JP2003006332A - 簡易医療事故防止システム - Google Patents

簡易医療事故防止システム

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JP2003006332A
JP2003006332A JP2001228679A JP2001228679A JP2003006332A JP 2003006332 A JP2003006332 A JP 2003006332A JP 2001228679 A JP2001228679 A JP 2001228679A JP 2001228679 A JP2001228679 A JP 2001228679A JP 2003006332 A JP2003006332 A JP 2003006332A
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JP
Japan
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patient
design
medical
pack
blood
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JP2001228679A
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English (en)
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Joji Oshima
譲二 大島
Yoshio Nakajima
吉男 中嶋
Tsutomu Kanai
努 金井
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RYOKUSEI MES KK
Original Assignee
RYOKUSEI MES KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、最近増加している医療事故を
防止するため、看護婦等医療の現場に携わる者の労力負
担の増加とコストの増加を最小限に押さえ、且つプライ
バシーを保護しつつ、簡易な方法で医療事故防止に効果
のあるシステムを提供することである。 【解決手段】本発明においては、患者本人と患者に対し
て使用される点滴パック、輸血パック、薬剤等の一致を
バーコード等を用いずに、患者本人の写真もしくはそれ
に変わるキャラクターによって本人識別を行うものであ
る。また、患者のプライバシーの問題がある血液型や診
療科名を識別するのに、文字を使用せず図形や色によっ
て識別可能とする。キャラクターや図形の形状や色の管
理はコンピュータによって管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本システムは医療における情
報化の分野であり、近年大きな社会問題になりつつある
医療の事故を情報化技術の導入によって防止する技術分
野に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】近年医療事故が多発し社会問題となりつ
つある。この医療事故には患者の取り違えによる手術や
検査ミス、点滴や注射の取り違えによる治療ミスなど人
とモノとの照合ミスによるものが少なくない。
【0003】この問題を解決するために診察券やネーム
プレート、リストバンド等にバーコードを用い、さらに
点滴パック、輸血パック、薬剤等に貼付されたバーコー
ドラベルの情報と比較して本人確認を行う方法が考案さ
れている。さらに当該診察券やネームプレートやリスト
バンド等に本人の顔写真や血液型、診療科等を印刷し
て、視覚による確認も可能にしたシステムも考案されて
おり、またバーコードと顔写真等の印刷を組み合わせた
システムもある。
【0004】しかしながら、バーコードの使用は、現物
と情報の一致を確認する上で効果的な方法ではあるが、
バーコードリーダーを持ち歩くのが負担であり、さらに
医療の現場で照合する手間が大きく、看護婦の負担が大
きくなり別の問題を生じる可能性もある。さらに、導入
する医療機関のコスト負荷も大きいのが難点となってい
る。
【0005】また顔写真を使用するのは、本人の確認に
とって有効な方法ではあるが、撮影に専用カメラが必要
であり手間がかかること、患者によってはプライバシー
の問題で写真撮影を拒否される場合がある。また顔写真
に頼りすぎると似ている他人の顔や、同一の患者でも入
院後に大きく変化する場合に見まちがえることがある。
特に高齢者の場合、顔の特徴が薄れて他人との識別が困
難に成る場合が多いとの問題がある。さらに血液型、診
療科名等を記載することも本人識別にとって有効ではあ
るが、プライバシーの面で問題とされる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、看護
婦等医療の現場に携わる者の労力負担の増加とコストの
増加を最小限に押さえ、且つプライバシーを保護しつ
つ、簡易な方法で医療事故防止に効果のあるシステムを
提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】本発明においては、患者本人と患者に対し
て使用される点滴パック、輸血パック、薬剤等の一致を
バーコード等を用いずに、患者本人の写真もしくはそれ
に変わるキャラクターによって本人識別を行うものであ
る。写真を用いるかキャラクターを用いるかは、本人の
希望等によって自由に選択可能である。また、患者のプ
ライバシーの問題がある血液型や診療科名を識別するの
に、文字を使用せず図形や色によって識別可能とする。
【0008】患者本人の識別手段としては、患者本人が
胸につけるネームプレートや、患者のベッドフレーム等
に装着するベッドサイドプレート等を用い、当該ネーム
プレートやベッドサイドプレートには患者の顔写真かそ
れに変わるキャラクター、及び血液型や診療科名、性別
等を識別するためのカラー図形を印刷したカード(以下
図柄カード)が貼付されている。当該図柄カードは患者
のカルテケースやカルテの1枚目にも添付されると、な
お効果的である。
【0009】一方、当該図柄カードに描かれた内容のキ
ャラクターや図形と同等のものが描かれたラベル(以下
図柄ラベル)を用意し、患者に使用される点滴パック、
輸血パック、薬剤等に当該図柄ラベルを貼付する。当該
図柄ラベルは用途に応じて複数のサイズが容易される。
【0010】医療現場においては、当該図柄カードは患
者の初診時や入院時等において、あらかじめ作成してお
く。また当該ラベルは複数用意しておき、カルテや処方
箋等にも貼付する。看護婦等がカルテ情報や処方箋に基
づいて、点滴パック、輸血パック、薬剤等を用意すると
きは、カルテや処方箋に貼付された当該ラベルを参照
し、同じラベルを当該点滴パック、輸血パック、薬剤等
にも貼付する。
【0011】看護婦等が点滴パック、輸血パック、薬剤
等を患者に対して処置する時は、患者の当該ネームプレ
ートやベッドサイドプレートのキャラクターや図形と点
滴パック、輸血パック、薬剤等のキャラクターや図形を
比較して一致を確認する。
【0012】上記運用を円滑に推進するため、本発明に
おいては患者情報データベースを有するコンピュータ・
システムを用いる。当該コンピュータ・システムの当該
患者情報データベースは、患者の血液型、診療科、感染
症情報等の基本情報を有すると共に、サブシステムとし
て、患者を撮影した顔写真ファイルや、キャラクターフ
ァイルを有する。キャラクターファイルに登録されたキ
ャラクターは、同一医療機関内では重複使用ができない
ように管理されるとともに、一度使用されたキャラクタ
ーは当該キャラクターを使用していた患者が退院等によ
って使用しなくなった後でも、混乱を避けるため一定期
間は使用しないように管理される。
【0013】当該コンピュータ・システムは当該ネーム
プレートやベッドサイドプレートに添付する図柄の印刷
や、当該ラベルの印刷も当該コンピュータ・システムに
接続されたカラー印字装置によって行うことが可能であ
る。当該コンピュータ・システムは印刷時において、当
該患者情報データベースの患者基本情報に基づいて顔写
真やキャラクターを印刷すると同時に、患者の血液型、
診療科、感染症情報等の基本情報を登録された図形に変
換し、さらに当該図形を登録された色に着色する機能を
有する。
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。
【0014】図3は本発明において使用される図柄カー
ドや図柄ラベルの図案の一例であり、5の部分には、患
者の写真もしくはキャラクターが挿入される。6、7,
8は任意に作成され使用される図形であるが、この図形
の配色は図2に示すような表の割付によって決定され
る。図2の患者属性・図形変換テーブルの例に従えば、
図3の6の円形は血液型を表し、7の三角形は診療科
を、8の四角形は感染症の有無を表すことが判る。さら
に6の円形の血液型について見ると、赤がA型、青がB
型、緑がAB型、黄色がO型、特殊な血液型が橙色であ
ることが判る。7の三角形の診療科、8の四角形の感染
症についても同様に、各色で詳細が区別される。
【0015】図3の9の部分には、患者名とカード番号
が記載される。当該カード番号は、各患者単位で発行さ
れるラベルに対して通し番号で印字され、発行履歴が判
る仕組みとなっている。10の部分は9と同じ内容の当
該カード番号が記載されるが、この部分はラベルから切
り離し可能なようになっており、ラベルを点滴パック、
輸血パック、薬剤等に貼付する際に、当該患者カルテの
該当する処置内容の欄に分離して貼られる。
【0016】図1は、本発明を使用した実際の運用モデ
ル図であり、1は図3で示された本発明で使用される図
柄カードや図柄ラベルの図案の例である。2は図柄ラベ
ルが薬剤等に貼られた実施例、3は患者のベッドフレー
ム等に装着されたベッドサイドプレートの実施例、5は
カルテに図3の10の部分が切り離されて貼られた状態
である。これによって、看護婦等の医療関係者は、患者
本人と当該患者に使用される薬剤等、及びカルテの記載
内容の一致を主にイメージ情報を用いて容易に確認可能
である。
【0017】図4は、本発明に使用されるコンピュータ
・システムの構成図の一例であり、11は中央処理装
置、12は表示装置、13はキーボード等の入力装置、
14はカラー印字装置、15は外部記憶装置内に構成さ
れる患者データベース、16も外部記憶装置内に構成さ
れるキャラクターファイル、17も同様に外部記憶装置
内に構成される患者写真ファイルである。
【0018】図5の当該コンピュータ・システムの処理
概要図に基づいて、本発明に使用されるコンピュータ・
システムの処理概要を説明すると、18の患者情報読み
込みプロセスで患者データベース15から患者情報を1
1の中央処理装置内の内部メモリーに読み込む。19の
写真・キャラクターイメージ作成処理においては、患者
情報において患者写真の使用が適の場合は、17の患者
写真ファイルから該当する患者の写真のイメージデータ
を11の中央処理装置内の内部メモリーに読み込む。患
者情報における患者写真の使用が不適の場合は、16の
キャラクターファイルから患者の希望するキャラクター
のイメージデータを11の中央処理装置内の内部メモリ
ーに読み込む。
【0019】20の患者属性イメージ変換処理プロセス
においては、血液型、診療科、感染症等の情報を、図2
の割付表に基づいてそれぞれの図形に変換し、さらに各
図形を着色してイメージ情報を作成する。
【0020】21のカラー印字処理プロセスにおいて
は、当該作成されたイメージ情報を、カラー印字装置に
出力して図柄カードや図柄ラベルを作成する。
【発明の効果】
【0021】本発明を用いることによって、バーコード
やICカードによる認証機能を用いた大規模な情報シス
テムを導入すること無しに医療事故の防止が可能とな
る。これによって規模の大小にかかわらず多くの医療機
関で採用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】簡易医療事故防止システムの概念図
【図2】患者属性・図形変換テーブルの一例
【図3】本発明において使用される図柄カードや図柄ラ
ベルの図案の一例
【図4】本発明において使用されるコンピュータ・シス
テムの構成図
【図5】本発明において使用されるコンピュータ・シス
テムの処理概要図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E095 CA02 DA63 DA69 DA72 DA74 DA77 4C341 LL06 LL30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者を管理するデータベースと、当該デー
    タベースと連動し患者の顔写真や各種キャラクター等の
    イメージ情報を保管するファイルシステムを備えたコン
    ピュータ・システムを有し、患者本人と当該患者に使用
    される点滴パック、血液パック、薬剤等が一致している
    ことを照合するために、図柄が印刷されたカードやプレ
    ートによって患者本人を確認する手段と、当該図柄と同
    じ内容の図柄が印刷され当該患者に使用される点滴パッ
    ク、血液パック、薬剤等に貼付されるラベル等の手段を
    有し、当該図柄は顔写真もしくはキャラクターに加えて
    血液型、診療科等の患者の属性を表す数種類の図形から
    成り、当該図形は各属性の内容によって色を変えられて
    コンピュータ・システムからカラー印字装置等に出力す
    る手段を具備した簡易医療事故防止システム。
  2. 【請求項2】請求項1における当該図柄カードや当該図
    柄ラベルに使用されるキャラクターはコンピュータ・シ
    ステムによって管理され、同時期の重複使用及び使用終
    了後一定期間の使用を禁止する手段を有する簡易医療事
    故防止システム。
JP2001228679A 2001-06-25 2001-06-25 簡易医療事故防止システム Pending JP2003006332A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248216A (ja) * 2005-02-10 2006-09-21 Seiko Epson Corp 色idカード、カード作成システム、カード作成方法、プログラム及び記憶媒体
KR100716710B1 (ko) 2005-08-12 2007-05-09 주식회사 케이티프리텔 다양한 형식의 코드를 이용한 정보 제공 방법 및 장치
JP2013186594A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Toshiba Tec Corp 看護業務支援装置、端末装置及びプログラム

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