JP5845941B2 - 蓋開閉装置及び収納装置 - Google Patents

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Description

本件は、蓋開閉装置及び収納装置に関する。
例えば、電源ユニット等のモジュールを挿抜可能な複数のスロットをそなえ、装置を通電した状態で、一方のスロットに格納されたモジュールを交換する活性交換を可能とする情報処理装置が知られている。
図8及び図9はそれぞれ従来の情報処理装置500のスロットの状態を透視して示す平面透視図である。図8及び図9に示す情報処理装置500においては、隔壁504を介してスロット502aとスロット502bとが隣接して形成されている。
図8に示すように、スロット502aに電源ユニット512aが、又、スロット502bに電源ユニット512bが、それぞれ情報処理装置500のリア側(図8の下側)に形成された挿抜口513から挿入される。各スロット502a,502b内において、電源ユニット512a,512bは、各一端側に形成されたコネクタ503が、それぞれバックパネル511に形成されたコネクタ512に接続される。
また、各電源ユニット512a,512bは、それぞれファン501a,501bをそなえ、スロット502a,502bに挿入された状態でこれらのファン501a,501bを駆動することにより冷却風を生じさせる。
図8に示すように、2つのスロット502a,502bに電源ユニット512a,512bがそれぞれ挿入された状態では、各電源ユニット512a,512bのファン501a,501bによって生じる冷却風が、それぞれフロント側から流入して電源ユニット512a,512bを通過し、リア側に流れる。この通過する冷却風によって電源ユニット512a,512bに搭載された発熱部品が冷却される。
このような情報処理装置500において、例えば、電源ユニット512aを活性交換する際には、電源ユニット512bが動作している状態で、図9に示すように、電源ユニット512aをスロット502aの挿抜口から引き抜いて取り出す。その後、新たな電源ユニット512cを挿抜口513からスロット502aに挿入して取り付ける。
特開平10−55661号公報
しかしながら、このような従来の情報処理装置500における電源ユニット512aの活性交換時に、電源ユニット512bの冷却に用いられファン501bによって排出される冷却風の排気が、電源ユニット512aが抜き出されたスロット502a内に流入する。
そして、このスロット502a内に流入した排気が、ファン501bにより吸引されて、例えば、バックパネル511と隔壁504との隙間からスロット502bに吸引され、電源ユニット512b内に流入する。ここで、ファン501bによる排気は、電源ユニット512bを冷却することにより高温となっている。従って、電源ユニット512bを冷却することにより高温となった排気が、再度、電源ユニット512bに流入して、電源ユニット512bの冷却効率を低下させるという課題がある。
1つの側面では、本件は、挿入物の抜挿時に、挿入物を取り外した箱体内への流入物の進入を抑制することを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
このため、この蓋開閉装置は、挿入物を挿入する挿入口を有する箱体を覆う蓋を開閉する蓋開閉装置であって、挿入物の挿入方向と直交し且つ水平方向に延設された第1支軸に一端を軸支され、当該第1支軸から回動可能に垂下された蓋と、前記挿入方向に沿って延在し、前記挿入口から前記挿入方向に向かって高さが漸増するガイド面と、前記蓋よりも前記挿入方向における挿入口側に配置され、前記第1支軸と平行な第2支軸に軸支され、当該第2支軸から回動可能に垂下される開閉キーと、一端が前記開閉キーに固定されるとともに、他端が前記開閉キーの回動に従って前記ガイド面上を移動するアーム部材と、前記蓋に固定され、当該蓋とともに前記第1支軸により回動し、一端部を前記アーム部材の上面に配置されるレバー部材とをそなえ、前記箱体内に前記挿入物が不在の状態においては、前記蓋が前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を塞いで閉状態とし、前記挿入口へ挿入された前記挿入物により前記開閉キーが前記挿入方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を上昇して、上昇した当該アーム部材が前記レバー部材の一端部を持ち上げ、当該レバー部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて開状態とする。
また、この収納装置は、挿入物を挿入する挿入口を有する箱体と、挿入物の挿入方向と直交し且つ水平方向に延設された第1支軸に一端を軸支され、前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を覆う開閉可能な蓋と、前記挿入方向に沿って延在し、前記挿入口から前記挿入方向に向かって高さが漸増するガイド面と、前記蓋よりも前記挿入方向における挿入口側に配置され、前記第1支軸と平行な第2支軸に軸支され、当該第2支軸から回動可能に垂下される開閉キーと、一端が前記開閉キーに固定されるとともに、他端が前記開閉キーの回動に従って前記ガイド面上を移動するアーム部材と、前記蓋に固定され、当該蓋とともに前記第1支軸により回動し、一端部を前記アーム部材の上面に配置されるレバー部材とをそなえ、前記箱体内に前記挿入物が不在の状態においては、前記蓋が前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を塞いで閉状態とし、前記挿入口へ挿入された前記挿入物により前記開閉キーが前記挿入方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を上昇して、上昇した当該アーム部材が前記レバー部材の他端部を持ち上げ、当該アーム部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて開状態とする。
開示の技術によれば、箱体内への侵入物の侵入を阻止することができる利点がある。
実施形態の一例としてのシャッター装置を模式的に示す斜視図である。 実施形態の一例としてのシャッター装置をそなえたディスクアレイ装置のスロットの状態を模式的に示す平面透視図である。 実施形態の一例としてのシャッター装置の開閉キー及びトラップの構成を示す部分斜視図である。 (A)〜(D)は、それぞれ実施形態の一例としてのシャッター装置における連動アームの動作を説明するための側面図である。 (A)〜(D)はそれぞれ実施形態の一例としてのシャッター装置の開動作を説明するための部分斜視図である。 (A)〜(D)はそれぞれ実施形態の一例としてのシャッター装置の開動作を説明するための側面図である。 (A)〜(E)は、それぞれ実施形態の一例としてのシャッター装置の閉動作を説明するための斜視図である。 従来の情報処理装置のスロットの状態を透視して示す平面透視図である。 従来の情報処理装置のスロットの状態を透視して示す平面透視図である。
以下、図面を参照して本蓋開閉装置に係る実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。又、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
図1は実施形態の一例としてのシャッター装置(蓋開閉装置)10を模式的に示す斜視図、図2はそのシャッター装置10をそなえるディスクアレイ装置(収納装置)1のスロットの状態を模式的に示す平面透視図、図3はその開閉キー及びトラップの構成を示す部分斜視図である。又、図4(A)〜(D)は、それぞれ実施形態の一例としてのシャッター装置10における連動アーム16の動作を説明するための側面図である。
装置1は、例えば、サーバやディスクアレイ装置であり、図2に示すように、複数(図2に示す例では2つ)のスロット100a,100bをそなえ、これらのスロット100a,100bに種々のモジュール(挿入物)を挿抜可能に構成されている。すなわち、装置1は、スロット100a,100b内に挿入物を収納可能な収納装置である。本実施形態においては、装置1がディスクアレイ装置であり、スロット100a,100bに電源ユニット200a,200bをそれぞれ挿抜する例について示す。
図2に示すディスクアレイ装置1においては、隔壁301を介してスロット100aとスロット100bとが隣り合って形成されている。なお、この図2に示す例においては、シャッター装置10の図示を省略している。
そして、図2に示す例においては、スロット100aに電源ユニット200aが、又、スロット100bに電源ユニット200bが、それぞれディスクアレイ装置1のリア側(図2の下側)に形成された挿抜口113から挿入される。各スロット100a,100b内において、電源ユニット200a,200bは、それぞれバックパネル302に接続される。すなわち、各電源ユニット200a,200bは、それぞれその一端側に形成されたコネクタ202をバックパネル302に形成されたコネクタ303に接続することにより、バックパネル302に接続され、ディスクアレイ装置1に電力を供給する。
なお、スロット100a,100bは同様の構成をそなえている。以下、スロットを示す符号としては、複数のスロットのうち1つを特定する必要があるときには符号100a,100bを用いるが、任意のスロットを指すときには符号100を用いる。
また、電源ユニット200a,200bは同様の構成をそなえている。以下、電源ユニットを示す符号としては、複数の電源ユニットのうち1つを特定する必要があるときには符号200a,200bを用いるが、任意の電源ユニットを指すときには符号200を用いる。
電源ユニット200は、図示しない電力供給装置をそなえ、オペレータ等によりディスクアレイ装置1のスロット100内に挿入され、バックパネル302に接続されることにより、この電力供給装置によって生成する電力をディスクアレイ装置1に供給する。電力供給装置は、電力生成時に発熱する発熱部品であり、安定して稼動するためには冷却される必要がある。
この電源ユニット200は、直方体形状の筐体を有し、図2に示すように、その一面に冷却ファン203をそなえる。冷却ファン203は、例えば、図示しない複数のブレードと、同じく図示しないモータとをそなえ、モータがブレードを回転駆動することにより、空気の流れを生じさせ、電源ユニット200内の発熱部品(電力供給装置)を冷却する。
なお、この冷却ファン203としては、既知の種々の冷却装置を用いることができ、例えば、複数の羽を放射状に配置したプロペラファンの他、シロッコファンを用いてもよく、種々変形して実施することができる。
また、電源ユニット200における冷却ファン203が形成された面とは反対側の面には、バックパネル302のコネクタ302と係合するコネクタ202が形成されている。
そして、電源ユニット200は、このコネクタ202が形成された側を先頭にして、スロット100内に挿入口113から挿入される。以下、電源ユニット200におけるコネクタ202が形成された面を挿入面という場合がある。又、以下、スロット100へ電源ユニット200を挿入する際に、この電源ユニット200が移動する方向を挿入方向という。図2に示す例においては、紙面下側から上側に向かう方向が挿入方向である。又、この挿入方向に対向する方向を抜出方向という。
また、電源ユニット200の筐体の上面を形成する天板におけるコネクタ202側の端部付近には、後述するトラップ220が形成されている。なお、以下、便宜上、電源ユニット200の筐体を単に電源ユニット200という場合がある。
本実施形態においては、冷却ファン203によって生成される冷却風は、バックパネル302を通過して、電源ユニット200にその挿入面側から流入し、電源ユニット200内を通過して冷却ファン203から送出される。すなわち、冷却ファン203により生成される冷却風は、前述した抜出方向に流れる。
スロット100は、電源ユニット200とほぼ相似形状の箱体であり、その内部に電源ユニット200を格納する。スロット100は、その一面(図2の下側面)が挿入口113として開口しており、この挿入口113を介して電源ユニット200が挿抜される。又、スロット100内における挿入口113と反対側の面(図2の上側面)にはバックパネル302が配置されている。そして、各スロット100a,100bにおいて、このバックパネル302に形成されたコネクタ303が露出しており、各スロット100内において、これらのコネクタ303に、挿入された電源ユニット200のコネクタ202が接合される。
また、スロット100の一方の側壁110は、図1に示すように、内壁110aと外壁110bとの2枚の板部材をそなえ、これらの内壁110aと外壁110bとの間には隙間110cが形成されている。
そして、スロット100は、その挿入口113付近においてスロット100内を区画するように開閉自在に覆うシャッター装置10をそなえる。
シャッター装置10は、図1に示すように、シャッター(蓋)11,開閉キー12,回転軸13,14,ガイドスロープ(ガイド)15,連動アーム(アーム部材)16,ストッパ17及びフィン18をそなえる。
ガイドスロープ15は、上述した内壁110aと外壁110bとの間の隙間110c内において、挿入口113側から挿入方向に向かって高さが漸増する傾斜面として形成される。すなわち、このガイドスロープ15は、挿入方向に沿って延在し、挿入口113から奥に向かって高さが漸増する傾斜面である。そして、このガイドスロープ15上を、後述する連動アーム16(第2アーム162)の端部に形成されたローラ164が移動する。
シャッター11は、スロット100の内部において、その挿入方向における特定位置において、スロット100内を開閉自在に覆う板状の蓋であり、スロット100における前記挿入方向と直交する断面形状と同様の形状を有する。このシャッター11は、スロット100の挿入方向と直交し且つ水平方向に延設され回動自在な回転軸(第1支軸)13に、その一端を軸支され、この回転軸13から鉛直方向に沿って垂下した状態でスロット100を覆う。以下、シャッター11が回転軸13から垂下し、鉛直下向きとなった状態をシャッター11の閉状態という。又、この閉状態においては、シャッター11とスロット100の内側の各面(上下面及び両側面)との間の隙間は小さくなるように形成されており、これらの隙間を風が通過することを防止している。すなわち、シャッター11は、その閉状態時において、スロット100内を挿入方向側と抜出方向とで区画する。なお、本実施形態においては、図中、回転軸13を軸支する部材の図示を省略する。
また、シャッター11は、鉛直下向きの状態から、回転軸13を軸に、挿入口113に向かって回動自在に構成されている。又、シャッター11は、後述するストッパ17により、鉛直下向きの状態から挿入方向に向かっての回動を抑止されている。
すなわち、シャッター11は、鉛直下向きの状態から抜出方向にのみ回動自在に構成されている。これにより、シャッター11は、回転軸13から垂下した状態でスロット100を覆い、挿入方向への風圧等の圧力を受けても、挿入方向へ回動することなく、シャッター11とスロット100の内側の各面(上下面及び両側面)との間の隙間が大きくなることはない。従って、シャッター11の閉状態において、挿入方向への風の進入が確実に阻止される。
開閉キー12は、シャッター11よりも抜出方向側に配置され、前述した回転軸13と平行な回転軸(第2支軸)14に軸支され、この回転軸14から回動可能に垂下される板状部材である。この開閉キー12は、挿入口113からスロット100内に電源ユニット200を挿入する際に、電源ユニット200により挿入方向に押され、回転軸14を軸に回動する。なお、本実施形態においては、図中、回転軸14を軸支する部材の図示も省略する。
図3に示すように、開閉キー12は、回転軸14に連結される矩形の係合板122をそなえる。この係合板122における回転軸14付近においては、当該係合板122における回転軸14の軸方向に沿った寸法を狭くすべく、両側から切り欠き121a,121bが形成されている。以下、開閉キー12における切り欠き121a,121bに挟まれた、回転軸14の軸方向寸法が小さくなっている領域を通過板部123という。又、係合板122における通過板部123以外の領域を突起板部124という。すなわち、開閉キー12は、通過板部123と突起板部124とをそなえ、回転軸14と突起板部124との間を通過板部123によって連通接続しているともいえる。
また、係合板122における、回転軸14から垂下した状態で抜出方向に向く側の面を表面122aという。すなわち、係合板122は、この表面122aにより電源ユニット200に対向する。
この通過板部123の長さ、すなわち、回転軸14と突起板部124との間隔寸法t1は、後述する電源ユニット200の上面を形成する天板の厚さ寸法t2よりも大きい。又、通過板部123の、回転軸14の軸方向に沿った長さは、トラップ220の突起部221a,221bの間隔よりも小さい。
さらに、突起板部124は後述する電源ユニット200に形成されたトラップ220の切り欠き223よりも小さく、又、突起板部124の回転軸14の軸方向に沿った長さは、トラップ220の突起部221a,221bの間隔よりも大きい。
また、挿入方向におけるシャッター11と開閉キー12との間隔、すなわち、回転軸13と回転軸14との間隔は、少なくとも、シャッター11の回転軸13から他端までの長さよりも長い。これにより、シャッター11が抜出方向に回動して全開状態となるまでの間に、シャッター11が挿入される電源ユニット200と干渉することがない。
フィン(レバー部材)18は、シャッター11に固定され、シャッター11に連動して回転軸13を軸に回動自在に構成される。又、フィン18の下端部には回転軸13と平行に軸支されるローラ181が形成されている。このローラ181は、後述する連動アーム16の第2アーム162上に配置され、この第2アーム162上を移動可能に構成されている。なお、フィン18の下端部には、ローラ181に代えて、例えば、摩擦係数の低い部材をそなえ、第2アーム162上を摺動自在に構成してもよく、適宜変更して実施することができる。
ストッパ17は、図4(A)に示すように、フィン18の挿入方向側において、シャッター11が垂直下向きの状態でフィン18に当接する位置に配置され、当該位置において、フィン18の挿入方向への移動を阻止する。これにより、ストッパ17は、シャッター11が垂直下向きの状態から挿入方向へ回動することを阻止する。
連動アーム(アーム部材)16は、第1アーム(連通部材)161と第2アーム(連通部材)162とをヒンジ163によりヒンジ接続して構成されている。第1アーム161の一端部(上端部)1611は、開閉キー12に固定され、開閉キー12に連動して回転軸14を軸に回動自在に構成される。又、第1アーム161の他端部(下端部)1612は、ヒンジ163を介して第2アーム162の一端部1621とヒンジ接続されている。又、第2アーム162の他端にはローラ164が形成されている。このローラ164は、ガイドスロープ15上に配置され、このガイドスロープ15上を移動可能に構成されている。なお、第2アーム162の他端には、ローラ164に代えて、例えば、摩擦係数の低い部材をそなえ、ガイドスロープ15上を摺動自在に構成してもよく、適宜変更して実施することができる。
連動アーム16は、第1アーム161と第2アーム162とをヒンジ接続して構成され、一端が開閉キー12に固定されるとともに、他端が開閉キー12の回動に従ってガイドスロープ15の傾斜面上を移動する。
図4(A)〜(D)を用いて、連動アーム16,フィン18及びシャッター11の動作を説明する。なお、図4(A)はシャッター11の閉状態を示す図、図4(B),(C)はそれぞれシャッター11を開く過程を示す図、図4(D)はシャッター11の開状態を示す図である。又、これらの図4(A)〜(D)中においては、電源ユニット200の図示を省略している。
スロット100内に電源ユニット200が挿入されていない状態においては、図4(A)に示すように、開閉キー12及びシャッター11が垂直下向きの状態(全閉状態)である。
次に、図4(B)に示すように、スロット100の挿入口113から電源ユニット200を挿入方向(矢印A参照)に少し挿入する。これにより、電源ユニット200のトラップの辺224が開閉キー12の表面122aを挿入方向に押し、開閉キー12が回転軸14を軸として回動する(矢印B参照)。これに伴い、第1アーム161も回動して、その下端部1612が挿入方向に移動する。
また、第1アーム161の下端部1612の移動に従って、第1アーム161にヒンジ接続された第2アーム162も挿入方向に移動する。これにより、第2アーム162のローラ164はガイドスロープ15上を挿入方向に移動することにより上昇し(矢印C参照)、又、第2アーム162の一端部1621は、第1アーム161の他端部1612とともに持ち上げられる。これにより、第2アーム162が全体的に上昇する。
第2アーム162が上昇すると、この第2アーム162上のフィン18のローラ181も、これに従って上昇する。又、この際、第2アーム162は挿入口113側が低くなるように傾斜しており、且つ、ストッパ17がフィン18の挿入方向への移動を阻止しているので、フィン18のローラ181は挿入口113側に移動する。従って、フィン18は、回転軸13を軸として抜出方向へ回動し(矢印D参照)、フィン18に固定されているシャッター11も回転軸13を軸として抜出方向へ回動する(矢印E参照)。すなわち、シャッター11は挿入口113に向かって、その下端を持ち上げるようにして開く。
さらに、挿入口113から電源ユニット200を挿入方向に移動させることにより、図4(C)に示すように、開閉キー12が回転軸14を軸として更に回動し(矢印B参照)、これに伴い、第1アーム161の下端部1612も挿入方向に移動する。
第1アーム161の下端部1612の移動に従って、第1アーム161にヒンジ接続された第2アーム162も挿入方向に更に移動する。これにより、第2アーム162のローラ164はガイドスロープ15上を更に挿入方向に移動しながら上昇し(矢印C参照)、又、第2アーム162の一端部1621は、第1アーム161の他端部1612とともに持ち上げられる。これにより、第2アーム162が全体的に更に上昇する。
第2アーム162の更なる上昇に従い、この第2アーム162上のフィン18のローラ181も上昇する。又、フィン18は、回転軸13を軸として抜出方向へ更に回動し(矢印D参照)、フィン18に固定されているシャッター11も回転軸13を軸として抜出方向へ更に回動する(矢印E参照)。
その後、図4(D)に示すように、開閉キー12がほぼ水平になると、連動アーム16において第1アーム161及び第2アーム162もほぼ平行になり、シャッター11が全開状態となる。又、この際、水平状態となった第2アーム162がフィン18と対向する位置において、第2アーム162が下方に突出するように屈曲部165が形成されているので、第2アーム162がストッパ17やフィン18と干渉することがない。
電源ユニット200の上面におけるコネクタ202側の端部付近には、トラップ220が形成されている。
図3に示すように、トラップ220は、電源ユニット200の上面を形成する天板において、挿入方向側の端部付近であって、シャッター装置の開閉キー12と対向する位置に、この開閉キー12よりも大きな相似形状の切り欠き223をそなえて形成されている。又、トラップ220においては、その挿入方向の端部において、挿入方向と直交する水平方向に沿って対向する一対の突起部221a,221bが形成されている。これらの突起部221a,221bは、切り欠き223の挿入方向側の端部において、挿入方向と直交する水平方向の間隔を狭くしている。なお、これらの突起部221a,221bの間を隙間222という。又、前述の如く、この電源ユニット200の上面を形成する天板の厚さ寸法t2は、前述した開閉キー12の回転軸14と突起板部124との間隔寸法t1よりも小さい。
電源ユニット200をスロット100内に挿入する際には、電源ユニット200のトラップ220が形成された側をスロット100の挿入口113に相対させて、この電源ユニット200を挿入方向へ移動させる。この際、シャッター装置10の開閉キー12の通過板部123が、トラップ220の隙間222を通過する。ここで、突起部221a,221bの板厚t2は開閉キー12の回転軸14と突起板部124との間隔寸法t1よりも薄いので、これらの突起部221a,221bと開閉キー12とが干渉することはない。
ただし、これらの間隔寸法t1と天板の厚さ寸法t2とのクリアランスはできるだけ小さくすることが望ましい。すなわち、開閉キー12が鉛直下向き状態では、突起部221a,221bと開閉キー12とが干渉することがないように構成される。その一方で、開閉キー12が回動して傾斜した状態では、突起部221a,221bが開閉キー12の突起板部124と干渉し、突起部221a,221bが回転軸14と突起板部124との間隙を通過することができないように構成される。
また、更に電源ユニット200を挿入方向へ移動させると、開閉キー12(通過板部123)は、トラップ220の切り欠き223の抜出方向の辺224に当接する。更に電源ユニット200を挿入方向へ移動させると、この辺224が開閉キー12を挿入方向へ押し、回転軸14を軸に回動させる。
そして、更に電源ユニット200を挿入方向へ移動させ、辺224が回転軸14の下方に位置した状態では、開閉キー12の係合板122は、切り欠き223から上方へ抜け出て、ほぼ水平の状態となる。すなわち、開閉キー12の係合板122は、その表面122aを電源ユニット200の天板の上面に対向させた状態で水平となる。その後、更に電源ユニット200を挿入方向へ移動させた状態では、開閉キー12の係合板122は、トラップ220よりも抜出方向側において、その水平状態を維持する。
一方、電源ユニット200を抜出方向に移動させてスロット100内から抜出する際には、開閉キー12の下部にトラップ220の切り欠き223が位置すると、開閉キー12は、シャッター11もしくは開閉キー12の自重により傾く。すなわち、開閉キー12はトラップ220の切り欠き223内に落ち込む。
この状態で、電源ユニット200を抜出方向に移動させると、トラップ220の突起部221a,221bが開閉キー12の突起板部124と干渉する。すなわち、トラップ220の突起部221a,221bが、開閉キー12の突起板部124に引っかかる。そして、トラップ220の突起部221a,221bが開閉キー12に引っかかった状態で更に電源ユニット200を抜出方向に移動させると、突起部221a,221bが開閉キー12を抜出方向に回動させる。
そして、更に、電源ユニット200を抜出方向へ移動させ、開閉キー12が垂直下向きの状態となると、開閉キー12の回転軸14と突起板部124との間隔を突起部221a,221bが通過可能となり、開閉キー12とトラップ220との係止状態が解除されるのである。
上述の如く構成された、実施形態の一例としてのシャッター装置10をそなえたディスクアレイ装置1における、スロット100への電源ユニット200の挿入時の動作を、図5(A)〜(D)及び図6(A)〜(D)を用いて説明する。なお、図5(A)〜(D)は、それぞれ実施形態の一例としてのシャッター装置10の開動作を説明するための部分斜視図である。図5(A)はシャッター11の閉状態を示す図、図5(B),(C)はそれぞれシャッター11を開く過程を示す図、図5(D)はシャッター11の開状態を示す図である。又、図6(A)〜(D)は、それぞれ図5(A)〜(D)に対応する側面図である。
なお、図5(A)〜(D)や図6(A)〜(D)中においては、便宜上、連動アーム16や開閉キー12等の一部の部品を透視した状態で示している。
スロット100内に電源ユニット200が挿入されていない状態においては、図5(A)及び図6(A)に示すように、開閉キー12及びシャッター11が垂直下向きの状態になり、スロット100内への風等の侵入を阻止している。又、ストッパ17が、フィン18の挿入方向への回動を阻止している。これにより、例えば、隣接する他のスロット100に挿入された電源ユニット200からの排気が進入し、シャッター11を挿入方向へ押しつけた場合であっても、シャッター11が挿入方向へ回動することがない。従って、シャッター11がスロット100内への他の電源ユニット200の排気等の侵入を確実に阻止する。すなわち、ディスクアレイ装置1の冷却効率は低下しない。
次に、図5(B)及び図6(B)に示すように、オペレータが、スロット100の挿入口113から電源ユニット200を少し挿入する(図6(B)の矢印A参照)。
この際、垂直下向きの状態となっている開閉キー12の通過板部123が、トラップ220の隙間222を通過し、更に電源ユニット200を挿入方向へ移動させると、開閉キー12(通過板部123)は切り欠き223の辺224に当接する。この状態から、更に電源ユニット200を挿入方向へ移動させると、辺224が開閉キー12を挿入方向へ押し、開閉キー12を挿入方向に回動させる(図6(B)の矢印B参照)。これに伴い、第1アーム161も回動して、その下端部1612が挿入方向に移動する。
第1アーム161の下端部1612の移動に従って、第1アーム161にヒンジ接続された第2アーム162も挿入方向に移動する。これにより、第2アーム162のローラ164はガイドスロープ15上を挿入方向に移動することにより上昇する(図6(B)の矢印C参照)。又、第2アーム162の一端部1621は、第1アーム161の他端部1612とともに持ち上げられる。これにより、第2アーム162が全体的に上昇する。
第2アーム162が上昇すると、この第2アーム162上に配置されたフィン18のローラ181も、第2アーム162に押されて上昇する。又、第2アーム162は挿入口113側が低くなるように傾斜しており、且つ、ストッパ17がフィン18の挿入方向への移動を阻止しているので、フィン18のローラ181は抜出方向に移動する。従って、フィン18は、回転軸13を軸として抜出方向に回動し(図6(B)の矢印D参照)、フィン18に固定されているシャッター11も回転軸13を軸として抜出方向に回動する(矢印E参照)。すなわち、シャッター11は挿入口113に向かって、その下端を上昇させるようにして開く。
図5(C)及び図6(C)に示すように、更に、挿入口113から電源ユニット200を挿入方向に移動させると、トラップ220の辺224が開閉キー12を挿入方向に回動させる。開閉キー12が回転軸14を軸として更に回動すると(図6(C)の矢印B参照)、これに伴い、第1アーム161の下端部1612も、更に挿入方向に移動する。
第1アーム161の下端部1612の挿入方向への移動に従って、第1アーム161にヒンジ接続された第2アーム162も挿入方向に更に移動する。これにより、第2アーム162のローラ164はガイドスロープ15上を挿入方向に移動しながら更に上昇し(図6(C)の矢印C参照)、又、第2アーム162の一端部1621も、第1アーム161の他端部1612とともに、更に持ち上げられる。これにより、第2アーム162が更に全体的に更に上昇する。
第2アーム162の上昇に従い、この第2アーム162上のフィン18のローラ181も上昇する。すなわち、フィン18は、回転軸13を軸として抜出方向へ更に回動し(図6(C)の矢印D参照)、このフィン18に連動して、シャッター11も回転軸13を軸として抜出方向へ更に回動する(図6(C)の矢印E参照)。
その後、図5(D)及び図6(D)に示すように、開閉キー12がほぼ水平になると、連動アーム16において第1アーム161及び第2アーム162もほぼ平行になり、シャッター11が全開状態となる。従って、シャッター11により電源ユニット200の挿入が妨げられることがなく、電源ユニット200のコネクタ202をバックパネルのコネクタ303に接続することができる。
また、図5(D)及び図6(D)に示すシャッター11の全開状態においては、開閉キー12の係合板122も、ほぼ水平の状態となるので、トラップ220の切り欠き223から上方へ抜け出る。従って、この開閉キー12も電源ユニット200の挿入を妨げることはない。
次に、実施形態の一例としてのシャッター装置10をそなえたディスクアレイ装置1における、スロット100への電源ユニット200の抜出時の動作を、図7(A)〜(E)を用いて説明する。なお、図7(A)〜(E)は、それぞれ実施形態の一例としてのシャッター装置10の閉動作を説明するための斜視図である。図7(A)はシャッター11の開状態を示す図、図7(B),(C)はそれぞれシャッター11を閉じる過程を示す図、図7(D)はシャッター11の閉状態を示す図である。又、図7(E)はスロット100から電源ユニット200が抜出された状態を示す図である。なお、図7(A)〜(E)中においては、便宜上、連動アーム16等の一部の部品を透視した状態で示している。
スロット100内に電源ユニット200が挿入された状態から、オペレータ等が、この電源ユニット200を抜出方向に移動させて、スロット100を挿入口113から抜き出す。
図7(A)に示す例においては、電源ユニット200のトラップ220が形成された側の端部がシャッター11の下を通過した後、開閉キー12の下を通過する直前の状態を示している。
この図7(A)に示す状態において、開閉キー12は、その通過板部123が天板上にあり、且つ、突起板部124が開閉キー12の切り欠き223の上部にかかっていて、電源ユニット200の天板上においてこの天板と平行な状態になっている。すなわち、開閉キー12の通過板部123が電源ユニット200の天板に支えられて、開閉キー12及びシャッター11を水平(全開状態)に維持している。
この図7(A)に示す状態から、更に電源ユニット200を抜出方向に移動させると、電源ユニット200の天板による、開閉キー12の通過板部12の支えが外れる。すなわち、図7(B)に示すように、シャッター11の軸支されていない側の端が、その自重により下方へ移動するように回動する。ただし、図7(B)に示す例においては、回転軸13,14や連動アーム16等の各可動部の摩擦抵抗等の原因により、シャッター11は垂直状態(全閉状態)までは落下せずに、抜出方向側へ傾斜した状態となっている。
また、このシャッター11の回動に連動して、開閉キー12の突起板部124が、トラップ220の切り欠き223内に落ち込む。この図7(B)に示す状態においては、開閉キー12は垂直状態にならずに、挿入方向側へ傾斜した状態となっている。
その後、更に、電源ユニット200を抜出方向に移動させると、図7(C)に示すように、開閉キー12がトラップ220の切り欠き223内を突起部221a,221b側に移動する。ここで、開閉キー12は挿入方向に向かって下降するように傾斜した状態になっているので、前述の如く、突起部221a,221bが開閉キー12における回転軸14と突起板部124との間隙を通過することができない。従って、トラップ220の突起部221a,221bに、開閉キー12の突起板部124が当接する。すなわち、開閉キー12がトラップ220の突起部221a,221bに係合する。
この状態から、更に電源ユニット200を抜出方向へ移動させると、トラップ220の突起部221a,221bにより開閉キー12の突起板部124が抜出方向に押され、開閉キー12が抜出方向に回動される。
また、開閉キー12の回動に連動して、第1アーム161も回動し、その下端部1612が抜出方向に移動する。第1アーム161の下端部1612の移動に従って、第1アーム161にヒンジ接続された第2アーム162も抜出方向に移動する。これにより、第2アーム162のローラ164はガイドスロープ15上を抜出方向に移動することにより下降し、又、第2アーム162の一端部1621は、第1アーム161の他端部1612とともに引き下げられる。これにより、第2アーム162が全体的に下降する。
第2アーム162が下降すると、この第2アーム162上のフィン18のローラ181も、この第2アーム162に従って下降する。従って、フィン18は、回転軸13を軸として挿入方向へ回動し、フィン18に固定されているシャッター11も回転軸13を軸として挿入方向へ回動する。すなわち、シャッター11は挿入方向に向かって、その下端を下降させるようにして閉じてゆく。
開閉キー12が抜出方向に回動され、図7(D)に示すように、開閉キー12が鉛直下向きになると、トラップ220の突起部221a,221bが、開閉キー12における回転軸14と突起板部124との間隙を通過することができるようになる。すなわち、開閉キー12とトラップ220との係合が解除される。
また、この状態においては、シャッター11も垂直下向きとなり、スロット100を完全に遮断し、スロット100内への空気等の流入を阻止する。
従って、開閉キー12が回動され、垂直下向きになった状態で、更に電源ユニット200を抜出方向に移動させると、図7(E)に示すように、トラップ220の突起部221a,221bが、開閉キー12における回転軸14と突起板部124との間隙を通過する。すなわち、スロット100からの電源ユニット200の抜出が完了する。
そして、このようにスロット100からの電源ユニット200が抜き出された状態においても、シャッター11はスロット100を完全に遮断しており、スロット100内への空気等の流入を阻止する。又、シャッター11に対して挿入方向への風圧がかかった場合であっても、ストッパ17がシャッター11の挿入方向への回動を阻止するので、スロット100内への空気等の侵入物の流入は阻止される。
このように、実施形態の一例としてのシャッター装置10によれば、スロット100内に電源ユニット200が不在の状態においては、シャッター11が回転軸13から垂直下向きの状態でスロット100を塞ぐ閉状態となる。これにより、例えば、他の電源ユニット200の冷却ファン203によって生じた排気が、このスロット100内に流入することを確実に阻止することができ、冷却効率を向上させることができる。
例えば、図2に示す例において、スロット100aの電源ユニット200aを活性交換する際に、電源ユニット200aをスロット100aから抜き出した状態で、シャッター装置10が、電源ユニット200bの排気がスロット100a内へ流入することを阻止する。従って、活性交換時におけるディスクアレイ装置1の冷却効率を低下させることがない。
また、シャッター11が抜出方向へ回動するように構成されるとともに、ストッパ17が、垂直下向きの状態、すなわち全閉状態のシャッター11の挿入方向への移動を阻止する。これにより、例えば、風圧等によりシャッター11が挿入方向へ押された場合でも、シャッター11が挿入方向へ回動して隙間等が生じることがなく、スロット100内への風等の侵入を確実に阻止し、遮蔽度を向上させることができる。すなわち、他の電源ユニット200の冷却ファン203によって生じた排気の流入を確実に阻止することができる。
さらに、スロット100内への電源ユニット200の挿入時に、トラップ220の辺224が開閉キー12を挿入方向へ押すことにより、シャッター11を開くように構成されている。すなわち、電源ユニット200の挿入に連動させてシャッター11を自動的に開く。これにより、電源ユニット200の挿入時に、電源ユニット200のコネクタ202がシャッター11等に接触することがなく、コネクタ202に物理的な負荷がかかることがない。従って、コネクタ202等の故障率を低下させ、信頼性を向上させることができる。
また、シャッター装置10において、シャッター11の開閉をバネ等の弾性部材を用いることなく実現できる。すなわち、シャッター装置10の構成に弾性部材をそなえる必要がないので、かかる弾性部材の反発力の調整や経年劣化を考慮する必要がない。従って、設計や製造にかかるコストやメンテナンスコストを低減することができる。
そして、開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、ディスクアレイ装置1に2つの隣り合うスロット100a,100bをそなえた例を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、3以上のスロット100をそなえてもよく、又、これらの複数のスロット100は装置1の縦方向及び横方向にいずれの方向に並べて構成してもよい。
また、上述した実施形態においては、装置1がディスクアレイ装置1の例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、サーバコンピュータ等の他の電子装置であってもよい。
さらに、上述した実施形態においては、スロット100内に格納する挿入物として電源ユニット200の例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ストレージユニットやプロセッサユニット等、他の種々の機器を用いてもよい。
また、上述した実施形態においては、例えば、図1に示すように、連動アーム16やフィン18の周囲には側壁110が形成されておらず、これらの連動アーム16やフィン18が露出している例を示しているが、これに限定されるものではない。すなわち、これらの連動アーム16やフィン18の少なくとも一部を内壁110aと外壁110bとの間の隙間110c内に格納してもよい。
また、上述した開示により本実施形態を当業者によって実施・製造することが可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
挿入物を挿入する挿入口を有する箱体を覆う蓋を開閉する蓋開閉装置であって、
前記蓋が、挿入物の挿入方向と直交し且つ水平方向に延設された第1支軸に一端を軸支され、当該第1支軸から回動可能に垂下され、
前記挿入方向に沿って延在し、前記挿入口から前記挿入方向に向かって高さが漸増するガイド面と、
前記蓋よりも前記挿入方向における挿入口側に配置され、前記第1支軸と平行な第2支軸に軸支され、当該第2支軸から回動可能に垂下される開閉キーと、
一端が前記開閉キーに固定されるとともに、他端が前記開閉キーの回動に従って前記ガイド面上を移動するアーム部材と、
前記蓋に固定され、当該蓋とともに前記第1支軸により回動し、一端部を前記アーム部材の上面に配置されるレバー部材とをそなえ、
前記箱体内に前記挿入物が不在の状態においては、前記蓋が前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を塞いで閉状態とし、
前記挿入口へ挿入された前記挿入物により前記開閉キーが前記挿入方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を上昇して、上昇した当該アーム部材が前記レバー部材の一端部を持ち上げ、当該レバー部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて開状態とすることを特徴とする、蓋開閉装置。
(付記2)
前記挿入物を前記挿入方向と対向する抜出方向へ移動させて前記箱体から抜出する際に、
前記開閉キーが前記挿入物に係止して前記抜出方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を下降して、当該アーム部材の下降に従って、前記レバー部材の他端部を降下させ、当該レバー部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて閉状態とすることを特徴とする、付記1記載の蓋開閉装置。
(付記3)
前記閉状態の蓋の前記挿入方向への回動を阻止する抑止部をそなえる
ことを特徴とする、付記1又は2記載の蓋開閉装置。
(付記4)
挿入物を挿入する挿入口を有する箱体と、
挿入物の挿入方向と直交し且つ水平方向に延設された第1支軸に一端を軸支され、前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を覆う開閉可能な蓋と、
前記挿入方向に沿って延在し、前記挿入口から前記挿入方向に向かって高さが漸増するガイド面と、
前記蓋よりも前記挿入方向における挿入口側に配置され、前記第1支軸と平行な第2支軸に軸支され、当該第2支軸から回動可能に垂下される開閉キーと、
一端が前記開閉キーに固定されるとともに、他端が前記開閉キーの回動に従って前記ガイド面上を移動するアーム部材と、
前記蓋に固定され、当該蓋とともに前記第1支軸により回動し、一端部を前記アーム部材の上面に配置されるレバー部材とをそなえ、
前記箱体内に前記挿入物が不在の状態においては、前記蓋が前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を塞いで閉状態とし、
前記挿入口へ挿入された前記挿入物により前記開閉キーが前記挿入方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を上昇して、上昇した当該アーム部材が前記レバー部材の他端部を持ち上げ、当該レバー部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて開状態とすることを特徴とする、収納装置。
(付記5)
前記挿入物を前記挿入方向と対向する抜出方向へ移動させて前記箱体から抜出する際に、
前記開閉キーが前記挿入物に係止して前記抜出方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を下降して、当該アーム部材の下降に従って、前記レバー部材の他端部を降下させ、当該レバー部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて閉状態とすることを特徴とする、付記4記載の収納装置。
(付記6)
前記閉状態の蓋の前記挿入方向への回動を阻止する抑止部をそなえる
ことを特徴とする、付記4又は5記載の収納装置。
1 ディスクアレイ装置(装置,収納装置)
10 シャッター装置(蓋開閉装置)
11 シャッター(蓋)
12 開閉キー
13 回転軸(第1支軸)
14 回転軸(第2支軸)
15 ガイドスロープ(ガイド面)
16 連動アーム(アーム部材)
17 ストッパ(抑止部)
18 フィン(レバー部材)
100,100a,100b スロット(箱体)
113 挿入口
122 係合板
123 通過板部
124 突起板部
161 第1アーム
162 第2アーム
163 ヒンジ
181,164,181 ローラ
200,200a,200b 電源ユニット(挿入物)
202,303 コネクタ
203 冷却ファン
220 トラップ
221a,221b 突起部
222 隙間
223,121a,121b 切り欠き
224 辺
301 隔壁
302 バックパネル
1611,1612,1621 端部

Claims (4)

  1. 挿入物を挿入する挿入口を有する箱体を覆う蓋を開閉する蓋開閉装置であって、
    挿入物の挿入方向と直交し且つ水平方向に延設された第1支軸に一端を軸支され、当該第1支軸から回動可能に垂下された蓋と、
    前記挿入方向に沿って延在し、前記挿入口から前記挿入方向に向かって高さが漸増するガイド面と、
    前記蓋よりも前記挿入方向における挿入口側に配置され、前記第1支と平行な第2支軸に軸支され、当該第2支軸から回動可能に垂下される開閉キーと、
    一端が前記開閉キーに固定されるとともに、他端が前記開閉キーの回動に従って前記ガイド面上を移動するアーム部材と、
    前記蓋に固定され、当該蓋とともに前記第1支軸により回動し、一端部を前記アーム部材の上面に配置されるレバー部材とをそなえ、
    前記箱体内に前記挿入物が不在の状態においては、前記蓋が前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を塞いで閉状態とし、
    前記挿入口へ挿入された前記挿入物により前記開閉キーが前記挿入方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を上昇して、上昇した当該アーム部材が前記レバー部材の一端部を持ち上げ、当該レバー部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて開状態とすることを特徴とする、蓋開閉装置。
  2. 前記挿入物を前記挿入方向と対向する抜出方向へ移動させて前記箱体から抜出する際に、
    前記開閉キーが前記挿入物に係止して前記抜出方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を下降して、当該アーム部材の下降に従って、前記レバー部材の他端部を降下させ、当該レバー部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて閉状態とすることを特徴とする、請求項1記載の蓋開閉装置。
  3. 前記閉状態の蓋の前記挿入方向への回動を阻止する抑止部をそなえる
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の蓋開閉装置。
  4. 挿入物を挿入する挿入口を有する箱体と、
    挿入物の挿入方向と直交し且つ水平方向に延設された第1支軸に一端を軸支され、前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を覆う開閉可能な蓋と、
    前記挿入方向に沿って延在し、前記挿入口から前記挿入方向に向かって高さが漸増するガイド面と、
    前記蓋よりも前記挿入方向における挿入口側に配置され、前記第1支軸と平行な第2支軸に軸支され、当該第2支軸から回動可能に垂下される開閉キーと、
    一端が前記開閉キーに固定されるとともに、他端が前記開閉キーの回動に従って前記ガイド面上を移動するアーム部材と、
    前記蓋に固定され、当該蓋とともに前記第1支軸により回動し、一端部を前記アーム部材の上面に配置されるレバー部材とをそなえ、
    前記箱体内に前記挿入物が不在の状態においては、前記蓋が前記第1支軸から垂下した状態で前記箱体を塞いで閉状態とし、
    前記挿入口へ挿入された前記挿入物により前記開閉キーが前記挿入方向に向かって回動され、前記開閉キーの回動に従って前記アーム部材の前記他端が前記ガイド面上を上昇して、上昇した当該アーム部材が前記レバー部材の他端部を持ち上げ、当該レバー部材に固定された前記蓋を前記第1支軸を中心に回動させて開状態とすることを特徴とする、収納装置。
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