JP2009237783A - 診療支援プログラム、診療支援装置、および診療支援方法 - Google Patents

診療支援プログラム、診療支援装置、および診療支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】患者の生活を考慮しつつ、確実に実施可能な診療計画を作成すること。
【解決手段】重複計画抽出部108は、生活計画DB102bおよび診療計画DB102cから仮確定の状態の計画をすべて抽出する。影響フラグ比較部109は、抽出された生活計画に対応する影響フラグと抽出された診療計画に対応する影響フラグとを比較し、双方の影響フラグにおいて、同一の桁が「1」となっているか否かを判定する。この結果、同一の桁が「1」となっていれば、影響フラグ比較部109は、生活計画と診療計画の日程が重複しているとともに診療行為が患者の行動予定に影響を与えることになるため、生活計画および診療計画の実行が不可能であると判定する。変更計画作成部110は、生活計画および診療計画の実行が不可能であると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程を変更した変更計画を作成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、診療支援プログラム、診療支援装置、および診療支援方法に関し、特に、患者の生活を考慮しつつ、確実に実施可能な診療計画を作成することができる診療支援プログラム、診療支援装置、および診療支援方法に関する。
一般に、病院などの医療施設においては、一人一人の患者に対して様々な診療行為が施される。医師が患者に対して施す診療行為の中には、例えば1日などの比較的短期間で完了するものや、例えば数日以上の比較的長期間を要するものがある。そこで、医師は、患者の症状および容体や医学的知見などに基づいて診療行為の実施計画を作成し、作成された実施計画に従って複数の診療行為を順次実施することがある。
このような診療行為の実施計画に関して、例えば特許文献1には、診療行為ごとの所要時間や、連続または重複して実施することができない診療行為間の関係などをあらかじめ記憶しておき、診療行為の実施計画が作成された際に、実施計画中の各診療行為の実施可能性をチェックする技術が開示されている。つまり、特許文献1に開示された技術においては、同時に実施することができない2つ以上の診療行為の実施時間に重複がないか否かが計画段階で確認されている。
特開2003−67483号公報
しかしながら、従来の診療行為の実施計画では、常に医療施設における診療行為のスケジュールが優先され、患者の生活が無視される傾向があるという問題がある。すなわち、通常の診療行為の実施計画作成時には、すべての診療行為の実施時間が他の診療行為の実施時間と重複しないことのみを条件に設定されるため、たとえ診療行為が緊急性を要していなくても、患者は生活上のスケジュール変更を余儀なくされてしまうことがある。
また、診療行為の中には、医療施設において実施されている期間のみではなく、診療行為実施前後の患者の生活に少なからず影響を与えるものがある。具体的には、例えば患者にギプスをはめる診療行為が実施される場合には、診療行為後における患者の動作や行動には制限が生じる。また、例えば患者の血液や内臓を検査する診療行為が実施される場合には、診療行為前における患者の食事や飲酒の制限が必要となる。
このように、診療行為と患者の生活は密接に関係しているにも拘らず、医師が診療行為の実施計画を作成する際には、主に診療行為間の影響などが重視されるため、患者は、日常生活における様々な計画を犠牲にせざるを得ないことがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、患者の生活を考慮しつつ、確実に実施可能な診療計画を作成することができる診療支援プログラム、診療支援装置、および診療支援方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、診療支援プログラムは、記憶装置を備えたコンピュータによって実行される診療支援プログラムであって、前記コンピュータに、患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第1受付ステップと、患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第2受付ステップと、前記第1受付ステップにて記憶された生活計画と前記第2受付ステップにて記憶された診療計画との組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶装置から読み出す抽出ステップと、前記抽出ステップにて読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較ステップと、前記比較ステップにて比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成ステップとを実行させるようにした。
また、診療支援装置は、患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付ける第1受付手段と、患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付ける第2受付手段と、前記第1受付手段によって受け付けられた生活計画と前記第2受付手段によって受け付けられた診療計画とを記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された生活計画および診療計画の組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶手段から読み出す抽出手段と、前記抽出手段によって読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較手段と、前記比較手段によって比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成手段とを有する構成を採る。
また、診療支援方法は、患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付けて記憶装置に記憶する第1受付ステップと、患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第2受付ステップと、前記第1受付ステップにて記憶された生活計画と前記第2受付ステップにて記憶された診療計画との組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶装置から読み出す抽出ステップと、前記抽出ステップにて読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較ステップと、前記比較ステップにて比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成ステップとを有するようにした。
これらによれば、患者の行動予定と診療行為の実施予定との日程が重複している場合に、患者の行動と診療行為とが影響を及ぼしあって双方の予定を両立することが不可能であるか否かを判定し、両立不可能であれば、患者の行動または診療行為の日程をずらして計画を変更する。このため、変更後の計画を確定することにより、患者の行動予定と診療行為の実施予定との双方を両立することが可能となり、患者の生活を考慮しつつ、確実に実施可能な診療計画を作成することができる。
本明細書に開示された診療支援プログラム、診療支援装置、および診療支援方法によれば、患者の生活を考慮しつつ、確実に実施可能な診療計画を作成することができる。
本発明の骨子は、患者の生活計画における予定と日程が重複する診療行為を診療計画から抽出し、これらの予定および診療行為が共通の影響項目に関連するものであるか否かを判定し、共通の影響項目に関連する場合には、生活計画および診療計画のいずれか一方を優先させて計画を変更することである。以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る診療システムの概略構成を示すブロック図である。同図に示す診療システムは、患者側端末10および医師側端末20が診療支援装置100に接続されている。なお、患者側端末10と診療支援装置100の接続や、医師側端末20と診療支援装置100の接続は、例えばインターネットなどのネットワークを経由する接続であっても良い。また、患者側端末10および医師側端末20が同一の端末であっても良く、患者側端末10および医師側端末20のいずれか一方または双方と診療支援装置100とが一体的に形成されても良い。
患者側端末10は、患者が様々な予定を含む生活計画を入力する際に操作する端末である。具体的には、患者側端末10は、生活計画を入力するための画面情報を診療支援装置100から受信し、入力画面を例えばディスプレイなどに表示する。そして、患者側端末10は、入力画面に対する患者の行動予定の入力を受け付け、入力された予定を含む生活計画情報を診療支援装置100へ送信する。また、患者側端末10は、診療支援装置100によって変更された生活計画および診療計画の情報を受信し、例えばディスプレイなどに表示する。そして、患者側端末10は、表示された生活計画または診療計画が患者によって承認されると、その旨を診療支援装置100へ通知する。
医師側端末20は、医師が様々な診療行為の実施予定を含む診療計画を入力する際に操作する端末である。具体的には、医師側端末20は、診療計画を入力するための画面情報を診療支援装置100から受信し、入力画面を例えばディスプレイなどに表示する。そして、医師側端末20は、入力画面に対する医師の診療行為の実施予定の入力を受け付け、入力された実施予定を含む診療計画情報を診療支援装置100へ送信する。また、医師側端末20は、診療支援装置100によって変更された生活計画および診療計画の情報を受信し、例えばディスプレイなどに表示する。そして、医師側端末20は、表示された生活計画または診療計画が医師によって承認されると、その旨を診療支援装置100へ通知する。
診療支援装置100は、診療支援プログラムを実行することにより、患者による生活計画の入力を受け付けるとともに、医師による診療計画の入力を受け付け、生活計画と診療計画の実行可能性を判断し、実行不可能である場合には、変更計画を作成する。
具体的には、診療支援装置100は、患者側端末10に対して患者の生活計画入力用の画面情報を送信する一方、医師側端末20に対して医師の診療計画入力用の画面情報を送信する。そして、診療支援装置100は、生活計画情報および診療計画情報をそれぞれ患者側端末10および医師側端末20から受信し、患者の行動予定と医師による診療行為との日程が重複しているか否かを判定する。さらに、診療支援装置100は、患者の行動予定と診療行為の日程が重複している場合に、診療行為が患者の行動予定に影響を与えるか否かを判定する。そして、診療支援装置100は、診療行為が患者の行動予定に影響を与える場合に、患者の行動予定または診療行為を優先して診療計画または生活計画を変更し、変更後の計画を患者側端末10および医師側端末20へ送信する。変更後の計画が患者および医師によって承認されると、診療支援装置100は、変更後の計画を正規の生活計画または診療計画として確定する。
図2は、本実施の形態に係る診療支援装置100の要部構成を示すブロック図である。同図に示す診療支援装置100は、患者側インタフェース部(以下「患者側I/F部」と略記する)101、記憶部102、患者入力画面生成部103、生活計画情報取得部104、医師側インタフェース部(以下「医師側I/F部」と略記する)105、医師入力画面生成部106、診療計画情報取得部107、重複計画抽出部108、影響フラグ比較部109、変更計画作成部110、および計画確定部111を有している。なお、これらの処理部は、本実施の形態に係る診療支援プログラムにおける処理工程に対応しており、診療支援プログラムが実行された場合に各処理工程を実行する。
患者側I/F部101は、患者側端末10に接続しており、患者が生活計画を入力するための画面情報を患者側端末10に対して送信し、患者が入力した生活計画情報を患者側端末10から受信する。また、患者側I/F部101は、変更計画作成部110によって作成された生活計画および診療計画の変更案を患者側端末10へ送信し、患者が変更案を承認した旨を患者側端末10から受信する。
記憶部102は、患者の行動予定および診療行為に共通して影響する影響項目、患者の行動予定を含む生活計画、および診療行為の実施予定を含む診療計画をデータベース形式で記憶する。また、記憶部102は、診療行為と影響項目の対応関係や1つの症状に対して実施される複数の診療行為をまとめた診療セットなどをデータベース形式で記憶する。具体的には、記憶部102は、影響項目データベース(以下「影響項目DB」と略記する)102a、生活計画データベース(以下「生活計画DB」と略記する)102b、診療計画データベース(以下「診療計画DB」と略記する)102c、診療行為データベース(以下「診療行為DB」と略記する)102d、および診療セットデータベース(以下「診療セットDB」と略記する)102eを保持する。
影響項目DB102aは、患者が予定を実行するのに必要となると同時に、診療行為によって影響を受ける影響項目を記憶する。また、影響項目DB102aは、影響項目間の関連性を示す影響フラグをそれぞれの影響項目に対応付けて記憶する。具体的には、影響項目DB102aは、例えば図3に示すように、影響項目ID、大項目、中項目、小項目、および影響フラグを対応付けて記憶している。影響項目IDは、各影響項目の識別子であり、後述するように大項目、中項目、および小項目のIDを組み合わせたIDである。
大項目は、患者の行動予定および診療行為に影響する項目を大きく分類したものであり、図3においては「頭」、「腕」、「胴体」、「排泄」、「足」、「運動」、「食事」、および「外来・入院」の8項目がある。また、中項目は、大項目を具体的に分類したものであり、図3において、例えば大項目「頭」は、中項目「目」、「鼻」、および「口」などに細分化されている。そして、小項目は、中項目をさらに具体的に分類したものであり、図3において、例えば中項目「目」は、小項目「右目」および「左目」に細分化されている。また、影響項目IDは、図4の上段に示すように、大項目ID、中項目ID、および小項目IDを組み合わせて作成されており、影響項目IDのみから影響項目の大項目、中項目、および小項目が判別可能となっている。
影響フラグは、大項目の分類数に等しい8桁のフラグであり、図4の下段に示すように、それぞれの桁が大項目のいずれかに対応している。そして、影響フラグにおいて、各桁に対応する大項目が影響項目に関連する場合には、桁の数値が1となっている。したがって、例えば影響項目ID「0601002」の影響項目については、影響フラグが「00101100」となっているため、先頭から3桁目、5桁目、および6桁目に対応する大項目「胴体」、「足」、および「運動」が小項目「ストレッチ」に関連することを示している。影響フラグは、影響項目間の関係などから任意に定義することが可能であり、一度定義された後に変更することも可能である。
生活計画DB102bは、患者ごとの予定と予定を実行するのに必要な影響項目とを対応付けて記憶する。具体的には、生活計画DB102bは、例えば図5に示すように、患者ID、予定名称、予定開始日、予定終了日、必要影響項目、変更可能期間、および確定フラグを対応付けて記憶している。患者IDは、患者に固有の識別子であり、予定名称は、予定の内容を示し、予定開始日および予定終了日は、予定の開始日と終了日を示す。必要影響項目は、予定を実行するのに必要な影響項目の影響項目IDである。例えば患者ID「000001」の予定名称「旅行(スキー)」については、影響項目ID「0603002」の影響項目が必要とされ、予定を実行するためにはこの影響項目が診療行為によって影響を受けない必要がある。
変更可能期間は、予定の日程を変更することができる日数を示しており、予定開始日を変更可能期間に示される日数だけ遅らせることが可能であることを示している。すなわち、例えば患者ID「000001」の予定名称「旅行(スキー)」については、予定開始日「2008/03/02」を変更可能期間「3」日だけ遅らせることができる。確定フラグは、予定が仮確定の状態であるか否かを示すフラグである。すなわち、患者が入力した予定は、診療計画との重複チェックなどが行われる前は仮確定の状態であり、重複チェックなどが行われた後に確定するため、確定フラグは、予定が確定済みであるか否かを表している。図5においては、確定済みの予定の確定フラグが「1」となっている。
診療計画DB102cは、医師が実施する診療行為の実施予定を記憶する。具体的には、診療計画DB102cは、例えば図6に示すように、医師ID、患者ID、診療名称、診療行為ID、診療開始日、診療終了日、および確定フラグを対応付けて記憶している。医師IDは、診療行為を実施する医師に固有の識別子であり、患者IDは、診療行為を受ける患者に固有の識別子である。診療名称は、実施予定の診療行為の内容を示し、診療行為IDは、診療行為に固有の識別子である。
また、診療開始日および診療終了日は、診療計画において実施予定とされている診療行為の開始日および終了日であり、確定フラグは、診療開始日および診療終了日が仮確定の状態であるか否かを示すフラグである。すなわち、医師が入力した診療計画は、生活計画との重複チェックなどが行われる前は仮確定の状態であり、重複チェックなどが行われた後に確定するため、確定フラグは、診療計画が確定済みであるか否かを表している。図6においては、確定済みの診療計画の確定フラグが「1」となっている。
診療行為DB102dは、医師が実施し得る診療行為と診療行為が影響を与える影響項目とを対応付けて記憶する。具体的には、診療行為DB102dは、例えば図7に示すように、診療行為ID、行為名称、影響項目、変更可能期間、および診療行為期間を対応付けて記憶している。診療行為IDは、診療行為に固有の識別子であり、行為名称は、診療行為の内容を示している。影響項目は、診療行為を実施する場合に影響を与える影響項目の影響項目IDである。例えば診療行為ID「000001」の手術を実施する場合、影響項目ID「0601001」および「0701001」が影響を受ける。したがって、手術を実施する日程と患者の行動予定の日程とが重複し、患者の行動予定が必要影響項目として「0601001」または「0701001」を含む場合には、この予定は実行不可能となる。
変更可能期間は、診療行為の日程を変更することができる日数を示しており、診療開始日を変更可能機関に示される日数だけ遅らせることが可能であることを示している。また、診療行為期間は、診療行為に要する日数を示している。
診療セットDB102eは、複数の診療行為をまとめた診療セットを定義づける。具体的には、診療セットDB102eは、例えば図8に示すように、診療セットID、セット名称、登録医師ID、セット内容、および備考を対応付けて記憶している。診療セットIDは、診療セットに固有の識別子であり、セット名称は、診療セットの内容を示している。登録医師IDは、診療セットを定義した医師の医師IDであり、セット内容は、診療セットに含まれる診療行為の診療行為IDである。備考は、診療セットを定義した医師が自由に登録する情報であり、例えば診療セットの詳細な内容や診療セットを適用する症状などの情報を含んでいる。
図2に戻って、患者入力画面生成部103は、患者が予定の入力を希望する場合に、この患者の入力済みの予定を生活計画DB102bから取得して、入力済みの予定と影響項目DB102aに記憶された影響項目とを表示する患者用の入力画面を生成する。そして、患者入力画面生成部103は、生成した入力画面の画面情報を患者側I/F部101を介して患者側端末10へ送信する。患者側端末10へ送信された画面情報は、患者側端末10によって受信され、患者側端末10の例えばディスプレイなどに患者入力画面が表示される。
具体的には、患者入力画面は、例えば図9に示すように、生活計画一覧ウインドウ210、生活計画追加ウインドウ220、および生活レベル入力ウインドウ230を含んでいる。生活計画一覧ウインドウ210は、予定の入力を希望する患者の氏名や入力済みの予定を表示しており、患者が予定を入力する場合には、患者側端末10を操作することにより希望の日付に対応する領域211を指定することができるようになっている。また、患者が予定を入力した後は、ボタン212が押下されることにより、入力された予定が生活計画情報として診療支援装置100へ送信され、仮確定の状態とされる。さらに、患者が予定を入力して仮確定の状態とした後は、ボタン213が押下されることにより、診療支援装置100において生活計画と診療計画の重複チェックなどが実行される。
ところで、生活計画一覧ウインドウ210において、患者が領域211を指定すると、領域211に対応する生活計画追加ウインドウ220が表示される。生活計画追加ウインドウ220は、個々の予定の予定名称や予定開始日および予定終了日の入力が可能なウインドウである。患者が生活計画追加ウインドウ220において個々の予定を入力し、ボタン221を押下すると、生活レベル入力ウインドウ230が表示される。生活レベル入力ウインドウ230は、個々の予定の実行に必要とされる影響項目を選択することが可能なウインドウである。
このような画面構成の患者入力画面において、患者の行動予定や予定を実行するために必要とされる影響項目が入力されると、これらの情報は生活計画情報として患者側端末10から診療支援装置100へ送信される。
図2に戻って、生活計画情報取得部104は、患者側端末10から送信された生活計画情報を患者側I/F部101を介して取得する。そして、生活計画情報取得部104は、生活計画情報に含まれる患者の行動予定を生活計画DB102bに登録する。
医師側I/F部105は、医師側端末20に接続しており、医師が診療計画を入力するための画面情報を医師側端末20に対して送信し、医師が入力した診療計画情報を医師側端末20から受信する。また、医師側I/F部105は、変更計画作成部110によって作成された生活計画および診療計画の変更案を医師側端末20へ送信し、医師が変更案を承認した旨を医師側端末20から受信する。
医師入力画面生成部106は、医師が患者に対する診療計画を入力する場合に、この患者に対する入力済みの診療計画を診療計画DB102cから取得して、入力済みの診療計画と診療行為DB102dまたは診療セットDB102eに記憶された診療行為とを表示する医師用の入力画面を生成する。そして、医師入力画面生成部106は、生成した入力画面の画面情報を医師側I/F部105を介して医師側端末20へ送信する。医師側端末20へ送信された画面情報は、医師側端末20によって受信され、医師側端末20の例えばディスプレイなどに医師入力画面が表示される。
具体的には、医師入力画面は、例えば図10に示すように、診療計画一覧ウインドウ310、診療計画追加ウインドウ320、および診療行為検索ウインドウ330を含んでいる。診療計画一覧ウインドウ310は、診療の対象となる患者の氏名や入力済みの診療計画を表示しており、医師が診療計画を入力する場合には、医師側端末20を操作することにより希望の日付に対応する領域311を指定することができるようになっている。また、医師が診療計画を入力した後は、ボタン312が押下されることにより、入力された診療計画が診療計画情報として診療支援装置100へ送信され、仮確定の状態とされる。さらに、医師が診療計画を入力して仮確定の状態とした後は、ボタン313が押下されることにより、診療支援装置100において生活計画と診療計画の重複チェックなどが実行される。
ところで、診療計画一覧ウインドウ310において、医師が領域311を指定すると、領域311に対応する診療計画追加ウインドウ320が表示される。診療計画追加ウインドウ320は、個々の診療行為の診療名称や診療開始日および診療終了日が表示されるウインドウである。医師が診療計画追加ウインドウ320において、ボタン321を押下すると、診療行為検索ウインドウ330が表示される。診療行為検索ウインドウ330は、診療行為DB102dに記憶された診療行為または診療セットDB102eに記憶された診療セットから、患者に対して施す診療行為を検索して選択することが可能なウインドウである。
このような画面構成の医師入力画面において、医師が患者に対して実施する診療行為が検索されて診療計画が入力されると、診療計画情報は、医師側端末20から診療支援装置100へ送信される。
図2に戻って、診療計画情報取得部107は、医師側端末20から送信された診療計画情報を医師側I/F部105を介して取得する。そして、診療計画情報取得部107は、診療計画情報に含まれる診療計画を診療計画DB102cに登録する。
重複計画抽出部108は、生活計画DB102bおよび診療計画DB102cから仮確定の状態の計画をすべて抽出する。そして、重複計画抽出部108は、抽出された生活計画および診療計画を比較し、日程が重複している生活計画および診療計画を抽出する。すなわち、重複計画抽出部108は、仮確定の生活計画および診療計画の組み合わせのうち、開始日と終了日に重なりがある生活計画および診療計画の組み合わせを抽出する。
影響フラグ比較部109は、重複計画抽出部108によって抽出された生活計画に対応する必要影響項目を確認し、影響項目DB102aを参照して、必要影響項目に対応する影響フラグを取得する。また、影響フラグ比較部109は、重複計画抽出部108によって抽出された診療計画が指定する診療行為に対応する影響項目を確認し、影響項目DB102aを参照して、確認された影響項目に対応する影響フラグを取得する。このとき、影響フラグ比較部109は、診療計画が単独の診療行為を指定するものである場合は、診療行為に対応する影響項目を診療行為DB102dにおいて確認し、診療計画が診療セットを指定するものである場合は、診療セットDB102eから診療セットに含まれる診療行為を取得した上で、それぞれの診療行為に対応する影響項目を診療行為DB102dにおいて確認する。
そして、影響フラグ比較部109は、生活計画から取得された影響フラグと診療計画から取得された影響フラグとを比較し、双方の影響フラグにおいて、同一の桁が「1」となっているか否かを判定する。この結果、同一の桁が「1」となっていれば、影響フラグ比較部109は、生活計画と診療計画の日程が重複しているとともに診療行為が患者の行動予定に影響を与えることになるため、生活計画および診療計画の実行が不可能であると判定し、これらの計画の組み合わせに警告フラグを設定する。一方、同一の桁が「1」となっていなければ、影響フラグ比較部109は、生活計画と診療計画の日程が重複していても、診療行為が患者の行動予定に影響を与えないことになるため、生活計画および診療計画の実行が可能であると判定する。
変更計画作成部110は、影響フラグ比較部109によって生活計画および診療計画の実行が不可能であると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程を変更した変更計画を作成する。このとき、変更計画作成部110は、生活計画DB102bにおける変更可能期間と診療行為DB102dにおける変更可能期間とを参照しながら、生活計画を優先する変更計画と診療計画を優先する変更計画とを作成する。そして、変更計画作成部110は、患者側I/F部101および医師側I/F部105を介して、変更計画を患者側端末10および医師側端末20へ送信する。
計画確定部111は、患者および医師の双方が変更計画を承認した旨がそれぞれ患者側I/F部101および医師側I/F部105に受信されると、生活計画DB102bおよび診療計画DB102cにおける開始日および終了日を承認された変更計画に合わせて変更し、確定フラグを「1」に更新する。すなわち、計画確定部111は、患者および医師に承認された生活計画および診療計画を確定する。
次いで、上記のように構成された診療支援装置100の動作について、図11に示すフロー図を参照しながら説明する。以下に説明する動作は、診療支援装置100において、本実施の形態に係る診療支援プログラムが実行された場合の動作である。
本実施の形態において、診療を受ける患者は、患者側端末10を操作して、随時患者の生活計画を入力する(ステップS101)。すなわち、上述したように、予定の開始日および終了日と、予定を実行するのに必要な必要影響項目とを患者入力画面において入力し、入力された情報が生活計画情報として診療支援装置100へ送信される。
また、患者を診療する医師は、医師側端末20を操作して、患者に対する診療計画を入力する(ステップS102)。すなわち、上述したように、診療の開始日および終了日と、実施する診療行為とを医師入力画面において入力し、入力された情報が診療計画情報として診療支援装置100へ送信される。
患者側端末10から送信された生活計画情報は、患者側I/F部101によって受信され、生活計画情報取得部104によって取得されて、生活計画DB102bに仮確定の状態で登録される。すなわち、生活計画DB102bの確定フラグが「0」とされる。同様に、医師側端末20から送信された診療計画情報は、医師側I/F部105によって受信され、診療計画情報取得部107によって取得されて、診療計画DB102cに仮確定の状態で登録される。すなわち、診療計画DB102cの確定フラグが「0」とされる。
このように生活計画および診療計画が仮確定の状態でそれぞれ生活計画DB102bまたは診療計画DB102cに登録されているとき、患者または医師が端末を操作することにより、生活計画および診療計画の統合を指示すると、重複計画抽出部108から変更計画作成部110の動作が開始する。
すなわち、重複計画抽出部108によって、生活計画DB102bおよび診療計画DB102cから仮確定の状態のすべての計画が抽出される(ステップS103)。具体的には、重複計画抽出部108によって、生活計画DB102bおよび診療計画DB102cに記憶された個々の計画の確定フラグが参照され、確定フラグが「0」となっている計画が抽出される。そして、重複計画抽出部108によって、仮確定の状態の計画の中から、一組の生活計画および診療計画が選択され(ステップS104)、予定開始日から予定終了日までの期間と診療開始日から診療終了日までの期間とが重複しているか否かが判定される(ステップS105)。
この判定の結果、生活計画と診療計画に重複日がなければ(ステップS105No)、選択中の一組の生活計画および診療計画はいずれも実行可能であるため、選択中の一組については、計画の変更などが不要であることになる。そして、この場合には、重複計画抽出部108によって、すべての生活計画と診療計画の組み合わせがすでに選択されたか否かが判断され(ステップS109)、まだ生活計画と診療計画の組み合わせが残っていれば(ステップS109No)、新たに一組の生活計画および診療計画が選択される(ステップS104)。
一方、生活計画と診療計画に重複日があれば(ステップS105Yes)、影響フラグ比較部109によって、選択中の一組の生活計画および診療計画それぞれに対応する影響フラグが用いられ、計画の実行が可能であるか否かを判定するフラグ判定処理が実行される(ステップS106)。すなわち、影響フラグ比較部109によって、影響フラグの各桁の数値が比較されることにより、患者の行動予定を実行するのに必要な必要影響項目の中に、診療計画が影響を与える影響項目と一致するものがあるか否かが判定される。このフラグ判定処理については、後に詳述する。
影響フラグ比較部109によるフラグ判定処理の結果、生活計画および診療計画の双方が実行可能であるか否かが決定され(ステップS107)、実行可能である場合には(ステップS107Yes)、生活計画と診療計画に重複日がない場合と同様に、選択中の一組の計画の変更などが不要であることになる。そして、この場合には、重複計画抽出部108によって、すべての生活計画と診療計画の組み合わせがすでに選択されたか否かが判断され(ステップS109)、まだ生活計画と診療計画の組み合わせが残っていれば(ステップS109No)、新たに一組の生活計画および診療計画が選択される(ステップS104)。
一方、生活計画および診療計画が同一の影響項目に関連し、実行不可能である場合には(ステップS107No)、影響フラグ比較部109によって、選択中の生活計画および診療計画の組み合わせに警告フラグが設定される(ステップS108)。その後、重複計画抽出部108によって、すべての生活計画と診療計画の組み合わせがすでに選択されたか否かが判断され(ステップS109)、まだ生活計画と診療計画の組み合わせが残っていれば(ステップS109No)、新たに一組の生活計画および診療計画が選択される(ステップS104)。
このようにして、仮確定の状態の生活計画および診療計画のすべての組み合わせについて、重複日があり、かつ、同一の影響項目に関連するか否かが判断され、生活計画および診療計画の双方の実行が不可能な組み合わせには警告フラグが設定される。そして、すべての組み合わせに関する判断が終了すると(ステップS109Yes)、変更計画作成部110によって、警告フラグが設定された生活計画および診療計画の組み合わせに関する変更計画を作成する変更計画作成処理が実行される(ステップS110)。
すなわち、変更計画作成部110によって、実行不可能な生活計画および診療計画の変更可能期間が参照され、生活計画または診療計画の開始日が変更され、重複する期間がないように調整される。このとき、変更計画作成部110によって、変更後の生活計画または診療計画の日程が別の診療計画または生活計画の日程に重複しないことが確認される。この変更計画作成処理については、後に詳述する。
変更計画作成部110によって変更計画が作成されると、生活計画と診療計画の重複チェックの結果と作成された変更計画とを含む統合結果の画面情報が変更計画作成部110から患者側I/F部101または医師側I/F部105を介して患者側端末10または医師側端末20へ送信される(ステップS111)。送信された統合結果の画面情報は、患者側端末10または医師側端末20によって受信され、それぞれのディスプレイなどに結果画面が表示される。
具体的には、例えば図12に示すように、重複チェックの結果を示すウインドウ410と変更計画を示すウインドウ420とが患者側端末10または医師側端末20に表示される。ウインドウ410は、重複計画抽出部108によって日程が重複するとして抽出され、影響フラグ比較部109によって同一の影響項目に関連すると判定された生活計画および診療計画の組み合わせを表示している。つまり、ウインドウ410は、実行不可能な生活計画および診療計画の組み合わせを表示する。そして、ウインドウ410のボタン411が押下されると、ウインドウ420が表示される。
ウインドウ420は、変更計画作成部110によって作成された変更計画を表示している。図12においては、ウインドウ420は、生活計画を優先した場合の変更計画と、診療計画を優先した場合の変更計画とを表示している。このウインドウ420には、それぞれの変更計画に対応するボタン421、422が配置されており、これらのボタン421、422は、変更計画を閲覧した患者または医師が変更計画を承認した場合に押下される。そして、変更計画が承認された旨が診療支援装置100へ送信され、計画確定部111によって、押下されたボタン421、422に対応する変更計画が確定されることになる(ステップS112)。
すなわち、計画確定部111によって、生活計画DB102bに記憶された生活計画または診療計画DB102cに記憶された診療計画が承認された変更計画に合わせて変更され、これらの生活計画および診療計画に対応する確定フラグが「1」に更新される。これにより、生活計画および診療計画の双方が実行可能となって確定することになる。したがって、患者は診療行為の影響を受けずに確定された生活計画を実行することができると同時に、生活計画を実行しても診療計画における診療行為に影響が生じない。つまり、本実施の形態にかかる診療支援装置100は、患者の生活を考慮しつつ、確実に実施可能な診療計画を作成することができる。
次に、本実施の形態に係るフラグ判定処理について図13に示すフロー図を参照しながら説明する。以下に説明するフラグ判定処理は、主に影響フラグ比較部109によって実行される。
重複計画抽出部108によって、日程が重複する生活計画および診療計画が抽出され、そのうちの一組が選択されている際、影響フラグ比較部109によって、診療計画として単独の診療行為が登録されているか否かが判定される(ステップS201)。より具体的には、診療行為DB102dに記憶された単独の診療行為の実施が計画されているか、診療セットDB102eに記憶された診療セットの実施が計画されているかが判定される。
この判定の結果、単独の診療行為が診療計画として登録されている場合には(ステップS201Yes)、影響フラグ比較部109によって、この診療行為に対応する影響項目および影響フラグがそれぞれ診療行為DB102dおよび影響項目DB102aから取得される(ステップS202)。また、診療セットが診療計画として登録されている場合には(ステップS201No)、影響フラグ比較部109によって、診療セットに含まれる診療行為が診療セットDB102eから取得された上で(ステップS203)、それぞれの診療行為に対応する影響項目および影響フラグが診療行為DB102dおよび影響項目DB102aから取得される(ステップS204)。さらに、影響フラグ比較部109によって、選択中に生活計画の必要影響項目に対応する影響フラグが影響項目DB102aによって取得される。
そして、影響フラグ比較部109によって、生活計画に基づいて取得された影響フラグと診療計画に基づいて取得された影響フラグとが比較され(ステップS205)、2つの影響フラグのいずれにおいても数値が「1」となっている桁があるか否かが判定される(ステップS206)。ここで、影響項目ごとの影響フラグの各桁の数値は、影響項目が関連する大項目に対応しており、生活計画または診療行為の影響項目に対応する影響フラグにおいては、生活計画または診療行為に関連する身体の部位や患者の行動を示す桁の数値が「1」となっている。したがって、影響フラグ比較部109によって取得された2つの影響フラグの各桁の数値を比較することにより、生活計画と診療行為が互いに影響を及ぼし合うか否かを判定することが可能となる。
具体的な例として、図3に示す影響項目のうち、例えば影響項目ID「0201001」とされている右腕が診療行為の影響項目となっており、この診療行為と日程が重複する患者の行動予定が、例えば友人挙式など必要影響項目が影響項目ID「0601001」のみである場合を考える。図3を参照すると、診療行為に対応する影響フラグは「01000000」であり、診療行為は大項目「腕」のみに関連することがわかる。同様に、患者の行動予定に対応する影響フラグは「00001100」であり、患者の行動予定は大項目「足」、「運動」に関連することがわかる。そして、これらの影響フラグにおいては、同一の桁の数値が「1」となっていないため、たとえ患者の行動予定と診療行為の日程が重複していても、互いに影響を及ぼすことがないため、生活計画および診療計画の双方が実行可能であることになる。
したがって、影響フラグ比較部109によって2つの影響フラグが比較された結果、両者に共通して数値が「1」となっている桁がなければ(ステップS206No)、生活計画および診療計画を実行することが可能であると判定される(ステップS207)。また、2つの影響フラグに共通して数値が「1」となっている桁があれば(ステップS206Yes)、生活計画および診療計画を両立して実行することが不可能であると判定される(ステップS208)。
このように本実施の形態においては、日程の重複の有無のみでは生活計画および診療計画の実行可能性が判断されることはなく、それぞれに対応する影響項目の関連性によって生活計画および診療計画の実行可能性が判断される。このため、より綿密に生活計画および診療計画の実行可能性を判断することができ、過度に生活計画または診療計画が変更されることを防止することができる。
次に、本実施の形態に係る変更計画作成処理について図14に示すフロー図を参照しながら説明する。以下に説明する変更計画作成処理は、主に変更計画作成部110によって実行される。
影響フラグ比較部109によって、実行不可能な生活計画と診療計画の組み合わせに警告フラグが設定された後、変更計画作成部110によって、警告フラグが設定された生活計画および診療計画の組み合わせが取得される(ステップS301)。そして、変更計画作成部110によって、診療行為DB102dが参照され、取得された組み合わせの診療計画に登録されている診療行為が日程を変更できるものであるか否かが判定される(ステップS302)。すなわち、診療行為DB102dにおいて変更可能期間が登録されているか否かが判定される。
この判定の結果、変更可能期間が登録されていなければ(ステップS302No)、診療計画の日程は変更不可能であることを意味するため、後述するように、生活計画の日程変更が検討される。また、変更可能期間が登録されていれば(ステップS302Yes)、診療行為の開始日および終了日は変更可能であることを意味するため、変更計画作成部110によって、診療行為の開始日および終了日が変更可能期間の範囲で変更される(ステップS303)。
そして、変更計画作成部110によって、変更後の開始日から終了日までの期間が生活計画DB102bに記憶されたすべての生活計画の予定開始日から予定終了日までの期間と重複しているか否かが確認され(ステップS304)、重複していなければ(ステップS304Yes)、生活計画および変更後の診療計画は、生活計画を優先して診療計画が変更された変更計画となる(ステップS305)。また、変更後の開始日から終了日までの期間が生活計画DB102bに記憶されたいずれかの生活計画の予定開始日から予定終了日までの期間と重複していれば(ステップS304No)、診療計画の日程を変更しても他の生活計画の日程と重複してしまうことから、診療計画の日程変更は不可能であることになる。このため、後述するように、生活計画の日程変更が検討される。
なお、診療計画の日程変更後、変更後の日程が生活計画DB102bに記憶されたすべての生活計画の日程と比較されるが、さらに、上述したフラグ判定処理と同様の処理が実行されるようにしても良い。この場合、たとえ日程が重複していても生活計画および診療計画の双方が影響を及ぼし合わず、実行可能であれば、生活計画および変更後の診療計画を変更計画としても良い。
その後、変更計画作成部110によって、生活計画DB102bが参照され、取得された組み合わせの生活計画に登録されている患者の行動予定が日程を変更できるものであるか否かが判定される(ステップS306)。すなわち、生活計画DB102bにおいて変更可能期間が登録されているか否かが判定される。
この判定の結果、変更可能期間が登録されていなければ(ステップS306No)、生活計画の日程は変更不可能であることを意味するため、変更計画作成処理は終了する。また、変更可能期間が登録されていれば(ステップS306Yes)、患者の行動予定の開始日および終了日は変更可能であることを意味するため、変更計画作成部110によって、患者の行動予定の開始日および終了日が変更可能期間の範囲で変更される(ステップS307)。
そして、変更計画作成部110によって、変更後の開始日から終了日までの期間が診療計画DB102cに記憶されたすべての診療計画の診療開始日から診療終了日までの期間と重複しているか否かが確認され(ステップS308)、重複していなければ(ステップS308Yes)、変更後の生活計画および診療計画は、診療計画を優先して生活計画が変更された変更計画となる(ステップS309)。また、変更後の開始日から終了日までの期間が診療計画DB102cに記憶されたいずれかの診療計画の診療開始日から診療予定日までの期間と重複していれば(ステップS308No)、生活計画の日程を変更しても他の診療計画の日程と重複してしまうことから、生活計画の日程変更は不可能であることになり、変更計画作成処理が終了する。
なお、生活計画の日程変更後、変更後の日程が診療計画DB102cに記憶されたすべての診療計画の日程と比較されるが、さらに、上述したフラグ判定処理と同様の処理が実行されるようにしても良い。この場合、たとえ日程が重複していても生活計画および診療計画の双方が影響を及ぼし合わず、実行可能であれば、変更後の生活計画および診療計画を変更計画としても良い。
このように本実施の形態においては、実行不可能な生活計画および診療計画の組み合わせについて、少なくともいずれか一方の日程が変更された変更計画が作成される。このため、生活計画および診療計画のいずれか一方を優先させた変更案を自動的に作成し、患者および医師に提案することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、患者によって入力された生活計画と医師によって入力された診療計画とを比較し、両者に日程の重複があるか否かを判定するとともに、日程の重複があれば両者が互いに影響を及ぼし合うか否かを判定する。そして、生活計画と診療計画が互いに影響を及ぼし合う場合には、いずれか一方の日程を変更した変更計画を作成し、患者と医師の承認を受けた上で、計画を確定する。このため、確定された生活計画に沿って患者が予定を実行しても、確定された診療計画の診療行為に支障が生じることがないとともに、確定された診療計画に沿って診療行為が実施されても、確定された生活計画に影響がない。換言すれば、患者の生活を考慮しつつ、確実に実施可能な診療計画を作成することができる。
なお、上記一実施の形態においては、変更計画作成部110によって、生活計画および診療計画の一方のみの日程が変更されるものとしたが、それぞれの変更可能期間の範囲内であれば、生活計画および診療計画の双方の日程が変更されるようにしても良い。
また、上記一実施の形態においては、診療支援装置100によって、生活計画および診療計画の重複チェックや変更計画の作成などを行う診療支援プログラムが実行されるものとしたが、この診療支援プログラムを汎用的なコンピュータに実行させることにより、本発明を実施することも可能である。
上記の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)記憶装置を備えたコンピュータによって実行される診療支援プログラムであって、前記コンピュータに、
患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第1受付ステップと、
患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第2受付ステップと、
前記第1受付ステップにて記憶された生活計画と前記第2受付ステップにて記憶された診療計画との組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶装置から読み出す抽出ステップと、
前記抽出ステップにて読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較ステップと、
前記比較ステップにて比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成ステップと
を実行させることを特徴とする診療支援プログラム。
(付記2)前記判定ステップは、
前記比較ステップにて比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示す場合に、生活計画および診療計画が互いに影響すると判定することを特徴とする付記1記載の診療支援プログラム。
(付記3)前記比較ステップは、
行動予定および診療行為に共通して影響がある項目数に等しい桁数の数値からなる影響フラグを比較することを特徴とする付記1記載の診療支援プログラム。
(付記4)前記作成ステップは、
診療行為の実施予定の日程が診療行為ごとに定められた変更可能期間の範囲内で変更された診療計画を含む変更計画を作成することを特徴とする付記1記載の診療支援プログラム。
(付記5)患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付ける第1受付手段と、
患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付ける第2受付手段と、
前記第1受付手段によって受け付けられた生活計画と前記第2受付手段によって受け付けられた診療計画とを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段によって記憶された生活計画および診療計画の組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶手段から読み出す抽出手段と、
前記抽出手段によって読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較手段と、
前記比較手段によって比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成手段と
を有することを特徴とする診療支援装置。
(付記6)患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付けて記憶装置に記憶する第1受付ステップと、
患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第2受付ステップと、
前記第1受付ステップにて記憶された生活計画と前記第2受付ステップにて記憶された診療計画との組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶装置から読み出す抽出ステップと、
前記抽出ステップにて読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較ステップと、
前記比較ステップにて比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成ステップと
を有することを特徴とする診療支援方法。
一実施の形態に係る診療システムの概略構成を示すブロック図である。 一実施の形態に係る診療支援装置の要部構成を示すブロック図である。 一実施の形態に係る影響項目DBの具体例を示す図である。 一実施の形態に係る影響項目IDおよび影響フラグの構成を示す図である。 一実施の形態に係る生活計画DBの具体例を示す図である。 一実施の形態に係る診療計画DBの具体例を示す図である。 一実施の形態に係る診療行為DBの具体例を示す図である。 一実施の形態に係る診療セットDBの具体例を示す図である。 一実施の形態に係る患者入力画面の具体例を示す図である。 一実施の形態に係る医師入力画面の具体例を示す図である。 一実施の形態に係る診療支援装置の動作を示すフロー図である。 一実施の形態に係る結果画面の具体例を示す図である。 一実施の形態に係るフラグ判定処理を示すフロー図である。 一実施の形態に係る変更計画作成処理を示すフロー図である。
符号の説明
101 患者側I/F部
102 記憶部
102a 影響項目DB
102b 生活計画DB
102c 診療計画DB
102d 診療行為DB
102e 診療セットDB
103 患者入力画面生成部
104 生活計画情報取得部
105 医師側I/F部
106 医師入力画面生成部
107 診療計画情報取得部
108 重複計画抽出部
109 影響フラグ比較部
110 変更計画作成部
111 計画確定部

Claims (4)

  1. 記憶装置を備えたコンピュータによって実行される診療支援プログラムであって、前記コンピュータに、
    患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第1受付ステップと、
    患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第2受付ステップと、
    前記第1受付ステップにて記憶された生活計画と前記第2受付ステップにて記憶された診療計画との組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶装置から読み出す抽出ステップと、
    前記抽出ステップにて読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにて比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成ステップと
    を実行させることを特徴とする診療支援プログラム。
  2. 前記比較ステップは、
    行動予定および診療行為に共通して影響がある項目数に等しい桁数の数値からなる影響フラグを比較することを特徴とする請求項1記載の診療支援プログラム。
  3. 患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付ける第1受付手段と、
    患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付ける第2受付手段と、
    前記第1受付手段によって受け付けられた生活計画と前記第2受付手段によって受け付けられた診療計画とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶された生活計画および診療計画の組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶手段から読み出す抽出手段と、
    前記抽出手段によって読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成手段と
    を有することを特徴とする診療支援装置。
  4. 患者の行動予定を含む生活計画の入力を受け付けて記憶装置に記憶する第1受付ステップと、
    患者に対して実施される診療行為の実施予定を含む診療計画の入力を受け付けて前記記憶装置に記憶する第2受付ステップと、
    前記第1受付ステップにて記憶された生活計画と前記第2受付ステップにて記憶された診療計画との組み合わせのうち、日程が重複する組み合わせを抽出して前記記憶装置から読み出す抽出ステップと、
    前記抽出ステップにて読み出された組み合わせにおいて、生活計画における行動予定に影響を与える項目を示す影響フラグと診療計画における診療行為の影響を受ける項目を示す影響フラグとを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにて比較された2つの影響フラグが同一の項目について影響があることを示すか否かによって、生活計画および診療計画が互いに影響するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて生活計画および診療計画が互いに影響すると判定された場合に、生活計画または診療計画の日程が変更された変更計画を作成する作成ステップと
    を有することを特徴とする診療支援方法。
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