JP5628359B2 - 軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物 - Google Patents
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すなわち、本発明の軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物は、1分子あたり3〜4官能の水酸基を有するポリエステルポリオール(A)をポリオール組成物(B)の重量を基準として5〜39重量%含有してなり、(B)のエステル基濃度(mmol/g)が0.1〜7.0であり、かつポリエステルポリオール(A)の水酸基価(mgKOH/g)が50〜150であり、かつポリオール組成物(B)のエチレンオキサイド単位含量が、(B)の重量を基準として3〜15重量%であることを要旨とする。
炭素数2〜20の2価アルコールとしては、脂肪族ジオール(エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−及び1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール並びにネオペンチルグリコール等)及び脂環式ジオール(シクロヘキサンジオール及びシクロヘキサンジメタノール等)が挙げられる。
炭素数3〜20の3価アルコールとしては、脂肪族トリオール(グリセリン及びトリメチロールプロパン等)が挙げられる。
炭素数5〜20の4〜8価の多価アルコールとしては、脂肪族ポリオール(ペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール、ソルビタン、ジグリセリン及びジペンタエリスリトール等並びに糖類(ショ糖、グルコース、マンノース、フルクトース、メチルグルコシド及びその誘導体)が挙げられる。
なお、(メタ)アクリレートとは、メタクリレート及び/又はアクリレートを意味し、以下において同様である。
脂肪族ポリカルボン酸としては、コハク酸、フマル酸、セバシン酸及びアジピン酸等が挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、多価アルコール及び/又はアミノ基含有化合物のAO付加物が好ましく、さらに好ましくは、プロピレングリコールのPO付加物、グリセリンのPO付加物、グリセリンのPOEO付加物、ペンタエリスリトールのPO付加物である。
ポリエステルポリオールとしては、多価水酸基含有化合物とポリカルボン酸又はエステル形成性誘導体との縮合反応生成物が好ましく、さらに好ましくはグリセリンPO付加物と無水フタル酸との縮合反応生成物である。
その他のポリオールとしては、重合体ポリオールが好ましい。
(A)以外のポリオールの水酸基価(mgKOH/g)としては、30〜300が好ましく、さらに好ましくは40〜285である。
なお本発明において、水酸基価はJISK−1557に準拠して測定される。
ポリオール組成物(B)の数平均官能基数は、耐久性の観点から2.3〜4.0が好ましく、さらに好ましくは2.6〜3.3である。
変性ポリイソシアネートの具体例としては、カルボジイミド変性MDI等が挙げられる。
整泡剤の使用量は、反発弾性の観点から、ポリオール成分100重量部に対して、0.5〜5.0重量部が好ましく、さらに好ましくは0.7〜3.0重量部である。
その他の助剤としては、着色剤(染料及び顔料)、可塑剤(フタル酸エステル及びアジピン酸エステル等)、有機充填剤(合成短繊維、熱可塑性又は熱硬化性樹脂からなる中空微小球等)、難燃剤(リン酸エステル及びハロゲン化リン酸エステル等)、老化防止剤(トリアゾール及びベンゾフェノン等)、酸化防止剤(ヒンダードフェノール及びヒンダードアミン等)等の公知の補助成分が挙げられる。
表1に示した配合処方に従って、下記の発泡条件により発泡して軟質ポリウレタンフォームを作製し、一昼夜(温度25℃、湿度50%にて24時間)放置後のフォームのコア密度(kg/m3)、0℃と25℃の硬さ(25%ILD、N/314cm2)、引張強度(N/cm2)、反発弾性率(%)を測定した。結果を表1に示す。なお、TDI以外の配合処方の表1中の数値は、重量部数を意味する。
型サイズ :250mm×250mm×250mm
材質 :木材
ミキシング方法 :ハンドミキシング(必要試薬を所定の容器に必要量仕込んだ後、攪拌羽を容器中に挿入し回転数5000回転/分で6〜20秒間攪拌させる発泡方法)
ミキシング時間 :6〜20秒
撹拌羽回転数 :5000回転/分
(1)ポリオール
P−1:ジプロピレングリコールPO付加物、水酸基価280.5、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−2:ジプロピレングリコールPO付加物、水酸基価112.2、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−3:グリセリンPO付加物、水酸基価280.5、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−4:グリセリンPO付加物、水酸基価112.2、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−5:グリセリンPOEO付加物、水酸基価112.2、EO単位の含有量70重量%、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−6:グリセリンPO付加物、水酸基価56、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−7:グリセリンPOEO付加物、水酸基価56、EO単位の含有量20重量%、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−8:グリセリンPOEO付加物、水酸基価56、EO単位の含有量7重量%、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−9:グリセリンPO付加物、水酸基価56、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−10:ペンタエリスリトールPO付加物、水酸基価249、エステル基濃度(mmol/g)=0
P−11:グリセリンPO付加物と無水フタル酸とPOのコポリマー、水酸基価56、エステル基濃度(mmol/g)=4.0、グリセリンPO付加物の分子量1700
P−12:グリセリンPOEO付加物と無水トリメリット酸とEOのコポリマー、水酸基価149.6、エステル基濃度(mmol/g)=3.9、グリセリンPOEO付加物の分子量900
なお、P−1〜P−10は、本発明のポリエステルポリオール(A)に該当しない物であり、P−11及びP−12は(A)に該当するものである。
(2)有機ポリイソシアネート成分(D−1)
TDI:NCO%=48.3重量%(商品名:コロネートT−80、日本ポリウレタン工業(株)製)
(3)発泡剤
発泡剤−1:水
(4)触媒
触媒−1:エアプロダクツジャパン(株)社製「DABCO−33LX」(トリエチレンジアミン)
触媒−2:オクチル酸スズ(商品名:日東化成(株)社製「ネオスタンU−28」(オクチル酸第1スズ)
触媒−3:エアプロダクツジャパン(株)社製「DABCO NE300」
(5)整泡剤
整泡剤−1:東レ・ダウコーニング(株)社製「SF−2904」
各項目の測定方法は下記の通りである。
・フォーム物性の測定方法及び単位を以下に示す。
コア密度:JIS K6400に準拠、単位はkg/m3
硬さ(25%−ILD):JIS K6400に準拠、単位はN/314cm2
引張強度:JIS K6400に準拠、単位はN/cm2
反発弾性:JIS K6400に準拠、単位は%
一方、ポリエステルポリオール(A)を含有していない比較例1及び2では、反発弾性が高い上に低温での硬さ変化が大きく(フォーム硬さの温度依存性が高い)、ポリエステルポリオール(A)の使用量が適当でない比較例3では、フォームの独立気泡が多く、物性測定可能なフォームが得られない。
本発明のポリオール組成物を使用することで得られる軟質ポリウレタンフォームは、反発弾性が低く、かつ温度依存性の低いため、特に寝具(マットレス、枕)に好適であることが分かる。
Claims (5)
- 1分子あたり3〜4官能の水酸基を有するポリエステルポリオール(A)をポリオール組成物(B)の重量を基準として5〜39重量%含有してなり、(B)のエステル基濃度(mmol/g)が0.1〜7.0であり、かつポリエステルポリオール(A)の水酸基価(mgKOH/g)が50〜150であり、かつポリオール組成物(B)のエチレンオキサイド単位含量が、(B)の重量を基準として3〜15重量%である軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物(B)。
- ポリオール組成物(B)の水酸基価(mgKOH/g)が40〜150である請求項1 に記載の軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物。
- 請求項1又は2に記載のポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物と、有機ポリイソシアネート成分(C)とを、発泡剤、触媒及び整泡剤の存在下に反応させてなる軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
- 請求項3に記載の製造方法により得られる反発弾性率が0〜15%である軟質ポリウレタンフォーム。
- 0℃と25℃とのフォーム硬さの比が1.0〜2.0である請求項4に記載の軟質ポリウレタンフォーム。
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