JP2007310458A - 電源ユニット、及び冷却方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気の排出口の近傍に物を置くことが可能な電源ユニットを提供する。
【解決手段】電源ユニット120内に取り込まれた空気は、電源ユニット本体300のファン301によってその本体300内に送風され、穴302から排出される。排出された空気は、カバー部材310、330間に送られる。その間に送られた空気は、それらによって形成された経路に導かれる形で流れの向きを上方に変え、上方に存在する隙間341から上方に向かって排出される。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に供給すべき電流を供給するためにその情報処理装置とは別に用意された電源ユニットに関する。
電子機器では、電力の消費により発熱する。そのため、発熱量が無視できない電子機器では、熱対策(冷却)を考慮した設計が行われるのが普通である。人が触れることを想定した電子機器では、人が熱いと感じない程度に温度上昇を抑えることが重要視される。
発熱量が比較的に小さい電子機器では普通、空気により冷却する空冷法が採用される。これは、液体により冷却する液冷法を採用した場合と比較して、部品点数を抑えられる、構成が簡単である、といった利点があるからである。
空冷法は、空気の密度差によって生じる対流を利用する自然対流冷却法と、ブロアやファンなどの送風機を用いてその対流を強制的に生じさせる強制対流冷却法と、に大別される。高性能化に伴う発熱量の増加により、最近では強制対流法が採用されるケースが増えている。
情報処理装置、例えばPOS(Point Of Sales)端末装置のように、他の機器と接続して利用されることを想定したものがある。そのPOS端末装置では、接続を想定するオプション機器にも電流を供給できるようにする必要がある。そのため、動作用の電流を発生させる電源ユニットは大型になり、その発熱量は比較的大きい。このことから、POS端末装置として利用可能な情報処理装置のなかには、電源ユニットを別にして、情報処理装置自体の発熱量を抑えたものがある。
空冷式では、冷却に用いる空気を内部に取り込むための穴(取込口)、及び内部の空気を外部に排出するための穴(排出口)をそれぞれ設けた筐体が採用される。埃や塵等はショートの原因となる。このことから、自然対流冷却法、及び強制対流冷却法の何れを採用した場合にも、特許文献1、及び2に記載されているように、筐体の側面に排出口を設けるのが普通である。それにより、内部に埃や塵が溜まり難いようにしている。
筐体の側面に排出口を設けることにより、熱伝達によって温められた空気は側面からその交差方向に向けて排出される。そのため、側面の近傍に空気の流れを妨げる大きな物を置くと、空気の排出効率が低下し、その低下に伴う冷却効率の低下によって温度上昇を招く。それにより、排出口の近傍には大きな物を置くことはできず、設置上の制約は大きい。このことから、より効率的にスペースを利用できるようにするためには、その制約を緩和させることが重要であると考えられる。
特開平6−13775号公報 特開2003−86983号公報 実開平5−55264号公報 特開平8−258631号公報
本発明は、空気の排出口の近傍に物を置くことが可能な電源ユニットを提供することを目的とする。
本発明の電源ユニットは、情報処理装置、例えばPOS端末装置として利用可能な情報処理装置に供給すべき電流を供給するためにその情報処理装置とは別に用意されたものであり、電流を発生させる一つ以上の電源回路、及び該電源回路を冷却するための空気の流れを強制的に発生させる送風手段を備えた電源ユニット本体と、電源ユニット本体を覆い、送風手段により流れを発生させる空気を取り込むための取込口、該送風手段によって該電源ユニット本体から排出される空気の流れの向きを上方に変えて導く経路、及び該経路に沿って流れる空気を外部に排出するための排出口、が形成されているカバーと、を具備する。
なお、上記カバーは複数の部品により構成され、経路、及び排出口は、少なくとも2つの部材間にスペースを設けることにより形成させている、ことが望ましい。その少なくとも2つの部品の内の一つは、スペースにより形成した排出口を利用して取り外す構成である、ことが望ましい。そのカバーは、情報処理装置と接続させるケーブルを通すスペースを有する構成である、ことが望ましい。
本発明の電源ユニットの冷却方法は、POS端末装置として利用可能な情報処理装置に供給すべき電流を供給するためにその情報処理装置とは別に用意された電源ユニットの冷却を行う方法であって、電流を発生させる一つ以上の電源回路、及び該電源回路を冷却するための空気の流れを強制的に発生させる送風手段を備えた電源ユニット本体を用意し、電源ユニット本体を覆うカバーを用意し、カバーにより、送風手段により流れを発生させる空気の取り込み、該送風手段によって該電源ユニット本体を通過した空気を外部に排出させる向き、及び該排出させる位置を管理して冷却を行わせる。
本発明では、電流を発生させる一つ以上の電源回路、及び該電源回路を冷却するための空気の流れを強制的に発生させる送風手段を備えた電源ユニット本体をカバーで覆い、そのカバーとしては、送風手段により流れを発生させる空気を取り込むための取込口、その送風手段によって電源ユニット本体から排出される空気の流れの向きを上方に変えて導く経路、及びその経路に沿って流れる空気を外部に排出するための排出口、を形成させたものを採用する。
そのようなカバーを採用することにより、送風手段により流れを発生させる空気の取り込み、その送風手段によって電源ユニット本体を通過した空気を外部に排出させる向き、及びその排出させる位置をそのカバーにより管理した冷却を行わせることができる。それにより、電源ユニット、或いはそれを置く場所にとって望ましい形で空気の排出を行わせることができるようになる。排出口から侵入する埃や塵等の影響は、空気の流れの向きを変える経路によって回避、或いは低減させることができる。電源ユニット本体に侵入しないように、或いは侵入するのが困難なようにすることができる。これらのことから、空気の排出口の近傍に物を置くことが可能な電源ユニットを容易に実現させることができる。そのような電源ユニットを実現させることにより、電源ユニットを置く場所はより効率的にそのスペースを利用できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態による電源ユニットを用いて構築されたPOSシステムの外観を示す斜視図である。同図(a)は正面側からの斜視図、同図(b)は背面側からの斜視図である。
その電源ユニット120は、POS端末装置として利用可能な情報処理装置110に供給すべき電流を供給するためのものであり、その情報処理装置110とは別の装置として実現されている。図1において、121は情報処理装置110を電源ユニット120に取り付けるための取付部であり、130は客(カスタマー)に伝達すべき情報表示用のカスタマーディスプレイである。電源ユニット120は、情報処理装置110の他に、そのようなカスタマーディスプレイ130も取り付け可能となっている。
上記正面側とは、情報処理装置110が取り付けられる側である。背面側はその反対側である。電源ユニット120には、それを安定的に置けるように、底の面積が広い支持台122が取り付けられている。それにより電源ユニット120は、水平か、ほぼ水平な面上に支持台122の底を接触させるように置いて使用することを想定したものとなっている。以降、特に断らない限り、そのように想定の使用状態を前提とした説明を行うこととする。
上記情報処理装置(以降「POS端末」と記す)110は、表示装置110、及びその全面に配置されたタッチパネル112を備えた平板状のものである。そのPOS端末110には、図2に示すように、オプション機器として、図1に示すカスタマーディスプレイ130の他に、スキャナ220、ドロア230、レシートプリンタ240、及びカードリーダ250が接続可能となっている。それにより、上記POSシステムは、それらのオプション機器のなかで必要とするものをPOS端末110に接続することで構築されている。通常、電源ユニット120は、ドロア230の上に置かれる。
オプション機器と接続するためのインターフェースは何れも、図5に示すように、表示装置110の下方に配置されている。それによりオプション機器の接続は、それらを接続させるケーブル501に付いたコネクタを対応するインターフェースに取り付けることで行われる。
図3は本実施の形態による電源ユニット120の透視斜視図、図4はその分解斜視図である。
その電源ユニット120は、電源ユニット本体300をカバーで覆ったものである。図3中の310、320、及び330は、そのカバーを構成するカバー部品である。そのカバーを構成する部品は他に、図7に表記の350を付したものがある。カバー部品330、及び350は、図7に示すように、カバー部品310の側面に取り付けられる。電源ユニット本体300の上面、及び背面を覆うカバー部品320もカバー部品310に取り付けられる。
電源ユニット本体(以下「本体」と略記)300には、定められた電圧で電流を供給するための複数の電源回路の他に、各電源回路を冷却するための送風機としてファン301が搭載されている。そのファン301は本体300の端に取り付けられており、その端からファン301によってカバー部材320と支持台122の隙間付近よりカバー部材320の内部に取り込まれた空気は、本体300の端部に設けた穴302から排出するようになっている。図3中の303は、コンセント等の外部電源から電流を入力するためのコードである。本体300は、停電時でも動作可能とするためのバッテリを搭載可能となっている。
カバー部材310には、図4に示すように、本体300の穴302の位置、及びその形状に合わせて穴311が形成されている。その穴311が形成された側面に取り付けられるカバー部材330には、その下方に二つの突起331が形成され、その上方には突出部334を有する二つの突起333が形成されている。穴311が形成された側面側には、それらの突起331、333を挿入可能な穴が設けられている。それにより、カバー部材330のカバー部材310への取り付けは、二つの突起331をそれぞれ対応する穴に挿入し、それらの突起331を軸にカバー部材330を回転させるようにして二つの突起333をそれぞれ対応する穴に挿入することで行うようになっている。
カバー部材320には穴が形成されている。図4中の321は、その穴を塞いでいる部材である。カスタマーディスプレイ130は、その部材321を取り外して取り付けるようになっている。
カバー部材310の穴311の上方を除く周囲には、凸部312、313を含む凸部が形成されている。その穴311が形成された側面に取り付けるカバー部材330にも凸部332を含む凸部が形成されている。それらの凸部、特に凸部332は、カバー部材310、330間の相対的な位置関係を常に適切なものに維持させるために形成している。これらは、カバー部材350でも同様である。
図8は、図7に示す部分Cの拡大図である。ここで図8を参照して、カバー部材310、330間の相対的な位置関係を常に適切なものに維持できる理由について具体的に説明する。
その部分Cは、カバー部材350を取り付ける側面の上方に設けられた穴314の内側周辺部分である。カバー部材330とカバー部材350は、基本的に同じ構成であり、取り付け方法も基本的に同じである。このことから、部分Cの拡大図では便宜的に図4に示す符号を付し、カバー部材350をカバー部材330と想定して説明する。
突起333の先端に形成された突出部334のカバー部材330側は、図8に示すように、カバー部材310の内側の面と平行、或いはほぼ平行な面となっている。カバー部材330は、二つの突出部334間の間隔が、カバー310に設けた二つの穴314の間隔より狭くなるように製作されている。それにより、突出部334を穴314に挿入すると、突起333は突出部334を穴314の内側に向けて(ここでは他方の突起333に向けて)自動的に移動させる。その移動により、図8に示す状態に移行することになる。その移行を可能とするために、カバー部材330(350)は弾性力を有する部材、例えば合成樹脂により製作している。
図8に示す状態では、突出部334の内側の面がカバー部材310と噛み合った形となっている。そのため、カバー部材310から離すように引いても突出部334は穴314から抜くことはできず、カバー部材330は取り外せない。それにより、関係者以外の者がカバー部材330を簡単に取り外せないようにさせている。
突出部334によって、カバー部材330をカバー部材310から離れる方向での間隔は制限される。突出部334がカバー部材310に当たると、それ以上、カバー部材330を離すことはできなくなる。しかし、突出部334では、それを更に奥に挿入する方向での間隔を制限することはできない。そのために凸部332は、その挿入する方向での間隔を制限するために形成している。そのようにして、突出部334、及び凸部332により、カバー部材330を動かせる範囲を狭く限定している。このため、カバー部材310、330間の相対的な位置関係も常に適切なものに維持することができる。
上記穴314は、図8に示すようにT字型をしている。図8は上記穴314と突出部334とが嵌合した状態を示す図である。この上記穴314の空いているT字の縦線部分である挿入穴314aから挿入可能な板状の部材(以降「解除用部材」と呼ぶ)により突出部334を外側である図8中の矢印A方向に移動(退避)できるようにするためである。そのように突出部334を上記矢印A方向に移動させることで、突出部334と穴314との嵌合が外れ、突出部334を上記穴314から抜くことができるようになる。参考技術文献としては、特許文献3、及び4が挙げられる。
カバー部材310とカバー部材330の間には、図3に示すように、上部に排気用に隙間341が空いている。上記解除用部材を穴314に対して水平方向に、その隙間341から穴314に挿入させ、突出部334と穴314との嵌合を外すことができ、これにより、カバーの表側に組み立て用の仕様が視認し難くなるようにしつつ、カバー部材330の取り外しを迅速に行えるようにさせている。これにより、電源に接続するコード303の装着、交換を容易に行うことができる。
本体300の穴302から排出された空気は、穴311を介してカバー部材310、330間に流れる。カバー部材310、330間の相対的な位置関係を常に適切なものに維持するのは、その空気の外部への排出を常に適切に行えるようにすることも理由である。穴311の上方を除く周囲に凸部312、313を含む凸部を形成させたカバー部材310、及び凸部332を形成させたカバー部材330により、本体300から排出された空気の流れの向きを上方に変えて導く経路、及びその空気の排出口となる隙間341を実現させている。
その経路によって空気の流れの向きを上方に変えているため、隙間341からも上方に向かって空気は排出される。上方に向けて空気を排出させることから、隙間341から空気を横方向に排出する場合と異なり、カバー部材330の側面に物を置く、或いは、カバー部材330を壁等に接触させた状態で、装置を設置することが可能である。また、同様にカバー部材320の後方部分に物を置くができ、あるいは、カバー部材の後方部分を壁等に接触させ、設置することが可能になる。それにより、物を置けるスペースおよび装置を設置するスペースがより効率的に利用できるようになる。
電源ユニット120の使用時には、隙間341から空気が排出されるために、その隙間341から埃や塵等が内部に入り込む可能性は回避される。未使用時には、埃や塵等が隙間341から入る可能性はあるが、本体300はカバー部材310、330間で形成される経路から水平方向上、奥側に位置しているため、本体300内部まで入り込む可能性は小さい。たとえ埃や塵等が入り込んだとしても、使用時にファン301によって強制的に流れを生じさせる空気によって全て、或いは殆どは外部に排出される。長い間、使用しないことは稀なのが実情である。このようなことから事実上、埃や塵等の影響は確実に回避させることができる。
二つの異なるカバー部品310、330によって形成させた経路、及び排出口(隙間341)は、一つ以上の専用の部品(以下、便宜的に「専用部品」と呼ぶ)によって実現させることができる。しかし、専用部品を用意する場合、複雑な形状の経路ではその製作が困難となり、複数の専用部品を用意しなければならなくなる。また、専用部品を取り付ける部品が必要であり、その部品は専用部品を取り付けられるようにする必要がある。このようなことから、部品点数の増大を招き、製造コストが上昇してしまう。
これに対し、二つの異なるカバー部材310、330によって経路、及び排出口を形成させるようにした場合には、それらは別々に製作することから、複雑な形状の経路でも容易に対応が可能である。それら以外の部品について考慮する必要性は基本的に無い。これらのことから、専用部品を用意する場合と比較して、部品点数をより抑えることができる。部品点数を抑えることにより、製造コストもより抑えることができる。
図2、或いは図5に示すように、POS端末110には複数のオプション機器を接続することができる。接続するオプション機器の数が多くなるほど、ケーブル501を通すためのスペースが必要になって、物を置けるスペースの効率的な利用が阻害される。このことから、本実施の形態では、ケーブル501を通すスペースを電源ユニット120内に持たせている。そのケーブル501は、図6に示すように、取付部121〜カバー部材320の背面側下方間、内部に収納できるようにしている。その収納は、図7に示すように、本体300のケースに沿ってケーブル501を通す形で行うようにさせている。それにより、電源ユニット120の正面側にあるスペースを殆ど使うことなく、その背面側にあるスペースを利用してケーブル501によるオプション機器との接続を行えるようにさせている。背面側にあるスペースを積極的に利用させるようにするのは、そのスペースはPOS端末110や電源ユニット120によって物を置く場所としては不適切であることが多いためである。言い換えれば、背面側にあるスペースを積極的に利用させることにより、物を置けるスペースをより有効に利用できるようになるためである。
なお、本実施の形態では、本体300の穴302から排出された空気を上方に導くようにしているが、複数の方向に導くようにしても良い。例えば下方にも導くようにしても良い。しかし、空気を導く方向は、ファン301により流れを強制的に発生させる空気を取り込むための取込口の位置を考慮して決定する必要がある。
本実施の形態では、図6に示すカバー部材310の底部314に取込口を設けている。底部314に取込口を設けた場合、空気を下方に向けて排出させると、排出させた空気が取込口から取り込まれ易くなる。そのような空気が取り込まれることで、取り込まれる空気全体の温度は上昇し、冷却効率は低下する。取込口の位置を考慮する必要があるのはこのためである。
電源ユニット120内部に取り込まれた空気は、ファン301により本体300内部を通って穴302から排出された後、直ちにカバー部材310、330間に送られるようになっているが、内部に取り込まれてから外部に排出されるまでの経路はそれに限定されるものではない。用意する本体300の構成や形状などを考慮して適宜、決定して良いものである。また、空冷法としては、自然対流冷却法を採用しても良い。
本実施の形態による電源ユニットを用いて構築されたPOSシステムの外観を示す斜視図である。 構築可能なPOSシステムの構成を説明する図である。 本実施の形態による電源ユニット120の透視斜視図である。 本実施の形態による電源ユニット120の分解斜視図である。 POS端末装置として利用可能な情報処理装置110にオプション機器を接続する方法を説明する図である。 本実施の形態による電源ユニット120内部に用意されたケーブル501収納用の空間を説明する図である。 カバー部材320を取り外した状態の電源ユニット120の斜視図である。 図7に示す部分Cの拡大図である。
符号の説明
110 情報処理装置(POS端末装置)
120 電源ユニット
121 取付部
300 電源ユニット本体
301 ファン
302、311、314 穴
310、320、330、350 カバー部材
312、313、332 凸部
331、333 突起
334 突出部
501 ケーブル

Claims (5)

  1. 情報処理装置に供給すべき電流を供給するために該情報処理装置とは別に用意された電源ユニットにおいて、
    前記電流を発生させる一つ以上の電源回路、及び該電源回路を冷却するための空気の流れを強制的に発生させる送風手段を備えた電源ユニット本体と、
    前記電源ユニット本体を覆い、前記送風手段により流れを発生させる空気を取り込むための取込口、該送風手段によって該電源ユニット本体から排出される空気の流れの向きを上方に変えて導く経路、及び該経路に沿って流れる空気を外部に排出するための排出口、が形成されているカバーと、
    を具備することを特徴とする電源ユニット。
  2. 前記カバーは複数の部品により構成され、前記経路、及び前記排出口は、少なくとも2つの部材間にスペースを設けることにより形成させている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電源ユニット。
  3. 前記少なくとも2つの部品の内の一つは、前記スペースにより形成した排出口を利用して取り外す構成である、
    ことを特徴とする請求項2記載の電源ユニット。
  4. 前記カバーは、前記データ処理装置と接続させるケーブルを通すスペースを有する構成である、
    ことを特徴とする請求項1記載の電源ユニット。
  5. 情報処理装置に供給すべき電流を供給するために該情報処理装置とは別に用意された電源ユニットの冷却を行う方法であって、
    前記電流を発生させる一つ以上の電源回路、及び該電源回路を冷却するための空気の流れを強制的に発生させる送風手段を備えた電源ユニット本体を用意し、
    前記電源ユニット本体を覆うカバーを用意し、
    前記カバーにより、前記送風手段により流れを発生させる空気の取り込み、該送風手段によって該電源ユニット本体を通過した空気を外部に排出させる向き、及び該排出させる位置を管理して前記冷却を行わせる、
    ことを特徴とする電源ユニットの冷却方法。
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