JP5631030B2 - 放射線画像処理装置、画像処理方法、放射線撮影システムおよびプログラム - Google Patents

放射線画像処理装置、画像処理方法、放射線撮影システムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮影装置、放射線撮影方法、及びプログラムに関する。
近年ではディジタル技術の進歩により、例えば医療用のX線透視撮影で得られる画像にディジタル処理を施すことが一般的である。従来のX線診断用のフィルムを用いたX線撮影に代わって、X線画像をディジタルデータとして出力可能な2次元X線センサも開発されている。2次元X線センサを用いたX線透視装置等の放射線撮影装置においては、階調処理等のディジタル画像処理は不可欠である。
X線透視撮影においては、被写体を透過するX線量を検出して、照射するX線量を過不足無く制御する放射線露出制御(AEC=Auto Exposure Control)が行われている。この放射線露出制御では、まず、X線透視像の平均値等の特徴量が取得される。このX線透視像は、X線発生部から照射されるパルス状の波形を有するX線によって得られるものである。そして、その特徴量のレベルと、基準値との比較に基づいて所望の露出となるようにX線照射条件(例えば、X線発生部の管電圧、管電流、X線パルス幅等)が制御される。
X線透視撮影装置における画像処理や放射線露出制御は、診断上、最も重要な画像領域である人体の解剖学的構造に対応した関心領域を適切に表示することを目的とするものである。
X線透視撮影装置における画像処理や放射線露出制御では、撮影された画像から関心領域を抽出する。そして、抽出された関心領域から画像処理や放射線露出制御に用いる特徴量が算出される。関心領域は、撮影対象部位や撮影目的によって異なる。例えば、バリウムを使用した胃の透視では胃壁に生じているポリープを検出するため胃壁が関心領域となる。胸部の動画撮影であれば肺野領域が関心領域となる。心臓カテーテル法においてはカテーテルの先端及びその周辺領域が関心領域となる。
コリメータにより照射野が絞られている場合の照射野外領域や、X線が被写体を通過せず直接センサに入射しているいわゆる素抜け領域は、適切な領域特徴算出の弊害となるため、関心領域からは除かれるべきである。また、金属片等X線吸収率が被写体と大きく異なる領域を関心領域に含めてしまうと適切な領域特徴算出の弊害となるため、その領域は関心領域からは除かれるべきである。
ある画像から関心領域を抽出する方法としては、従来、関心領域とその他の領域とを区別する閾値を設定し、この閾値をもとに関心領域を抽出する閾値処理がある。また、画像の濃淡分布形状に基づいて物体の輪郭形状を抽出するエッジ抽出処理等が広く用いられてきた。
例えば、特許文献1では、放射線画像中の被写体領域の濃度ヒストグラムを求め、濃度ヒストグラムから算出される画像の特徴量に基づいて放射線画像の階調補正処理やダイナミックレンジ圧縮処理を行う手法が開示されている。素抜け除去やヒストグラム形状を用いて被写体の骨や軟部組織に相当する画像成分情報を抽出することで、画像中の被写体領域における特徴量を安定して抽出することができる。例えば、放射線画像中の被写体領域における最大画素濃度値が所定の画素濃度値よりも小さい場合でも、効果的な画像処理が可能になる。
また、特許文献2では、画像処理パラメータを最適化するために照射野領域を抽出する手法が開示されている。この手法では円形または多角形等の様々なコリメータ形状に対応できるように、注目画素とその近傍画素パターンから照射野端らしさを点数化して照射野候補領域を算出する。照射野候補領域に関して円形度等の形状特徴量を求めて形状を判定する。そして、判定された形状に特化した照射野認識アルゴリズムによって照射野を抽出する。判定された形状に特化したアルゴリズムとしては、多角形に対してハフ変換等の直線検出処理が採用される。また、円形状に対して円形状とのテンプレートマッチング等が採用される。こうした処理により精度が高められている。
特許文献3では、毎秒3〜5フレームの比較的遅いレートで画像を発生する透視撮影において放射線露出制御及び画像濃度変換の少なくとも一方の処理を適切に実行するために、領域特徴算出に用いる関心領域の抽出を行っている。この手法では、まず矩形の照射野領域について、画像データを画像の上下左右方向に投影(累積)する。次に各方向の1次元アレイを作成して、このアレイに対して2次微分演算を実行する。そして、最大値となる位置を各方向についての照射野の外接線(境界線)として切り出すことで抽出する。抽出された照射野切り出し結果に対して関心領域の抽出処理を実行する。関心領域の抽出処理は、撮影対象部位情報又はオーダ(依頼)情報に基づいて関心領域毎に抽出アルゴリズムを切替えて実行する。予め決められた領域として関心領域を設定する手法、バリウム塊の輪郭周辺領域として胃壁(関心領域)を検出する手法、及び胸部動画撮影時の肺野領域(関心領域)を検出する手法がある。各手法について、画像のヒストグラム解析、モルフォロジ演算、及び二値画像の論理演算等を用いたアルゴリズムが開示されている。
特開2000-10840号公報 特開2005-218581号公報 特開2003-250789号公報
しかし、関心領域を抽出し関心領域から特徴量を算出する特徴量抽出アルゴリズムは一般に複雑である。特に、X線透視撮影のような大量のデータを処理する装置において、要求される高いフレームレート(25fpsから30fps)でX線照射から表示までに特徴量を高い精度で抽出することは困難である。上述した従来の技術は静止画撮影や比較的低いフレームレートでの透視撮影で得られる画像に対して特徴量を抽出するものである。
従来の技術を高いフレームレートの透視撮影に適用する場合、特徴量抽出アルゴリズムは高いフレームレートに追従できないため、処理開始から特徴量が算出されるまでに遅延が生じる。その結果、抽出される特徴量には、特徴量抽出処理を開始した以降に取得されたフレームの情報が反映されていない。そのため、最適な特徴量に基づいて画像処理及びX線制御を適用することができない。また、被写体に大きな動きが生じる場合は特徴量抽出処理自体が無駄になることがある。例えば、被写体動が生じる前に特徴量抽出処理を開始し、被写体動が生じた後に特徴量を抽出しても、この特徴量は画像処理及びX線制御に用いることはできない。
上記の課題に鑑み、本発明に係る放射線撮影装置は、放射線動画撮影に対して新しいフレームの情報も反映したより適切な特徴量抽出を行うことを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る放射線画像処理装置は、
被写体の関心領域の画像に対する画像処理の制御または該関心領域に対する放射線の照射条件の制御、の少なくともいずれかの制御のための特徴量を得る放射線画像処理装置であって、
被写体に放射線を照射して得られる動画像を構成する第1フレーム画像における放射線の照射野領域から被写体が存在する被写体領域を抽出する第1の抽出手段と、
前記第1フレーム画像の直後の第2フレーム画像において、当該第2フレーム画像内における前記被写体領域に対応する領域から、特徴量を算出する対象となる関心領域を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2フレーム画像の直後の第3フレーム画像において、当該第3フレーム画像内における前記関心領域に対応する領域から、前記第3フレーム画像の関心領域の前記特徴量を算出する算出手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、放射線動画撮影に対して新しいフレームの情報も反映したより適切な特徴量抽出を行うことができる。
(a)本発明に係る放射線撮影装置の機能構成図、(b)第1実施形態にかかる放射線撮影装置の構成を説明するブロック図。 特徴量抽出部の具体的な構成を示すブロック図。 特徴量抽出部の処理対象となる画像の例を示す図。 第1実施形態に係る処理の流れを説明するタイミングチャート。 第2実施形態に係る特徴量抽出部の具体的な構成を示す図。 第2実施形態に係る処理の流れを説明するタイミングチャート。 第3実施形態に係るX線透視装置の構成を説明する図。
(第1実施形態)
図1(a)を参照して、本発明に係る放射線撮影装置の機能構成について説明する。放射線撮影装置は演算装置10と撮像装置20とから構成される。演算装置10は撮像装置20に接続されており、互いにデータ通信が可能である。
<演算装置10>
CPU11は、RAM12やROM13に格納されているプログラムやデータを用いて演算装置10の全体的な制御を行う。また、CPU11はプログラムの実行により予め定められた画像処理に関する演算を実行することが可能である。
RAM12は、光磁気ディスク16やハードディスク15からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶する。さらにRAM12は、撮像装置20から取得された画像データ等を一時的に記憶する。また、RAM12は、CPU11が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアである。ROM13は、演算装置10の設定データや、ブートプログラムなどを格納する。バス14は演算装置10内の各部を繋ぎ、各部の間でデータの送受信を行うことを可能にする。
ハードディスク15は、OS(オペレーティングシステム)や、図1(b)、図2、図5、又は図7に示された各部が行う各処理をCPU11に実行させるためのプログラムやデータを保持する。そして、これらはCPU11による制御に従って、RAM12にロードされ、CPU11により処理される。また、ハードディスク15は動画像のデータを保存することも可能である。
光磁気ディスク16は、情報記憶媒体としての一例であり、ハードディスク15に保存されているプログラムやデータの一部若しくは全部をこの光磁気ディスク16に格納することが可能である。
マウス17又はキーボード18を演算装置10の操作者が操作することにより、各種の指示が入力される。例えば、第1実施形態におけるデフォルト値の設定、又は第2実施形態における簡易画像解析に用いる所定領域の設定を、マウス17又はキーボード18を用いて行うことが可能である。
プリンタ19は、図1(b)に示される画像表示部108に表示された画像を記録媒体上に印刷出力する。
表示装置20は、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU11による処理結果を画像、文字等で表示することが可能である。例えば、図1(b)、図2、図5、又は図7に示された各部により処理され、最終的に画像表示部108に出力された画像を表示することが可能である。この場合、画像表示部108は、表示装置20に画像を表示するための表示制御手段として機能する。
<撮像装置20>
撮像装置20は、放射線撮影装置(例えば、X線透視装置)のような、動画像を撮像することが可能である。撮像された画像データは演算装置10に送信される。なお、画像データ複数をまとめて演算装置10に送信する構成としてもよい。一方、撮像の都度、順次、画像データを送信する構成としてもよい。また、図1(b)、図7に示されたX線制御部109よる次フレームのX線曝射条件の設定や撮影コマンドが演算装置10から撮像装置20に送信される。撮像装置20は、受信された次フレームのX線曝射条件の設定や撮影コマンドに基づいて、設定される撮像条件の更新を行う。そして、撮像装置20は更新された撮像条件で画像データの撮像を行うことが可能である。
次に図1(b)を参照して、本発明の第1実施形態に係る放射線撮影装置(例えば、X線透視装置100)について説明する。X線透視装置100は、毎秒3〜30パルスのX線パルスを発生することが可能なX線発生部101(放射線発生部)と、被写体103を透過したX線102のX線パルスに同期した動画像を撮像する2次元X線センサ104を備える。2次元X線センサ104は、X線照射(放射線照射)された被写体103の動画像を撮像する撮像手段として機能する。
X線透視装置100は2次元X線センサ104から出力される動画像を構成する各フレーム画像に対して前処理を行う前処理部105と、前処理が行われた動画像の各フレームから特徴量を抽出する特徴量抽出部106を備える。
特徴量抽出部106は、例えば、処理対象のフレーム画像から照射野内の被写体が存在する被写体領域を抽出し、さらにX線遮蔽物領域(放射線遮蔽物領域)を取り除いて関心領域を特定する。特徴量抽出部106は、関心領域の位置、大きさ、形状、平均輝度値、最大輝度値、最小輝度値、重心位置、輝度値の分散、標準偏差等の少なくとも1つを第1特徴量として算出することが可能である。
また、X線透視装置100は特徴量抽出部106で算出される第1特徴量を用いて、前処理部105で前処理が行われた動画像の各フレーム画像に対し画像処理を行う画像処理部107を有する。画像処理部107は、算出された第1特徴量に基づいて、階調変換処理、鮮鋭化処理、ノイズ抑制処理、又は関心領域切り出し処理の少なくとも1つを画像処理として行うことが可能である。
X線透視装置100は画像処理部107にて画像処理が行われた動画像等をX線透視像として表示する画像表示部108を備える。
また、X線透視装置100は、特徴量抽出部106で算出された第1特徴量に基づいてX線発生部101の次パルス照射時の照射条件制御を行うX線制御部109を有する。
図2を参照して、特徴量抽出部106の詳細な構成を示すブロック図について説明する。特徴量抽出部106は、第1の画像解析部201、第2の画像解析部202、第3の画像解析部203、及び第4の画像解析部204を備える。
第4抽出手段として機能する第1の画像解析部201は、特徴量抽出部106に入力される画像を解析し、第1の画像解析結果(照射野領域)を第2乃至第4の画像解析部202乃至204に出力する。なお、第1の画像解析部201から出力された第1の画像解析結果は第3、第4の画像解析部203では使用しないが、動画像に物理的な揺れ等による乱れが生じた場合等に備えて、復元できるように保存する。なお、最初の解析で照射野を抽出せずに、被写体領域を抽出する処理から開始する構成としてもよい。
第1抽出手段として機能する第2の画像解析部202は、特徴量抽出部106に入力される画像を、第1の画像解析結果を用いて解析し、第2の画像解析結果(被写体領域)を第3及び第4の画像解析部203、204に出力する。なお、第2の画像解析部202から出力された第2の画像解析結果は同様に第4の画像解析部203では使用しない。また、直前のフレーム画像から抽出された照射野領域の情報から現在のフレーム画像における被写体領域を抽出してもよいし、このフレーム画像を解析して最初に被写体領域を抽出する構成としてもよい。
第2抽出手段として機能する第3の画像解析部203は、特徴量抽出部106に入力される画像を、第2の画像解析結果を用いて解析し、第3の画像解析結果(患部等の関心領域)を第4の画像解析部204に出力する。
第1算出手段として機能する第4の画像解析部204は、特徴量抽出部106に入力される画像を、第3の画像解析結果を用いて解析し、第4の画像解析結果として第1特徴量を算出して出力する。この第4の画像解析結果が、特徴量抽出部106の出力として画像処理部107及びX線制御部109に与えられる第1特徴量である。第1特徴量の詳細については後段において説明する。
図3を参照して、特徴量抽出部106の処理対象となる画像の例について説明する。例えば、胸部画像300を解析対象画像とした場合について説明する。
図3において、301はX線発生部101に取り付けられたコリメータ(図示せず)によって絞られたコリメータ外の外側である照射野外領域を黒で示した図である。白で示される領域は照射野領域である。
図3において、302は、照射野外領域に加え、X線が被写体103を通過せず直接2次元X線センサ104に入射した素抜け領域を黒で示した図である。白で示される領域は被写体領域である。
図3において、303は、照射野外領域及び素抜け領域に加えて、被写体103内のX線遮蔽物を黒で示した図である。白で示される領域は関心領域である。
算出可能な関心領域の位置、大きさ、形状、最大濃度値、最小濃度値、平均濃度値、分散、標準偏差値、関心領域の面積、関心領域とそれ以外の領域の境界長、モーメント、重心等を関心領域の第1特徴量304(図示せず)と称する。
本実施形態においては、第1の画像解析部201は照射野領域301を抽出する照射野抽出処理を行う。この照射野抽出処理は、様々な方法が考えられる。一般には照射野領域内外の境界において大きな濃度変化が発生すること、又は照射野の輪郭形状はコリメータ形状に依存し比較的単純な形状(直線、円形)であること等を利用して照射野が抽出される。本実施形態においても上記の照射野領域の性質を利用して照射野抽出処理を行う。
また、本実施形態においては、第2の画像解析部202は被写体領域302を抽出する被写体抽出処理を行う。この被写体抽出処理は、様々な方法が考えられるが、一般には素抜け領域が高い濃度値を持つこと、又は素抜け領域と照射野外領域とが接することを利用して抽出される。本実施形態においては、第1の画像解析部201で抽出された照射野領域301を用いて、照射野外領域に接する高濃度領域を素抜けとし、それ以外の領域を被写体103として抽出する被写体抽出処理を行う。あるフレーム画像とその直後のフレーム画像との間には大きな変化はないと想定される。すなわちフレーム画像から取得された照射野領域の範囲とその直後のフレーム画像の照射野領域の範囲は対応しておりほぼ共通であると考えられる。よってあるフレーム画像から取得された照射野領域の範囲を直後のフレーム画像の照射野領域の範囲であると考えて、その範囲から被写体領域を抽出する。また、全部又は一部が重なる共通領域から被写体領域を抽出してもよい。
また、本実施形態においては、第3の画像解析部203は関心領域303を抽出する関心領域抽出処理を行う。この関心領域抽出処理は、一般に、関心領域外として取り除くべきX線遮蔽物が比較的低い濃度値を持つこと、又は人工物であるため比較的単純な形状(直線的)であること等を利用して抽出される。本実施形態においては、第2の画像解析部202で抽出された被写体領域302の情報を用いて、被写体内で低濃度領域又は人工物らしい形状を持つ領域をX線遮蔽物として取り除き、それ以外の領域を関心領域として抽出する関心領域抽出処理を行う。同様にフレーム画像とその直後のフレーム画像との間には大きな変化はないと想定される。すなわちフレーム画像から取得された照射野領域の範囲と直後のフレーム画像内の照射野領域の範囲は対応しておりほぼ共通であると考えられる。よってフレーム画像から取得された被写体領域の範囲が直後のフレーム画像内の被写体領域の範囲であると考えて、その範囲から関心領域を抽出する。また、全部又は一部が重なる共通領域から関心領域を抽出してもよい。
つまり、動画像を構成するフレーム画像を、時系列的に第1フレーム画像、第2フレーム画像、第3フレーム画像…と称して、第1フレーム画像が最初の入力画像であるとすると、第1フレーム画像からある領域を抽出する。そして、その抽出結果と第2フレーム画像とから当該第2フレーム画像内の別の領域を抽出する。同様に、その抽出結果と第3フレーム画像とから当該第3フレーム画像内のさらに別の領域を抽出するという構成である。
また、本実施形態においては、第4の画像解析部204は関心領域の特徴量304を抽出する領域特徴算出処理を行う。ここで抽出すべき第1特徴量は後段の画像処理部107及びX線制御部109に適用されるアルゴリズムに依存する。本実施形態においては、画像処理部107は関心領域のコントラストを一定の範囲に収める階調処理を行う。また、画像処理部107は関心領域の最大濃度値、最小濃度値を抽出する。X線制御部109は関心領域の輝度等の平均濃度値を一定にするようにX線条件を制御し、また関心領域内画素の平均濃度値を算出する。
続いて、図4を参照して、上述の本実施形態における各部の動作を放射線動画撮影の4フレーム目までを例として説明する。説明の簡単化のため、特徴量抽出部106は、前処理部105が画像を出力してから画像処理部107及びX線制御部109の動作開始までに、第1乃至第4の画像解析部による解析の何れか1つは実行できるが、2つ以上は実行できないことを仮定する。
以降の説明において、nフレーム目で取得された胸部画像をI3n0、照射野領域情報をI3n1、被写体領域情報をI3n2、関心領域情報をI3n3、特徴量をI3n4で表す。また、nフレーム目で取得された胸部画像に画像処理を施した表示用画像をV3n0で表す。
ステップS411において、X線透視が開始されると、X線発生部101は1パルス目のX線102を被写体103に照射する。X線102は、被写体103を減衰しながら透過し、2次元X線センサ104に到達し、2次元X線センサ104にて1フレーム目のX線画像が出力される。前処理部105は、2次元X線センサ104から出力されたX線画像に対し、オフセット補正処理やゲイン補正処理等の前処理を行う。1フレーム目のX線画像に対し前処理を施した画像を、特徴量抽出部106への1フレーム目の入力画像I310とする。ステップS412において、特徴量抽出部106は、1フレーム目の入力画像I310に対し、第1の画像解析部201により照射野抽出処理を行う。この処理では照射野領域情報I311を抽出し、第1の画像解析結果として出力する。仮定に従い、この時点で特徴量抽出部106は第1の画像解析部201以外を動作させることはできない。ステップS413において、X線透視装置100は画像処理部107及びX線制御部109の動作を行う。しかし、この時点で特徴量抽出部106は画像処理部107及びX線制御部109に与える第1特徴量(関心領域の最大濃度値、最小濃度値、平均濃度値等)を抽出していない。従って、予め決められたデフォルト値を画像処理部107及びX線制御部109に与えて1フレーム目のX線画像I310に対する画像処理及び2フレーム目のX線画像取得のためのX線制御(放射線制御)を行う。ステップS414において、画像表示部108において、画像処理が施された1フレーム目のX線画像(V310)を表示して、1フレーム目の処理を終了する。
ステップS421において、X線発生部101は、2パルス目のX線102を被写体103に照射する。ステップS411と同様に前処理を実行し、2フレーム目の入力画像I320を特徴量抽出部106への入力画像とする。ステップS422において、特徴量抽出部106は、2フレーム目の入力画像I320に対して、第2の画像解析部202により被写体抽出処理を行う。この処理では、ステップS412において出力された照射野領域情報I311を用いて被写体情報I322を抽出し、第2の画像解析結果として出力する。仮定に従い、この時点で特徴量抽出部106は第2の画像解析部202以外を動作させることはできない。
ステップS423において、X線透視装置100は画像処理部107及びX線制御部109の動作を行う。しかし、この時点で特徴量抽出部106は画像処理部107及びX線制御部109に与える第1特徴量(関心領域の最大濃度値、最小濃度値、平均濃度値等)を抽出していない。そこで、ステップS413と同様に、予め決められたデフォルト値を画像処理部107及びX線制御部109に与えて2フレーム目のX線画像I320に対する画像処理及び3フレーム目のX線画像取得のためのX線制御(放射線制御)を行う。
ステップS424において、画像表示部108において画像処理が施された2フレーム目のX線画像(V320)を表示し、2フレーム目の処理を終了する。
ステップS431において、X線発生部101は、3パルス目のX線102を被写体103に照射する。ステップS411と同様に前処理を実行し3フレーム目の入力画像I330を特徴量抽出部106への入力画像とする。
ステップS432において、特徴量抽出部106は、3フレーム目の入力画像I330に対し、第3の画像解析部203の関心領域抽出処理を行う。この処理では、ステップS422において出力された被写体領域情報I322を用いてX線遮蔽物情報を抽出し、被写体領域情報からX線遮蔽物情報を取り除いて関心領域情報I333を求める。この関心領域情報I333を第3の画像解析結果として出力する。仮定に従い、この時点で特徴量抽出部106は第3の画像解析部203以外を動作させることはできない。
ステップS433において、X線透視装置100は画像処理部107及びX線制御部109の動作を行う。しかし、この時点で特徴量抽出部106は画像処理部107及びX線制御部109に与える第1特徴量(関心領域の輝度の最大濃度値、最小濃度値、平均濃度値等)を抽出していない。従って、予め決められたデフォルト値を画像処理部107及びX線制御部109に与えて3フレーム目のX線画像I330に対する画像処理及び4フレーム目のX線画像取得のためのX線制御(放射線制御)を行う。ステップS434において、画像表示部108にて画像処理が施された3フレーム目のX線画像(V330)を表示し、3フレーム目の処理を終了する。
ステップS441において、X線発生部101は、4パルス目のX線102を被写体103に照射する。ステップS411と同様に前処理を実行し、4フレーム目の入力画像I340を特徴量抽出部106への入力画像とする。ステップS442において、特徴量抽出部106は、4フレーム目の入力画像I340に対し、第4の画像解析部204の領域特徴算出処理を行う。この処理では、ステップS432において出力された関心領域情報I333を用いて第1特徴量I344(本実施形態においては関心領域内の最大濃度値、最小濃度値、平均濃度値等)を算出し、第4の画像解析結果として出力する。この第4の画像解析結果(特徴量)は、特徴量抽出部106の出力であり、画像処理部107及びX線制御部109で用いられる。仮定に従い、この時点で特徴量抽出部106は第4の画像解析部204以外を動作させることはできない。ステップS443において、X線透視装置100は画像処理部107及びX線制御部109の動作を行う。この時点では、1フレーム目から3フレーム目までとは異なり、特徴量抽出部106は画像処理部107及びX線制御部109に与える第1特徴量I344を抽出している。従って、第1特徴量I344を画像処理部107及びX線制御部109に与えて4フレーム目のX線画像I340に対する画像処理及び5フレーム目のX線画像取得のためのX線制御(放射線制御)を行う。
ステップS444において、画像表示部108において画像処理が施された4フレーム目のX線画像(V340)を表示し、4フレーム目の処理を終了する。
以降、X線透視が終了するまで、特徴量抽出部106はステップS441乃至ステップS444で述べた4フレーム目の処理と同様の処理を行う。即ち、入力されたnフレーム目の画像I3n0に対して、関心領域情報I333を用いて第1特徴量I3n4を抽出し、画像処理及びX線制御、X線画像の表示を行う。
本実施形態によれば、X線透視装置に対する画像処理及びX線制御を行うために照射野・被写体・X線遮蔽物を抽出して得られる関心領域から第1特徴量を抽出する計算量の大きな特徴量抽出処理において、次のような効果が得られる。
特徴量抽出部における処理を複数の画像解析部における各処理に分割し、各画像解析部の動作タイミングにおいて取得されている最新のX線画像を解析するため、特徴量抽出部全体としては複数の画像を解析し、時間的に新しい情報を抽出することが可能となる。
これにより特徴量抽出部を一つの処理部として動作開始時に取得されている一枚のX線画像のみを解析するよりも新しい情報を取得することができ、より適切な特徴量を抽出して画像処理及びX線制御に用いることができる。
また、一連の画像解析処理を実行した後は、最小限の画像解析処理(本実施形態では第4の画像解析部204)のみを選択的に実行することで、必要な特徴量をリアルタイムに抽出することができる。
(第2実施形態)
図1及び図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る放射線撮影装置(例えば、X線透視装置)について説明する。図1のX線透視装置100において、X線発生部101、X線102、被写体103、2次元X線センサ104、前処理部105、画像処理部107、画像表示部108、及びX線制御部109は、第1実施形態で説明した内容と同様である。重複した説明を避けるため、ここでは説明を省略する。
図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る特徴量抽出部106の詳細な構成を示すブロック図について説明する。特徴量抽出部106は、第1の画像解析部201、第2の画像解析部202、第3の画像解析部203、第4の画像解析部204、及び簡易画像解析部501を備える。図5において、第1の画像解析部201、第2の画像解析部202、第3の画像解析部203、第4の画像解析部204は、第1実施の形態で説明した内容と同様である。重複した説明を避けるため、ここでは説明を省略する。
第2算出手段として機能する簡易画像解析部501は、第1乃至第4の画像解析部と並列に動作し、特徴量抽出部106に入力される画像から簡易画像解析結果を抽出する。簡易画像解析結果は、特徴量抽出部106の出力として画像処理部107及びX線制御部109に与えられる簡易特徴量(第2特徴量)である。
簡易特徴量は、最大輝度値、最小輝度値、平均輝度値、分散、標準偏差値等である。同じ特徴量として第4の画像解析部が出力する第4の画像解析結果があるが、簡易画像解析部501が出力する簡易画像解析結果は、精度より速度を優先して算出される特徴量である。つまり、毎フレームの出力が保証される簡易特徴量であり、第4の画像解析結果と比較すると精度に劣る可能性があると仮定する。この簡易特徴量は特徴量の算出処理が完了していない場合に、X線の照射範囲や照射量等の照射条件を制御するのに使用する。デフォルトで所定値を与えるよりも精度を向上させることが可能となる。
また、簡易画像解析部501は第1乃至第3の画像解析部第1乃至第3の画像解析結果が出力されていれば、適宜その情報を用いて簡易画像解析結果の精度を向上できる。
本実施形態において、簡易画像解析部501は、予め決められた指定領域、あるいは第1乃至第3の画像解析結果と指定領域との重複部分から輝度値等の簡易特徴量を算出する。例えば指定領域を、画像の中心に位置する画像全体の8割の面積を持つ領域とする。このとき抽出される簡易特徴量は最適値にはならないまでも実用上大きな問題の無い値であり、また毎フレームの抽出が保証されるため安定した動作が期待できる値となる。
本実施形態においても、図3に示すような胸部画像300を解析対象画像として説明する。また、第1実施形態と同様、第1の画像解析部201は照射野抽出処理を、第2の画像解析部202は被写体抽出処理を、第3の画像解析部203は関心領域抽出処理を、及び第4の画像解析部204は領域特徴算出処理を行う。
図3及び図6を参照して、上述した本実施形態における各部の動作を4フレーム目までを例として説明する。
簡単化のため、第1実施形態と同様、特徴量抽出部106は前処理部105が画像を出力してから画像処理部107及びX線制御部109の動作を開始するまでに、第1乃至第4の画像解析部の何れか1つは実行できるが、2つ以上は実行できないと仮定する。
また、以降の説明では、nフレーム目に取得した胸部画像をI3n0、照射野領域情報をI3n1、被写体領域情報をI3n2、関心領域情報をI3n3、特徴量をI3n4、表示画像をV3n0、及び簡易画像解析結果をI3n5で表す。
ステップS611において、X線透視を開始し、ステップS411と同様の処理により特徴量抽出部106への1フレーム目の入力画像I310を取得する。ステップS612において、特徴量抽出部106は、1フレーム目の入力画像I310に対し、第1の画像解析部201の照射野抽出処理を行う。この処理では照射野情報I311を抽出し、第1の画像解析結果として出力する。ステップS613において、特徴量抽出部106は、1フレーム目の入力画像I310に対し、簡易画像解析部501により簡易画像解析結果I315を出力する。
ステップS614において、X線透視装置100は画像処理部107及びX線制御部109の動作を行う。しかし、この時点で特徴量抽出部106は画像処理部107及びX線制御部109に与える特徴量として簡易画像解析結果I315を抽出している。従って、簡易画像解析結果I315を画像処理部107及びX線制御部109に与えて1フレーム目のX線画像I310に対する画像処理及び2フレーム目のX線画像取得のためのX線制御を行う。ステップS615において、画像表示部108において画像処理が施された1フレーム目のX線画像(V310)を表示し、1フレーム目の処理を終了する。
ステップS621において、ステップS411と同様の処理により特徴量抽出部106への2フレーム目の入力画像I320を取得する。ステップS622において、特徴量抽出部106は、2フレーム目の入力画像I320に対し、第2の画像解析部202の被写体抽出処理を行う。この処理では、ステップS612において出力された照射野領域情報I311を用いて被写体領域情報I322を抽出し、第2の画像解析結果として出力する。ステップS623において、特徴量抽出部106は、2フレーム目の入力画像I320に対し、簡易画像解析部501により簡易画像解析結果I325を出力する。また、ステップS612において出力された照射野領域情報I311を用いて精度の向上を図ってもよい。ステップS624において、X線透視装置100は画像処理部107及びX線制御部109の動作を行う。しかし、この時点で特徴量抽出部106は画像処理部107及びX線制御部109に与える特徴量として簡易画像解析結果I325を抽出している。従って、簡易画像解析結果I325を画像処理部107及びX線制御部109に与えて2フレーム目のX線画像I320に対する画像処理及び3フレーム目のX線画像取得のためのX線制御を行う。ステップS625において、画像表示部108にて画像処理が施された2フレーム目のX線画像(V320)を表示し、2フレーム目の処理を終了する。
ステップS631において、ステップS411と同様の処理により特徴量抽出部106への3フレーム目の入力画像I330を取得する。ステップS632において、特徴量抽出部106は、3フレーム目の入力画像I330に対し、第3の画像解析部203により関心領域抽出処理を行う。この処理では、ステップS622において出力された被写体領域情報I322を用いてX線遮蔽物情報を抽出し、被写体情報から取り除いて関心領域情報I333を求める。この関心領域情報I333を第3の画像解析結果として出力する。
ステップS633において、特徴量抽出部106は、3フレーム目の入力画像I330に対し、簡易画像解析部501により簡易画像解析結果I335を出力する。また、ステップS622において出力された被写体領域情報I322を用いて精度の向上を図ってもよい。
ステップS634において、X線透視装置100は画像処理部107及びX線制御部109の動作を行う。しかし、この時点で特徴量抽出部106は画像処理部107及びX線制御部109に与える特徴量として簡易画像解析結果I335を抽出している。従って、簡易画像解析結果I335を画像処理部107及びX線制御部109に与えて3フレーム目のX線画像I330に対する画像処理及び4フレーム目のX線画像取得のためのX線制御を行う。
ステップS635において、画像表示部108において画像処理が施された3フレーム目のX線画像(V330)を表示し、3フレーム目の処理を終了する。
ステップS641において、ステップS411と同様の処理により特徴量抽出部106への4フレーム目の入力画像I340を取得する。ステップS642において、特徴量抽出部106は、4フレーム目の入力画像I340に対し、第4の画像解析部204の領域特徴算出処理を行う。この処理では、ステップS632において出力された関心領域情報情報I333を用いて特徴量I344(本実施形態においては関心領域内の最大濃度値、最小濃度値、平均濃度値)を算出し、第4の画像解析結果として出力する。第4の画像解析結果(特徴量)は、特徴量抽出部106の出力であり、後段の画像処理部107及びX線制御部109に用いられる。
ステップS643において、特徴量抽出部106は、4フレーム目の入力画像I340に対し、簡易画像解析部501により簡易画像解析結果I345を出力する。また、ステップS632において出力された被写体領域情報I333を用いて精度の向上を図ってもよい。
ステップS644において、X線透視装置100は画像処理部107及びX線制御部109の動作を行う。この時点では、1フレーム目から3フレーム目までと異なり、特徴量抽出部106は画像処理部107及びX線制御部109に与える特徴量I344を抽出している。簡易画像解析結果I345(簡易特徴量)も抽出されているが、一般に関心領域情報を含む第4の画像解析結果I344の方がより適切な特徴量と考えられる。従って、特徴量I344を画像処理部107及びX線制御部109に与えて4フレーム目のX線画像I340に対する画像処理及び5フレーム目のX線画像取得のためのX線制御を行う。
ステップS645において、画像表示部108において画像処理が施された4フレーム目のX線画像(V340)を表示し、4フレーム目の処理を終了する。
以降、X線透視が終了するまで、特徴量抽出部106はステップS641乃至ステップS645で述べた4フレーム目の処理と同様の処理を行う。即ち、入力されたnフレーム目の画像I3n0に対し、関心領域情報I333を用いて特徴量I3n4を抽出し、画像処理及びX線制御、X線画像の表示を行う。
本実施形態によれば、X線透視装置に対する画像処理及びX線制御を行うために照射野・被写体・X線遮蔽物を抽出して得られる関心領域から特徴量を抽出する計算量の大きな特徴量抽出処理において、次のような効果がある。
本実施形態では簡易画像解析処理により毎フレーム簡易画像解析結果を出力する。これにより、透視開始直後の関心領域抽出が終了していない時点においても、最適ではないが安定して特徴量を抽出することができる。
(第3実施形態)
図7を参照して、本発明の第3実施の形態に係る放射線撮影装置について説明する。図7の放射線撮影装置(例えば、X線透視装置)において、X線発生部101、X線102、被写体103、2次元X線センサ104、前処理部105、画像処理部107、画像表示部108、X線制御部109は、第1実施の形態で説明した内容と同様である。重複した説明を避けるため、ここでは説明を省略する。特徴量抽出部106は第2実施の形態と同様であるため、重複した説明を避けるため、ここでは説明を省略する。
図7に示す動き検出部701、画像解析制御部702は、第3実施形態において特徴となる構成であり、以下に詳細を述べる。
動き検出部701は、撮像手段として機能する2次元X線センサ104により撮像されるX線透視像に発生する動きを検知する。ここで動き検知方法は様々なものが考えられる。例えば、動画像を構成する複数のフレーム画像間の輝度値等の差分を求め、その差分値の総和と所定の閾値とを比較し、差分値の総和が所定の閾値よりも大きくなったら動きが発生したと判定する方法がある。また、X線発生部101に取り付けられたコリメータ(図示せず)の開閉、被写体動、2次元X線センサの機械的な動きの発生を検知するセンサを別個に設けてもよい。以降の説明では、後者のコリメータ、被写体、X線センサそれぞれの動きを検知するセンサを用いた場合を述べる。
画像解析制御部702は、動き検出部701の検出結果を受け、特徴量抽出部106を構成する第1乃至第4の画像解析部201乃至204と簡易画像解析部501(図5参照)の動作を制御する。例えば、第2実施形態で述べたように、第1乃至第4の画像解析部による特徴量抽出の途中でコリメータの開閉、被写体動、X線センサの動き等が発生した場合、得られる特徴量は動きの発生前の情報を含むため、精度が落ちていると考えられる。従って、動き検出部701が動きを検出した場合、画像解析制御部702は特徴量抽出部106に画像解析処理の中断、再開、最初からのやり直し(初期化)、順序変更又はその時点で取得している画像解析結果の破棄等を設定して指示する。
上述した構成によれば、精度の低下した特徴量を後段の処理で利用することを防ぐことが可能となる。また、動きを検知した時点で特徴量抽出処理の動作を制御するため、精度低下からの早期の復帰が可能となる。以上の各実施形態では主にX線透視撮影について説明してきたが、放射線撮影であればX線透視撮影に限らず本発明の内容を適用可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (14)

  1. 被写体の関心領域の画像に対する画像処理の制御または該関心領域に対する放射線の照射条件の制御、の少なくともいずれかの制御のための特徴量を得る放射線画像処理装置であって、
    被写体に放射線を照射して得られる動画像を構成する第1フレーム画像における放射線の照射野領域から被写体が存在する被写体領域を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1フレーム画像の直後の第2フレーム画像において、当該第2フレーム画像内における前記被写体領域に対応する領域から、特徴量を算出する対象となる関心領域を抽出する第2の抽出手段と、
    前記第2フレーム画像の直後の第3フレーム画像において、当該第3フレーム画像内における前記関心領域に対応する領域から、前記第3フレーム画像の関心領域の前記特徴量を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする放射線画像処理装置。
  2. 前記放射線が照射された被写体の動画像を撮像する撮像手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像処理装置。
  3. 前記特徴量に基づいて、前記放射線の照射を行う放射線発生手段による照射条件を制御する放射線制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線画像処理装置。
  4. 前記算出手段は、前記関心領域に基づいて、当該関心領域の位置、大きさ、形状、平均輝度値、最大輝度値、最小輝度値、重心位置、輝度値の分散又は標準偏差、の少なくとも1つを前記特徴量として算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線画像処理装置。
  5. 前記算出手段により算出された前記特徴量に基づいて、前記関心領域に対してフレーム画像の画像処理を行う処理手段と、
    前記処理手段による画像処理の結果を表示する表示手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の放射線画像処理装置。
  6. 動画像を構成するフレーム画像ごとに、当該フレーム画像における予め定められた領域の特徴を示すその他の特徴量を算出するその他の算出手段をさらに備え、
    前記算出手段による前記特徴量の算出処理が完了していない場合に、
    前記放射線制御手段は、前記その他の算出手段により算出された前記その他の特徴量に基づいて前記放射線発生手段の照射野領域、又は照射量を制御することを特徴とする請求項3に記載の放射線画像処理装置。
  7. 前記その他の特徴量は、前記予め定められた領域の平均輝度値、最大輝度値、最小輝度値、輝度値の分散又は標準偏差、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項6に記載の放射線画像処理装置。
  8. 前記動画像に生じる動きを検出する検出手段をさらに備え、
    前記検出手段により動画像に動きが検出された場合に、前記第1の抽出手段による被写体領域の抽出処理からやり直すことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線画像処理装置。
  9. 前記第1フレーム画像の直前のフレーム画像における照射野領域を抽出する第4抽出手段をさらに備え、
    前記フレーム画像の直後の前記第1フレーム画像において、前記第4抽出手段により抽出された照射野領域に対応する領域を前記第1フレーム画像における放射線の照射野領域とすることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線画像処理装置。
  10. 前記動画像に生じる動きを検出する検出手段をさらに備え、
    前記検出手段により動画像に動きが検出された場合に、前記第4抽出手段による照射野領域の抽出処理からやり直すことを特徴とする請求項9に記載の放射線画像処理装置。
  11. 前記検出手段は、前記動画像を構成する複数のフレーム画像の輝度の差分値を算出し、当該差分値の総和と閾値とを比較し、前記差分値の総和が前記閾値よりも大きい場合に動きが発生したことを検出することを特徴とする請求項8又は10に記載の放射線画像処理装置。
  12. 被写体の関心領域の画像に対する画像処理の制御または該関心領域に対する放射線の照射条件の制御、の少なくともいずれかの制御のための特徴量を得る放射線撮影システムであって、
    放射線照射を行う放射線発生手段と、
    前記放射線照射された被写体の動画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段と前記放射線発生手段とにより得られる動画像を構成する第1フレーム画像における放射線の照射野領域から被写体が存在する被写体領域を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1フレーム画像の直後の第2フレーム画像において、当該第2フレーム画像内における前記被写体領域に対応する領域から、特徴量を算出する対象となる関心領域を抽出する第2の抽出手段と、
    前記第2フレーム画像の直後の第3フレーム画像において、当該第3フレーム画像内における前記関心領域に対応する領域から、前記第3フレーム画像の関心領域の前記特徴量を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする放射線撮影システム。
  13. 被写体の関心領域の画像に対する画像処理の制御または該関心領域に対する放射線の照射条件の制御、の少なくともいずれかの制御のための特徴量を得る画像処理方法であって、
    第1抽出手段が、動画像を構成する第1フレーム画像における放射線の照射野領域から被写体が存在する被写体領域を抽出する第1抽出工程被写体に放射線を照射して得られると、
    第2抽出手段が、前記第1フレーム画像の直後の第2フレーム画像において、当該第2フレーム画像内における前記被写体領域に対応する領域から、画像の特徴を示す特徴量を算出する対象となる関心領域を抽出する第2抽出工程と、
    算出手段が、前記第2フレーム画像の直後の第3フレーム画像において、当該第3フレーム画像内における前記関心領域に対応する領域から、前記第3フレーム画像の関心領域の前記特徴量を算出する算出工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  14. 請求項13に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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