JP2012203423A - 半導体記録メディア記録及び/又は再生装置 - Google Patents

半導体記録メディア記録及び/又は再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ICカードを差し込み又は引き出す際に、バネで付勢された放熱フィンと擦れ合うことによるICカードの摩耗を防ぐメディア記録/再生装置を提供する。
【解決手段】メディアホルダと外装ケース2と開閉蓋10と上下のヒートシンク28,30とヒートシンク移動部とを備え、メディアホルダはメモリーカード200が着脱可能に収納されるメディア収納部を有し、外装ケースは開閉蓋によって開閉されるメディア出入口を有しており、上下のヒートシンクはメディア収納部に収納されたメモリーカードに対して接触可能とされ、ヒートシンク移動部は開閉蓋の開閉動作に連動して上下のヒートシンクを移動させる。ヒートシンク移動部の動作により、開閉蓋の開放時に上下のヒートシンクがメディア収納部から離れる方向に移動し、閉鎖時には上下のヒートシンクがメディア収納部に近づける方向に移動してメモリーカード200に圧接される。
【選択図】図19

Description

本発明は、半導体記録メディアを用いて情報信号の記録や再生を行う半導体記録メディア記録及び/又は再生装置に関し、特に、半導体記録メディアの放熱構造、及び雨滴等に対する防滴構造に関する。
従来の、この種の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、ICカードの発熱を除去するICカードとカード挿入装置に関するものが記載されている。特許文献1に記載されたICカードとカード挿入装置は、電子回路とこの電子回路の接続部を有するICカードと、このICカードを挿入した状態でICカードの接続部と接続する接続部を有するカード挿入装置とから構成されている。カード挿入装置は、放熱手段と、押圧手段と、押圧解放手段と、接続検知手段と、排出検知手段とを備えている。押圧手段は放熱手段の受熱部をICカードに押圧し、押圧解放手段は押圧手段の押圧を解放する。また、接続検知手段はICカードの接続部がカード挿入装置の接続部へ接続されるのを検知して押圧手段を作動し、排出検知手段はICカードをカード挿入装置から排出することを検知し押圧解放手段を作動する、ことを特徴としている。
この特許文献1に記載されたICカードとカード挿入装置によれば、放熱手段をICカードに押し付けるようにして放熱を効果的に行うことにより、放熱量の大きい電子回路を搭載したICカードを実現できる、という効果が期待される。
特開平3−188589号公報
しかしながら、上述したICカードとカード挿入装置においては、カード挿入装置が、ICカードが着脱されるカード収納部を有するカードガイドを備えており、そのカード収納部に放熱フィンが配置されている。放熱フィンは、バネによってカード収納部を狭める方向に付勢されており、放熱フィンをバネで付勢してICカードに押し付け、その放熱フィンでICカードから放熱させてICカードの発熱を抑制している。カード収納部に対するICカードの差し込み及び抜き出し操作は、バネによる放熱フィンの押圧力に抗して行われている。そのため、ICカードを差し込み又は引き出す際に、常にICカードが放熱フィンと擦れ合うことになり、ICカードが摩耗してしまうという問題があった。
解決しようとする問題点は、従来のICカードとカード挿入装置では、放熱フィンがバネで付勢されていて、ICカードを差し込み又は引き出す際には、常にICカードが放熱フィンと擦れ合うために、ICカードが摩耗してしまうという点である。
本発明の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置は、メディアホルダと外装ケースと開閉蓋とヒートシンクとヒートシンク移動部とを備えて構成されている。メディアホルダは半導体記録メディアが着脱可能に収納されるメディア収納部を有する。外装ケースは半導体記録メディアが出し入れされるメディア出入口を有し、そのメディア出入口にメディア収納部を対向させたメディアホルダが収納され、そのメディア出入口が開閉蓋によって開閉可能とされている。ヒートシンクはメディア収納部に収納された半導体記録メディアに対して接触可能とされ、ヒートシンク移動部は開閉蓋の開閉動作に連動してヒートシンクを移動させる。ヒートシンク移動部の動作により、開閉蓋の開放時にはヒートシンクをメディア収納部から離れる方向に移動し、開閉蓋の閉鎖時にはヒートシンクをメディア収納部に近づける方向に移動してメディア収納部に収納されている半導体記録メディアに圧接させる。
本発明の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置によれば、開閉蓋によるメディア出入口の開閉動作に連動してヒートシンク移動部がヒートシンクを移動させる。これにより、開閉蓋の開放時にはヒートシンクがメディア収納部から離れる方向に移動し、開閉蓋の閉鎖時にはヒートシンクがメディア収納部に近づける方向に移動してメディア収納部に収納されている半導体記録メディアに圧接される。その結果、半導体記録メディアの挿脱時、半導体記録メディアがヒートシンクと擦れ合うことがないため、ヒートシンクとの摩擦接触による半導体記録メディアの損傷を防ぐことができる。
本発明の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置の実施の形態の一例を示すもので正面側から見た外観斜視図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置の構成要素の概略を現した分解斜視図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置の開閉蓋を開けてメディア出入口を開放した状態の外観斜視図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置の右側面図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置を背面側から見た外観斜視図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置に係るメディアホルダの外観斜視図である。 図6に示すメディアホルダの構成要素の概略を現した分解斜視図である。 図6に示すメディアホルダから上下のヒートシンクを取り除き、メディア収納部の途中まで半導体記録メディアを差し込んだ状態の説明図である。 図8に示す状態から更に半導体記録メディアを差し込み、半導体記録メディアの接続部と半導体記録メディア記録及び/又は再生装置の接続部を接続した状態の説明図である。 図8に示す状態のメディアホルダの平面図である。 図9に示す状態のメディアホルダの平面図である。 図11のW矢視図である。 図6に示すメディアホルダの動作を説明するもので、メディア収納部に収納された半導体記録メディアに上下のヒートシンクを圧接させる前の状態の斜視図である。 図6に示すメディアホルダの動作を説明するもので、メディア収納部に収納された半導体記録メディアに上下のヒートシンクを圧接させた状態の斜視図である。 図6に示すメディアホルダの動作を説明するもので、メディア収納部に収納された半導体記録メディアに上下のヒートシンクを圧接させる前の状態の右側面図である。 図6に示すメディアホルダの動作を説明するもので、メディア収納部に収納された半導体記録メディアに上下のヒートシンクを圧接させた状態の右側面図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置を前後方向に沿って断面したもので、開閉蓋を閉じた状態の説明図である。 図3に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置を前後方向に沿って断面したもので、開閉蓋を開いた状態の説明図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置に係る開閉蓋の開閉動作とメディアホルダの圧接・離反動作を説明する説明図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置に係る上部ケースの前側部分を現した斜視図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置に係る上部ケースの前側部分を現した右側面図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置に係る上部ケースの前側部分を開閉蓋で閉じた状態の斜視図である。 図22に示す上部ケース及び開閉蓋の前側部分を断面して吸気口と通気口を現した説明図である。 図22に示す開閉蓋の外観斜視図である。 図24に示す開閉蓋の前側部分を断面して吸気口の形状を現した説明図である。 図22に示す開閉蓋を上側から見た説明図である。 図26に示す開閉蓋の上側部分を断面して吸気口の形状を現した説明図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置を前後方向に断面して冷却用空気の流れを現した説明図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置に用いて好適な半導体記録メディアの実施の形態の一例を示す外観斜視図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置が適用される電子機器の第1の使用の形態を現した斜視図である。 図1に示す半導体記録メディア記録及び/又は再生装置が適用される電子機器の第2の使用の形態を現した斜視図である。
メディア収納部に隣接して配置したヒートシンクによる半導体記録メディアに対する圧接・離反動作と、メディア収納部に対向されたメディア出入口を開閉する開閉蓋の開閉動作を連動させる構成とした。そして、半導体記録メディアの挿入時及び取出し時にヒートシンクをメディア収納部から離反させ、半導体記録メディアがヒートシンクと擦れ合わないようにして、半導体記録メディアの摺動接触による損傷の恐れを無くした装置を、簡単な構成によって実現した。
図1乃至図5は、本実施例の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置の実施の形態の一例を示すもので、半導体記録メディアを使用して情報信号の記録と再生の両方を行うことができるメモリーカード記録再生装置1である。しかしながら、半導体記録メディア記録及び/又は再生装置としては、情報信号の記録のみを行う半導体記録メディア記録装置として構成してもよく、また、情報信号の再生のみを行う半導体記録メディア再生装置として構成することもできる。
まず、メモリーカード記録再生装置1に使用して好適な半導体記録メディアについて、図29を参照して説明する。図29に示すメモリーカード200は、半導体記録メディアの実施の形態の一例を示すもので、長方形で適度な厚みを有する筐体201と、この筐体201の内部に収納された図示しない半導体メモリー及びその制御装置等を備えて構成されている。制御装置は、半導体メモリーに情報信号を書き込みしたり、その半導体メモリーに記録されている情報信号を読み出したりするもので、中央処理装置等を備えて構成されている。
メモリーカード200の筐体201は、互いに重ね合わされる第1ケース201aと第2ケース201bとの組み合わせからなり、両ケース201a,201bによって囲まれた空間部内に、半導体メモリーや制御装置等が収納されている。筐体201の長手方向の一方の端部には接続部用開口部202が設けられており、その接続部用開口部202の内側に接続部203が設けられている。接続部203は、他の電子機器(例えば、メモリーカード記録再生装置1等)の接続部と電気的に接続するために着脱可能に係合されるものでコネクタによって構成されている。図示しないが、接続部203は、筐体201の内部において制御装置等と接続されており、制御装置や半導体メモリーと外部装置との間に情報信号や制御信号等を伝達させる。
筐体201の第1ケース201aと第2ケース201bは、高い信頼性(耐熱性、耐衝撃性、挿抜耐久性等)を有する材料によって形成されている。特に、半導体メモリーや制御装置は、その動作によって熱が発生するため、発生した熱を早期に外部へ放出できるように比較的熱を容易に伝達できる材料によって形成されている。この筐体201の材質としては、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)等のプラスチックが好適である。しかしながら、筐体201の材質は、ABSに限定されるものではなく、POM(ポリアセタール)その他のプラスチックを用いることができることは勿論である。また、アルミニウム合金やステンレス鋼等の金属を用いることも可能である。
図2等に示すように、メモリーカード記録再生装置1は、外装ケース2と、この外装ケース2内に収納されたメディアホルダ3と、同じく外装ケース2内に収納された図示しない記録再生装置本体等を備えて構成されている。外装ケース2は、上部ケース5と、下部ケース6と、左側面パネル7と、右側面パネル8と、背面パネル9と、開閉蓋10とを備えて構成されている。しかしながら、外装ケース2としては、このような構成のものに限定されるものではなく、メディア出入口を有する部材と、そのメディア出入口を開閉可能な開閉蓋を、少なくとも有するものであれば外装ケースとして適用することができる。
図2等に示すように、上部ケース5は、メディアホルダ3の上方を覆う上面部5aと、上面部5aの前部に連続する前面部5bと、前面部5bの下部に連続する張出し部5cと、上面部5aの後部に連続する背面部5dとを有している。上面部5aは、メディアホルダ3の上面全体を覆うことができる略四角形をなす天井のような部分からなり、その上面部5aの前端から垂れ下がるように前面部5bが設けられ、上面部5aの後端から垂れ下がるように背面部5dが設けられている。そして、前面部5bの下端から前方へ突出するように張出し部5cが設けられている。
上部ケース5の前面部5bの略中央部には、メモリーカード200を挿入したり、引き抜いたりするための横長とされたメディア出入口12が設けられている。メディア出入口12は、メモリーカード200を幅方向に断面したときの断面形状よりも少し大きな長方形の開口部として形成されている。更に、前面部5bのメディア出入口12の一側には、メディアホルダ3のイジェクトロッド75の先端が突出されるロッド用開口穴13が設けられている。また、前面部5bから上面部5aに亘る部分には、メディアホルダ3の左右のリッドアーム31,32の先端が突出される一対のアーム用開口穴14,14が設けられている。一対のアーム用開口穴14,14は、メディア出入口12の長手方向の両端よりも外側に配置されている。
また、上部ケース5の前面部5bの下部には、冷却用の外気を通過させるための通気口15が設けられている。通気口15は、メディア出入口12に沿って設けられた複数のスリット状の長穴からなり、各長穴の先端は張出し部5cまで延在されている。図20及び図21等に示すように、前面部5b並びに当該前面部5bから上面部5aに至る部分及び前面部5bから張出し部5cに至る部分は、それらの表面が他の部分よりも一段高くなるように形成されている。これにより、前面部5b並びに上面部5aの前端部及び張出し部5cの内側部分の周囲に段部16を設け、この段部16によって前面部5b等の周囲に、水の抜ける水通路17が形成されている。
上部ケース5の張出し部5cの先端には、2段階に凹むように形成された切欠き部18a,18bが設けられている。外側切欠き部18aは、その底面を、閉じた状態の開閉蓋10の表面と略一致させるために設けたもので、その内側に位置する内側切欠き部18bに開閉蓋10の先端部が係合される。この内側切欠き部18bの略中央部に、開閉蓋10をロックする係合凸部19が設けられている。
図2等に示すように、下部ケース6は、上部ケース5の下面を覆うもので、上部ケース5の平面形状に見合う形状及び大きさを有している。下部ケース6は、略四角形をなす下面部6aと、この下面部6aの四辺を囲うように形成された側面部6bとを有している。この下部ケース6の下面部6aに、メディアホルダ3が、そのメディア収納部47の空間を広狭変更可能に取り付けられている。そして、下面部6aにメディアホルダ3を収納した状態において、下部ケース6の上方に上部ケース5が重ね合わされ、複数の固定ねじによって着脱可能に締め付け固定されている。
左側面パネル7は、上下に重ね合わされた上部ケース5と下部ケース6の左側面に形成された開口部を閉じるもので、板状の部材として形成されている。この左側面パネル7は、複数の固定ねじによって上部ケース5と下部ケース6に着脱可能に締め付け固定されている。右側面パネル8は、上下に重ね合わされた上部ケース5と下部ケース6の右側面に形成された開口部を閉じるもので、板状の部材として形成されている。この右側面パネル8は、複数の固定ねじによって上部ケース5と下部ケース6に着脱可能に締め付け固定されている。右側面パネル8の内面には、外部装置と電気的に接続するためのコネクタユニット21が取り付けられている。
上部ケース5の背面部5dと下部ケース6の背面側の側面部6bには、背面パネル9が係合される開口部22が設けられている。その開口部22に嵌め合わされた状態で背面パネル9が,複数の固定ねじによって上部ケース5と下部ケース6に着脱可能に締め付け固定されている。図5に示すように、背面パネル9には複数の開口溝を有する通風口23が設けられている。通風口23は、背面パネル9の略中央部に設けられており、この通風口23の内側に冷却ファンの一具体例を示す排気ファン24が取り付けられている。
開閉蓋10は、図2及び図24〜図27に示すような構成を有している。即ち、開閉蓋10は、上部ケース5の張出し部5cの上方を覆う上面部10aと、上面部10aの前端に連続する前面部10bと、上面部10a及び前面部10bの左右に連続する側面部10c,10dとを有している。上面部10aは、上部ケース5の張出し部5cから上面部5aの前部に至る部分を覆うことができる大きさを有している。そして、上面部10aの前後方向の中間部であって左右方向の両側部には、左右リッドアーム31,32の先端部をねじ止めするための固定ねじが係合される挿通孔34,34が設けられている。
開閉蓋10の前面部10bは、上面部10aの前端から下方へ立ち下がるように形成されており、その下部には、張出し部5cの内側切欠き部17bに係合される突出部35が設けられている。突出部35は、前面部10bの下端縁に沿って左右方向に延在されており、その長手方向の略中央部にバックル36を収容するための凹部37が設けられている。バックル36は、前面部10bに回動可能に支持されていると共に、図示しないスプリングにより付勢されて、背面側に設けた爪部が前面部10bの内側に突出されている。
図24及び図26等に示すように、開閉蓋10の左右側面部10c,10dは、上部ケース5の左右側面の形状に対応する形状を有している。即ち、左右側面部10c,10dは、前側に設けた側面壁38aと、側面壁38aの上部に連続して後側に延在された上部縁38bとからなっている。側面壁38aの下面から背面を経て上部縁38bの下面に連続する部分は、上部ケース5の張出し部5cの側部から前面部5bの側部を経て上面部5aの前部に至るまでの部分の形状に見合う形状を有している。これにより、開閉蓋10の左右側面部10c,10dの外縁部と上部ケース5の前面部5b等の外縁部をオーバーラップさせ、これらの間に水の抜ける水通路17を形成している。
更に、左右側面部10c,10dの各側面壁38aには、外部の空気を外装ケース2内に取り込むための吸気口41が設けられている。吸気口41は、側面壁38aの形状に見合う形状、即ち、側面壁38aを少し小さくしたような形状を有していると共に、奥行き方向に適度な深さ(幅)Eを設定して設けられている。この吸気口41の内側の縁部は、張出し部5cの外縁とオーバーラップするように形成されている。吸気口41の内部には、2枚の防滴片42a,42bが上下方向へ適当な間隔をあけると共に前後方向へ掛け渡すように設けられている。2枚の防滴片42a,42bは、吸気口41の深さEの範囲内において幅Fとして幅広に設定されていると共に、前下がりであって且つ外側下がりとなるように形成されている。
即ち、2枚の防滴片42a,42bには、図25に示すように、水平方向の基準面の二軸をX軸及びY軸とし、これらに直交する垂直方向をZ軸としたときに、後下がり角度θと、外側下がり角度φとが設定されている。この後下がり角度(後側傾斜角)θと外側下がり角度(外側傾斜角)φは、次のような意義を有する。即ち、各防滴片42a,42b及び、又は吸気口41の側壁上に雨粒が落下してきたときに、自重によって水滴が自動的に低い外側(水平姿勢時)又は後側(垂直姿勢時)へ流れ落ちて、外部に排出されるように設けたものである。この後側傾斜角θと外側傾斜角φは、吸気口41の役割としてできるだけ多くの空気を通過させる必要があることを考慮して設定する必要がある。そうすると、後側傾斜角θと外側傾斜角φとしては、15度〜35度の範囲内に設定することが好ましく、最も好ましい角度は25度程度である。
ここで、本実施例において、防滴とは、地表面と垂直をなす方向に対して15度傾斜した方向へ重力により雨滴が落下するときに、その雨滴の浸入を防ぐことができることを言うものとする。また、本実施例において、防雨とは、地表面と垂直をなす方向に対して45度傾斜した方向へ雨滴が落下するときに、その雨滴の浸入を防ぐことができることを言うものとする。本実施例では、防滴を目的としているため、後側傾斜角θ及び外側傾斜角φとして上記のような角度を設定したものである。θは図30の使用形態(垂直姿勢)、φは図31の使用形態(水平姿勢)の2つの姿勢に対応させて設定している。
この場合、前側傾斜角θ及び外側傾斜角φとして15度以下の角度を設定すると、防滴の目的を達成できなくなる。これに対して、前側傾斜角θ及び外側傾斜角φとして35度以上の角度を設定すると、防滴の目的を達成することはできるが、通気口15を通過する空気の流動抵抗が大きくなるため、好ましいものではない。
上部ケース5と下部ケース6と左側面パネル7と右側面パネル8と背面パネル9の材質としては、例えば、ABS等のプラスチックが好適である。しかしながら、これら部材の材質としては、ABSに限定されるものではなく、POMその他のプラスチックを用いることができることは勿論のこと、アルミニウム合金等の金属を用いることもできる。
メディアホルダ3は、ガイドレール25とスライダ26と上部ベースプレート27と上部ヒートシンク28と下部ベースプレート29と下部ヒートシンク30と左リッドアーム32と右リッドアーム31とイジェクトリンクユニット33等を備えている。図6,図7に示すように、ガイドレール25は、左右方向に所定の間隔をあけて対向設置された一対のレール部材44a,44bと、この一対のレール部材44a,44bの背面側に配置されたコネクタ45を有している。コネクタ45は、所定形状の配線パターンを有するコネクタ用配線基板46の一面に実装されており、その配線基板46に一対のレール部材44a,44bの各端部が固定ねじでねじ止めされて一体的に構成されている。
一対のレール部材44a,44bは、断面形状がコ字状をなす型材によって形成されており、この一対のレール部材44a,44bの内側にメディア収納部47が形成されている。メディア収納部47のコネクタ45と反対側が、メモリーカード200が出し入れされる挿入口48であり、その挿入口48から挿入されたメモリーカード200が一対のレール部材44a,44bの凹部にガイドされてメディア収納部47を出し入れされる。メモリーカード200をメディア収納部47の最深部まで差し込むことにより、メモリーカード200の接続部203が、メモリーカード記録再生装置1の接続部であるコネクタ45に差し込まれて合体される。これにより、メモリーカード200の接続部203とメモリーカード記録再生装置1のコネクタ45とが電気的に接続される。
一対のレール部材44a,44bの外側にはスライダ26が配置されている。スライダ26は、イジェクト操作時に挿入口48側にスライドしてメモリーカード200を所定距離だけ排出させるものである。スライダ26は、所定の間隔をあけて対向するように設置された一対の枠片26a,26aと、両枠片26a,26a間を連結する連結片26bを有している。連結片26bには、メディア収納部47側に突出する押圧片49が設けられており、この押圧片49により押圧されてメモリーカード200が所定位置まで押し出される。このスライダ26を所定量移動させるために、一対の枠片26a,26aには移動範囲設定部51,51が設けられている。
これに対応して、ガイドレール25の一対のレール部材44a,44bには、スライダ26の移動量を規制する前後の規制片52a,52bがそれぞれ設けられている。このガイドレール25の前後の規制片52a,52bの間にスライダ26の移動範囲設定部51が介在されている。これにより、前後の規制片52a,52b間において移動範囲設定部51との間に設定された隙間の分だけスライダ26がガイドレール25に対して相対的に移動可能に構成されている。
上部ベースプレート27は、メディア収納部47の一面(本実施例では上面)に配置されるもので、メディア収納部47の上面の全体を覆うことができる板状の部材によって形成されている。この上部ベースプレート27の上面に上部ヒートシンク28が搭載されている。図6及び図7に示すように、上部ヒートシンク28は、コイルばね53が装着された複数の固定ねじ54による締付力により付勢されて上部ベースプレート27に対して弾性的に支持されている。上部ベースプレート27には、その表裏面間を貫通する長方形の開口穴55が設けられており、その開口穴55に上部ヒートシンク28の受熱部56が所定の隙間をあけて嵌合されている。
上部ヒートシンク28の受熱部56は、上部ベースプレート27の面より外側へ突出するように形成されている。これにより、上部ヒートシンク28をメモリーカード200の一面に押圧したときに、上部ベースプレート27の面がメモリーカード200の面に接触することなく、受熱部56の表面のみがメモリーカード200の面に接触するように構成されている。上部ヒートシンク28の受熱部56と反対側には、メモリーカード200の出し入れ方向に延在された複数の放熱用フィン57〜57が設けられている。更に、上部ヒートシンク28の前側部分には、メモリーカード200の出し入れ方向と直交する方向に延在された一対のカムピン58,58が設けられている。
また、上部ベースプレート27の前側部分には、メモリーカード200の出し入れ方向と直交する水平方向に延在された一対の枢軸60,60が設けられている。一対の枢軸60,60は、上部ベースプレート27の側面部を立ち上げることによって形成した一対の立上げ片27a,27aに立設されている。この一対の立上げ片27a,27aに設けた各枢軸60、60に、左右のリッドアーム31,32がそれぞれ個別に回動可能に支持されている。左右のリッドアーム31,32は、開閉蓋10の開閉動作とメディアホルダ3の開閉動作を連動させるもので、上部ベースプレート27の両側部であって左右対称をなす位置に配置されている。
左リッドアーム32と右リッドアーム31は略同様の形状を有しており、扇形に形成された扇形部61aと、扇形部61aの扇の要部に形成された軸受部61bと、扇形部61aの先端側の一側に連続して形成された連結支持部61cと、を有している。軸受部61bは、先端部を折り曲げて互いに平行をなす2面を設けることによって形成されている。この軸受部61bを枢軸60で支持することにより左右のリッドアーム31,32が上部ベースプレート27にそれぞれ回動可能に取り付けられている。左リッドアーム32と右リッドアーム31の違いは、軸受部61bの先端部の突出側が逆方向となっている点であり、次に述べる形状等を含めて、その他の構成は同様である。
左右のリッドアーム31,32の連結支持部61cは、先端部を90度折り曲げることによって形成されている。この連結支持部61cは、開閉蓋10の内面に当接され、その当接部を固定ねじでねじ止めすることにより開閉蓋10が左右のリッドアーム31,32に固定されている。各リッドアーム31,32の扇形部61aはカムプレートの一具体例を示している。リッドアーム31,32の各扇形部61aには、枢軸60を中心とすると共に曲率半径を異にして周方向に延在された第1のカム溝62と第2のカム溝63が設けられている。
左右のリッドアーム31,32の第1のカム溝62,62は上部ヒートシンク28を回動させるもので、第1のカム溝62,62には上部ヒートシンク28に設けた一対のカムピン58,58がそれぞれ摺動可能に係合される。左右のリッドアーム31,32の第2のカム溝63,63は下部ヒートシンク30を回動させるもので、第2のカム溝63,63には下部ヒートシンク30に設けた一対のカムピン71,71がそれぞれ摺動可能に係合される。
下部ベースプレート29は、メディア収納部47の他面(本実施例では下面)に配置されるもので、メディア収納部47の下面の全体を覆うことができる板状の部材によって形成されている。この下部ベースプレート29の下面に下部ヒートシンク30が搭載されている。図6及び図7に示すように、下部ヒートシンク30は、コイルばね65が装着された複数の固定ねじ66による締付力により付勢されて下部ベースプレート29に対して弾性的に支持されている。下部ベースプレート29には、その表裏面間を貫通する長方形の開口穴67が設けられており、その開口穴67に下部ヒートシンク30の受熱部68が所定の隙間をあけて嵌合されている。
下部ヒートシンク30の受熱部68は、下部ベースプレート29の面より外側へ突出するように形成されている。これにより、下部ヒートシンク30をメモリーカード200の他面に押圧したときに、下部ベースプレート29の面がメモリーカード200の面に接触することなく、受熱部68の表面のみがメモリーカード200の面に接触するように構成している。下部ヒートシンク30の受熱部68と反対側には、メモリーカード200の出し入れ方向に延在された複数の放熱用フィン69〜69が設けられている。更に、下部ヒートシンク30の前側部分には、メモリーカード200の出し入れ方向と直交する方向に延在された一対のカムピン71,71が設けられている。この一対のカムピン71,71が、左右のリッドアーム31,32に設けた第2のカム溝63,63にそれぞれ摺動可能に係合されている。
図15及び図16に示すように、第1のカム溝62は、周方向に延在された円弧状の長穴として形成されているが、枢軸60の中心から長穴中心までの長さ(曲率半径)Riは、周方向に沿って連続的に変化している。即ち、第1のカム溝62における連結支持部61c側の端部の曲率半径Ri1は、その反対側の端部の曲率半径Ri2よりも少し大きく(Ri1>Ri2)設定されている。そのため、左右のリッドアーム31,32が回動すると、第1のカム溝62と第2のカム溝63との中間位置から第1のカム溝62までの長さが変化するため、その回動量に応じて上部ヒートシンク28がメモリーカード200に対して接近・離反される。この第1のカム溝62の曲率半径の変化(差=Ri1−Ri2)により、上部ヒートシンク28に姿勢変化を生じさせて、挿入口48側をその反対側よりも大きく移動させることができる。
また、第2のカム溝63は、図15及び図16に示すように、周方向に延在された円弧状の長穴として形成されているが、枢軸60の中心から長穴中心までの長さ(曲率半径)Roは、同じく周方向に沿って連続的に変化している。即ち、第2のカム溝63における連結支持部61c側の端部の曲率半径Ro1は、その反対側の端部の曲率半径Ro2よりも少し小さく(Ro1<Ro2)設定されている。そのため、左右のリッドアーム31,32が回動すると、第1のカム溝62と第2のカム溝63との中間位置から第2のカム溝63までの長さが変化するため、その回動量に応じて下部ヒートシンク30がメモリーカード200に対して接近・離反される。この第2のカム溝63の曲率半径の変化(差=Ro2−Ro1)により、下部ヒートシンク30に姿勢変化を生じさせて、挿入口48側をその反対側よりも大きく移動させることができる。
上部ベースプレート27と下部ベースプレート29は、挿入口48と反対側の端部において、回動軸72によって互いに回動可能に連結されている。即ち、上部ベースプレート27の挿入口48と反対側の左右両側部には、下部ヒートシンク30側に突出する離間片27aがそれぞれ設けられている。また、下部ベースプレート29の挿入口48と反対側の左右両側部には、上部ヒートシンク28側に折り曲げ形成された軸受片29aがそれぞれ設けられている。上部ベースプレート27及び下部ベースプレート29の両側部において、離間片27aの先端部と軸受片29aの先端部は互いに重なり合うように形成されており、それぞれの重合部に回動軸72,72が貫通されている。この一対の回動軸72,72を介して、上部ベースプレート27と下部ベースプレート29が回動可能に連結されている。
かくして、左右のリッドアーム31,32の第1のカム溝62は、図17及び図19に示すように、開閉蓋10の閉鎖時、上部ヒートシンク28に設けたカムピン58をガイドして上部ヒートシンク28をメディア収納部47に近づく方向(下方)へ回動させる。そして、固定ねじ54に装着されているコイルばね53のばね力により、メディア収納部47に収納されているメモリーカード200の上面に上部ヒートシンク28の受熱部56が圧接される。一方、図18及び図19に示すように、開閉蓋10の開放時、第1のカム溝62は、コイルばね53のバネ力に抗してカムピン58をガイドし、上部ヒートシンク28をメディア収納部47から離れる方向(上方)へ回動させる。これにより、上部ヒートシンク28の受熱部56がメモリーカード200の上面から離反され、受熱部56とメモリーカード200との間に隙間が形成される。
これに対して、左右のリッドアーム31,32の第2のカム溝63は、図17及び図19に示すように、開閉蓋10の閉鎖時、下部ヒートシンク30に設けたカムピン71をガイドして下部ヒートシンク30をメディア収納部47に近づく方向(上方)へ回動させる。そして、固定ねじ66に装着されているコイルばね65のばね力により、メディア収納部47に収納されているメモリーカード200の下面に下部ヒートシンク30の受熱部68が圧接される。一方、図18及び図19に示すように、開閉蓋10の開放時、第2のカム溝63は、コイルばね65のバネ力に抗してカムピン71をガイドし、下部ヒートシンク30をメディア収納部47から離れる方向(下方)へ回動させる。これにより、下部ヒートシンク30の受熱部68がメモリーカード200の下面から離反され、受熱部68とメモリーカード200との間に隙間が形成される。
第1のカム溝62及び第2のカム溝63を有する左右のリッドアーム31,32と、上部ヒートシンク28に設けたカムピン58,58と、下部ヒートシンク30に設けたカムピン71,71によってヒートシンク移動部が構成されている。ヒートシンク移動部は、開閉蓋10の開閉動作に連動して上部ヒートシンク28及び下部ヒートシンク30の姿勢を変化させるように移動させる。
図6〜図12に示すように、イジェクトリンクユニット33は、メディア収納部47に収納されているメモリーカード200を排出させるものである。このイジェクトリンクユニット33は、イジェクトロッド75と、ユニットホルダ76と、連結リンク77と、回動リンク78と、リターンばね79等を備えて構成されている。イジェクトロッド75は、ユニットホルダ76によって軸方向へスライド可能に支持されており、イジェクトロッド75の軸方向の後端に連結リンク77の先端が回動可能に連結されている。回動リンク78は、ガイドレール25に立設された支持軸81に回動可能に支持されている。支持軸81は、回動リンク78の長手方向の中間部を貫通しており、その長手方向の一側に連結リンク77の後端が回動可能に連結されている。
回動リンク78の長手方向の他側は、先端側に開口する凹部78aを有する二股形状とされており、その凹部78aにはスライダ26に設けた作動ピン82が係合されている。リターンばね79には、引っ張り方向に弾性を付与する引張りコイルばねが適用されていて、メモリーカード200が出し入れされる方向に軸心を向けて、一端がガイドレール25に係合され、他端がスライダ26に係合されている。このリターンばね79のばね力によりスライダ26が常に挿入口48側に付勢されていて、その前端側への移動が、移動範囲設定部51の前側への移動を規制する前側規制片52aによって防止されている。
図8及び図10は、メモリーカード200がメディア収納部47の所定位置に装着される少し前の位置であって、接続部203がコネクタ45に接続されていない状態を示している。この状態では、スライダ26はリターンばね79のばね力で挿入口48側に引っ張られて前端の位置にあり、作動ピン82に凹部78aが係合している回動リンク78は、凹部78aを有する二股部が支持軸81の前側に位置している。そのため、イジェクトリンクユニット33のイジェクトロッド75は、連結リンク77を介して回動リンク78によりコネクタ45側に引っ張られ、後退した位置にある。このときのイジェクトロッド75の先端面は、上部ケース5の前面部5bの表面と略同一平面上に位置している。
この状態から、リターンばね79のばね力に抗してメモリーカード200をコネクタ45側に押し込むと、メモリーカード200に押圧されてスライダ26が一体的に移動する。これにより、図9及び図11に示すように、接続部203がコネクタ45に接近し、メモリーカード200を所定位置まで押し込むことにより接続部203がコネクタ45に接続され、メモリーカード200とメモリーカード記録再生装置1が電気的に接続される。この接続状態において、接続部203とコネクタ45の嵌合力により、その位置でスライダ26がロックされる。
この状態では、回動リンク78の二股部に設けた凹部78aは、支持軸81の後側に位置している。そのため、イジェクトロッド75は、回動リンク78を介して連結リンク77により挿入口48側に押し出され、前進した位置にある。このときのイジェクトロッド75の先端面は、上部ケース5の前面部5bの表面よりも前方に突出されている。そこで、このイジェクトロッド75の突出部を押し込むことにより、メモリーカード200を外部に排出させるイジェクト操作を行うことができる。
本実施例のメモリーカード記録再生装置1によれば、例えば、次のようにしてメモリーカード200の出し入れ操作を行うことができる。メモリーカード200をメモリーカード記録再生装置1に装着する場合には、開閉蓋10を開放操作して外装ケース2のメディア出入口12を開口させる。まず、開閉蓋10のバックル36を押圧して開閉蓋10のロックを解除し、開閉蓋10を上方へ押し開く。これにより、開閉蓋10の姿勢が、図17に示す状態から図18に示す状態に変化し、左右のリッドアーム31,32が枢軸60,60を中心として、図17等において時計方向へ回動される。
この場合、左右のリッドアーム31,32には第1のカム溝62と第2のカム溝63が夫々形成されている。そして、第1のカム溝62には上部ヒートシンク28のカムピン58が摺動可能に係合され、第2のカム溝63には下部ヒートシンク30のカムピン71が摺動可能に係合されている。第1のカム溝62と第2のカム溝63は、メディア出入口12側の間隔に比べて反対側の間隔が広く設定されている。そのため、リッドアーム31,32の回動量に応じて、第1のカム溝62によってカムピン58が上方に押し上げられ、第2のカム溝63によってカムピン71は下方に押し下げられる。上部ヒートシンク28と下部ヒートシンク30は、上部ベースプレート27と下部ベースプレート29を介してメディア出入口12と反対側の端部で回動軸72によって回動可能に連結されている。
これにより、図19に示すように、リッドアーム31,32が回動すると、メディア収納部47において、メディア出入口12側が大きく開口され、その反対の回動軸72側が小さく開口される。そのため、上部ヒートシンク28の受熱部56が上方に押し広げられ、下部ヒートシンク30の受熱部68が下方に押し広げられる。そこで、メディア出入口12からメディア収納部47内にメモリーカード200を挿入することにより、上下の受熱部56,68に摺動接触することなくメモリーカード200をメディア収納部47に挿入することができる。しかも、メディア収納部47のメディア出入口12側が回動軸72側よりも大きく開口されるため、メモリーカード200の上面が上部ヒートシンク28の受熱部56に擦れたり、下面が下部ヒートシンク30の受熱部68に擦れたりするおそれがない。従って、メモリーカード200の面が受熱部56,68と摺動接触することによるメモリーカード200の損傷を防ぐことができる。
次に、図18に示す状態から開閉蓋10を押圧し、図17に示すように開閉蓋10で上部ケース5のメディア出入口12を閉じるようにする。この場合、左右のリッドアーム31,32の回動により、上部ヒートシンク28と一体のカムピン58は、第1のカム溝62にガイドされて押し下げられ、受熱部56がメモリーカード200の上面に押し付けられる。このとき、上部ヒートシンク28がコイルばね53によってメディア収納部47側に付勢されているため、そのコイルばね53の弾性による付勢力によって受熱部56の表面がメモリーカード200の上面に圧接される。これにより、メモリーカード200の上面に生じている熱を上部ヒートシンク28によって確実に吸収し、その熱を外部に放出することができる。
また、左右のリッドアーム31,32の回動により、下部ヒートシンク30と一体のカムピン71は、第2のカム溝63にガイドされて押し上げられ、受熱部68がメモリーカード200の下面に押し付けられる。このとき、下部ヒートシンク30がコイルばね65によってメディア収納部47側に付勢されているため、そのコイルばね65の弾性による付勢力によって受熱部68の表面がメモリーカード200の下面に圧接される。これにより、メモリーカード200の下面に生じている熱を下部ヒートシンク30によって確実に吸収し、その熱を外部に放出することができる。
次に、メディア収納部47に収納されているメモリーカード200を取り出す場合は、イジェクトリンクユニット33のイジェクトロッド75を押圧する。イジェクトロッド75を押圧すると、その力が連結リンク77を介して回動リンク78に伝達され、支持軸81を中心に回動リンク78を回動させる。このとき、リターンばね79のばね力が回動リンク78の回動力に付加され、回動リンク78が支持軸81を中心に回動してスライダ26を前方の挿入口48側へ移動させる。これにより、スライダ26に設けた押圧片49がメモリーカード200を前方に押圧し、メモリーカード200を所定位置まで押し出す。その結果、メモリーカード200の一部がメディア出入口12から突出され、メモリーカード200を掴むことができる状態となる。そこで、メモリーカード200の突出部を掴んで引き出すことにより、メモリーカード200をメモリーカード記録再生装置1から取り出すことができる。
メモリーカード記録再生装置1は、排気ファン24を駆動して外装ケース2の内部に外気を通過させることにより、メモリーカード200を強制的に冷却させることができる。図28は、排気ファン24による強制冷却構造を説明するものである。排気ファン24は、外装ケース2の背面部5dの略中央に配置されており、その前方にメディアホルダ3が配置されている。メディアホルダ3は、メモリーカード200を上下から挟むことができる上部ヒートシンク28と下部ヒートシンク30を備えており、上部及び下部ヒートシンク28,30には前後方向へ直線状に延在された複数の放熱用フィン57,69が設けられている。
そのため、排気ファン24を作動すると、外装ケース2の内部の圧力が低下することにより、開閉蓋10の側面部10c,10dに設けた吸気口41から外気が上部ケース5の前面部5bに導入される。前面部5bに導入された空気は、上部ケース5に設けた通気口15やアーム用開口穴14等から上部ケース5内に入り込む。そして、メモリーカード200の上面側では上部ヒートシンク28に設けた複数の放熱用フィン57の間の空間から後方に流れ、メモリーカード200の下面側では下部ヒートシンク30に設けた複数の放熱用フィン69の間の空間から後方に流れる。そして、排気ファン24を通過して外部に放出され、上部ヒートシンク28と下部ヒートシンク30で集めた熱を外気中に放出させる。
この場合、外装ケース2の内部においては、冷却用空気の通路が、メモリーカード200が出し入れされる方向と平行をなす前後方向に直線状に形成されているため、外装ケース2内における空気の滞留を防ぐことができる。そのため、メモリーカード200からの放熱を迅速且つ効果的に行うことができ、熱によるメモリーカード200の損傷を抑制することができる。また、吸気口41に防滴片42a,42bを設け、その防滴片42a,42b及び、又は吸気口41の側壁に斜め方向の角度を付けて後側傾斜角θと外側傾斜角φを設け、奥行きを持たせる構成とした。そのため、防滴効果を発揮させて、15度程度の角度で降ってくる雨粒の浸入を効果的に防ぐことができる。更に、図23に示すように、上部ケース5の前面部5bに段部16を設けると共に、その段部16と防滴片42a,42bの内側部分とをオーバーラップさせ、段部16の外側に水滴の抜ける水通路17を設ける構成とした。これにより、パッキン等の密封装置を使用することなく、上部ケース5と開閉蓋10の形態のみで防滴機能を発揮させることが可能となった。
図30及び図31は、前述した構成及び作用・効果を有するメモリーカード記録再生装置1を、電子機器の一具体例を示す業務用ビデオカメラ100に使用した実施の形態の例を示すものである。図30は、ビデオカメラ100の背面にメモリーカード記録再生装置1を配置した状態を示すもので、図31、ビデオカメラ100の上面にメモリーカード記録再生装置1を配置した状態を示すものである。
ビデオカメラ100は、撮影用の制御装置その他の装置・機器が内蔵されたカメラ本体101と、このカメラ本体101の前面に着脱可能に取り付けられたレンズ装置102等を備えて構成されている。図30に示すビデオカメラ100では、カメラ本体101の背面に、図示しない取付ねじ等を用いてメモリーカード記録再生装置1が取り付けられている。また、図31に示すビデオカメラ100では、カメラ本体101の上面に、図示しない取付ねじ等を用いてメモリーカード記録再生装置1が取り付けられている。このメモリーカード記録再生装置1を取り付けたビデオカメラ100によれば、大容量のメモリーカードを記憶装置として用いることができ、長時間に渡る連続撮影を可能とすることができる。また、角度を付けた吸気口41を側壁に設け、その吸気口41に防滴片42a,42bを設けたことにより、略垂直に落下する雨水が開閉蓋10内に入り込むのを抑制することができる。しかも、開閉蓋10の内側には水通路17が設けられているため、その水通路17を通して水滴を外部に排出させることができ、シール材を用いることなく防滴効果を発揮することができる。
以上説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形実施が可能である。前述の実施例では、上下のヒートシンクでメモリーカードを挟んで放熱させる例について説明したが、上部のヒートシンクのみとしても良く、また、下部のヒートシンクのみとする構成とすることもできる。また、上下のヒートシンクにおいて、放熱フィンを直線状に延びる突条部として形成したが、曲線状又はジグザク状に連続する突条部として形成することもできる。
1…メモリーカード記録再生装置(半導体記録メディア記録及び/又は再生装置)、 2…外装ケース、 3…メディアホルダ、 5…上部ケース、 5b…前面部、 5c…張出し部、 6…下部ケース、 10…開閉蓋、 10b…前面部、 10c,10d…側面部、 12…メディア出入口、 15…通気口、 16…段部、 17…水通路、 23…通風口、 24…排気ファン(冷却ファン)、 25…ガイドレール、 26…スライダ、 27…上部ベースプレート、 28…上部ヒートシンク、 29…下部ベースプレート、 30…下部ヒートシンク、 31…右リッドアーム(カムプレート)、 32…左リッドアーム(カムプレート)、 36…バックル、 41…吸気口、 42a,42b…防滴片、 45…コネクタ(接続部)、 47…メディア収納部、 49…押圧片、 51…移動範囲設定部、 52a,52b…規制片、 56…受熱部、 57…放熱用フィン、 58…カムピン、 60…枢軸、 61a…扇形部(カムプレート)、 62…第1のカム溝、 63…第2のカム溝、 65…コイルばね、 68…受熱部、 69…放熱用フィン、 71…カムピン、 72…回動軸、 75…イジェクトロッド、 78…回動リンク、 78a…凹部、 79…リターンばね、 81…支持軸、 82…作動ピン、 100…業務用ビデオカメラ、 200…メモリーカード(半導体記録メディア)、 203…接続部

Claims (7)

  1. 半導体記録メディアが着脱可能に収納されるメディア収納部を有するメディアホルダと、
    前記半導体記録メディアが出し入れされるメディア出入口を有し且つ当該メディア出入口に前記メディア収納部を対向させた状態で前記メディアホルダが収納される外装ケースと、
    前記メディア出入口を開閉可能とされた開閉蓋と、
    前記メディア収納部に収納された前記半導体記録メディアに対して接触可能とされたヒートシンクと、
    前記開閉蓋の開閉動作に連動して前記ヒートシンクを移動させるヒートシンク移動部と、を設け、
    前記ヒートシンク移動部の動作により、前記開閉蓋の開放時には前記ヒートシンクを前記メディア収納部から離れる方向に移動し、前記開閉蓋の閉鎖時には前記ヒートシンクを前記メディア収納部に近づける方向に移動して当該メディア収納部に収納されている半導体記録メディアに圧接させる
    半導体記録メディア記録及び/又は再生装置。
  2. 前記ヒートシンクは、前記メディア収納部を挟んで両側に対向設置された第1のヒートシンクと第2のヒートシンクを有し、
    前記ヒートシンク移動部は、前記開閉蓋の開閉動作に連動させて前記第1のヒートシンク及び前記第2のヒートシンクを、前記メディア出入口と反対側を回動中心として回動させ、第1のヒートシンク及び第2のヒートシンクの自由端側を回動中心側よりも大きく移動させる
    請求項1記載の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置。
  3. 前記ヒートシンク移動部は、前記開閉蓋の開閉動作に連動して回動されるカムプレートを有し、
    前記カムプレートに、前記第1のヒートシンクに設けた第1のカムピンが摺動可能に係合される第1のカム溝と、前記第2のヒートシンクに設けた第2のカムピンが摺動可能に係合される第2のカム溝と、を設けた
    請求項2記載の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置。
  4. 前記開閉蓋は、前記メディア出入口に対向される前面部と、前記前面部に連続して前記メディア出入口の側面に対向される側面部と、を有し、
    前記側面部に、外部の空気を取り込むための吸気口を設け、
    前記吸気口に、雨滴の浸入を防ぐために前記外装ケースの水平姿勢及び垂直姿勢の2姿勢に対応して外側の取付位置を低く設定し且つ内側の取付位置を高くして外側傾斜角を設定した側壁及び/又は防滴片を設けた
    請求項1記載の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置。
  5. 前記防滴片及び/又は吸気口の側壁の外側傾斜角をそれぞれ10度〜50度の範囲内に設定した
    請求項4記載の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置。
  6. 前記外装ケースの前面部に設けた前記メディア出入口の周囲に通気口を設け、
    前記前面部と前記防滴片との間に隙間をあけると共に一部が重なり合うように形成して水の通る水通路を設けた
    請求項4又は5記載の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置。
  7. 前記外装ケースの前記通気口と反対側に、前記吸気口から供給される空気を吸引する冷却ファンを設けた
    請求項4、5又は6記載の半導体記録メディア記録及び/又は再生装置。
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