JP6746644B2 - 軟質ポリウレタンフォーム - Google Patents
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Description
すなわち、本発明の軟質ポリウレタンフォームは、ポリオール成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(D)と発泡剤(E)と触媒(F)と整泡剤(G)とを含む混合物(H)の反応物からなる軟質ポリウレタンフォームであって、ポリオール成分(A)がポリエーテルポリオール(B)と2〜6価の脂肪族多価アルコール(C)を含み、以下の条件(1)と(2)を満足し、有機ポリイソシアネート成分(D)中のNCO基のモル数(x)と、NCO基と反応する活性水素基のモル数(y)の比率(x)/(y)が0.83〜0.98であり、40℃の反発弾性率BR40と25℃の反発弾性率BR25との比率(BR40/BR25)が1.6〜12.0である。
(1)ポリオール成分(A)の水酸基価が100〜140である。
(2)ポリオール成分(A)に含まれるオキシエチレン単位の合計重量が、(A)の重量に基づいて10〜40重量%である。
さらに、低温時でもフォームが硬くならず、フォーム硬さの温度依存性が低いという効果、及び、25℃での反発弾性率が低いという効果を奏する。
(1)ポリオール成分(A)の水酸基価が100〜140である。
(2)ポリオール成分(A)に含まれるオキシエチレン単位の合計重量が、(A)の重量に基づいて10〜40重量%である。
さらに、有機ポリイソシアネート成分(D)中のNCO基のモル数(x)と、NCO基と反応する活性水素基のモル数(y)の比率(x)/(y)が0.83〜0.98であり、40℃の反発弾性率BR40と25℃の反発弾性率BR25との比率(BR40/BR25)が1.6〜12.0である。
(1)ポリオール成分(A)の水酸基価が100〜140である。
(2)ポリオール成分(A)に含まれるオキシエチレン単位の合計重量が、(A)の重量に基づいて10〜40重量%である。
なお、活性水素とは、酸素原子、窒素原子及び硫黄原子等に結合した水素原子を意味し、活性水素基含有化合物とは、分子内に活性水素含有官能基(水酸基、アミノ基、チオール基及びリン酸基等)を有する化合物を意味する。
炭素数4〜20の4〜8価アルコールとしては、脂肪族ポリオール(ペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール、ソルビタン、ジグリセリン及びジペンタエリスリトール等)及び糖類(ショ糖、グルコース、マンノース、フルクトース、メチルグルコシド及びその誘導体)が挙げられる。
なお、(メタ)アクリレートとは、メタクリレート及び/又はアクリレートを意味し、以下において同様である。
これらのうち、性状や反応性の観点から、PO、EO及び1,2−ブチレンオキサイドが好ましい。
AOを2種以上使用する場合の付加形式としては、ブロック付加であってもランダム付加であってもよく、これらの併用であってもよい。
水酸基価とは、試料1gをアセチル化した場合に、水酸基と結合した酢酸を中和するのに必要とする水酸化カリウムのmg数であり、「JIS K 1557−1 プラスチック−ポリウレタン原料ポリオール試験方法−第1部:水酸基価の求め方」に記載の方法で測定される。
なお、このポリオール成分(A)としては、ポリエーテルポリオール(B)、2〜6価の脂肪族多価アルコール(C)だけでなく、後述する任意成分のポリエステルポリオール(I)、ポリマーポリオール(P)及びその他の水酸基を含む化合物のすべてを指す。
具体的には、前記の「JIS K 1557−1 プラスチック−ポリウレタン原料ポリオール試験方法−第1部:水酸基価の求め方」に準拠して測定される。
なお、ポリオール成分(A)に含まれるオキシエチレン単位の量は、プロトン核磁気共鳴分析(1H−NMR)を測定し、オキシエチレン単位に由来するシグナルの積分比から算出することができる。
数平均官能基数は、ポリオール成分(A)に含まれるポリエーテルポリオール(B)、後述する任意成分のポリエステルポリオール(I)、ポリマーポリオール(P)のそれぞれの官能基数にそれぞれのモル比による含有比率をかけ算して得られた値の合計値(相加平均値)である。
2〜6価の脂肪族多価アルコール(C)を除いたポリオール成分(A)の数平均官能基数は、ポリオール成分(A)に含まれるポリオール1分子あたりの数平均官能基数であり、核磁気共鳴分析13C−NMRから算出することができる。
脂肪族ポリカルボン酸としては、コハク酸、フマル酸、セバシン酸及びアジピン酸等が挙げられる。
さらに好ましくは3官能のポリエーテルポリオール(好ましくはグリセリンのPO20〜50モル付加物)に芳香族ジカルボン酸無水物(好ましくは無水フタル酸)とPOとを付加した反応生成物である。
ポリエステルポリオール(I)を含むと25℃での反発弾性が低くなり、また、0℃でもフォームが硬くならずフォーム硬さの温度依存性が低くなる。一方、ポリエステルポリオール(I)の含有量が多いと通気性が悪化する。
ポリエーテルポリオール(B)中で重合した重合体粒子(J)は、安定して分散しており、均質なポリマーポリオール(P)が得られるため好ましい。
スチレン及びアクリロニトリルを併用する場合、スチレンの重量割合はポリウレタンフォームの難燃性及びフォーム硬さの観点から、好ましくはスチレン及びアクリロニトリルの合計重量に基づいて30〜70重量%である。
なお、ポリマーポリオール(P)に含まれる重合体粒子(J)の含有量は、下記の方法で測定される。
遠心分離用50ml遠沈管に、ポリマーポリオール約5gを精秤し、重量(W1)とする。メタノール50gを加えて希釈する。冷却遠心分離機[型番:H−9R、コクサン(株)製]を用いて、18,000rpm×60分間、5℃にて遠心分離する。上澄み液をガラス製ピペットを用いて除去する。残留沈降物にメタノール50gを加えて希釈し、上記と同様に遠心分離して上澄み液を除去する操作を、さらに3回繰り返す。遠沈管内の残留沈降物を、3〜4kPaで80℃×3時間減圧乾燥し、乾燥した沈降物を重量測定し、該重量を(W2)とする。
次式で算出した値を、重合体粒子含有量(重量%)とする。
重合体粒子含有量(重量%)=(W2)×100/(W1)
ポリオール成分(A)中に含まれる重合体粒子(J)の含有量は、前記の重合体粒子(J)の含有量の測定方法において用いるポリマーポリオールに代えてポリオール成分(A)を用いることで測定される。
混合する際の混合方法は公知の混合装置(撹拌装置付き容器等)を用いることができ、重合体粒子(J)はポリマーポリオール(P)に含まれる重合体粒子を用い、ポリマーポリオール(P)として他の原料と混合し、軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール成分(A)を製造することが好ましい。
また、保存安定性等の観点から、混合する際には容器内部の酸素濃度を下げておくことが好ましい。
変性ポリイソシアネート(D5)としてはウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、イソシアヌレート基及びオキサゾリドン基の変性が挙げられ、具体例としては、カルボジイミド変性MDIが挙げられる。
本発明の軟質ポリウレタンフォームにおいては、有機ポリイソシアネート成分(D)中のNCO基のモル数(x)と、NCO基と反応する活性水素基のモル数(y)の比率(x)/(y)は、反発弾性の観点から、0.83〜0.98であり、好ましくは0.84〜0.97、さらに好ましくは0.85〜0.96である。
低沸点化合物の使用量は、成形不良の観点から、ポリオール成分(A)100重量部に対して、30重量部以下が好ましく、さらに好ましくは5〜25重量部である。
液化炭酸ガスは、ポリオール成分(A)100重量部に対して、30重量部以下が好ましく、さらに好ましくは1〜25重量部である。
これらの中でフォーム硬さ及び反発弾性率の観点から、トリエチレンジアミン、オクチル酸第一スズ及びジラウリル酸ジブチル第二スズが好ましい。
その他の助剤としては、着色剤(染料及び顔料)、可塑剤(フタル酸エステル及びアジピン酸エステル等)、有機充填剤(合成短繊維、熱可塑性又は熱硬化性樹脂からなる中空微小球等)、難燃剤(リン酸エステル及びハロゲン化リン酸エステル等)、老化防止剤(トリアゾール及びベンゾフェノン等)及び酸化防止剤(ヒンダードフェノール及びヒンダードアミン等)等の公知の補助成分が挙げられる。
一例を示せば、まず、ポリオール成分(A)、発泡剤(E)、触媒(F)、整泡剤(G)並びに必要によりその他の添加剤を所定量混合し、混合物(H)を得る。
次いで、ポリウレタンフォーム発泡機又は攪拌機を使用して、この混合物(H)と有機ポリイソシアネート成分(D)とを急速混合する。
得られた混合液(発泡原液)を連続発泡して軟質ポリウレタンフォームを得ることができる。
また、密閉型又は開放型のモールド(金属製又は樹脂製)に注入し、ウレタン化反応を行わせ、所定時間硬化後、脱型して軟質ポリウレタンフォームを得ることもできる。
表1及び表2に記載の各成分を混合容器中で均一に混合し、実施例1〜16及び比較例1〜8のポリオール組成物を作製した。
ポリエーテルポリオール(B−1)
グリセリンとPOとのモル比が1:83.8となる様に、水酸化カリウムを触媒として[触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)]用いて反応温度95℃〜130℃にてグリセリンにPOを付加した後、常法によって水酸化カリウムを除去することで得られる、水酸基価34であり、1級水酸基の割合が2%であり、Mnが4950であるグリセリンのPO付加物である。
グリセリン1モルに対してPO16.6モルとEO51.0モルの比率となる様に、水酸化カリウムを触媒として[触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)]用いて反応温度95℃〜130℃にてグリセリンにPOとEOとを含むPO・EO混合物をグリセリンに反応付加した後、常法によって水酸化カリウムを除去することで得られる、水酸基価51であり、1級水酸基の割合が36%であり、Mnが3300であり、オキシエチレン単位の重量割合が70重量%であるグリセリンのPO・EOランダム付加物である。
グリセリン1モルに対してPO46.6モルとEO4.6モルの比率となる様に、水酸化カリウムを触媒として[触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)]用いて反応温度95℃〜130℃にてグリセリンにPOとEOとを含むPO・EO混合物をグリセリンに反応付加した後、常法によって水酸化カリウムを除去することで得られる、水酸基価56であり、1級水酸基の割合が2%であり、Mnが3000であり、オキシエチレン単位の重量割合が7重量%であるグリセリンのPO・EOランダム付加物である。
グリセリンとPOとのモル比が1:50.1となる様に、水酸化カリウムを触媒として[触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)]用いて反応温度95℃〜130℃にてグリセリンにPOを付加した後、常法によって水酸化カリウムを除去することで得られる、水酸基価56であり、1級水酸基の割合が2%であり、Mnが3000であるグリセリンのPO付加物である。
グリセリンとPOのモル比が1:16.5となる様に、水酸化カリウムを触媒として[触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)]用いて反応温度95℃〜130℃にてグリセリンにPOを付加した後、常法によって水酸化カリウムを除去することで得られる、水酸基価160であり、1級水酸基の割合が2%であり、Mnが1050であるグリセリンのPO付加物である。
グリセリンとPOのモル比が1:11.3となる様に、水酸化カリウムを触媒として[触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)]用いて反応温度95℃〜130℃にてグリセリンにPOを付加した後、常法によって水酸化カリウムを除去することで得られる、水酸基価224であり、1級水酸基の割合が2%であり、Mnが750であるグリセリンのPO付加物である。
プロピレングリコールとPOのモル比が1:5.9となる様に、水酸化カリウムを触媒として[触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)]用いて反応温度95℃〜130℃にてプロピレングリコールにPOを付加した後、常法によって水酸化カリウムを除去することで得られる、水酸基価270であり、1級水酸基の割合が2%であり、Mnが420であるプロピレングリコールのPO付加物である。
(C−1):グリセリン
(C−2):エチレングリコール
ポリエステルポリオール(I−1)
グリセリン1モルに水酸化カリウムを触媒として[触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)]用いて反応温度95℃〜130℃にてPO27.7モルを付加した後、常法によって水酸化カリウムを除去すること、水酸基価56であり、Mnが1700であるグリセリンのPO付加物を得た。次いで、グリセリンのPO付加物1モルに対して無水フタル酸6モルを混合し、さらにPOを混合して反応して得られたポリエステルトリオール[1級水酸基の割合=2重量%、水酸基価=56mgKOH/g、エステル基濃度=2.0mmol/g]である。
ポリマーポリオール(P−1)
前記のポリエーテルポリオール(B−3)中でスチレンとアクリロニトリル(重量比:70/30)を共重合させて得られた重合体ポリオール(重合体含量44.0%)である。重合体粒子の体積平均粒子は0.5〜0.7μmである。
(E−1):水
(F−1):エアプロダクツジャパン(株)製「DABCO−33LX」
(F−2):エアプロダクツジャパン(株)製「DABCO−BL22」
(F−3):日東化成(株)製「ネオスタンU−28」
(G−1):東レ・ダウコーニング(株)製シリコーン整泡剤「SF−2904」
(D−1):2,4−トルエンジイソシアネートと2,6−トルエンジイソシアネートの混合物(混合比率:80/20)(TDI)[製品名:東ソー(株)製「コロネートT−80」(イソシアネート基含有量=48.3重量%)]
実施例1〜16及び比較例1〜8で得られたポリオール組成物を用い、表1及び表2に記載の部数の有機イソシアネートのTDI(D−1)を均一混合し、下記の発泡条件により発泡して軟質ポリウレタンフォーム(UF−1)〜(UF−16)および(UF’−1)〜(UF’−8)を作製した。
なお、表1及び表2における各成分の数値は重量部数を記載し、有機ポリイソシアネート(D−1)については、別途、イソシアネート指数[(x)/(y)]も記載しており、そのイソシアネート指数に対応する重量部の有機イソシアネートを用いた。
型サイズ :250mm×250mm×250mm
材質 :木材
ミキシング方法 :
ハンドミキシング(必要試薬を所定の容器に必要量仕込んだ後、攪拌羽を容器中に挿入し、回転数5000回転/分で6〜20秒間攪拌させる発泡方法)
ミキシング時間 :6〜20秒
撹拌羽回転数 :5000回転/分
なお、比較例5及び8は、発泡後の静置中に収縮し、比較例3及び7は、一度は発泡による見掛け体積の増加はあったが、直ぐに潰れてしまったため、ポリウレタンフォームの物性値の測定は行わなかった。
各項目の測定方法は下記の通りである。
JIS K6400に準拠して測定した(単位はkg/m3)。
25℃の環境で温調したポリウレタンフォームを用いてJIS K6400に準拠して25%圧縮硬さを測定した(単位はN/314cm2)。
0℃と25℃の環境でそれぞれ温調したポリウレタンフォームを用いてフォースゲージにて20mm押し込んだ際の応力(単位はN)を測定し、0℃と25℃の硬さ比率(0℃硬さ/25℃硬さ)を算出した。
JIS K6400に準拠して測定した(単位はcc/cm2/s)。なお、この方法で測定した軟質ポリウレタンフォームの通気性は、一般に40cc/cm2/s以上が好ましい。
湿度50%で、25℃と40℃の環境で温調したポリウレタンフォームを用いてJIS K6400に準拠して25℃の反発弾性率BR25と40℃の反発弾性率BR40のそれぞれを測定した(単位は%)。
40℃と25℃との反発弾性率の比率(BR40/BR25)を算出した。
一方、比較例3及び7では軟質ウレタンフォームが崩壊し、比較例5及び8ではフォームが収縮したために物性が測定できなかった。
比較例1のポリウレタンフォームは通気性が低く、BR40/BR25も1.6未満と不良であった。比較例4のポリウレタンフォームは通気性がほとんどなく、BR40/BR25も1.6未満と不良で、さらに0℃と25℃の硬さ比率も高かった。
比較例2及び6のポリウレタンフォームはBR40/BR25が1.6未満と不良であり、25℃での反発弾性率BR25も高かった。
Claims (6)
- ポリオール成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(D)と発泡剤(E)と触媒(F)と整泡剤(G)とを含む混合物(H)の反応物からなる軟質ポリウレタンフォームであって、
ポリオール成分(A)がポリエーテルポリオール(B)と2〜6価の脂肪族多価アルコール(C)を含み、以下の条件(1)と(2)を満足し、
ポリオール成分(A)の重量に基づいて、2〜6価の脂肪族多価アルコール(C)の含有量が0.1〜5.0重量%であり、
有機ポリイソシアネート成分(D)中のNCO基のモル数(x)と、NCO基と反応する活性水素基のモル数(y)の比率(x)/(y)が0.83〜0.98であり、
40℃の反発弾性率BR40と25℃の反発弾性率BR25との比率(BR40/BR25)が1.6〜12.0である軟質ポリウレタンフォーム。
(1)ポリオール成分(A)の水酸基価が100〜140である。
(2)ポリオール成分(A)に含まれるオキシエチレン単位の合計重量が、(A)の重量に基づいて10〜40重量%である。 - 2〜6価の脂肪族多価アルコール(C)を除いたポリオール成分(A)の水酸基価が100〜130である請求項1に記載の軟質ポリウレタンフォーム。
- 2〜6価の脂肪族多価アルコール(C)を除いたポリオール成分(A)の数平均官能基数が2.6〜4.0である請求項1又は2に記載の軟質ポリウレタンフォーム。
- さらに、ポリオール成分(A)がポリエステルポリオール(I)を含み、ポリオール成分(A)の重量に基づいてポリエステルポリオール(I)の含有量が1〜20重量%である請求項1〜3いずれかに記載の軟質ポリウレタンフォーム。
- ポリオール成分(A)のエステル基濃度が0.02〜0.40mmol/gである請求項4に記載の軟質ポリウレタンフォーム。
- さらに、ポリオール成分(A)がポリマーポリオール(P)を含み、ポリマーポリオール(P)はエチレン性不飽和化合物を構成単量体とする重合体粒子を含む請求項1〜5いずれかに記載の軟質ポリウレタンフォーム。
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