JP5635716B1 - 広告効果測定システム、広告効果測定端末及び広告効果測定端末用プログラム、並びに、広告効果測定方法 - Google Patents

広告効果測定システム、広告効果測定端末及び広告効果測定端末用プログラム、並びに、広告効果測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 購買意欲の低いユーザや、潜在ニーズを持つユーザを対象とする広告媒体の広告効果を測定するのに好適な広告効果測定システムを提供する。【解決手段】 携帯端末は、広告媒体から2次元コードを読み取り、2次元コードに含まれるアクセス情報に基づいて、2次元コードに含まれる位置情報を広告効果測定サーバに送信する。広告効果測定サーバは、位置情報を受信し、受信した位置情報を登録し、クーポン情報を携帯端末に送信する。店舗端末は、携帯端末に表示されたクーポン情報を読み取り、読み取ったクーポン情報に基づいて、商品又はサービスを購入したことを示す購入情報を広告効果測定サーバに送信する。広告効果測定サーバは、購入情報を受信し、受信した購入情報を位置情報と対応づけて登録する。【選択図】 図6

Description

本発明は、所定の場所に設置された広告媒体の広告効果を測定するシステム、端末及びプログラム並びに方法に係り、特に、購買意欲の低いユーザや、潜在ニーズを持つユーザを対象とする広告媒体の広告効果を測定するのに好適な広告効果測定システム、広告効果測定端末及び広告効果測定端末用プログラム、並びに、広告効果測定方法に関する。
従来から屋外広告・交通広告(以下、「OOH(out of home)」という。)は、費用対効果の測定が困難とされてきた。一方でスマートフォンの出現により人々の行動パターンに変化が生じ、移動時間にスマートフォンを通して購入の意思決定をする割合が拡大しており、OOHが重要な役割を果たすと期待されている。また、デジタルサイネージに代表される双方向性の高い技術の出現で、OOHにおける費用対効果の測定実施に向けた期待も高まっている。しかし、デジタルサイネージはまだ設置費用も高額で一部での実証実験の域に留まっているのが現状である。また、iBeaconやNFC(Near Field Communication)、スポットWi−Fi(Wireless Fidelity)などの活用にはデバイスが普及するのを待つ必要がある。
従来、OOHの広告効果を測定する技術としては、例えば、特許文献1記載の技術が広く知られている。
特許文献1記載の技術は、ポスターに掲載された二次元コードが携帯端末にて読み取られた場合に、情報収集解析サーバにおいて、携帯端末にて読み取られた二次元コードを用いて所定の要求が受け付けられるとともに二次元コードに含まれるポスターを識別可能な第1の識別情報と携帯端末の位置情報と受け付けられた要求の数とに基づいてポスターの設置場所の有効性を解析するものである。
特開2004−78573号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、カタログを請求する要求として、ID及びパスワードの事前登録及び入力という操作を行わなければならず(同文献〔0029〕〔0031〕)、商品の購買意欲がさほど高くないユーザは、当該操作の面倒さ及び個人情報の提供を嫌がって当該操作を行わずにカタログ提供サイトから離脱してしまうので、これら操作の手間を惜しまずに商品の購入を希望する相当に高い購買意欲を持つユーザしか有効性解析の対象とすることができない。
また、特許文献1記載の技術にあっては、ユーザに対し、カタログや商品を請求するという行動を要求する構成となっているが、購入したい具体的な商品を明確に持っていないユーザや、漠然としたニーズしか持っていないユーザ(以下、「潜在ニーズを持つユーザ」という。)に対し、カタログや商品を請求するという行動を起こさせることは難しい。したがって、潜在ニーズを持つユーザを対象とする広告媒体の有効性を解析することは困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、購買意欲の低いユーザや、潜在ニーズを持つユーザを対象とする広告媒体の広告効果を測定するのに好適な広告効果測定システム、広告効果測定端末及び広告効果測定端末用プログラム、並びに、広告効果測定方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の広告効果測定システムは、広告媒体の広告効果を測定する広告効果測定端末と、ユーザの利用に供するユーザ端末と、商品又はサービスを提供する店舗の利用に供する店舗端末とを通信可能に接続し、所定の場所に設置された前記広告媒体の広告効果を測定する広告効果測定システムであって、前記ユーザ端末は、当該広告媒体の設置位置に関する位置情報及び前記広告効果測定端末へのアクセス情報を含む特典誘導情報が付された前記広告媒体から当該特典誘導情報を取得する特典誘導情報取得手段と、前記特典誘導情報取得手段で取得した特典誘導情報に含まれる前記アクセス情報に基づいて、当該特典誘導情報に含まれる前記位置情報を前記広告効果測定端末に送信する位置情報送信手段と、前記商品又は前記サービスに関する特典情報を前記広告効果測定端末から受信する特典情報受信手段とを備え、前記店舗端末は、前記ユーザ端末が前記特典情報受信手段で受信した特典情報を取得する特典情報取得手段と、前記特典情報取得手段で取得した特典情報に基づいて、前記商品又は前記サービスを購入したことを示す購入情報を前記広告効果測定端末に送信する購入情報送信手段とを備え、前記広告効果測定端末は、記憶手段と、前記ユーザ端末から前記位置情報を受信する位置情報受信手段と、前記位置情報受信手段で受信した位置情報を前記記憶手段に登録する位置情報登録手段と、前記ユーザ端末が送信した位置情報に対応する前記特典情報を当該ユーザ端末に送信する特典情報送信手段と、前記店舗端末から前記購入情報を受信する購入情報受信手段と、前記購入情報受信手段で受信した購入情報を、当該購入情報に係る前記ユーザ端末が送信した位置情報と対応づけて前記記憶手段に登録する購入情報登録手段とを備える。
このような構成であれば、ユーザ端末では、特典誘導情報取得手段により広告媒体から特典誘導情報が取得されると、位置情報送信手段により、取得された特典誘導情報に含まれるアクセス情報に基づいて、その特典誘導情報に含まれる位置情報が広告効果測定端末に送信される。
広告効果測定端末では、位置情報受信手段により位置情報を受信すると、位置情報登録手段により、受信した位置情報が記憶手段に登録される。そして、特典情報送信手段により、ユーザ端末が送信した位置情報に対応する特典情報がそのユーザ端末に送信される。
ユーザ端末では、特典情報受信手段により特典情報を受信すると、受信した特典情報を商品又はサービスの購入に利用することができる。
店舗端末では、特典情報取得手段により、ユーザ端末が受信した特典情報が取得されると、購入情報送信手段により、取得された特典情報に基づいて、商品又はサービスを購入したことを示す購入情報が広告効果測定端末に送信される。
広告効果測定端末では、購入情報受信手段により購入情報を受信すると、購入情報登録手段により、受信した購入情報が、その購入情報に係るユーザ端末が送信した位置情報と対応づけられて記憶手段に登録される。この結果、記憶手段において購入情報と位置情報の対応関係を参照すれば、どの設置位置の広告媒体がどの程度の購入につながったかという広告媒体の広告効果を把握することができる。
ここで、広告媒体は、商品、サービス又は店舗等の広告を表示するものを含む。
また、特典情報とは、商品又はサービスに関する特典を得るための情報をいい、例えば、クーポン情報(例えば、割引クーポン券、無料クーポン券)、又はクーポン情報へのリンク情報が含まれる。
また、特典誘導情報取得手段は、例えば、入力装置等から特典誘導情報を入力してもよいし、外部の端末等から特典誘導情報を獲得又は受信してもよいし、記憶装置や記憶媒体等から特典誘導情報を読み出してもよいし、情報処理等により特典誘導情報を生成し又は算出してもよい。したがって、取得には、少なくとも入力、獲得、受信、読出(検索を含む。)、生成及び算出が含まれる。以下、取得の概念については同じである。
また、記憶手段において、購入情報及び位置情報を対応づけて記憶することとしては、例えば、(1)購入情報及び位置情報を同一のレコードに登録するなど、直接対応づけて記憶すること、(2)購入情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルと、位置情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルを設けるなど、中間に1又は複数の情報を介して記憶することが含まれる。すなわち、購入情報から位置情報を辿ることができる態様であれば、あらゆるデータ構造を採用することができる。以下、情報を対応づけて記憶する概念については同じである。
また、記憶手段は、購入情報又は位置情報をあらゆる手段で且つあらゆる時期に記憶するものであり、購入情報又は位置情報を予め記憶してあるものであってもよいし、購入情報又は位置情報を予め記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって購入情報又は位置情報を記憶するようになっていてもよい。
また、位置情報送信手段は、位置情報を直接又は間接的に広告効果測定端末に送信するようになっていればよく、間接的に送信する場合としては、例えば、サーバその他の装置・端末を介して位置情報を広告効果測定端末に送信することが含まれる。すなわち、位置情報の送信は、広告効果測定端末及び1又は複数の端末等の協働により行うことも可能である。特典情報送信手段及び購入情報送信手段についても同様である。
〔発明2〕 さらに、発明2の広告効果測定システムは、発明1の広告効果測定システムにおいて、前記広告効果測定端末は、さらに、所定エリアに設置されている複数の前記広告媒体について、当該広告媒体ごとに、前記ユーザ端末が前記広告効果測定端末にアクセスした回数を集計するアクセス回数集計手段を備える。
このような構成であれば、広告効果測定端末では、アクセス回数集計手段により、所定エリアに設置されている複数の広告媒体について、その広告媒体ごとに、ユーザ端末が広告効果測定端末にアクセスした回数が集計される。
〔発明3〕 さらに、発明3の広告効果測定システムは、発明1及び2のいずれか1の広告効果測定システムにおいて、前記広告効果測定端末は、さらに、前記ユーザ端末が送信した前記位置情報と、当該ユーザ端末が送信した他の前記位置情報を前記記憶手段から検索する位置情報検索手段と、前記位置情報検索手段で索出した位置情報に基づいて、同一のユーザが参照した前記広告媒体の位置関係を分析する位置関係分析手段とを備える。
このような構成であれば、広告効果測定端末は、位置情報検索手段により、ユーザ端末が送信した位置情報と、ユーザ端末が送信した他の位置情報が記憶手段から検索され、位置関係分析手段により、索出された位置情報に基づいて、同一のユーザが参照した広告媒体の位置関係が分析される。
ここで、ユーザ端末が送信した位置情報は、例えば、ユーザ端末を識別するための端末識別情報(例えば、アドレス情報)を取得し、取得した端末識別情報と位置情報を対応づけて記憶手段等に登録しておくことにより特定することができる。ユーザ端末が送信した他の位置情報についても同様である。
〔発明4〕 さらに、発明4の広告効果測定システムは、発明3の広告効果測定システムにおいて、前記広告効果測定端末は、さらに、前記広告媒体の広告内容に関する広告内容情報、及び、当該広告媒体の設置位置に関する位置情報を対応づけて記憶する第2記憶手段と、前記位置情報検索手段で索出した位置情報、及び、当該位置情報に対応する前記第2記憶手段の広告内容情報に基づいて、前記ユーザが一の位置で参照した前記広告媒体の広告内容と、当該ユーザが他の位置で参照した前記広告媒体の広告内容との関係を分析する広告内容関係分析手段とを備える。
このような構成であれば、広告効果測定端末では、広告内容関係分析手段により、索出された位置情報、及び、その位置情報に対応する第2記憶手段の広告内容情報に基づいて、ユーザが一の位置で参照した広告媒体の広告内容と、そのユーザが他の位置で参照した広告媒体の広告内容との関係が分析される。
〔発明5〕 一方、上記目的を達成するために、発明5の広告効果測定端末は、発明1乃至4のいずれか1の広告効果測定システムにおける前記広告効果測定端末である。
このような構成であれば、発明1乃至4の広告効果測定システムにおける広告効果測定端末と同等の作用が得られる。
〔発明6〕 一方、上記目的を達成するために、発明6の広告効果測定端末用プログラムは、発明1乃至4のいずれか1の広告効果測定システムにおける前記広告効果測定端末に適用される広告効果測定端末用プログラムであって、前記ユーザ端末から前記位置情報を受信する位置情報受信ステップと、前記位置情報受信ステップで受信した位置情報を前記記憶手段に登録する位置情報登録ステップと、前記ユーザ端末が送信した位置情報に対応する前記特典情報を当該ユーザ端末に送信する特典情報送信ステップと、前記店舗端末から前記購入情報を受信する購入情報受信ステップと、前記購入情報受信ステップで受信した購入情報を、当該購入情報に係る前記ユーザ端末が送信した位置情報と対応づけて前記記憶手段に登録する購入情報登録ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1乃至4の広告効果測定システムにおける広告効果測定端末と同等の作用が得られる。
〔発明7〕 一方、上記目的を達成するために、発明7の広告効果測定方法は、広告媒体の広告効果を測定する広告効果測定端末と、ユーザの利用に供するユーザ端末と、商品又はサービスを提供する店舗の利用に供する店舗端末とを通信可能に接続し、所定の場所に設置された前記広告媒体の広告効果を測定する広告効果測定方法であって、前記ユーザ端末に対しては、当該広告媒体の設置位置に関する位置情報及び前記広告効果測定端末へのアクセス情報を含む特典誘導情報が付された前記広告媒体から当該特典誘導情報を取得する特典誘導情報取得ステップと、前記特典誘導情報取得ステップで取得した特典誘導情報に含まれる前記アクセス情報に基づいて、当該特典誘導情報に含まれる前記位置情報を前記広告効果測定端末に送信する位置情報送信ステップとを含み、前記広告効果測定端末に対しては、前記ユーザ端末から前記位置情報を受信する位置情報受信ステップと、前記位置情報受信ステップで受信した位置情報を、前記広告効果測定端末が利用可能な記憶手段に登録する位置情報登録ステップと、前記ユーザ端末が送信した位置情報に対応する、前記商品又は前記サービスに関する特典情報を当該ユーザ端末に送信する特典情報送信ステップとを含み、前記ユーザ端末に対しては、さらに、前記広告効果測定端末から前記特典情報を受信する特典情報受信ステップを含み、前記店舗端末に対しては、前記ユーザ端末が前記特典情報受信ステップで受信した特典情報を取得する特典情報取得ステップと、前記特典情報取得ステップで取得した特典情報に基づいて、前記商品又は前記サービスを購入したことを示す購入情報を前記広告効果測定端末に送信する購入情報送信ステップとを含み、前記広告効果測定端末に対しては、さらに、前記店舗端末から前記購入情報を受信する購入情報受信ステップと、前記購入情報受信ステップで受信した購入情報を、当該購入情報に係る前記ユーザ端末が送信した位置情報と対応づけて前記記憶手段に登録する購入情報登録ステップとを含む。
以上説明したように、発明1の広告効果測定システム、発明5の広告効果測定端末、発明6の広告効果測定端末用プログラム、又は発明7の広告効果測定方法によれば、ユーザ端末では、広告媒体から特典誘導情報を取得すれば、商品又はサービスに関する特典情報が得られ、ユーザは、その特典情報を商品又はサービスの購入に利用することができるので、購買意欲がさほど高くないユーザであっても、特典情報により購買意欲が刺激され、商品又はサービスを購入することが期待できる。そして、こうしたユーザの購入をもって、購入情報と位置情報が対応づけられて記憶手段に登録されるので、購買意欲の低いユーザを対象とする広告媒体の広告効果を測定することができる。また、ユーザに対し、商品又はサービスを請求するという行動を要求せず、特典情報を与えるだけなので、潜在ニーズを持つユーザであっても、後日、ニーズが顕在化したときに、特典情報により購買意欲が刺激され、商品又はサービスを購入することが期待できる。そして、こうしたユーザの購入をもって、購入情報と位置情報が対応づけられて記憶手段に登録されるので、潜在ニーズを持つユーザを対象とする広告媒体の広告効果を測定することができる。
さらに、発明2の広告効果測定システムによれば、所定エリアにおいてどの広告媒体がどの程度参照されたかを把握することができるので、例えば、所定エリアに居住するユーザ又は所定エリアに訪れるユーザに関心の高い広告媒体を決定することができる。
さらに、発明3の広告効果測定システムによれば、同一のユーザが参照した複数の広告媒体についてその位置関係を分析することができるので、ユーザの行動範囲を把握することができる。したがって、例えば、ユーザの行動範囲に、そのユーザに関心の高い広告媒体を集中的に設置して広告効果を高めることができる。
さらに、発明4の広告効果測定システムによれば、同一のユーザが参照した複数の広告媒体についてその広告内容の関係を分析することができるので、特定のユーザに関心の高い広告内容を把握することができる。したがって、例えば、特定のユーザに関心の高い広告媒体を近い位置に設置して広告効果を高めることができる。
本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 広告効果測定サーバ100のハードウェア構成を示す図である。 アクセスログ登録テーブル400のデータ構造を示す図である。 広告媒体情報登録テーブル420のデータ構造を示す図である。 携帯端末200の機能ブロック図である。 携帯端末200、広告効果測定サーバ100及び店舗端末140の動作を示すシーケンスフローである。 ユーザの操作手順を示す図である。 アクセスログ登録テーブル400のデータ構造を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図7は、本実施の形態を示す図である。
まず、本発明を適用するネットワークシステムの構成を説明する。
図1は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、広告媒体10の広告効果を測定する広告効果測定サーバ100と、商品又はサービスを提供する店舗の利用に供する複数の店舗端末140と、携帯端末200とインターネット199との通信を中継する中継局220とが接続されている。
中継局220には、携帯端末200と無線通信を行う複数の基地局210が接続されており、中継局220は、携帯端末200がインターネット199に接続するときは、携帯端末200に代わってインターネット199上での一端末となって、基地局210を介して受信した携帯端末200からのデータをインターネット199を介して目的の端末に送信するとともに、インターネット199上にある目的の端末のデータを基地局210を介して携帯端末200に送信する。
広告媒体10は、ポスターやチラシ等からなり、屋外等の所定の場所に設置されている。広告媒体10には、商品、サービス又は店舗等の広告が印刷されている。広告媒体10には、マトリクス型2次元コード(以下、単に「2次元コード」という。)12が印刷されたシールを貼付する。2次元コード12には、広告効果測定サーバ100へのアクセス情報、及び、広告媒体10の設置位置を示す位置情報が記録されている。
店舗端末140は、店舗ごとに設けられ、各店舗に設置されている。店舗端末140は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びI/F(InterFace)等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されている。
次に、広告効果測定サーバ100の構成を説明する。
図2は、広告効果測定サーバ100のハードウェア構成を示す図である。
広告効果測定サーバ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、記憶装置42のデータ構造を説明する。
図3は、アクセスログ登録テーブル400のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図3に示すように、携帯端末200が広告効果測定サーバ100にアクセスしたログを登録するアクセスログ登録テーブル400を記憶している。
アクセスログ登録テーブル400には、アクセスごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、レコードを一意に特定するためのIDを登録するフィールド402と、携帯端末200が2次元コード12を読み取った広告媒体10の位置情報を登録するフィールド404と、携帯端末200が広告効果測定サーバ100にアクセスした時刻を示す時刻情報を登録するフィールド406と、広告媒体10の2次元コード12により得られるクーポン情報(商品又はサービスに関するクーポン情報をいう。以下、同じ。)を利用して商品又はサービスを購入したか否かを登録するフィールド408とを含んで構成されている。
図3の例では、第1段目のレコードには、IDとして「0001」が、位置情報として「139.777475,35.668017」が、時刻情報として「10/Jun/2014:13:55:36」が、購入の有無として「1」が登録されている。これは、携帯端末200が、座標「139.777475,35.668017」で示す位置に設置された広告媒体10から2次元コード12を読み取り、広告効果測定サーバ100にアクセスし、その時刻が「10/Jun/2014:13:55:36」であること、その後、携帯端末200のユーザが、2次元コード12により得られるクーポン情報を利用して商品又はサービスを購入したことを示している。
図4は、広告媒体情報登録テーブル420のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図4に示すように、広告媒体10に関する情報を登録する広告媒体情報登録テーブル420を記憶している。
広告媒体情報登録テーブル420には、広告媒体10ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、広告媒体10を一意に特定するための広告媒体IDを登録するフィールド422と、広告媒体10の設置位置を示す位置情報を登録するフィールド424と、広告媒体10で広告する商品又はサービスのカテゴリを識別するためのカテゴリIDを登録するフィールド426とを含んで構成されている。
図4の例では、第1段目のレコードには、広告媒体IDとして「0001」が、位置情報として「139.777475,35.668017」が、カテゴリIDとして「0001」が登録されている。これは、広告媒体ID「0001」により特定される広告媒体10が、座標「139.777475,35.668017」で示す位置に設置されていること、その広告媒体10で広告する商品又はサービスのカテゴリが「0001」であることを示している。
次に、携帯端末200の構成を説明する。
図5は、携帯端末200の機能ブロック図である。
携帯端末200は、図5に示すように、タッチパネル51、通信部52、撮影部54、記憶部55、出力部56及び制御部57を有して構成されている。
携帯端末200は、正面及び背面を含むキャビネットを有して構成されている。キャビネットの正面には、タッチパネル51が設けられている。タッチパネル51は、画像を表示する表示部58と、表示部58に重ねられる検出部59とを有して構成されている。
表示部58は、液晶パネルと、液晶パネルを照明するパネルバックライトとを有して構成されている。液晶パネルは、画像を表示するための表示面を有し、表示面が外部に現れる。表示面の上に検出部59が設けられている。なお、液晶パネルに代えて、有機EL(Electro Luminescence)パネルその他の表示素子を用いることもできる。
検出部59は、タッチセンサ等からなり、透明なシート状に形成される。検出部59を透して表示面を見ることができる。検出部59は、マトリクス状に設けられた第1透明電極、第2透明電極及びカバーを有して構成されている。検出部59は、第1透明電極と第2透明電極との間の静電容量の変化を検出することにより、ユーザが触れた表示面上の位置(以下、「入力位置」という。)を検出し、その入力位置に応じた位置信号を制御部57に出力する。なお、検出部59は、静電容量式に限らず、超音波式、感圧式、抵抗膜式又は光検知式等を用いることもできる。
キャビネットの背面には、撮影部54のレンズ窓(不図示)が設けられている。レンズ窓から被写体の画像が撮影部54に取り込まれる。
表示部58は、制御部57の制御に従って、ユーザの操作に利用されるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。検出部59は、入力位置を示す座標情報を制御部57に出力する。テキストを入力する場合は、例えば、テキストボックス等をタップすると、キーボード画像(GUI)が表示部58に表示され、キーボード画像に配列された文字をタップ等することによりその文字を入力することができる。その他、撮影部54で撮影された撮影画像に基づいて文字認識処理を行ったり、マイクで入力した音声に基づいて音声認識処理を行ったりすることによりテキストを入力することもできる。
通信部52は、携帯電話機において使用される無線通信の規格に従ってデータ通信を行い、インターネット199を介して、サーバ等に対して情報の送信を要求する。そして、通信部52は、サーバ等から送信されてくる情報を受信し、制御部57に出力する。
撮影部54は、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子を有して構成され、ユーザのシャッター操作に従って写真を撮影する。そして、撮影部54が写真を撮影すると、制御部57は、撮影された撮影画像を記憶部55に記憶する。
記憶部55は、不揮発性の半導体メモリ(例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory))を有して構成されている。記憶部55は、制御部57が実行するためのプログラム(アプリケーションソフト)、撮影部54で撮影された撮影画像を記憶する。
制御部57は、CPU、ROM、RAM等をバス接続して構成されている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図6は、携帯端末200、広告効果測定サーバ100及び店舗端末140の動作を示すシーケンスフローである。
図7は、ユーザの操作手順を示す図である。
ユーザは、屋外等に設置されている広告媒体10を見て、商品又はサービスに関心を抱いた場合、図6及び図7に示すように、携帯端末200において、撮影部54により広告媒体10から2次元コード12を読み取る。
携帯端末200では、撮影部54により2次元コード12が読み取られると(ステップS100)、読み取られた2次元コード12に含まれるアクセス情報に基づいて、2次元コード12に含まれる位置情報が広告効果測定サーバ100に送信される(ステップS102)。
広告効果測定サーバ100では、携帯端末200から位置情報を受信すると(ステップS104)、受信した位置情報及び時刻情報がアクセスログ登録テーブル400に登録される(ステップS106)。そして、アクセスのあった携帯端末200に対し、位置情報に対応するクーポン情報が送信される(ステップS110)。
携帯端末200では、広告効果測定サーバ100からクーポン情報を受信すると(ステップS112)、受信したクーポン情報を商品又はサービスの購入に利用することができる。
ユーザは、クーポン情報を利用できる店舗に赴いた場合に、例えば、携帯端末200において表示部58にクーポン情報を表示し、店舗に提示することでクーポン情報を利用する。店舗では、店員が店舗端末140により携帯端末200からクーポン情報を読み取る。
店舗端末140では、クーポン情報が読み取られると(ステップS114)、商品又はサービスの価格を値引き等する一方、読み取られたクーポン情報に基づいて、商品又はサービスを購入したことを示す購入情報が広告効果測定サーバ100に送信される(ステップS116)。
広告効果測定サーバ100では、店舗端末140から購入情報を受信すると(ステップS118)、受信した購入情報が、その購入情報に係る携帯端末200が送信した位置情報及び時刻情報と対応づけられてアクセスログ登録テーブル400に登録される(ステップS120)。具体的には、該当の位置情報及び時刻情報が登録されたレコードにおいてフィールド408に「1」が登録される。この結果、アクセスログ登録テーブル400において購入情報と位置情報の対応関係を参照すれば、どの設置位置の広告媒体10がどの程度の購入につながったかという広告媒体10の広告効果を把握することができる。
このようにして、本実施の形態では、携帯端末200は、広告媒体10の設置位置を示す位置情報及び広告効果測定サーバ100へのアクセス情報を含む2次元コード12が付された広告媒体10から2次元コード12を読み取り、読み取った2次元コード12に含まれるアクセス情報に基づいて、2次元コード12に含まれる位置情報を広告効果測定サーバ100に送信し、広告効果測定サーバ100からクーポン情報を受信し、店舗端末140は、携帯端末200が受信したクーポン情報を読み取り、読み取ったクーポン情報に基づいて、商品又はサービスを購入したことを示す購入情報を広告効果測定サーバ100に送信し、広告効果測定サーバ100は、位置情報を受信し、受信した位置情報をアクセスログ登録テーブル400に登録し、携帯端末200が送信した位置情報に対応するクーポン情報を携帯端末200に送信し、購入情報を受信し、受信した購入情報を、購入情報に係る携帯端末200が送信した位置情報と対応づけてアクセスログ登録テーブル400に登録する。
これにより、携帯端末200では、広告媒体10から2次元コード12を読み取れば、商品又はサービスに関するクーポン情報が得られ、ユーザは、そのクーポン情報を商品又はサービスの購入に利用することができるので、購買意欲がさほど高くないユーザであっても、クーポン情報により購買意欲が刺激され、商品又はサービスを購入することが期待できる。そして、こうしたユーザの購入をもって、購入情報と位置情報が対応づけられてアクセスログ登録テーブル400に登録されるので、購買意欲の低いユーザを対象とする広告媒体10の広告効果を測定することができる。
また、ユーザに対し、商品又はサービスを請求するという行動を要求せず、クーポン情報を与えるだけなので、潜在ニーズを持つユーザであっても、後日、ニーズが顕在化したときに、クーポン情報により購買意欲が刺激され、商品又はサービスを購入することが期待できる。そして、こうしたユーザの購入をもって、購入情報と位置情報が対応づけられてアクセスログ登録テーブル400に登録されるので、潜在ニーズを持つユーザを対象とする広告媒体10の広告効果を測定することができる。
さらに、ユーザに対しID及びパスワード等の入力を求めず、携帯端末200で2次元コード12を読み取るだけでよいので、ユーザが操作の面倒さ及び個人情報の提供を嫌がって利用を控えてしまう可能性を低減することができる。
さらに、広告媒体10の設置位置を示す位置情報を2次元コード12に含めているので、GPS(Global Positioning System)機能等を有しない携帯端末200や、位置情報の発信を禁止している携帯端末200であっても、位置情報を取得することができる。
本実施の形態において、クーポン情報は、発明1、6又は7の特典情報に対応し、2次元コード12は、発明1又は7の特典誘導情報に対応し、広告効果測定サーバ100は、発明1、5乃至7の広告効果測定端末に対応し、携帯端末200は、発明1、6又は7のユーザ端末に対応している。また、アクセスログ登録テーブル400は、発明1、6又は7の記憶手段に対応し、ステップS100は、発明1の特典誘導情報取得手段、又は発明7の特典誘導情報取得ステップに対応し、ステップS102は、発明1の位置情報送信手段、又は発明7の位置情報送信ステップに対応している。
また、本実施の形態において、ステップS104は、発明1の位置情報受信手段、又は発明6若しくは7の位置情報受信ステップに対応し、ステップS106は、発明1の位置情報登録手段、又は発明6若しくは7の位置情報登録ステップに対応している。また、ステップS110は、発明1の特典情報送信手段、又は発明6若しくは7の特典情報送信ステップに対応し、ステップS112は、発明1の特典情報受信手段、又は発明7の特典情報受信ステップに対応し、ステップS114は、発明1の特典情報取得手段、又は発明7の特典情報取得ステップに対応している。
また、本実施の形態において、ステップS116は、発明1の購入情報送信手段、又は発明7の購入情報送信ステップに対応し、ステップS118は、発明1の購入情報受信手段、又は発明6若しくは7の購入情報受信ステップに対応し、ステップS120は、発明1の購入情報登録手段、又は発明6若しくは7の購入情報登録ステップに対応している。
なお、上記実施の形態において、広告効果測定サーバ100は、位置情報、時刻情報及び購入情報を対応づけてアクセスログ登録テーブル400に登録するだけの構成としたが、これに限らず、次の第1乃至第3の構成を採用することもできる。
まず、第1の構成を説明する。
広告効果測定サーバ100は、アクセスログ登録テーブル400に基づいて、所定エリア(例えば、都道府県単位のエリア、市区町村単位のエリア又は郵便番号に対応するエリア)に設置されている複数の広告媒体10について、広告媒体10ごとに、携帯端末200が広告効果測定サーバ100にアクセスした回数を集計する(アクセス回数集計手段)。
これにより、所定エリアにおいてどの広告媒体10がどの程度参照されたかを把握することができるので、例えば、所定エリアに居住するユーザ又は所定エリアに訪れるユーザに関心の高い広告媒体10を決定することができる。
次に、第2の構成を説明する。
図8は、アクセスログ登録テーブル400のデータ構造を示す図である。
アクセスログ登録テーブル400には、アクセスごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、図8に示すように、レコードを一意に特定するためのIDを登録するフィールド402と、携帯端末200を識別するための端末IDを登録するフィールド410と、携帯端末200が2次元コード12を読み取った広告媒体10の位置情報を登録するフィールド404と、携帯端末200が広告効果測定サーバ100にアクセスした時刻を示す時刻情報を登録するフィールド406と、広告媒体10の2次元コード12により得られるクーポン情報を利用して商品又はサービスを購入したか否かを登録するフィールド408とを含んで構成されている。
広告効果測定サーバ100は、携帯端末200から位置情報を受信すると、携帯端末200の端末IDを取得し、受信した位置情報、取得した端末ID及び時刻情報をアクセスログ登録テーブル400に登録する。そして、広告効果測定サーバ100は、分析要求等を入力したときは、ある端末ID(例えば「abcdefg1」)により特定される携帯端末200が送信した位置情報と、その携帯端末200が送信した他の位置情報をアクセスログ登録テーブル400から検索し(位置情報検索手段)、索出した位置情報に基づいて、同一のユーザが参照した広告媒体10の位置関係を分析する(位置関係分析手段)。この場合、より具体的には、特定の広告媒体10の位置情報と対応するすべての端末IDについて上記検索及び上記分析を行ってもよい。
これにより、同一のユーザが参照した複数の広告媒体10についてその位置関係を分析することができるので、ユーザの行動範囲を把握することができる。したがって、例えば、ユーザの行動範囲に、そのユーザに関心の高い広告媒体10を集中的に設置して広告効果を高めることができる。
なお、上記第2の構成において、同一のユーザが参照した1又は複数の広告媒体10についてその時刻関係を分析する構成とすることもできる。この構成によれば、ユーザの行動時間帯を把握することができる。したがって、例えば、ユーザの行動時間帯に、そのユーザに関心の高い広告媒体10を集中的に設置して広告効果を高めることができる。
次に、第3の構成を説明する。
上記第2の構成と同様に、図8のアクセスログ登録テーブル400を用いる。
広告効果測定サーバ100は、分析要求等を入力したときは、ある端末ID(例えば「abcdefg1」)により特定される携帯端末200が送信した位置情報と、その携帯端末200が送信した他の位置情報をアクセスログ登録テーブル400から検索し(位置情報検索手段)、索出した位置情報、及び、その位置情報に対応する広告媒体情報登録テーブル420のカテゴリIDに基づいて、ユーザが一の位置で参照した広告媒体10の広告内容と、ユーザが他の位置で参照した広告媒体10の広告内容との関係を分析する(広告内容関係分析手段)。
これにより、同一のユーザが参照した複数の広告媒体10についてその広告内容の関係を分析することができるので、特定のユーザに関心の高い広告内容を把握することができる。したがって、例えば、特定のユーザに関心の高い広告媒体10を近い位置に設置して広告効果を高めることができる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、広告効果測定サーバ100及び店舗端末140をそれぞれ設けたが、これに限らず、これらを1つのサーバとして構成することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、2次元コード12が印刷されたシールを広告媒体10に貼付したが、これに限らず、2次元コード12を広告媒体10に直接印刷してもよい。また、アクセス情報及び位置情報を記録したiBeaconモジュールを広告媒体10の裏面等に貼付してもよい。この場合、携帯端末200は、iBeaconモジュールから無線通信によりアクセス情報及び位置情報を取得する。iBeaconは、通信距離が長い、位置を高精度に測定できる、デバイスを認識可能、履歴が収集可能、Android/iOSが利用できる、電池が長持ち(5年から10年)という特徴があり、将来の活用が期待される。
10…広告媒体、 12…2次元コード、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 39…バス、 40…入力装置、 42…記憶装置、 44…表示装置、 51…タッチパネル、 52…通信部、 54…撮影部、 55…記憶部、 56…出力部、 57…制御部、 58…表示部、 59…検出部、 100…広告効果測定サーバ、 140…店舗端末、 199…インターネット、 200…携帯端末、 210…基地局、 220…中継局、 400…アクセスログ登録テーブル、 420…広告媒体情報登録テーブル

Claims (7)

  1. 広告媒体の広告効果を測定する広告効果測定端末と、ユーザの利用に供するユーザ端末と、商品又はサービスを提供する店舗の利用に供する店舗端末とを通信可能に接続し、所定の場所に設置された前記広告媒体の広告効果を測定する広告効果測定システムであって、
    前記ユーザ端末は、当該広告媒体の設置位置に関する位置情報及び前記広告効果測定端末へのアクセス情報を含む特典誘導情報が付された前記広告媒体から当該特典誘導情報を取得する特典誘導情報取得手段と、
    前記特典誘導情報取得手段で取得した特典誘導情報に含まれる前記アクセス情報に基づいて、当該特典誘導情報に含まれる前記位置情報を前記広告効果測定端末に送信する位置情報送信手段と、
    前記商品又は前記サービスに関する特典情報を前記広告効果測定端末から受信する特典情報受信手段とを備え、
    前記店舗端末は、前記ユーザ端末が前記特典情報受信手段で受信した特典情報を取得する特典情報取得手段と、
    前記特典情報取得手段で取得した特典情報に基づいて、前記商品又は前記サービスを購入したことを示す購入情報を前記広告効果測定端末に送信する購入情報送信手段とを備え、
    前記広告効果測定端末は、記憶手段と、
    前記ユーザ端末から前記位置情報を受信する位置情報受信手段と、
    前記位置情報受信手段で受信した位置情報を前記記憶手段に登録する位置情報登録手段と、
    前記ユーザ端末が送信した位置情報に対応する前記特典情報を当該ユーザ端末に送信する特典情報送信手段と、
    前記店舗端末から前記購入情報を受信する購入情報受信手段と、
    前記購入情報受信手段で受信した購入情報を、当該購入情報に係る前記ユーザ端末が送信した位置情報と対応づけて前記記憶手段に登録する購入情報登録手段とを備えることを特徴とする広告効果測定システム。
  2. 請求項1において、
    前記広告効果測定端末は、さらに、所定エリアに設置されている複数の前記広告媒体について、当該広告媒体ごとに、前記ユーザ端末が前記広告効果測定端末にアクセスした回数を集計するアクセス回数集計手段を備えることを特徴とする広告効果測定システム。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項において、
    前記広告効果測定端末は、さらに、前記ユーザ端末が送信した前記位置情報と、当該ユーザ端末が送信した他の前記位置情報を前記記憶手段から検索する位置情報検索手段と、
    前記位置情報検索手段で索出した位置情報に基づいて、同一のユーザが参照した前記広告媒体の位置関係を分析する位置関係分析手段とを備えることを特徴とする広告効果測定システム。
  4. 請求項3において、
    前記広告効果測定端末は、さらに、前記広告媒体の広告内容に関する広告内容情報、及び、当該広告媒体の設置位置に関する位置情報を対応づけて記憶する第2記憶手段と、
    前記位置情報検索手段で索出した位置情報、及び、当該位置情報に対応する前記第2記憶手段の広告内容情報に基づいて、前記ユーザが一の位置で参照した前記広告媒体の広告内容と、当該ユーザが他の位置で参照した前記広告媒体の広告内容との関係を分析する広告内容関係分析手段とを備えることを特徴とする広告効果測定システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の広告効果測定システムにおける前記広告効果測定端末。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の広告効果測定システムにおける前記広告効果測定端末に適用される広告効果測定端末用プログラムであって、
    前記ユーザ端末から前記位置情報を受信する位置情報受信ステップと、
    前記位置情報受信ステップで受信した位置情報を前記記憶手段に登録する位置情報登録ステップと、
    前記ユーザ端末が送信した位置情報に対応する前記特典情報を当該ユーザ端末に送信する特典情報送信ステップと、
    前記店舗端末から前記購入情報を受信する購入情報受信ステップと、
    前記購入情報受信ステップで受信した購入情報を、当該購入情報に係る前記ユーザ端末が送信した位置情報と対応づけて前記記憶手段に登録する購入情報登録ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする広告効果測定端末用プログラム。
  7. 広告媒体の広告効果を測定する広告効果測定端末と、ユーザの利用に供するユーザ端末と、商品又はサービスを提供する店舗の利用に供する店舗端末とを通信可能に接続し、所定の場所に設置された前記広告媒体の広告効果を測定する広告効果測定方法であって、
    前記ユーザ端末に対しては、
    当該広告媒体の設置位置に関する位置情報及び前記広告効果測定端末へのアクセス情報を含む特典誘導情報が付された前記広告媒体から当該特典誘導情報を取得する特典誘導情報取得ステップと、
    前記特典誘導情報取得ステップで取得した特典誘導情報に含まれる前記アクセス情報に基づいて、当該特典誘導情報に含まれる前記位置情報を前記広告効果測定端末に送信する位置情報送信ステップとを含み、
    前記広告効果測定端末に対しては、
    前記ユーザ端末から前記位置情報を受信する位置情報受信ステップと、
    前記位置情報受信ステップで受信した位置情報を、前記広告効果測定端末が備える記憶手段に登録する位置情報登録ステップと、
    前記ユーザ端末が送信した位置情報に対応する、前記商品又は前記サービスに関する特典情報を当該ユーザ端末に送信する特典情報送信ステップとを含み、
    前記ユーザ端末に対しては、さらに、
    前記広告効果測定端末から前記特典情報を受信する特典情報受信ステップを含み、
    前記店舗端末に対しては、
    前記ユーザ端末が前記特典情報受信ステップで受信した特典情報を取得する特典情報取得ステップと、
    前記特典情報取得ステップで取得した特典情報に基づいて、前記商品又は前記サービスを購入したことを示す購入情報を前記広告効果測定端末に送信する購入情報送信ステップとを含み、
    前記広告効果測定端末に対しては、さらに、
    前記店舗端末から前記購入情報を受信する購入情報受信ステップと、
    前記購入情報受信ステップで受信した購入情報を、当該購入情報に係る前記ユーザ端末が送信した位置情報と対応づけて前記記憶手段に登録する購入情報登録ステップとを含むことを特徴とする広告効果測定方法。
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