JP5633690B2 - ファンユニットの開閉機構 - Google Patents
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Description
しかし、ファンモ−タの寿命は短く、電子機器に使用する場合は、交換が容易なファンモ−タをユニット化して使用するのが通例である。
メリット、
正面方向からの作業のみでファン筐体2の交換ができるため、ファン筐体2の交換が容易にできる。
実装状態で一台のみの交換ができ、交換中は交換対象以外のファン筐体2は駆動し続けるためファンユニットの冷却能力の低下を最小限に抑えられる
ガイドレール機構(3,4)やファン筐体2を固定するための機構(ファンの振動などを考慮すると相応の固定方法が必要)がファン毎の筐体に必要になるため、ファンユニットの構造が複雑化する。そのためファン一個の占有するスペースが広くなり、フレーム筐体1内に収めるには数を減少させるか、ファンユニットを大型化するといった対処が必要になる。
図7(a,b)において、31はファン筐体32を4台収納したフレーム筐体で、このフレーム筐体はフレーム係止孔31aを介してラック(図示省略)に固定される。ファン筐体32は上下に空気通過孔としての給排気用の開口部32cと、先端にアタッチメント部(図示省略)を有しており、内蔵されたファン(図示省略)をファン係止ねじ32bを使用して固定する。
1)カバーの開閉角度に制限がない。
2)開閉にダンパー機能がなく、開閉時の衝撃が大きい。
3)ファンのメンテナンス時にヒンジが邪魔になる。
4)カバー筐体内のメンテナンス作業が困難。
即ち、カバー筐体は係止ネジとヒンジ以外の固定がなく、係止ネジを外すと回転方向に対しての拘束がなくなり自重によってカバー筐体7が自動的に開く。
更にカバー筐体を開いた状態ではカバー筐体自体が固定されず自由に動くためカバー筐体内のFUSEなどのメンテナンス・交換作業が難しい。カバー筐体の固定は固定するための面がなく、固定のためのボス等を入れるとファンユニットは巨大化する。
1)ねじを取り外してもカバーが自重で開かない。
2)カバーの開閉角度に制限をもたせる。
3)衝撃を抑える機能をもたせる。
4)ファンのメンテナンス・交換作業の領域を確保できる。
5)カバー筐体を固定してカバー筐体内のメンテナンス・交換作業を容易にする。
複数個のファン内蔵筐体(32)が並べて取り付けられるフレーム筐体(31)と、該フレーム筐体の両側面にL字状に形成された筐体側板(31c)と、該筐体側板の前面の上辺に設けられたコ字状部(31e)と、該コ字状部(31e)の側面の上部に形成された切欠き(31f)と、該切欠きの上部を前記筐体側板(31c)の奥側から前方に向かって切欠き(31f)の一部を覆うように形成された凸部(31i)と、前記フレーム筐体の前部の両端に形成された係止ピン(45)と、前記コ字状部(31e)の前面に形成されたねじ孔(11a)と、前記筐体側板の前方に形成されたねじ孔(11b)と、前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を閉塞するコ字状に形成されたカバー筐体(7)と、該カバー筐体の両端に形成された楕円孔(46)と、前記カバー筐体の両端に前記切欠き(31f)が形成された筐体側板の外側部を覆うようにL字状に形成された側板(44)と、該側板に形成されたクランク状のレール孔と、該レール孔を介して前記ねじ孔(11b)に先端部がねじ込まれたボス(42)と、前記側板に形成された係止片(7a)からなり、
前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を閉塞するに際しては、前記係止片(7a)を前記切欠き(31f)に係止して前記凸部(31i)の下側に挿入するとともに係止ねじ(11)を前記ねじ孔(11a)にねじ込んで固定し、
前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を開放するに際しては、前記係止ねじ(11)を前記ねじ孔(11a)から取り外し、前記係止片(7a)を前記切欠き(31f)の凸部(31i)の下側から前記係止片(7a)を前方に引き出して前記カバー筐体(7)を前方に回動させ、前記カバー筐体を持ち上げながら前記楕円孔(46)に前記係止ピン(45)を挿入して前記カバー筐体の回動を制約することを特徴とする。
複数個のファン内蔵筐体が並べて取り付けられるフレーム筐体(31)と、該フレーム筐体の両側面に上方にL字状に形成された筐体側板(31c)と、該筐体側板の前面の上辺に設けられたコ字状部(31e)と、該コ字状部(31e)の側面の上部に形成された切欠き(31f)と、前記フレーム筐体の前部の両端に形成された係止ピン(45)と、前記コ字状部(31e)の前方に形成されたねじ孔(11a)と、前記フレーム筐体の底板(31g)の前部に設けられた少なくとも一つの突起挿入孔(31j)と、前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を閉塞するコ字状に形成されたカバー筐体(7)と、該カバー筐体の両端に形成された楕円孔(46)と、前記カバー筐体の両端に前記切欠きが形成された筐体側板の外側面を覆うようにL字状に形成された側板(44)と、該側板に形成されたクランク状のレール孔と、該レール孔を介して前記ねじ孔に先端部がねじ込まれたボス(42)と、前記側板に形成された係止片(7a)と、前記カバー筐体のコ字状部に形成された平板状突起(7c)からなり、
前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を閉塞するに際しては、前記係止片を前記切欠き(31f)に係止するとともに前記突起挿入孔(31j)に前記平板状突起(7c)を挿入して前記係止ねじ(11)を前記ねじ孔(11a)にねじ込んで固定し、
前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を開放するに際しては、前記係止ねじ(11)を前記ねじ孔(11a)から取り外し、前記平板状突起(7c)を突起挿入孔(31j)から引き出して前記カバー筐体(7)を前方に回動させて前記カバー筐体を持ち上げながら前記楕円孔(46)に前記係止ピン(45)を挿入して前記カバー筐体の回動を制約することを特徴とする。
図1において、31はファン内蔵筐体32を4台収納したフレーム筐体で、このフレーム筐体はフレーム係止孔31aを介してラック(図示省略)に固定される。40はL字状に形成された取付け板でフレーム筐体31を構成する筐体側板31cに4本のねじ41により固定されている、なお、図1においてフレーム筐体31がラックに取り付けられる側を奥側(又は後方)と称し、後述するカバー筐体が取り付けられる側を手前(又は前部)と称する。
31bはフレーム筐体31の奥側の上方に形成された突起挿入孔であり、この突起挿入孔31bにファン内蔵筐体32の後方に突出して形成された平板状突起32aが挿入される。
45はフレーム筺体31を構成する底板31gの前面の端部31hの両端付近に固定された係止ピンである。47はカバー筺体7に設けられた作業スペース、48はカバー筺体7に取り付けられる電子部品であり、図では省略するが配線などによりファン筺体32側と電気的に接続される。
点線で示す矢印Aはカバー筺体7が回動して係止片7aが切欠き31fに係合する軌跡を示している。
1a 仕切り部
2,32 ファン内蔵筐体(ファン筐体)
3 ガイドレール
4 レール係合部材
5 フィンガーガード(給・排気用開口部)
7 カバー筐体
7c,32a, 平板状突起
11 係止ねじ
12 係合部材
31 フレーム筐体
31a フレーム係止孔
31b,31j 突起挿入孔
31c 筺体側板
31d 溝
31e コ字状部
31f 切欠き
31g 底板
32b ファン係止ねじ
34b 突起挿入孔
41 ねじ
42 ボス
43 レール孔
44 側板
44a 逃げ
45 係止ピン
46 楕円孔
47 作業スペース
48 電子部品
Claims (2)
- 複数個のファン内蔵筐体(32)が並べて取り付けられるフレーム筐体(31)と、該フレーム筐体の両側面にL字状に形成された筐体側板(31c)と、該筐体側板の前面の上辺に設けられたコ字状部(31e)と、該コ字状部(31e)の側面の上部に形成された切欠き(31f)と、該切欠きの上部を前記筐体側板(31c)の奥側から前方に向かって切欠き(31f)の一部を覆うように形成された凸部(31i)と、前記フレーム筐体の前部の両端に形成された係止ピン(45)と、前記コ字状部(31e)の前面に形成されたねじ孔(11a)と、前記筐体側板の前方に形成されたねじ孔(11b)と、前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を閉塞するコ字状に形成されたカバー筐体(7)と、該カバー筐体の両端に形成された楕円孔(46)と、前記カバー筐体の両端に前記切欠き(31f)が形成された筐体側板の外側部を覆うようにL字状に形成された側板(44)と、該側板に形成されたクランク状のレール孔と、該レール孔を介して前記ねじ孔(11b)に先端部がねじ込まれたボス(42)と、前記側板に形成された係止片(7a)からなり、
前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を閉塞するに際しては、前記係止片(7a)を前記切欠き(31f)に係止して前記凸部(31i)の下側に挿入するとともに係止ねじ(11)を前記ねじ孔(11a)にねじ込んで固定し、
前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を開放するに際しては、前記係止ねじ(11)を前記ねじ孔(11a)から取り外し、前記係止片(7a)を前記切欠き(31f)の凸部(31i)の下側から前記係止片(7a)を前方に引き出して前記カバー筐体(7)を前方に回動させ、前記カバー筐体を持ち上げながら前記楕円孔(46)に前記係止ピン(45)を挿入して前記カバー筐体の回動を制約することを特徴とするファンユニットの開閉機構。 - 複数個のファン内蔵筐体が並べて取り付けられるフレーム筐体(31)と、該フレーム筐体の両側面に上方にL字状に形成された筐体側板(31c)と、該筐体側板の前面の上辺に設けられたコ字状部(31e)と、該コ字状部(31e)の側面の上部に形成された切欠き(31f)と、前記フレーム筐体の前部の両端に形成された係止ピン(45)と、前記コ字状部(31e)の前方に形成されたねじ孔(11a)と、前記フレーム筐体の底板(31g)の前部に設けられた少なくとも一つの突起挿入孔(31j)と、前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を閉塞するコ字状に形成されたカバー筐体(7)と、該カバー筐体の両端に形成された楕円孔(46)と、前記カバー筐体の両端に前記切欠きが形成された筐体側板の外側面を覆うようにL字状に形成された側板(44)と、該側板に形成されたクランク状のレール孔と、該レール孔を介して前記ねじ孔に先端部がねじ込まれたボス(42)と、前記側板に形成された係止片(7a)と、前記カバー筐体のコ字状部に形成された平板状突起(7c)からなり、
前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を閉塞するに際しては、前記係止片を前記切欠き(31f)に係止するとともに前記突起挿入孔(31j)に前記平板状突起(7c)を挿入して前記係止ねじ(11)を前記ねじ孔(11a)にねじ込んで固定し、
前記ファン内蔵筐体の出し入れ口を開放するに際しては、前記係止ねじ(11)を前記ねじ孔(11a)から取り外し、前記平板状突起(7c)を突起挿入孔(31j)から引き出して前記カバー筐体(7)を前方に回動させて前記カバー筐体を持ち上げながら前記楕円孔(46)に前記係止ピン(45)を挿入して前記カバー筐体の回動を制約することを特徴とするファンユニットの開閉機構。
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