JP5730109B2 - ホームヘルスケアシステム及び生体情報管理プログラム - Google Patents

ホームヘルスケアシステム及び生体情報管理プログラム Download PDF

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本発明の実施形態は、患者の生体について複数種類の測定項目で測定された生体情報をネットワークを介して遠隔地から管理するホームヘルスケアシステム及び生体情報管理プログラムに関する。
生体情報とは、たとえば体温、血圧、脈拍、及び血糖値のような人体の現在の状態を示す様々な数値情報であり、バイタルサイン(vital sign)、または単にバイタルと呼ばれる。
近年、医師等の電子端末と患者の生体情報を測定するホームヘルスケア機器等の測定手段とをネットワークを介して接続し、患者の居住地等から離隔した場所で医師等が患者の生体情報を取得することにより患者の健康管理を支援することが可能なホームヘルスケアシステムが注目されている。ここで、医師等とは、医療・介護に従事する者をいう。
このようなホームヘルスケアシステムは、将来的に疾病診断支援、発症時期特定支援、問診作成支援などの診療への応用が期待されている。
また、患者の生体情報に関する測定結果を電子カルテなどの医療情報システムに送信する規格としてコンティニュアヘルスアライアンス(continua health alliance)が知られている。
ところで、患者の生体情報はセキュリティレベルの高い個人情報であるため、患者とその生体認証を取得する権利(アクセス権)を有する医師等との両方の認証を受け付けたときのみ、生体情報を提供することが必要である。一方で、意識障害を起こした患者が医療施設等に緊急搬送されるようなとき、患者の認証を受け付けることができない。また、この緊急搬送時に、アクセス権のない医師等が不在等であれば、その医師等の認証も受け付けることができない。
従来のホームヘルスケアシステムとして、緊急時において、患者の認証をせずに患者の生体情報を医師等が取得するようにした技術がある(たとえば、特許文献1、2)。以下の説明において、緊急時とは、患者の認証及びアクセス権を有する医師等の認証の少なくとも一方を受け付けることができない時をいう。
特開2009−282670号公報 特開2003−337861号公報
しかしながら、両公報に記載された技術では、緊急時に、患者の生体情報を本来アクセス権がない医師等に必要以上に提供してしまうという問題点があった。
特許文献1に記載の技術では、急患で患者の意識がない場合、本来アクセス権を有しない医師等が患者の生体情報を取得しているが、緊急時生体情報を必要最小限となるように制御または設定することはできない。ここで、緊急時生体情報とは、患者の生体情報の一部に相当するものである。これに対し、緊急時生体情報より緊急性の低い通常時生体情報は、患者の生体情報の全部または一部に相当するものである。なお、通常時生体情報に緊急時生体情報の全部または一部が含まれていてもよい。
特許文献2に記載の技術では、緊急時の場合、生命維持に必要な医療情報を医師等に提供できるが、その提供の際に、患者の生体情報を必要最小限とすることまで言及されていない。
リアルタイムで測定された患者の生体情報を管理するホームヘルスケアシステムでは、管理する生体情報の中には、血圧や脈拍数など緊急時に必要性の高い緊急時生体情報と、緊急時に必要性の低い通常時生体情報とが含まれ、区別されていない状態にある。生体情報の中に緊急時生体情報が含まれているからといって、緊急時に通常生体情報を医師等に提供することは好ましくない。
この実施形態は、上記の問題を解決するものであり、緊急時に緊急時生体情報のみを提供するホームヘルスケアシステム及び生体情報管理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施形態のホームヘルスケアシステムは、管理手段、抽出条件記憶手段、及び、生体情報提供手段を有する。管理手段は、測定された生体情報を記憶し、生体情報の全部または一部に相当する通常時生体情報と、生体情報の一部に相当する緊急時生体情報とを区別して出力する。抽出条件記憶手段は、生体情報を抽出するときの閾値を基に定められた抽出条件を記憶し、測定項目と閾値とを対応付けて記憶する閾値テーブルを有する。生体情報提供手段は、生体情報の取得要求を受けたときに、患者及び患者の生体情報を取得する権利を有する者の両方の認証を受け付けていたとき、管理手段から取得した通常時生体情報を提供し、両方の認証の少なくとも一方を受け付けていないとき、閾値テーブルを参照して、閾値に基づく範囲を超えた測定項目の生体情報を緊急時生体情報として管理手段から取得し、取得した緊急時生体情報を提供する。
第1の実施形態に係るホームヘルスケアシステムの構成を示すブロック図である。 第1生体情報管理手段のブロック図である。 生体情報記憶手段の一例をテーブルとして示す図である。 測定項目と緊急時フラグとを対応付けて記憶する抽出条件記憶手段の一例としての第1テーブルと、測定項目と期間フラグとを対応付けて記憶する抽出条件記憶手段の一例としての第3テーブルとを結合した結合テーブルを示す図である。 期間フラグと提供期間とを対応付けて記憶する手段の一例を提供期間テーブルとして示す図である。 緊急時フラグを基に抽出されたレコードを強調して表した結合テーブルを示す図である。 抽出条件を満たす緊急時生体情報を他の生体情報と区別して表したテーブルを示す図である。 抽出された緊急時生体情報を示す図である。 抽出されなかった生体情報を示す図である。 認証の受け付けから生体情報の取得までの一連の処理を示すフローチャートである。 抽出条件を入力するための入力画面を示す図である。 詳細設定用の入力画面を示す図である。 第2実施形態に係る抽出条件記憶手段において、測定項目と閾値を超える範囲とを対応付けて記憶する抽出条件記憶手段の一例としての第2テーブルを示す図である。 既存システムに記憶され、抽出条件を満たす緊急時生体情報を他の生体情報と区別して表したテーブルを示す図である。 抽出された緊急用生体情報を示す図である。 第1テーブルと第3テーブルとを結合した結合テーブルを示す図である。 第3実施形態に係る期間設定用テーブルを示す図である。 認証の受け付けから生体情報の取得までの一連の処理を示すフローチャートである。 抽出条件を満たす緊急時生体情報を示す図である。 抽出された緊急時生体情報を示す図である。 第4実施形態に係る抽出条件記憶手段において、測定項目と関連項目とを対応付けて記憶する抽出条件記憶手段の一例としての第4テーブルを示す図である。 認証の受け付けから生体情報の取得までの一連の処理を示すフローチャートである。 抽出条件を満たす緊急時生体情報を示す図である。 抽出された緊急時生体情報を示す図である。 第5実施形態に係るシステムにおいて、抽出条件を入力するための入力画面を示す図である。 第6実施形態に係るシステムにおいて、生体情報の受信から生体情報の登録までの一連の処理を示すフローチャートである。 緊急時フラグを付加した生体情報記憶手段の一例としてのテーブルを示す図である。 表示手段に表示された通常開示項目、及び緊急開示項目を示す図である。
ホームヘルスケアシステムの各実施形態について各図を参照して説明する。なお、ホームヘルスケアシステムを、「システム」と略称する場合がある。
[第1の実施形態]
第1実施形態に係るシステムについて図1〜図12を参照にして説明する。図1は本システムの基本構成を示すブロック図である。
本システムは、患者側インターフェース1、第1生体情報管理手段2、第2生体情報管理手段3、及び医師等側インターフェース4を有している。
患者側インターフェース1は患者側の設備(たとえば住居等)に設けられている。医師等側インターフェース4は医師等側の設備(たとえば医療機関)に設けられている。
第1生体情報管理手段2は、患者側インターフェース1とともに患者側の設備に設けられ、患者側システムを構成する。このとき、患者側システムは、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、HD(Hard Disk)及び通信制御手段等の基本的なハードウェアから構成される。
第2生体情報管理手段3は、医師等側インターフェース4とともに医師側の設備に設けられ、医師等側システムを構成している。このとき、医師等側システムは、CPU、メモリ、HD及び通信制御手段等の基本的なハードウェアから構成される。
患者側システムと医師等側システムとはネットワーク9を介して相互に接続されている。ネットワーク9は、公衆回線(ISDN(Integrated Services Digital Network)を含む)や専用回線のような回線接続であっても、また、インターネットのような開かれたネットワークであってもよい。
患者側システムにおいて、CPUは、メモリに記憶しているプログラムを実行する。また、CPUは、HDに記憶しているプログラム、ネットワーク9から転送され通信制御手段で受信されてHDにインストールされたプログラム、又はドライブ(図示省略)に装着されたフレキシブルディスク等の可搬型の記録媒体から読み出されてHDにインストールされたプログラムをメモリにロードして実行する。プログラムの実行によってコンピュータは患者側システムとして機能する。また、以上の構成を医師等側システムに適用することにより、プログラムの実行によってコンピュータが医師等側システムとして機能する。
なお、第1生体情報管理手段2及び第2生体情報管理手段3は、患者側インターフェース1とともに患者側の設備に設けられ、患者側システムを構成してもよい。また、第1生体情報管理手段2及び第2生体情報管理手段3は、医師等側インターフェース4とともに医師等側の設備に設けられ、医師等側システムを構成してもよい。さらに、第1生体情報管理手段2及び第2生体情報管理手段3を、患者側の設備及び医師等側の設備のいずれにも設けずに、これらから独立したシステムで構成してもよい。さらに、第1生体情報管理手段2及び第2生体情報管理手段3を、互いに独立したシステムで構成してもよい。以上の構成のいずれであっても、各システムは、ネットワーク9を介して相互に接続される。
以下、第1生体情報管理手段2及び患者側インターフェース1を設けた患者側システムと、第2生体情報管理手段3及び医師等側インターフェース4を設けた医師等側システムとをネットワーク9で接続した構成について説明する。
図2は第1生体情報管理手段のブロック図である。図2に示すように、第1生体情報管理手段2は、記憶制御手段2a、検索手段2b、抽出条件記憶手段5、及び生体情報記憶手段6を有する。抽出条件記憶手段5は抽出条件を記憶しておくためのDB(Database)のような記憶媒体である。生体情報記憶手段6は、生体情報を記憶しておくためのDBのような記憶媒体である。記憶制御手段2aは、生体情報を生体情報記憶手段6に記憶させる。検索手段2bは、抽出条件記憶手段5を参照して生体情報記憶手段6に記憶された生体情報を検索して、抽出条件を満たす生体情報を抽出する。
図3は、生体情報記憶手段6の一例をテーブルとして示す図である。図3に示すテーブルにおいて、レコードは3つのフィールド(測定項目、測定日時、及び測定値)を有している。
図4は、測定項目と緊急時フラグとを対応付けて記憶する抽出条件記憶手段の一例としての第1テーブル5aと、測定項目と期間フラグとを対応付けて記憶する抽出条件記憶手段の一例としての第3テーブル5cとを結合した結合テーブルを示す図である。
抽出条件記憶手段5は、第1テーブル5a及び第3テーブル5cの他に、第2テーブル5b、第4テーブル5d、提供期間テーブル5e、及び期間設定用テーブル5fを有している。
次に、第1テーブル5aについて説明し、第2テーブル5b〜期間設定用テーブル5fの各テーブルの詳細については後述する。
図4に示すように、緊急時に提供される生体情報の測定項目に対し緊急時フラグ”○”が対応している。その他の生体情報の測定項目に対し緊急時フラグ”×”が対応している。
緊急時生体情報の一例としては、”○”の緊急時フラグに対応する”身長”、”血圧”、”脈拍”の各測定項目の生体情報である。一方、”×”の緊急時フラグに対応する”体重”、”体脂肪率”、”内臓脂肪量”、”体温”、”血糖値”の各測定項目の生体情報が、通常時に提供する通常時生体情報の一例である。
ここで、”身長”、”血圧”、”脈拍”、”体重”、”体脂肪率”、”体温”、及び”血糖値”の各測定項目の単位は、[cm]、[mmHg]、[回/min]、[kg]、[%]、及び[mg/dL]である。以下、生体情報を数値で表すとき、それらの単位を省略して示す。なお、”内臓脂肪量”の測定項目には単位はなく、”1”〜”59”のうちのいずれかの数値(レベル)で表される。
ただ、ここで、緊急時生体情報と通常時生体情報との区別は、この第1実施形態では緊急時フラッグ等により明確であり、また、次の第2実施形態では閾値により明確である。しかし、第3実施形態以降では、当初、通常時生体情報であった生体情報が、緊急時生体情報として提供される場合があり、明確に区別されていない。これらの区別については、各実施形態の説明の中で明らかにする。
次に、GUI(Graphical User Interface)である患者側インターフェース1について図1及び図2を参照して簡単に説明する。
患者側インターフェース1は、入力手段1a、表示手段1b、及び入力画面を含む表示制御手段1cを有している。
入力手段1aの一例としては、マウス、キーボード、トラッキングボール等のポインティングデバイスがある。入力手段1aが「操作手段」に相当している。表示手段1bの一例としてはモニタがある。
表示制御手段1cは、入力手段1aによる入力画面の指定を受けて抽出条件を選択可能なように、かつ、入力手段1aによる入力画面への入力を受けて抽出条件を設定可能なように入力画面を表示手段1bに表示させるものである。抽出条件の選択及び抽出条件の設定については後述する。
血圧計等の測定手段12により測定された患者の生体情報をインターフェース1が受けると、第1生体情報管理手段2の記憶制御手段2aが、患者の生体情報を生体情報記憶手段6に記憶させる。
以上のように構成された患者側システムにおいては、緊急時生体情報を通常時生体情報と区別せずに同じ生体情報として生体情報記憶手段6に記憶させている。そして、医師等側システムからの緊急時の取得要求を受けて、第1生体情報管理手段2は抽出条件を基にして生体情報記憶手段6から緊急時生体情報を抽出する(抽出処理)。
図6は緊急時フラグを基に抽出されたレコードを強調して表した結合テーブルを示す図、図7は抽出条件を満たす緊急時生体情報を他の生体情報と区別して表したテーブルを示す図、図8は抽出された緊急時生体情報を示す図、図9は抽出されなかった生体情報を示す図である。
第1生体情報管理手段2の検索手段2bは、第1テーブル5aを参照して、緊急時フラグ”○”に対応する測定項目(体重、血圧、脈拍)を抽出する。抽出されたレコードを図6に強調して示す。次に、検索手段2bは、その測定項目に該当する測定項目を生体情報記憶手段6の中から検索し、その測定項目の緊急時生体情報を抽出する。該当する測定項目及びその緊急時生体情報を図7に強調して示す。抽出された緊急時生体情報を図8に示す。
第1生体情報管理手段2は、検索手段2bによる抽出処理の結果を基に、緊急時生体情報を医師等側システムに出力することが可能となる。
また、抽出条件を変更したり、抽出条件を追加したり、複数種類の抽出条件を組み合わせたりすることにより、多様な取得要求に応じた緊急時生体情報を医師等側システムに出力することが可能となる。
なお、緊急時生体情報の出力を迅速に行うなどの目的から、上記の抽出処理を不要としもよい。すなわち、生体情報を患者側システム入力するときに、緊急時生体情報を通常時生体情報と区別して生体情報記憶手段6に記憶させる。それにより、医師等側システムからの取得要求を受けて、第1生体情報管理手段2は抽出処理をせずに、生体情報記憶手段6から緊急時生体情報を読み出し、読み出された緊急時生体情報を医師等側システムに出力することが可能となる。
次に、医師等側システムについて図1を参照して説明する。
医師等側システムは、第2生体情報管理手段3、及びGUIである医師等側インターフェース4を有している。
第2生体情報管理手段3は、生体情報提供手段7及び認証判断手段8を有している。医師等側インターフェース4は、入力手段4a、表示手段4b、及び表示制御手段4cを有している。
生体情報提供手段7は医師等に生体情報の提供を行う。生体情報提供手段7による生体情報の提供の一例としては、生体情報提供手段7は、生体情報(通常時生体情報、緊急時生体情報)の取得要求を第1生体情報管理手段2に出力する。次に、第1生体情報管理手段2から出力された生体情報を受け取る。次に、受け取った生体情報を医師等側インターフェース4に出力する。そして、この生体情報を受けて表示制御手段4cは、生体情報を表示手段4bに表示させる。
認証判断手段8は、医師等側インターフェース4を介して入力された患者と医師等の各認証情報を基に、医師等と患者の両方の認証がある場合通常時と判断し、両方の認証の少なくとも一方がない場合緊急時と判断する。
認証判断手段8により緊急時であると判断された場合は、第1生体情報管理手段2から緊急時生体情報を取得する。また、前述したように、元々生体情報記憶手段6に緊急時生体情報しか記憶されていない、もしくは通常時生体情報と緊急時生体情報を分けて記憶している場合は、緊急時生体情報をそのまま取得する。
次に、患者側インターフェース1について図11及び図12を参照して詳細に説明する。
図11は、抽出条件を入力するための入力画面を示す図である。この入力画面上には図11に示すようにチェックボックス及びコマンドボタンが表示されている。表示制御手段1cは表示手段1bに入力画面を表示させ、入力手段1aの操作による所定のチェックボックスの指定、及び、”設定”のコマンドボタンの指定を受けて、緊急時に提供してよい生体情報として、”身長”、”血圧”、及び”脈拍”の緊急時生体情報を決定する。
図12は詳細設定用の入力画面を示す図である。この入力画面上には図12に示すようにオプションボタン、テキストボックス、リストボックス及びコマンドボタンが表示されている。表示制御手段1cは表示手段1bに入力画面を表示させ、入力手段1aの操作により、入力画面上のオプションボタン及びリストボックスを指定し、テキストボックスにテキストを入力することにより、各生体情報について1週間以内や1ヶ月以内など緊急時生体情報として提供する期間を決定する。ここでは、”脈拍”のリストボックスの指定、”ユーザ設定”のオプションボタンの指定、”時間”のリストボックスの指定、テキストボックスへの”12”の入力、及び”設定”のコマンドボタンの指定を受けて、”脈拍”の緊急時生体情報を提供する期間として、”12”の時間[H]を決定する。
次に、認証の受け付けから生体情報の取得までの一連の処理の流れについて図10を参照して説明する。図10は、認証の受け付けから生体情報の取得までの一連の処理を示すフローチャートである。
(認証の受け付け:S101)
図10に示すように、生体情報の取得要求に先立ち、アクセス権を有する医師等の認証を医師等認証手段10(図1参照)が受け付ける。また、患者の認証を患者認証手段11(図1参照)が受け付ける。ここで、医師等の認証及び患者の認証の一例としては、ID(identification)番号及びパスワードの入力によりを行う。医師等認証手段10及び患者認証手段11の一例としては、ICカードに記録したID番号を読み取り可能かつパスワードを入力可能なICカードリーダであってもよく、ID番号及びパスワードを入力可能なキーボードのような入力手段4aであってもよい。
(取得要求:S102)
次に、表示制御手段4cが表示手段4bに取得要求画面を表示させる。この取得要求画面上のコマンドボタン(図示省略)を医師等の入力手段4aにより指定することにより、生体情報の取得要求が行われる。
(認証の判断:S103)
生体情報の取得要求を受けて、認証判断手段8は、医師等及び患者の両方の認証を受け付けたかどうかを判断する。ここで、「認証の受け付け」とは、医師等及び患者のアクセス権の正当性を検証することをいう。認証判断手段8は、医師等及び患者の両方のID番号及びパスワードが正当であるとき、生体情報の通常時の取得要求であると判断する。一方で、少なくとも一方のID番号あるいはパスワードが、正当でないとき、あるいは入力されなかったとき、生体情報の緊急時の取得要求であると判断する。
(緊急時生体情報の取得:S104)
生体情報提供手段7は、生体情報の緊急時の取得要求であるとの認証判断手段8による判断(ステップS103:No)を受けて、第1生体情報管理手段2に緊急時生体情報の取得要求を出力する。
第1生体情報管理手段2は、緊急時生体情報の取得要求を受けて、第1テーブル5aを参照して、生体情報記憶手段6から緊急時生体情報を抽出し、緊急時生体情報を生体情報提供手段7に出力する。生体情報提供手段7は、緊急時生体情報を医師等側インターフェース4に出力する。表示制御手段4cは、表示手段4bに緊急時生体情報を表示させる。それにより、緊急時生体情報を医師等に提供することが可能となる。
(通常時生体情報の取得:S105)
生体情報提供手段7は、生体情報の通常時の取得要求であるとの認証判断手段8による判断(ステップS103:Yes)を受けて、第1生体情報管理手段2に通常時生体情報の取得要求を出力する。
第1生体情報管理手段2は、通常時生体情報の取得要求を受けて、第1テーブル5aを参照して、生体情報記憶手段6から通常時生体情報を抽出し、通常時生体情報を生体情報提供手段7に出力する。生体情報提供手段7は、通常時生体情報を医師等側インターフェース4に出力する。表示制御手段4cは、表示手段4bに通常時生体情報を表示させる。それにより、通常時生体情報を医師等に提供することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態に係るシステムについて図1、図2及び図13〜図16を参照して説明する。
第1の実施形態では、緊急時の場合、第1生体情報管理手段2は、緊急時生体情報が予め定められた第1テーブル5aを参照して緊急時生体情報を抽出し、それを医師等側システムの生体情報提供手段7に出力する。表示制御手段4cが表示手段4bに表示させる。それにより、緊急時生体情報を医師等に提示したが、生体情報に異常値があれば優先的に医師等に提供する必要がある。
そこで、第2の実施形態のシステムでは、緊急時閾値情報のような生体情報が異常値かどうかを判定するための閾値が予め定められた第2テーブル5b(図2参照)を設けた。これにより生体情報提供手段7は第2テーブル5bを参照して異常値と判定された生体情報と、第1テーブル5aを参照して緊急時生体情報とされた生体情報を併せて提供することが可能となる。
図13は、測定項目と閾値を超える範囲とを対応付けて記憶する抽出条件記憶手段の一例としての第2テーブル5bを示す図である。図13に示すように、体重、体脂肪率、血圧、脈拍の各測定項目に対して、”>100”、”>25”、”>85(拡張期)”、”130>(収縮期)”、”<50”、”>100”の各閾値が予め定められている。
なお、既存システムで生体情報を管理している場合、緊急時閾値情報を利用して異常値となる生体情報だけを抽出し、生体情報記憶手段6に記憶してもよい。
図14は、既存システムに記憶され、抽出条件を満たす緊急時生体情報を他の生体情報と区別して表したテーブルを示す図である。第1生体情報管理手段2の検索手段2bは、第2テーブル5bを参照して、閾値を満たす測定値を検索する。閾値を満たすレコードを強調して図14に示す。
図15は、抽出された緊急用生体情報を示す図である。図15に示すように、検索手段2bは、”160/115”の血圧の測定値を、閾値を超えた範囲”>85(拡張期)”、”130>(収縮期)”であるとして異常値として抽出する。また、検索手段2bは、”125”の脈拍の測定値を、閾値を超えた範囲”<50”、”>100”であるとして異常値として抽出する。異常値として抽出されたレコードを図15に示す。
なお、第1テーブル5a及び第2テーブル5bを参照して緊急用生体情報を出力する上記の構成でなく、第1テーブル5aを参照せず、第2テーブル5bのみを参照して異常値と判定された生体情報を緊急時生体情報として提供するようにしてもよい。
図16は、第1テーブル5aと第3テーブル5cとを結合した結合テーブルを示す図である。図16に示すように、当初の”×”であった緊急時フラグ及び期間フラグを、その後の緊急時生体情報の検索により該当する測定項目の緊急時フラグ及び期間フラグを書き換える。なお、緊急時フラグの書き換えの詳細については後述する。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態に係るシステムについて図1、図2、図4、図5及び図17〜図20を参照して説明する。
第2テーブル5bを参照すれば、異常値となる生体情報を医師等に提供できるが、どのくらいの範囲の生体情報を緊急時生体情報として提供するかを決定する必要がある。そこで第3の実施形態に係るシステムでは、緊急時生体情報として取得する範囲を決定する手段の一例である第3テーブル5cを有する。
図4は第1テーブル5aと第3テーブル5cとを結合した結合テーブルを示す図である。図4に示すように、測定項目に対し期間フラグが対応して記憶されている。期間フラグの一例としては、身長、体重、体脂肪率、内蔵脂肪量、体温、血圧、脈拍、血糖値の各測定項目に対し、”4”、”4”、”4”、”4”、”2”、”2”、”2”、”1”の各期間フラグが対応している。
図5は、期間フラグと提供期間とを対応付けて記憶する手段の一例を提供期間テーブル5eとして示す図である。図5に示すように、提供期間の一例としては、”全情報”、”1日以内”、”1週間以内”、”1ヶ月以内”、”3ヶ月以内”、”ユーザ設定”の提供期間に対し、”0”〜”5”の期間フラグがそれぞれ対応して記憶されている。
第1生体情報管理手段2は、緊急時生体情報の取得要求を受けて、第1テーブル5a及び第3テーブル5cを参照して、緊急時フラグ”○”に対する期間フラグを抽出する。次に、第1生体情報管理手段2は、提供期間テーブル5eを参照して、期間フラグに対する提供期間を抽出する。それにより、緊急時生体情報は、それが測定された測定日時の生体情報だけでなく、その測定日時から提供期間内に測定された日時の生体情報も併せて、医師等に提供される。
図17は期間設定用テーブルを示す図である。図17に示すように、生体情報記憶手段6にある緊急時生体情報として取得する前後の範囲が測定項目に対応して記憶されている。取得する前後の範囲の一例としては、”12”、”24”の時間[H]である。
第1生体情報管理手段2は、図17に示す期間設定用テーブル5fを参照して、対象の緊急時生体情報の近傍の生体情報を併せて生体情報提供手段7に出力する。なお、取得する前後の範囲は対象の緊急時生体情報の測定日時から何時間などの期間だけではなく、対象の緊急時生体情報からいくつか分などの個数であってもよい。
次に、認証の受け付けから生体情報の取得までの一連の処理の流れについて図18を参照して説明する。この説明の中で、緊急時生体情報として取得する範囲を決定する手段の一例としての第3テーブル5c及び期間設定用テーブル5fを考慮する。
図18は、第3テーブル5c及び期間設定用テーブル5fを考慮したフローチャートである。なお、図18に示すステップS201からS203、及びS207は、図10に示すステップS101からS103、及びステップS105と同じであるため、その説明を省略し、以下、ステップS204からS206について説明する。
(対象の緊急時生体情報の検索:S204)
生体情報提供手段7は、生体情報の緊急時の取得要求であるとの認証判断手段8による判断(ステップS203:No)を受けて、第1生体情報管理手段2に緊急時生体情報の取得要求を出力する。
第1生体情報管理手段2は、緊急時生体情報の取得要求を受けて、図4に示す第1テーブル5aを参照して、生体情報記憶手段6から緊急時フラグ”○”に対応する対象の緊急時生体情報の各測定項目(血圧、脈拍)を検索する。また、第1生体情報管理手段2は第1テーブル5aを参照して、”血圧”の測定項目を基に”2”の期間フラグを検索し、さらに、”脈拍”の測定項目を基に”2”の期間フラグを検索する。
(取得範囲分の生体情報の更新:S205)
次に、第1生体情報管理手段2は、検索した対象の緊急時生体情報、及び、提供期間を基に、図16に示す結合テーブルを更新する。すなわち、第1生体情報管理手段2は、”血圧”、”脈拍”、”体脂肪率”の各測定項目に対する緊急時フラグを”×”から”○”に書き換え、同じく、”血圧”の測定項目に対する”0”の期間フラグを”2”に書き換え、”脈拍”の測定項目に対する”0”の期間フラグを”2”に書き換える。
(緊急時生体情報の取得:S206)
次に、第1生体情報管理手段2は、対象の緊急時生体情報を生体情報記憶手段6から抽出すると共に、提供期間テーブル5eを参照して、”2”の期間フラグを基に”1週間以内”の提供期間内の血圧及び脈拍の各生体情報を抽出する。
図19は、抽出条件を満たす緊急時生体情報を示す図である。図19では、2010/12/18 08:15:00に対象の緊急時生体情報(血圧、脈拍)が測定されたことを示し、この日から血圧及び脈拍の各生体情報の提供期間内(1週間以内)である2日経過した日時2010/12/20 08:15:00に血圧及び脈拍の各生体情報が測定され、さらに、同日の17:00:00に血糖値の生体情報が測定されたこと示している。
第1生体情報管理手段2は、対象の緊急時生体情報の測定日時を基に、提供期間内に測定された血圧及び脈拍の各生体情報を検索する。検索された血圧及び脈拍の各生体情報を強調して図19に示す。
図20は抽出された緊急用生体情報を示す図である。図20に示すように、第1生体情報管理手段2は、対象の緊急時生体情報、及び提供期間内の生体情報を抽出する。第1生体情報管理手段2は、抽出したこれらの生体情報を生体情報提供手段7に出力する。
[第4の実施形態]
次に第4の実施形態に係るシステムについて図1、図2、及び図21〜図24を参照して説明する。
緊急時生体情報を提供するとき、関連する生体情報も併せて提供することで診察や診療を支援できる。そこで第4の実施形態に係るシステムでは緊急時生体情報の関連する生体情報を決定する手段の一例として、第4テーブル5d(図2参照)を有する。
図21は測定項目と関連項目とを対応付けて記憶する抽出条件記憶手段の一例としての第4テーブル5dを示す図である。図21に示す第4テーブル5dは、生体情報記憶手段6にある関連する生体情報の組み合わせをリスト化したものであり、”体脂肪率”の測定項目に”体重”、”腹囲”の各関連項目が対応付けて記憶されている。また、”血圧”の測定項目に、”体脂肪率”、”脈拍”、”心電図”の各関連項目が対応付けて記憶されている。
したがって、緊急時生体情報の取得要求を受けて、第1生体情報管理手段2は対象の緊急時生体情報を生体情報記憶手段6から出力する際には、その対象緊急時生体情報に関連する生体情報も出力することとなる。たとえば、第1生体情報管理手段2は対象の緊急時生体情報”血圧”を出力する際には、”体脂肪率”、”脈拍”、”心電図”の関連項目を基に、生体情報記憶手段6から生体情報を出力することとなる。
次に、認証の受け付けから生体情報の取得までの一連の処理の流れについて図22を参照して説明する。なお、この説明の中で、緊急時生体情報の関連する生体情報を決定する手段の一例としての第4テーブル5dを考慮する。
図22は、認証の受け付けから生体情報の取得までの一連の処理を示すフローチャートである。なお、図22に示すステップS301からS305、及びS309は、図18に示すステップS201からS205、及びS207と同じであるため、その説明を省略し、以下、ステップS306からS308について説明する。
(関連する生体情報の検索:S306)
ステップS305までの処理において、第1生体情報管理手段2は、対象の緊急時生体情報、及び提供期間内の生体情報を検索している。ここでは、血圧及び脈拍の緊急時生体情報、及び血圧及び脈拍の各生体情報の提出期間内のものである(図20参照)。
第1生体情報管理手段2は、血圧及び脈拍の各測定項目を基に、図21に示す第4テーブル5dを参照して、血圧と関連する項目”体脂肪率”、”脈拍”、”心電図”を検索する。
(取得範囲分の生体情報の更新:S307)
次に、第1生体情報管理手段2は、血圧及び脈拍の各測定項目、及び”体脂肪率”、”脈拍”、”心電図”の各関連する項目を基に、図16に示す結合テーブルを更新する。すなわち、第1生体情報管理手段2は、”血圧”、”脈拍”、”体脂肪率”の各測定項目に対する緊急時フラグを”×”から”○”に書き換える。
(緊急時生体情報の取得:S308)
次に、第1生体情報管理手段2は、対象の緊急時生体情報、及びこれと関連する生体情報を生体情報記憶手段6から抽出する。
図23は、対象の緊急時生体情報及びこれと関連する生体情報を強調して示すテーブルである。図23では、”血圧”、”脈拍”の対象の緊急時生体情報、及び”体脂肪率”の関連する生体情報が検索されたことを示している。
図24は、抽出された緊急用生体情報を示す図である。図24に示すように、第1生体情報管理手段2は、対象の緊急時生体情報、及びこれと関連する生体情報を抽出する。第1生体情報管理手段2は、抽出したこれらの生体情報を生体情報提供手段7に出力する。それにより、緊急時生体情報に関連する生体情報も併せて医師等に提供される。このとき関連する生体情報に関しても第3テーブル5cを用いることにより、時間的に近傍である提供期間内の生体情報を医師等に提供されるようにしてもよい。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態に係るシステムについて図25を参照して説明する。図25は、抽出条件を入力するための入力画面を示す図である。
図25では、入力画面上に”緊急時閾値”、”取得範囲”、”関連情報”の各メニュが表示されている。
患者側インターフェース1においては、表示制御手段1cにより表示手段1bに表示された図25に示す入力画面を用いることで、入力手段1aの操作により、抽出条件記憶手段5に記憶された第1テーブル5a〜第4テーブル5dを更新可能に構成されている。図25では、第2テーブル5b(緊急時閾値情報)、第3テーブル5c(緊急時取得範囲情報)及び第4テーブル5d(緊急時関連情報)が更新可能に構成されている。なお、入力手段1aの操作により緊急時閾値情報等を更新するばかりでなく、ファイルなどを読み込んで緊急時閾値情報等を更新してもよい。
[第6の実施形態]
次に、第6実施形態に係るシステムについて図26及び図27を参照して説明する。
ホームヘルスケア機器等の測定手段12(図1に示す)から送信される生体情報を第1生体情報管理手段2で受信し、それを生体情報記憶手段6に登録する必要がある。そこで本システムでは生体情報を受信し生体情報記憶手段6に登録する生体情報登録手段(図示省略)を有する。
生体情報登録手段はブルートゥース(Bluetooth)、赤外線、無線、USB()などのあらゆる通信手段を利用して生体情報を受信する。このとき測定項目と閾値とを対応付けて記憶する第2テーブル5bを利用して生体情報に異常があるかを判定し、もしあれば生体情報記憶手段6に記憶する際に、緊急時フラグのようなフラグを付け、緊急時生体情報を判定できるようにする。もしくは緊急時生体情報用の領域に異常値となる生体情報を記憶する。
図26は、生体情報の受信から生体情報の登録までの一連の処理を示すフローチャートである。図27は”○”の緊急時フラグを付加した生体情報記憶手段の一例としてのテーブルを示す図である。
図26に示すように、ステップS401で生体情報を受信すると、認証判断手段8が緊急時生体情報であるか否かを判定する(ステップS402)。
次に、第1生体情報管理手段2が、第2テーブル5bを参照して、受信した生体情報が抽出条件を満たすか否かを判断する(ステップS403)。
抽出条件を満たすとき(ステップS403:Yes)、図16に示す第1テーブル5aに緊急時フラグを付加する(図27参照)(ステップS405)。
生体情報登録手段は、異常値となる生体情報を緊急時生体情報として登録をする。また、異常値でない生体情報(ステップS403:No)を通常時生体情報として登録する。
なお、図1に示す患者側インターフェース1を、患者の生体情報を生体情報記憶手段6に記憶させる「生体情報登録手段」としてもよい。
[第7の実施形態]
次に、第7実施形態に係るシステムについて図1、図2及び図28を参照して説明する。
ホームヘルスケア機器等の測定手段12で測定した生体情報を医師等に提供する対象としているが、医師等に表示する必要がある。また本実施形態は緊急時を認証するために医師等や患者の認証をする必要がある。そこで本システムは、医師等への生体情報を表示するための医師等側インターフェース4、及び医師を認証する医師等認証手段10や患者を認証する患者認証手段11を有する。
医師等側インターフェース4、医師等認証手段10、及び患者認証手段11を図1に示す。図28は、通常開示項目が表示されてから緊急開示項目が表示されるまでの一連の流れを示す図である。
医師等側インターフェース4は、入力手段4a、表示手段4b、及び表示制御手段4cを有する。
表示制御手段4cは、図28に示すように通常時の場合は患者の認証が必要な情報の項目名(通常開示項目)だけを表示手段4bに表示させ、値は空欄、「患者の認証が必要です」のような分かり易いメッセージを表示手段4bに表示させる。表示制御手段4cは、緊急時の場合は図28で示すように緊急であることを表示させ、この緊急開示項目だけ表示させ、他は空欄にする。
医師等認証手段10及び患者認証手段11は、医師等や患者の認証を行う。認証方法はICカード利用、パスワード入力やこれらの組み合わせでもよく、指紋や虹彩、静脈なの生体認証であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提供したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるととともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 患者側インターフェース
1a 入力手段
1b 表示手段
1c 表示制御手段
2 第1生体情報管理手段
3 第2生体情報管理手段
4 医師等側インターフェース
4a 入力手段
4b 表示手段
4c 表示制御手段
5 抽出条件記憶手段
5a 第1テーブル
5b 第2テーブル
5c 第3テーブル
5d 第4テーブル
5e 提供期間テーブル
5f 期間設定用テーブル
6 生体情報記憶手段
7 生体情報提供手段
8 認証判断手段
9 ネットワーク
10 医師等認証手段
11 患者認証手段
12 測定手段(ホームヘルスケア機器等)

Claims (7)

  1. 患者の生体について複数種類の測定項目で測定された生体情報をネットワークを介して遠隔地から管理するホームヘルスケアシステムにおいて、
    前記測定された前記生体情報を記憶し、当該生体情報の全部または一部に相当する通常時生体情報と、前記生体情報の一部に相当する緊急時生体情報とを区別して出力する管理手段と、
    前記生体情報を抽出するときの閾値を基に定められた抽出条件を記憶し、前記測定項目と閾値とを対応付けて記憶する閾値テーブルを有する抽出条件記憶手段と、
    前記生体情報の取得要求を受けたときに、患者及び当該患者の生体情報を取得する権利を有する者の両方の認証を受け付けていたとき、前記管理手段から取得した前記通常時生体情報を提供し、前記両方の認証の少なくとも一方を受け付けていないとき、前記閾値テーブルを参照して、前記閾値に基づく範囲を超えた前記測定項目の生体情報を前記緊急時生体情報として前記管理手段から取得し、該取得した緊急時生体情報を提供する生体情報提供手段と、
    を有することを特徴とするホームヘルスケアシステム。
  2. 前記抽出条件はさらに所定期間であり、
    前記抽出条件記憶手段は、前記測定項目と前記所定期間とを対応付けて記憶する期間テーブルをさらに有し、
    前記生体情報提供手段は、前記緊急時生体情報を出力するとき、さらに前記期間テーブルを参照して、前記緊急時生体情報と同じ測定項目の生体情報であって、前記緊急時生体情報が測定されたときから前記所定期間内に測定された生体情報を緊急時生体情報として出力する
    ことを特徴とする請求項に記載のホームヘルスケアシステム。
  3. 前記抽出条件記憶手段は、各測定項目の相互の関連を定めた測定項目関連テーブルをさらに有し、
    前記生体情報提供手段は、前記緊急時生体情報を出力するとき、さらに前記測定項目関連テーブルを参照して、前記緊急時生体情報の測定項目と関連する測定項目の生体情報を緊急時生体情報として出力する
    ことを特徴とする請求項1または請求項に記載のホームヘルスケアシステム。
  4. 前記両方の認証を受け付けたか否かを判断する認証判断手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のホームヘルスケアシステム。
  5. 定手段により測定された患者の生体情報を体情報記憶手段に記憶させる生体情報登録手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のホームヘルスケアシステム。
  6. 前記生体情報登録手段は、
    操作手段と、表示手段と、入力画面を含む表示制御手段とを備えたインターフェースを有し、
    前記表示制御手段は、前記操作手段による前記入力画面の指定を受けて前記抽出条件を選択可能なように前記入力画面を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項に記載のホームヘルスケアシステム。
  7. 患者の生体について複数種類の測定項目で測定された生体情報をネットワークを介して受信するコンピュータに
    前記測定項目と閾値とを対応付けて記憶するステップと、
    前記測定された前記生体情報の全部または一部を通常時生体情報として、前記測定された前記生体情報の一部を緊急時生体情報として生体情報記憶手段に記憶する生体情報記憶ステップと、
    患者及び当該患者の生体情報を取得する権利を有する者の両方の認証を受け付けする患者認証受付ステップと、
    前記生体情報の取得要求を受けたときに、前記両方の認証を受付けていたとき前記生体情報記憶手段から取得した通常時生体情報を提供し、前記両方の認証の少なくとも一方を受け付けていないとき前記生体情報記憶手段から前記閾値に基づく範囲を超えた前記測定項目の生体情報を前記緊急時生体情報として取得し、該取得した緊急時生体情報を提供する生体情報提供ステップと、
    を実行させることを特徴とする生体情報管理プログラム。
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