JP5928638B2 - オーダ表示プログラム、オーダ表示方法及びオーダ表示装置 - Google Patents

オーダ表示プログラム、オーダ表示方法及びオーダ表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、オーダ表示プログラム、オーダ表示方法及びオーダ表示装置に関する。
近年、医療現場では、電子カルテシステムが広く用いられている。電子カルテシステムを利用する利用者は、受診者の診察結果や検査結果などの診療情報を電子カルテシステムのデータベースに登録する。なお、利用者は、例えば、医師や看護師、薬剤師など医療従事者を含む。また、受診者は、例えば、病人やけが人などの患者のみならず、健康診断の受診する者や妊産婦などの健常者も含む。また、以下では、電子カルテシステムにおいて用いられるカルテを「電子カルテ」と記載する。
電子カルテシステムにおいて、医師は、各医療従事者に対する指示をオーダとして発行する。医師が発行するオーダには、例えば、「一日1回の血圧測定」や「嘔吐時に薬Aを2回まで投与可」などのオーダが含まれる。
例えば、入院患者に対して多くのオーダが発行されるので、電子カルテシステムにはオーダの一覧を表示する機能がある。この機能は、例えば、受診者ごとに発行された複数のオーダのうち、当日に実施されるオーダを一覧として利用者に閲覧させる。
特開2006−155072号公報 特開2010−134544号公報
東芝住電医療情報システムズ「電子カルテ/オーダシステム HAPPY ACCEL-ER」、インターネット<URL:http://www.tsmed.co.jp/tsmed/happy/accel-er.htm>
ところで、医療現場では、受診者の症状の変化や医療設備の状況などに応じて、発行済みのオーダが変更されることがある。例えば、受診者の症状が改善した場合には、発行済みの「一日3回の血圧測定」というオーダが、ある時点から「一日1回の血圧測定」というオーダに変更される。なお、データベースには、変更後のオーダのみならず、変更前のオーダも記録される。
ここで、上記の従来技術では、オーダの一覧が表示される場合には、オーダが発行された順序で表示されていた。このため、例えば、一覧に変更前のオーダと変更後のオーダとが含まれる場合であっても、変更前後のオーダの間に他のオーダが割り込んだ形で表示されてしまうことがあり、オーダの変更の推移をわかりやすく表示することができなかった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、オーダの変更の推移をわかりやすく表示することができるオーダ表示プログラム、オーダ表示方法及びオーダ表示装置を提供することを目的とする。
本願の開示する技術は、一つの態様では、オーダ表示プログラムは、期間の指定を受付ける処理をコンピュータに実行させる。オーダ表示プログラムは、開始日時と終了日時の間の期間の少なくとも一部が、指定された前記期間に含まれるオーダを、オーダを記憶した記憶部を参照して抽出する処理をコンピュータに実行させる。オーダ表示プログラムは、抽出したオーダに、変更前の第1のオーダと変更後の第2のオーダとが含まれる場合に、抽出した各オーダの有効状態の時間推移を横方向に表示するとともに、前記第1のオーダと前記第2のオーダとが縦方向に隣接して配置されるように、抽出した前記各オーダの配置を制御する処理をコンピュータに実行させる。
本願の開示する技術の一つの態様によれば、オーダの変更の推移をわかりやすく表示することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るオーダ表示装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、オーダ記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 図3Aは、リスト記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 図3Bは、リスト記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 図3Cは、リスト記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、抽出部の処理を説明するための図である。 図5は、生成部により生成される表示画面の一例を示す図である。 図6は、変更部の処理を説明するための図である。 図7は、変更部の処理を説明するための図である。 図8は、変更部の処理を説明するための図である。 図9は、変更部の処理を説明するための図である。 図10は、実施例1に係るオーダ表示装置の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、オーダ変更処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、データセンタへの適用例を説明するための図である。 図13は、オーダ表示プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示するオーダ表示プログラム、オーダ表示方法及びオーダ表示装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[構成]
実施例1に係るオーダ表示装置の機能構成の一例について説明する。図1は、実施例1に係るオーダ表示装置の機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、このオーダ表示装置100は、記憶部110と、制御部120とを有する。また、オーダ表示装置100は、入力装置101と、出力装置102とに接続される。オーダ表示装置100は、例えば、パーソナルコンピュータに対応する。
入力装置101は、各種情報の入力を受け付ける。例えば、入力装置101は、利用者による期間を指定する旨の入力を受け付ける。また、例えば、入力装置101は、利用者によるオーダを指定する旨の入力を受け付ける。また、例えば、入力装置101は、受け付けた各種情報を抽出部121及び変更部123に出力する。入力装置101は、例えば、キーボードやマウス、媒体読み取り装置、あるいは温度計や湿度計などの各種センサに対応する。なお、利用者は、例えば、医師や看護師、薬剤師など医療従事者を含む。また、受診者は、例えば、病人やけが人などの患者のみならず、健康診断を受診する者や妊産婦などの健常者も含む。また、以下では、オーダ表示装置100において用いられるカルテを「電子カルテ」と記載する。
出力装置102は、各種情報を出力する。例えば、出力装置102は、生成部122により生成された表示画面を表示する。また、例えば、出力装置102は、オーダを変更するための変更画面を表示する。出力装置102は、例えば、ディスプレイやモニタなどに対応する。
記憶部110は、オーダ記憶部111と、リスト記憶部112とを有する。記憶部110は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に対応する。
オーダ記憶部111は、例えば、医師により発行された複数のオーダについて、複数のオーダに含まれる一のオーダと他のオーダとの関連を示す変更情報と、該当する一のオーダが実施される実施期間とを記憶する。オーダ記憶部111は、例えば、医師により発行されたオーダを記憶する。図2は、オーダ記憶部のデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、オーダ記憶部111は、例えば、「オーダID」、「関連オーダID」、「受診者ID」、「診療科種別」、「伝票種別」、「指示内容」、「用法」、「開始日時」、「終了日時」及び「インアクティブフラグ」を対応付けて記憶する。このうち、オーダID(Identification)は、医師により発行されたオーダを一意に識別する識別番号である。関連オーダIDは、変更後のオーダが変更される前のオーダのオーダIDを示し、オーダIDに対応するオーダが、変更後のオーダである場合に、変更前のオーダに対応するオーダIDが格納される。例えば、関連オーダID「106」は、該当するオーダが変更後のオーダであり、変更前のオーダがオーダID「102」のオーダであることを示す。また、例えば、関連オーダID「‐」は、該当するオーダに対する関連オーダIDが存在しないことを示す。言い換えると、関連オーダID「‐」は、該当するオーダが変更後のオーダでないことを示す。受診者IDは、受診者を一意に識別する識別番号である。診療科種別は、該当するオーダが発行された診療科の種別を示す。例えば、診療科種別「産婦人科」は、産婦人科で発行されたオーダであることを示す。伝票種別は、該当するオーダのオーダ内容に応じて分類されるグループを示す。例えば、伝票種別「悪心・嘔吐時」は、該当するオーダが「悪心・嘔吐時」というグループに含まれることを示す。指示内容は、該当するオーダの指示内容を示す。例えば、指示内容「ボルタレン坐薬(1日3回まで)」は、1日3回を上限としてボルタレン坐薬を受診者に投与することを示す。用法は、該当するオーダの用法を示す。例えば、用法「1日3回」は、該当するオーダを1日の間に3回実行することを示す。開始日時は、該当するオーダが有効になる日時を示す。例えば、開始日時「2011/9/1 10:00」は、該当するオーダが2011年9月1日10時00分から有効になることを示す。オーダが発行された時点から指示内容が実行される場合には、オーダが発行された日時が開始日時として登録される。また、予約形式でオーダが発行され、発行より後に指示内容が実行される場合には、オーダが最初に実行される日時が開始日時として登録される。終了日時は、該当するオーダが無効になる日時を示す。例えば、終了日時「2011/9/6 14:59」は、該当するオーダが2011年9月6日14時59分まで有効であることを示す。また、例えば、終了日時「9999/99/99 99:99」は、該当するオーダの終了日時が未設定であることを示す。該当するオーダの終了日時が未設定であることを、「日未定」と呼ぶこととする。インアクティブフラグは、該当するオーダが変更されたことを示す。例えば、インアクティブフラグ「1」は、該当するオーダが変更されたことを示し、インアクティブフラグ「0」は、該当するオーダが変更されていないことを示す。インアクティブフラグは、例えば、デフォルトで「0」が登録される。例えば、オーダ記憶部111には、医師によりオーダが発行されるごとに、1つのレコードが登録される。なお、関連オーダIDは、変更情報の一例である。
図2に示すように、オーダ記憶部111は、例えば、オーダID「106」と、関連オーダID「102」と、受診者ID「1001」と、診療科種別「産婦人科」と、伝票種別「安静度」と、指示内容「床上安静」と、用法「指定なし」とを対応付けて記憶する。さらに、オーダ記憶部111は、開始日時「2011/9/6 15:00」と、終了日時「2011/9/7 14:59」と、インアクティブフラグ「1」とを対応付けて記憶する。つまり、オーダ記憶部111は、オーダID「106」のオーダが、オーダID「102」のオーダを変更されたオーダであり、受診者ID「1001」の受診者についての指示であることを記憶する。さらに、オーダ記憶部111は、オーダID「106」のオーダが、産婦人科において発行された伝票種別「安静度」のオーダであり、指示内容が「床上安静」であり、用法が特に指定されていないことを記憶する。さらに、オーダ記憶部111は、オーダID「106」のオーダが、2011年9月6日15時00分から2011年9月7日14時59分まで有効であり、他のオーダに変更されたことを記憶する。なお、オーダ記憶部111は、他のオーダについても同様に記憶する。また、以下では、関連オーダIDが紐付けられたオーダを「変更後のオーダ」とも称し、関連オーダIDによって識別されるオーダを「変更前のオーダ」との称する。
リスト記憶部112は、医師により発行されるオーダのリストを記憶する。例えば、リスト記憶部112は、複数の診療科種別を含む診療科種別リストを記憶する。また、例えば、リスト記憶部112は、診療科種別ごとに複数の伝票種別を含む伝票種別リストを記憶する。また、例えば、リスト記憶部112は、伝票種別ごとに複数のオーダを含むオーダリストを記憶する。
図3Aから図3Cは、リスト記憶部のデータ構造の一例を示す図である。図3Aに示すように、例えば、リスト記憶部112が記憶する診療科種別リストは、「産婦人科」や「内科」、「泌尿器科」などの診療科種別を含む。また、リスト記憶部112は、例えば、「産婦人科」について伝票種別リストを記憶する。図3Bに示すように、リスト記憶部112が記憶する産婦人科の伝票種別リストは、例えば、「安静度」や「観察」、「血圧測定」などの伝票種別を含む。また、リスト記憶部112は、例えば、「安静度」についてオーダリストを記憶する。図3Cに示すように、リスト記憶部112が記憶する安静度のオーダリストは、例えば、「制限なし」や「床上安静」、「床上安静(トイレのみ可)」などの指示内容を含む。なお、リスト記憶部112が記憶する診療科種別リスト、伝票種別リスト及びオーダリストは、例えば、医療機関ごとに設定される。また、リスト記憶部112が記憶する診療科種別リスト、伝票種別リスト及びオーダリストは、オーダ表示装置100を利用する者により任意に追加、削除、変更される。
制御部120は、抽出部121と、生成部122と、変更部123とを有する。制御部120の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現することができる。また、制御部120の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現することができる。
抽出部121は、オーダ記憶部111から、指定された期間を実施期間に含むオーダを抽出する。例えば、抽出部121は、オーダ記憶部111から、指定された期間において有効なオーダを抽出する。例えば、抽出部121は、利用者による期間を指定する旨の入力を受け付ける。抽出部121は、指定された期間において有効なオーダをオーダ記憶部111から抽出する。抽出部121は、抽出したオーダを生成部122に出力する。
例えば、抽出部121は、ある受診者について、利用者による指定日の入力を受け付けると、指定日を含む所定期間において有効なオーダをオーダ記憶部111から抽出する。ここで、受診者ID「1001」の受診者について、指定日「2011年9月7日」が指定された場合に、抽出部121がオーダ記憶部111からオーダを抽出する場合を説明する。また、所定期間は、指定日の2日前から指定日の7日後までの期間であるものとする。この場合、抽出部121は、受診者IDが「1001」であり、開始日時が「2011/9/14 23:59」以前であり、終了日時が「2011/9/5 00:00」以後であるオーダをオーダ記憶部111から抽出する。ここで、日未定は、あらゆる終了日時よりも以後であると判定される。例えば、上記の条件で図2に示したオーダ記憶部111から抽出すると、図4に示すように、抽出部121は、上記の条件を満たすオーダを抽出する。図4は、抽出部の処理を説明するための図である。図4に示すように、抽出部121は、上記の条件を満たすオーダについて、「オーダID」、「関連オーダID」、「受診者ID」、「診療科種別」、「伝票種別」、「指示内容」、「用法」、「開始日時」、「終了日時」及び「インアクティブフラグ」を抽出する。なお、所定期間は上記の期間に限定されるものではなく、例えば、オーダ表示装置100を利用する者により任意に設定されても良い。さらに、抽出部121は、利用者が属する診療科、部門や病棟に応じて、該当するオーダを抽出しても良い。
生成部122は、抽出部121により抽出されたオーダのうち、変更情報が第一のオーダから変更された旨を示す第二のオーダが含まれる場合に、次の処理を行う。生成部122は、抽出されたオーダの少なくとも一部を指定された期間内の時間推移に応じて表示する表示画面において、該第一のオーダと該第二のオーダとを隣接表示させる。例えば、生成部122は、抽出されたオーダに基づいて表示画面を生成する際に、第1オーダから変更された旨を示す変更情報が紐付けられた変更後の第2オーダが存在する場合に、第1オーダと第2オーダとを隣接させて表示する表示画面を生成する。この表示画面は、前記期間内の時間の推移と、該時間において有効なオーダとを対応付けて表示する表示画面である。
また、生成部122は、例えば、表示画面において、第一のオーダの第一の実施期間における終了日と、第二のオーダの第二の実施期間における開始日との接続が識別可能な態様で、第一の実施期間と第二の実施期間とを表示させる。
例えば、生成部122は、抽出部121により抽出されたオーダを診療科種別ごとに並べる。生成部122は、診療科種別ごとに並べたオーダを、さらに伝票種別ごとに並べる。生成部122は、伝票種別ごとに並べたオーダに変更後のオーダがあれば、該当するオーダの変更前のオーダの下に並べる。生成部122は、並べたオーダの順序で表示画面を生成し、生成した表示画面を出力装置102に出力させる。
図5を用いて、生成部により生成される表示画面について説明する。図5は、生成部により生成される表示画面の一例を示す図である。図5には、図4に示したオーダに基づいて生成部122により生成された表示画面4aを示す。図5に示すように、表示画面4aには、それぞれのオーダについて、診療科種別、伝票種別、指示内容、用法、期間が表示される。この期間は、図5の例では、2011年9月5日から2011年9月14日までが一日ごとに表示される。表示画面4aの診療科種別には、オーダが、産婦人科、内科に分けて表示される。表示画面4aの産婦人科の伝票種別には、オーダが、安静度、発熱時、血圧測定に分けて表示される。表示画面4aの安静度の指示内容には、オーダが、制限なし、床上安静、床上安静(トイレのみ可)に分けて表示される。表示画面4aの期間には、オーダが一日中継続している場合には矢印4fが表示され、所定時間から有効である場合には、例えば「15:00〜」が表示され、所定時間まで有効である場合には、例えば「〜14:00」が表示される。なお、ここでは、表示画面4aの期間が一日ごとに表示される場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、期間は、一時間ごとに表示されても良い。これは、表示画面4aに時間の推移を表示することを趣旨とする。
例えば、図4に示したオーダID「106」には関連オーダID「102」が紐付けられているので、生成部122は、オーダID「106」のオーダをオーダID「102」のオーダの下に並べる。また、例えば、図4に示したオーダID「108」には関連オーダID「106」が紐付けられているので、生成部122は、オーダID「108」のオーダをオーダID「106」のオーダの下に並べる。すなわち、表示画面4aにおいて、オーダ4bはオーダID「102」のオーダに対応し、オーダ4cはオーダID「106」のオーダに対応し、オーダ4dはオーダID「108」のオーダに対応する。また、例えば、生成部122は、変更前のオーダと変更後のオーダとが隣接する境界を示す線4eを破線で表示する。なお、ここでは、線4eが破線で表示される場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、線4eは、二点鎖線で表示されても良い。これは、変更前のオーダと変更後のオーダとが隣接する境界を示す線4eを、変更に無関係のオーダ同士が隣接する境界を示す線と区別することを趣旨とする。
変更部123は、オーダ記憶部111に記憶された第一のオーダを第二のオーダに変更する旨の指示を受け付けた場合に、第二のオーダについて、第一のオーダから変更された旨を示す変更情報を紐付けて、オーダ記憶部111に格納する。例えば、変更部123は、第1オーダを変更する旨の指示を受け付けた場合に、変更後の第2オーダに、第1オーダから変更された旨を示す変更情報を紐付けてオーダ記憶部111に格納する。なお、変更部123は、格納部の一例である。
例えば、変更部123は、利用者によるオーダを指定する旨の入力を受け付ける。ここで、指定されたオーダは、変更前のオーダに対応する。変更部123は、変更前のオーダを変更するための変更画面を出力装置102に表示させる。変更部123は、変更画面を介して、変更前のオーダを変更するための情報の入力を利用者から受け付ける。ここで、入力された情報により変更された変更前のオーダは、変更後のオーダに対応する。変更部123は、変更後のオーダに変更前のオーダのオーダIDを関連オーダIDとして紐付ける。変更部123は、変更後のオーダをオーダ記憶部111に新規のレコードとして格納する。変更部123は、変更前のオーダのインアクティブフラグを「1」に設定する。変更部123は、変更前のオーダの終了日時を更新する。
図6から図9を用いて、変更部123の処理を説明する。図6から図9は、変更部の処理を説明するための図である。図6には、図5と同様の表示画面4aを示す。また、図6には、オーダ4dの「2011/9/9」の領域にマウスポインタ5aが存在し、マウスポインタ5aが右クリックされることで表示されるメニュー画面5bが表示された場合を示す。また、メニュー画面5bには、オーダの変更を指示するための指示変更ボタン5cが存在する。例えば、変更部123は、図6に示すように、指示変更ボタン5cが押下されたことを受け付けると、利用者によりオーダ4dが変更前のオーダとして選択されたことを検知する。変更部123は、利用者により選択されたオーダ4dの情報をオーダ記憶部111から取得する。変更部123は、オーダ4dを変更するための変更画面を出力装置102に表示させる。
図7には、一例として、オーダ4dを変更するために表示された変更画面6aを示す。変更画面6aは、例えば、診療科種別を選択するためのフィールド6bと、伝票種別を選択するためのフィールド6cと、指示内容を選択するためのフィールド6dと、オーダの情報を入力するための領域6eとを含む。例えば、変更部123は、取得したオーダ4dの情報に基づいて、フィールド6bの「産婦人科」と、フィールド6cの「安静度」とを予め選択する。変更部123は、フィールド6dにおいて、利用者による指示内容を選択する指示の入力を受け付ける。変更部123は、領域6eにおいて、開始日時、終了日時、用法などの情報の入力を利用者から受け付ける。ここで、変更部123は、フィールド6cで選択された内容に基づいて、領域6eの伝票種別に「安静度」を表示させる。また、変更部123は、フィールド6dで選択された内容に基づいて、領域6eの指示内容に「院内歩行可」を表示させる。また、変更部123は、図6の表示画面4aにおいてマウスポインタ5aにより指定された日付「2011/9/9」を開始日時に表示させる。そして、変更部123は、変更画面6aの確定ボタン6fが押下されたことを検知すると、受け付けた情報を変更後のオーダとしてオーダ記憶部111に格納する。
図8には、一例として、図7の変更画面6aに基づいて変更後のオーダが格納されたオーダ記憶部111のデータ構造を示す。図7の変更画面6aに基づいて格納された変更後のオーダは、図8のオーダID「110」のオーダに対応する。また、図6のマウスポインタ5aにより指定された変更前のオーダは、図8のオーダID「108」のオーダに対応する。例えば、変更部123は、変更後のオーダのオーダID「110」に、変更前のオーダのオーダID「108」を関連オーダIDとして紐付け、変更後のオーダをオーダ記憶部111に新規のレコードとして格納する。また、変更部123は、オーダID「108」のオーダのインアクティブフラグを「1」に設定する。また、変更部123は、オーダID「108」の終了日時を、変更後のオーダの開始日時の1分前に設定する。具体的に、変更部123は、変更後のオーダの開始日時「2011/9/9 8:00」の1分前の時刻「2011/9/9 7:59」をオーダID「108」の終了日時として設定する。
図9には、一例として、図8に示したオーダ記憶部111に基づいて生成された表示画面4aを示す。図9に示すように、表示画面4aには、変更後のオーダ8aが追加される。また、図6において変更の対象となったオーダ4dは、図9のオーダ8bとなる。図9に示した表示画面4aによれば、利用者は2011年9月9日8時00分にオーダ8bがオーダ8aに変更されたことがわかる。
[処理]
次に、実施例1に係るオーダ表示装置100の処理手順について説明する。図10は、実施例1に係るオーダ表示装置の処理手順を示すフローチャートである。図10に示す処理は、例えば、図示した各装置に電源から電力が供給される間、所定時間間隔で実行される。
図10に示すように、利用者による期間を指定する旨の入力を受け付けると(ステップS101Yes)、抽出部121は、指定された期間において有効なオーダをオーダ記憶部111から抽出する(ステップS102)。
生成部122は、抽出部121により抽出されたオーダを診療科種別ごとに並べる(ステップS103)。生成部122は、診療科種別ごとに並べたオーダを、さらに伝票種別ごとに並べる(ステップS104)。生成部122は、伝票種別ごとに並べたオーダに変更後のオーダがあれば、該当するオーダの変更前のオーダの下に並べる(ステップS105)。生成部122は、並べたオーダの順序で表示画面を生成する(ステップS106)。生成部122は、生成した表示画面を出力装置102に出力させる(ステップS107)。
また、オーダ表示装置100においてオーダが変更されるオーダ変更処理の処理手順について説明する。図11は、オーダ変更処理の処理手順を示すフローチャートである。図11に示す処理は、例えば、図示した各装置に電源から電力が供給される間、所定時間間隔で実行される。
図11に示すように、利用者によるオーダを指定する旨の入力を受け付けると(ステップS201Yes)、変更部123は、変更前のオーダを変更するための変更画面を出力装置102に表示させる(ステップS202)。ここで、指定されたオーダは、変更前のオーダに対応する。
変更部123は、変更画面を介して、変更前のオーダを変更するための情報の入力を利用者から受け付ける(ステップS203)。ここで、入力された情報により変更された変更前のオーダは、変更後のオーダに対応する。
変更部123は、変更後のオーダに変更前のオーダのオーダIDを関連オーダIDとして紐付ける(ステップS204)。変更部123は、変更後のオーダをオーダ記憶部111に新規のレコードとして格納する(ステップS205)。変更部123は、変更前のオーダのインアクティブフラグを「1」に設定する(ステップS206)。変更部123は、変更前のオーダの終了日時を更新する(ステップS207)。
[効果]
次に、実施例1に係るオーダ表示装置100の効果について説明する。オーダ表示装置100は、医師により発行された複数のオーダについて、複数のオーダに含まれる一のオーダと他のオーダとの関連を示す変更情報と、一のオーダが実施される実施期間とを記憶する記憶部から、指定された期間を実施期間に含むオーダを抽出する。オーダ表示装置100は、抽出したオーダのうち、変更情報が第一のオーダから変更された旨を示す第二のオーダが含まれる場合に、次の処理を行う。つまり、オーダ表示装置100は、抽出したオーダの少なくとも一部を指定された期間内の時間推移に応じて表示する表示画面において、第一のオーダと第二のオーダとを隣接表示させる。このため、オーダ表示装置100は、オーダの変更の推移をわかりやすく表示することができる。
例えば、オーダ表示装置100は、利用者によって指定された期間に有効なオーダを表示する際に、関連オーダIDが紐付けられたオーダ、つまり変更後のオーダがあれば、関連オーダIDによって識別されるオーダ、つまり変更前のオーダの下に並べて表示する。このため、オーダ表示装置100は、変更前のオーダと変更後のオーダとの間に他のオーダを割り込ませた形で表示することがなく、オーダの変更の推移をわかりやすく表示することができる。
また、例えば、オーダ表示装置100は、各オーダが有効となる時間を示す開始時間から該オーダが無効になる時間を示す終了時間までの間の時間を、開始時間とも終了時間とも異なる形式で表示する前記表示画面を生成する。例えば、オーダ表示装置100は、表示画面の期間が一日ごとに表示される場合に、該当する日に一日中有効なオーダがあれば、該当する日に矢印4fを表示する。このため、オーダ表示装置100は、矢印4fが表示された日に有効なオーダが、少なくとも前日から翌日まで継続していることをわかりやすく表示することができる。
また、例えば、オーダ表示装置100は、表示画面の期間が一日ごとに表示される場合に、該当する日に所定時間から有効なオーダ、又は、所定時間まで有効なオーダがあれば、該当する日に「〜」を用いて時刻を表示する。例えば、オーダ表示装置100は、15時から有効なオーダがあれば、該当する日に「15:00〜」を表示し、14時まで有効なオーダがあれば、該当する日に「〜14:00」を表示する。このため、オーダ表示装置100は、「〜」が表示された日に有効なオーダが、前日から所定時刻まで継続していること、あるいは、所定時刻から翌日まで継続していることを簡潔に表示することができる。
また、例えば、オーダ表示装置100は、表示画面においてオーダ同士が隣接する境界を示す線のうち、該第1オーダと該第2オーダとが隣接する境界を示す線を、他の線とは異なる形式で表示する表示画面を生成する。例えば、オーダ表示装置100は、変更前のオーダと変更後のオーダとが隣接する境界を示す線4eを破線で表示する。このため、オーダ表示装置100は、変更前のオーダと変更後のオーダとが隣接する境界を示す線を、変更に無関係のオーダ同士が隣接する境界を示す線と区別して表示することができ、オーダの変更をわかりやすく表示することができる。
ところで、図1に示したオーダ表示装置100の構成は一例であり、オーダ表示装置100は、必ずしも図1に示した各処理部を全て有していなくても良い。例えば、オーダ表示装置100は、抽出部と、生成部とを有していれば良い。
すなわち、抽出部は、医師により発行されたオーダを記憶する記憶部から、指定された期間において有効なオーダを抽出する。生成部は、抽出されたオーダに基づいて、前記期間内の時間の推移と、該時間において有効なオーダとを対応付けて表示する表示画面を生成する際に、第1オーダから変更された旨を示す変更情報が紐付けられた変更後の第2オーダが存在する場合に、次の処理を行う。すなわち、生成部は、第1オーダと第2オーダとを隣接させて表示する表示画面を生成する。このため、オーダ表示装置100は、オーダの変更の推移をわかりやすく表示することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、その他の実施形態にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施例について説明する。
[データセンタ]
実施例1では、オーダ表示装置100が医療機関に設置される場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、オーダ表示装置100は、複数の医療機関に接続されたデータセンタに適用されても良い。図12は、データセンタへの適用例を説明するための図である。図12に示すように、データセンタ200は、例えば、ネットワーク210を介してクライアント220a,220b・・・と接続される。ネットワーク210には、有線又は無線を問わず、インターネット(Internet)、WAN(Wide Area Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。また、クライアント220a,220b・・・は、複数の医療機関に分散して設置される。また、データセンタ200は、サーバ装置201a,201b・・・と、記憶装置202a,202b・・・とを有する。なお、ここでは、クライアント220a,220b・・・を区別なく述べる場合にクライアント220と総称する。また、サーバ装置201a,201b・・・を区別なく述べる場合にサーバ装置201と総称する。また、記憶装置202a,202b・・・を区別なく述べる場合に記憶装置202と総称する。
例えば、データセンタ200は、サーバ装置201を用いて、図1に示したオーダ表示装置100の機能を仮想マシンとして実現する。また、例えば、データセンタ200は、記憶装置202を用いて、図1に示したオーダ記憶部111を病院ごとに区別して記憶する。
例えば、データセンタ200において、オーダ表示装置100の機能を担う仮想マシンであるオーダ表示VM(Virtual Machine)は、次のように処理を実行する。すなわち、オーダ表示VMは、医師により発行された複数のオーダについて、複数のオーダに含まれる一のオーダと他のオーダとの関連を示す変更情報と、一のオーダが実施される実施期間とを記憶する記憶部から、指定された期間を実施期間に含むオーダを抽出する。オーダ表示VMは、抽出したオーダのうち、変更情報が第一のオーダから変更された旨を示す第二のオーダが含まれる場合に、次の処理を行う。すなわち、オーダ表示VMは、抽出したオーダの少なくとも一部を指定された期間内の時間推移に応じて表示する表示画面において、第一のオーダと第二のオーダとを隣接表示させる。このため、オーダ表示VMは、オーダの変更の推移をわかりやすく表示することができる。
[その他]
また、例えば、実施例1では、同一診療科種別及び同一伝票種別の範囲内でオーダが変更された場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、診療科種別及び伝票種別に関係なくオーダが変更された場合にも、本発明を適用することができる。例えば、オーダ表示装置100は、変更前のオーダと変更後のオーダの伝票種別が異なる場合であっても、変更後のオーダに変更前のオーダのオーダIDを関連オーダIDとして紐付け、オーダ記憶部111に変更後のオーダを格納してよい。このように、診療科種別及び伝票種別に関係なくオーダが変更されるのは、例えば、受診者の治療方針が薬物療法から運動療法に変更される場合が想定される。
また、例えば、実施例1において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。例えば、実施例1では、変更前のオーダのオーダIDが変更後のオーダに関連オーダIDとして自動的に紐付けられる場合を説明したが、利用者がオーダ記憶部111に直接アクセスして関連オーダIDを入力しても良い。また、例えば、実施例1では、表示画面に表示させる期間を指定する指定日を利用者による手動的な入力として受け付ける場合を説明したが、現在の日付が自動的に指定日として入力されても良い。この他、上述文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、表示画面4aには、必ずしも診療科種別や伝票種別が表示されなくても良い。
また、図1に示したオーダ表示装置100の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、オーダ表示装置100の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、オーダ表示装置100にネットワークを介して外部記憶装置を接続し、記憶部110が記憶する情報を外部記憶装置が記憶するようにしても良い。
また、オーダ表示装置100は、オーダ表示装置100の各機能を既知の情報処理装置に搭載することによって実現することもできる。既知の情報処理装置は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)端末、移動体通信端末またはPDA(Personal Digital Assistant)などの装置に対応する。
[プログラム]
図13は、オーダ表示プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。図13に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、ユーザからデータの入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読み取り装置304と、他の装置と接続するためのインターフェース装置305と、他の装置と無線により接続するための無線通信装置306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)307と、ハードディスク装置308とを有する。また、各装置301〜308は、バス309に接続される。
ハードディスク装置308には、図1に示した抽出部121及び生成部122の各処理部と同様の機能を有するオーダ表示プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置308には、オーダ表示プログラムを実現するための各種データが記憶される。
CPU301は、ハードディスク装置308に記憶された各プログラムを読み出して、RAM307に展開し、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータを図1に示した抽出部121及び生成部122として機能させることができる。
なお、上記のオーダ表示プログラムは、必ずしもハードディスク装置308に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ300が読み出して実行するようにしても良い。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等に接続された装置にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしても良い。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)医師により発行された複数のオーダについて、該複数のオーダに含まれる一のオーダと他のオーダとの関連を示す変更情報と、該一のオーダが実施される実施期間とを記憶する記憶部から、指定された期間を実施期間に含むオーダを抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出されたオーダのうち、前記変更情報が第一のオーダから変更された旨を示す第二のオーダが含まれる場合に、該抽出されたオーダの少なくとも一部を前記指定された期間内の時間推移に応じて表示する表示画面において、該第一のオーダと該第二のオーダとを隣接表示させる生成部と
を備えたことを特徴とするオーダ表示装置。
(付記2)前記記憶部に記憶された前記第一のオーダを前記第二のオーダに変更する旨の指示を受け付けた場合に、該第二のオーダについて、該第一のオーダから変更された旨を示す変更情報を紐付けて、前記記憶部に格納する格納部をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載のオーダ表示装置。
(付記3)前記生成部は、各オーダが有効となる時間を示す開始時間から該オーダが無効になる時間を示す終了時間までの間の時間を、開始時間とも終了時間とも異なる形式で表示する前記表示画面を生成することを特徴とする付記1又は2に記載のオーダ表示装置。
(付記4)前記生成部は、前記表示画面において、前記第一のオーダの第一の実施期間における終了日と、前記第二のオーダの第二の実施期間における開始日との接続が識別可能な態様で、該第一の実施期間と該第二の実施期間とを表示させることを特徴とする付記1〜3のうちいずれか一つに記載のオーダ表示装置。
(付記5)前記生成部は、前記表示画面においてオーダ同士が隣接する境界を示す線のうち、該第1オーダと該第2オーダとが隣接する境界を示す線を、他の前記線とは異なる形式で表示する前記表示画面を生成することを特徴とする付記1〜4のうちいずれか一つに記載のオーダ表示装置。
(付記6)コンピュータに、
医師により発行された複数のオーダについて、該複数のオーダに含まれる一のオーダと他のオーダとの関連を示す変更情報と、該一のオーダが実施される実施期間とを記憶する記憶部から、指定された期間を実施期間に含むオーダを抽出し、
前記オーダを抽出する処理によりにより抽出されたオーダのうち、前記変更情報が第一のオーダから変更された旨を示す第二のオーダが含まれる場合に、該抽出されたオーダの少なくとも一部を前記指定された期間内の時間推移に応じて表示する表示画面において、該第一のオーダと該第二のオーダとを隣接表示させる
処理を実行させることを特徴とするオーダ表示プログラム。
(付記7)前記コンピュータに、
前記記憶部に記憶された前記第一のオーダを前記第二のオーダに変更する旨の指示を受け付けた場合に、該第二のオーダについて、該第一のオーダから変更された旨を示す変更情報を紐付けて、前記記憶部に格納する処理をさらに実行させることを特徴とする付記6に記載のオーダ表示プログラム。
(付記8)前記隣接表示させる処理は、各オーダが有効となる時間を示す開始時間から該オーダが無効になる時間を示す終了時間までの間の時間を、開始時間とも終了時間とも異なる形式で表示する前記表示画面を生成することを特徴とする付記6又は7に記載のオーダ表示プログラム。
(付記9)前記隣接表示させる処理は、前記表示画面において、前記第一のオーダの第一の実施期間における終了日と、前記第二のオーダの第二の実施期間における開始日との接続が識別可能な態様で、該第一の実施期間と該第二の実施期間とを表示させることを特徴とする付記6〜8のうちいずれか一つに記載のオーダ表示プログラム。
(付記10)前記隣接表示させる処理は、前記表示画面においてオーダ同士が隣接する境界を示す線のうち、該第1オーダと該第2オーダとが隣接する境界を示す線を、他の前記線とは異なる形式で表示する前記表示画面を生成することを特徴とする付記6〜9のうちいずれか一つに記載のオーダ表示プログラム。
(付記11)サーバ装置によって実行されるオーダ表示方法であって、
医師により発行された複数のオーダについて、該複数のオーダに含まれる一のオーダと他のオーダとの関連を示す変更情報と、該一のオーダが実施される実施期間とを記憶する記憶部から、指定された期間を実施期間に含むオーダを抽出し、
前記オーダを抽出する処理によりにより抽出されたオーダのうち、前記変更情報が第一のオーダから変更された旨を示す第二のオーダが含まれる場合に、該抽出されたオーダの少なくとも一部を前記指定された期間内の時間推移に応じて表示する表示画面において、該第一のオーダと該第二のオーダとを隣接表示させる
ことを特徴とするオーダ表示方法。
(付記12)前記オーダ表示方法は、
前記記憶部に記憶された前記第一のオーダを前記第二のオーダに変更する旨の指示を受け付けた場合に、該第二のオーダについて、該第一のオーダから変更された旨を示す変更情報を紐付けて、前記記憶部に格納することを特徴とする付記11に記載のオーダ表示方法。
(付記13)前記隣接表示させる処理は、各オーダが有効となる時間を示す開始時間から該オーダが無効になる時間を示す終了時間までの間の時間を、開始時間とも終了時間とも異なる形式で表示する前記表示画面を生成することを特徴とする付記11又は12に記載のオーダ表示方法。
(付記14)前記隣接表示させる処理は、前記表示画面において、前記第一のオーダの第一の実施期間における終了日と、前記第二のオーダの第二の実施期間における開始日との接続が識別可能な態様で、該第一の実施期間と該第二の実施期間とを表示させることを特徴とする付記11〜13のうちいずれか一つに記載のオーダ表示方法。
(付記15)前記隣接表示させる処理は、前記表示画面においてオーダ同士が隣接する境界を示す線のうち、該第1オーダと該第2オーダとが隣接する境界を示す線を、他の前記線とは異なる形式で表示する前記表示画面を生成することを特徴とする付記11〜14のうちいずれか一つに記載のオーダ表示方法。
100 オーダ表示装置
101 入力装置
102 出力装置
110 記憶部
111 オーダ記憶部
112 リスト記憶部
120 制御部
121 抽出部
122 生成部
123 変更部
200 データセンタ
201,201a,201b サーバ装置
202,202a,202b 記憶装置
210 ネットワーク
220,220a,220b クライアント
300 コンピュータ
301 CPU
302 入力装置
303 モニタ
304 媒体読み取り装置
305 インターフェース装置
306 無線通信装置
307 RAM
308 ハードディスク装置
309 バス

Claims (7)

  1. 期間の指定を受付け、
    開始日時と終了日時の間の期間の少なくとも一部が、指定された前記期間に含まれるオーダを、オーダを記憶した記憶部を参照して抽出し、
    抽出したオーダに、変更前の第1のオーダと変更後の第2のオーダとが含まれる場合に、抽出した各オーダの有効状態の時間推移を横方向に表示するとともに、前記第1のオーダと前記第2のオーダとが縦方向に隣接して配置されるように、抽出した前記各オーダの配置を制御する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするオーダ表示プログラム。
  2. 前記配置する制御は、時間推移において前記第1のオーダの終了日時と前記第2のオーダの開始日時とを識別可能な態様で、前記第1のオーダと前記第2のオーダとをそれぞれ表示させる
    処理を更にコンピュータに実行させる請求項1記載のオーダ表示プログラム。
  3. 前記記憶部に記憶されたオーダの内の第3のオーダを変更した第4のオーダの生成指示を受付けると、前記第4のオーダに前記第3のオーダから変更されたことを示す情報を、前記記憶部に格納する
    処理を更にコンピュータに実行させる請求項1記載のオーダ表示プログラム。
  4. 前記第4のオーダの開始日時よりも所定の時間前の時間を前記第3のオーダの終了時刻として前記記憶部に格納する
    処理を更にコンピュータに実行させる請求項3記載のオーダ表示プログラム。
  5. 隣接するオーダ間の境界を示す線のうち、変更前の第1のオーダと変更後の第2のオーダ間の境界を示す線と、関連しないオーダ間の境界を示す線とを異なる態様で表示する
    ことを特徴とする請求項1記載のオーダ表示プログラム。
  6. 期間の指定を受付け、
    開始日時と終了日時の間の期間の少なくとも一部が、指定された前記期間に含まれるオーダを、オーダを記憶した記憶部を参照して抽出し、
    抽出したオーダに、変更前の第1のオーダと変更後の第2のオーダとが含まれる場合に、抽出した各オーダの有効状態の時間推移を横方向に表示するとともに、前記第1のオーダと前記第2のオーダとが縦方向に隣接して配置されるように、抽出した前記各オーダの配置を制御する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするオーダ表示方法。
  7. 期間の指定を受付けると、開始日時と終了日時の間の期間の少なくとも一部が、指定された前記期間に含まれるオーダを、オーダを記憶した記憶部を参照して抽出する抽出部と、
    抽出したオーダに、変更前の第1のオーダと変更後の第2のオーダとが含まれる場合に、抽出した各オーダの有効状態の時間推移を横方向に表示するとともに、前記第1のオーダと前記第2のオーダとが縦方向に隣接して配置されるように、抽出した前記各オーダの配置を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするオーダ表示装置。
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