JP6377010B2 - 情報管理支援システムにおけるサーバ、その制御方法、及びその制御プログラム - Google Patents

情報管理支援システムにおけるサーバ、その制御方法、及びその制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報管理支援システムにおけるサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムに関する。
医療機関や福祉機関が提供する看護や介護等のサービスのサービス提供者は、提供するサービスに対して作成する多くの紙媒体の帳票を用いて情報管理している。例えば、訪問看護サービスでは計画についての情報である訪問看護計画書(nursing care plan)、実際に訪問した際の記録である訪問サービス記録書、医師からの指示を示す訪問看護指示書、これら以外の患者の基礎的な情報を示す帳票等、一人のサービス利用者に対して多くの種類の帳票が用いられる。そして、サービス提供者がサービス利用者を訪問する度に、必要な帳票が増えていく。
サービス提供者がこれらの帳票のうち、必要なものを携えて訪問先を訪れ、多くの個人情報の記載された帳票を搬送することは、セキュリティ上好ましくない。したがって、サービス提供者は、一日に複数箇所のサービス利用者を訪問する場合、訪問を終える毎に訪問サービスセンターに戻り、次の訪問先のサービス利用者の帳票に持ち替えて移動するということを繰り返していた。そのため、訪問先と訪問サービスセンターとの間の往復時間を浪費するというデメリットが生じていた。すなわち、サービス提供者は、本来は訪問サービスに費やしたい時間を、移動のために費やしてしまっている。
このような背景の下、これらの紙媒体の帳票を電子化する試みが進んでいる。例えば特許文献1に開示されている方式によれば、全ての情報をコンピュータで管理し、ウェブ上で情報閲覧・共有できるようにしている。サービス提供者は携帯端末を持参すれば、全ての情報を訪問先で閲覧・入力することができ、従来の紙媒体の情報管理と比較して効率化が図られる。
特開2002−215800号公報
また、従来の紙媒体の帳票を活かすために、紙媒体の帳票をそのままスキャナーでスキャンし、スキャンした帳票画像からOCR(光学式文字読取装置)で文字データを読み取ったり、ウェブ上の入力画面に入力した情報を紙媒体の帳票と同一のレイアウトの電子帳票の閲覧画面に出力したりすることも行われている。
しかしながら、ウェブ上での情報閲覧・共有は、電子的な閲覧に適すようにレイアウトや画面遷移が、従来の紙媒体の帳票から変更されることが多いため、従来の紙媒体の帳票のレイアウトに慣れているサービス提供者にとっては使いこなすまでの多大なトレーニング時間を必要とする。
一方、紙媒体の帳票をスキャンした帳票画像からOCRで文字データを読み取ったとしても、後で読み取った文字データが閲覧されるためには、読み取った文字データだけでなく、帳票画像も読み出される必要があるため、文字データを含む帳票画像が読み出されるまでに時間がかかってしまう。
また、紙媒体の帳票と同一のレイアウトの電子帳票の閲覧画面に出力しても、ウェブ上の入力画面は、閲覧画面とは別の画面になってしまうのでサービス提供者にとって使いにくい。
つまり、従来の帳票画像又は電子帳票の方式は、紙媒体の帳票をスキャンして、文字データ及び/又はレイアウト等の情報を抽出できたとしても、その情報の利用効率が良いとはいえなかった。これらの課題は、上述した訪問看護サービスに限らず、医療機関内での紙媒体の医療カルテ等を電子化する際や訪問投薬サービスにおける処方箋、家庭教師サービスにおける受講者の学習履歴情報管理等、様々な分野でも同様に生じている。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、サービス提供事業者がサービスを提供するにあたり、サービス提供者の業務負荷を軽減し、サービスの提供効率を向上させることを可能とする情報管理支援システムにおけるサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るサーバの制御方法は、サービスを提供するサービス提供者に係るサービス提供者側携帯端末と、サービス提供者側携帯端末と通信可能なサーバとを備える情報管理支援システムにおけるサーバであって、サービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票の帳票画像情報及び帳票画像情報の少なくとも一つの項目に対応して入力された履歴情報を含む帳票履歴情報と、サービス利用者毎にサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目に対応して入力された履歴情報のテキスト情報を示すテキスト履歴情報とを記憶する記憶部を備えるサーバの制御方法であって、サーバが、サービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票について入力されたテキスト情報をサービス提供者側携帯端末から受信するステップと、受信した入力されたテキスト情報を、記憶部に記憶した帳票履歴情報の履歴情報及び記憶部に記憶したテキスト履歴情報の履歴情報として記憶するステップと、記憶部に記憶したテキスト履歴情報からサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を抽出するステップと、抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報をサービス提供者により閲覧できるように表示する入力可能領域及び/又は入力可能領域の近傍の領域を帳票画像情報とともにサービス提供者側携帯端末に出力させるステップと、を実行する。
本発明に係るサーバの制御方法は、記憶するステップにおいて、記憶部に記憶した帳票履歴情報及び記憶部に記憶したテキスト履歴情報の履歴情報として、実施日付及び/又は実施時刻を記憶し、サービス提供者により入力された、過去の日付及び/又は時刻をサービス提供者側携帯端末から受信するステップをさらに実行し、抽出するステップにおいて、記憶部に記憶したテキスト履歴情報から受信した過去の日付及び/又は時刻により特定した、サービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を抽出することが好ましい。
本発明に係るサーバの制御方法は、記憶部は、サービス提供者が提供するサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目のサービスを実施する計画を示す実施計画情報をさらに記憶し、抽出するステップにおいて、記憶部に記憶したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目のサービスを実施する計画を示す実施計画情報を抽出し、出力させるステップにおいて、抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目のサービスを実施する計画を示す実施計画情報を表示する表示領域と、サービスを実施するサービス提供者により実施記録について入力される入力可能領域とを帳票画像情報とともに出力することが好ましい。
本発明に係るサーバの制御方法は、記憶部は、サービスに対して作成する帳票の帳票画像情報と、入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報とを含む帳票レイヤー情報をさらに記憶し、サービスに対して作成する帳票をスキャンした帳票画像情報を取得するステップと、取得した帳票画像情報に入力可能領域及び/又は表示領域を定義した配置情報を取得するステップと、取得した帳票画像情報と、取得した入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報とをサービスに対して作成する帳票の記憶部に記憶した帳票レイヤー情報に記憶するステップとをさらに実行し、出力させるステップにおいて、記憶部に記憶した帳票レイヤー情報のサービスに対して作成する帳票の配置情報に基づいて入力可能領域及び/又は表示領域を帳票画像情報に配置し、さらに、帳票画像情報に配置した入力可能領域及び/又は表示領域に、抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報をサービス提供者により閲覧できるように表示することが好ましい。
本発明に係るサーバは、サービスを提供するサービス提供者に係るサービス提供者側携帯端末と、サービス提供者側携帯端末と通信可能なサーバとを備える情報管理支援システムにおけるサーバであって、サーバは、サービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票の帳票画像情報及び帳票画像情報の少なくとも一つの項目に対応して入力された履歴情報を含む帳票履歴情報と、サービス利用者毎にサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目に対応して入力された履歴情報のテキスト情報を示すテキスト履歴情報とを記憶する記憶部と、サービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票についての入力されたテキスト情報をサービス提供者側携帯端末から受信する通信部と、受信した入力されたテキスト情報を、記憶部に記憶した帳票履歴情報の履歴情報及びテキスト履歴情報の履歴情報として記憶する登録部と、記憶部に記憶したテキスト履歴情報からサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を抽出する抽出部と、抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報をサービス提供者により閲覧できるように表示する入力可能領域及び/又は入力可能領域の近傍の領域を帳票画像情報とともにサービス提供者側携帯端末に出力させる帳票出力部と、を備える。
本発明に係るサーバの制御プログラムは、サービスを提供するサービス提供者に係るサービス提供者側携帯端末と、サービス提供者側携帯端末と通信可能なサーバとを備える情報管理支援システムにおけるサーバであって、サービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票の帳票画像情報及び帳票画像情報の少なくとも一つの項目に対応して入力された履歴情報を含む帳票履歴情報と、サービス利用者毎にサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目に対応して入力された履歴情報のテキスト情報を示すテキスト履歴情報とを記憶する記憶部を備えるサーバの制御プログラムであって、サーバに、サービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票についての入力されたテキスト情報をサービス提供者側携帯端末から受信するステップ、受信した入力されたテキスト情報を、記憶部に記憶した帳票履歴情報の履歴情報及び記憶部に記憶したテキスト履歴情報の履歴情報として記憶するステップと、記憶部に記憶したテキスト履歴情報からサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を抽出するステップと、抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報をサービス提供者により閲覧できるように表示する入力可能領域及び/又は入力可能領域の近傍の領域を帳票画像情報とともにサービス提供者側携帯端末に出力させるステップと、を実行させる。
本発明に係るサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムは、前回又は過去に入力されたテキスト情報を、帳票履歴情報とは別に、テキスト履歴情報としても記憶し、サービス利用者に対して対応した前回又は過去に入力されたテキスト情報を、帳票履歴情報からではなく、テキスト履歴情報から抽出する。これにより、本発明に係るサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムは、抽出対象の範囲から帳票画像情報を除き、抽出対象の範囲を絞り込むことができるため、サービス利用者に対して対応した前回又は過去に入力されたテキスト情報を迅速に抽出できる。
また、本発明に係るサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムは、サービス利用者に対して対応した前回又は過去に入力されたテキスト情報を入力可能領域及び/又はその近傍に表示することにより、サービス提供者が前回又は過去の日付のサービス利用者と今回のサービス利用者との変化を捉えやすくなる。
また、サービス提供者は、入力可能領域に表示した前回又は過去に入力されたテキスト情報を基に又は参照して帳票入力できるため、本発明に係るサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムによれば、帳票入力の負荷軽減も図ることができる。
さらに、本発明に係るサーバ、その制御方法、及びその制御プログラムは、入力可能領域及び/又は入力可能領域の近傍の領域を帳票画像情報とともに出力させるため、サービス提供者は、帳票画像情報を出力した画面と同一の画面内で、紙媒体の帳票と同様に、違和感なく閲覧・入力できる。
情報管理支援システムの概略構成の一例を示す図である。 サービス提供者側携帯端末の概略構成の一例を示す図である。 サーバの概略構成の一例を示す図である。 各種管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 各種管理テーブルのデータ構造の他の一例を示す図である。 抽出された帳票レイヤー情報及び履歴情報を表示する際の概略構成の一例を示す図である。 サーバの動作フローの一例を示す図である。 スキャンした帳票画像情報の一例を示す図である。 入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報を定義した帳票画像情報の一例を示す図である。 情報管理支援システムによる動作シーケンスの一例を示す図である。 出力した帳票情報の一例を示す図である。 テキスト情報が入力された帳票情報の一例を示す図である。 入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報を定義した帳票画像情報の他の一例を示す図である。 情報管理支援システムによる動作シーケンスの他の一例を示す図である。 出力した帳票情報の他の一例を示す図である。 出力した帳票情報の他の一例の選択入力を示す図である。 出力した帳票情報のさらに他の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
まず、本実施形態の概略を以下に説明する。
本実施形態では、サービス提供者側携帯端末2は、サービス利用者に対して対応した前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報をサーバ3に要求する。サーバ3は、サービス提供者側携帯端末2から要求された、サービス利用者に対して対応した前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報をサービス提供者側携帯端末2に送信する。サービス提供者側携帯端末2は、サーバ3から受信した、サービス利用者に対して対応した前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報を出力する。
サービス提供者は、サービス提供者側携帯端末2に出力した帳票情報を適宜閲覧しながらサービス利用者にサービスを提供する。そして、サービス提供者は、サービス利用者にサービスを提供した記録について、サービス提供者側携帯端末2に出力した帳票情報の入力可能領域にテキスト情報を、操作部23を介して入力する。
サービス提供者側携帯端末2は、操作部23を介して入力されたテキスト情報をサーバ3に送信する。サーバ3は、サービス提供者側携帯端末2から受信した入力されたテキスト情報を、帳票履歴情報の履歴情報及びテキスト履歴情報の履歴情報として記憶する。ここで、入力された情報はテキスト情報であるとして説明するが、入力された情報はテキスト情報に限られるものではなく、例えば画像情報や音声情報、動画情報等を含めてもよい。
また、本実施形態で説明する情報管理支援システムは、サービス提供者が提供するサービスとして訪問看護サービスを想定し、管理される情報は訪問サービスに関するものと想定するが、本発明はこれに限定されるものではない。当該サービスは、本発明が適用可能であればよく、例えば、訪問介護、家事代行、ベビーシッター、家庭教師派遣、病院等の施設での介護、看護、診療、リハビリテーション、健康診断、調剤、歯科検診等でもよい。
図1は、情報管理支援システム1の概略構成の一例を示す図である。
情報管理支援システム1は、少なくとも一台のサービス提供者側携帯端末2と、サーバ3とを備える。サービス提供者側携帯端末2とサーバ3とは、通信ネットワークを介して相互に接続され、例えば、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介して相互に接続される。サービス提供者側携帯端末2で実行されるプログラム(例えば、閲覧プログラム)と、サーバ3で実行されるプログラム(例えば、情報管理支援プログラム)とは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol, HTTP)等の通信プロトコルを用いて通信を行う。
図2は、サービス提供者側携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
サービス提供者側携帯端末2は、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を行う。サービス提供者側携帯端末2は、サービス提供者による操作部23(ボタン等)の操作に応じて、サービス利用者に対して対応した前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報等をサーバ3に要求する。また、サービス提供者側携帯端末2は、サーバ3からサービス利用者に対して対応した前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報を受信して出力する。そのために、サービス提供者側携帯端末2は、端末通信部21と、端末記憶部22と、操作部23と、表示部24と、端末処理部25とを備える。
なお、本実施形態では、サービス提供者側携帯端末2として、タブレット端末を想定するが、本発明はこれに限定されるものではない。サービス提供者側携帯端末2は、本発明が適用可能であればよく、例えば、タブレットPC、ノートPC、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant, PDA)、ウェアラブル端末等でもよい。
端末通信部21は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を備え、サービス提供者側携帯端末2を無線通信ネットワークに接続する。端末通信部21は、基地局4により割り当てられるチャネルを介して、基地局4との間でCDMA(Code Division Multiple Access)方式、LTE(Long Term Evolution)方式等による無線信号回線を確立し、基地局4との間で通信を行う。そして、端末通信部21は、端末処理部25から供給されたデータをサーバ3等に送信する。また、端末通信部21は、サーバ3等から受信したデータを端末処理部25に供給する。
端末記憶部22は、例えば、半導体メモリ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを備える。端末記憶部22は、端末処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部22は、ドライバプログラムとして、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、アプリケーションプログラムとして、前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報の取得及び出力を行う閲覧プログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、データとして、前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報等を記憶する。さらに、端末記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
操作部23は、サービス提供者側携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード等である。サービス提供者は、操作部23を用いて、文字、数字等を入力することができる。また、サービス提供者は、操作部23を用いて手書き入力もすることができる。さらに、図示しないが、サービス提供者は、操作部23を用いて、カメラで撮影した画像データ又は動画データやマイクで録音した音声データのファイルを選択する形で入力してもよい。操作部23は、サービス提供者により操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、サービス提供者の指示として、端末処理部25に供給される。
表示部24も、映像、画像、文字等のデータの出力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部24は、端末処理部25から供給されたデータに応じて出力する。
端末処理部25は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。端末処理部25は、サービス提供者側携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。端末処理部25は、サービス提供者側携帯端末2の各種処理が端末記憶部22に記憶されているプログラム、操作部23の操作等に応じて適切な手順で実行されるように、端末通信部21、表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
端末処理部25は、少なくとも閲覧実行部251を備える。これらの各部は、端末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとしてサービス提供者側携帯端末2に実装されてもよい。
閲覧実行部251は、サービス提供計画の作成等に係る表示データの取得及び表示を行う。すなわち、サービス提供者からの指示に応じて、サービス利用者に対して対応した前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報の要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。また、閲覧実行部251は、対応する帳票情報を、サーバ3から端末通信部21を介して受信する。閲覧実行部251は、受信した帳票情報に基づいて描画データを作成する。すなわち、閲覧実行部251は、受信した帳票情報を解析して制御データ及び内容データを特定し、特定した制御データに従って同じく特定した内容データをレイアウトし、描画データを作成する。そして、閲覧実行部251は、作成した描画データを表示部24に出力する。なお、閲覧実行部251により、作成された描画データが表示部24に出力表示されるが、この表示部24に表示された情報の入力可能領域に対して操作部23で文字等の入力が行われる。
図3は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
サーバ3は、サービス提供者側携帯端末2からの要求に応じて、帳票情報の出力等を行う。また、サーバ3は、出力した帳票情報をサービス提供者側携帯端末2に送信する。そのために、サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ処理部33とを備える。
サーバ通信部31は、サーバ3をインターネット7に接続するための通信インターフェース回路を備え、インターネット7との間で通信を行う。そして、サーバ通信部31は、サービス提供者側携帯端末2等から受信したデータをサーバ処理部33に供給する。また、サーバ通信部31は、サーバ処理部33から供給されたデータをサービス提供者側携帯端末2等に送信する。
サーバ記憶部32は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、フラッシュメモリ、光ディスク装置、その他のメモリのうちの少なくともいずれか一つを備える。サーバ記憶部32は、サーバ処理部33での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部32は、アプリケーションプログラムとして、サービス利用者に対して対応した前回(又は過去の日付)のテキスト履歴情報を表示した帳票情報の出力させる情報管理支援プログラム等を記憶する。また、サーバ記憶部32は、データとして、サービス提供計画を管理するサービス提供計画管理テーブル(図4(a))、サービス行為の実施手順を管理する実施手順管理テーブル(図4(b))、テキスト履歴情報を管理するテキスト履歴情報管理テーブル(図4(c))、帳票レイヤー情報を管理する帳票レイヤー情報管理テーブル(図5(a))、帳票履歴情報を管理する帳票履歴情報管理テーブル(図5(b))等を記憶する。さらに、サーバ記憶部32は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
サーバ処理部33は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。サーバ処理部33は、サーバ3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。サーバ処理部33は、サーバ3の各種処理がサーバ記憶部32に記憶されているプログラム、サービス提供者側携帯端末2からの要求等に応じて適切な手順で実行されるように、サーバ通信部31等の動作を制御する。サーバ処理部33は、サーバ記憶部32に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部33は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
サーバ処理部33は、帳票画像情報取得部331と、帳票配置情報取得部332と、登録部333と、抽出部334と、帳票出力部335を備える。これらの各部は、サーバ処理部33が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとしてサーバ3に実装されてもよい。
帳票画像情報取得部331は、サーバによる帳票レイヤー情報の配置動作フローのステップS100(図7参照)を実行する。帳票配置情報取得部332は、サーバによる帳票レイヤー情報の配置動作フローのステップS101(図7参照)を実行する。登録部333は、サーバによる帳票レイヤー情報の配置動作フローのステップS102(図7参照)、情報管理支援システム1による動作シーケンスのステップS207(図10参照)を実行する。
抽出部334は、情報管理支援システム1による動作シーケンスのステップS202,S203(図10参照)を実行する。帳票出力部335は、情報管理支援システム1による動作シーケンスのステップS201,S204,S205(図10参照)を実行する。
図4及び図5は、各種管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図4(a)には、サービス提供計画を管理するサービス提供計画管理テーブルが示されている。以下に説明する通り、サービス提供計画管理テーブルは、サービス提供者により事前に作成された今後の計画だけでなく、その計画について実施した結果も記憶する。サービス提供計画管理テーブルは、各個別サービス提供計画について、当該個別サービス提供計画のIDや当該個別サービス提供計画に係るサービス利用者のID、サービス提供者のID、サービス提供日時、提供サービス行為のID、帳票レイヤーのID、サービス提供状況(「未」又は「済」)、テキスト履歴のID、帳票履歴のID等を記憶する。なお、便宜上、サービス利用者IDとして「USER_001」しか表示されていないが、このサービス提供計画管理テーブルには他のサービス利用者に関する情報も同様に管理することができる。サービス提供状況は、計画された訪問サービス実施後に帳票履歴情報及びテキスト履歴情報を記憶すると「未」から「済」に変更される。
なお、これらの情報は、主に、サービス利用者やサービス提供者のスケジュールに関するものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。これらの情報以外にも、例えば、業務全体の流れ等、様々な計画に関する情報が含まれてもよい。
このように各サービス利用者に提供するサービスについて、サービス提供計画管理テーブルには、サービス提供者により事前に作成された計画が登録される。そして、サービス提供者が作成した計画に基づいてサービス提供を行った後、サービス提供計画管理テーブルには、計画に対して実施した結果(帳票履歴情報、テキスト履歴情報等)の履歴情報がさらに蓄積される。
図4(b)には、サービス行為の実施手順を管理する実施手順管理テーブルが示されている。実施手順管理テーブルは、各サービス行為について、当該サービス行為のIDや名称、実施手順等を記憶する。例えば、提供サービス行為のID「ACTION_001」では、観察する行為として、「1.仙骨部よりの浸出液、出血」「2.発熱」など、どのような観察をどのような順番で行うかが、実施手順管理テーブルに設定されている。この提供サービス行為のID「ACTION_001」は、上述した図4(a)のサービス提供計画管理テーブルの行為ID欄に記憶された提供サービス行為のIDと関連付けられる。
図4(c)には、テキスト履歴情報を管理するテキスト履歴情報管理テーブルが示されている。テキスト履歴情報管理テーブルは、各テキスト履歴について、当該テキスト履歴のIDやサービス利用者のID、テキスト履歴情報等を記憶する。テキスト履歴情報は、テキスト履歴情報の項目及びその値を、実施日付及び/又は実施時刻毎にXML等の構造化テキストで表現しているため、テキスト履歴情報の項目を抽出しやすい。なお、テキスト履歴情報は、CSV形式、JSON形式、表形式等でも、項目及びその値を、実施日付及び/又は実施時刻毎に表現していれば、どのような形式でもよい。また、図4(c)のテキスト履歴管理テーブルのテキスト履歴情報は、サービス利用者毎にテキスト履歴情報を記憶しているが、サービス利用者及びサービス行為毎にまとめて記憶してもよい。テキスト履歴のID(例えば、「TEXT_HISTORY_001」は、上述した図4(a)のサービス提供計画管理テーブルのテキスト履歴ID欄に記憶されたテキスト履歴のIDと関連付けられる。
図5(a)には、帳票レイヤー情報を管理する帳票レイヤー情報管理テーブルが示されている。帳票レイヤー情報管理テーブルは、各帳票レイヤー情報について、当該帳票レイヤー情報のIDや帳票画像情報のID、表示領域の配置情報、初期値有りの入力可能領域の配置情報、初期値無しの入力可能領域の配置情報等を記憶する。
表示領域は、修正不可の情報を表示する領域又は表示された情報を選択できる領域である。入力可能領域は、修正可能な情報を表示できる領域である。表示領域の配置情報、初期値有りの入力可能領域の配置情報及び初期値無しの入力可能領域の配置情報は、それぞれの領域の項目名と、それぞれの領域の各頂点座標とのペアであるレイヤー情報を示す。また、それぞれの領域の各頂点座標は、帳票履歴情報内に領域の項目名とセットで保有し、帳票レイヤー情報としては領域の項目名のみを保有してもよい。
入力可能領域には、二種類の入力可能領域がある。第一の入力可能領域は、任意の項目名が定義される初期値有りの入力可能領域である。初期値有りの入力可能領域には、定義された項目名に応じて、帳票情報の出力時に初期値としてテキスト履歴情報が表示される。第二の入力可能領域は、帳票情報の出力時に初期値が無い、初期値無しの入力可能領域である。
また、初期値無しの入力可能領域には、初期値無しのラジオボタンがあってもよい。例えば、項目名を「有無記録」として、初期値無しの入力可能領域に、「○無 ○有」という初期値無しのラジオボタンが表示されてもよい。また、項目名を「したしない記録」として、初期値無しの入力可能領域に、「○した ○しない」という初期値無しのラジオボタンが表示されてもよい。なお、初期値無しの入力可能領域の表示は、ラジオボタンではなく、チェックボックス等であってもよく、どのような内容の項目であってもよい。帳票レイヤーのID(例えば、「LAYER_001」)は、上述した図4(a)のサービス提供計画管理テーブルの帳票レイヤーID欄に記憶された帳票レイヤーIDと関連付けられる。
図5(b)には、帳票履歴情報を管理する帳票履歴情報管理テーブルが示されている。帳票履歴情報管理テーブルは、各帳票履歴について、当該帳票履歴のIDや帳票レイヤーのID、表示領域の表示情報、初期値有りの入力可能領域の表示情報、初期値無しの入力可能領域の表示情報等を記憶する。帳票履歴情報管理テーブルは、過去の履歴情報だけでなく、帳票画像情報を含めた、過去の全ての帳票情報が要求されたときに参照されるテーブルである。
表示領域の表示情報、初期値有りの入力可能領域の表示情報及び初期値無しの入力可能領域の表示情報は、それぞれの領域の項目名と、それぞれの領域に入力されて表示したテキスト情報とのペアを示す。帳票履歴のID(例えば、「SHEET_HISTORY_130」は、上述した図4(a)のサービス提供計画管理テーブルの帳票履歴ID欄に記憶された帳票履歴IDと関連付けられる。
上述の通り、各テーブルに登録された情報はそれぞれIDで関連付けられており、例えば、サーバ3の抽出部334がサービス利用者IDで各テーブルに登録された情報を検索することによって、相互に関連付けられた情報を抽出することが出来るようになっている。
図6は、抽出された帳票レイヤー情報及び履歴情報を表示する際の概略構成の一例を示す図である。
図6(a)には、紙媒体の訪問サービス記録書の帳票をスキャンした帳票画像情報61、表示領域のレイヤー情報62、初期値有りの入力可能領域のレイヤー情報63、初期値無しの入力可能領域のレイヤー情報64が示されている。
ただし、帳票画像情報61は必ずしも紙媒体からスキャンした帳票である必要はない。例えば、新規に導入する帳票であれば、ワープロソフトや表計算ソフト等で電子的に作成した帳票ファイルがそのまま帳票画像情報61のデータとして使用されてもよい。
図6(b)には、紙媒体の訪問サービス記録書の帳票をスキャンした帳票画像情報61に、表示領域のレイヤー情報62と、初期値としてテキスト履歴情報を表示した初期値有りの入力可能領域のレイヤー情報63と、初期値無しの入力可能領域のレイヤー情報64とを配置情報に基づいて配置し、重ねて出力した帳票レイヤー情報65が示されている。図6(b)の見た目は一つの帳票であるものの、図6(a)のようにレイヤー構成されたフォーマットを持っており、レイヤーに応じてデータの扱われ方が異なる。詳細は後述する。
図6(c)には、入力可能領域にサービス提供者のサービス提供者側携帯端末2の操作部23を介してテキスト情報「90〜140」が入力された帳票情報66が示されている。
図6(d)には、帳票情報66に入力されたテキスト情報「90〜140」を、履歴情報に記憶する帳票履歴情報67及びテキスト履歴情報68が示されている。これにより、抽出部334は、サービス利用者に対して対応した前回又は過去に入力されたテキスト情報を、帳票履歴情報67からではなく、テキスト履歴情報68から抽出できる。例えば、過去情報を検索する際に、抽出部334は、抽出対象の範囲から帳票画像情報61を除き、抽出対象の範囲を絞り込むことができるため、サービス利用者に対して対応した前回又は過去に入力されたテキスト情報を迅速に抽出できる。
図7は、サーバによる帳票レイヤー情報の配置動作フローの一例を示す図である。図3,図8,図9を参照して、図7のフローを説明する。
なお、以下に説明する動作フローは、予めサーバ記憶部32に記憶されているプログラムに基づいて、主にサーバ処理部33により、サーバ3の各要素と協働して実行される。
帳票画像情報取得部331は、訪問サービスに対して作成する帳票をスキャンした帳票画像情報61を取得する(ステップS100)。これは、図3のサーバ3に図示しないスキャナーで、帳票をスキャンしてもよく、サーバ通信部31を介して、スキャンした帳票画像情報61を受信してもよい。スキャンした帳票画像情報61は、PDF、JPG、GIF、及びPNGでも、帳票の画像情報であれば、どのような形式の画像情報であってもよく、上述したように、ワープロソフトや表計算ソフト等で最初から電子的に作成された帳票データであってもよい。
図8は、紙媒体の訪問サービス記録書をスキャンした帳票画像情報61の一例を示す図である。スキャンした帳票画像情報61は、言わば原紙に相当するものであり、図8に示す通り、記入欄は全て未記入の状態の帳票である。帳票画像情報61は、従来から用いられている紙媒体の帳票をスキャンして利用される。したがって、サービス提供者は、慣れ親しんだ帳票のレイアウトをそのまま使うことになるため、情報の入力や閲覧の効率化を図ることができる。
帳票配置情報取得部332は、取得した帳票画像情報61に対して帳票作成者により定義された、入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報を取得する(ステップS101)。
図9は、図8のスキャンした帳票画像情報61に対して帳票作成者により定義された、入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報を適用した一例を示す図である。配置情報は各領域の座標情報等で定義される。つまり、スキャンした帳票画像情報61に対して帳票作成者によりマウス等を使って指示された矩形領域の頂点座標情報が取得され、取得された矩形領域の頂点座標情報が各領域の配置情報として定義される。
例えば、利用者氏名、提供者氏名、実施日、及び計画の欄(薄い網掛けの領域)は、サービス提供者により定義された表示領域の配置情報を示す。血圧(mmHg)、脈拍(回/分)、体温(℃)、主食(割)、副食(割)、水分量(ml)、及び実施時間の欄(濃い網掛けの領域)は、帳票作成者により定義された、初期値有りの入力可能領域を示す。記録、特記事項、ドクターへの報告・指示内容、及び家族・ケアマネージャーへの連絡内容の欄(斜線の領域)は、帳票作成者により定義された、初期値無しの入力可能領域を示す。さらに記録の欄(斜線の領域)の「○無 ○有」は、「有無記録」と定義される。記録の欄(斜線の領域)の「○した ○しない」は、「したしない記録」等と定義される。
登録部333は、取得した帳票画像情報61と、定義した入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報とを訪問サービスに対して作成する帳票の、記憶部に記憶した帳票レイヤー情報に記憶する(ステップS102)。
例えば、登録部333は、帳票作成者により定義された、図9の入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報と、スキャンした帳票画像情報61とを記憶部に、図5(a)の帳票レイヤー情報管理テーブルのように記憶する。
なお、図5(a)の例では、説明を簡略化するために、各表示領域の頂点座標のみを記載しているが、領域の大きさや特定の色等の所定の属性を記載してもよい。
また、図5(a)の例では、説明を簡略化するために、帳票レイヤー情報管理テーブルの初期値無しの入力可能領域の配置情報には、三つの実施記録(O:Observation Plan)観察、(T:Treatment Plan)実施、(E:Education Plan)指導のうちの(O)観察の有無記録及び特記事項の欄(斜線の領域)の欄のみ記載しているが、帳票レイヤー情報管理テーブルの初期値無しの入力可能領域の配置情報は、実施記録の残りの(T)実施及び(E)指導のしたしない記録及び特記事項の欄(斜線の領域)の以下の配置情報等も記憶している。(したしない記録1,各頂点座標v)、(したしない記録2,各頂点座標w)、((T)実施の特記事項,各頂点座標x)、(したしない記録3,各頂点座標y)、(したしない記録4,各頂点座標z)、(したしない記録5,各頂点座標aa)、((E)指導の特記事項,各頂点座標ab)。
図10は、情報管理支援システム1による動作シーケンスの一例を示す。図11,図12を参照して、図10の動作シーケンスを説明する。
なお、以下に説明する動作シーケンスは、予め端末記憶部22及びサーバ記憶部32に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部25及びサーバ処理部33により、サービス提供者側携帯端末2及びサーバ3の各要素と協働して実行される。
ここでは、図10の動作シーケンスの前処理の一例として、次の三つについて説明する。第一に、サーバによる帳票レイヤー情報の配置動作フローが実行されることである。第二に、サービスを提供する組織の管理者が、サービス提供計画管理テーブルのサービス利用者のID、サービス提供者のID、サービス提供日時、提供サービス行為のID、及び帳票レイヤーのID、並びに、実施手順管理テーブルのサービス行為のID、名称、及び実施手順を設定することである。第三に、サービス提供者のサービス提供者側携帯端末2が8月5日の訪問看護サービス提供中にサーバ3にログインし、サービス提供者が操作部23を介して入力したサービス提供者のIDをサーバ3に送信することである。
まず、サービス提供者側携帯端末2は、サービス利用者IDと共に、このサービス利用者に対して対応した前回(又は入力された過去の日付)のテキスト履歴情報68を表示した帳票情報66の要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する(ステップS200)。帳票情報66の要求は、サービス提供計画管理テーブルのどの計画に関する帳票情報66の要求であるか特定できる情報であれば、どのような情報であってもよい。なお、過去の日付は、年を含んでもよい。また、過去の日付は、過去の日付ではなく、過去の時刻であってもよい。
次に、帳票出力部335は、サービス提供者側携帯端末2から帳票情報66の要求を、サーバ通信部31を介して受信する。帳票出力部335は、受信した帳票情報66の要求に基づいて、サービス提供計画管理テーブル及び帳票レイヤー情報管理テーブルを参照し、サービス利用者IDに関連付けられた帳票レイヤーIDを特定する。そして帳票出力部335は、特定された帳票レイヤーIDに対応する帳票の配置情報に基づいて入力可能領域及び/又は表示領域を帳票画像情報61に配置する(ステップS201)。
例えば、帳票情報66の要求は、サービス利用者ID「USER_001」に対するものであるとする。帳票出力部335が、サービス提供計画管理テーブル及び帳票レイヤー情報管理テーブルを参照し、サービス利用者ID「USER_001」のレコードに記録されている帳票レイヤー情報の帳票レイヤーIDが「LAYER_001」の配置情報に基づいて入力可能領域及び/又は表示領域を帳票画像情報61に配置し、図9のようになる。
ここで、帳票レイヤー情報管理テーブルの初期値無しの入力可能領域の配置情報が「有無記録」の場合、帳票出力部335は、「○無 ○有」というラジオボタンを配置する。一方、帳票レイヤー情報管理テーブルの初期値無しの入力可能領域の配置情報が「したしない記録」の場合、帳票出力部335は、「○した ○しない」というラジオボタンを配置する。
なお、図4(a)のサービス提供計画管理テーブルでは、説明の簡略化のために、サービス利用者IDとして「USER_001」しか表示されていないが、サービス提供計画管理テーブルには他のサービス利用者に関する情報も同様に管理することができる。
次に、抽出部334は、サービス提供計画管理テーブル及びテキスト履歴情報管理テーブルを参照し、テキスト履歴情報68からこのサービス利用者に対して提供した前回(又は入力された過去の日付)の訪問サービスに関する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を抽出する(ステップS202)。
例えば、8月5日からみた前回のサービス提供に関する要求がサービス提供者側携帯端末2からなされた場合、抽出部334は、サービス提供計画管理テーブル及びテキスト履歴情報管理テーブルを参照し、テキスト履歴情報68からテキスト履歴IDが「TEXT_HISTORY_001」、「TEXT_HISTORY_002」のテキスト履歴情報68を特定する。そして、抽出部334は、8月5日の前回の<8月1日>の項目及びその値である、血圧=80〜130、脈拍=52、体温=36.5、主食=半量、副食=半量、水分量=250をそれぞれ抽出する。
次に、抽出部334は、サービス提供計画管理テーブル及び実施手順管理テーブルを参照し、サービス利用者IDのサービス提供計画管理テーブルに記録されている行為IDを基に、実施手順管理テーブルの行為IDを特定する。これにより、抽出部334は、訪問サービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の、訪問サービスを実施する計画を示す実施計画情報を抽出する(ステップS203)。
例えば、抽出部334が、サービス提供計画管理テーブル及び実施手順管理テーブルを参照し、サービス利用者ID「USER_001」に対してはサービス行為IDが「ACTION_001」、「ACTION_002」、及び「ACTION_012」であるから実施手順として「1.仙骨部よりの浸出液、出血2.発熱3.悪臭4.疼痛5.創周囲の皮膚の発赤・懐紙組織…」、「1.微温湯にて洗浄2.褥瘡処置…」、及び「1.浸出液、出血が多い時には訪問NSに連絡するように説明2.排泄物の汚染時に連絡するように指導3.異常時には訪問看護師に連絡…」をそれぞれ抽出する。ここで、訪問NSは、訪問Nurse Stationを指す。
さらに、抽出部334は、サービス提供計画管理テーブルを参照し、今回のサービス日時(8/5,8:00〜8:30)を抽出する。抽出部334は、サーバ記憶部32から周知の方法で利用者氏名、提供者氏名を抽出する。
次に、帳票出力部335は、訪問サービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の、抽出した履歴情報を表示する入力可能領域及び/又は表示領域と、訪問サービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の、訪問サービスを実施する計画を示す抽出した実施計画情報を表示する入力可能領域及び/又は表示領域とを帳票画像情報61とともに帳票情報66として出力する(ステップS204)。
例えば、帳票出力部335は、帳票レイヤー情報管理テーブルの初期値有りの入力可能領域を参照し、ステップS202で抽出部334が抽出した、血圧=80〜130、脈拍=52、体温=36.5、主食=半量、副食=半量、水分量=250を、ステップS201で帳票出力部335が配置した入力可能領域のそれぞれの項目に表示する。
帳票出力部335は、帳票レイヤー情報管理テーブルの表示領域の配置情報参照を参照し、ステップS203で抽出部334が抽出した、「1.仙骨部よりの浸出液、出血2.発熱3.悪臭4.疼痛5.創周囲の皮膚の発赤・懐紙組織」、「1.微温湯にて洗浄2.褥瘡処置…」、及び「1.浸出液、出血が多い時には訪問NSに連絡するように説明2.排泄物の汚染時に連絡するように指導3.異常時には訪問看護師に連絡…」を、ステップS201で帳票出力部335が配置した表示領域のそれぞれの項目に表示する。
帳票出力部335は、帳票レイヤー情報管理テーブルの入力可能領域及び表示領域の配置情報を参照し、抽出部334がステップS202,203で抽出した情報以外の抽出した情報(サービス日時「8/5,8:00〜8:30」、利用者氏名、及び提供者氏名)もステップS201で帳票出力部335が配置した入力可能領域及び表示領域のそれぞれの項目に表示する。
そして、帳票出力部335は、それぞれの項目を表示する入力可能領域及び/又は表示領域を、帳票画像情報61とともに帳票情報66として出力する。
次に、帳票出力部335は、サーバ通信部31を介して、出力した帳票情報66を、サービス提供者側携帯端末2に送信する(ステップS205)。閲覧実行部251は、端末通信部21を介して、サーバ3から受信した帳票情報66を表示部24に出力する。サービス提供者は、表示部24に出力した帳票情報66を閲覧し、操作部23を介して入力可能領域にテキスト情報等を入力する。
図11は、8月5日に訪問サービスを実施する際に、前回の8月1日のテキスト履歴情報68と8月5日に実施する計画を示す情報とをサービス提供者側携帯端末2の表示部24に出力させた帳票情報66の一例を示す図である。
利用者氏名、提供者氏名、実施日、及び#1短期目標の計画の欄(薄い網掛けの領域)は、修正不可の情報を表示する表示領域を示す。したがって、サービス提供者は、修正不可の情報を表示する表示領域に情報を入力又は修正できない。なお、#2短期目標が計画されている場合は、#2短期目標の計画の欄(薄い網掛けの領域)にも修正不可の情報を表示が表示される。
血圧(mmHg)、脈拍(回/分)、体温(℃)、主食(割)、副食(割)、水分量(ml)、実施時間の欄(濃い網掛けの領域)は、帳票情報66の出力時に初期値としてテキスト履歴情報68を表示する、初期値有りの入力可能領域を示す。したがって、今回のサービス提供者が前回のサービス提供者とは異なるサービス提供者であったとしても、今回のサービス提供者が前回又は過去の日付のサービス利用者と今回のサービス利用者とのバイタルサイン等の健康状態の変化をいち早く認識できる。また、サービス提供者は、入力可能領域に表示した前回又は過去に入力されたテキスト情報を基に又は参照して帳票入力できるため、帳票入力の負荷軽減も図ることができる。
記録、特記事項、ドクターへの報告・指示内容、及び家族・ケアマネージャーへの連絡内容の欄(斜線の領域)は、初期値無しの入力可能領域を示す。したがって、訪問サービスを実施するサービス提供者は、実施計画情報として表示した各計画を閲覧・確認しながら、その実施記録について入力可能領域に操作部23を介して入力できる。また、サービス提供者は、計画とその実施記録が同一帳票で確認できるので、サービス提供者の業務負荷を軽減できる。
図11の帳票情報66をサービス提供者側端末の表示部24に出力することにより、従来の紙媒体の帳票と紙媒体の帳票をスキャンした帳票の様々な領域の配置が同一である。したがって、サービス提供者が紙媒体の帳票と同様に違和感なく閲覧・入力でき、帳票入力のためのトレーニングは非常に短期間で済む。
図12は、図11の前回の8月1日のテキスト履歴情報68と8月5日に実施する計画を示す実施計画情報とをサービス提供者側携帯端末2の表示部24に出力させた帳票情報66に対して、サービス提供者が8月5日に実施計画情報を実施した実施記録、バイタルデータ、及び食事に関する情報を、サービス提供者側携帯端末2の操作部23を介して、入力した帳票情報66の一例を示す図である。
なお、不図示の血圧計、脈拍計、又は体温計がサービス利用者のバイタルデータ(血圧、脈拍、体温等)を計測し、血圧計、脈拍計、又は体温計が計測したサービス利用者のバイタルデータをサービス提供者側携帯端末に送信し、サービス提供者側携帯端末が血圧計、脈拍計、又は体温計からサービス利用者のバイタルデータを受信し、サービス提供者側携帯端末が受信したサービス利用者のバイタルデータを入力してもよい。
端末処理部25は、操作部23を介してサービス提供者により入力可能領域に入力されたテキスト情報を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する(ステップS206)。
登録部333は、入力可能領域に入力されたテキスト情報を、サーバ通信部31を介して受信する。登録部333は、サービス提供計画管理テーブル、帳票履歴情報管理テーブル及びテキスト履歴情報管理テーブルを参照し、受信した入力されたテキスト情報を、それぞれ対応する帳票履歴情報67の履歴情報及びテキスト履歴情報68の履歴情報として記憶する(ステップS207)。このように、入力可能領域に入力されたテキスト情報は、帳票履歴情報67とテキスト履歴情報68の2つの形式で関連付けられた状態で記憶されることが本発明の特徴の一つでもある。
例えば、登録部333は、図12の初期値有りの入力可能領域に入力された、血圧=90〜140、脈拍=53、体温=36.7、主食=全量、副食=全量、水分量=300、及び実施時間8:00〜8:40というテキスト情報を、日付とともにテキスト履歴情報管理テーブルのテキスト履歴情報68に登録する。
したがって、抽出部334は、前回又は過去に入力されたテキスト情報を、帳票履歴情報67からではなく、テキスト履歴情報68から抽出でき、抽出対象の範囲から帳票画像情報61を除き、抽出対象の範囲を絞り込むことができる。そのため、抽出部334は、前回又は過去に入力されたテキスト情報を迅速に抽出できる。
さらに、抽出部334は、訪問サービス記録書ではなく、その他の帳票(訪問サービス報告書、訪問サービスモニタリング等)からもテキスト履歴情報68の項目を抽出し、帳票出力部335は、抽出した項目のテキスト履歴情報68を、入力可能領域及び/又は入力可能領域の近傍の領域を他の帳票の帳票画像情報61とともに出力させる。これにより、サービス提供者は、一度、記憶した項目及びその項目の値をどの帳票からでも参照でき、同一の項目の値の再入力せずに、再利用することができる。テキスト情報は、例えば、情報解析や統計を取るときなどに利用できるという利点もある。
登録部333は、図12の入力可能領域に入力された、血圧=90〜140、脈拍=53、体温=36.7、主食=全量、副食=全量、水分量=300、実施時間=8:00〜8:40、有無記録1=無、有無記録2=無、有無記録3=無、有無記録4=無、有無記録5=有、(O)観察の特記事項=浸出液が少量付着している、したしない記録1=した、したしない記録2=した、(T)実施の特記事項=プロスタンディンラップ療法、したしない記録3=しない、したしない記録4=しない、したしない記録5=した、(E)指導の特記事項=介護者に説明を実施、等というテキスト情報を、帳票履歴情報管理テーブルの入力可能領域の表示情報に記憶する。
登録部333は、図12の表示領域に表示された、利用者氏名=利用者、提供者氏名=提供者、実施日=8月5日、及び実施記録の計画の欄のそれぞれに対応するテキスト情報を、帳票履歴情報管理テーブルの表示領域の表示情報に記憶する。これにより、サービス提供者は、帳票履歴情報67をそのまま報告書として使用することができる。
登録部333は、サービス提供計画管理テーブルのテキスト履歴IDにテキスト履歴情報68を記憶した「TEXT_HISTORY_001」、「TEXT_HISTORY_002」、・・・を記憶する。登録部333は、サービス提供計画管理テーブルの帳票履歴IDに帳票履歴情報67を記憶した「SHEET_HISTORY_131」を記憶する。そして、登録部333は、サービス提供計画管理テーブルの対応するサービス提供状況を「未」から「済」に変更する。
上記に説明してきたように、サービス提供事業者がサービスを提供するにあたり、情報管理支援システム1は、サービス提供者の業務負荷を軽減し、サービスの提供効率を向上させることが可能となる。
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、記録及び特記事項の欄は、図9に示すように初期値無しの入力可能領域(斜線の領域)と定義された。しかしながら、図13に示すように、記録及び特記事項の欄は、初期値有りの入力可能領域(濃い網掛けの領域)と定義されてもよい。これにより、サービス提供者が前回又は過去の日付のサービス利用者と今回のサービス利用者との実施記録の変化をいち早く認識できる。また、サービス提供者は、入力可能領域に表示した前回又は過去に入力されたテキスト情報を基に又は参照して帳票入力できるため、帳票入力の負荷軽減も図ることができる。
また、本実施形態では、帳票出力部335は、抽出した前回の(又は、過去の日付の)テキスト履歴情報68を表示する入力可能領域を帳票画像情報61とともに帳票情報66として出力した。しかしながら、今回(例えば、8月5日)の帳票出力の際に、帳票出力部335は、前回までの所定回数分(例えば、前回(8月1日)、前々回(7月28日)、3回前(7月25日)の3回分)のテキスト履歴情報68を入力可能領域の近傍に表示するプルダウン領域を帳票画像情報61とともに帳票情報66として出力してもよい。
図14は、前回までの所定回数分(例えば、前回(8月1日)、前々回(7月28日)、3回前(7月25日)の3回分)のテキスト履歴情報68を入力可能領域の近傍に表示するプルダウン領域を帳票画像情報61とともに帳票情報66として出力する、情報管理支援システム1による動作シーケンスの他の一例を示す図である。
図14の動作シーケンスは、図10の動作シーケンスと同様に、ステップS203,S205〜207を実行するものの、図14の動作シーケンスは、図10の動作シーケンスのステップS200,S201,S202,S204とは異なるS200’S201’,202’,S204’を実行する。以下に、図15、16を参照して、図14の動作シーケンスのステップS200’,S201’,S202’,S204’についてのみ説明する。
サービス提供者側携帯端末2は、端末通信部21を介して、前回までの所定回数分のテキスト履歴情報68を選択可能に表示した帳票情報66の要求をサーバ3に送信する(ステップS200’)。
帳票出力部335は、サービス提供者側携帯端末2から帳票情報66の要求を、サーバ通信部31を介して受信する。帳票出力部335は、受信した帳票情報66の要求に基づいて、サービス提供計画管理テーブル及び帳票レイヤー情報管理テーブルを参照し、サービス利用者IDに関連付けられた帳票レイヤーIDを特定する。そして帳票出力部335は、特定された帳票レイヤーIDに対応する帳票の配置情報に基づいて入力可能領域及び/又は表示領域を帳票画像情報61に配置する(ステップS201’)。
ここで、帳票出力部335は「有無記録」及び/又は「したしない記録」を配置する場合を説明する。帳票出力部335は、テキスト履歴情報管理テーブルを参照し、「有無記録」及び/又は「したしない記録」のテキスト履歴情報68から、前回チェックした項目とその値のペアを取得し、前回チェックした項目の値を「有無記録」及び/又は「したしない記録」にチェックされた状態で配置してもよい。なお、帳票出力部335は、「有無記録」及び/又は「したしない記録」は、チェックされた状態ではなく、初期値無しの入力可能領域として配置してもよい。
抽出部334は、テキスト履歴情報68から前回までの所定回数分の訪問サービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を抽出する(ステップS202’)。
帳票出力部335は、訪問サービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の、抽出した履歴情報を入力可能領域の近傍に表示するプルダウン領域と、訪問サービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の、訪問サービスを実施する計画を示す抽出した実施計画情報を表示する入力可能領域及び/又は表示領域とを帳票画像情報61とともに帳票情報66として出力する(ステップS204’)。
図15は、前回までの所定回数分(例えば、前回(8月1日)、前々回(7月28日)、3回前(7月25日)の3回分)のテキスト履歴情報68を入力可能領域の近傍に表示するプルダウン領域を帳票画像情報61とともに出力した帳票情報66の一例を示す。
プルダウン領域(□及び▼を表示する濃い網掛けの領域)は、入力可能領域の近傍のプルダウンした領域にテキスト履歴情報68を選択可能に表示し、操作部23を介してサービス提供者により選択されたテキスト履歴情報68を入力可能領域に入力する領域である。すなわち、プルダウン領域は、入力可能領域及び入力可能領域の近傍のプルダウンした領域にテキスト履歴情報68を選択可能に表示する表示領域という両方の領域を兼ね備えている。さらに、サービス提供者は、入力可能領域の近傍のプルダウンした領域のテキスト履歴情報68を選択後に、選択したテキスト履歴情報68を入力可能領域において修正することもできる。
図15の実施時間の欄のプルダウン領域に、サービス提供計画管理テーブルを参照して抽出した、今回(8月5日)の実施計画を示す情報(「8:00〜8:30」)が、初期値として表示されている。サービス提供者が実施時間の欄のプルダウン領域を選択すると、サービス提供者は、前回までの所定回数分(例えば、前回(8月1日)、前々回(7月28日)、3回前(7月25日)の3回分)の実施時間をテキスト履歴情報68から選択して入力できる。
実施時間の欄以外のプルダウン領域は、前回までの所定回数分(例えば、前回(8月1日)、前々回(7月28日)、3回前(7月25日)の3回分)のうちのどのテキスト履歴情報68を初期値として表示すべきか判断することは難しいため、初期値が表示されていない。なお、実施時間の欄以外の全てのプルダウン領域に、前回(8月1日)のテキスト履歴情報68を初期値として表示してもよい。
図16には、サービス提供者が入力可能領域(体温(℃)の欄)を選択し、入力可能領域(体温(℃)の欄)の近傍のプルダウンした領域にテキスト履歴情報68を選択可能に表示した一例を示す。
サービス提供者が、図16の体温(℃)の欄の入力可能領域の近傍のプルダウンした領域において、「36.7(7月28日)」を選択すると、体温(℃)の欄の入力可能領域に、「36.7」が入力される。サービス提供者は、入力可能領域に入力された「36.7」を確認又は修正して帳票入力する。
したがって、サービス提供者が前回までの所定回数分の同一の項目のテキスト履歴情報68から今回使用するテキスト履歴情報68を、操作部23を介して選択することができるため、入力のための選択肢を増やすことができる。また、前回までの所定回数分の帳票画像を含めた帳票情報66全体のデータ量よりも入力可能領域の前回までの所定回数分のテキスト履歴情報68のデータ量が圧倒的に少ない。ゆえに、抽出部334は、入力可能領域の前回までの所定回数分のテキスト履歴情報68を迅速に抽出でき、また、サービス提供者側携帯端末2は、帳票情報66を表示部24に迅速に出力できる。
サービス提供者は、図16の体温(℃)の欄以外の入力可能領域も、順次、入力可能領域の近傍のプルダウンした領域において、前回までの所定回数のうちのいずれかのテキスト履歴情報68を、操作部23を介して選択しながら、帳票入力をすすめる。
そして、登録部333は、「有無記録」及び/又は「したしない記録」と項目の値のペアとを、日付とともにテキスト履歴情報管理テーブルのテキスト履歴情報68に記憶する。
なお、本実施形態において、帳票出力部335がサービス提供者側携帯端末2の表示部24に出力させた帳票情報66に対して操作部23を介して入力された情報は、チェックされなかった。しかしながら、帳票出力部335が入力された情報をチェックする機能が付加された帳票情報66を出力してもよい。なお、入力された情報をチェックする機能は、ソフトウェアプログラムが帳票情報66に付加されることにより実現される。
図17は、入力された情報をチェックする機能が付加された帳票情報66の一例を示す図である。
図17のサービス提供者側携帯端末2の表示部24に出力された帳票情報66の訪問サービス記録書の欄は、図11と同様であるが、帳票情報66の左上部に入力ボタン1700及び右上部に保存ボタン1701の2つのボタンがさらに追加されている。入力ボタン1700と保存ボタン1701は紙媒体の帳票には存在しないボタンであり、図6(a)のいずれのレイヤーにも属さない、ボタンとして表示される。
上述した図10のステップS205の後、履歴情報が含まれた実施計画情報が表示部24に表示されている際に、入力ボタン1700が操作部23を介してサービス提供者により押下(クリック)されると、表示されていた前回の履歴情報が入力可能領域から消え、入力可能領域が入力待ちの状態となる。
一方、操作部23を介してサービス提供者により、入力可能領域に情報が入力された後、保存ボタン1701が操作部23を介してサービス提供者により押下(クリック)されると、帳票情報66に付加されたチェック機能が入力可能領域の項目をチェックする。そして、帳票情報66に付加されたチェック機能が、入力が必須となっているにもかかわらず入力が行われていない項目を抽出し、当該項目の欄が赤などの目立つ色彩で表示したり、「未入力」とメッセージ表示したりする。
なお、帳票情報66に付加されたチェック機能は、上述した入力必須の項目のチェック以外のチェックをしてもよい。例えば、帳票情報66に付加されたチェック機能は、数字入力が必須となっているにもかかわらず数字入力が行われていない項目を抽出し、当該項目の欄が赤などの目立つ色彩で表示したり、「数字入力必須」とメッセージ表示したりしてもよい。また、例えば、帳票情報66に付加されたチェック機能は、日付入力又は時間入力が必須となっているにもかかわらず日付入力又は時間入力が行われていない項目を抽出し、当該項目の欄が赤などの目立つ色彩で表示してしたり、「日付入力必須」又は「時間入力必須」とメッセージ表示したりしてもよい。
また、例えば、帳票情報66に付加されたチェック機能は、入力されたバイタルデータと前回のテキスト履歴情報68のバイタルデータとを比較することにより、入力されたバイタルデータをチェックしてもよい。その場合、帳票情報66に付加されたチェック機能は、入力されたバイタルデータが前回のテキスト履歴情報68のバイタルデータから所定値又は所定割合以上変化した場合に、所定値又は所定割合以上変化した入力されたバイタルデータの入力可能領域の色を変化させ、又は、警告メッセージを表示部24に表示させる。これにより、サービス提供者が前回又は過去の日付のサービス利用者と今回のサービス利用者とのバイタルデータの所定値又は所定割合以上の変化をいち早く認識できる。
このような、前回の履歴情報表示に加え、表示された情報への入力操作に対するチェック機能をさらに付加することによって、サービス提供者が過去の履歴を参照したり、その参照した履歴に基づいて行った行動に関する記録等の一連の処理を、従来の紙媒体での作業に近い感覚で行えるようになった。上記に説明してきたように、サービス提供事業者がサービスを提供するにあたり、サービス提供者のトレーニング期間の短縮化が図れることに加え、情報管理支援システム1は、サービス提供者の業務負荷を軽減し、サービスの提供効率を向上させることが可能となる。
また、端末処理部25及びサーバ処理部33が備える各機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムは、半導体記録媒体、磁気記録媒体、光記録媒体等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録された形で提供され、当該記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いてサーバ記憶部32にインストールされてもよい。
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換、及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 情報管理支援システム
2 サービス提供者側携帯端末
21 端末通信部
22 端末記憶部
23 操作部
24 表示部
25 端末処理部
251 閲覧実行部
3 サーバ
31 サーバ通信部
32 サーバ記憶部
33 サーバ処理部
331 帳票画像情報取得部
332 帳票配置情報取得部
333 登録部
334 抽出部
335 帳票出力部
4 基地局
5 移動体通信網
6 ゲートウェイ
61 帳票画像情報
62 表示領域のレイヤー情報
63 初期値有りの入力可能領域のレイヤー情報
64 初期値無しの入力可能領域のレイヤー情報
65 帳票レイヤー情報
66 帳票情報
67 帳票履歴情報
68 テキスト履歴情報
7 インターネット

Claims (6)

  1. サービスを提供するサービス提供者に係るサービス提供者側携帯端末と、記憶部を有し且つ前記サービス提供者側携帯端末と通信可能なサーバとを備える情報管理支援システムにおけるサーバの制御方法であって、
    前記サーバが、
    サービス提供者がサービス利用者に提供したサービスに対して作成する帳票について入力されたテキスト情報を前記サービス提供者側携帯端末から受信するステップと、
    前記の受信した入力されたテキスト情報を、サービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票の帳票画像情報、及び前記帳票画像情報に対応する帳票上の配置情報の双方に関連付けられた帳票履歴情報として前記記憶部に記憶し、更に前記受信したテキスト情報を前記サービス利用者のサービス利用者IDに関連付けられたテキスト履歴情報として前記記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶した前記テキスト履歴情報からサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を、前記サービス利用者IDに基づいて抽出するステップと、
    前記の抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報をサービス提供者により閲覧できるように表示する入力可能領域及び/又は前記入力可能領域の近傍の領域を帳票画像情報とともに前記サービス提供者側携帯端末に出力させるステップと、
    を実行することを特徴とするサーバの制御方法。
  2. 前記記憶するステップにおいて、前記記憶部に記憶した前記帳票履歴情報及び前記記憶部に記憶した前記テキスト履歴情報の履歴情報として、実施日付及び/又は実施時刻を記憶し、
    サービス提供者により入力された、過去の日付及び/又は時刻を前記サービス提供者側携帯端末から受信するステップをさらに実行し、
    前記抽出するステップにおいて、前記記憶部に記憶した前記テキスト履歴情報から前記の受信した過去の日付及び/又は時刻により特定した、サービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を抽出する、請求項1に記載のサーバの制御方法。
  3. 前記記憶部は、サービス提供者が提供するサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の、サービスを実施する計画を示す実施計画情報をさらに記憶し、
    前記抽出するステップにおいて、前記記憶部に記憶したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の、サービスを実施する計画を示す実施計画情報を抽出し、
    前記出力させるステップにおいて、前記の抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の、サービスを実施する計画を示す実施計画情報を表示する表示領域と、前記サービスを実施するサービス提供者により実施記録について入力される入力可能領域とを帳票画像情報とともに出力する、請求項1に記載のサーバの制御方法。
  4. 前記記憶部は、サービスに対して作成する帳票の帳票画像情報と、入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報とを含む帳票レイヤー情報をさらに記憶し、
    サービスに対して作成する帳票をスキャンした帳票画像情報を取得するステップと、
    前記の取得した帳票画像情報に入力可能領域及び/又は表示領域を定義した配置情報を取得するステップと、
    前記の取得した帳票画像情報と、前記の取得した入力可能領域及び/又は表示領域の配置情報とをサービスに対して作成する帳票の、前記記憶部に記憶した前記帳票レイヤー情報に記憶するステップとをさらに実行し、
    前記出力させるステップにおいて、前記記憶部に記憶した前記帳票レイヤー情報のサービスに対して作成する帳票の配置情報に基づいて入力可能領域及び/又は表示領域を帳票画像情報に配置し、さらに、前記の帳票画像情報に配置した入力可能領域及び/又は表示領域に、前記の抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報をサービス提供者により閲覧できるように表示する、請求項1に記載のサーバの制御方法。
  5. サービスを提供するサービス提供者に係るサービス提供者側携帯端末と、前記サービス提供者側携帯端末と通信可能なサーバとを備える情報管理支援システムにおけるサーバであって、
    前記サーバは、
    サービス提供者がサービス利用者に提供したサービスに対して作成する帳票についての入力されたテキスト情報を前記サービス提供者側携帯端末から受信する通信部と、
    前記受信したテキスト情報をサービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票の帳票画像情報、及び前記帳票画像情報に対応する帳票上の配置情報の双方に関連付けられた帳票履歴情報として記憶し、更に前記受信したテキスト情報を前記サービス利用者のサービス利用者IDに関連付けられたテキスト履歴情報として記憶する記憶部と、
    前記の受信した入力されたテキスト情報を、前記記憶部に記憶した前記帳票履歴情報の履歴情報及び前記テキスト履歴情報の履歴情報として記憶する登録部と、
    前記記憶部に記憶した前記テキスト履歴情報からサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を、前記サービス利用者IDに基づいて抽出する抽出部と、
    前記の抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報をサービス提供者により閲覧できるように表示する入力可能領域及び/又は前記入力可能領域の近傍の領域を帳票画像情報とともに前記サービス提供者側携帯端末に出力させる帳票出力部と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  6. サービスを提供するサービス提供者に係るサービス提供者側携帯端末と、記憶部を有し且つ前記サービス提供者側携帯端末と通信可能なサーバとを備える情報管理支援システムにおけるサーバの制御プログラムであって、
    前記サーバに、
    サービス提供者がサービス利用者に提供したサービスに対して作成する帳票について入力されたテキスト情報を前記サービス提供者側携帯端末から受信するステップと、
    前記の受信した入力されたテキスト情報を、サービス提供者が提供したサービスに対して作成する帳票の帳票画像情報、及び前記帳票画像情報に対応する帳票上の配置情報の双方に関連付けられた帳票履歴情報として前記記憶部に記憶すると共に、前記サービス利用者のサービス利用者IDに関連付けられたテキスト履歴情報として前記記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶した前記テキスト履歴情報からサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報を、前記サービス利用者IDに基づいて抽出するステップと、
    前記の抽出したサービスに対して作成する帳票の少なくとも一つの項目の履歴情報をサービス提供者により閲覧できるように表示する入力可能領域及び/又は前記入力可能領域の近傍の領域を帳票画像情報とともに前記サービス提供者側携帯端末に出力させるステップと、
    を実行させることを特徴とするサーバの制御プログラム。
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