JP5632215B2 - 研削加工ツール - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェーハ等の板状物を研削する研削装置に具備される研削加工ツールに関する。
半導体ウェーハの如き板状のワークを研削する研削装置は、チャックテーブル上に吸着保持された板状物を研削する研削加工手段を具備している。この種の研削加工手段としては、回転可能に配設され鉛直方向に延在するスピンドルと、スピンドルの下端に装着されたホイールマウントと、ホイールマウントに着脱自在に装着される研削ホイール(研削加工ツール)とから構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示される研削ホイールは、円環形状の基台部と、この基台部の下面に固着された砥石とから構成されている。そして、基台部には上面から下面に貫通する複数のノズル(研削液が噴出する貫通孔)が形成されており、かかるノズルは、ホイールマウントに形成されている研削液供給路を介して研削液源に連通されている。この構成により、研削の際には研削液供給路および複数のノズルを介して研削液が砥石の内周側に供給され、これによって砥石が冷却され研削屑が排出されるようになっている。
特開2003−068690号公報
ところで、上記研削ホイールは、基台部に形成される研削液噴出口であるノズルの形態(形状、長さ、形成位置等)と、砥石の種類(粗さ、形状等)との組み合わせで、多様な研削条件に対応したものが用意されるが、その数は膨大なものとなり、管理が煩雑であるという問題があった。また、使用によって消耗するのは砥石のみであるにもかかわらず、基台部を含めた研削ホイール全体を消耗品として扱うことになるため、研削ホイールに高いコストがかかっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その主な技術的課題は、管理の負担軽減およびコストの低減を図ることができる研削加工ツールを提供することにある。
本発明の研削加工ツールは、円環状の基台部と、該基台部上に円環状に並べて複数配設され、ワークの露出面に当接する砥石と、前記基台部に配設され、ワークと前記砥石の接触部に加工液を導くノズルと、を有し、ワークを研削加工する際に用いられる研削加工ツールであって、前記基台部は前記砥石が配設された第1の部位と、前記ノズルが形成された第2の部位とから構成され、前記第1の部位と前記第2の部位とは分離可能であるとともに、前記第1の部位と前記2の部位とが上方からねじ込まれるねじにより固定され、さらに該第2の部位が上方からねじ込まれるねじにより固定部に固定されることを特徴とする(請求項1)
また、請求項2に記載の本発明の研削加工ツールは、円環状の基台部と、該基台部上に円環状に並べて複数配設され、ワークの露出面に当接する砥石と、前記基台部に配設され、ワークと前記砥石の接触部に加工液を導くノズルと、を有し、ワークを研削加工する際に用いられる研削加工ツールであって、前記基台部は前記砥石が配設された第1の部位と、前記ノズルが形成された第2の部位とから構成され、前記第1の部位と前記第2の部位とは分離可能であるとともに、前記第1の部位と前記2の部位とが上方からねじ込まれるねじにより固定部に一括して固定されることを特徴とする(請求項2)。
本発明の研削加工ツールによれば、砥石が配設された第1の部位とノズルが形成された第2の部位とを組み合わせることにより、1つの研削加工ツールとして用いられる。砥石の種類に応じて複数の第1の部位が用意され、ノズルの種類に応じて第2の部位が用意され、研削条件に適合する第1の部位と第2の部位を選択して組み合わせ、使用される。このため、管理すべき個体数は第1の部位と第2の部位の総数であり、研削条件に応じた砥石とノズルの双方を基台部に組み合わせて設けている一体物の従来構成と比べると、管理すべき数は格段に少なくなり、管理のための負担が軽減する。また、消耗する砥石が配設された第1の部位のみが消耗品として扱われ、ノズルが形成されている第2の部位は交換せずに使用できるため、従来よりもコストが低減する。
本発明では、前記第1の部位と前記第2の部位とが固定具により固定部に一括して固定される形態を含む。
なお、本発明で言うワークは特に限定はされないが、例えば、シリコン、ガリウムヒ素(GaAs)、シリコンカーバイド(SiC)等からなる半導体ウェーハ、セラミック、ガラス、サファイア(Al)系の無機材料基板、板状金属や樹脂の延性材料、ミクロンオーダーからサブミクロンオーダーの平坦度(TTV:total thickness variation−ワークの被研削面を基準として厚さ方向に測定した高さのワークの被研削面全面における最大値と最小値の差)が要求される各種加工材料等が挙げられる。
本発明によれば、管理の負担軽減およびコストの低減を図ることができる研削加工ツールが提供されるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る研削ホイール(研削加工ツール)が適用された研削装置の斜視図である。 同装置において加工位置に位置付けられたワークと研削加工手段の位置関係を示す平面図である。 一実施形態の研削ホイールがスピンドルシャフトに取り付けられている状態を示す断面図である。 図3のIV部拡大図である。 本発明の他の実施形態の研削ホイールがスピンドルシャフトに取り付けられている状態を示す断面図である。 図5のVI部拡大図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
(1)研削装置
図1により、一実施形態に係る研削ホイール(研削加工ツール)が適用された研削装置を説明する。この研削装置10は、例えば厚さが700μm程度の円板状の半導体ウェーハ等をワークとするもので、そのようなワークを真空チャック式のチャックテーブル20に水平に保持してワークの被加工面を上方に露出させ、その被加工面を研削加工手段30により研削してワークを所定厚さに加工するものである。
研削装置10は、X方向に長い直方体状の装置台11を有している。装置台11には、長方形状のテーブルベース25がX方向に移動可能に設けられており、このテーブルベース25に、上記チャックテーブル20がZ方向(鉛直方向)を回転軸方向として回転可能に支持されている。チャックテーブル20は、多孔質セラミックからなる保持部21を表面側に有しており、真空運転された状態で保持部21の表面である保持面211にワークが負圧作用で吸着保持される。
チャックテーブル20は、図1においてテーブルベース25がX方向に移動することにより、手前側(X1側)の端部の搬入出位置から奥側(X2側)の加工位置の間を往復移動させられる。装置台11にはテーブルベース25をX方向に移動させる移動機構が設けられており、テーブルベース25にはチャックテーブル20を回転させる回転駆動機構が設けられている(いずれも図示略)。テーブルベース25の移動方向の両側には、テーブルベース25の移動路を覆って研削屑等が装置台11内に落下することを防ぐ伸縮自在な蛇腹状のカバー12が設けられている。
チャックテーブル20は、はじめは搬入出位置に位置付けられており、このチャックテーブル20の保持部21の保持面211に、オペレータによってワークを載置する。そしてチャックテーブル20を真空運転して、保持面211に発生する負圧作用により保持面211にワークを吸着保持する。ワークは保持部21と同程度の直径を有するものとされ、保持面211に同心状に載置される。
チャックテーブル20の保持部21にワークを吸着保持させたら、テーブルベース25を図1においてX2方向に移動させ、ワークを加工位置に位置付けて上方の研削加工手段30に対向配置させる。
図1に示すように、研削加工手段30は、装置台11の後端部(X2側の端部)に立設されたコラム13の前面側に配設されている。コラム13の前面には、一対のZ軸ガイド14を介してスライダ15がZ方向に沿って昇降可能に取り付けられており、このスライダ15に、研削加工手段30が固定されている。
研削加工手段30は、軸方向がZ方向に延びる円筒状のスピンドルハウジング31内にスピンドルシャフト32が同軸的、かつ回転自在に組み込まれ、該スピンドルシャフト32の下端に設けられたフランジ状のホイールマウント33に研削ホイール34が着脱自在に固定された構成のものである。スピンドルハウジング31の上端部にはモータ部35が設けられており、このモータ部35によってスピンドルシャフト32が回転駆動される。
研削ホイール34は、ホイールマウント33の下面に着脱可能に固定される円環状の基台部40と、基台部40の下面の外周部に円環状に並べて固着された多数の砥石419とを有している。砥石419はワークに応じたものが用いられ、例えば、ダイヤモンドの砥粒をメタルボンドやレジンボンド等の結合剤で固めて成形したダイヤモンド砥石等が用いられる。研削ホイール34は、モータ部35によってスピンドルシャフト32と一体に回転駆動される。研削ホイール34は本発明に係るものであり、構成および作用等を後で詳述する。
研削加工手段30は、ホイールマウント33を下方に配して軸方向をZ方向と平行にした状態で、スピンドルハウジング31がホルダ36を介してスライダ15に固定されている。スライダ15は、一対のZ軸ガイド14間に配設されてスライダ15に螺合した状態で連結されたZ方向に延びるボールねじ371と、ボールねじ371を回転駆動するサーボモータ372とを備えた加工送り手段37によって昇降駆動される。したがって、研削加工手段30は加工送り手段37によってスライダ15と一体に昇降する。
上記加工位置に位置付けられたワークは、上方に露出させられた被加工面が研削加工手段30によって研削され、目的厚さに薄化される。研削加工手段30による研削加工は、モータ部35を作動させて研削ホイール34を回転させながら、かつチャックテーブル20を一方向に回転させてワークを自転させながら、加工送り手段37によりスライダ15とともに研削加工手段30を下降させ、回転する研削ホイール34の砥石419をワークの被加工面に当接させることによりなされる。
図2は、加工位置に位置付けられたチャックテーブル20上のワーク1と研削ホイール34の水平方向における位置関係を示している。同図に示すように、研削ホイール34の研削外径(砥石419の回転軌跡の最外径)は、ワーク1の直径と同程度に設定される。また、ワーク1の加工位置は、砥石419の下面である刃先が、自転するワーク1の回転中心を通過する位置に設定される。そして、チャックテーブル20を一方向に回転させてワーク1を自転させながら研削ホイール34の砥石419をワーク1の被加工面に当接させることにより、被加工面の全面が研削される。
研削加工中のワークの厚さは、図示せぬ厚さ測定手段で測定される。加工送り手段37による研削加工手段30の加工送り動作は、該厚さ測定手段で逐一測定される厚さ測定値に基づいて制御する。そして、厚さ測定値が目的値になったら研削加工手段30を上昇させて砥石419をワークから離し、研削加工を終了する。研削加工終了後は、テーブルベース25を図1のX1方向に移動させてワークを搬入出位置まで戻すとともにチャックテーブル20の回転を停止させる。そして、チャックテーブル20によるワークの吸着保持を解除し、研削加工済みのワークをチャックテーブル20上から搬出して次の工程に移す。
以上が研削装置10の構成および動作であり、次に、本発明に係る上記研削ホイール34について説明する。
(2)研削ホイール
図3に示すように、研削ホイール34は、上述の如くホイールマウント33の下面に着脱可能に固定される円環状の基台部40を有している。基台部40はホイールマウント33と径が同一であり、円環状の第1の部位41と、この第1の部位41の内側に配設される円環状の第2の部位42との組み合わせで構成されている。
第1の部位41は断面矩形状で、外径がホイールマウント33の径と同一であり、下面に複数の上記砥石419が周方向に沿って等間隔おきに配設されている。砥石419は第1の部位41の下面に一部が嵌入され、接着剤による接着等の手段で第1の部位41に固着されている。
第2の部位42は、内周面が下方に向かうにしたがってテーパ状に広がり、外周面は円筒状に形成された断面略台形状であり、外周面の上端部に、ホイールマウント33の径と外径が同じ鍔部421が形成されている。第2の部位42の内部には、上面から下面に貫通する複数のノズル422が形成されている。これらノズル422は、下方に向かうにしたがって外周側に斜めに延びており、周方向に沿って等間隔おきに配設されている。
図4に示すように、第1の部位41は、第2の部位42における鍔部421の下方の段部423に嵌合されて組み込まれ、六角穴付きねじ等の第1のねじ51によって第2の部位42に着脱自在に固定される。第1の部位41の上面には複数のねじ孔414が周方向に沿って等間隔おきに形成されており、一方、第2の部位42の鍔部421には、ねじ孔414に対応する複数のねじ挿通孔424が形成されている。
第1の部位41は、第2の部位42の段部423に嵌合してねじ孔414をねじ挿通孔424に一致させ、ねじ挿通孔424に通した第1のねじ51をねじ孔414にねじ込んで締結することにより固定され、これによって基台部40が組み立てられた状態となる。基台部40に組み立てられた状態で、第1の部位41と第2の部位42の下面は面一となり、砥石419が突出した状態となる。第1のねじ51を外すと、第1の部位41と第2の部位42とは分離可能となる。
図3に示すように、第1の部位41と第2の部位42からなる基台部40は、第2の部位42の内周縁がホイールマウント33の下面に形成された位置決め用凸部331の外周縁に嵌合されて組み込まれ、六角穴付きねじ等の第2のねじ52によってホイールマウント33に着脱自在に固定される。
図4に示すように、第2の部位42の上面には複数のねじ孔425が周方向に沿って等間隔おきに形成されており、一方、ホイールマウント33には、ねじ孔425に対応する複数のねじ挿通孔335が形成されている。基台部40は、第2の部位42をホイールマウント33の凸部331に嵌合してねじ孔425をねじ挿通孔335に一致させ、ねじ挿通孔335に通した第2のねじ52をねじ孔にねじ込んで締結することにより、ホイールマウント33に水平な状態に固定される。
図3に示すように、スピンドルシャフト32の内部には、研削液源60に連通する研削液供給路321が形成されている。この研削液供給路321は、スピンドルシャフト32の中心を通ってホイールマウント33に向かって延び、ホイールマウント33の内部で放射状に分岐している。ホイールマウント33内での分岐数は第2の部位42のノズル422の数に対応しており、ホイールマウント33に固定された第2の部位42の各ノズル422は、放射状の各研削液供給路321に連通した状態となる。
このような構成の研削ホイール34においては、スピンドルシャフト32とともに回転する研削ホイール34の砥石419がワークの被加工面に当接されて該被加工面が研削加工される。そしてこの研削加工時には、研削液源60から研削液供給路321に純水等の研削液が供給される。研削液供給路321に供給された研削液は基台部40の第2の部位42の各ノズル422に流入し、これらノズル422から噴出することにより砥石419の内周側に供給される。これにより、砥石419によるワークの加工点が冷却されるとともに、ワークの研削屑や砥石屑等が研削液によって流され、排出される。
本実施形態の研削ホイール34によれば、砥石419を有する第1の部位41とノズル422を有する第2の部位42とを組み合わせて使用される。図示した砥石419の種類(形状、長さ、形成位置等)とノズル422の種類(粗さ、形状等)は研削条件に応じた任意のものが第1の部位41および第2の部位42にそれぞれ設けられる。したがって第1の部位41は砥石419の種類に応じて複数が用意され、第2の部位42はノズル422の種類に応じて複数が用意される。そして、研削条件に適合する砥石419を有する第1の部位41と研削条件に適合するノズル422を有する第2の部位42とが選択されて組み合わされ、研削ホイール34として使用される。
このような研削ホイール34においては、管理すべき個体数は第1の部位41と第2の部位42の総数である。この数は、基台部40に種類に応じた砥石419とノズル422の双方を組み合わせて設けている一体物の従来構成の場合と比べると格段に少ない。したがって研削ホイール34を管理するための負担が軽減する。また、消耗する砥石419が配設された第1の部位41のみが消耗品として扱われ、ノズル422が形成されている第2の部位42は交換せずに使用できるため、従来よりもコストが低減する。
(3)研削ホイールの他の実施形態
図5および図6は、本発明の他の実施形態の研削ホイール34がホイールマウント33に固定された状態を示している。この実施形態の研削ホイール34も、基台部40が分離可能な第1の部位41と第2の部位42とで構成されており、これら第1の部位41と第2の部位42とが、複数の六角穴付きねじ等のねじ(固定具)53によりホイールマウント33に一括して固定されている。
第1の部位41は、内周面が下方に向かうにしたがってテーパ状に広がり、外周面は円筒状に形成された断面略台形状であり、下面に複数の砥石419が円環状に並べて固着されている。図6に示すように、第1の部位41の上面には、複数のねじ孔416が周方向に沿って等間隔おきに形成されている。第2の部位42は平板状であって内周側にホイールマウント33の放射状の研削液供給路321に連通する複数のノズル422が形成されており、これらノズル422の外周側に、ねじ孔416に対応する複数のねじ挿通孔426が形成されている。第2の部位42のノズル422が形成された部分には、下方に突出する凸条427が形成されている。
この場合の研削ホイール34は、第2の部位42の内周縁をホイールマウント33の位置決め用凸部331の外周縁に嵌合するとともに、第1の部位41の内周縁を第2の部位42の凸条427の外周面に嵌合し、さらに、ねじ挿通孔426およびねじ孔416をホイールマウント33のねじ挿通孔335に一致させ、この状態からねじ挿通孔335,426に通したねじ53をねじ孔416にねじ込んで締結することにより、ホイールマウント33に水平な状態に固定される。
この実施形態では、ねじ53により第1の部位41と第2の部位42がホイールマウント33に共締めされて固定され、固定と同時にこれら部位41,42が組み合わされて研削ホイール34に構成される。したがってホイールマウント33に固定される前は、第1の部位41と第2の部位42はばらばらの状態で管理される。また、1種類のねじ53で第1の部位41と第2の部位42を互いに固定状態とすることができるため、部品種類の数が減るとともにねじ締め作業の負担が軽減する。これに対し上記一実施形態においては、第1のねじ51により第1の部位41と第2の部位42を組み合わせた状態でホイールマウント33に固定することができる。
1…ワーク
10…研削装置
33…ホイールマウント(固定部)
34…研削ホイール(研削加工ツール)
40…基台部
41…第1の部位
419…砥石
42…第2の部位
422…ノズル
53…ねじ(固定具)

Claims (2)

  1. 円環状の基台部と、
    該基台部上に円環状に並べて複数配設され、ワークの露出面に当接する砥石と、
    前記基台部に配設され、ワークと前記砥石の接触部に加工液を導くノズルと、を有し、
    ワークを研削加工する際に用いられる研削加工ツールであって、
    前記基台部は前記砥石が配設された第1の部位と、前記ノズルが形成された第2の部位とから構成され、
    前記第1の部位と前記第2の部位とは分離可能であるとともに、
    前記第1の部位と前記2の部位とが上方からねじ込まれるねじにより固定され、さらに該第2の部位が上方からねじ込まれるねじにより固定部に固定されること
    を特徴とする研削加工ツール。
  2. 円環状の基台部と、
    該基台部上に円環状に並べて複数配設され、ワークの露出面に当接する砥石と、
    前記基台部に配設され、ワークと前記砥石の接触部に加工液を導くノズルと、を有し、
    ワークを研削加工する際に用いられる研削加工ツールであって、
    前記基台部は前記砥石が配設された第1の部位と、前記ノズルが形成された第2の部位とから構成され、
    前記第1の部位と前記第2の部位とは分離可能であるとともに、
    前記第1の部位と前記2の部位とが上方からねじ込まれるねじにより固定部に一括して固定されること
    を特徴とする研削加工ツール。
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