JP5629709B2 - 看護業務支援装置、端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、看護業務支援装置、端末装置及びプログラムに関する。
従来、看護師が処置を担当する患者のリスト情報を作成し、表示することが可能な装置が提案されている。
しかしながら、従来の技術では、看護師の存在位置とは無関係な患者のリスト情報が表示される可能性があるため、利便性に欠けるという問題があった。
実施の形態の看護業務支援装置は、管理手段と、特定手段と、抽出手段と、提供手段とを備える。管理手段は、患者毎に当該患者の患者識別子と当該患者の入院位置と当該患者の病名とを少なくとも含む患者情報を管理する特定手段は、看護師が携帯する端末装置の存在位置を特定する。抽出手段は、管理手段が管理する患者情報から、特定手段が特定した端末装置の存在位置周辺を入院位置とする患者情報を抽出する。提供手段は、抽出手段が抽出した患者情報と当該患者情報に含まれる病名に応じたマーカーとを、タブ形式により患者毎に切り替え表示可能な状態で端末装置に提供する。
図1は、本実施形態に係る看護業務システムの構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した業務支援サーバの構成の一例を示す図である。 図3は、図2に示したAP管理ファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図4は、図2に示した患者情報管理ファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、図1に示した看護師端末の構成の一例を示す図である。 図6は、看護師端末の表示部に表示された患者リスト画面の一例を示す図である。 図7は、看護師端末の表示部に表示された患者情報画面の一例を示す図である。 図8は、業務支援サーバ及び看護師端末で行われる、患者リストの授受に係る処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、業務支援サーバ及び看護師端末で行われる、患者情報の授受に係る処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願発明に係る看護業務支援装置、端末装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下では、看護師の看護業務を支援する看護業務支援システムに適用した例を説明するが、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る看護業務システム1の構成を概略的に示す図である。同図に示すように、看護業務システム1は、看護業務支援装置としての業務支援サーバ10と、アクセスポイント20と、端末装置としての看護師端末30とを有している。
図1において、業務支援サーバ10は、イントラネット等のネットワークNを介してアクセスポイント20と接続されており、このアクセスポイント20を介して看護師端末30との間で通信を行う。なお、看護業務システム1に含まれるアクセスポイント20及び看護師端末30の個数は、特に問わないものとする。
業務支援サーバ10は、看護業務に関する情報を看護師端末30に提供する一又は複数のサーバ装置である。
図2は、業務支援サーバ10の構成の一例を示す図である。同図に示すように、業務支援サーバ10は、情報処理を実行するマイクロコンピュータとして、CPU11、ROM12及びRAM13を備えている。
CPU11は、ROM12や後述する記憶部16に記憶された各種プログラムを実行することにより、業務支援サーバ10の動作を統括的に制御する。ROM12は、基本動作を行うためのプログラムを記憶している。RAM13は、業務支援サーバ10の主記憶装置であって、CPU11のワークエリアとして機能する。
また、CPU11には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、入力部14及び表示部15が接続されている。入力部14は、キーボードやポインティングデバイス等の入力デバイスであって、業務支援サーバ10の操作者から入力された操作内容をCPU11に通知する。表示部15は、LCD等の表示デバイスを有し、CPU11の指示に従い各種の情報を表示する。
また、CPU11には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、記憶部16、通信I/F17が接続されている。
記憶部16は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体であって、業務支援サーバ10の動作に係る各種プログラム及び各種ファイルを記憶している。記憶部16が記憶するファイルとしては、例えば、AP管理ファイル161及び患者情報管理ファイル162等が挙げられる。
図3は、AP管理ファイル161のデータ構成の一例を示す図である。同図に示すように、AP管理ファイル161は、データ項目として「AP識別子」及び「設置位置」を有し、これらのデータ項目を対応付けて管理している。
「AP識別子」には、各アクセスポイント20を識別するための識別子(AP識別子)が格納される。AP識別子としては、例えば、各アクセスポイント20に予め割り当てられたIPアドレスやMACアドレス、機器個体番号等を用いることができる。「設置位置」には、対応するアクセスポイント20の設置位置を示す位置情報が格納される。ここで、設置位置としては、例えば、アクセスポイント20が設置された部屋の位置を示す情報(病室番号等)、病院内での絶対位置を示す座標等が格納される。なお、AP管理ファイル161のデータ構成は、図3の例に限らないものとする。
図4は、患者情報管理ファイル162のデータ構成の一例を示す図である。同図に示すように、患者情報管理ファイル162は、患者情報を構成するデータ項目として、「患者識別子」、「入院位置」、「個人情報」及び「病名」を有し、これらのデータ項目を対応付けて管理している。
「患者識別子」には、各患者(入院患者)を識別するための識別子(患者識別子)が格納される。患者識別子としては、例えば、患者の氏名、各患者に予め割り当てられた患者ID等を用いることができる。「入院位置」には、対応する患者の入院位置を示す位置情報が格納される。入院位置としては、例えば、患者が入院する病床の位置を示す情報(病床番号等)、入院する部屋の位置を示す情報(病室番号等)、病院内での絶対位置示す座標等が格納される。「個人情報」には、対応する患者の氏名、性別、年齢等、患者に関する個人情報が格納される。「病名」には、対応する患者の病名、病状、病態等(以下、総称して病名という)が格納される。なお、患者情報管理ファイル162のデータ構成は、図4の例に限らないものとする。
図2に戻り、通信I/F17は、ネットワークNに接続するためのインタフェースである。通信I/F17は、ネットワークNに接続されたアクセスポイント20を介して、看護師端末30との間で各種情報の授受を行う。
次に、業務支援サーバ10が有する特徴的な機能について説明する。CPU11は、ROM12や記憶部16に記憶された所定のプログラムとの協働により、図2に示すように、位置特定部111及び患者情報提供部112を、機能部として実現させる。
位置特定部111は、自装置にアクセスした看護師端末30が利用するアクセスポイント20のAP識別子に基づき、このAP識別子に対応する設置位置を、アクセス元の看護師端末30の存在位置として、AP管理ファイル161から特定する。
患者情報提供部112は、患者情報管理ファイル162に格納された患者情報を、看護師端末30に提供する。
具体的に、患者情報提供部112は、自装置へのアクセスに伴い位置特定部111で特定された看護師端末30の存在位置と、患者情報管理ファイル162に格納された各患者の入院位置とに基づき、その存在位置周辺を入院位置とする患者の患者識別子を、患者情報管理ファイル162から抽出する。そして、患者情報提供部112は、抽出した患者情識別子を患者リストとして、アクセス元の看護師端末30に提供(送信)する。
ここで、看護師端末30の存在位置周辺を入院位置とする患者とは、例えば、看護師端末30の存在位置周辺の病室或いは当該病室内の病床を入院位置とする患者である。なお、看護師端末30の存在位置周辺の定義は、任意に設定可能であるとする。
患者情報提供部112は、患者リストの提供先となった看護師端末30から、特定の患者情報(患者識別子)を指定する要求情報を受け付けると、この患者識別子に対応する入院位置を患者情報管理ファイル162から特定する。患者情報提供部112は、特定した入院位置に基づき、この入院位置の患者情報及び当該入院位置周辺を入院位置とする他の患者の患者情報を患者情報管理ファイル162から抽出する。
ここで、特定の入院位置周辺を入院位置とする他の患者とは、例えば、特定の入院位置が病床を示す場合には、その病床が設けられた病室内の患者である。また、特定の入院位置が特定の病室を示す場合には、その病室を入院位置とする患者である。なお、看護師端末30の存在位置周辺及び患者の入院位置周辺の範囲は、任意に設定可能であるとする。
また、患者情報提供部112は、抽出した患者情報を、要求情報を送信した看護師端末30に提供(送信)する。ここで、患者情報提供部112は、患者情報に含まれる病名に応じたマーカーを、表示可能な状態で看護師端末30に提供する。マーカーは、病名に応じたアイコン画像や文字(記号を含む)等で表され、患者情報に含めて看護師端末30に送信される。なお、マーカーの提供方法は、種々の形態が可能であり、例えば、患者情報に含まれる病名が、所定の病名(例えば、感染率の高い病名等)に一致する場合に、その病名に応じたマーカーを表示可能な状態で看護師端末30に提供する形態としてもよい。
次に、アクセスポイント20について説明する。アクセスポイント20は、無線LANのアクセスポイント等であって、ネットワークNに接続されている。アクセスポイント20は、病院内の各所に設置されており当該設置位置周辺に存在する看護師端末30と通信を確立する。これにより、看護師端末30は、アクセスポイント20を介して業務支援サーバ10と通信可能に接続される。なお、アクセスポイント20は、業務支援サーバ10との通信時に、自装置のAP識別子を業務支援サーバ10に送信する。
次に、看護師端末30について説明する。看護師端末30は、ノートPC(Personal Computer)、タブレット端末、ハンディターミナル等の端末装置であって、看護師により携帯される。看護師は、自己の看護師識別子を看護師端末30に入力することで、当該看護師端末30を使用することが可能となっている。なお、アクセスポイント20を介して業務支援サーバ10と通信する際には、この看護師識別子と看護師端末30の端末識別子とが業務支援サーバ10に送信されるよう構成されている。
図5は、看護師端末30の構成の一例を示す図である。同図に示すように、看護師端末30は、情報処理を実行するマイクロコンピュータとして、CPU31、ROM32及びRAM33を備えている。
CPU31は、ROM32や後述する記憶部36に記憶された各種プログラムを実行することにより、看護師端末30の動作を統括的に制御する。ROM32は、基本動作を行うためのプログラムを記憶している。RAM33は、看護師端末30の主記憶装置であって、CPU31のワークエリアとして機能する。
また、CPU31には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、入力部34及び表示部35が接続されている。入力部34は、キーボードやポインティングデバイス等の入力デバイスであって、看護師端末30の操作者から入力された操作内容をCPU31に通知する。表示部35は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスを有し、CPU31の指示に従い各種の情報を表示する。なお、入力部34をタッチパネル構成とすることで、表示部35と協働して入力を受け付ける形態としてもよい。
また、CPU31には、各種の入出力回路(図示せず)を介して、記憶部36及び通信I/F37が接続されている。記憶部36は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体であって、Webブラウザ等の各種プログラムや各種ファイルを記憶している。通信I/F37は、アクセスポイント20と接続可能なインタフェースであって、アクセスポイント20を介し業務支援サーバ10との間で各種データの送受信を行う。なお、通信I/F37は、業務支援サーバ10との通信時に、自装置を操作する看護師の看護師識別子及び自装置の端末識別子を業務支援サーバ10に送信する。
次に、看護師端末30が有する特徴的な機能について説明する。CPU31は、ROM32や記憶部36に記憶された所定のプログラムとの協働により、図5に示すように、患者情報取得部311、患者情報表示部312及び要求情報送信部313を、機能部として実現させる。
患者情報取得部311は、通信I/F37を用いて、業務支援サーバ10から提供される患者リスト及び患者情報を取得する。
患者情報表示部312は、患者情報取得部311が取得した患者リスト及び患者情報を表示部35に表示させる。具体的に、患者情報表示部312は、業務支援サーバ10から提供される患者リストに基づき、図6に示すような患者リスト画面を表示部35に表示させる。
図6は、看護師端末30の表示部35に表示された患者リスト画面の一例を示す図である。同図に示すように、患者情報表示部312は、業務支援サーバ10から患者リストとして提供された患者識別子の一覧を、患者リスト画面として表示させる。ここで、看護師端末30の操作者は、入力部34を介して、患者情報の取得対象となる患者識別子を選択することが可能となっている。例えば、図6に示した患者識別子P1〜P3のうち、患者識別子P1(東芝太郎)が選択されると、この患者識別子P1が要求情報送信部313に通知される。
また、患者情報表示部312は、要求情報に対する応答として業務支援サーバ10から提供される患者情報に基づき、図7に示すような患者情報画面を表示部35に表示させる。
図7は、看護師端末30の表示部35に表示された患者情報画面の一例を示す図である。同図に示すように、患者情報表示部312は、業務支援サーバ10から提供された患者情報を、患者情報画面として表示させる。同図では、業務支援サーバ10から提供された3人分の患者の患者情報が提供された例を示しており、タブT1〜T3を選択することで、各患者の表示を切り替えることが可能となっている。なお、患者情報画面の表示開始時には、要求情報で指定した患者識別子を含む患者情報が表示されるものとする。
また、図7において、領域A1内には、患者情報に含まれる病名に応じたアイコン画像、文字等が、マーカーとして表示される。ここで、マーカーの表示方法は、特に問わず、例えば、患者情報に含まれる病名が、所定の病名(例えば、感染率の高い病名等)に一致する場合に、その病名に応じたマーカーを表示する形態としてもよい。また、領域A2には、患者情報に含まれる各種の情報が表示される。なお、図7ではタブ形式で各患者の患者情報を切り替える表示形態としたが、これに限らず、例えばページ形式で患者情報を切り替える等の他の表示形態としてもよい。
図5に戻り、要求情報送信部313は、表示部35に表示された患者リストのうち、特定の患者の患者識別子(患者名)が選択されると、この患者識別子を含む要求情報を生成し、通信I/F37を用いて業務支援サーバ10に送信する。
以下、上述した構成の看護業務システム1の動作について説明する。まず、図8を参照して、業務支援サーバ10と看護師端末30との間で行われる、患者リストの授受に係る処理について説明する。
図8は、業務支援サーバ10及び看護師端末30で行われる、患者リストの授受に係る処理の手順を示すフローチャートである。まず、看護師端末30では、自装置の周辺に配置されているアクセスポイント20と通信を確立すると、このアクセスポイント20を介して業務支援サーバ10にアクセスする(ステップS11)。
業務支援サーバ10では、看護師端末30からのアクセスを受け付けると(ステップS21)、位置特定部111は、この看護師端末30が利用したアクセスポイント20のAP識別子に対応付けられた設置位置に基づき、看護師端末30の存在位置を特定する(ステップS22)。
続いて、患者情報提供部112は、ステップS22で特定された存在位置と、患者情報管理ファイル162に格納された各患者の入院位置とに基づいて、この存在位置周辺を入院位置とする患者の患者識別子を、患者情報管理ファイル162から抽出する(ステップS23)。次いで、患者情報提供部112は、ステップS23で抽出した患者識別子を患者リストとして、アクセス元の看護師端末30に提供(送信)する(ステップS24)。
看護師端末30では、業務支援サーバ10から提供された患者リストを患者情報取得部311が取得すると(ステップS12)、患者情報表示部312は、この患者リストに基づき、患者リスト画面(図6参照)を表示部35に表示させ(ステップS13)、処理を終了する。
上述した患者リストの授受に係る処理により、看護師の存在位置周辺を入院位置とする患者の患者リストが、当該看護師が携帯する看護師端末30に通知される。これにより、看護師は、表示部35に表示された、自己の存在位置周辺の患者の患者リストを確認しながら作業を進めることができるため、看護師の利便性を向上させることができるとともに、作業の円滑化を図ることができる。
次に、図9を参照して、業務支援サーバ10と看護師端末30との間で行われる、患者情報の授受に係る処理について説明する。
図9は、業務支援サーバ10及び看護師端末30で行われる、患者情報の授受に係る処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、看護師端末30の表示部35には患者リストが表示されているものとする。
まず、看護師端末30では、要求情報送信部313が、表示部35に表示された患者リストから、何れか一の患者識別子が選択されるまで待機する(ステップS31;No)。ここで、要求情報送信部313は、患者識別子の選択を受け付けると(ステップS31;Yes)、選択された患者識別子を指定する情報を含んだ要求情報を生成し、業務支援サーバ10に送信する(ステップS32)。
一方、業務支援サーバ10では、看護師端末30から送信された要求情報を患者情報提供部112が受け付けると(ステップS41)、この要求情報で指定された患者識別子に対応する入院位置を患者情報管理ファイル162から特定する(ステップS42)。次いで、患者情報提供部112は、ステップS42で特定した入院位置に基づき、この入院位置及び当該入院位置周辺を入院位置とする各患者の患者情報を、患者情報管理ファイル162から抽出する(ステップS43)。続いて、患者情報提供部112は、ステップS43で抽出した患者情報を、要求情報を送信した看護師端末30に提供(送信)する(ステップS44)。
看護師端末30では、業務支援サーバ10から提供された患者情報を患者情報取得部311が取得すると(ステップS33)、患者情報表示部312は、ステップS33で取得された患者情報に基づき、患者情報画面(図7参照)を表示部35に表示させ(ステップS34)、処理を終了する。なお、ステップS34では、患者情報に含まれる病名に応じたマーカーが患者識別子と関連付けて表示されるものとする。
上述した患者情報の授受に係る処理により、看護師の存在位置周辺に存在する各患者の患者情報が、当該看護師が携帯する看護師端末30の表示部35に表示される。これにより、看護師は、表示部35に表示された自己の存在位置周辺の患者の患者情報を確認しながら作業を進めることができるため、看護師の利便性を向上させることができるとともに、作業の円滑化を図ることができる。また、患者の病名に応じたマーカーを患者情報(患者識別子)と関連付けて表示することで、看護師は、各患者の病名を容易に把握することが可能となるため、看護師の利便性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、看護師の存在位置周辺を入院位置とする患者の患者情報を、当該看護師が携帯する看護師端末30に提供する。これにより、看護師の存在位置に応じた患者情報を当該看護師に提供することができるため、看護師の利便性を向上させることができるとともに、作業の円滑化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲での種々の変更、置換、追加等が可能である。
例えば、上記実施形態では、患者リストとして患者情報に含まれる患者識別子を看護師端末30に提供する形態としたが(ステップS23、S24)、これに限らず、患者情報管理ファイル162から抽出した患者情報自体を患者リストとして看護師端末30に提供する形態としてもよい。また、この場合、看護師端末30では、患者リスト画面において、各患者情報に含まれる病名に応じたマーカーを、患者識別子に対応付けて表示することが好ましい。これにより、看護師は、患者リスト画面の段階で、各患者の病名を確認することができるため、利便性を向上させることができる。
また、上記実施形態では、看護師端末30のアクセスに応じて、業務支援サーバ10から患者識別子(患者リスト)を提供する形態としたが、これに限らず、その患者識別子を含んだ患者情報自体を提供する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、アクセスポイント20を用いて各看護師端末30の存在位置を特定する形態としたが、存在位置の特定方法はこれに限らないものとする。例えば、病院内の各所にRFIDリーダを設け、看護師端末30に付されたRFIDタグを読み取ったRFIDリーダの配置位置から、看護師端末30の存在位置を特定する形態としてもよい。また、看護師端末30自体がGPS等の位置検出部を備える場合には、この位置検出部で検出された位置情報を看護師端末30から業務支援サーバ10に送信する構成とすることで、当該位置情報に基づき看護師端末30の存在位置を特定する形態としてもよい。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記録媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記録媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記録媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 看護業務システム
10 業務支援サーバ
11 CPU
111 位置特定部
112 患者情報提供部
12 ROM
13 RAM
14 入力部
15 表示部
16 記憶部
161 AP管理ファイル
162 患者情報管理ファイル
17 通信I/F
20 アクセスポイント
30 看護師端末
31 CPU
311 患者情報取得部
312 患者情報表示部
313 要求情報送信部
32 ROM
33 RAM
34 入力部
35 表示部
36 記憶部
37 通信I/F
N ネットワーク
特開2005−244581号公報

Claims (8)

  1. 患者毎に当該患者の患者識別子と当該患者の入院位置と当該患者の病名とを少なくとも含む患者情報を管理する管理手段と、
    看護師が携帯する端末装置の存在位置を特定する特定手段と、
    前記管理手段が管理する患者情報から、前記特定手段が特定した前記端末装置の存在位置周辺を入院位置とする患者情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した患者情報と当該患者情報に含まれる病名に応じたマーカーとを、タブ形式により患者毎に切り替え表示可能な状態で前記端末装置に提供する提供手段と、
    を備える看護業務支援装置。
  2. 前記提供手段が提供した前記患者情報のうち、特定の患者情報の選択を前記端末装置から受け付ける選択受付手段を更に備え、
    前記抽出手段は、前記選択受付手段が受け付けた前記特定の患者情報に含まれる入院位置に基づいて、当該入院位置周辺を入院位置とする他の患者の患者情報を、前記管理手段から抽出する請求項1に記載の看護業務支援装置。
  3. 前記抽出手段は、前記選択受付手段が受け付けた前記特定の患者情報に含まれる入院位置に基づいて、当該患者情報の患者が入院する病室内の他の患者の患者情報を前記管理手段から抽出する請求項2に記載の看護業務支援装置。
  4. 看護師の各々が携帯する端末装置であって、
    患者毎に当該患者の入院位置と当該患者の病名とを少なくとも含む患者情報を管理する看護業務支援装置から、自装置の存在位置周辺を入院位置とする患者情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した患者情報と当該患者情報に含まれる病名に応じたマーカーとを、タブ形式により患者毎に切り替え可能な状態で表示装置に表示する表示手段と、
    を備える端末装置。
  5. 前記表示装置に表示された患者情報のうち、特定の患者情報の選択を前記端末装置から受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段が選択を受け付けた前記特定の患者情報を、前記看護業務支援装置に指定する患者情報指定手段と、
    を備え、
    前記取得手段は、前記患者情報指定手段が指定した前記特定の患者情報に含まれる前記入院位置周辺を入院位置とする他の患者の患者情報を、前記看護業務支援装置から取得する請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記表示手段は、前記取得手段が取得した前記患者情報に含まれる患者識別子を、当該患者情報に含まれる病名に応じたマーカーと対応付け、患者リストとして一覧表示する請求項4に記載の端末装置。
  7. 前記表示装置に表示された患者リストのうち、特定の患者識別子の選択を前記端末装置から受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段が選択を受け付けた前記特定の患者識別子に対応する患者情報を、前記看護業務支援装置に指定する患者情報指定手段と、
    を備え、
    前記取得手段は、前記患者情報指定手段が指定した患者情報に含まれる前記入院位置周辺を入院位置とする他の患者の患者情報を、前記看護業務支援装置から取得する請求項6に記載の端末装置。
  8. 看護業務支援装置のコンピュータを、
    患者毎に当該患者の患者識別子と当該患者の入院位置と当該患者の病名とを少なくとも含む患者情報を管理する管理手段と、
    看護師が携帯する端末装置の存在位置を特定する特定手段と、
    前記管理手段が管理する患者情報から、前記特定手段が特定した前記端末装置の存在位置周辺を入院位置とする患者情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した患者情報と当該患者情報に含まれる病名に応じたマーカーとを、タブ形式により患者毎に切り替え表示可能な状態で前記端末装置に提供する提供手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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