JP5630618B2 - スネアドラム - Google Patents

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Description

本発明は、音量を低減できるスネアドラムに関する。
アコースティックドラムは大きな音を発生する楽器であるため、演奏する会場によっては音量が大きすぎるという問題が生じたり、他の楽器との音量差が大きいため音量が低減するように調整しなければならないという問題が生じたりしている。このため、従来から、打面を構成するヘッド部材をメッシュヘッドに置き換えたり、ヘッド部材の上にゴムパッドを置いたりして音量を低減することが行われている。このようなドラムの中に、ヘッド部材に複数の開口部を設けることによって、音量を減少させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
このドラムは、円筒状の胴部と、胴部の上部開口に設けられるシート状のヘッド部材とを備えており、ヘッド部材としては、開口孔が多数形成されたパンチングシートが用いられている。このヘッド部材を用いたドラムによると、網目状のヘッド部材を用いたドラムよりもヘッド部材を打撃したときの跳ね返りが小さくなるため、打感を通常のアコースティックドラムに近づけながら発音量を減少させることができる。
特許第3835084号公報
しかしながら、前述した従来のドラムで用いる多数の開口孔が形成されたヘッド部材をスネアドラムのバターヘッドとして用いた場合には、バターヘッドをスティックで打撃してバターヘッドが変位したり、振動したりしてもスネアサイドヘッドやスナッピーに空気や音圧が届きにくいため、スネアサイドヘッドとスナッピーとによるスネアドラムらしい音が殆ど発生しない。また、バターヘッドに開口部を設けると、バターヘッドの振動がすぐに減衰するため、スネアサイドヘッドとスナッピーに伝わる空気が持続しなくなり、スネアドラム本来の自然なサステインを得ることができなくなってしまう。
さらに、バターヘッドをスティックで打撃したときのバターヘッドの挙動が、開口部がある場合と無い場合とで異なるため、開口部を設けることによって、通常のスネアドラムとは打感や感触が異なるようになる。このため、多数の開口孔が形成されたヘッド部材をバターヘッドとして用いたスネアドラムでは、練習用に用いることはできるが、実際の演奏用として用いることはできないという問題が生じる。また、バターヘッドのような打面に開口部を設けると、バターヘッドの耐久性が著しく低下するという問題もある。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、スネアドラム本来の音色や打感を保ちながら音量を低減できるスネアドラムを提供することである。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
前述した目的を達成するため、本発明に係るスネアドラムの構成上の特徴は、円筒状の胴部(11)と、胴部の一方の開口に取り付けられて打面を構成するバターヘッド(12)と、胴部の他方の開口に取り付けられるスネアサイドヘッド(13,23,33,43,53)と、スネアサイドヘッドに対して接離されるスナッピー(14)とを備えたスネアドラム(10,20,30,40,50)において、バターヘッドと、スネアサイドヘッドとのうちのスネアサイドヘッドだけに複数の開口部(13c,23c,33c,43c,43d,53c)を設けたことにある。
本発明に係るスネアドラムでは、スネアドラムの両面を構成するバターヘッドとスネアサイドヘッドのうちのバターヘッドには開口部を設けず、スネアサイドヘッドだけに開口部を設けている。このため、バターヘッドを打撃したときに、バターヘッドは、従来のスネアドラムのバターヘッドと同様に振動を続けようとする挙動を示し、スネアサイドヘッドとスナッピーは振幅が小さくなるが、それなりに振動し続けようとする。これによって、スナッピーがスネアサイドヘッドに衝突する際に生じるスネアドラム本来の音色やサステインを保たせることができる。
また、バターヘッドは、従来のものと同じであるため、バターヘッドを打撃する際の打感や感触は通常のスネアドラムと同じになる。さらに、従来のスネアドラムのスネアサイドヘッドだけを取り替えて使用できるため、バターヘッドの張力、スネアサイドヘッドの張力およびスナッピーの張力など各部分のチューニングも従来通り行える。このように、本発明に係るスネアドラムによると、打撃音の音色やサステインをスネアドラム本来の音色やサステインを保ちながら、音量だけを低減することができる。また、バターヘッドには開口部が設けられていないため、打撃に対する耐久性が低下することもない。
また、本発明に係るスネアドラムの他の構成上の特徴は、スネアサイドヘッド(13,33,43,53)の中心部を中心として径方向に延び、スナッピーの幅と略等しい幅の領域を除いた部分のみ複数の開口部(13c,33c,43c,43d,53c)を設けたことにある。本発明によると、スネアサイドヘッドにおける開口部が設けられていない部分の耐久性は、従来のスネアサイドヘッドと同等の耐久性を維持することができる。
また、本発明に係るスネアドラムのさらに他の構成上の特徴は、スネアサイドヘッドの中心部を中心として径方向に延び、スナッピーの幅と略等しい幅の領域と、領域以外の部分とで、複数の開口部を配置する密度を異ならせるようにしたことにある。これによると、音量低減の効果と耐久性の効果とを任意に変更することができる。
また、本発明に係るスネアドラムのさらに他の構成上の特徴は、スネアサイドヘッドの中心部を中心として径方向に延び、スナッピーの幅と略等しい幅の領域に配置される開口部と、領域以外の部分に配置される開口部とで、開口部の直径を異ならせるようにしたことにある。これによっても、音量低減の効果と耐久性の効果とを任意に変更することができる。
また、本発明に係るスネアドラムのさらに他の構成上の特徴は、スネアサイドヘッド(43,53)の中央側部分と外周側部分とで複数の開口部(43c,43d,53c)を配置する密度を異ならせるようにしたことにある。本発明によると、スネアドラムが発生する音が減衰する際の時期を変更したり、その音の振幅を低減させる程度を変更したりすることができる。このため、任意の音色を発生するスネアドラムを得ることができる。
また、本発明に係るスネアドラムのさらに他の構成上の特徴は、スネアサイドヘッド(43)の中央側部分に配置される開口部と外周側部分に配置される開口部とで、開口部(43c,43d)の直径を異ならせるようにしたことにある。本発明によっても、スネアドラムが発生する音の減衰や振幅を変化させることができるため、任意の減衰や振幅を備えた音を発生するスネアドラムを得ることができる。
また、本発明においては、開口部の直径を0.5〜5mmに設定し、開口部のスネアサイドヘッドに対する開口率を0.5〜6%に設定することが好ましい。これによると、一般的なスネアドラム、例えば、直径が13インチや14インチのスネアドラムにおいて、自然なスネアドラムの音色を発生できる良好なスネアドラムを得ることができる。なお、この場合の開口部のスネアサイドヘッドに対する開口率は、胴部におけるスネアサイドヘッドが取り付けられる開口の面積に対する全開口部の合計面積となる。また、開口部の直径や開口率が異なる複数のスネアサイドヘッドを揃えておくことで、演奏に応じて異なる音量や音色のスネアドラムを選んで使用することができる。
本発明の第1実施形態に係るスネアドラムを示しており、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 スネアドラムの打撃挙動から音量低減効果を説明する説明図であり、(a)は従来のスネアドラムの説明図、(b)は本発明の第1実施形態に係るスネアドラムの説明図である。 従来のスネアドラムと本発明の第1実施形態に係るスネアドラムとの打撃からの時間経過に対する音圧の大きさを比較したグラフである。 従来のスネアドラムと本発明の第1実施形態に係るスネアドラムとの打撃音の周波数に対する音圧の大きさを比較したグラフである。 本発明の第2実施形態に係るスネアドラムを示した底面図である。 本発明の第3実施形態に係るスネアドラムを示した底面図である。 本発明の第4実施形態に係るスネアドラムを示した底面図である。 本発明の第5実施形態に係るスネアドラムを示した底面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係るスネアドラムを図面を用いて説明する。図1(a)〜(b)は、同実施形態に係るスネアドラム10を示している。このスネアドラム10は、口径が14インチのスネアドラムであり、胴部を構成する円筒状のシェル11と、シェル11の上部開口に取り付けられた円形のバターヘッド12と、シェル11の下部開口に取り付けられた円形のスネアサイドヘッド13と、スネアサイドヘッド13の下面側に取り付けられたスナッピー14とを備えている。
シェル11は、木材(バーチ材)で構成されており振動が発生したときに、内部空気を効率良く下方に伝えたり、振動を内部で反響させたりする機能を備えている。バターヘッド12は、PET(ポリエチレンテレフタレート)のフィルムからなる円形のヘッド部12aと、金属製のリングからなるフレッシュフープ12bとで構成されており、ヘッド部12aは、厚みが250μmで、直径がシェル11の上部開口の直径よりも少し大きく設定されている。このヘッド部12aは、外周縁部がフレッシュフープ12bに連結されることにより円形に保持され、ラグ15と上部張設部16とによってシェル11の上部開口に張り付けられて打面を構成する。なお、フレッシュフープ12bの内径は、シェル11の外径よりも僅かに大きく設定されており、フレッシュフープ12bの内部側にシェル11の上部を入れたときに、ヘッド部12aの外周側部分はシェル11の開口縁部に押し付けられる。
ラグ15は、上下方向の長さがシェル11の上下方向の長さの1/2程度の縦長の部材で構成されており、シェル11の外周面における上下方向の中央に固定されている。このラグ15は、シェル11の周方向に一定間隔を保って複数個設けられており、それぞれが上下対称に形成されたラグ上部15aとラグ下部15bとを一体に形成して構成されている。そして、それぞれのラグ上部15aの上面から内部下部側に向かってねじ穴が形成され、それぞれのラグ下部15bの下面から内部上部側に向かってねじ穴が形成されている。
上部張設部16は、フープ16aと、チューニングボルト16bとで構成されている。フープ16aは、上部よりも下部の方が直径が長くなった段違いのリング状に形成されており、下部側部分はフレッシュフープ12bの外周面と上面とを覆うことのできる大きさに形成され、上部の内径はフレッシュフープ12bの内径と略同じに設定されている。また、フープ16aの大径になった下部の外周部には、ボルト挿通穴を備えた係合突起16cが、ラグ15の数と同じ数だけ周方向に一定間隔を保って形成されている。チューニングボルト16bは、係合突起16cのボルト挿通穴に挿通できるとともに、ラグ上部15aのねじ穴に螺合できるねじ部と、直径が係合突起16cのボルト挿通穴の直径よりも長くなって係合突起16cのボルト挿通穴を挿通できない頭部とからなっておりラグ15の数と同じ数だけ備わっている。
このため、シェル11の上部にバターヘッド12を組み付けて、係合突起16cとラグ15とをそれぞれ対向させた状態で、フレッシュフープ12bの上方にフープ16aを載せ、各チューニングボルト16bのねじ部を、順次係合突起16cのボルト挿通穴に通してラグ上部15aのねじ穴に螺合させることにより、バターヘッド12をシェル11に固定できる。そのときのチューニングボルト16bの締め具合を変更することにより、バターヘッド12のテンションを調節できる。この場合、フープ16aの上部は、バターヘッド12のヘッド部12aよりも上方に突出しており、スティックS(図2参照)のショルダー部で叩く場所としても利用される。
スネアサイドヘッド13は、PETのフィルムからなる円形のヘッド部13aと、金属製のリングからなるフレッシュフープ13bとで構成されており、ヘッド部13aは、厚みが75μmで、直径がシェル11の下部開口の直径よりも少し大きく設定されている。また、ヘッド部13aには、中央部を通って径方向に延びる帯状部分(図1(c)においてスナッピー14で隠れた部分)を除いた部分に直径が3mmの複数の開口部13cが形成されている。複数の開口部13cは、それぞれ20mmピッチで配置されており、図1(c)に示した状態で、上下に配置された複数列が交互に左右方向にずれることにより三角格子が形成された2次元最密配置に形成されている。また、このスネアサイドヘッド13では、開口部13cの開口率は2%になっている。
このスネアサイドヘッド13は、バターヘッド12と同様、外周縁部がフレッシュフープ13bに連結されることにより円形に保持され、ラグ15のラグ下部15bと下部張設部17とによってシェル11の下部開口に取り付けられる。下部張設部17は、フープ17aと、チューニングボルト17bとで構成されている。フープ17aは、フープ16aの上下方向を逆にして、その状態の上縁部における対向する部分にそれぞれ挿通用開口部を形成した形状に形成されている。また、チューニングボルト17bはチューニングボルト16bと同じもので構成され、チューニングボルト16bと同数が用いられる。
スネアサイドヘッド13は、ラグ下部15bと下部張設部17とを用い、前述したバターヘッド12と同様の方法により、シェル11の下部に固定される。この場合も、チューニングボルト17bのねじ部を、フープ17aに形成された係合突起17cのボルト挿通穴に通してラグ下部15bのねじ穴に螺合させることが行われ、その際に、チューニングボルト17bの締め具合を変更することにより、スネアサイドヘッド13のテンションを調節できる。
スナッピー14は、金属製の複数のコイル14aの端部をそれぞれ金属製の一対のスネアプレート14bに連結して形成されたコイル型スナッピーで構成されており、両スネアプレート14bが互いに離れるように引っ張るとコイル14aが延び、その引っ張る力を解除すると、コイル14aは収縮して元の状態に復元する。このスナッピー14は、一対の帯状のスネアコード14c、固定側ストレイナー18および可動側ストレイナー19によって、シェル11に取り付けられている。一対のスネアコード14cの一方の端部は、それぞれスネアプレート14bに着脱可能になっている。固定側ストレイナー18はシェル11の外周面における所定の2個のラグ15間に固定されており、一方のスネアコード14cの他方の端部が固定される。
可動側ストレイナー19は、シェル11の外周面における固定側ストレイナー18が設置された部分と反対側の部分に設置されており、シェル11の外周面に固定された支持部19a、スネアホールディングプレート19bおよびレバー19c等からなっている。スネアホールディングプレート19bは、他方のスネアコード14cの他方の端部(図1(b)において右側に位置するスネアコード14cの上端部)を挟んで保持する。レバー19cは、回転機構およびロック機構を備えており、回転操作により、スナッピー14のテンションを調整できるとともに、ロックすることにより、スナッピー14をテンションが掛かった状態に維持できる。
なお、スネアサイドヘッド13をシェル11の下部に取り付ける際には、ヘッド部13aにおける開口部13cが形成されていない帯状部分の端部を、それぞれ固定側ストレイナー18と可動側ストレイナー19とが位置する部分に合わせる。また、フープ17aのシェル11への取り付けは、スネアサイドヘッド13をシェル11に取り付けたのちに行い、その際、フープ17aに形成された一対の挿通用開口部を固定側ストレイナー18と可動側ストレイナー19とが位置する部分に合わせて取り付ける。その後、スナッピー14を取り付ける。この際、スネアコード14cが、フープ17aに形成された一対の挿通用開口部を通り、固定側ストレイナー18と可動側ストレイナー19に取り付くようにする。
以上のように構成されたスネアドラム10によれば、従来の開口部13cが設けられていないスネアドラムと比べて、演奏する際に発生する音を低減することができる。このスネアドラム10と、従来のスネアドラムとの音がでるメカニズムや音量低減の効果を、図2(a),(b)を用いて説明する。図2(a)は、従来のスネアドラム10AをスティックSで打撃した状態を示しており、図2(b)は、スネアドラム10をスティックSで打撃した状態を示している。なお、図2(a),(b)は説明のために用いた図面であり、詳細な部分については、図1(b)とは異なった部分もある。また、スネアドラム10Aは、スネアサイドヘッド13Aに開口部13cが設けられていないこと以外の構成については、スネアドラム10と同一であるため、図2(a)において、同一部分に同一符号を記している。
まず、スネアドラム10Aやスネアドラム10においては、演奏者が、バターヘッド12をスティックSで打撃すると、バターヘッド12は、変位したり、振動したりする。この際のバターヘッド12の変位・振動は、図2(a),(b)に太い矢印で示したように、シェル11内の空気に伝わり、さらにシェル11の下部に位置するスネアサイドヘッド13Aやスネアサイドヘッド13に空気や音圧として伝わる。このときのバターヘッド12の振幅や空気の伝達は、スネアドラム10A,10ともに同じ大きさである。スネアサイドヘッド13A,13は、この空気や音圧により下方に変位・振動し、スナッピー14を下方に押し出す。スナッピー14は、下方に変位した後、コイル14aの復元力により上方に変位してスネアサイドヘッド13A,13に衝突する。
この衝突により、スネアサイドヘッド13A,13には、高い周波数まで含む振動成分が励起され、スネアドラム特有の音色が発生する。この衝突の後、スナッピー14は、再度下方に変位した後に、上方に変位して、スネアサイドヘッド13A,13に衝突する。そして、以後、スナッピー14は、スネアサイドヘッド13A,13との衝突を繰り返す。スネアドラム10A,10は、このスナッピー14とスネアサイドヘッド13A,13との相互作用によってスネアドラム特有の高い周波数を含んだ打撃音を発生することができる。
また、音量については、スネアサイドヘッド13A,13およびスナッピー14の最大変位が大きく影響する。スネアドラム10Aの場合、図2(a)に示したように、演奏者が、バターヘッド12をスティックSで打撃すると、バターヘッド12の変位に応じて空気圧がスネアサイドヘッド13Aに伝わる。この時、スネアサイドヘッド13Aの最大振幅aは、シェル11内の容積とバターヘッド12の最大変位と、スネアサイドヘッド13Aおよびスナッピー14の張力によって決定される。また、スネアサイドヘッド13Aは、変位すると同時にスナッピー14を下方に押し下げ、これにより、スナッピー14も最大変位bまで下方に変位する。
一方、スネアドラム10の場合、図2(b)に示したように、演奏者が、バターヘッド12をスティックSで打撃すると、バターヘッド12の変位に応じて空気圧がスネアサイドヘッド13に伝わる。この時、スネアサイドヘッド13に空気圧が加わり、スネアサイドヘッド13に変位が生じる一方で、図2(b)に複数の小さな矢印で示したように、スネアサイドヘッド13の複数の開口部13cから外部に空気が流出して、シェル11内の圧力は低下する。
この現象により、スネアサイドヘッド13Aの最大振幅aと比較して、スネアサイドヘッド13の最大振幅a’は小さくなる。これに伴って、スネアドラム10では、スナッピー14が下方に押し出される力も減ることからスナッピー14の最大変位b’もスネアドラム10Aのスナッピー14の最大変位bよりも小さくなる。
このように、スネアドラム10では、スネアサイドヘッド13に複数の開口部13cを設けたため、スネアドラム10Aと比較して、スネアサイドヘッド13の最大振幅a’およびスナッピー14の最大変位b’が、スネアサイドヘッド13Aの最大振幅aおよびスナッピー14の最大変位bよりも小さくなる。これによって、音量が低減される。また、スネアドラム10の音色は、バターヘッド12の振動、スネアサイドヘッド13の振動およびスナッピー14のスネアサイドヘッド13への衝突による音によって決定されるが、このうち、スネアサイドヘッド13の振動およびスナッピー14のスネアサイドヘッド13への衝突による音の音圧レベルを、スネアドラム10Aよりも低減することにより、スネアドラム10Aの音色と同様の音色を維持させたまま音量だけを低減させた打撃音を発生させることができる。
また、図3に、スネアドラム10と、スネアドラム10Aとの打撃音の時間の経過に対する音圧の変化を示した波形を示している。図3において、実線cはスネアドラム10の打撃音を示し、破線dはスネアドラム10Aの打撃音を示している。図3から分かるように、初期波形は、実線cと破線dとで略同じ挙動を示しており、バターヘッド12を打撃してからスナッピー14がスネアサイドヘッド13に衝突することによる相互作用によって打撃音が発生するまでは、スネアドラム10と、スネアドラム10Aとの打撃音に差は認められない。その後は、実線cの音圧は破線dよりも小さく音量の低減が認められるが、実線cと破線dとのピークが描く線は、略平行する直線状になっており、実線cのサステインの長さが破線dと同様自然な余韻を持ったものであることが分かる。すなわち、減衰は実線c、破線dともに同じエンベロープを保っている。
また、図4に、スネアドラム10と、スネアドラム10Aとの打撃音の周波数に対する音圧レベルの変化を示している。図4においては、実線c’がスネアドラム10の打撃音を示し、破線d’がスネアドラム10Aの打撃音を示している。図4によると、実線c’は、破線d’と比較して、周波数が低い領域および高い領域を含む広い周波数帯で音圧エネルギーが低減していることが分かる。このように、スネアドラム10の打撃音は、スネアドラム10Aの打撃音と比較して、初期の挙動が同じであるため、スネアドラム10Aの打撃音の音色に似たものになる。また、スネアドラム10では、打撃音を減衰させることよりも、振幅レベルを落とすことに重点をおいて音量を低減しているため、サステインの長さがスネアドラム10Aと同様自然なものになる。
このように、本実施形態に係るスネアドラム10では、バターヘッド12には開口部を設けず、スネアサイドヘッド13だけに開口部13cを設けている。このため、バターヘッド12を打撃する際の打感や感触はスネアドラム10Aの場合と同じにするとともに、スネアドラム10の音色をスネアドラム10Aの音色と同様に保たせながら、音量のみを低減することができる。また、バターヘッド12には開口部が設けられていないため、バターヘッド12の耐久性が低下することもない。さらに、スネアドラム10のスナッピー14がスネアサイドヘッド13に衝突する際に生じる音やサステインもスネアドラム10Aと同様に発生させることができる。
また、複数の開口部13cを、スネアサイドヘッド13におけるスナッピー14に対応する部分を除いた部分に設けたため、スナッピー14がスネアサイドヘッド13における開口部13cが設けられた部分に衝突してスネアサイドヘッド13の耐久性が低下するこも防止できる。さらに、開口部13cの直径を3mmに設定し、開口部13cのスネアサイドヘッド13(ヘッド部13a)に対する開口率を2%に設定したことにより、自然なスネアドラムの音色を発生できる良好なスネアドラム10を得ることができる。このため、スネアドラム10は、実際の演奏用の楽器として好適なものである。なお、スネアドラム10は、練習用の楽器として用いることにも適していることは言うまでもない。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係るスネアドラム20の底面を示している。このスネアドラム20では、スネアサイドヘッド23の全面にわたって複数の開口部23cが設けられている。この開口部23cの直径やピッチ等は、前述した開口部13cと同じである。このスネアドラム20のそれ以外の部分の構成については、前述したスネアドラム10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記して説明は省略する。
このスネアドラム20によると、スネアサイドヘッド23の全面にわたって複数の開口部23cが設けられているため、スネアサイドヘッド23の耐久性は低下するもののスネアサイドヘッド23の全面を音量を低下させるための領域として利用することができる。また、スネアサイドヘッド23をシェル11に組み付ける際に、スネアサイドヘッド23の方向を気にする必要が無くなるため、スネアサイドヘッド23のシェル11への組み付けが容易になる。このスネアドラム20のそれ以外の作用効果は、前述したスネアドラム10と同様である。
なお、第2実施形態に係るスネアドラム20の変形例として、スネアサイドヘッド23の中心部を中心として径方向に延びスナッピー14の幅と略等しい幅の領域に設けられる開口部23cの密度を、それ以外の部分に設けられる開口部23cの密度より疎にしてもよい。また、他の変形例として、スネアサイドヘッド23の中心部を中心として径方向に延びスナッピー14の幅と略等しい幅の領域に設けられる開口部23cの直径を、それ以外の部分に設けられる開口部23cの直径より小さくしてもよい。これにより、音量低減と耐久性に関して、スネアドラム10とスネアドラム20の中間的な効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係るスネアドラム30の底面を示している。このスネアドラム30では、スネアサイドヘッド33に設けられた複数の開口部33cの直径とピッチとがそれぞれ前述した開口部13cの直径とピッチよりも大きくなっており、開口率は同じになっている。すなわち、開口部13cの直径を大きくした分、数を少なくしている。このスネアドラム30のそれ以外の部分の構成については、前述したスネアドラム10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記して説明は省略する。
このスネアドラム30によると、開口部33cの直径がより大きいため、空気の流出がしやすくなる。その結果、前述したスネアドラム10よりも振幅が低減する。すなわち、開口率が同じでも開口部の直径を大きくすることで、振幅は効果的に減少していく。このスネアドラム30のそれ以外の作用効果は、前述したスネアドラム10と同様である。
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態に係るスネアドラム40の底面を示している。このスネアドラム40では、スネアサイドヘッド43に、複数の大きな開口部43cと、複数の小さな開口部43dとが設けられている。開口部43cは、直径とピッチが、それぞれ前述した第1実施形態の開口部13cと同じになって、スネアサイドヘッド43の外周側に配置されている。開口部43dは、直径とピッチが、それぞれ開口部43dよりも短くなっており、スネアサイドヘッド43の中央側に2個の台形を間隔を保って対称に形成するように配置されている。また、中央側に位置する開口部43dが占める領域は、直径でスネアサイドヘッド43の64%の略円形になっている。このスネアドラム40のそれ以外の部分の構成については、前述したスネアドラム10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記して説明は省略する。
このスネアドラム40によると、前述したスネアドラム10よりも振幅が低減する。すなわち、スネアサイドヘッド43の中央側に多くの開口部43dを設けることによって、振幅は効果的に減少していく。このスネアドラム40のそれ以外の作用効果は、前述したスネアドラム10と同様である。なお、第4実施形態に係るスネアドラム40の変形例として、開口部43cと、開口部43dとの直径を同じにして、それぞれのピッチだけを図7の状態、すなわち、スネアサイドヘッド43の中央側が外周側よりも密になるようにしてもよい。また、他の変形例として、スネアサイドヘッド43におけるスナッピー14に対応する部分にも、開口部43cおよび開口部43dを設けてもよい。なお、この第4実施形態では、開口部43dが設けられる中央側の領域を、直径でスネアサイドヘッド43の64%の略円形としているが、この中央側の領域の直径は40%以上にすることが好ましい。
(第5実施形態)
図8は、本発明の第5実施形態に係るスネアドラム50の底面を示している。このスネアドラム50では、スネアサイドヘッド53に設けられた複数の開口部53cのピッチが、スネアサイドヘッド53の中央側の開口部53cよりも外周側の開口部53cの方が短くなるようにしている。このため、スネアサイドヘッド53の中央側よりも外周側に多くの開口部53cが配置されている。
なお、開口部53cの直径およびスネアサイドヘッド53の中央側に設けられた開口部53cのピッチは前述した開口部13cの直径およびピッチと同じで、スネアサイドヘッド53の外周側に設けられた開口部53cピッチは、開口部13cのピッチよりも短く設定されている。この場合も、中央側の開口部53cは、2個の台形を間隔を保って対称に形成するように配置されている。この場合も、中央側に位置する開口部53cが占める領域は、直径でスネアサイドヘッド53の64%の略円形になっている。このスネアドラム50のそれ以外の部分の構成については、前述したスネアドラム10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記して説明は省略する。
このスネアドラム50によると、中央部分の開口部53cは前述したスネアドラム10と同様のため同様の振幅低減が得られる。また、外周部分の開口部53cはスネアドラム10の対応する部分の開口部13cよりも多くの穴で構成されているため、高調波を含みやすい外周部分のヘッドの振幅がより抑えられる。すなわち、外周部分の穴を増やすことで、音量低減を実現しながら、音色を変化させることも可能となる。このスネアドラム50のそれ以外の作用効果は、前述したスネアドラム10と同様である。なお、第5実施形態に係るスネアドラム50の変形例として、中央側の開口部53cと外周側の開口部53cとの直径が異なるようにしてもよい。また、他の変形例として、スネアサイドヘッド53におけるスナッピー14に対応する部分にも、開口部53cを設けてもよい。
このように、各実施形態で用いられるスネアサイドヘッド13,23等を、適宜用いることにより、任意の音を発生できるスネアドラム10を得ることができる。また、スネアサイドヘッド13,23等は、複数種類準備しておき、適宜、取り替えて使用することもできる。これによって、スネアドラム10は興趣に富むものとなる。また、本発明に係るスネアドラムは、前述した実施形態に限定するものでなく技術的範囲で適宜変更実施が可能である。
10,20,30,40,50…スネアドラム、11…シェル、12…バターヘッド、13,23,33,43,53…スネアサイドヘッド、13c,23c,33c,43c,43d,53c…開口部、14…スナッピー。

Claims (6)

  1. 円筒状の胴部と、
    前記胴部の一方の開口に取り付けられて打面を構成するバターヘッドと、
    前記胴部の他方の開口に取り付けられるスネアサイドヘッドと、
    前記スネアサイドヘッドに対して接離されるスナッピーと
    を備えたスネアドラムにおいて、
    前記バターヘッドと、前記スネアサイドヘッドとのうちの前記スネアサイドヘッドだけに複数の開口部を設けたことを特徴とするスネアドラム。
  2. 前記スネアサイドヘッドの中心部を中心として径方向に延び前記スナッピーの幅と略等しい幅の領域を除いた部分のみに複数の開口部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスネアドラム。
  3. 前記スネアサイドヘッドの中心部を中心として径方向に延び、前記スナッピーの幅と略等しい幅の領域と、前記領域以外の部分とで、複数の開口部を配置する密度を異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスネアドラム。
  4. 前記スネアサイドヘッドの中心部を中心として径方向に延び、前記スナッピーの幅と略等しい幅の領域に配置される開口部と、前記領域以外の部分に配置される開口部とで、開口部の直径を異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1または3に記載のスネアドラム。
  5. 前記スネアサイドヘッドの中央側部分と外周側部分とで複数の開口部を配置する密度を異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載のスネアドラム。
  6. 前記スネアサイドヘッドの中央側部分に配置される開口部と外周側部分に配置される開口部とで開口部の直径を異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれか一つに記載のスネアドラム。
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