JP6401052B2 - 診療支援装置、システム、プログラム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、診療を支援する診療支援装置、システム、プログラム及び方法に関する。
医療分野において、診療を支援するための各種の医療用コンピュータシステムが提案されている。医療用コンピュータシステムの1つとして、下記特許文献1には、患者の症状などを設定すると、その後の診療スケジュールをシステム側で自動的に作成して表示する診療支援システムが記載されている。診療スケジュールは、患者に実施される複数の診療行為、具体的には、患者に対する診断、検査、治療、手術、及びそれらの準備行為などの診療行為を時間軸に沿って並べた診療計画である。診療スケジュールにおいて、診療行為を実施する時期や順番が規定される。診療スケジュールを作成することによって、医師や看護師などの医療スタッフの間で診療スケジュールの内容を共有することができる。
特開2014−063214号公報
上記特許文献1のような診療支援システムにより作成された診療スケジュールを構成する個々の診療行為のなかには、実施のタイミングが遅れてしまうと、効果を発揮しなかったり、患者へのリスクが高くなってしまったり、その後の計画に変更が必要となってしまうなどの問題が生じるものもあるので、診療スケジュール通りに診療行為を行うことが求められる。
しかしながら、上記特許文献1のように診療スケジュールを表示するだけでは診療スケジュールを予定通りに進めるための支援としては十分でなく、更なる改善が要望されていた。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、診療スケジュールを予定通り進めるための支援が可能な診療支援装置、システム、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の診療支援装置は、患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュール、及び、診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間を表示するスケジュール閲覧画面を作成する画面データ作成部と、スケジュール閲覧画面を出力する出力制御部と、を備え、上記画面データ作成部は、上記診療スケジュールとして、上記対象診療行為が実施予定時刻までに実施された場合に必要となる診療行為を含む第1診療スケジュールと、対象診療行為が実施予定時刻までに実施できなかった場合に必要となる診療行為を含む第2診療スケジュールと、をスケジュール閲覧画面に比較可能に並べて表示することを特徴としている。
なお、現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間は、数値として表示しても
よいし、図表として表示してもよい。
画面データ作成部は、スケジュール閲覧画面に、第1診療スケジュールと第2診療スケジュールとの時間軸を、同方向に延びた線状に、かつ、時間に関して同縮尺に、表示することが好ましい。画面データ作成部は、第1診療スケジュールと第2診療スケジュールとを含むスケジュール表示領域と、第1診療スケジュールと第2診療スケジュールとの対象診療行為について現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間をそれぞれ表示するタイムリミット表示領域とを有するスケジュール閲覧画面を作成することが好ましい。
画面データ作成部は、現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間に応じてスケジュール閲覧画面の表示態様を可変させるものでもよい。
画面データ作成部は、スケジュール閲覧画面の表示態様として、時間軸の表示態様を可変させるものでもよい。
診療支援画面作成部は、現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間が所定時間以下となった場合に表示態様を可変させるとともに、所定時間は、対象診療行為の種類に応じて複数設定されているものでもよい。なお、所定時間は、例えば、1時間、5時間などの予め設定された時間であり、任意の時間を設定できる。
現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間が所定時間となった場合に、この旨を所定の通知先へ通知する通知部を設けてもよい。なお、所定時間は、例えば、1時間、5時間などの予め設定された時間であり、任意の時間を設定できる。また、所定の通知先は、例えば、医師や検査技師、看護士といった医療スタッフなどの予め設定された通知先であり、任意の通知先を設定できる。
画面データ作成部は、対象診療行為が実施予定時刻までに実施された場合において患者に生じる第1リスクと、対象診療行為が実施予定時刻までに実施できなかった場合において患者に生じる第2リスクと、をスケジュール閲覧画面に比較可能に表示するものでもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の診療支援システムは、クライアント端末と、クライアント端末から入力される要求に基づいて診療行為を支援する診療支援装置とから構成される診療支援システムにおいて、診療支援装置は、患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュール、及び、診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間を表示するスケジュール閲覧画面を作成する画面データ作成部と、スケジュール閲覧画面を出力する出力制御部と、を備え、画面データ作成部は、上記診療スケジュールとして、上記対象診療行為が実施予定時刻までに実施された場合に必要となる診療行為を含む第1診療スケジュールと、対象診療行為が実施予定時刻までに実施できなかった場合に必要となる診療行為を含む第2診療スケジュールと、をスケジュール閲覧画面に比較可能に並べて表示することを特徴としている。
また、上記目的を達成するために、本発明の診療支援プログラムは、診療行為を支援する診療支援装置としてコンピュータを機能させる診療支援プログラムにおいて、患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュール、及び、診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間を表示するスケジュール閲覧画面を作成する画面データ作成ステップと、スケジュール閲覧画面を出力する出力制御ステップと、をコンピュータに実行させ、画面データ作成ステップは、上記診療スケジュールとして、上記対象診療行為が実施予定時刻までに実施された場合に必要となる診療行為を含む第1診療スケジュールと、対象診療行為が実施予定時刻までに実施できなかった場合に必要となる診療行為を含む第2診療スケジュールとを比較可能に並べて表示するスケジュール閲覧画面を作成することを特徴としている。
また、上記目的を達成するために、本発明の診療支援方法は、患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュール、及び、診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間を表示するスケジュール閲覧画面を作成する画面データ作成ステップと、スケジュール閲覧画面を出力する出力制御ステップと、を診療支援装置に実行させ、画面データ作成ステップは、上記診療スケジュールとして、上記対象診療行為が実施予定時刻までに実施された場合に必要となる診療行為を含む第1診療スケジュールと、対象診療行為が実施予定時刻までに実施できなかった場合に必要となる診療行為を含む第2診療スケジュールとを比較可能に並べて表示するスケジュール閲覧画面を作成することを特徴としている。
本発明は、診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から対象診療行為の実施予定時刻までの時間(以下、残り時間と称する場合がある)を表示することにより、スケジュールを予定通りに進めるための支援が可能である。
診療支援システムの構成を示す説明図である。 カルテDBの内容を示す説明図である。 画像DBの内容を示す説明図である。 スケジュールDBの内容を示す説明図である。 第1、第2スケジュールの内容を示す説明図である。 診療支援サーバ等に用いられるコンピュータの電気的な構成を示すブロック図である。 クライアント端末の機能概要を示す説明図である。 スケジュール作成画面を示す説明図である。 スケジュール閲覧画面を示す説明図である。 診療支援サーバの機能概要を示す説明図である。 スケジュール閲覧画面の表示手順を示すフローチャートである。 残り時間に応じて時間軸の表示色を変更する例を示す説明図である。 タイムバーにより残り時間を表示する例を示す説明図である。 診療支援サーバのCPUを通知部として機能させる例を示す説明図である。 第1、第2スケジュールにリスク情報が対応付けされた例を示す説明図である。 スケジュール閲覧画面を示す説明図である。
[第1実施形態]
図1に示す診療支援システム10は、病院等の医療施設で実施される診療行為を支援するために用いられるコンピュータシステムである。この診療支援システム10は、診療支援サーバ11と、クライアント端末12と、サーバ群13と、これらを相互に通信可能に接続するネットワーク14とで構成されている。ネットワーク14は、例えば、医療施設内に敷設されたLAN(Local Area Network)である。
サーバ群13には、電子カルテサーバ15、画像サーバ16、スケジュールサーバ17などが含まれる。電子カルテサーバ15は、電子カルテデータベース(以下、電子カルテDB)18を備えている。また、画像サーバ16は、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバであり、画像データベース(以下、画像DB)19を備えている。さらに、スケジュールサーバ17は、スケジュールデータベース(以下、スケジュールDB)20を備えている。これら、カルテDB18、画像DB19、スケジュールDB20は、例えば、患者ID(Identification Data)などのキーワードによる検索が可能なデータベースである。
図2に示すように、カルテDB18には、複数の電子カルテが格納されている。電子カルテは患者毎に作成されてカルテDB18に格納される。各電子カルテには、患者情報と、診療情報とが含まれる。なお、患者情報には、患者ID、患者の氏名、年齢、性別などが含まれる。また、診療情報には、診療済みまたは診療中の傷病の傷病名や発症日時、診療担当者(医師・看護士・検査技師などの医療スタッフ)、問診・検査・診断などの診察記録、処置・手術などの治療記録、所見、検査結果が含まれる。さらに、検査結果には、検査結果に画像(検査画像)が含まれる場合、この検査画像の参照先(保管先)を示すアドレス情報も含まれる。
図3に示すように、画像DB19には、X線検査やCT検査などの画像検査で撮影された検査画像が格納されている。検査画像には、患者情報、撮影日、撮影機器、撮影部位、撮影条件などが付加されている。
図4に示すように、スケジュールDB20には、第1記憶領域20a、第2記憶領域20bが設けられている。これら第1、第2の各記憶領域20a、20bには、診療行為を時間軸TL(図5参照)に沿って並べた診療スケジュールが格納されている。第1記憶領域20aには、新たな診療スケジュールを作成する際のひな形として用いられる診療スケジュールが、傷病毎に区別されて格納されている。また、第1記憶領域20aに格納された各傷病の診療スケジュールは、それぞれ、効率を重視した第1スケジュールと、時間的なゆとりを重視した第2スケジュールとの2種類からなる。すなわち、第1記憶領域20aには、1つの傷病について2種類の診療スケジュールが格納されている。
図5(A)に示すように、傷病Aの第1スケジュールA1は、診療行為A(例えば、投薬)、診療行為B(例えば、経過観察)、診療行為C(例えば、簡易検査)を行うことによって、傷病Aの発生から20時間で全ての診療が完了する診療スケジュールとなっている。ただし、この第1スケジュールA1で診療を行うためには、最初に実行される診療行為Aを発症からT1(本例では5時間)以内に実施する必要がある。
他方、図5(B)に示すように、傷病Aの第2スケジュールA2は、診療行為A、診療行為Bを1セットとして、これを2セット行った後、診療行為D(例えば、精密検査)を行うことによって、傷病の発生から40時間で完了する診療スケジュールとなっている。この第2スケジュールA2で診療を行うためには、最初に実行される診療行為Aを発症からT2(本例では10時間)以内に行えばよい。
このように、傷病Aについては、発症からT1以内に診療行為Aを実施すれば、第1スケジュールA1での診療が可能であるが、発症からT1以内に診療行為Aを実施できなかった場合は第1スケジュールA1での診療ができなくなり第2スケジュールで診療を行うことになる。すなわち、発症からT1が経過した時点を診療行為Aの実施予定時刻とすると、第1スケジュールA1は、傷病Aの発症から予定実施時刻までに診療行為Aを実施できた場合の診療スケジュールであり、第2スケジュールA2は、傷病Aの発症から予定実施時刻までに診療行為Aを実施できなかった場合の診療スケジュールである。
第1スケジュールA1と第2スケジュールA2とを比較すると、第1スケジュールA1では、最初の診療行為である診療行為Aを迅速に行う必要がある反面、診療行為Aを迅速に行ったことで、その後に必要となる診療行為の数が第2スケジュールA2と比較して少なく、また、最後の検査(診療行為C)についても第2スケジュールA2の最後の検査(診療行為D)と比較して簡単である。
他方、第2スケジュールA2では、最初の診療行為Aを行うまでの時間が第1スケジュールA1よりも長く、ゆとりをもって最初の診療行為Aを実施することが可能な反面、発症から最初の診療行為Aが実施されるまでの時間が第1スケジュールと比較して長時間なため、その後に必要となる診療行為の数が第1スケジュールA1よりも多くなってしまうだけでなく、最後の検査(診療行為D)ついても第1スケジュールA1の最後の検査(診療行為C)と比較して手間や時間がかかる。
このように、第1スケジュールA1は、第2スケジュールA2と比較して、必要な診療行為の数が少なく、内容も簡単であり、さらには、トータルの診療時間も短いので、結果として、第2スケジュールA2よりも効率良く診療を行うことができる診療スケジュールとなっている。よって、この第1診療スケジュールA1に従って診療行為を行うことが望まれる。
以上、傷病Aの第1スケジュールA1と第2スケジュールA2について説明をしたが、第1記憶領域20aに格納された他の傷病の診療スケジュールについても同様に、第1、第2の2種類の診療スケジュールが設けられている。そして、第1スケジュールは、対応する傷病に対する最初の診療行為を迅速に行うことで、結果として効率良く診療を行うことができる診療スケジュールとなっており、第2スケジュールは、最初の診療行為をゆとりを持って行うことができる反面、効率については第1スケジュールよりも劣る診療スケジュールとなっている。
図4に戻り、医療施設に患者が搬送される、または、入院中の患者に入院理由とは別の傷病が発生するなどして患者に新たな診療行為を行う必要が生じた場合は、患者情報の他、傷病名・発症日時からなる傷病情報、及び、担当の診療科・医療スタッフからなる担当情報などの必要事項が入力されて患者の診療スケジュールが作成される。この診療スケジュールは、第1記憶領域20aから患者の傷病名に対応する診療スケジュールを抽出し、抽出した診療スケジュールに必要事項として入力された情報を対応付けすることによって作成される。そして、このようにして作成された診療スケジュールが、第2記憶領域20bに格納される。
このように、第2記憶領域20bに格納される診療スケジュールは、傷病に対応した一般的な診療スケジュール(第1記憶領域20aにひな形として格納された診療スケジュール)に対して、傷病を発症した患者名や患者IDや、発症日時、担当の医療スタッフなどが対応付けされることによって作成された患者毎の診療スケジュールである。前述のように、第1記憶領域20aに格納された診療スケジュールは、第1、第2の2種類のスケジュールが設けられているので、これに基づいて作成される患者毎の診療スケジュール、すなわち、第2記憶領域20bに格納される診療スケジュールも、第1記憶領域20aに格納された診療スケジュールと同様に、第1、第2の2種類のスケジュールを含む形態で作成され、第2記憶領域20bに格納される。
図1に戻り、クライアント端末12は、デスクトップやノート型、タブレット型のパソコンやスマートフォンなどの端末である。なお、クライアント端末12は、1人の医療スタッフが占有するものでもよいし、内科、外科、耳鼻科、眼科といった各診療科に設置されて各診療科の複数の医療スタッフに共用されるものでもよい。クライアント端末12は、電子カルテサーバ15にアクセスして、電子カルテの作成(入力)や閲覧(表示)をする機能を有している。また、クライアント端末12は、画像サーバ16にアクセスして、検査画像を閲覧する機能を有している。さらに、クライアント端末12は、スケジュールサーバ17にアクセスして、診療スケジュールの作成や閲覧をする機能を有している。
診療支援サーバ11は、クライアント端末12が有する上記の各種機能を実現するための診療支援画面を作成して、クライアント端末12に対して配信(出力)する本発明の診療支援装置である。診療支援サーバ11は、クライアント端末12からのアクセスを受け付け、クライアント端末12から入力される各種要求に基づいて、診療支援画面の作成やクライアント端末12への配信を行う。
診療支援サーバ11やクライアント端末12、及び、サーバ群13を構成する電子カルテサーバ15、画像サーバ16、スケジュールサーバ17は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステム等の制御プログラムや、クライアントプログラム又はサーバプログラム等のアプリケーションプログラムをインストールして構成される。
図6に示すように、各サーバ11、15〜17、及び、クライアント端末12を構成するコンピュータは、基本的な構成は同じであり、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)31、メモリ32、ストレージデバイス33、通信I/F34、及び入出力部35を備えている。これらはデータバス36を介して接続されている。入出力部35は、ディスプレイ37と、キーボードやマウスなどの入力デバイス38とからなる。
ストレージデバイス33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御プログラムやアプリケーションプログラム(以下、APという)40が格納される。また、DBが構築されるサーバ11、15〜17には、プログラムを格納するHDDとは別に、DB用のストレージデバイス33として、例えば、HDDを複数台連装したディスクアレイが設けられる。なお、ディスクアレイは、サーバ本体に内蔵されるものでもよいし、サーバ本体とは別に設けられ、サーバ本体にLAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて接続されるものでもよい。
メモリ32は、CPU31が処理を実行するためのワークメモリであり、RAM(Random Access Memory)で構成される。CPU31は、ストレージデバイス33に格納された制御プログラムをメモリ32へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。通信I/F34は、ネットワーク14との間の伝送制御を行うネットワークインタフェースである。
クライアント端末12には、AP40として、クライアントプログラムがインストールされている。クライアントプログラムは、診療支援サーバ11にアクセスして、診療支援画面の配信要求やスケジュール作成要求などの各種要求を送信する機能、診療支援サーバ11からクライアント端末12に送られた診療支援画面を受信して表示する機能を、クライアント端末12に実行させるためのプログラムである。なお、クライアントプログラムは、診療支援システム10専用にプログラミングされたものであってもよいし、周知のウェブブラウザであってもよい。
図7に示すように、クライアントプログラムが起動されると、クライアント端末12のCPU31は、メモリ32などと協働して、GUI制御部50、及び診療支援サーバ11に対する各種の要求を発行する要求発行部51として機能し、クライアント端末12のディスプレイ37には、GUI(Graphical User Interface)による操作機能を備えた起動画面(図示せず)が表示される。
GUI制御部50は、マウスのポインタによる操作ボタンのクリック操作など、起動画面を通じた入力デバイス38からの操作指示を受け付けて、受け付けた操作指示に従った画面制御を行う。また、GUI制御部50は、入力デバイス38からの操作指示に基づき、前述した各種要求の発行指示を要求発行部51へ入力する。要求発行部51は、GUI制御部50を介して入力された発行指示に対応する要求を発行する。発行された要求は、診療支援サーバ11へ入力される。
起動画面には、クライアント端末12が有する機能の一覧が表示され、一覧の中から利用する機能を選択できる。本実施形態では、クライアント端末12が、電子カルテの作成・閲覧機能、検査画像の閲覧機能、診療スケジュールの作成・閲覧機能を有しており、起動画面では、これらのいずれを利用するかを選択できる。利用する機能が選択されると、選択された機能に対応する診療支援画面の配信要求が診療支援サーバ11に送信される。
診療支援画面は、例えば、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語により記述されたデータで構成され、この診療支援画面もGUIによる操作機能を備えている。本実施形態では、診療支援画面は、電子カルテの作成・閲覧機能を実行するための電子カルテ作成・閲覧画面、検査画像の閲覧機能を実行するための検査画像閲覧画面、診療スケジュールの作成・閲覧機能を実行するためのスケジュール作成画面52(図8参照)及びスケジュール閲覧画面55(図9参照)からなる。
図8に示すように、スケジュール作成画面52は、起動画面において診療スケジュールの作成・閲覧機能を利用する旨の選択がなされた場合に、診療支援サーバ11からクライアント端末12に対して配信される診療支援画面である。スケジュール作成画面52には、入力欄53a〜53j、スケジュール作成ボタン54が設けられている。入力欄53a〜53jは、前述した必要事項を入力するために設けられ、入力欄53a〜53dは、患者情報を入力するための入力欄であり、入力欄53e、53fは、傷病情報を入力するための入力欄であり、入力欄53g〜53jは、担当情報を入力するための入力欄である。
入力欄53a〜53jに必要事項が入力され、スケジュール作成ボタン54が操作されると、診療スケジュールを作成するためのスケジュール作成要求が発行される。発行されたスケジュール作成要求は、入力欄53a〜53jに入力された情報とともに診療支援サーバ11に対して送信される。診療支援サーバ11は、この要求に従って、必要事項として入力された傷病に対応する診療スケジュールを第1記憶領域20aから読み出し、読み出した診療スケジュールと必要事項とを対応付けすることにより、必要事項として入力された診療対象の患者の診療スケジュールを作成する。診療支援サーバ11は、このようにして作成された診療スケジュールを第2記憶領域20bに格納するとともに、作成された診療スケジュールに基づいてスケジュール閲覧画面55(図9参照)を作成する。
図9に示すように、スケジュール閲覧画面55は、スケジュール作成画面52において必要事項が入力されて患者の診療スケジュールが作成された後に、診療支援サーバ11からクライアント端末12に対して配信される診療支援画面である。スケジュール閲覧画面55には、スケジュール表示領域56と、タイムリミット表示領域57とが設けられている。
スケジュール表示領域56には、スケジュール作成画面52において作成された患者の診療スケジュールが表示される。表示される診療スケジュールには、患者情報(患者名・患者ID・年齢・性別)や、傷病情報(傷病名・発症日時)、担当情報(担当の診療科・医療スタッフ)が含まれる。また、表示される診療スケジュールには、第1スケジュールと第2スケジュールとが含まれ、スケジュール表示領域56には、これら第1、第2スケジュールが、比較可能に並べて表示される。さらに、スケジュール表示領域56に表示される第1スケジュールと第2スケジュールには、発症から現在までどの程度の時間が経過しているかを示す指標58が表示される。なお、図9は、発症から1時間が経過した時点の画面を示しており、これに対応する位置に指標58が表示されている。
タイムリミット表示領域57は、第1領域57aと第2領域57bとからなり、第1領域57aには、第1スケジュールの最初の診療行為実施までの残り時間が表示され、第2領域57bには、第2スケジュールの最初の診療行為実施までの残り時間が表示される。なお、図9は、傷病Aの診療スケジュールを表示しており、この傷病Aの第1スケジュールA1では、T1(発症から診療行為A実施までのタイムリミット)が5時間となっている(図5(A)参照)。また、傷病Aの第2スケジュールA2では、T2が10時間となっている(図5(B)参照)。そして、図9は、発症から1時間が経過した時点の画面を示している。このため、図9では、第1領域57aに表示される残り時間は4時間、第2領域57bに表示される残り時間は9時間となっている。
診療支援サーバ11は、図示しない内臓時計などにより現在時刻を検知しており、時刻の推移に伴って定期的(例えば、1秒毎)にスケジュール閲覧画面55を更新する。これにより、タイムリミット表示領域57に表示された残り時間や、スケジュール表示領域56における指標58の表示位置が時刻の変化に伴って更新される。なお、時刻の推移に伴うスケジュール閲覧画面55の更新をクライアント端末12で行ってもよい。
第1領域57aに表示された残り時間は、この残り時間内に第1スケジュールの最初の診療行為を実施することで、その後も第1スケジュールに従って診療を行うことができることを示している。一方、第2領域57bに表示された残り時間は、この残り時間内に第2スケジュールの最初の診療行為を実施することで、その後も第2スケジュールに従って診療を行うことができることを示している。
図9では、傷病Aの第1スケジュールA1(図5(A)参照)及び第2スケジュールA2(図5(B)参照)を表示する例を示しており、傷病Aでは、第1スケジュールA1の最初の診療行為と、第2スケジュールA2の最初の診療行為は、いずれも診療行為Aである。このため、第1領域57aに表示された残り時間内に診療行為Aを実施することで、その後も第1診療スケジュールに従って診療を行うことが可能であるが、第1領域57aに表示された残り時間が経過しても診療行為Aが未実施の場合は、第2領域57bに表示された残り時間内に診療行為Aを実施し、その後は第2スケジュールに従って診療行為を行うこととなる。
このように、スケジュール閲覧画面55に、診療スケジュールと、診療スケジュールのうちの対象診療行為(本例では最初の診療行為)を実施するまでの残り時間を表示することによって、診療スケジュール通りに診療を行うことを支援できる。また、スケジュール閲覧画面55に、効率の良い第1スケジュールと、時間的なゆとりはあるが効率は第1スケジュールに劣る第2スケジュールとを比較可能に並べて表示することによって、効率良く診療を行うためにすべきことが判り易く、診療効率の向上を支援できる。
図12に示すように、診療支援サーバ11には、AP40として、サーバプログラムがインストールされており、サーバプログラムが起動されると、診療支援サーバ11のCPU31は、メモリ32などと協働して、要求受付部60、スケジュール作成部61、画面データ作成部62、出力制御部63として機能する。
要求受付部60は、クライアント端末12で行われた操作に基づくスケジュール作成要求を受け付け、受け付けたスケジュール作成要求をスケジュール作成部61に入力する。
スケジュール作成部61は、クライアント端末12から入力されたスケジュール作成要求で指定された必要事項(患者情報、傷病情報、担当情報)に含まれる傷病名に対応する診療スケジュールを第1記憶領域20aから読み出し、読み出した診療スケジュールと必要事項とを対応付けすることによって、必要事項で指定された診療対象の患者の診療スケジュールを作成する。そして、作成された診療スケジュールを、第2記憶領域20bに格納するとともに、画面データ作成部62へ入力する。
画面データ作成部62は、スケジュール作成部61から診療スケジュールが入力されると、入力された診療スケジュールに含まれる傷病の発症日時、発症から最初の診療行為を実施するまでのタイムリミット(すなわち、T1、T2)、並びに、図示しない内臓時計により検出した現在時刻に基づいて、スケジュール表示領域56に表示する指標58(図9参照)の表示位置を決定するとともに、タイムリミット表示領域57に表示する残り時間(すなわち、第1診療スケジュールにおいて最初の診療行為を実施するまでの残り時間と、第2診療スケジュールにおいて最初の診療行為を実施するまでの残り時間)を算出する。そして、入力された診療スケジュールと、決定された指標58の表示位置、並びに、算出された残り時間に基づいてスケジュール閲覧画面55(図9参照)を作成する。また、画面データ作成部62は、現在時刻の推移に対応して、指標58の表示位置、及び、タイムリミット表示領域57の表示内容(残り時間)を変更することによって、スケジュール閲覧画面55を更新する。
出力制御部63には、画面データ作成部62により作成及び更新されたスケジュール閲覧画面55が入力される。出力制御部63は、画面データ作成部62から入力されたスケジュール閲覧画面55をクライアント端末12に配信する処理を行う。クライアント端末12は、受信したスケジュール閲覧画面55を自身のディスプレイ37に表示する。
以下、図11を用いて、上記構成による本発明の作用について説明を行う。新たな診療スケジュールを生成する場合、クライアント端末12でクライアントプログラムを起動することによって表示される起動画面において、診療スケジュールの作成・閲覧機能を利用する旨の選択を行う。これにより、クライアント端末12においてスケジュール作成画面52の配信要求が発行され、診療支援サーバ11に入力される。
診療支援サーバ11は、配信要求を受け付けると、スケジュール作成画面52をクライアント端末12に対して配信する。クライアント端末12において、スケジュール作成画面52に従って必要事項(患者情報、傷病情報、担当情報)を入力し、スケジュール作成ボタン54を操作すると、スケジュール作成要求が発行され、診療支援サーバ11に入力される。
診療支援サーバ11は、必要事項として入力された傷病に対応する診療スケジュールを第1記憶領域20aから読み出し、読み出した診療スケジュールと必要事項とを対応付けすることにより、診療対象の患者の診療スケジュールを作成する。また、診療支援サーバ11は、作成した診療スケジュールを表示するスケジュール閲覧画面55を作成し、クライアント端末12に配信する。
診療支援サーバ11から配信されたスケジュール閲覧画面55は、クライアント端末12のディスプレイ37に表示される。スケジュール閲覧画面55には、診療スケジュールとともに、診療スケジュールのうちの対象診療行為(本例では、最初の診療行為)実施までの残り時間が表示され、これらを確認しながら診療を進めることができる。また、スケジュール閲覧画面55には、効率の良い第1スケジュールと、時間的なゆとりはあるが効率は第1スケジュールに劣る第2スケジュールとが比較可能に並べて表示され、かつ、第1、第2の各スケジュールで診療を進めるために必要な診療行為(本例では最初の診療行為)を実施するまでの残り時間が表示される。これにより、効率良く診療を行うためにすべきことが判り易い。
なお、上記実施形態では、診療スケジュールのうち最初に実施される診療行為を対象診療行為として、この対象診療行為の実施までの残り時間を表示する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。対象診療行為は、診療スケジュールのうち2番目以降に実施される診療行為であってもよい。また、診療スケジュールのうち複数の診療行為を対象診療行為としてもよい。もちろん、いずれの診療行為を対象診療行為とするかをユーザーに選択させてもよい。
また、上記実施形態では、スケジュール閲覧画面において、第1、第2の2種類の診療スケジュールを比較可能に表示する例で説明をしたが、第1または第2スケジュールの一方のみを表示してもよい。このような構成としても、表示されている一方の診療スケジュールのうちの対象診療行為までの残り時間を表示することによって、診療スケジュールを予定通りに進行させるための支援を行うことができる。
もちろん、3種類以上の診療スケジュールを比較可能に表示してもよい。この場合、ひな形となる診療スケジュールとして、1つの傷病について3種類以上の診療スケジュールを第1記憶領域20aに格納しておき、診療対象の患者の診療スケジュールを作成する場合、第1記憶領域に格納された診療スケジュールに基づいて3種類以上の診療スケジュールを作成する。そして、このように作成された3種類以上の診療スケジュールを含むスケジュール閲覧画面を、画面データ作成部62が作成し、出力制御部63を介してクライアント端末12に配信すればよい。
また、上記実施形態では、ひな形となる診療スケジュール、すなわち、第1記憶領域20aに格納された診療スケジュールが、傷病毎に設けられている例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。診療スケジュールは、傷病の種類に応じて変化させる必要があるだけでなく、患者の年齢や性別、既往歴などによって変化させる必要がある場合もある。つまり、同じ傷病であっても、若く健康な患者であれば1回の薬剤投与で終了する診療スケジュールが適しているが、体の弱い高齢者では複数回に分けて少量ずつ慎重に薬剤を投与する診療スケジュールが適しているといった場合が考えられる。このため、1つの傷病について、患者の年齢や性別、既往歴などに応じた複数のひな形を第1記憶領域20aに格納しておき、患者に応じたひな形を用いて診療対象の患者の診療スケジュールを作成する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、第1スケジュールで診療行為を進めるためには、発症からT1以内に最初の診療行為を実行する必要がある例で説明をしたが、発症からT1以内に最初の診療行為を実施しても、次の診療行為を実施するタイミングが遅いと、その後の診療については第1スケジュールのままでは実施できない(または、実施すべきではない)といった場合も考えられる。このため、第1スケジュールの全て(または複数)の診療行為について、発症(または、直前の診療行為の実施)からのタイムリミットを設定し、タイムリミットが設定された診療行為が終了する毎に、次のタイムリミットまでの時間を表示する構成としてもよい。
もちろん、第2スケジュールについても同様に、第2スケジュールの全て(または複数)の診療行為について、発症(または、直前の診療行為の実施)からのタイムリミットを設定し、タイムリミットが設定された診療行為が終了する毎に、次のタイムリミットまでの時間を表示する構成としてもよい。
また、第1スケジュールの最初の診療行為をタイムリミット内に実施できなかった場合の第2スケジュールと、第1スケジュールの最初の診療行為についてはタイムリミット内に実施できたが、次の診療行為をタイムリミット内に実施できなかった場合の第2スケジュールとでは、異なる診療スケジュールとなる場合もある。このため、第1スケジュール通りに診療行為を実施できなくなったタイミングに応じた複数の第2スケジュールを第1記憶領域20aに格納しておき、第1スケジュールに従って診療行為が実施される毎に、それまで表示していた第2スケジュールを、次の診療行為がタイムリミット内に実施できなかった場合の第2スケジュールへと更新表示する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、診療スケジュール(第1、第2スケジュール)全体を1つの画面内に納める例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。スケジュール表示領域56(図9参照)を、例えば、上下にスクロール可能に表示し、画面をスクロールさせることによって、診療スケジュール全体を把握できる構成としてもよい。
また、スケジュール表示領域56の表示スケールを変更可能としてもよい。この場合、例えば、スケジュール表示領域56に診療スケジュールを拡大するための拡大ボタンと、診療スケジュールを縮小するための縮小ボタンを設け、拡大ボタンの操作に基づいて診療スケジュールを拡大表示し、縮小ボタンの操作に基づいて診療スケジュールを縮小表示するように、画面データ作成部62がスケジュール閲覧画面55を更新すればよい。
また、残り時間に応じてスケジュール閲覧画面55の表示態様を変化させてもよい。この場合、例えば、図12に示すように、診療スケジュールの表示色を変化させるといったことが考えられる。図12では、発症から第1時間(例えば、1時間)が経過するまでの間は時間軸TLの表示色を緑色とし、第1時間が経過してから第2時間(例えば、2時間)が経過するまでの間は時間軸TLの表示色を黄色とし、第2時間が経過してからタイムリミット(予定実施時刻であり、例えば、3時間)までは時間軸TLの表示色を赤色としている。なお、図12以降の図面を用いた説明では、前述した実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略している。
もちろん、時間軸TLの全部の表示色を切り替えることに限定されず、時間軸TLの一部(例えば、発症から対象診療行為の実施のタイムリミットまで)の表示色を残り時間に応じて切り替えてもよい。また、時間軸TLの表示色を切り替えることに限定されず、例えば、残し時間に応じて時間軸TLを点灯表示から点滅表示へと切り替えたり、残り時間が短くなるほど時間軸TLの点滅間隔を短くするといったことも考えられる。さらに、残り時間に応じて、時間軸TLとは別の部位(例えば、時間軸TLの背景や、タイムリミット表示領域)の表示態様(表示色や点滅間隔、表示レイアウトなど)を切り替えてもよい。また、例えば、診療行為Aは、残り時間が1時間を切ると赤色表示となるが、診療行為Bは、残り時間が1時間を切っても赤色表示とはならずに、残り時間が30分を切ると赤色表示となるといったように、対象診療行為の種類に応じて表示態様が切り替わるタイミングを異ならせてもよい。
また、上記実施形態では、残り時間を、例えば、「4時間00分」など、数値として表示する例(図9参照)で説明をしたが、残り時間を図表として表示してもよい。この場合、例えば、図13に示すように、スケジュール閲覧画面55の第1表示領域57aや第2表示領域57bに、残り時間を示すタイムバー57cを表示するといったことが考えられる。タイムバー57cは、発症時から徐々に短くなり(バーの右端が徐々に左端側へ移動し)、残り時間が「0」となるとバーの右端が左端と重なって消失する。このように、残り時間を図表として表示することによって、残り時間を直感的に把握し易い。もちろん、第1表示領域57aや第2表示領域57bにタイムバー57cのみを表示してもよい。
[第2実施形態]
続いて、図14を用いて、本発明の第2実施形態について説明を行う。第1実施形態は、スケジュール閲覧画面55(図9参照)に、対象診療行為を実施するまでの残り時間を表示することによって、対象診療行為を診療スケジュール通りに実施することの支援を行うものである。これに対し、第2実施形態は、所定の通知先に対して残り時間を通知することによって、対象診療行為を診療スケジュール通りに実施することの支援を行うものである。
図14に示すように、第2実施形態では、診療支援サーバ11のCPU31を、第1実施形態で説明した要求受付部60、スケジュール作成部61、画面データ生成部62、出力制御部63として機能させることに加え、通知部64としても機能させる。通知部64は、第2記憶領域20bに格納された診療スケジュール、すなわち、診療対象の患者の診療スケジュールを参照し、対象診療行為実施までの残り時間が所定時間(例えば、1時間)を下回る診療スケジュールの有無を検出する。
そして、通知部64は、残り時間が所定時間を下回る診療スケジュールが検出された場合、所定の通知先に対して、対象診療行為実施までの残り時間、または、対象診療行為実施までの残り時間が所定時間を下回った旨を通知する。なお、所定の通知先は、例えば、クライアント端末12のうち、残り時間が所定時間を下回った診療スケジュールの関係者が使用する端末である。診療スケジュールの関係者とは、例えば、診療を担当する医療スタッフであり、この医療スタッフの情報は、診療スケジュールを作成する際に必要事項として入力され、診療スケジュールに対応付けされているので、診療スケジュールを参照することで割り出すことができる。第2実施形態では、上述のように残り時間を通知することによって、診療スケジュール通りに対象診療行為を実施させることの支援をより充実させることができる。
なお、残り時間や対象診療行為の種類に応じて、通知先や通知の態様を切り替えてもよい。この場合、例えば、残り時間が2時間を切った時点では、医師には通知を行わずに、看護士や検査技師にのみ通知を行い、残り時間が1時間を切ると、医師にも通知するといったことが考えられる。また、残り時間が2時間を切るまでは、1時間毎に通知を行い、残り時間が1時間を切った後は10分毎に通知を行うといったことも考えられる。さらに、対象診療行為が投薬である場合は、看護士にのみ通知を行い、対象診療行為が検査である場合は、検査技師にのみ通知を行うといったことも考えられる。
[第3実施形態]
続いて、図15、図16を用いて、本発明の第3実施形態について説明を行う。第1実施形態は、スケジュール閲覧画面55(図9参照)に、第1スケジュールで診療を行う際の対象診療行為実施までの残り時間と、第2スケジュールで診療を行う際の対象診療行為実施までの残り時間とを比較可能に表示している。これに対し、第3実施形態では、第1実施形態と同様に対象診療行為実施までの残り時間を比較可能に表示することに加えて、第1スケジュールで診療を行った場合の患者のリスクと、第2スケジュールで診療を行った場合の患者のリスクとを比較可能に表示する構成である。
図15に示すように、第3実施形態では、スケジュールDB20の第1記憶領域20aに格納された第1スケジュールに、この第1スケジュールで診療を行った場合に患者に生じるリスクを示す第1リスク情報が対応付けされている。また、第2スケジュールには、この第2スケジュールで診療を行った場合に患者に生じるリスクを示す第2リスク情報が対応付けされている。第1、第2の各リスク情報は、例えば、診療後の生存率や診療の成功率、診療による副作用などの情報である。
図16に示すように、第3実施形態では、上述の第1、第2リスク情報を含む第1第2スケジュールを用いて診療対象の患者の診療スケジュールが生成され、スケジュール閲覧画面55のスケジュール表示領域56に比較可能に表示される。図16において、第1スケジュールと第2スケジュールは、診療行為の内容(数や種類及びその組合せ)は同じであるが、第2スケジュールの方が、第1スケジュールよりも20時間遅く、対象診療行為である最初の診療行為Aを開始する内容となっている。
また、図16のスケジュール閲覧画面55には、リスク情報表示領域70が設けられている。リスク情報表示領域70には、第1スケジュールに含まれる第1リスク情報が表示される第1リスク表示領域70aと、第2スケジュールに含まれる第2リスク情報が表示される第2リスク表示領域70bとが設けられている。そして、図16の例では、第1リスク表示領域70aに、第1スケジュールで診療を行った場合の生存率が80%であることが表示され、第2リスク表示領域70bに、第2スケジュールで診療を行った場合の生存率が20%であることが表示されている。
図16の第1スケジュールと第2スケジュールとを比較すると、実際に実施する診療行為の内容は共通なので、診療の効率といった点では両者には差がない。一方、患者のリスクを考慮すると、最初の診療行為Aの実施タイミングが遅いことにより、第2診療スケジュールの方がリスクが高く(生存率が低く)なっている。このように、医療分野では、実際に実施する診療行為の内容が同じ場合であっても、実施するタイミングが異なることによって患者のリスクが変化する場合が想定される。第3実施形態では、第1、第2の2種類のスケジュールで診療を行った場合のそれぞれの患者のリスクを表示することにより、より低リスクの診療スケジュールで診療が行われるように支援することができる。
なお、前述した各実施形態では、診療支援サーバからネットワークを通じてクライアント端末に対してスケジュール閲覧画面を配信するクライアントサーバ型システムを例に説明している。この例では、診療支援サーバが診療支援装置に相当する。こうしたクライアントサーバ型システムに限らず、クライアント端末そのものを診療支援装置として構成してもよい。この場合には、クライアント端末のCPUを、要求受付部、画面データ作成部、出力制御部として機能させる。そして、要求受付部は、クライアント端末の入力デバイスからの操作指示を受け付け、出力制御部は、画面データ作成部が作成したスケジュール閲覧画面をクライアント端末のディスプレイに出力する制御を行う。つまり、クライアントサーバ型システムでは、出力制御部が、診療支援サーバからクライアント端末に向けての配信出力を制御していたが、クライアント端末そのものを診療支援装置として構成する場合においては、出力制御部が、クライアント端末のディスプレイへの表示出力を制御する。
なお、本発明は、上記実施形態や上述した変形例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の構成を採り得る。例えば、上記実施形態や上述した変形例を適宜組合せることも可能である。また、本発明は、プログラムに加えて、プログラムを記憶する記憶媒体にも及ぶ。
10 診療支援システム
11 診療支援サーバ
12 クライアント端末
14 ネットワーク
17 スケジュールサーバ
20 スケジュールDB
31 CPU
32 メモリ
33 ストレージデバイス
37 ディスプレイ
38 入力デバイス
40 AP
50 GUI制御部
51 要求発行部
52 スケジュール作成画面
55 スケジュール閲覧画面
56 スケジュール表示領域
57 タイムリミット表示領域
60 要求受付部
61 スケジュール作成部
62 画面データ作成部
63 出力制御部
64 通知部
70 リスク表示領域
TL タイムライン

Claims (11)

  1. 患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュール、及び、前記診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から前記対象診療行為の実施予定時刻までの時間を表示するスケジュール閲覧画面を作成する画面データ作成部と、
    前記スケジュール閲覧画面を出力する出力制御部と、を備え
    前記画面データ作成部は、
    前記診療スケジュールとして、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施された場合に必要となる診療行為を含む第1診療スケジュールと、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施できなかった場合に必要となる診療行為を含む第2診療スケジュールと、を前記スケジュール閲覧画面に比較可能に並べて表示することを特徴とする診療支援装置。
  2. 前記画面データ作成部は、前記スケジュール閲覧画面に、前記第1診療スケジュールと前記第2診療スケジュールとの前記時間軸を、同方向に延びた線状に、かつ、時間に関して同縮尺に、表示することを特徴とする請求項1記載の診療支援装置。
  3. 前記画面データ作成部は、
    前記第1診療スケジュールと前記第2診療スケジュールとを含むスケジュール表示領域と、前記第1診療スケジュールと前記第2診療スケジュールとの前記対象診療行為について現在時刻から前記対象診療行為の実施予定時刻までの時間をそれぞれ表示するタイムリミット表示領域とを有する前記スケジュール閲覧画面を作成することを特徴とする請求項1または2記載の診療支援装置。
  4. 前記画面データ作成部は、現在時刻から前記対象診療行為の実施予定時刻までの時間に応じて前記スケジュール閲覧画面の表示態様を可変させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  5. 前記画面データ作成部は、前記スケジュール閲覧画面の表示態様として、前記時間軸の表示態様を可変させることを特徴とする請求項4記載の診療支援装置。
  6. 前記診療支援画面作成部は、現在時刻から前記対象診療行為の実施予定時刻までの時間が所定時間以下となった場合に前記表示態様を可変させるとともに、
    前記所定時間は、前記対象診療行為の種類に応じて複数設定されていることを特徴とする請求項4または5記載の診療支援装置。
  7. 現在時刻から前記対象診療行為の実施予定時刻までの時間が所定時間となった場合に、この旨を所定の通知先へ通知する通知部を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  8. 前記画面データ作成部は、
    前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施された場合において前記患者に生じる第1リスクと、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施できなかった場合において前記患者に生じる第2リスクと、を前記スケジュール閲覧画面に比較可能に表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  9. クライアント端末と、前記クライアント端末から入力される要求に基づいて診療行為を支援する診療支援装置とから構成される診療支援システムにおいて、
    前記診療支援装置は、
    患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュール、及び、前記診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から前記対象診療行為の実施予定時刻までの時間を表示するスケジュール閲覧画面を作成する画面データ作成部と、
    前記スケジュール閲覧画面を出力する出力制御部と、を備え
    前記画面データ作成部は、前記診療スケジュールとして、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施された場合に必要となる診療行為を含む第1診療スケジュールと、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施できなかった場合に必要となる診療行為を含む第2診療スケジュールと、を前記スケジュール閲覧画面に比較可能に並べて表示することを特徴とする診療支援システム。
  10. 診療行為を支援する診療支援装置としてコンピュータを機能させる診療支援プログラムにおいて、
    患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュール、及び、前記診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から前記対象診療行為の実施予定時刻までの時間を表示するスケジュール閲覧画面を作成する画面データ作成ステップと、
    前記スケジュール閲覧画面を出力する出力制御ステップと、を前記コンピュータに実行させ
    前記画面データ作成ステップは、前記診療スケジュールとして、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施された場合に必要となる診療行為を含む第1診療スケジュールと、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施できなかった場合に必要となる診療行為を含む第2診療スケジュールとを比較可能に並べて表示する前記スケジュール閲覧画面を作成することを特徴とする診療支援プログラム。
  11. 患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュール、及び、前記診療スケジュール内の診療行為のうち少なくとも1つの対象診療行為について現在時刻から前記対象診療行為の実施予定時刻までの時間を表示するスケジュール閲覧画面を作成する画面データ作成ステップと、
    前記スケジュール閲覧画面を出力する出力制御ステップと、を診療支援装置に実行させ
    前記画面データ作成ステップは、前記診療スケジュールとして、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施された場合に必要となる診療行為を含む第1診療スケジュールと、前記対象診療行為が前記実施予定時刻までに実施できなかった場合に必要となる診療行為を含む第2診療スケジュールとを比較可能に並べて表示する前記スケジュール閲覧画面を作成することを特徴とする診療支援方法。
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