JP5631158B2 - 遅延波キャンセラ及び中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地上デジタルテレビ放送等で利用されているOFDM信号を中継する中継装置において、受信信号の中から、再送信すべきOFDM信号(主波成分)とは異なるOFDM信号の遅延波成分を除去するための遅延波キャンセラ、及び、遅延波キャンセラを備えた中継装置に関する。
地上デジタルテレビ放送等で利用されているOFDM信号を周波数変換(換言すればチャンネル変換)することなく中継するSFN方式の中継装置には、送信アンテナからの送信電波が受信アンテナに回り込み、その回り込み信号を再送信することのないよう、回り込みキャンセラが設けられている。
また、この種の中継装置では、放送局や他の中継局から送信されたOFDM信号を受信アンテナにて受信し、その受信信号を増幅して送信アンテナから再送信させるが、受信アンテナでは、放送局や他の中継局から送信された電波(直接波)とは別に、その送信電波が建物や地形などの障害により反射・回折する所謂マルチパスによる遅延波も受信される。
このため、この種の中継装置には、回り込みキャンセラとは別に、受信信号からマルチパスによる遅延波を除去するためのマルチパスキャンセラを設けたものも知られている(例えば、特許文献1等参照)。
そして、このように、回り込みキャンセラとマルチパスキャンセラとの2種類のキャンセラを中継装置に設けた場合、受信したOFDM信号から回り込み及びマルチパスによる遅延波成分を除去して、OFDM信号の主波成分のみを選択的に再送信することができる。
特開2003−174430号公報
ところで、回り込みキャンセラとマルチパスキャンセラとは、除去対象となる遅延波成分が異なることから、特許文献1に記載の通り、受信信号から遅延波成分を抽出する際のアルゴリズムは異なる。
しかし、これら各キャンセラは、何れも受信信号から遅延波成分を抽出するものであるため、除去対象となる遅延波成分のみを正確に抽出することは難しく、抽出される遅延波成分には、除去対象ではない遅延波成分や主波成分も含まれる。
このため、上記のように回り込みキャンセラとマルチパスキャンセラとの2種類のキャンセラを中継装置に設けて、同時に動作させると、各キャンセラにて遅延波成分の一部が重複して除去されるだけでなく、主波成分の一部も重複して除去されることになり、再送信すべきOFDM信号(主波成分)の減衰量が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、OFDM信号を中継する中継装置において、OFDM信号の主波成分を大きく減衰させることなく、受信信号から回り込み及びマルチパスによる遅延波成分を効率よく除去することのできる遅延波キャンセラを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、OFDM信号を受信アンテナにて受信し、該受信信号を送信アンテナから再送信する中継装置に設けられ、前記受信信号から、前記OFDM信号の主波に対する遅延波成分を除去する遅延波キャンセラであって、
前記受信信号の中から前記OFDM信号を抽出する信号抽出手段と、
前記信号抽出手段にて抽出されたOFDM信号の周波数軸上のスペクトルを抽出するフーリエ変換手段と、
該フーリエ変換手段にて抽出されたOFDM信号のスペクトルから、前記OFDM信号の振幅特性を算出する振幅特性算出手段と、
前記振幅特性算出手段にて算出された前記OFDM信号の振幅特性から、当該OFDM信号の主波成分のスペクトルを抽出し、該主波成分のスペクトルを前記OFDM信号のスペクトルから除去することで、前記送信アンテナからの送信電波の回り込みにより生じる遅延波成分のスペクトルを算出する回り込み算出手段と、
前記振幅特性算出手段にて算出された前記OFDM信号の振幅特性から、当該OFDM信号の主波成分のスペクトルを抽出し、該主波成分のスペクトルを前記OFDM信号のスペクトルから除去することで、マルチパスによって生じる遅延波成分のスペクトルを算出するマルチパス算出手段と、
外部からの指令に従い、前記回り込み算出手段と前記マルチパス算出手段との何れか一方を選択的に動作させる遅延波算出切換手段と、
前記遅延波算出切換手段により動作が選択された回り込み算出手段又はマルチパス算出手段からの出力を逆フーリエ変換し、該逆フーリエ変換結果から前記遅延波成分を除去するためのキャンセル信号を生成するキャンセル信号生成手段と、
を備え、前記キャンセル信号生成手段にて生成されたキャンセル信号に基づき、前記受信信号から遅延波成分を除去することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遅延波キャンセラにおいて、
前記振幅特性算出手段にて算出された前記OFDM信号の振幅特性を逆フーリエ変換して、前記OFDM信号の遅延プロファイルを算出する遅延プロファイル算出手段と、
該遅延プロファイル算出手段にて算出された前記OFDM信号の遅延プロファイルから、前記OFDM信号の遅延波成分に対し大きく影響を与えているのは、回り込み及びマルチパスの内の何れであるかを判定し、該判定結果に従い前記遅延波算出切換手段が動作させる算出手段を設定する切換制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、OFDM信号を受信アンテナにて受信し、該受信信号を送信アンテナから再送信する中継装置において、
前記受信信号から、前記OFDM信号の主波に対する遅延波成分を除去する遅延波キャンセラとして、請求項1又は請求項2に記載の遅延波キャンセラを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の遅延波キャンセラにおいては、信号抽出手段が、受信アンテナにて受信された受信信号の中からOFDM信号を抽出し、フーリエ変換手段がその抽出されたOFDM信号の周波数軸上のスペクトルを抽出し、振幅特性算出手段が、その抽出されたOFDM信号のスペクトルから、OFDM信号の振幅特性を算出する。
また、本発明の遅延波キャンセラには、振幅特性算出手段にて算出されたOFDM信号の振幅特性から、OFDM信号の主波成分のスペクトルを抽出し、その主波成分のスペクトルをOFDM信号のスペクトルから除去することで、送信アンテナからの送信電波の回り込みによって生じる遅延波成分のスペクトルを算出する回り込み算出手段と、同じく、マルチパスによって生じる遅延波成分のスペクトルを算出するマルチパス算出手段との、2種類の遅延波成分算出手段が備えられている。
なお、これら各算出手段における遅延波成分算出用のアルゴリズムについては、上記特許文献1にも記載されているが、本明細書でも後で詳しく説明する。
そして、遅延波算出切換手段が、外部からの指令に従い、回り込み算出手段とマルチパス算出手段との何れか一方を選択的に動作させ、キャンセル信号生成手段が、遅延波算出切換手段により動作が選択された回り込み算出手段又はマルチパス算出手段からの出力を逆フーリエ変換し、その逆フーリエ変換結果から遅延波成分を除去するためのキャンセル信号を生成する。
つまり、本発明の遅延波キャンセラは、キャンセル信号生成手段において、遅延波算出切換手段が選択的に動作させる回り込み算出手段及びマルチパス算出手段の一方で算出された遅延波成分に基づき、その遅延波成分を除去するためのキャンセル信号を生成し、その生成したキャンセル信号に基づき、受信信号から遅延波成分を除去するように構成されている。
この理由は、次の通りである。
まず、回り込みによる遅延波成分とマルチパスによる遅延波成分との割合は、中継装置の設置場所によって異なり、回り込みによる障害とマルチパスによる障害とが同時に同レベルで発生することは極めて少ない。
また、回り込み算出手段及びマルチパス算出手段は、抽出対象となる遅延波成分は異なり、特許文献1に記載の通り、遅延波成分抽出のためのアルゴリズムも異なるものの、何れも受信信号から遅延波成分を抽出するものであることから、抽出対象となる遅延波成分に比べて抽出効率は低下するものの、抽出対象となる遅延波成分以外の遅延波成分についても抽出される。
そこで、本発明では、遅延波キャンセラの使用環境に応じて、回り込み算出手段とマルチパス算出手段との何れか一方を選択的に動作させることで、回り込みによる遅延波成分とマルチパスによる遅延波成分との何れか一方を優先的に除去させ、他方の遅延波成分についても、その動作させた遅延波成分算出手段(回り込み算出手段又はマルチパス算出手段)によりその一部を生成させて、除去するようにしているのである。
このため、本発明の遅延波キャンセラによれば、回り込み算出手段とマルチパス算出手段との何れか一方を選択的に動作させることで、中継対象となるOFDM信号の主波成分を大きく減衰させることなく、受信信号から回り込み及びマルチパスによる遅延波成分を効率よく除去することができるようになる。
また、本発明の遅延波キャンセラは、回り込み算出手段とマルチパス算出手段との2種類の遅延波成分算出手段が設けられるが、その内の一方を動作させてキャンセル信号を生成するための手段(信号抽出手段、フーリエ変換手段、振幅特性算出手段、キャンセル信号生成手段)については、回り込み算出手段及びマルチパス算出手段の動作に対し、共用させることができる。
このため、本発明の遅延波キャンセラによれば、回り込み算出手段とマルチパス算出手段との2種類の遅延波成分算出手段を同時に動作させる従来のものに比べ、構成を簡単にして、製造コストを低減することができる。
なお、このように回り込み算出手段とマルチパス算出手段以外のものを共用できるのは、これら各算出手段における遅延波成分算出用のアルゴリズムが類似しているからである。
そこで、回り込み算出手段とマルチパス算出手段における遅延波成分算出用のアルゴリズムについて説明する。
まず、中継装置において本発明の遅延波キャンセラを回り込みキャンセラとして動作させる際の基本モデル(図3(a)参照)について説明する。
図3(a)に示すように、上位局からの送信信号のスペクトルをX(ω)とする。ωは角速度である。
この場合、中継局における主受信信号D(ω)は、雑音を無視すると、式(1)で表される。
D(ω)=X(ω) …(1)
また、回り込みキャンセラによる観測点Pにおける信号スペクトルをS(ω)、回り込みの伝達関数をC(ω)とすると、中継局で受信される回り込み信号スペクトルU(ω)は、式(2)で表される。
U(ω)=C(ω)・S(ω) …(2)
ここで、中継局において受信される信号R(ω)は、
R(ω)=D(ω)+U(ω)
=X(ω)+C(ω)・S(ω) …(3)
となる。
また、回り込みキャンセラのフィードバック系での伝達関数をW(ω)とすると、観測点Pにおける信号のスペクトルS(ω)は、
S(ω)=R(ω)−W(ω)・S(ω) …(4)
であるから、式(3)を式(4)に代入し、整理すると、次式が得られる。
S(ω)=X(ω)/[1−{C(ω)−W(ω)}] …(5)
従って、観測点Pにおける系金体の総合伝達関数F(ω)は次式のようになる。
F(ω)=S(ω)/X(ω)
=1//[1−{C(ω)−W(ω)}] …(6)
ここで、図3(a)の基本モデルにおける回り込みキャンセラのキャンセル条件を考える。
回り込みが理想的にキャンセルされている状態での観測点Pにおける信号のスペクトルS(ω)は、
S(ω)=X(ω) …(7)
である。
従って、理想キャンセル条件は、式(5)ならびに式(7)から、次式のようになる。
C(ω)=W(ω) …(8)
また、式(6)を変形すると、次式が得られる。
C(ω)−W(ω)=1−1/F(ω) …(9)
式(9)の左辺は、回り込みキャンセラのFBFの伝達関数と、実際の回り込みとの誤差(キャンセル誤差)を表している。これをE(ω)と置く。
E(ω)=C(ω)−W(ω) …(10)
さらに、F(ω)を観測点Pにおける信号のスペクトルS(ω)と上位局送信信号のスペクトルX(ω)で表すと、
E(ω)=1−1/F(ω)
=1−X(ω)/S(ω) …(11)
となる。
次に、中継装置において本発明の遅延波キャンセラをマルチパスキャンセラとして動作させる際の基本モデル(図3(b)参照)について説明する。
図3(b)に示すように、上位局からの送信信号のスペクトルをX(ω)、マルチパスの伝達関数をC(ω)とすると、中継局で受信されるマルチパス信号スペクトルU(ω)は、式(2)で表される。
U(ω)=C(ω)・X(ω) …(12)
ここで、中継局において受信される信号R(ω)は、
R(ω)=X(ω)+U(ω)
=X(ω)+C(ω)・X(ω) …(13)
となる。
また、マルチパスキャンセラのフィードバック系での伝達関数をW(ω)とすると、観測点Pにおける信号のスペクトルS(ω)は、
S(ω)=R(ω)−W(ω)・S(ω) …(14)
であるから、式(13)を式(14)に代入し、整理すると、次式が得られる。
S(ω)=X(ω)・{1+C(ω)}/{1+W(ω)} …(15)
従って、観測点Pにおける系全体の総合伝達関数F(ω)は次式のようになる。
F(ω)=S(ω)/X(ω)
={1+C(ω)}/{1+W(ω)} …(16)
ここで、図3(b)の構成におけるマルチパスキャンセラのキャンセル条件を考える。
マルチパスが理想的にキャンセルされている状態での観測点Pにおける信号のスペクトルS(ω)は、
S(ω)=X(ω) …(17)
である。
従って、理想キャンセル条件は、式(15)ならびに式(17)から、次式のようになる。
C(ω)=W(ω) …(18)
式(16)を変形すると、次式が得られる。
{C(ω)−W(ω)}/{1+W(ω)}=F(ω)−1 …(19)
ここで、式(19)の左辺は、マルチパスキャンセラのFBFの伝達関数と、実際のマルチパスとの誤差(キャンセル誤差)を表している。これをE(ω)と置く。
E(ω)={C(ω)−W(ω)}/{1+W(ω)} …(20)
さらにF(ω)を観測点Pにおける信号のスペクトルS(ω)と上位局送信信号のスペクトルX(ω)で表すと、
E(ω)=F(ω)−1=S(ω)/X(ω)−1 …(21)
となる。
以上の通り、回り込みのキャンセル誤差は、
E(ω)=1−X(ω)/S(ω) …(11)
となり、マルチパスのキャンセル誤差は、
E(ω)=S(ω)/X(ω)−1 …(21)
となる。
この2つの式を比較して分かる通り、回り込みとマルチパスとで除算と減算がそれぞれ逆となっているのが分かる。
本発明の回り込み算出手段及びマルチパス算出手段は、回り込み及びマルチパスによる遅延波成分を算出するものであるため、上記演算式(11)、(21)に従いそれぞれのキャンセル誤差を算出するようにすればよい。
このため、回り込み算出手段及びマルチパス算出手段における遅延波成分算出用のアルゴリズムは、図3(c)に示すように記載できる。
つまり、S(ω)は観測点Pにおける信号のスペクトルを表すものであるため、入力信号(受信信号)からOFDM信号を抽出して、そのスペクトルをS(ω)として各算出手段に入力すればよい。
そして、各算出手段では、OFDM信号のスペクトルS(ω)を移動平均することで、OFDM信号の主波成分X(ω)を算出し、上記演算式(11)、(21)に従い主波成分を除去する。
なお、図3(c)に示したアルゴリズムでは、信号が複素数ではなく実数であるため、単純に1ではなく、除算した成分の平均値を用いている。
このように、回り込みとマルチパスでは、正規化のための除算と主波成分除去のための減算部が逆となるだけで、入力側及び出力側は同一構成にすることができる。
ところで、本発明の遅延波キャンセラにおいては、遅延波算出切換手段が、外部からの指令に従い、回り込み算出手段とマルチパス算出手段との何れか一方を選択的に動作させることから、遅延波算出切換手段に対し、手動操作で切換指令を入力するための操作スイッチを設けるようにしてもよい。
しかし、この場合、回り込み算出手段とマルチパス算出手段との何れを動作させるとよいかを、操作スイッチを操作する使用者が判断する必要がある。
そこで、本発明の遅延波キャンセラには、請求項2に記載のように、振幅特性算出手段にて算出された前記OFDM信号の振幅特性を逆フーリエ変換して、OFDM信号の遅延プロファイルを算出する遅延プロファイル算出手段と、その算出されたOFDM信号の遅延プロファイルから、OFDM信号の遅延波成分に対し大きく影響を与えているのは、回り込み及びマルチパスの内の何れであるかを判定し、その判定結果に従い遅延波算出切換手段が動作させる算出手段を設定する切換制御手段と、を設けるようにしてもよい。
そして、このようにすれば、回り込み算出手段とマルチパス算出手段との何れを動作させるとよいかが、切換制御手段にて自動で判定されて、遅延波算出切換手段が動作させる算出手段が設定されることから、使用者の負担を軽減できる。
一方、請求項3に記載の中継装置によれば、上述した本発明の遅延波キャンセラを備えているので、主波成分の信号レベルを著しく低下させることなく、回り込みよる遅延波成分及びマルチパスによる遅延波成分を受信信号から除去することができ、しかも、低コストで実現できる。
実施形態の中継装置の構成を表すブロック図である。 中継装置の変形例を表すブロック図である。 回り込みキャンセラ及びマルチパスキャンセラの基本モデル及びそのアルゴリズムを説明する説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された中継装置全体の構成を表すブロック図である。
本実施形態の中継装置は、地上デジタルテレビ放送の放送電波を受信アンテナ2で受信し、その受信信号を増幅装置4にて増幅した後、送信アンテナ6から再送信するものである。
そして、本実施形態の中継装置には、送信アンテナ6からの送信電波が受信アンテナ2に回り込むことによって生じる遅延波成分や、放送局や他の中継装置からの送信電波が障害物等で反射して受信アンテナ2に入射したマルチパスによる遅延波成分を、受信信号から除去するために、A/D変換部12、キャンセル信号生成部20、加算器14、及びD/A変換部16が設けられている。
ここで、A/D変換部12は、受信アンテナ2にて受信された受信信号の中から、中継対象となる放送信号(OFDM信号)を抽出し、その抽出した放送信号(OFDM信号)をベースバンドに周波数変換(ダウンコンバート)し、周波数変換後のOFDM信号をデジタルデータに変換するためのものである。
そして、このA/D変換部12にてデジタルデータに変換されたベースバンドのOFDM信号は、キャンセル信号生成部20に入力され、キャンセル信号生成部20にて、回り込みやマルチパスによる遅延波成分を除去するのに必要なキャンセル信号(デジタルデータ)を生成するのに用いられる。
また、加算器14は、キャンセル信号生成部20で生成されたキャンセル信号を、A/D変換部12でデジタルデータに変換されたOFDM信号に加算することで、受信信号(詳しくは中継対象となるOFDM信号)から遅延波成分を除去するためのものである。そして、加算器14にて遅延波成分が除去されたOFDM信号は、D/A変換部16に入力される。
D/A変換部16では、加算器14にて遅延波成分が除去されたOFDM信号をアナログ信号にD/A変換し、そのアナログ信号を、A/D変換部12でダウンコンバートする前の元の周波数帯にアップコンバートすることで、遅延波成分除去後の放送信号を生成し、増幅装置4に出力する。
なお、本実施形態では、説明を簡単にするため、中継装置が受信・再送信する放送電波(OFDM信号)は1波であり、A/D変換部12、キャンセル信号生成部20、加算器14、及び、D/A変換部16は、その1波の受信信号から回り込み信号を除去するために、中継装置に一つ設けられているものとするが、中継対象となる放送電波が多チャンネルである場合には、これら各部を放送チャンネル毎に複数に設けるようにすればよい。
次に、キャンセル信号生成部20内でベースバンドのOFDM信号をデジタル処理することによりキャンセル信号(デジタルデータ)を生成するのに用いられるデジタル処理回路について説明する。
図1に示すように、このデジタル処理回路は、離散フーリエ変換部22、振幅スペクトル算出部24、振幅特性算出部26、回り込み算出手段としての逆数算出部28及び主波成分除去演算部30、マルチパス算出手段としての逆数算出部32及び主波成分除去演算部34と、逆離散フーリエ変換部40と、振幅特性算出部26から逆離散フーリエ変換部40に至る信号処理経路を、回り込み算出手段としての逆数算出部28及び主波成分除去演算部30側にするか、マルチパス算出手段としての逆数算出部32及び主波成分除去演算部34側にするかを切り換える信号処理経路切換部36,38と、補正処理部42と、キャンセル誤差算出部44と、を備える。
ここで、離散フーリエ変換部22は、OFDM信号を離散フーリエ変換(FFT)することで、OFDM信号の周波数軸上のスペクトルを抽出するものである。
また、振幅スペクトル算出部24は、離散フーリエ変換部22にて抽出されたスペクトル毎に、そのスペクトルの振幅の二乗値の平方根を求めることにより、各スペクトルの振幅(詳しくは絶対値)を算出し、振幅特性算出部26は、振幅スペクトル算出部24にて算出された各スペクトルの振幅(詳しくは絶対値)を移動平均することにより、各スペクトルの振幅特性を算出する。
次に、逆数算出部28、32は、図3(c)に示すアルゴリズムの「正規化」を実現するものであり、振幅特性算出部26にて算出された各スペクトルの振幅特性をN個サンプリングして平均化(移動平均)することにより、OFDM信号の主波成分X(ω)を抽出し、その抽出した主波成分X(ω)と入力信号S(ω)とで割り算することにより、上述したキャンセル誤差算出用の2つの演算式(11)、(21)における除算値X(ω)/S(ω)、S(ω)/X(ω)をそれぞれ算出する。
また、主波成分除去演算部30、34は、図3(c)に示すアルゴリズムの「主波成分除去」を実現するものであり、逆数算出部28、32からの出力(除算値X(ω)/S(ω)、S(ω)/X(ω))をN個サンプリングして平均化(移動平均)することにより、上述したキャンセル誤差算出用の2つの演算式(11)、(21)における「1」に相当する値を算出し、その算出結果「1」と逆数算出部28、32から出力された除算値X(ω)/S(ω)、S(ω)/X(ω)の差「1−X(ω)/S(ω)」、「S(ω)/X(ω)−1」を算出することにより、回り込み及びマルチパスのキャンセル誤差E(ω)を各々算出する。
そして、このように構成された回り込みキャンセル誤差算出用の逆数算出部28及び主波成分除去演算部30と、マルチパスキャンセル誤差算出用の逆数算出部32及び主波成分除去演算部34は、その前後に配置された信号処理経路切換部36,38により動作/停止が選択的に切り換えられ、信号処理経路切換部36,38を介して振幅特性算出部26と逆離散フーリエ変換部40との間に接続された側が動作する。
また、逆離散フーリエ変換部40は、信号処理経路切換部38を介して主波成分除去演算部30又は主波成分除去演算部34による算出結果(キャンセル誤差)を逆離散フーリエ変換(IFFT)することにより、受信信号(詳しくはOFDM信号)から除去すべき遅延波成分に対応したキャンセル誤差データを算出し、補正処理部42は、そのキャンセル誤差データからノイズとなる演算誤差成分を除去するフィルタリング処理を行う。
そして、キャンセル誤差算出部44では、補正処理部42から出力されるキャンセル誤差データから、A/D変換部12にてA/D変換されたOFDM信号に対応したキャンセル信号を算出し、加算器14に出力する。
この結果、本実施形態のキャンセル信号生成部20によれば、逆数算出部28及び主波成分除去演算部30にて上述した演算式(11)に従い算出される回り込みキャンセル誤差に対応したキャンセル信号と、逆数算出部32及び主波成分除去演算部34にて上述した演算式(21)に従い算出されるマルチパスキャンセル誤差に対応したキャンセル信号との何れか一方が、生成されることになる。
よって、本実施形態の中継装置では、中継対象となる受信信号(換言すれば受信したOFDM信号)から、回り込みによる遅延波成分及びマルチパスによる遅延波成分の一方を優先的に除去することができるようになる。
また、逆数算出部28及び主波成分除去演算部30を利用して生成されるキャンセル信号にも、逆数算出部32及び主波成分除去演算部34を利用して生成されるキャンセル信号にも、除去対象とは異なるマルチパス若しくは回り込みによる遅延波成分が含まれることから、これらの何れか一方を選択的に動作させても、除去対象とは異なる遅延波成分の一部は除去することができる。
このため、本実施形態の中継装置によれば、信号処理経路切換部36,38による切り換えを適正に行うことで、従来のように、中継対象となるOFDM信号の主波成分を大きく減衰させることなく、受信信号から回り込み及びマルチパスによる遅延波成分を効率よく除去することができる。
また、本実施形態では、キャンセル信号生成部20において、離散フーリエ変換部22,振幅スペクトル算出部24,振幅特性算出部26,逆離散フーリエ変換部40、補正処理部42,及びキャンセル誤差算出部44は、回り込みによるキャンセル信号生成と、マルチパスによるキャンセル信号生成とで共用されることから、これら2種類のキャンセル信号を同時に生成する従来のものに比べ、構成を簡単にして、製造コストを低減することができる。
ところで、本実施形態では、優先的に除去する遅延波成分の切り換えは、信号処理経路切換部36,38を介して行われることから、例えば、図1に点線で示すように、これら各信号処理経路切換部36,38に対し、切換用操作スイッチ58を介して使用者が切り換え指令を入力するようにしてもよい。
しかし、このようにすると、回り込みによる遅延波成分とマルチパスによる遅延波成分との何れを優先的に除去させるとよいかを、使用者自らが判断する必要があり、使い勝手が悪くなる。
そこで、本実施形態においては、キャンセル信号生成部20に、逆離散フーリエ変換部50、遅延プロファイル算出部52、及び、切換制御部54を設けて、信号処理経路切換部36,38の切り換えを自動で行うようにされている。
つまり、逆離散フーリエ変換部50では、振幅特性算出部26にて算出されたOFDM信号の振幅特性を逆フーリエ変換(IFFT)し、遅延プロファイル算出部52にて、逆離散フーリエ変換部50からの出力に基づき、OFDM信号の遅延プロファイルを算出する。
そして、切換制御部54では、遅延プロファイル算出部52にて算出された遅延プロファイルに基づき、回り込みによる遅延波が他の遅延波に比べてレベルが高いか否かを判断し、回り込みによる遅延波が他の遅延波に比べてレベルが高い場合には、回り込み優先でキャンセル信号を生成させるために、信号処理経路切換部36,38を逆数算出部28及び主波成分除去演算部30側に切り換え、回り込みによる遅延波が他の遅延波に比べてレベルが低い場合には、マルチパス優先でキャンセル信号を生成させるために、信号処理経路切換部36,38を逆数算出部32及び主波成分除去演算部34側に切り換える。
なお、切換制御部54において、遅延プロファイル算出部52にて算出された遅延プロファイルから、回り込みによる遅延波が他の遅延波に比べてレベルが高いか否かを判断できるのは、回り込みによる遅延時間は、中継装置の特性で決まり、装置固有の時間となるためである。
つまり、回り込みによる遅延波は、遅延プロファイルから容易に検出することができることから、切換制御部54では、遅延プロファイルから回り込みによる遅延波を検出して、他の遅延波とのレベルを比較することで、何れの遅延波を優先的に除去するかを判定するようにしているのである。
ここで、本実施形態においては、A/D変換部12が、本発明の信号抽出手段に相当し、離散フーリエ変換部22が、本発明のフーリエ変換手段に相当し、振幅スペクトル算出部24及び振幅特性算出部26、本発明の振幅特性算出手段に相当し、信号処理経路切換部36,38が、本発明の遅延波算出切換手段に相当し、逆離散フーリエ変換部40、補正処理部42及びキャンセル誤差算出部44が、本発明のキャンセル信号生成手段に相当する。
また、上述したように逆数算出部28及び主波成分除去演算部30は、本発明の回り込み算出手段に相当し、逆数算出部32及び主波成分除去演算部34は、本発明のマルチパス算出手段に相当する。
また更に、逆離散フーリエ変換部50及び遅延プロファイル算出部52は、本発明の遅延プロファイル算出手段に相当し、切換制御部54は、本発明の切換制御手段に相当する。
以上、本発明の実施形態及びその効果を裏付ける実験例について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、A/D変換部12で受信信号をベースバンドのOFDM信号(デジタルデータ)に変換した後、OFDM信号をキャンセル信号生成部20及び加算器14に入力し、加算器14からの出力は、D/A変換部16に入力することにより、D/A変換部16で回り込み信号除去後の放送信号を生成するものとして説明したが、図2に示すように、A/D変換部12及びD/A変換部16は、キャンセル信号生成部20側に配置するようにしてもよい。
すなわち、図2に示す中継装置には、受信アンテナ2からの受信信号を分配器7で2分配し、その一方を加算器14に入力し、他方をA/D変換部12に入力するようにされている。そして、A/D変換部12から出力されるベースバンドのOFDM信号(デジタルデータ)をキャンセル信号生成部20に入力し、キャンセル信号生成部20にて生成されたキャンセル信号(デジタルデータ)をD/A変換部16にてアナログ信号にD/A変換し、そのD/A変換されたキャンセル信号を、加算器14に出力する。
そして、このように中継装置を構成しても、図1に示した実施形態の中継装置と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、地上デジタルテレビ放送信号を中継する中継装置に本発明を適用する場合について説明したが、本発明の回り込みキャンセラは、OFDM信号を中継する中継装置であれば、上記実施形態と同様に適用して、同様の効果を得ることができる。
2…受信アンテナ、4…増幅装置、6…送信アンテナ、7…分配器、12…A/D変換部、14…加算器、16…D/A変換部、20…キャンセル信号生成部、22…離散フーリエ変換部、24…振幅スペクトル算出部、26…振幅特性算出部、28,32…逆数算出部、30,34…主波成分除去演算部、36,38…信号処理経路切換部、40…逆離散フーリエ変換部、42…補正処理部、44…キャンセル誤差算出部、50…逆離散フーリエ変換部、52…遅延プロファイル算出部、54…切換制御部、58…切換用操作スイッチ。

Claims (3)

  1. OFDM信号を受信アンテナにて受信し、該受信信号を送信アンテナから再送信する中継装置に設けられ、前記受信信号から、前記OFDM信号の主波に対する遅延波成分を除去する遅延波キャンセラであって、
    前記受信信号の中から前記OFDM信号を抽出する信号抽出手段と、
    前記信号抽出手段にて抽出されたOFDM信号の周波数軸上のスペクトルを抽出するフーリエ変換手段と、
    該フーリエ変換手段にて抽出されたOFDM信号のスペクトルから、前記OFDM信号の振幅特性を算出する振幅特性算出手段と、
    前記振幅特性算出手段にて算出された前記OFDM信号の振幅特性から、当該OFDM信号の主波成分のスペクトルを抽出し、該主波成分のスペクトルを前記OFDM信号のスペクトルから除去することで、前記送信アンテナからの送信電波の回り込みにより生じる遅延波成分のスペクトルを算出する回り込み算出手段と、
    前記振幅特性算出手段にて算出された前記OFDM信号の振幅特性から、当該OFDM信号の主波成分のスペクトルを抽出し、該主波成分のスペクトルを前記OFDM信号のスペクトルから除去することで、マルチパスによって生じる遅延波成分のスペクトルを算出するマルチパス算出手段と、
    外部からの指令に従い、前記回り込み算出手段と前記マルチパス算出手段との何れか一方を選択的に動作させる遅延波算出切換手段と、
    前記遅延波算出切換手段により動作が選択された回り込み算出手段又はマルチパス算出手段からの出力を逆フーリエ変換し、該逆フーリエ変換結果から前記遅延波成分を除去するためのキャンセル信号を生成するキャンセル信号生成手段と、
    を備え、前記キャンセル信号生成手段にて生成されたキャンセル信号に基づき、前記受信信号から遅延波成分を除去することを特徴とする遅延波キャンセラ。
  2. 前記振幅特性算出手段にて算出された前記OFDM信号の振幅特性を逆フーリエ変換して、前記OFDM信号の遅延プロファイルを算出する遅延プロファイル算出手段と、
    該遅延プロファイル算出手段にて算出された前記OFDM信号の遅延プロファイルから、前記OFDM信号の遅延波成分に対し大きく影響を与えているのは、回り込み及びマルチパスの内の何れであるかを判定し、該判定結果に従い前記遅延波算出切換手段が動作させる算出手段を設定する切換制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遅延波キャンセラ。
  3. OFDM信号を受信アンテナにて受信し、該受信信号を送信アンテナから再送信する中継装置において、
    前記受信信号から、前記OFDM信号の主波に対する遅延波成分を除去する遅延波キャンセラとして、請求項1又は請求項2に記載の遅延波キャンセラを備えたことを特徴とする中継装置。
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