JP3656633B2 - ドラム用ヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚の合成樹脂製フィルムからなるドラム用ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
ドラムに用いられ胴本体の開口端面に張設されるドラム用ヘッドのうち、合成樹脂製フィルムからなるヘッドは、天然皮革からなるヘッドに比べて安価で量産性に優れているばかりか、環境の温度変化や湿度等の影響を受け難いため、音の高さや音色が変化し難く、音質が硬いという特長を有している。また、合成樹脂製のドラム用ヘッドの場合は、1プライまたは2プライで構成されたものが一般的である。1プライからなるヘッドは、高帯域の成分音まで出てレスポンスが良好であるという特色を有する。2プライからなるヘッドは、▲1▼2枚の合成樹脂製フィルムを単に重ね合わせたもの、▲2▼フィルムの外周部のみを接着剤によって互いに接着し、中央部を互いに密着させたもの、▲3▼フィルムの全面を接着剤によって互いに接着したもの、の3種類があり、バリエーションとして表面に塗装を施するなどして音質に変化をつけている。このうち本発明は、特に複数枚の合成樹脂製フィルムを単に積層して密着させたドラム用ヘッドに関する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
複数枚の合成樹脂製フィルムを単に積層して構成したドラム用ヘッドにおいては、ヘッドの製作時にフィルム間に微量の空気が残存していると、フィルムどうしが全面にわたって完全に密着しないために振動が伝わらず伝達ロスが生じる。このため、音質にばらつきが生じ安定した品質のドラム用ヘッドを製作することができないという問題があった。
【0004】
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところはフィルム間に残存する空気を外部に確実に排出することができて振動の伝達ロスが少なく、音質、品質および成形性が良好なドラム用ヘッドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、非接着状態で積層された複数枚の合成樹脂製フィルムからなり胴本体の開口端面に張設されるドラム用ヘッドにおいて、前記複数枚の合成樹脂製フィルムのうち表面側のフィルムを除く内側のフィルム全てにフィルム間に残留する空気を裏面側に排出する空気逃がし用小孔を設けてなり、前記空気逃がし用小孔の直径を1〜3mmとしたものである。
また、本発明は、前記複数枚の合成樹脂製フィルムのうち表面側のフィルムを除く内側のフィルムにそれぞれ形成されている空気逃がし用小孔の形成位置を各フィルム毎に異ならせたものである。
【0006】
本発明において、ヘッドが胴本体の開口縁に支持緊張されると合成樹脂製フィルムは径方向外方に伸張して互いに密接する。このため、フィルム間に残留している空気は空気逃がし用小孔を通ってヘッドの外部に排出される。したがって、フィルム間における振動の伝達ロスが少なく音質を向上させる。
また、複数枚重なるヘッドを成形する時重ねて型に入れプレスするのでこのときにも空気が逃げて皺がよったりすることがなく、均等に滑らかに成形できる。空気逃がし用小孔としては1〜3mmφ程度の大きさのものが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るドラム用ヘッドの一実施の形態を示す断面図、図2は同ドラム用ヘッドの底面図、図3は図1のA部の拡大断面図、図4は図1のB部の拡大断面図である。これらの図において、本実施の形態では2プライのドラム用ヘッドに適用した例を示す。このため全体を符号1で示すドラム用ヘッドは、同一の大きさに形成されて積層成形された2枚の合成樹脂製フィルム2(2a,2b)で構成され、これらのフィルム2の外周縁部がヘッド枠3の環状溝4に挿入され接着剤5によって固定されている。
【0008】
合成樹脂製フィルム2としては、たとえば厚みが50μm〜350μm程度のポリエステルフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム等が用いられる。また、裏面側の合成樹脂製フィルム2bの中央には、表面側と裏面側の合成樹脂製フィルム2a,2b間に残留している空気をドラム用ヘッド1の外部に排出するための空気逃がし用小孔6が形成されている。小孔6の大きさは直径が3mm程度である。小孔6としては、図2に示す丸孔に限らず図5(a)〜(c)に示すように楕円形の小孔6a、応力集中を避けるために隅部を曲面で形成した四角形の小孔6b、八角形の小孔6c等の適宜な形状の孔であってもよい。
【0009】
裏面側の合成樹脂製フィルム2bの中央に空気逃がし用小孔6を形成した理由は、前記ヘッド枠3を締め枠によって押圧するとドラム用ヘッド1の外周縁部がドラム用胴本体の開口縁によって支持されることから、表面側の合成樹脂製フィルム2aと裏面側の合成樹脂製フィルム2bの中央部において最も隙間が生じ易いためである。ただし、空気逃がし用小孔6は、1つに限らず空気の排出効果を高めるために複数個形成されるものであってもよい。その場合は、裏面側の合成樹脂製フィルム2bの中央に1つ、その回りに同心円上に位置するように周方向に略等間隔をおいて複数個形成すればよい。なお、形成位置は1つの孔であっても複数の孔であってもよく、中心から半径の75%以内の領域に形成するのが空気を逃がす効率上好ましく、45%以上の領域であればフィルムの耐久性上さらに好ましい。
【0010】
空気逃し用小孔の位置(%)は、図6に示すようにヘッド2の中心Oから小孔6までの距離dをヘッド半径Dに対するパーセントで表したものである。
すなわち、空気逃し用小孔の位置(%)=d/D×100
である。
【0011】
このような構造からなるドラム用ヘッド1においては、裏面側の合成樹脂製フィルム2bに空気逃がし用小孔6を形成しているので、ヘッド枠3を締め枠によって押圧してドラム用ヘッド1の外周縁部をドラム用胴本体の開口縁に押し付けてヘッド1に所定の張力を付与すると、表面側の合成樹脂製フィルム2aと裏面側の合成樹脂製フィルム2bが径方向外方に伸張して互いに密着するため、これら両フィルム間に残留している微量な空気を空気逃し用小孔6から裏面側フィルム2bの下方に排出することができる。したがって、表面側の合成樹脂製フィルム2aと裏面側の合成樹脂製フィルム2bの間に空気層が存在せず密着し、表面側合成樹脂製フィルム2aの振動を裏面側合成樹脂製フィルム2bに良好に伝達して両フィルムが一体に振動し、良好な音質が得られる。
【0012】
また、合成樹脂製フィルム2は、2枚のフィルム2a,2bを重ねて型に入れプレスすることにより製作されるので、フィルム間に残留する空気を小孔6から外部に排出することができ、皺がよったりすることがなく、均等に滑らかに成形することができ、成形性に優れている。
【0013】
さらに、表面側合成樹脂製フィルム2aと裏面側合成樹脂製フィルム2bとは、単に積層されているだけで、接着剤によって接合されていない、すなわち非接着状態で積層されているので、柔軟性に富み音質が天然皮革のように柔らかく、また演奏時にフィルム間に相対的なずれが生じるため広帯域の成分音が速く消え、切れのよい音が得られる。
【0014】
図7は本発明に係るドラム用ヘッドの他の実施の形態を示す断面図、図8は同ドラム用ヘッドの底面図、図9は図7のC部の拡大断面図である。この実施の形態では3プライのドラム用ヘッド10に適用した例を示す。このためドラム用ヘッド10は、同一の大きさに形成されて積層された3枚の合成樹脂製フィルム2(2a,2b,2c)で構成され、上記した実施の形態と同様に外周縁部が図4に示したヘッド枠3の環状溝4に挿入され、かつ接着剤5によって固定されている。
【0015】
3枚の合成樹脂製フィルム2a,2b,2cのうち表面側の合成樹脂製フィルム2aを除く残り2枚の合成樹脂製フィルム2b,2cには、空気逃がし用小孔11,12がそれぞれ形成されている。中間の合成樹脂製フィルム2bには、1つの空気逃がし用小孔11が中央に形成されている。裏面側の合成樹脂製フィルム2cには、4個の小孔12が前記小孔11を取り囲むように同心円状に形成されている。これらの小孔11,12は、上記した実施の形態と同様に丸孔に限らず楕円形、四角形、八多角形等の孔であってもよい。また、中間の合成樹脂製フィルム2bについても、裏面側の合成樹脂製フィルム2cと同様に小孔11を複数個形成してもよい。
【0016】
このような構造からなるドラム用ヘッド10においても、上記した実施の形態と同様に胴本体にドラム用ヘッド10を支持緊張させると各合成樹脂製フィルム2a,2b,2cが径方向外方に伸張して互いに密着するため、小孔11,12によってフィルム間に残留する空気をドラム用ヘッド10の外部に確実に排出することができることは明らかであろう。
【0017】
【実施例1】
実施例としてサイズの異なる2プライと3プライのドラムヘッドを用意し、直径1mm〜3mmの空気逃がし用孔を1つずつ開けた。各ドラムヘッドと空気逃し用小孔の位置を表1に示す。いずれも小孔を開けない従来のドラムと比較して演奏時に振動伝達ロスがなく、クリアーで歯切れのよい大きな音が得られた。
【0018】
【表1】
【0019】
なお、上記した実施の形態においては、2プライと3プライのドラム用ヘッドに適用した例を示したが、これに限らず3プライ以上のドラム用ヘッドにも適用することが可能である。実用的な枚数としては2〜5枚程度であり、枚数が増えるにしたがって合成樹脂製フィルム2a,2b・・・の厚さを薄くすればよい。また、上記した実施の形態においては、いずれも合成樹脂製フィルム2a,2b,2cの厚さを全て等しくした例を示したが、厚さを変えることによりマーチング用からコンサート用のヘッドまで幅広く使用することが可能である。
【0020】
また、上記した実施の形態はいずれもドラム用ヘッドの外周縁部を保持する構造として、合成樹脂製フィルム2の外周縁部をヘッド枠3の環状溝4に挿入して接着剤5で固定した例を示したが、これに限らず図10に示すように鉄またはアルミニウムからなる環状の心材16に、例えば3枚の合成樹脂製フィルム2a,2b,2cからなるドラム用ヘッドの外周縁部を巻き付け、この心材16をアルミ等からなる環状の外枠17によって固定するようにしてもよい。外枠17は断面形状が2点鎖線で示すように数字の「7」を逆にしたような形状に形成され、心材16が環状の溝部に挿入された後長辺部の先端部が折り曲げられることにより、断面ロ字状に形成される。また、外枠17に接着剤を入れておいて心材16を固定するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るドラム用ヘッドは、表面側の合成樹脂製フィルム以外のフィルムにフィルム間の空気を排出するための小孔を形成したので、ドラム用ヘッドを支持緊張させたとき、フィルム間に残留する空気を前記小孔から外部に確実に排出することができ、フィルムどうしを略全面にわたって確実に密着させることができる。したがって、フィルム間での振動の伝達が良好で安定した品質のドラム用ヘッドを製作、提供することができる。また、合成樹脂製フィルムに小孔を形成するだけでよいため、製作が容易で既存の合成樹脂製フィルムを有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るドラム用ヘッドの一実施の形態を示す断面図である。
【図2】 同ドラム用ヘッドの底面図である。
【図3】 図1のA部の拡大断面図である。
【図4】 図1のB部の拡大断面図である。
【図5】(a)〜(c)はそれぞれ空気逃がし用小孔の他の実施の形態を示す図である。
【図6】 空気逃し用小孔の位置(%)を説明するための図である。
【図7】 本発明に係るドラム用ヘッドの他の実施の形態を示す断面図である。
【図8】 同ドラム用ヘッドの底面図である。
【図9】 図7のC部の拡大断面図である。
【図10】 ドラム用ヘッドの外周縁部を保持する他の保持構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ドラム用ヘッド、2,2a,2b,2c…合成樹脂製フィルム、3…ヘッド枠、6…空気逃がし用小孔、10…ドラム用ヘッド。
Claims (2)
- 非接着状態で積層された複数枚の合成樹脂製フィルムからなり胴本体の開口端面に張設されるドラム用ヘッドにおいて、
前記複数枚の合成樹脂製フィルムのうち表面側のフィルムを除く内側のフィルム全てにフィルム間に残留する空気を裏面側に排出する空気逃がし用小孔を設けてなり、
前記空気逃がし用小孔の直径を1〜3mmとしたことを特徴とするドラム用ヘッド。 - 前記複数枚の合成樹脂製フィルムのうち表面側のフィルムを除く内側のフィルムにそれぞれ形成されている前記空気逃がし用小孔は、各フィルム毎に形成位置が異なることを特徴とする請求項1記載のドラム用ヘッド。
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