JP2002008045A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体

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JP2002008045A
JP2002008045A JP2000189856A JP2000189856A JP2002008045A JP 2002008045 A JP2002008045 A JP 2002008045A JP 2000189856 A JP2000189856 A JP 2000189856A JP 2000189856 A JP2000189856 A JP 2000189856A JP 2002008045 A JP2002008045 A JP 2002008045A
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JP2000189856A
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Hiroyuki Arahata
弘之 新畠
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれが良好な画像処理後の撮像画像を得
ることができると共に、効率的な画像処理を行うことが
できる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 第1の保存手段109は、第1の画像へ
の画像処理に用いる特徴量の抽出座標を保存する。第2
の特徴量抽出手段113cは、第1の保存手段109に
保存された第1の画像の特徴量の抽出座標に基づいて、
第2の画像への画像処理に用いる特徴量を第2の画像か
ら取得する。これにより、第2の画像の特徴量を抽出す
る座標を算出する処理は必要なく、容易に第2の画像か
ら特徴量を抽出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、放射線
(X線等)撮影により得られた撮影画像から特徴量を抽
出し、その特徴量に基づいて撮影画像に階調変換処理等
の画像処理を行う装置やシステムに用いられる技術に関
し、特に、同一被写体(同一人物や同一部位等)の複数
回の撮影によって得られた複数の撮像画像に画像処理を
行う、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方
法、及びそれを実施するための処理ステップをコンピュ
ータが読出可能に格納した記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年では、ディジタル技術の進歩によ
り、例えば、X線撮影により得られた撮影画像をディジ
タル化し、そのディジタル画像に画像処理を行って、モ
ニタ装置に表示する、或いはX線診断用のフィルム上に
出力することが行われている。
【0003】上記の画像処理としては、撮影画像の濃度
値を、その出力先であるモニタ画面やフィルム等にて観
察しやすい濃度値に変換する階調変換処理がある。この
階調変換処理では、例えば、肺領域をX線撮影して得ら
れた撮影画像をX線診断用のフィルムに出力する場合、
先ず、撮影画像を構成する全ての画素のヒストグラムを
作成し、そのヒストグラムを解析する。そして、撮影画
像の特徴量として、該ヒストグラムの一定部分点(上位
5%点等)の画素値を抽出する。この抽出した画素値
(特徴量)が、フィルム上において一定濃度値(1.9
程度の濃度等)となるように、撮像画像の濃度値の変換
(階調変換)を行う。
【0004】ところで、上述のようなX線撮影の経時観
察では、過去の撮影にて得られた撮像画像と、現在の撮
影にて得られた撮像画像とを比較することで、病変の進
展や新たな病変の発見を行う場合がある。例えば、肺の
検診では、肺部を正面から複数回、経時撮影することが
行われる。このときの各撮影により得られた撮像画像に
対する階調変換処理は、それぞれの撮像画像に対して、
それぞれ個別の特徴量(特定領域の濃度値)を用いての
階調変換処理が行われる。すなわち、撮像画像が得られ
る度に、該撮像画像から特徴量を抽出し、その特徴量を
用いての階調変換処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は上述のように、同一被写体の複数回の撮影により得ら
れた複数の撮像画像に対して、それぞれ個別の特徴量
(特定領域の濃度値)を用いての階調変換処理が行われ
ていた。すなわち、階調変換処理に用いる特徴量が、そ
れぞれの撮像画像間で関連付けられていなかった。この
ため、階調変換処理後の各撮像画像で濃度値にばらつき
が生じ、同一のX線吸収率が異なる濃度値で表現されて
しまっていた。このような濃度値のばらつきのある階調
変換後の各撮像画像を用いて診断が行われると、病変の
進展や新たな病変の発見をしにくく、また、診断ミスを
まねく恐れがあり、これは非常に問題である。
【0006】また、F/S系(フィルムスクリーン系)
の撮影においても、撮影毎に放射X線量が異なっている
ため、被写体のX線吸収率が同じ部位であっても、階調
変換処理に用いる特徴量が各撮像画像で異なってしま
う。したがって、この場合も同様に、階調変換処理後の
各撮像画像で濃度値にばらつきが生じ、同一のX線吸収
率が異なる濃度値で表現されてしまうことになる。
【0007】さらに、新たな撮像画像が取得される度
に、撮像画像から特徴量を抽出する座標の算出という処
理等が必要であったため、その分の処理時間を要し、効
率的な画像処理を行うことができなかった。
【0008】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、それぞれが良好な画像処理後の
撮像画像を得ることができると共に、効率的な画像処理
を行うことができる、画像処理装置、画像処理システ
ム、画像処理方法、及びそれを実施するための処理ステ
ップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、少なくとも第1の画像及び第2の画像を
含む複数の画像に対して、それぞれの画像から得られる
特徴量を用いて画像処理を行う画像処理装置であって、
上記第1の画像への画像処理に用いる特徴量の抽出座標
を保存する第1の保存手段を備えることを特徴とする。
【0010】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の保存手段に保存された上記第1の画像の特徴
量の抽出座標に基づいて、上記第2の画像への画像処理
に用いる特徴量を上記第2の画像から取得する第2の特
徴量抽出手段を備えることを特徴とする。
【0011】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記画像処理前の画像、上記画像処理後の画像、及び上
記画像処理に用いた特徴量の抽出座標の少なくとも何れ
かを保存する第2の保存手段を備えることを特徴とす
る。
【0012】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の画像と上記第2の画像は、同一被写体の同一
部位を撮影して得られた画像を含むことを特徴とする。
【0013】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の画像と上記第2の画像の各特徴量が同一にな
るような上記画像処理を行う画像処理手段を備えること
を特徴とする。
【0014】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の画像の特徴量及び該特徴量の抽出座標を取得
する第1の特徴量抽出手段を備え、上記第1の保存手段
は、上記第1の特徴量抽出手段によって得られた特徴量
及び該特徴量の抽出座標を保存することを特徴とする。
【0015】第7の発明は、上記第2の発明において、
上記第2の特徴量抽出手段は、上記第1の画像の特徴量
の抽出座標と同一座標、又は該抽出座標に基づく所定領
域から、上記第2の画像の特徴量を取得することを特徴
とする。
【0016】第8の発明は、上記第5の発明において、
上記画像処理は、階調変換処理を含み、上記画像処理手
段は、上記第1の画像に対する階調変換処理、及び上記
第2の画像に対する階調変換処理に、同一の階調変換曲
線を用いることを特徴とする。
【0017】第9の発明は、上記第6の発明において、
上記第1の特徴量抽出手段は、上記第1の画像の所定領
域内から上記特徴量及び該特徴量の抽出座標を取得する
ことを特徴とする。
【0018】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記画像は、任意の被写体を撮影して得られた画像
を含み、上記所定領域は、上記画像上に存在する上記被
写体領域内の領域を含むことを特徴とする。
【0019】第11の発明は、上記第9の発明におい
て、上記特徴量は、最大画素値を含むことを特徴とす
る。
【0020】第12の発明は、上記第9の発明におい
て、上記第1の特徴量抽出手段は、上記所定領域内の画
素を画素値の高い順にソートし、その上位から所定割合
の順列にある画素値を、上記特徴量として抽出すること
を特徴とする。
【0021】第13の発明は、上記第9の発明におい
て、上記第1の特徴量抽出手段は、上記所定領域内の画
素を画素値の高い順にソートし、その上位から所定割合
の範囲内にある画素値の平均値を、上記特徴量として抽
出することを特徴とする。
【0022】第14の発明は、上記第1の発明におい
て、上記画像から不要領域を削除する削除手段を備える
ことを特徴とする。
【0023】第15の発明は、上記第14の発明におい
て、上記画像は、放射線撮影により得られた画像を含
み、上記削除手段は、上記画像から、す抜け領域及び該
す抜け領域と一定間隔で接する領域を削除することを特
徴とする。
【0024】第16の発明は、複数の機器が互いに通信
可能に接続されてなる画像処理システムであって、上記
複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜
15の何れかに記載の画像処理装置の機能を有すること
を特徴とする。
【0025】第17の発明は、少なくとも第1の画像及
び第2の画像を含む複数の画像に対して、それぞれの画
像から得られる特徴量を用いて画像処理を行うための画
像処理方法であって、上記第1の画像への画像処理に用
いる特徴量の抽出座標を第1の保存手段へ保存する第1
の保存ステップを含むことを特徴とする。
【0026】第18の発明は、上記第17の発明におい
て、上記第1の保存手段に保存された上記第1の画像の
特徴量の抽出座標に基づいて、上記第2の画像への画像
処理に用いる特徴量を上記第2の画像から取得する第2
の特徴量抽出ステップを含むことを特徴とする。
【0027】第19の発明は、上記第17の発明におい
て、上記画像処理前の画像、上記画像処理後の画像、及
び上記画像処理に用いた特徴量の抽出座標の少なくとも
何れかを第2の保存手段へ保存する第2の保存ステップ
を含むことを特徴とする。
【0028】第20の発明は、上記第17の発明におい
て、上記第1の画像と上記第2の画像は、同一被写体の
同一部位を撮影して得られた画像を含むことを特徴とす
る。
【0029】第21の発明は、上記第17の発明におい
て、上記第1の画像と上記第2の画像の各特徴量が同一
になるような上記画像処理を行う画像処理ステップを含
むことを特徴とする。
【0030】第22の発明は、上記第17の発明におい
て、上記第1の画像の特徴量及び該特徴量の抽出座標を
取得する第1の特徴量抽出ステップを含み、上記第1の
保存ステップは、上記第1の特徴量抽出手段によって得
られた特徴量及び該特徴量の抽出座標を上記第1の保存
手段へ保存するステップを含むことを特徴とする。
【0031】第23の発明は、上記第18の発明におい
て、上記第2の特徴量抽出ステップは、上記第1の画像
の特徴量の抽出座標と同一座標、又は該抽出座標に基づ
く所定領域から、上記第2の画像の特徴量を取得するス
テップを含むことを特徴とする。
【0032】第24の発明は、上記第21の発明におい
て、上記画像処理は、階調変換処理を含み、上記画像処
理ステップは、上記第1の画像に対する階調変換処理、
及び上記第2の画像に対する階調変換処理に、同一の階
調変換曲線を用いるステップを含むことを特徴とする。
【0033】第25の発明は、上記第22の発明におい
て、上記第1の特徴量抽出ステップは、上記第1の画像
の所定領域内から上記特徴量及び該特徴量の抽出座標を
取得するステップを含むことを特徴とする。
【0034】第26の発明は、上記第25の発明におい
て、上記画像は、任意の被写体を撮影して得られた画像
を含み、上記所定領域は、上記画像上に存在する上記被
写体領域内の領域を含むことを特徴とする。
【0035】第27の発明は、上記第25の発明におい
て、上記特徴量は、最大画素値を含むことを特徴とす
る。
【0036】第28の発明は、上記第25の発明におい
て、上記第1の特徴量抽出ステップは、上記所定領域内
の画素を画素値の高い順にソートし、その上位から所定
割合の順列にある画素値を、上記特徴量として抽出する
ステップを含むことを特徴とする。
【0037】第29の発明は、上記第25の発明におい
て、上記第1の特徴量抽出ステップは、上記所定領域内
の画素を画素値の高い順にソートし、その上位から所定
割合の範囲内にある画素値の平均値を、上記特徴量とし
て抽出するステップを含むことを特徴とする。
【0038】第30の発明は、上記第17の発明におい
て、上記画像から不要領域を削除する削除ステップを含
むことを特徴とする。
【0039】第31の発明は、上記第30の発明におい
て、上記画像は、放射線撮影により得られた画像を含
み、上記削除ステップは、上記画像から、す抜け領域及
び該す抜け領域と一定間隔で接する領域を削除するステ
ップを含むことを特徴とする。
【0040】第32の発明は、請求項17〜31の何れ
かに記載の画像処理方法の処理ステップを、コンピュー
タが読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0042】本発明は、例えば、図1に示すようなX線
撮影装置100に適用される。このX線撮影装置100
は、それぞれの撮影により得られた複数の撮影画像に対
する画像処理機能を有するものであり、上記図1に示す
ように、X線を発生するX線発生回路101と、被写体
103を透過したX線光(X線ビーム)102が結像さ
れる2次元X線センサ104と、2次元X線センサ10
4から出力される撮影画像を収集するデータ収集回路1
05と、データ収集回路105にて収集された撮影画像
に前処理を行う前処理回路106と、前処理回路106
にて前処理が行われた撮影画像(原画像)等の各種情報
や各種処理実行のための処理プログラムを記憶するメイ
ンメモリ109及びメモリ115と、X線撮影実行等の
指示や各種設定を本装置に対して行うための操作パネル
110と、前処理回路106にて前処理が行われた撮影
画像(原画像)から照射領域を抽出する照射領域認識回
路112と、照射領域認識回路112にて得られた照射
領域の画像から特徴量を抽出する特徴抽出回路113
と、特徴抽出回路113にて得られた特徴量を用いて前
処理回路106にて前処理が行われた撮影画像(原画
像)に階調変換処理を行う階調変換回路114と、階調
変換回路114にて階調変換処理が行われた撮影画像等
を表示する画像表示器111と、本装置全体の動作制御
を司るCPU108とを含んでなり、データ収集回路1
05、前処理回路106、照射領域認識回路112、特
徴量抽出回路113、階調変換回路114、CPU10
8、メインメモリ109、メモリ115、操作パネル1
10、画像表示器111はそれぞれCPUバス107に
接続され互いにデータ授受できるようになされている。
【0043】ここで、特徴抽出回路113は、同一被写
体の複数回の撮影によって得られた複数の撮像画像の特
徴量を同一にするようになされている。また、特徴量抽
出回路113にて取得された各撮像画像の特徴量の情報
が、メインメモリ109に保存されるようになされてい
る。このような構成が、本実施の形態の1つである。
【0044】特徴抽出回路113は、撮像画像からす抜
け領域及び該す抜け領域に接する一定領域を削除するす
抜け削除回路113aと、後述する第1の撮像画像にお
けるす抜け削除回路113aにて削除されなかった領域
の所定領域から最大画素値を特徴量として算出すると共
に該最大画素値の座標を算出する第1の特徴量抽出回路
113bと、第1の特徴量抽出回路113bにて得られ
た最大画素値の座標に基づいて後述する第2の撮像画像
から特徴量を抽出する第2の特徴量抽出回路113cと
を含んでなる。階調変換回路114は、第1の特徴量抽
出回路113b及び第2の特徴量抽出回路113cにて
得られた特徴量に基づき第1の撮像画像及び第2の撮像
画像への階調変換を行う。
【0045】X線撮影装置100において、まず、メイ
ンメモリ109は、CPU108での各種処理実行に必
要なデータや処理プログラム等を予め記憶すると共に、
CPU108の作業用としてのワークメモリとして使用
される。メインメモリ109に記憶される処理プログラ
ムには、上記図2及び図3のフローチャートで示される
処理プログラムが含まれる。CPU108は、上記処理
プログラムをメインメモリ109から読み出して実行す
ることで、操作パネル110からの操作に従った、以下
に説明するような本装置全体の動作制御を行う。
【0046】[1.メイン処理:図2参照]
【0047】ステップS200:先ず、X線発生回路1
01は、被検査体103に対してX線ビーム102を放
射する。このX線発生回路101から放射されたX線ビ
ーム102は、被検査体103を減衰しながら透過し
て、2次元X線センサ104に到達し、2次元X線セン
サ104によりX線画像として出力される。ここでは、
このような撮影動作により、同一の被検査体103の同
一部位を複数回撮影する。また、ここでの撮影対象とな
る部位を、肺部として、その正面からの撮影を複数回行
うものとする。したがって、2次元X線センサ104か
ら出力される撮像画像は、例えば、図4に示すような肺
正面画像400となる。
【0048】尚、上記図4の撮像画像は、後述するす抜
け削除回路113aにおいて、す抜け領域(X線が直接
センサ上にあたっている領域)部、及び該す抜け領域と
一定幅で接する領域が削除された状態の画像を示したも
のである。また、上記図4において、”401”にて示
す直線は、す抜け削除脚後の画像の最長垂直軸線を示
し、”Y1”及び”Y2”は、最長垂直軸線401の頭
部側からの4分の1の位置、及び2分の1の位置(y軸
上での座標)を示し、”Y5”は、特徴量を抽出するy
軸上での座標を示す。
【0049】次に、データ収集回路105は、2次元X
線センサ104から出力されたX線画像を電気信号に変
換し、それを前処理回路106に供給する。そして、前
処理回路106は、データ収集回路105からの信号
(X線画像信号)に対して、オフセット補正処理やゲイ
ン補正処理等の前処理を行う。この前処理回路106で
前処理が行われたX線画像信号は入力画像の情報とし
て、CPU108の制御により、CPUバス115を介
して、メインメモリ109、照射領域認識回路112、
特徴抽出回路113、及び階調変換回路114にそれぞ
れ転送される。
【0050】ステップS201:次に、ステップS20
0の処理にて得られた、第1回目の撮影の撮像画像(以
下、「第1の撮像画像」とも言う)に対して、次のよう
なステッS301〜S306による第1の撮像画像の特
徴量抽出処理を行う。
【0051】[1−1.第1の撮像画像の特徴量抽出処
理(ステップS201):図3参照]
【0052】ステップS301:照射領域認識回路11
2は、CPU108の制御により転送されてきた入力画
像(第1の撮像画像)から、任意の方法を用いて(例え
ば、特願平10−243020号に記載に方法等)、X
線の照射領域を抽出する。特徴抽出回路113は、照射
領域認識回路112にて抽出された照射領域に基づい
て、CPU108の制御により転送されてきた入力画像
(第1の撮像画像)に対して、次のステップS302〜
S306の処理を実行する。
【0053】ステップS302:先ず、す抜け削除回路
113aは、第1の撮像画像において、照射領域外と、
す抜け領域及び該す抜け領域と一定間隔内で接する体領
域とを、例えば、画素値=”0”に置き換える。具体的
には、第1の画像データf(x,y)として、
【0054】
【数1】
【0055】なる式(1)により、画像の変換を行い、
照射領域外と、す抜け領域及び該す抜け領域と一定間隔
内で接する体領域とを削除した画像データf1(x,
y)を得る。式(1)における”sng(x,y)”
は、
【0056】
【数2】
【0057】なる式(2)にて表される。この式(2)
において、”Th1”は、実験等により予め定められる
定数であり、例えば、第1の撮像画像の画素値の最大値
の5%の値とする。また、”d1”及び”d2”は、す
抜け領域と一定間隔内で接する体領域を削除する際の該
一定間隔(幅)を決定する定数である。このようなす抜
け削除回路113aでの処理後の第1の撮像画像(画像
f1(x,y))が、上記図4に示したような撮像画像
(肺正面画像)400である。
【0058】ステップS303、ステップS304:次
に、第1の特徴抽出回路113bは、す抜け削除回路1
13aにて得られた第1の撮像画像f1(x,y)の最
長垂直軸線401(上記図4参照)において、画素値
が”0”でない領域(被写体領域)の最上部点Y0と最
下部点Y3を抽出する。
【0059】ステップS305:次に、第1の特徴抽出
回路113bは、最長垂直軸線401の最上部点Y0か
ら4/1の点Y1を、ステップS303及びS304に
て抽出した最上部点Y0及び最下部点Y3を持って、
【0060】
【数3】
【0061】なる式(3)により算出する。また、第1
の特徴抽出回路113bは、最長垂直軸線401の最上
部点Y0から2/1の点Y2を、ステップS303及び
S304にて抽出した最上部点Y0及び最下部点Y3を
持って、
【0062】
【数4】
【0063】なる式(4)により算出する。そして、第
1の特徴抽出回路113bは、画素値が”0”でなく
(画像f1(x,y)>0)、”Y1≦y≦Y2”であ
る画像領域を限定領域とする。
【0064】ステップS306:次に、第1の特徴抽出
回路113bは、ステップS305にて得た限定領域内
の画素の最大値maxを、
【0065】
【数5】
【0066】なる式(5)に従って算出する。
【0067】尚、ステップS306での最大値maxの
算出方法としては、式(5)による方法に限らず、例え
ば、f1(x,y)>0でY1≦y≦Y2の限定領域の
画素値を大きい画素値からソートし、その上位5%点の
値を最大値maxとして算出するようにしてもよい。或
いは、上位5%点までの画素値の平均値を最大値max
とするようにしてもよい。
【0068】ステップS202:図2に戻って参照上述
のようなステップS301〜S306の処理が終了する
と、該処理にて得られた第1の撮像画像の最大値max
は、第1の撮像画像の特徴量として、CPUバス107
を介してメインメモリ109に保存されると共に、該最
大値maxの座標Y5も同様にして、メインメモリ10
9に保存される。
【0069】ステップS203:次に、ステップS20
0の処理において、第2回目の撮影による撮像画像(以
下、「第2の撮像画像」とも言う)が取得されると、第
2の特徴量抽出回路113cは、メインメモリ109に
上述したようにして保存された第1の撮像画像の特徴量
の座標、すなわち第2の撮像画像と同一部位の撮像画像
の特徴量(max)の座標Y5を読み出し、その座標に
基づいて、第2の撮像画像の特徴量を抽出する。例え
ば、第2の特徴量抽出回路113cは、第1の撮像画像
の特徴量の座標Y5に対応する第2の撮像画像の座標の
画素値を、第2の撮像画像の特徴量として抽出する。或
いは、第1の撮像画像の特徴量の座標Y5に対応する第
2の撮像画像の座標を中心とする所定領域内にある画素
値の平均を、第2の撮像画像の特徴量として抽出する。
【0070】ステップS204:次に、階調変換回路1
14は、CPU108の制御により転送されてきた第1
目の撮影によって得られた撮像画像(第1の撮像画像)
に対して、図5に示すような階調変換曲線を用いること
で、第1の撮像画像の特徴量が1.8の濃度となるよう
な画像の階調変換を行う。また、階調変換回路114
は、CPU108の制御により転送されてきた第2回目
の撮影により得られた撮像画像(第2の撮像画像)に対
しても同様に、上記図5の階調変換曲線を用いること
で、第2の撮像画像の特徴量が1.8の濃度となるよう
な画像の階調変換を行う。この階調変換回路114にて
階調変換処理された各撮像画像は、処理前の画像(原画
像)及び特徴量の座標と共に、メモリ(データベース
等)115に保存される。また、画像表示器111で表
示されたり、フィルム上に出力されたりする。
【0071】以降の第3番目、・・・、第n番目、・・
・の撮影によって得られた撮像画像(同一の被検査体1
03の同一部位の撮像画像)に対しても、上述した第2
回目の撮影により得られた撮像画像の場合と同様にし
て、ステップS203からの処理が実行される。尚、こ
こでの「第2の撮像画像」は、第1回目の撮影より後の
撮影(第2回目以降の撮影)により得られる撮像画像を
全てを含む。
【0072】上述のように、本実施の形態では、第1回
目の撮影によって得られた撮像画像(第1の撮像画像)
の特徴量の座標をメインメモリ109に保存し、その保
存された座標に基づいて、それ以降の撮影によって得ら
れた撮像画像(第2の撮像画像)の特徴量を取得するよ
うにした。これにより、第2の撮像画像の特徴量を抽出
する座標を算出する必要はなく、容易に第2の撮像画像
から特徴量を抽出することができる。また、同一人物同
一部位の被写体の複数回の撮影において、該被写体はセ
ンサ上でほぼ同一位置にくるため、同一の被検査体10
3の同一部位の各撮像画像(第1の撮像画像と第2の撮
像画像)の特徴量抽出点の座標を同一とし、その座標の
濃度値(特徴量)を同一濃度値とするようにしたので、
第1の撮像画像と第2の撮像画像で濃度値のばらつきが
生じることはなく、被写体のX線吸収率(X線吸収係
数)を画像によらず統一した濃度値で表現することがで
きる。このため、病変等の経時変化を容易に判定するこ
とができ、診断能を向上させることができる。また、階
調変換処理前の撮像画像(原画像)と、階調変換処理後
の撮像画像と、それに対応する特徴量の座標とを、メモ
リ(データベース等)115に保存するように構成した
ので、新たな撮像画像が取得された場合に、その保存さ
れている特徴量の座標を用いて新たな撮像画像の特徴量
を取得することができると共に、元の画像との比較を行
うこともできる。
【0073】尚、上述した実施の形態では、階調変換処
理前の撮像画像(原画像)と、階調変換処理後の撮像画
像と、それに対応する特徴量の座標とを保存するように
したが、これに限られることはなく、例えば、階調変換
処理前の撮像画像(原画像)、若しくは階調変換処理後
の撮像画像と、それに対応する特徴量の座標とを保存す
るようにしてもよい。
【0074】また、本発明の目的は、上述した実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が本実施の形態の機
能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラ
ムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、
フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることが
できる。また、コンピュータが読みだしたプログラムコ
ードを実行することにより、本実施の形態の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理
の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコー
ドが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ
に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、特徴量
を抽出した座標を保存するように構成した。具体的には
例えば、同一被写体を複数回撮影して得られた複数の画
像に対して画像処理(階調変換処理等)を行う場合、第
1回目の撮影によって得られた撮像画像(第1の画像)
の特徴量の座標を保存する。この保存された座標に基づ
いて、それ以降の撮影によって得られた撮像画像(第2
の画像)から特徴量を抽出するように構成すれば、第2
の画像の特徴量を抽出する座標を算出する処理等は必要
なく、容易に第2の画像から特徴量を抽出することがで
きる。したがって、全体の処理時間の短縮を図ることが
でき、効率的な画像処理を行うことができる。
【0076】また、画像処理前の画像(原画像)若しく
は画像処理後の撮像画像と特徴量の抽出座標を同時に保
存する等するように構成すれば、新たな画像が取得され
た場合に、その保存されている特徴量の抽出座標を用い
て新たな画像の特徴量を取得することができると共に、
元の画像との比較を行うこともできる。
【0077】また、第2の画像への画像処理に、第1の
画像の特徴量の抽出座標と同一座標の特徴量を用いるよ
うに構成すれば、同一被写体の複数の画像の各特徴量の
抽出座標の濃度を同一にすることができる。これによ
り、複数の画像で濃度値のばらつきが生じることはな
く、画像によらず統一した濃度値で表現することができ
る。これは、例えば、同一検診者の同一部位(肺部等)
を複数回、X線撮影して得られた各撮像画像を同時に観
察して診断を行う場合において、病変等の経時変化を容
易に判定することができ、診断能を向上させることがで
きるため、特に有効である。
【0078】また、特徴量を抽出する座標の領域を限定
するように構成すれば、画像処理(階調変換処理等)後
の画像の濃度調を統一することができる。
【0079】よって、本発明によれば、それぞれが良好
な画像処理後の撮像画像を得ることができると共に、効
率的な画像処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したX線撮影装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】上記X線撮影装置のメイン処理を説明するため
のフローチャートである。
【図3】上記メイン処理の第1の撮像画像の特徴量抽出
処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】上記X線撮影装置での撮影動作によって得られ
る撮像画像の一例を説明するための図である。
【図5】上記メイン処理の階調変換処理で用いる階調変
換曲線の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
100 X線撮影装置 101 X線発生回路 102 X線ビーム 103 被写体 104 2次元X線センサ 105 データ収集回路 106 前処理回路 107 CPUバス 108 CPU 109 メインメモリ 110 操作パネル 111 画像表示器 112 照射領域認識回路 113 特徴抽出回路 113a す抜け削除回路 113b 第1の特徴量抽出回路 113c 第2の特徴量抽出回路 114 階調変換回路 115 メモリ(データベース)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/00 150 A61B 6/00 350D Fターム(参考) 4C093 AA05 CA10 CA29 FF08 FF19 FF20 FF28 FF50 5B057 AA08 BA03 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CE11 DA07 DA17 DB02 DB05 DB09 DC01 5L096 AA03 AA06 BA03 BA13 DA01 FA32 FA39 FA69

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の画像及び第2の画像を
    含む複数の画像に対して、それぞれの画像から得られる
    特徴量を用いて画像処理を行う画像処理装置であって、 上記第1の画像への画像処理に用いる特徴量の抽出座標
    を保存する第1の保存手段を備えることを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の保存手段に保存された上記第
    1の画像の特徴量の抽出座標に基づいて、上記第2の画
    像への画像処理に用いる特徴量を上記第2の画像から取
    得する第2の特徴量抽出手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記画像処理前の画像、上記画像処理後
    の画像、及び上記画像処理に用いた特徴量の抽出座標の
    少なくとも何れかを保存する第2の保存手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の画像と上記第2の画像は、同
    一被写体の同一部位を撮影して得られた画像を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の画像と上記第2の画像の各特
    徴量が同一になるような上記画像処理を行う画像処理手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 上記第1の画像の特徴量及び該特徴量の
    抽出座標を取得する第1の特徴量抽出手段を備え、上記
    第1の保存手段は、上記第1の特徴量抽出手段によって
    得られた特徴量及び該特徴量の抽出座標を保存すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記第2の特徴量抽出手段は、上記第1
    の画像の特徴量の抽出座標と同一座標、又は該抽出座標
    に基づく所定領域から、上記第2の画像の特徴量を取得
    することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記画像処理は、階調変換処理を含み、 上記画像処理手段は、上記第1の画像に対する階調変換
    処理、及び上記第2の画像に対する階調変換処理に、同
    一の階調変換曲線を用いることを特徴とする請求項5記
    載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記第1の特徴量抽出手段は、上記第1
    の画像の所定領域内から上記特徴量及び該特徴量の抽出
    座標を取得することを特徴とする請求項6記載の画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】 上記画像は、任意の被写体を撮影して
    得られた画像を含み、 上記所定領域は、上記画像上に存在する上記被写体領域
    内の領域を含むことを特徴とする請求項9記載の画像処
    理装置。
  11. 【請求項11】 上記特徴量は、最大画素値を含むこと
    を特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 上記第1の特徴量抽出手段は、上記所
    定領域内の画素を画素値の高い順にソートし、その上位
    から所定割合の順列にある画素値を、上記特徴量として
    抽出することを特徴とする請求項9記載の画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 上記第1の特徴量抽出手段は、上記所
    定領域内の画素を画素値の高い順にソートし、その上位
    から所定割合の範囲内にある画素値の平均値を、上記特
    徴量として抽出することを特徴とする請求項9記載の画
    像処理装置。
  14. 【請求項14】 上記画像から不要領域を削除する削除
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  15. 【請求項15】 上記画像は、放射線撮影により得られ
    た画像を含み、 上記削除手段は、上記画像から、す抜け領域及び該す抜
    け領域と一定間隔で接する領域を削除することを特徴と
    する請求項14記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 複数の機器が互いに通信可能に接続さ
    れてなる画像処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜15の何れかに記載の画像処理装置の機能を有する
    ことを特徴とする画像処理システム。
  17. 【請求項17】 少なくとも第1の画像及び第2の画像
    を含む複数の画像に対して、それぞれの画像から得られ
    る特徴量を用いて画像処理を行うための画像処理方法で
    あって、 上記第1の画像への画像処理に用いる特徴量の抽出座標
    を第1の保存手段へ保存する第1の保存ステップを含む
    ことを特徴とする画像処理方法。
  18. 【請求項18】 上記第1の保存手段に保存された上記
    第1の画像の特徴量の抽出座標に基づいて、上記第2の
    画像への画像処理に用いる特徴量を上記第2の画像から
    取得する第2の特徴量抽出ステップを含むことを特徴と
    する請求項17記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 上記画像処理前の画像、上記画像処理
    後の画像、及び上記画像処理に用いた特徴量の抽出座標
    の少なくとも何れかを第2の保存手段へ保存する第2の
    保存ステップを含むことを特徴とする請求項17記載の
    画像処理方法。
  20. 【請求項20】 上記第1の画像と上記第2の画像は、
    同一被写体の同一部位を撮影して得られた画像を含むこ
    とを特徴とする請求項17記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 上記第1の画像と上記第2の画像の各
    特徴量が同一になるような上記画像処理を行う画像処理
    ステップを含むことを特徴とする請求項17記載の画像
    処理方法。
  22. 【請求項22】 上記第1の画像の特徴量及び該特徴量
    の抽出座標を取得する第1の特徴量抽出ステップを含
    み、 上記第1の保存ステップは、上記第1の特徴量抽出手段
    によって得られた特徴量及び該特徴量の抽出座標を上記
    第1の保存手段へ保存するステップを含むことを特徴と
    する請求項17記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 上記第2の特徴量抽出ステップは、上
    記第1の画像の特徴量の抽出座標と同一座標、又は該抽
    出座標に基づく所定領域から、上記第2の画像の特徴量
    を取得するステップを含むことを特徴とする請求項18
    記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 上記画像処理は、階調変換処理を含
    み、 上記画像処理ステップは、上記第1の画像に対する階調
    変換処理、及び上記第2の画像に対する階調変換処理
    に、同一の階調変換曲線を用いるステップを含むことを
    特徴とする請求項21記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 上記第1の特徴量抽出ステップは、上
    記第1の画像の所定領域内から上記特徴量及び該特徴量
    の抽出座標を取得するステップを含むことを特徴とする
    請求項22記載の画像処理方法。
  26. 【請求項26】 上記画像は、任意の被写体を撮影して
    得られた画像を含み、 上記所定領域は、上記画像上に存在する上記被写体領域
    内の領域を含むことを特徴とする請求項25記載の画像
    処理方法。
  27. 【請求項27】 上記特徴量は、最大画素値を含むこと
    を特徴とする請求項25記載の画像処理方法。
  28. 【請求項28】 上記第1の特徴量抽出ステップは、上
    記所定領域内の画素を画素値の高い順にソートし、その
    上位から所定割合の順列にある画素値を、上記特徴量と
    して抽出するステップを含むことを特徴とする請求項2
    5記載の画像処理方法。
  29. 【請求項29】 上記第1の特徴量抽出ステップは、上
    記所定領域内の画素を画素値の高い順にソートし、その
    上位から所定割合の範囲内にある画素値の平均値を、上
    記特徴量として抽出するステップを含むことを特徴とす
    る請求項25記載の画像処理方法。
  30. 【請求項30】 上記画像から不要領域を削除する削除
    ステップを含むことを特徴とする請求項17記載の画像
    処理方法。
  31. 【請求項31】 上記画像は、放射線撮影により得られ
    た画像を含み、上記削除ステップは、上記画像から、す
    抜け領域及び該す抜け領域と一定間隔で接する領域を削
    除するステップを含むことを特徴とする請求項30記載
    の画像処理方法。
  32. 【請求項32】 請求項17〜31の何れかに記載の画
    像処理方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能
    に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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