる。撓み素子支持体78,80は様々な形状、例えば円筒形、及び厚さを有することができ、図1及び3に示される位置と異なる位置に配することができる。アライメント基準を含む金属部品74は、図に示される構成と異なる構成を有することもできる。撓み素子46,48は金属シート以外の、例えばバネの、形態をとることもできる。撓み素子102の金属シート104(図6)の様々な部分は長方形と異なる、例えば長円、円またはその他の形状をとることができる。セット射出アセンブリの位置決めは、2005年4月29日に出願された米国特許出願第11/118704号、2005年4月29日に出願された米国特許出願第11/118293号、2005年4月27日に出願された米国特許出願第11/117146号及び2008年3月28日に出願された米国特許出願第12/058139号のそれぞれの明細書にも説明されている。これらの明細書のそれぞれの全内容は本明細書に参照として含まれる。ジェット射出アセンブリで射出されるインクには、導電性インク、磁性インク、または発光ダイオード(LED)ディスプレイの作成に用いられる材料を含めることができる。ジェット射出アセンブリは基板上にインク以外の液体を計量分配または被着するためにも用いることができる。そのような液体には非画像形成液体を含めることができる。例えば、モデル造形のために3次元モデルペーストを選択的に被着することができる。生物学的試料を分析アレイ上に被着することもできる。
その他の実施形態も、添付される特許請求の範囲内にある。
10 ジェット射出モジュール
12 プリントバー
14 画像
16 基板
18,20 ジェット射出アセンブリ
22 フレーム
24 ポンピングチャンバ
26 集積回路
28,30 受液口
42,44,66,70,98,100 アライメント基準
46,48,68,72 撓み素子
50,52,54,56 締結具
58,60,61 ベゼル
64 上面
91,93,95,97 アライメント力
156 加熱素子

Claims (15)

  1. フレームと、
    前記フレーム上への第1のジェット射出アセンブリ及び第2のジェット射出アセンブリの取付けを可能にするための機構とを有する装置において、前記機構が、
    前記第1のジェット射出アセンブリ及び前記第2のジェット射出アセンブリが前記フレームに取り付けられたときに、一方の前記ジェット射出アセンブリの長さに沿うノズルの内の少なくともいくつかが他方の前記ジェット射出アセンブリの長さに沿うノズルの内の少なくともいくつかに対するあらかじめ定められたオフセットを有するように、前記第1のジェット射出アセンブリ及び前記第2のジェット射出アセンブリのそれぞれの位置を確立するために前記フレームに対してあらかじめ固定された、第1のアライメント基準及び第2のアライメント基準、及び
    基板上への液体の射出を可能にするために、前記第1のジェット射出アセンブリ及び前記第2のジェット射出アセンブリの前記長さに沿う前記ノズルの全てを露出させる開口を有し、
    前記フレームが、ポリテトラフルオロエチレンとニッケルの均質混合物を含有するポリテトラフルオロエチレン-ニッケルコーティングで被覆されることを特徴とする装置。
  2. 前記コーティングが2μmから8μmの厚さを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記機構が前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリのための少なくとも1つの締結具も有することを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記機構が、前記第1のアライメント基準または前記第2のアライメント基準に対応する少なくとも1つの撓み素子も有することを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の装置。
  5. 前記締結具が、前記締結具を前記装置に固定するための部品並びに前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリに力をかけるための弾性部品を有することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 前記締結具がネジを含み、前記弾性部品がバネを含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記締結具が前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリにトルクをかけないことを特徴とする請求項3から6いずれか1項に記載の装置。
  8. 前記機構が、前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリの前記長さに垂直な方向に沿う前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリの相対位置を確立するための、別のアライメント基準も有することを特徴とする請求項1から7いずれか1項に記載の装置。
  9. 少なくとも一点において前記フレームの高精度面に対して前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリを緊密に保持するために前記射出方向において前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリに力を印加する締結具であって、前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリの少なくとも一部の、前記射出方向に沿う軸を中心とするトルクを前記フレームにかけない、運動を可能にする締結具、
    を備えることを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の装置。
  10. 前記締結具が、前記締結具の端と前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリのいずれか一方との間に配置された弾性素子を含むことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記弾性素子だけが、前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリのいずれか一方と接触する前記締結具部分であることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記締結具が、前記フレームに締結するための螺旋ねじ山を有することを特徴とする請求項9から11いずれか1項に記載の装置。
  13. 前記弾性素子が前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリのいずれか一方に2ポンド(0.907kg)から10ポンド(4.536kg)の力をかけることを特徴とする請求項10または11に記載の装置。
  14. 前記弾性素子が前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリのいずれか一方に5ポンド(2.268kg)の力をかけることを特徴とする請求項10、11または13に記載の装置。
  15. 前記フレームと前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリの第2の端の間の弾性シート金属撓み素子であって、前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリの長さに沿って前記第1及び前記第2のアライメント基準に向かう力をかけるための、ベンドにおいて自由端に連結された締結端を有する撓み素子を備え、
    前記フレームが、該フレームと前記第1及び前記第2のジェット射出アセンブリの第1の端との間に前記第1及び前記第2のアライメント基準を有する、
    ことを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の装置。
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