JP5626292B2 - 遊技場の制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、対面させた搬送ベルトと研磨部材との間に遊技媒体を挟んで磨きながら揚送する揚送装置と、前記研磨部材を駆動手段の駆動力で移動させる研磨部材移動装置と、前記揚送装置と前記研磨部材移動装置を制御する制御装置と、を備えた遊技機設置島台が複数設置される遊技場の制御システムに関するものである。
本出願人は、先に特開平7−313720号で示される玉揚送装置の自動巻取装置を出願している。この自動巻取装置は、一連の制御の中で動作するようになっており、この一連の制御内容は、ホールの営業終了後、玉揚送装置を停止させ、玉揚送装置内の汚れセンサーが布ベルトの汚れを検知し、この汚れセンサーの検知に基づいて布ベルトの自動巻取装置が稼動して布ベルトが巻き取られるようになっていた。このように、玉揚送装置の停止から布ベルトの交換までの作業が一連の制御によって自動的に行われるため、利便性の高いものである。
しかし、自動巻取装置が稼動するか否かは、汚れセンサーによる布ベルトの汚れの検知によって決定されるものであるため、布ベルトを交換したくない場合に交換されてしまったり、あるいは、布ベルトを交換したい場合でも交換されないという事態が起こることがあり、布ベルトの交換時期をホールの意向に合わせることができなかった。また、玉揚送装置や自動巻取装置等のトラブル時、あるいは、テスト等により自動巻取装置を強制的に稼動させたい場合でも稼動させることができなかった。
そこで、このような問題を解消した自動巻取装置を本出願人は、特開平11−47423号で出願している。この自動巻取装置は、ホールに設置される管理コンピュータを操作することにより管理コンピュータから玉揚送装置の制御基板へ自動巻取信号が出力され、この信号に基づいて稼動して布ベルトを巻き取るようになっている。このように管理コンピュータの操作により自動巻取装置を適宜稼動させることができるため、布ベルトの交換時期をホールの意向に合わせることができ、また、トラブルやテスト等で自動巻取装置を適宜強制的に稼動させることもできる。
なお、この自動巻取装置は、玉揚送装置内に玉が残存していない状態を想定して設計され、また、この状態で稼動させるものである。これは、玉揚送装置内に玉が残存している状態でも稼動できる自動巻取装置とした場合、駆動モータの大型化,高トルク化や高トルク大型モータに対応できる構造等が必要となり、また、自動巻取装置の大型化によるパチンコ島台の変更等も必要となるため、費用対効果等を考慮した場合に現実的でないことによるものである。
特開平11−47423号
ところが、上記した管理コンピュータの操作により適宜稼動が可能な自動巻取装置は、玉揚送装置が稼動している場合、即ち、玉揚送装置内に玉が残存しているという稼動に不適切な状態でも自動巻取装置が稼動されてしまうという問題がある。玉揚送装置内に玉が残存している状態で自動巻取装置が稼動されてしまうと、残存した玉による布ベルトへの抵抗が過大であるため、布ベルトを引っ張るための引張モータに過電流が流れ、引張モータが異常発熱を起こして引張モータが破損してしまったり、更に、この引張モータの強力なトルクにより自動巻取装置の部材が変形し、自動巻取装置が使用できなくなることがある。本発明は、上記した問題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、布ベルトを巻き取る自動巻取装置である研磨部材移動装置を適宜稼動させることができると共に、稼動に不適切な状態での研磨部材移動装置の稼動を防止することができる遊技場の制御システムを提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明においては、対面させた搬送ベルトと研磨部材との間に遊技媒体を挟んで磨きながら揚送する揚送装置と、前記研磨部材を駆動手段の駆動力で移動させる研磨部材移動装置と、前記揚送装置と前記研磨部材移動装置を制御する制御装置と、を備えた遊技機設置島台が複数設置される遊技場の制御システムにおいて、前記制御装置は、前記揚送装置を稼動させる揚送装置稼動指示手段の指示に基づいて、前記揚送装置を稼動させる揚送装置稼動手段と、前記研磨部材移動装置を稼動させる研磨部材移動装置稼動指示手段の指示に基づいて、前記研磨部材移動装置を稼動させて前記研磨部材を移動させる研磨部材移動手段と、前記揚送装置が稼動中に前記研磨部材移動装置稼動指示手段の指示があった場合に該研磨部材移動装置稼動指示手段の指示を無効にする研磨部材移動装置稼動指示無効手段と、前記研磨部材移動装置が稼動中に前記揚送装置稼動指示手段の指示があった場合に該揚送装置稼動指示手段の指示を無効にする揚送装置稼動指示無効手段と、を備え、前記研磨部材移動装置稼動指示手段及び前記揚送装置稼動指示手段は、前記遊技機設置島台毎に設けられて該遊技機設置島台毎の制御装置に対して個々に稼動指示を出す第一稼動指示手段と、前記遊技機設置島台以外の遊技場内に設けられて前記複数の遊技機設置島台の各制御装置に対して一括して稼動指示を出す第二稼動指示手段と、からなることを特徴とする。このように構成することにより、研磨部材移動装置稼動指示手段の指示に基づいて研磨部材移動手段により研磨部材移動装置を適宜稼動させることができると共に、研磨部材移動装置の稼動に不適切な状態で研磨部材移動装置稼動指示手段の指示があっても、研磨部材移動装置稼動指示無効手段により稼動指示手段の指示が無効にされるため、稼動に不適切な状態での研磨部材移動装置の稼動を防止することができる。また、研磨部材移動装置が稼動中の場合には、揚送装置稼動指示手段の指示があっても揚送装置稼動指示無効手段によって揚送装置は稼動されることがない。このため、研磨部材移動装置の稼動中に揚送装置が稼動した場合のように、遊技媒体が揚送装置内に進入し、この遊技媒体により研磨部材に対して過大な抵抗がかかってしまい、研磨部材移動装置が破損してしまうということがない。更に、揚送装置内に遊技媒体が存在している可能性のある揚送装置の稼動中の状態では、研磨部材移動装置が稼動することがない。このため、揚送装置内に遊技媒体が存在したまま研磨部材移動装置を稼動させた場合のように、遊技媒体と研磨部材との間の抵抗で駆動手段に過負荷がかかり、駆動手段が異常発熱を起こして破損してしまうということがない。また、異なる場所から揚送装置や研磨部材移動装置に対する稼動・停止の指示を行うことができる。
また、請求項2に記載の発明においては、前記制御装置は、前記第一稼動指示手段と前記第二稼動指示手段のいずれか一方から出力される前記揚送装置稼動指示手段の指示に基づいて前記揚送装置を稼動させているときに、前記一方および他方のいずれかから出力される前記揚送装置を停止させる指示によって前記揚送装置を停止させることを特徴とする。このように構成することにより、第一稼動指示手段と第二稼動指示手段のいずれか一方から出力される揚送装置稼動指示手段の指示に基づいて揚送装置を稼動させた場合であっても、一方および他方のいずれかから出力される揚送装置を停止させる指示によって揚送装置を停止させることができる。
本発明においては、研磨部材移動装置を適宜稼動させることができると共に、稼動に不適切な状態での研磨部材移動装置の稼動を防止することができる。
玉揚送装置を後方から見た斜視図である。 実施形態に係るパチンコ島台の内部を示す部分側面図である。 島端表示ランプ,玉揚送装置基板,中継基板,スイッチパネル及び一括動作パネルの接続を示す概略図である。 実施形態に係るパチンコ島台の制御系を示すブロック図である。 シャッター装置が開いた状態及び閉じた状態の正面図である。 中継基板により行われる中継基板玉揚送装置処理のルーチンである。 玉揚送装置基板で行われる玉揚送装置基板処理のメインルーチンである。 シャッター異常処理を示すサブルーチンである。 玉揚送装置稼動処理を示すサブルーチンである。 玉揚送装置停止処理を示すサブルーチンである。 シャッター閉塞処理を示すサブルーチンである。 中継基板により行われる中継基板自動巻取装置処理のルーチンである。 玉揚送装置基板で行われる自動巻取装置基板処理のメインルーチンである。 自動巻取装置巻取処理を示すサブルーチンである。 緩み補正処理を示すサブルーチンである。 中継基板54により行われる中継基板玉抜き装置処理のルーチンである。 玉抜き装置基板で行われる玉抜き装置基板処理のルーチンである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明するが、本実施形態において研磨部材移動装置用制御装置とは、後述する中継基板54及び自動巻取装置基板67により構成されるものである。まず、図1を参照して、玉揚送装置1の概略構成について説明する。図1は、玉揚送装置1を後方から見た斜視図である。
図において、玉揚送装置1は、正方形状に形成された支持台2の上部に角筒状の揚送筒本体3が垂直状に立設され、揚送筒本体3の長手方向の外周を、下部に支持される下部ローラ4と調節ナット17によって締着軸支される上部ローラ(図示しない)との間に掛け渡される革製の搬送ベルト13が周回するようになっている。また、揚送筒本体3の内部には、複数の中間ローラ(図示しない)が適宜間隔をおいて上下方向に並んで回転自在に軸支され、中間ローラの一部が揚送筒本体3の上昇側面から外に突出して、搬送ベルト13を案内支持している。また、下部ローラ4は、詳細には図示しないが、比較的大きな直径の円筒状ローラとして構成され、電流が供給されると円筒状のローラが回転して、搬送ベルト13を周回駆動するものである。尚、このようなモータ内蔵の下部ローラ4ではなく、下部ローラと駆動モータを別体に設けてそれぞれにV字型ベルトを張架して駆動モータの駆動力を下部ローラに伝達するものでも良い。この場合、V字型ベルトの伸長に対応するため、1つ又は複数のローラでV字型ベルトを付勢するものや、また、2つのローラで周回するV字型ベルトを挟んでそのローラ間の距離を調節するものや、また、支軸を有する基部から2方向に延設する支持部材のそれぞれの先端にローラを設けてV字型ベルトに当接させてV字型ベルトの伸長に合わせて支軸を中心に2つのローラが回転するものや、また、これらのテンション機構を組み合わせたテンションローラ機構を用いると良い。
この下部ローラ4の下方には、図示右側に揚送前のパチンコ玉が導入される導入樋7が固着され、図示左側に導入されたパチンコ玉を揚送筒本体3の下端部まで移動させる流入円弧樋5が固着されている。なお、導入樋7及び流入円弧樋5の内側には、図示しないが、導入されたパチンコ玉を複数列に整列させる溝が形成されている。また、上記した導入樋7及び流入円弧樋5の取付構造は、その一端が僅かに移動し得るように取付板8,6にそれぞれ止着され、その他端が前記支持台2に植立される支持ピン18にスプリング(図示しない)を介して摺動自在に軸支されている。即ち、導入樋7の下端及び流入円弧樋5の下端は、支持ピン18に挿通されて調節ナット(図示しない)によって抜けないように止着されているが、常に支持ピン18に介装されるスプリングによって上方に付勢されている。しかして、調節ナットの締着度合によって搬送ベルト13と導入樋7及び流入円弧樋5との間の微妙な間隔を調整することができ、その間隔を調整することにより、パチンコ玉のスムーズな移動を可能にすることができる。
また、下部ローラ4の上部の揚送筒本体3には、搬送ベルト13に張力を付与する複数のテンションローラ14,15,16が回転自在に軸支されている。特に、第2テンションローラ15は、スプリング(図示しない)を介して取りつけられているので、そのスプリングの付勢力によって搬送ベルト13に対して常に一定の張力を与えることができる。また、下部ローラ4と各テンションローラ14,15,16とは、ほぼ上下の位置関係にあり、搬送ベルト13が装着されたときに、下部ローラ4は搬送ベルト13の内側に位置し、第3テンションローラ16は、搬送ベルト13の外側に、第2テンションローラ15は、搬送ベルト13の内側に、第1テンションローラ14は、搬送ベルト13の外側に、それぞれ位置するようになっている。
ところで、揚送筒本体3の背面側には、ガイドレール11が一側辺を軸支されて開閉自在に取り付けられている。ガイドレール11は、搬送ベルト13と対面して揚送される玉を研磨する布ベルト20がその前面の全長に渡って周回装着されるものである。そして、主として布ベルト20を玉揚送装置1に装着する際に開放されると共に、布ベルト20自体がガイドレール11の表面に搬送ベルト13と対面するように周回して装着される。また、布ベルト20が装着されたときには、係止金具12によってガイドレール11を揚送筒本体3に対面させた状態で固定支持されているものである。なお、係止金具12は、ガイドレール11と揚送筒本体3との間の間隔を調節し得るようになっており、この調節により搬送ベルト13と布ベルト20とによるパチンコ玉の挟持力を常に最適な強さに調節することができるようになっている。なお、布ベルト20は、その玉磨き能力を発揮させるために、比較的織目の粗い布で構成されている。
また、ガイドレール11の内側面には、揚送されるパチンコ玉の一部が落ち込むガイドレール溝(図示しない)が複数列区画形成され、パチンコ玉を一列垂直状に揚送するようになっている。具体的には、ガイドレール溝を複数列形成したウレタン板(図示しない)がガイドレール11内に挿入され、このウレタン板とガイドレール11の背面との間に、ウレタン板を揚送筒本体3側へ押圧支持するスプリング(図示しない)が複数個埋設されている。そして、ウレタン板に形成されたガイドレール溝に沿ってパチンコ玉が揚送される際に、布ベルト20と搬送ベルト13とに挟持されるパチンコ玉にスプリングによって適度な挟持力が付与されてパチンコ玉の研磨が確実に行われるようにしている。
しかして、上記のように、係止金具12により揚送筒本体3に対面してガイドレール11を取り付けた状態において、導入樋7に導入されたパチンコ玉は、流入円弧樋5を経由して、搬送ベルト13と布ベルト20とに狭持されて研磨されながら揚送され、揚送筒本体3の上方に固着されて玉を吐き出し方向に屈曲する上部屈曲樋9を経由して、排出樋10からきれいにされたパチンコ玉が排出される。
また、上記したガイドレール11の終端部には、ガイドレール溝を通過するパチンコ玉を検出するための玉通過検出装置21が取り付けられている。
更に、上記したガイドレール11の背面側には、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22を構成する自動巻取機構27及び自動装着機構25が設けられている。自動巻取機構27は、使用済みの布ベルト20の上端を引っ張るための駆動手段としての引張モータ(図示しない)が内蔵された引張装置23と、使用済の布ベルト20をロール状に巻き取り収納するための巻取モータ(図示しない)が内蔵された巻取装置24と、から構成されている。引張装置23には、布ベルトの緩みを検知する緩みセンサ(図示しない)及び、引張装置23内の布ベルトローラ(図示しない)の回転数をカウントする回転検知センサ(図示しない)も内蔵されている。また、自動装着機構25は、布ベルト20が移動しないよう布ベルト20の下端を挟持しておくための停止装置26と、使用前の布ベルト20を収納するための収納装置19と、から構成されている。停止装置26には、収納装置19から供給される布ベルト20が無くなったことを検知する布ベルト不足スイッチ(図示しない)が内蔵されている。収納装置19は、使用前のロール状にまるめられた布ベルト20を載置収納するだけのボックスであり、その設置箇所は、ガイドレール11の開閉位置よりも低い床面に設置されている。
次に、図2を参照して本実施形態に係るパチンコ島台30の概略構成について説明する。図2は、実施形態に係るパチンコ島台30の内部を示す部分側面図である。
図2において、パチンコ島台30は、周知のように、直方体状に枠組み構成され、その長手方向両面に複数のパチンコ機(図示しない)を背向列設するようになっている。また、パチンコ島台30には、各パチンコ機に挟持されるように台間玉貸機(図示しない)が設けられており、この台間玉貸機はパチンコ機と1対1対応するように設けられていると共に、硬貨または紙幣、あるいはプリペイドカードまたは貯玉カードによりパチンコ玉を貸し出すようになっている。
また、パチンコ島台30のほぼ中央には、玉揚送装置1の搬送ベルト13がパチンコ島台30の長手方向と直交するように玉揚送装置1が立設されている。この玉揚送装置1の上部には、揚送されたパチンコ玉を一時的に貯留する上部タンク31が設けられ、該上部タンク31からは、各パチンコ機にパチンコ玉を供給するための補給樋32が、パチンコ島台30の長手方向端部に向かって傾斜状に設けられている。また、上部タンク31の側方には、交流樋(図示しない)が隣り合うパチンコ島台30と連結して設置されている。交流樋は、隣り合うパチンコ島台30とパチンコ玉の受け渡しを行うためのものであり、内部にシャッターが設置され、このシャッターが開くことによりパチンコ玉の受け渡しが行われ、シャッターを閉じることによりパチンコ玉の受け渡しが停止される。
しかして、玉揚送装置1により揚送されたパチンコ玉は、まず上部タンク31につながる補給樋32に最優先で送られる。補給樋32及び上部タンク31にパチンコ玉が充満し、上部タンク31でオーバーフローしたパチンコ玉は、分岐箱33に送られる。分岐箱33は、送られてきたパチンコ玉を玉揚送装置1の側方に位置するオーバーフローダクト34a,34bに分岐して誘導するものであり、まずオーバーフローダクト34a側に優先してパチンコ玉が誘導される。オーバーフローダクト34aに誘導されたパチンコ玉は、オーバーフローダクト34a内を落下し、パチンコ島台30の下部に位置する貯留タンクとしての優先タンク35に誘導され、貯留される。優先タンク35に貯留されたパチンコ玉は、ミニコンベア44を介して貯留タンクとしての後述する非優先タンク36に移送されるが、非優先タンク36に移送されるパチンコ玉量よりも優先タンク35に誘導されるパチンコ玉量が多い場合には、優先タンク35のパチンコ玉量が次第に増加していく。貯留されるパチンコ玉量が増加し、優先タンク35及びオーバーフローダクト34aにパチンコ玉が充満すると、次に分岐箱33でオーバーフローダクト34b側にパチンコ玉が誘導される。オーバーフローダクト34bに誘導されたパチンコ玉は、オーバーフローダクト34b内を落下し、玉揚送装置1を挟んで優先タンク35の反対側に位置する非優先タンク36に誘導され、貯留される。非優先タンク36に貯留されたパチンコ玉は、非優先タンク36と玉揚送装置1との間に設けられた供給停止手段としてのシャッター装置45を介して導入樋7から玉揚送装置1へ導入される。また、非優先タンク36にパチンコ玉が充満すると、オーバーフローダクト34bにパチンコ玉が貯留されるが、オーバーフローダクト34bに貯留されるパチンコ玉が増加し続けると、オーバーフローダクト34b内に設置されたオーバーフローセンサ56によってパチンコ玉が検知されることとなる。
一方、補給樋32には、各パチンコ機にパチンコ玉を誘導する分配シュート37が各パチンコ機に対応して設けられている。分配シュート37により取り込まれたパチンコ玉は、分配シュート37の下方に位置する計数装置(図示しない)により玉数が計数された後、補給装置38を介してパチンコ機の背面上部に設けられた賞球タンク(図示しない)に供給され、景品玉や遊技玉として使用される。また、補給樋32の下流端には、玉抜き装置39が設けられており、補給樋32の下流端まで流下してきたパチンコ玉は、玉抜き装置39から蛇腹40を介して後述するアウト玉回収樋41へ導出されることにより、パチンコ玉がパチンコ島台30内を循環するようになっている。この循環は、補給樋32の玉流れを良好にするために使用されるもので、主にパチンコホールの開店前にのみパチンコ玉が流されて使用される。なお、玉抜き装置39は、内蔵されたソレノイド(図示しない)をONさせることにより開閉弁が開いてパチンコ玉が排出され、ソレノイドがOFFすることにより開閉弁が閉じてパチンコ玉の排出が停止されるものである。また、パチンコ玉の流れを検知するための玉流れ検知センサ(図示しない)も内蔵されている。
また、パチンコ機から排出される使用済みのパチンコ玉は、アウト玉回収ボックス42で回収された後、下方に排出される。アウト玉回収ボックス42から排出されたパチンコ玉は、パチンコ島台30の両端部からそのほぼ中央に立設される玉揚送装置1の下部に向けて下り傾斜状に設けられる前記アウト玉回収樋41上に落下せしめられる。
また、パチンコ機の下部には、パチンコ島台30に対してほぼ直交するように外側に向かってカウンター台(図示しない)が突設されている。該カウンター台には、玉箱(図示しない)が載置されるものであり、また、カウンター台の下方には、パチンコ島台30の下部外観を構成する腰板(図示しない)がパチンコ島台30に対して着脱自在に設置されている。この腰板に対応する位置のパチンコ島台30内部には、アウト玉回収樋41が位置しているため、腰板を取り外すことにより、アウト玉回収樋41のメンテナンスや玉詰まり等のトラブルに対する処置を容易に行うことができる。
なお、アウト玉回収樋41は、アウト玉回収ボックス42から排出されたパチンコ玉,玉抜き装置39から蛇腹40を介して導出されたパチンコ玉及びパチンコ島台30の島端に設置された玉計数器43から返却されるパチンコ玉をまとめて回収するものであり、簀の子状の誘導レールがパチンコ島台30の中央に長手方向に沿って敷設することにより構成されている。このアウト玉回収樋41は、簀の子状の誘導レールに限らず、ベルトコンベア等により構成されるものであってもよい。
パチンコ島台30の長手方向端部の上方には、玉揚送装置1等のパチンコ島台30内に設置される複数の装置の状態を表示する島端表示ランプ50が設置されており、上部タンク31の表面上方には、パチンコ島台30内のパチンコ玉がオーバーフロー状態であるとき(前記オーバーフローセンサ56がONしたとき)等に点灯するフラッシュランプ51が設置されている。また、パチンコ島台30の内部であって、玉揚送装置1の右側方に設置されるパチンコ機の上方には、玉揚送装置1を駆動するための電源ユニット52が、玉揚送装置1の左側方に設置されるパチンコ機の上方には、玉揚送装置1を制御するための玉揚送装置基板53、及びパチンコホール内に設置される稼動指示手段及び揚送装置稼動指示手段としての一括動作パネル60と各種基板(図4参照)との間の信号を中継する研磨部材移動装置用制御装置の一部を構成する中継基板54が設置されている。また、左側方に設置されるパチンコ機の側方には、玉揚送装置1等のパチンコ島台30内に設置される複数の装置を制御するための稼動指示手段及び揚送装置稼動指示手段としてのスイッチパネル55が設置されている。
なお、パチンコ島台30には、上記した制御基板の他にも、後述する、ヒーター(図示しない)を制御するためのヒーター装置基板65,玉抜き装置39を制御するための玉抜き装置基板66及び自動巻取装置22を制御するための自動巻取装置基板67が設置されているが、図示は省略してある。
以上、パチンコ島台30の概略構成について説明してきたが、次に、図3を参照して、上記した一括動作パネル60,島端表示ランプ50,玉揚送装置基板53,中継基板54及びスイッチパネル55について説明する。図3は、島端表示ランプ50,玉揚送装置基板53,中継基板54,スイッチパネル55及び一括動作パネル60の接続を示す概略図である。
図3において、中継基板54には、一括動作パネル60,スイッチパネル55,島端表示ランプ50及び玉揚送装置基板53が接続されており、玉揚送装置基板53には、電源ユニット52を介して玉揚送装置1及びフラッシュランプ51が接続されている。
一括動作パネル60は、パチンコホール内の事務所等に1つ設置されるものであり、パチンコホールのすべてのパチンコ島台30内に設置される玉揚送装置1,布ベルトの自動巻取装置22,ヒーター(図示しない)及び玉抜き装置39に対して一括して駆動又は停止を指示する信号を出力するものである。具体的には、玉揚送装置ONスイッチ60aを押すことにより玉揚送装置1が稼動し、玉揚送装置OFFスイッチ60bを押すことにより玉揚送装置1が停止する。また、布ベルトONスイッチ60cを押すことにより自動巻取装置22が稼動し、布ベルトOFFスイッチ60dを押すことにより自動巻取装置22が停止する。また、ヒーターONスイッチ60eを押すことにより補給樋32に設置されたヒーターに電流が流れて加熱され、ヒーター時間設定スイッチ60gにより設定された加熱時間経過後、自動的にヒーターへの電流が遮断されて停止し、加熱時間内に強制的に停止する場合には、ヒーターOFFスイッチ60fを押すことにより停止する。また、玉抜きONスイッチ60hを押すことにより玉抜き装置39が開放して補給樋32上のパチンコ玉が蛇腹40を介してアウト玉回収樋41上に落下され、玉抜き時間設定スイッチ60jにより設定された開放時間経過後、自動的に玉抜き装置39が閉塞されてパチンコ玉を停止し、開放時間内に強制的に停止する場合には、玉抜きOFFスイッチ60iを押すことにより停止する。また、ONスイッチ60a,60c,60e,60hが押されるとONスイッチ60a,60c,60e,60hが緑色に点灯し、OFFスイッチ60b,60d,60f,60gが押されるとONスイッチ60a,60c,60e,60hの点灯が消灯する。
スイッチパネル55は、パチンコ島台30にそれぞれ1つずつ設置されるものであり、そのパチンコ島台30内に設置される玉揚送装置1,自動巻取装置22,ヒーター及び玉抜き装置39に対して稼動又は停止を指示する信号を出力するものである。スイッチパネル55のスイッチは、一括動作パネル60のスイッチとは異なり、稼動又は停止の操作をそれぞれ1つのスイッチの操作により行う。具体的には、玉揚送装置スイッチ55a,ヒータースイッチ55b,玉抜きスイッチ55c及び布ベルトスイッチ55dが備えられ、玉揚送装置1が停止した状態でスイッチ55aを1回押すことにより緑色に点滅し、玉揚送装置1の駆動モータが駆動したらスイッチ55aが緑色に点灯する。この状態で更にスイッチ55aを1回押すことにより緑色に点滅し、玉揚送装置1の駆動モータが停止したらスイッチ55aが消灯する。また、他のそれぞれの装置が停止した状態でスイッチ55b〜55dを1回押すことにより、それぞれの装置が稼動し、このときスイッチ55b〜55dが緑色に点灯する。この状態で更にスイッチ55b〜55dを1回押すことにより、それぞれの装置が停止すると共に、スイッチ55b〜55dが消灯する。なお、スイッチパネル55には、ヒーター時間設定スイッチ60g及び玉抜き時間設定スイッチ60jは、設置されていない。
ここで、一括動作パネル60とスイッチパネル55との違いについて説明する。一括動作パネル60は、中継基板54に信号を送るだけで、中継基板54からは信号を受けない一方向のものであるのに対し、スイッチパネル55は、中継基板54からの信号を受ける双方向のものである。スイッチパネル55は、パチンコ島台30毎に設置されているため、そのパチンコ島台30の装置に対応した表示が可能となるが、一括動作パネル60は、それが不可能であるため一方向になっている。中継基板54からスイッチパネル55に送られる信号とは、玉揚送装置1,自動巻取装置22,ヒーター及び玉抜き装置39に故障等の何らかのトラブルが発生したときに発せられるものであり、この信号により、対応する装置のスイッチ55a〜55dが赤色に点灯し、各装置が異常状態であることを報知する。
中継基板54には、玉揚送装置1の駆動のタイミングを設定するための玉揚送装置遅延設定用スイッチ54a,玉揚送装置1の異常を報知する玉揚送装置異常表示器54b,ヒーターの異常を報知するヒーター異常表示器54c,玉抜き装置39の異常を報知する玉抜き異常表示器54d及び自動巻取装置22の異常を報知する布ベルト異常表示器54eが備えられている。
玉揚送装置遅延設定スイッチ54aは、ロータリー式のスイッチであり、スイッチパネル55又は一括動作パネル60からの玉揚送装置1の稼動指示信号を受けてから実際に玉揚送装置基板53への信号を送るまでの時間を設定するものである。例えば、玉揚送装置遅延設定用スイッチ54aの矢印を0の位置にした場合には、稼動指示信号を受けた時点で玉揚送装置基板53へ信号を送り玉揚送装置1の駆動モータを駆動させ、また、玉揚送装置遅延設定用スイッチ54aの矢印を1の位置にした場合には、稼動指示信号を受けた時点から約1秒後に玉揚送装置基板53へ信号を送り玉揚送装置1の駆動モータを駆動させる。このように、玉揚送装置遅延設定用スイッチ54aの設定値にしたがって、稼動指示信号を受けた時点から玉揚送装置1の駆動モータが駆動されるまでの時間が変化するものである。
異常表示器54b〜54eは、7セグメント表示のLEDにより構成されるものであり、各装置に異常が発生した場合に、異常の種類に対応した数字を表示することにより異常を外部に報知するものである。
島端表示ランプ50は、パチンコ島台30内に設置される各装置の状態を外部に報知するものであり、玉揚送装置1の稼動,停止,異常の状態を報知する玉揚送装置表示部50a,パチンコ島台30内に貯留されるパチンコ玉の貯留量を報知する玉量表示部50b,隣り合うパチンコ島台30に掛け渡される交流樋内のシャッターの開放,閉塞,異常の状態を報知する島交流シャッター表示部50c,補給樋32のヒーターの稼動,停止,異常の状態を報知するヒーター表示部50d,玉抜き装置39の開放,閉塞,異常の状態を報知する玉抜き表示部50e,ミニコンベア44の稼動,停止,異常の状態を報知するミニコン表示部50f及び自動巻取装置22の稼動,停止,異常の状態を報知する布ベルト表示部50g、ロール状の布ベルト20が全て使用された事を報知する1ロール表示部50hが設置されている。各装置が正常に稼動(開放も含む)している場合には、各表示部50a〜50gは、緑色に点灯し、停止(閉塞も含む)している場合には、消灯する。また、各装置に何らかの異常が発生して正常に稼動していない場合には、各表示部50a〜50gは、赤色に点灯して異常であることを報知する。なお、玉量表示部50bは、5つのランプが玉量の増加に従って段階的に1から5の順に点灯していくものであり、1ロール表示部50hは、停止装置26の布ベルト不足スイッチが不足を検知したら赤色に点灯すものである。
玉揚送装置基板53は、玉揚送装置1及びシャッター装置45を操作するためのものであり、自動操作と手動操作を切り替える切替スイッチ53a,シャッター装置45を手動により開閉するシャッター手動スイッチ53b及び玉揚送装置1の駆動モータの駆動・停止を手動により行う玉揚送装置手動スイッチ53cが設置されている。切替スイッチ53aを手動にした場合には、シャッター手動スイッチ53b及び玉揚送装置手動スイッチ53cによる操作が可能となり、切替スイッチ53aを自動にした場合には、シャッター手動スイッチ53b及び玉揚送装置手動スイッチ53cによる操作ができなくなり、中継基板54からの信号により、玉揚送装置1及びシャッター装置45が制御されることとなる。シャッター手動スイッチ53b及び玉揚送装置手動スイッチ53cは、玉揚送装置1,シャッター装置45に何らかの異常が発生して正常に駆動できなくなったような場合、異常を除去する等のために強制的に玉揚送装置1,シャッター装置45を駆動させるものである。
なお、中継基板54には、上記した以外にも、後述する、ヒーター(図示しない)が接続されるヒーター装置基板65,玉抜き装置39が接続される玉抜き装置基板66及び自動巻取装置22が接続される自動巻取装置基板67がそれぞれ接続されているが、図示は省略してある。また、玉揚送装置基板53には、上記した以外にも、後述する、シャッター装置45が接続されるシャッター基板68及びオーバーフローセンサ56が接続されるが、図示は省略してある。
次に、制御系の構成について、図4を参照して説明する。図4は、実施形態に係るパチンコ島台30の制御系を示すブロック図である。
図4において、中継基板54は、各種の制御処理を行うCPU61,CPU61で実行される各種制御プログラムやデータ等を記憶するROM62,CPU61の動作に必要な一定周期のパルス信号を出力するクロック63及び入出力ポート64を備えている。中継基板54には、前述したように島端表示ランプ50,玉揚送装置基板53,スイッチパネル55及び一括動作パネル60が入出力ポート64を介して接続されている。また、ヒーターを制御するためのヒーター装置基板65,玉抜き装置39を制御するための玉抜き装置基板66及び自動巻取装置22を制御するための研磨部材移動装置用制御装置の一部を構成する自動巻取装置基板67が入出力ポート64を介して接続されている。また、玉揚送装置基板53には、前述した電源ユニット52の他に、シャッター装置45を制御するためのシャッター基板68及びパチンコ島台30内でのパチンコ玉のオーバーフローを検知するためのオーバーフローセンサ56が接続されている。
中継基板54は、一括動作パネル60又はスイッチパネル55から出力される各装置の稼動・停止信号を受けて玉揚送装置基板53,ヒーター装置基板65,玉抜き装置基板66及び自動巻取装置基板67に稼動・停止信号を出力すると共に、島端表示ランプ50及びスイッチパネル55に各装置の状態を知らせる報知信号を出力する。また、各装置に何らかの異常が発生したときには、玉揚送装置基板53,ヒーター装置基板65,玉抜き装置基板66及び自動巻取装置基板67から出力される異常である旨の異常信号を受信し、スイッチパネル55及び島端表示ランプ50へ出力して各装置に対応するランプを赤色に点灯させると共に、中継基板54自身の玉揚送装置異常表示器54b,ヒーター異常表示器54c,玉抜き異常表示器54d及び布ベルト異常表示器54eに異常の種類に対応した数字を表示するものである。更に、玉揚送装置遅延設定用スイッチ54aにより設定された、スイッチパネル55又は一括動作パネル60からの玉揚送装置1の稼動指示信号を受けてから実際に玉揚送装置1の駆動モータを駆動するまでの時間だけ遅延させて、稼動信号を入出力ポート64を介して玉揚送装置基板53に出力するものである。
玉揚送装置基板53は、オーバーフローセンサ56からの信号を受けたとき、即ち、パチンコ島台30内でパチンコ玉がオーバーフローとなったときに、シャッター基板68に信号を出力してシャッター装置45を閉じると共に、電源ユニット52を介してフラッシュランプ51に信号を出力して点灯させ、更に、中継基板54にオーバーフローである旨の異常信号出力を行い、玉揚送装置1を停止させる処理を行う。
次に、開閉することにより、非優先タンク36から玉揚送装置1へパチンコ玉を導入したりあるいは、玉揚送装置1へのパチンコ玉の移送を遮断するシャッター装置45について、図5を参照して説明する。図5(B)は、シャッター装置45が開いた状態及び図5(A)は、シャッター装置45が閉じた状態の正面図である。
シャッター装置45は、非優先タンク36のパチンコ玉の排出口と玉揚送装置1の導入樋7との間に介装されるものであり、非優先タンク36側に取り付けられるベース部80と、ベース部80に取り付けられるスライド部81と、から構成されている。
ベース部80は、長方形状の板材により形成されるベース板82から構成されるものであり、ベース板82の両側方の上部及び下部には、ベース板82を非優先タンク36に取り付けるための取付穴83が穿設され、上下方向中央からやや下方には、パチンコ玉が通過する開口部84が穿設されている。また、上方であって、両側方からやや中央よりの位置には、スライド部81を取り付けるための取付突起85が突設されている。この取付突起85の側方には、取り付けたスライド部81を固定するための偏心つまみ86が取り付けられ、偏心つまみ86の斜め下方には、偏心つまみ86の回転を規制する規制突起87が突設されている。
スライド部81は、ベース部80に取り付けられるブラケット92と、ブラケット92に対して上下方向に摺動自在に支持されるスライド板95と、スライド板95に取り付けられる遮蔽板97と、スイッチ基板103等の電気部品が取り付けられる取付部(図示しない)と、から構成されている。
ブラケット92は、断面がL字形状の板材を平板で連結したものであり、ベース部80への取り付け面には、取付穴(図示しない)が穿設され、スライド板95を取り付ける面には、ローラ91が取り付けられている。スライド板95は、板材の下端部以外の周囲を曲げ起こして形成したものであり、前記ローラ91上を上下方向に摺動するものである。スライド板95のほぼ中央には、スライド板95に対して上下方向で摺動自在なラック取付板100が取り付けられている。ラック取付板100は、断面がL字形状のものであり、図中手前に折り曲げられた部分の上端は、スライド板95の上部とスプリング102により連結されている。また、図中手前に折り曲げられた部分の左側面には、ラック99が取り付けられ、右側面には、上下方向のほぼ中央がコ字形状に折り曲げられた接触突起101が取り付けられている。また、スライド板95の下端部には、遮蔽板97を取り付けるための取付穴(図示しない)が穿設されている。遮蔽板97は、ほぼ正方形状の板材で形成されるものであり、その上部には、遮蔽板開口部98が穿設されると共に、上端部には、取付突起96が突設されている。
更に、ブラケット92には、スライド板95を覆うように図示しない取付部が取り付けられている。取付部の表面側には、駆動手段としてのシャッターモータ(図示しない)及びシャッターモータを制御するシャッター基板68(図4参照)が取り付けられ、取付部の裏面側、即ち、スライド板95側には、断面がL字形状のスイッチ取付板88が取り付けられている。このスイッチ取付板88には、スイッチ基板103が取り付けられており、スイッチ基板103の上端には、シャッター閉スイッチ89が、下端には、シャッター開スイッチ90が取り付けられている。また、シャッターモータのモータ軸94が取付部を貫通してスライド板95側に突出しており、このモータ軸94の先端には、ピニオン93が取り付けられ、ピニオン93は、ラック99と噛み合っている。
しかして、シャッター装置45を組み立てるには、まず、非優先タンク36側面にベース部80を取り付ける。ベース部80の偏心つまみ86を外側に回転させて、両側方の偏心つまみ86の間にスライド部81が入る位置にする。そして、遮蔽板97の取付突起96をスライド板95の取付穴に挿入することにより、予めスライド板95に遮蔽板97を取り付けておく。この状態でブラケット92の取付穴をベース板82の取付突起85に挿入することにより、スライド部81をベース部80に取り付ける。偏心つまみ86を内側に回転させて偏心つまみ86とベース板82とでブラケット92を挟持することにより、スライド部81がベース部80に固定されることとなる。
上記のように組み立てられたシャッター装置45にシャッター閉塞の信号が入力された場合、シャッターモータが反時計方向に回転してスライド板95及び遮蔽板97が上昇し、図5(A)に示すように、遮蔽板97によって開口部84が閉塞されると共に、接触突起101によってシャッター閉スイッチ89が押圧されてONとなり、このON信号によりシャッターモータが停止される。
また、シャッター装置45にシャッター開放の信号が入力された場合には、シャッターモータが時計方向に回転してスライド板95及び遮蔽板97が下降し、図5(B)に示すように、遮蔽板開口部98が開口部84部分に位置することにより開口部84が開放されると共に、接触突起101によってシャッター開スイッチ90が押圧されてONとなり、このON信号によりシャッターモータが停止される。
次に、中継基板54及び玉揚送装置基板53により繰り返し行われる制御処理について図6乃至図11を参照して説明する。図6は、中継基板54により行われる中継基板玉揚送装置処理のルーチンであり、図7は、玉揚送装置基板53で行われる玉揚送装置基板処理のメインルーチンであり、図8は、シャッター異常処理を示すサブルーチンであり、図9は、玉揚送装置稼動処理を示すサブルーチンであり、図10は、玉揚送装置停止処理を示すサブルーチンであり、図11は、シャッター閉塞処理を示すサブルーチンである。
先ず、図6に示す揚送装置稼動指示無効手段を含む中継基板玉揚送装置処理において、ステップ10では、玉揚送装置基板53からスタンバイ信号出力があるか否かが判別される。このスタンバイ信号は、玉揚送装置基板53が正常に動作しているときに出力される信号である。ステップ10でスタンバイ信号出力がないと判別された場合には、玉揚送装置基板53に電源が供給されていないか、何らかの故障で正常に動作していないため、ステップ11で玉揚送装置異常表示器54bに「9」を番号表示すると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを赤色に点灯した後、制御を終了する。スタンバイ信号出力があると判別された場合には、ステップ12に進む。ステップ12では、玉揚送装置基板53から異常信号出力があるか否かが判別され、異常信号出力がないと判別された場合には、ステップ13で中継基板54の玉揚送装置異常表示器54bを消灯すると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aの赤色を消灯してステップ15に進む。異常信号出力があると判別された場合には、ステップ14で玉揚送装置異常表示器54bに異常信号の種類に応じた番号表示をすると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを赤色に点灯した後、ステップ15に進む。なお、玉揚送装置異常表示器54bに表示される異常信号の種類に応じた番号表示については後述する。
ステップ15では、玉揚送装置基板53から稼動中信号出力があるか否かが判別され、稼動中信号出力がないと判別された場合には、ステップ16で玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを消灯してステップ20に進む。ステップ20では、一括動作パネル60又はスイッチパネル55の人為的操作により玉揚送装置1の稼動入力がされたか否か、つまり、稼動指示信号出力があるか否かが判別され、稼動指示信号出力がないと判別された場合には、そのまま制御を終了するが、稼動指示信号出力があると判別された場合には、ステップ21に進む。ステップ21では、自動巻取装置基板67から自動巻取装置22の稼動中信号出力があるか否かが判別され、稼動中信号出力があると判別された場合には、制御を終了するが、これは、自動巻取装置22により布ベルトの巻き取りを行っている場合には、玉揚送装置1が稼動しないよう設定されているためである。稼動中信号出力がないと判別された場合には、ステップ22で玉揚送装置基板53へ玉揚送装置1の稼動信号を出力した後、制御を終了する。このように、自動巻取装置22により布ベルト20の巻き取りを行っている場合には、玉揚送装置1の稼動指示信号があっても無効とされるので、布ベルト20の巻取中に玉揚送装置1が駆動されて布ベルト20の巻取り動作に悪影響を及ぼすということはない。
一方、ステップ15で稼動中信号出力があると判別された場合には、ステップ17で玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを緑色に点灯してステップ18に進む。ステップ18では、一括動作パネル60又はスイッチパネル55の人為的操作により玉揚送装置1の停止入力がされたか否か、つまり、停止指示信号出力があるか否かが判別され、停止指示信号出力がないと判別された場合には、そのまま制御を終了する。停止指示信号出力があると判別された場合には、ステップ19で玉揚送装置基板53へ玉揚送装置1の停止信号を出力した後、制御を終了する。
次に、図7に示す玉揚送装置基板処理において、ステップ30では、玉揚送装置基板53の回路が正常であるか否かが判別される。正常でないと判別された場合には、ステップ31で中継基板54に出力していたスタンバイ信号の出力を停止した後、制御を終了する。正常であると判別された場合には、ステップ32で中継基板54にスタンバイ信号を出力(ステップ10参照)した後、ステップ33でシャッター異常解除処理のサブルーチンを行う。
シャッター異常解除処理のサブルーチンにおいては、図8のステップ60でシャッター異常があるか否かが判別される。シャッター異常があるか否かは、後述する玉揚送装置稼動処理又は玉揚送装置停止処理において異常信号出力があるか否かを判別することにより行う。ステップ60でシャッター異常がないと判別された場合には、そのままシャッター異常解除処理のサブルーチンを抜けて玉揚送装置基板処理のステップ34に進む。シャッター異常があると判別された場合には、ステップ61に進み、シャッター開異常が解消されたか否かが判別される。シャッター開異常とは、後述するステップ79の異常信号出力が有るか否かで判別され、シャッター装置45を開放するためにシャッターモータが駆動された後、所定時間が経過してもシャッター開スイッチ90がONしない場合であり、シャッター開異常を解消するための作業としては、玉揚送装置基板53において切替スイッチ53aを手動モードに切り替え、シャッター手動スイッチ53bを操作してシャッター装置45が動作するかを確認する。動作しなければシャッター装置45のスライド部材81を交換し、動作してシャッター開スイッチ90がONすれば異常が解消される。異常が解消した場合には、ステップ62で中継基板への異常信号出力が停止された後、ステップ63に進む。一方、ステップ61でシャッター開異常が解消されていないと判別された場合には、ステップ62が実行されることなく、ステップ63に進む。
ステップ63では、シャッター閉異常が解消されたか否かが判別される。シャッター閉異常とは、後述するステップ89,95の異常信号出力が有るか否かで判別され、シャッター装置45を閉塞するためにシャッターモータが駆動された後、所定時間が経過してもシャッター閉スイッチ89がONしない場合であり、シャッター閉異常を解消するための作業としては、玉揚送装置基板53において切替スイッチ53aを手動モードに切り替え、シャッター手動スイッチ53bを操作してシャッター装置45が動作するかを確認する。動作しなければシャッター装置45のスライド部材81を交換し、動作してシャッター閉スイッチ89がONすれば異常が解消される。異常が解消した場合には、ステップ64で中継基板への異常信号出力が停止された後、シャッター異常解除処理のサブルーチンを抜ける。一方、ステップ63でシャッター閉異常が解消されていないと判別された場合には、ステップ64が実行されることなく、シャッター異常解除処理のサブルーチンを抜ける。
図7の玉揚送装置基板処理に戻り、ステップ33のシャッター異常解除処理を抜けた後、ステップ34では、オーバーフローセンサ56が断線しているか否かが判別され、断線していると判別された場合には、ステップ36で中継基板54へオーバーフローセンサ断線異常信号を出力した後、後述するステップ43へ進む。ここで、ステップ36で出力されたオーバーフローセンサ断線異常信号がある場合は、図6のステップ12において判定され、ステップ14で玉揚送装置異常表示器54bに「1」を表示すると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを赤色に点灯してオーバーフローセンサ断線異常であることを外部に報知する。また、オーバーフローセンサ断線異常とは、センサが断線していたり、コネクタが抜けている等の状態をいう。一方、ステップ34で断線していないと判断された場合には、ステップ35で中継基板54へのオーバーフローセンサ断線異常信号の出力を停止し、ステップ37へ進む。ステップ37では、オーバーフローセンサ56がONしたか否か、即ち、パチンコ島台30内のパチンコ玉の貯留量が許容範囲を超えてオーバーフローしているか否かが判別される。オーバーフローセンサ56がONしていると判別された場合には、ステップ40でフラッシュランプ51を点灯し、ステップ41で中継基板54へオーバーフロー異常信号を出力した後、後述するステップ42の玉揚送装置停止処理のサブルーチンへ進む。ここで、ステップ41で出力されたオーバーフロー異常信号がある場合は、図6のステップ12において判定され、ステップ14で玉揚送装置異常表示器54bに「2」を表示すると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを赤色に点灯してオーバーフロー異常であることを外部に報知する。一方、オーバーフローセンサ56がONしていないと判別された場合には、ステップ38でフラッシュランプ51を消灯した後、ステップ39で中継基板54へのオーバーフロー異常信号の出力を停止し、ステップ43へ進む。
ステップ43では、玉揚送装置1がオーバーロード異常であるか否かが判別される。玉揚送装置1がオーバーロード異常であるか否かは、フラッシュランプ51が点灯しているか否かで判別され、フラッシュランプ51が点灯している場合、玉揚送装置1は、オーバーロード異常の状態にある。オーバーロード異常とは、玉揚送装置1への異物混入や搬送ベルト13の破損により玉揚送装置1に過電流が流れて電源ユニット52のブレーカが落ちる状態をいい、ブレーカが落ちるとフラッシュランプ51の回路が閉じるため、フラッシュランプ51がONとなって点灯する。ステップ43でフラッシュランプ51が点灯していると判別された場合には、ステップ45で中継基板54へオーバーロード異常信号を出力し、ステップ46でオーバーフロー異常による駆動モータの停止に伴い、稼動中信号出力を停止した後、後述するステップ47のシャッター閉塞処理のサブルーチンへ進む。ここで、ステップ45で出力されたオーバーロード異常信号がある場合は、図6のステップ12において判定され、ステップ14で玉揚送装置異常表示器54bに「3」を表示すると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを赤色に点灯してオーバーロード異常であることを外部に報知する。一方、ステップ43でフラッシュランプ51がONしていないと判別された場合には、ステップ44で中継基板54へのオーバーロード異常の出力を停止し、ステップ48へ進む。
ステップ48では、中継基板54からの玉揚送装置1の稼動信号出力があるか否かが判別され、稼動信号出力があると判別された場合には、ステップ49の玉揚送装置稼動処理のサブルーチンへ進む。一方、稼動信号出力がないと判別された場合には、ステップ50で中継基板54からの玉揚送装置1の停止信号出力があるか否かが判別される。停止信号出力がないと判別された場合には、玉揚送装置基板処理の制御を終了し、停止信号出力があると判別された場合には、ステップ42の玉揚送装置停止処理のサブルーチンへ進む。
次に、玉揚送装置1に異常が発生しておらず、中継基板54から稼動信号出力がされている場合に実行されるステップ49の玉揚送装置稼動処理のサブルーチンについて説明する。図9に示す玉揚送装置稼動処理において、ステップ70で玉揚送装置1の駆動モータが始動して玉揚送装置1が稼動し、ステップ71で中継基板54へ玉揚送装置1の稼動中信号が出力され、ステップ72でタイマー01がスタートする。なお、玉揚送装置1は、駆動モータが駆動しているときに稼動と定義しているため、ステップ71で中継基板54に対して玉揚送装置1の稼動中信号出力が行われる。タイマー01がスタートした後、ステップ73でタイマー01が所定時間経過したか否かが判別される。所定時間とは、5秒であり、この5秒という時間は、玉揚送装置1の駆動モータが始動した後、駆動モータにより周回する搬送ベルトが一定回転速度になるまでに十分な時間である。タイマー01が5秒経過すると、ステップ74でタイマー02がスタートし、ステップ75でシャッター装置45を開放するために、シャッターモータが開放駆動を始める。シャッターモータが開放駆動を始めると、ステップ76でシャッター開スイッチ90がONされたか否かが判別され、ONされたと判別された場合には、ステップ77でシャッターモータが停止される。
一方、ステップ76でシャッター開スイッチ90がONされないと判別された場合には、ステップ78でタイマー02が所定時間経過したか否かが判別される。所定時間とは、10秒であり、この10秒という時間は、シャッター装置45のシャッターモータが始動した後、シャッター開スイッチ90がONするまでの時間よりも十分に長い時間である。タイマー02が10秒経過するまでは、ステップ76及びステップ78を繰り返すが、ステップ78でタイマー02が10秒経過したと判別されたとき、即ち、シャッター開スイッチ90がONすることなく10秒が経過したときは、シャッター装置45に何らかの異常が発生したことになるため、ステップ79で中継基板54にシャッター開異常信号出力が行われ、この後、ステップ77でシャッターモータが停止される。ここで、ステップ79のシャッター開異常信号出力がある場合は、図6のステップ12において判定され、ステップ14で玉揚送装置異常表示器54bに「4」を表示すると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを赤色に点灯してシャッター開異常であることを外部に報知する。なお、シャッター開スイッチ90がONしない場合の原因として、シャッター装置45でのパチンコ玉の噛み込みやシャッター装置45自体の老朽化等がある。ステップ77でシャッターモータが停止されると、玉揚送装置稼動処理のサブルーチンから抜けて、玉揚送装置基板処理の制御が終了する。
次に、パチンコ島台30内のパチンコ玉がオーバーフローとなり、玉揚送装置基板53から中継基板54にオーバーフロー異常信号出力が行われた場合、あるいは、玉揚送装置基板53に中継基板54から停止信号出力が行われた場合に実行される玉揚送装置停止処理のサブルーチンについて説明する。図10に示す玉揚送装置停止処理において、ステップ80でタイマー01がスタートし、ステップ81でタイマー02がスタートし、ステップ82でシャッター装置45を閉塞するために、シャッターモータが閉塞駆動を始める。シャッターモータが閉塞駆動を始めると、ステップ83でシャッター閉スイッチ89がONされたか否かが判別され、ONされたと判別された場合には、ステップ84でシャッターモータが停止される。
一方、ステップ83でシャッター閉スイッチ89がONされないと判別された場合には、ステップ88でタイマー02が所定時間経過したか否かが判別される。所定時間とは、10秒であり、この10秒という時間は、シャッター装置45のシャッターモータが始動した後、シャッター閉スイッチ89がONするまでの時間よりも十分に長い時間である。タイマー02が10秒経過するまでは、ステップ83及びステップ88を繰り返すが、ステップ88でタイマー02が10秒経過したと判別されたとき、即ち、シャッター閉スイッチ89がONすることなく10秒が経過したときは、シャッター装置45に何らかの異常が発生したことになるため、ステップ89で中継基板54にシャッター閉異常信号出力が行われ、この後、ステップ84でシャッターモータが停止される。ここで、ステップ89のシャッター閉異常信号出力がある場合は、図6のステップ12において判定され、ステップ14で玉揚送装置異常表示器54bに「4」を表示すると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを赤色に点灯してシャッター閉異常であることを外部に報知する。なお、シャッター閉スイッチ89がONしない場合の原因として、シャッター装置45でのパチンコ玉の噛み込みやシャッター装置45自体の老朽化等がある。
シャッターモータが停止された後、ステップ85でタイマー01が所定時間経過したか否かが判別される。所定時間とは、20秒であり、この20秒という時間は、シャッター装置45のシャッターモータが始動した後、玉揚送装置1内のすべてのパチンコ玉が排出される等、玉揚送装置停止処理のすべての処理が十分に完了するのに必要な時間である。タイマー01が20秒経過するまでステップ85が繰り返され、タイマー01が20秒経過したと判断された場合、ステップ86で玉揚送装置1の駆動モータが停止されて玉揚送装置1が停止する。従って、この20秒という時間が、玉揚送装置1へのパチンコ玉の供給が停止され、玉揚送装置1がパチンコ玉を揚送し終えて停止させるまでの所定時間である。玉揚送装置1が停止した後、ステップ87で中継基板54に対して玉揚送装置1の稼動中信号出力が停止された後、玉揚送装置停止処理のサブルーチンから抜けて、玉揚送装置基板処理の制御が終了する。玉揚送装置1は、駆動モータが停止しているときに稼動中ではないと定義しているため、ステップ87で中継基板54に対して玉揚送装置1の稼動中信号出力の停止が行われる。
次に、玉揚送装置1がオーバーロード異常の状態となり、玉揚送装置基板53から中継基板54へ異常信号出力が行われた場合に実行されるシャッター閉塞処理のサブルーチンについて説明する。図11に示すシャッター閉塞処理において、ステップ90でタイマーがスタートし、ステップ91でシャッター装置45を閉塞するために、シャッターモータが閉塞駆動を始める。シャッターモータが閉塞駆動を始めると、ステップ92でシャッター閉スイッチ89がONされたか否かが判別され、ONされたと判別された場合には、ステップ93でシャッターモータが停止された後、シャッター閉塞処理のサブルーチンから抜けて、シャッター閉塞処理の制御が終了する。
一方、ステップ92でシャッター閉スイッチ89がONされないと判別された場合には、ステップ96でタイマーが所定時間経過したか否かが判別される。所定時間とは、10秒であり、この10秒という時間は、玉揚送装置停止処理の場合と同様、シャッター装置45のシャッターモータが始動した後、シャッター閉スイッチ89がONするまでの時間よりも十分に長い時間である。タイマーが10秒経過するまでは、ステップ92及びステップ94を繰り返すが、ステップ94でタイマーが10秒経過したと判別されたとき、即ち、シャッター閉スイッチ89がONすることなく10秒が経過したときは、シャッター装置45に何らかの異常が発生したことになるため、ステップ97で中継基板54にシャッター閉異常信号出力が行われ、この後、ステップ93でシャッターモータが停止される。シャッターモータが停止された後、シャッター閉塞処理のサブルーチンから抜けて、シャッター閉塞処理の制御が終了する。ここで、ステップ97のシャッター閉異常信号出力がある場合は、図6のステップ12において判定され、ステップ14で玉揚送装置異常表示器54bに「4」を表示すると共に、玉揚送装置表示部50a及び玉揚送装置スイッチ55aを赤色に点灯してシャッター閉異常であることを外部に報知する。
次に、中継基板54及び自動巻取装置基板67により繰り返し行われる制御処理について図12乃至図15を参照して説明する。図12は、中継基板54により行われる中継基板自動巻取装置処理のルーチンであり、図13は、玉揚送装置基板53で行われる自動巻取装置基板処理のメインルーチンであり、図14は、自動巻取装置巻取処理を示すサブルーチンであり、図15は、緩み補正処理を示すサブルーチンである。
先ず、図12に示す稼動指示無効手段を含む中継基板自動巻取装置処理において、ステップ100では、自動巻取装置基板67からスタンバイ信号出力があるか否かが判別される。このスタンバイ信号は、自動巻取装置基板67が正常に動作しているときに出力される信号である。ステップ100でスタンバイ信号出力がないと判別された場合には、自動巻取装置基板67に電源が供給されていないか、何らかの故障で正常に動作していないため、ステップ101で布ベルト異常表示器54eに「9」を番号表示すると共に、布ベルト表示部50g及び布ベルトスイッチ55dを赤色に点灯した後、制御を終了する。スタンバイ信号出力があると判別された場合には、ステップ102に進む。ステップ102では、自動巻取装置基板67から異常信号出力があるか否かが判別され、異常信号出力がないと判別された場合には、ステップ103で中継基板54の布ベルト異常表示器54eを消灯すると共に、布ベルト表示部50g及び布ベルトスイッチ55dの赤色を消灯してステップ105に進む。異常信号出力があると判別された場合には、ステップ104で布ベルト異常表示器54eに異常信号の種類に応じた番号表示をすると共に、布ベルト表示部50g及び布ベルトスイッチ55dを赤色に点灯した後、ステップ105に進む。なお、布ベルト異常表示器54eに表示される異常信号の種類に応じた番号表示については後述する。
ステップ105では、自動巻取装置基板67から稼動中信号出力があるか否かが判別され、稼動中信号出力がないと判別された場合には、ステップ106で布ベルト表示部50g及び布ベルトスイッチ55dを消灯してステップ110に進む。ステップ110では、一括動作パネル60又はスイッチパネル55の人為的操作により自動巻取装置22の稼動入力がされたか否か、つまり、稼動指示信号出力があるか否かが判別され、稼動指示信号出力がないと判別された場合には、そのまま制御を終了する。稼動指示信号出力があると判別された場合には、ステップ111に進む。ステップ111では、玉揚送装置基板53から玉揚送装置1の稼動中信号出力があるか否かが判別され、稼動中信号出力があると判別された場合には、制御を終了するが、これは、玉揚送装置1が稼動している場合には、自動巻取装置22が稼動しないよう設定されているためである。稼動中信号出力がないと判別された場合には、ステップ112に進む。ステップ112では、玉揚送装置基板53からシャッター閉塞の異常信号出力があるか否かが判別され、シャッター閉異常信号出力があると判別された場合には、制御を終了するが、これは、シャッター装置45に何らかの異常が発生し、図10のステップ89又は図11のステップ95でシャッター閉異常信号が出力された場合には、自動巻取装置22が稼動しないよう設定されているためである。シャッター閉異常信号出力がないと判別された場合には、ステップ113で自動巻取装置基板67へ自動巻取装置22の稼動信号を出力した後、制御を終了する。このように、玉揚送装置1が稼動しているとき、又は、シャッター装置45に異常が生じている場合には、自動巻取装置22の稼動指示信号があっても無効とされるので、巻き取りに不適切な状態での巻き取り動作を確実に防ぐことができる。尚、玉揚送装置1内の玉を検知する検知手段を設けてこの検知手段でパチンコ玉が検知されていなければステップ113へ、パチンコ玉が検知されていれば制御を終了するステップをステップ112とステップ113の間に設けても良い。
一方、ステップ105で稼動中信号出力があると判別された場合には、ステップ107で布ベルト表示部50g及び布ベルトスイッチ55dを緑色に点灯してステップ108に進む。ステップ108では、一括動作パネル60又はスイッチパネル55の人為的操作により自動巻取装置22の停止入力がされたか否か、つまり、停止指示信号出力があるか否かが判別され、停止指示信号出力がないと判別された場合には、そのまま制御を終了する。停止指示信号出力があると判別された場合には、ステップ109で自動巻取装置基板67へ自動巻取装置22の停止信号を出力した後、制御を終了する。
次に、図13に示す自動巻取装置基板処理において、ステップ120では、自動巻取装置基板67の回路が正常であるか否かが判別される。正常でないと判別された場合には、ステップ121で中継基板54に出力していたスタンバイ信号の出力を停止した後、制御を終了する。正常であると判別された場合には、ステップ122で中継基板54にスタンバイ信号を出力(ステップ100参照)した後、ステップ123で中継基板54からの自動巻取装置22の稼動信号出力があるか否かが判別され、稼動信号出力があると判別された場合には、ステップ124の研磨部材移動手段としての自動巻取装置巻取処理のサブルーチンへ進む。一方、稼動信号出力がないと判別された場合には、ステップ125で緩み検知スイッチがONか否かが判別される。緩み検知スイッチがONでないと判別された場合には、自動巻取装置基板処理の制御を終了し、緩みスイッチがONであると判別された場合には、ステップ126の緩み補正処理のサブルーチンへ進む。
次に、自動巻取装置22に異常が発生しておらず、中継基板54から稼動信号出力がされている場合に実行されるステップ124の自動巻取装置巻取処理のサブルーチンについて説明する。図14に示す自動巻取装置巻取処理において、ステップ130でタイマー01がスタートした後、ステップ131で引張装置23の布ベルトローラの回転数のカウントを開始する。布ベルトローラの回転数は、引張装置23内に内蔵された回転検知センサにより行われる。布ベルトローラの回転数のカウントが開始された後、ステップ132で停止装置26内の電磁クラッチを励磁して停止装置26の布ベルトローラを回転可能にすることにより布ベルト20を移動できる状態にし、この状態で引張装置23の引張モータ及び巻取装置24の巻取モータを駆動する。停止装置26を開放し、引張モータ及び巻取モータを駆動した後、ステップ133で中継基板54へ自動巻取装置22の稼動中信号が出力される。中継基板54へ自動巻取装置22の稼動中信号が出力された後、ステップ134で引張モータの電流値を監視し、電流値が過大であるか否かが判別される。電流値が過大であると判別された場合には、ステップ135で中継基板54に過負荷異常信号出力が行われ、この後、ステップ142に進む。ここで、ステップ135の過負荷異常信号出力がある場合は、図12のステップ102において判定され、ステップ104で布ベルト異常表示器54eに「2」を表示すると共に、布ベルト表示部50g及び布ベルトスイッチ55dを赤色に点灯して過負荷異常であることを外部に報知する。
一方、ステップ134で電流値が過大でないと判別された場合には、ステップ136で停止装置26の布ベルト不足スイッチがONしているか否かが判別される。布ベルト不足スイッチがONしていると判別された場合には、布ベルト20が不足しているため、ステップ137で中継基板54に不足信号出力が行われ、この後、ステップ142に進む。ここで、ステップ137の異常信号出力がある場合は、図12のステップ102において判定され、ステップ104で布ベルト表示部50gの「1ロール」の表示部のみを赤色に点灯して布ベルトが不足していることを外部に報知する。布ベルト不足スイッチがONしていないと判別された場合には、ステップ138で引張装置23の回転検知センサが予め設定された所定値になったか否かが判別される。予め設定された所定値とは、布ベルト20の移動量によって決められるものであり、例えば、布ベルト20の1回の交換でガイドレール11の長さ分交換する場合には、その長さに対応する布ベルトローラの回転数を予め設定する。
ステップ138で回転検知センサが所定値になったと判別された場合には、そのままステップ142に進み、回転検知センサが所定値になっていないと判別された場合には、ステップ139でタイマー01が予め設定された時間になったか否かが判別される。タイマー01が予め設定された時間になったと判別された場合には、布ベルト20が予定量巻き取られずに所定時間が経過しているため、ステップ140で中継基板54に巻取量異常信号出力が行われ、この後、ステップ142に進む。ここで、ステップ140の巻取量異常信号出力がある場合は、図12のステップ102において判定され、ステップ104で布ベルト異常表示器54eに「3」を表示すると共に、布ベルト表示部50g及び布ベルトスイッチ55dを赤色に点灯して巻取量異常であることを外部に報知する。
一方、ステップ139でタイマー01が予め設定された時間になっていないと判別された場合には、ステップ141で中継基板54から自動巻取装置22の停止信号があるか否かが判別される。中継基板54から停止信号がない場合には、ステップ134に戻ってステップ134からステップ141を繰り返すが、中継基板54から停止信号があった場合には、ステップ142に進む。ステップ142では、停止装置26内の電磁クラッチを消磁して停止装置26の布ベルトローラを固定して布ベルトを挟持し、この状態で引張装置23の引張モータ及び巻取装置24の巻取モータを停止する。停止装置26を開放し、引張モータ及び巻取モータを停止した後、ステップ143で中継基板54へ自動巻取装置22の稼動中信号の出力が停止される。
次に、中継基板54から自動巻取装置22の稼動信号出力がされておらず、引張装置23の緩み検知スイッチがONしている場合に実行されるステップ126の緩み補正処理のサブルーチンについて説明する。図15に示す緩み補正処理において、ステップ150で引張装置23の引張モータが駆動され、ステップ151でタイマー01がスタートすると、ステップ152で引張装置23の緩み検知スイッチがONしているか否かが判別され、緩み検知スイッチがONしていないと判別された場合には、ステップ153でタイマー02がスタートした後、ステップ156でタイマー02が所定時間経過したか否かが判別される。所定時間とは、2秒であり、この2秒という時間は、引張装置23をより上方に位置させて、緩み検知スイッチが再度ONしにくくさせるのに必要な時間である。タイマー02が2秒経過するまでステップ156が繰り返され、タイマー02が2秒経過したと判断された場合、ステップ157で引張装置23の引張モータが停止した後、緩み補正処理のサブルーチンから抜けて、緩み補正処理の制御が終了する。
一方、ステップ152で緩み検知スイッチがONしていると判別された場合には、ステップ154でタイマー01が所定時間経過したか否かが判別される。所定時間とは、5秒であり、この5秒という時間は、引張モータが駆動して緩み検知スイッチがOFFするのに十分な時間である。タイマー01が5秒経過するまでは、ステップ152及びステップ154を繰り返すが、ステップ154でタイマー01が5秒経過したと判別されたとき、即ち、緩み検知スイッチがOFFすることなく5秒が経過したときは、布ベルト20が停止装置26でしっかり固定されていない等、何らかの異常が発生したことになるため、ステップ155で中継基板54に停止装置異常信号出力が行われ、この後、ステップ157で引張装置23の引張モータが停止される。ここで、ステップ155の停止装置異常信号出力がある場合は、図12のステップ102において判定され、ステップ104で布ベルト異常表示器54eに「1」を表示すると共に、布ベルト表示部50g及び布ベルトスイッチ55dを赤色に点灯して停止装置異常であることを外部に報知する。
次に、中継基板54及び玉抜き装置基板66により繰り返し行われる制御処理について図16及び図17を参照して説明する。図16は、中継基板54により行われる中継基板玉抜き装置処理のルーチンであり、図17は、玉抜き装置基板66で行われる玉抜き装置基板処理のルーチンである。
先ず、図16に示す中継基板玉抜き装置処理において、ステップ160では、玉抜き装置基板66からスタンバイ信号出力があるか否かが判別される。このスタンバイ信号は、玉抜き装置基板66が正常に動作しているときに出力される信号である。ステップ160でスタンバイ信号出力がないと判別された場合には、玉抜き装置基板66に電源が供給されていないか、何らかの故障で正常に動作していないため、ステップ161で玉抜き異常表示器54dに「9」を番号表示すると共に、玉抜き表示部50e及び玉抜きスイッチ55cを赤色に点灯した後、制御を終了する。スタンバイ信号出力があると判別された場合には、ステップ162に進む。ステップ162では、玉抜き装置基板66から異常信号出力があるか否かが判別され、異常信号出力がないと判別された場合には、ステップ163で中継基板54の玉抜き異常表示器54dを消灯すると共に、玉抜き表示部50e及び玉抜きスイッチ55cの赤色を消灯してステップ165に進む。異常信号出力があると判別された場合には、ステップ164で玉抜き異常表示器54dに異常信号の種類に応じた番号表示をすると共に、玉抜き表示部50e及び玉抜きスイッチ55cを赤色に点灯した後、ステップ165に進む。なお、玉抜き異常表示器54dに表示される異常信号の種類に応じた番号表示については後述する。
ステップ165では、玉抜き装置基板66から稼動中信号出力があるか否かが判別され、稼動中信号出力がないと判別された場合には、ステップ166で玉抜き表示部50e及び玉抜きスイッチ55cを消灯してステップ170に進む。ステップ170では、一括動作パネル60又はスイッチパネル55の人為的操作により玉抜き装置39の稼動入力がされたか否か、つまり、稼動指示信号出力があるか否かが判別され、稼動指示信号出力がないと判別された場合には、そのまま制御を終了する。稼動指示信号出力があると判別された場合には、ステップ171に進む。ステップ171では、玉揚送装置基板53からシャッター開放の異常信号出力があるか否か判別され、異常信号出力があると判別された場合には、制御を終了するが、これは、シャッター装置45に何らかの異常が発生した場合には、玉抜き装置39が稼動しないよう設定されているためである。これは、シャッター開放で異常が発生している場合、玉揚送装置1への玉送りが行われていないことがあり、このような状況で玉抜き装置39を稼動させてしまうと、補給樋32及び上部タンク31の玉が全て流下されてしまい、補給する玉が無くなってしまう。これを防止するためにシャッター開放で異常が発生している場合には、玉抜き装置39を稼動させないようにして少しでも補給可能な玉量を確保するための制御である。異常信号出力がないと判別された場合には、ステップ172で玉抜き装置基板66へ玉抜き装置39の稼動信号を出力した後、制御を終了する。
一方、ステップ165で稼動中信号出力があると判別された場合には、ステップ167で玉抜き表示部50e及び玉抜きスイッチ55cを緑色に点灯してステップ168に進む。ステップ168では、一括動作パネル60又はスイッチパネル55の人為的操作により玉抜き装置39の停止入力がされたか否か、つまり、停止指示信号出力があるか否かが判別され、停止指示信号出力がないと判別された場合には、そのまま制御を終了する。停止指示信号出力があると判別された場合には、ステップ169で玉抜き装置基板66へ玉抜き装置39の停止信号を出力した後、制御を終了する。
次に、図17に示す玉抜き装置基板処理において、ステップ180では、玉抜き装置基板66の回路が正常であるか否かが判別される。正常でないと判別された場合には、ステップ181で中継基板54に出力していたスタンバイ信号の出力を停止した後、制御を終了する。正常であると判別された場合には、ステップ182で中継基板54にスタンバイ信号を出力(ステップ160参照)した後、ステップ183で中継基板54からの玉抜き装置39の稼動信号出力があるか否かが判別される。稼動信号出力がないと判別された場合には、ステップ185で中継基板54からの玉抜き装置39の停止信号出力があるか否かが判別される。停止信号出力がないと判別された場合には、そのままステップ187に進み、停止信号出力があると判別された場合には、ステップ186で玉抜き装置39のソレノイドがOFFとなって玉抜き装置39が閉塞される。
一方、ステップ183で玉抜き装置39の稼動信号出力があると判別された場合には、ステップ184でソレノイドがONとなって玉抜き装置39が開放された後、ステップ187に進む。ステップ187では、玉抜き装置39のソレノイドがONとなった状態、即ち、玉抜き装置39が開放されているか否かが判別される。ソレノイドがONでないと判別された場合には、ステップ191で玉抜き装置39の玉流れ検知センサがONであるか否かが判別され、玉流れ検知センサがONでないと判別された場合には、玉抜き装置39のソレノイドがOFFで玉流れもないのでステップ193で中継基板54に対して玉抜き装置39の稼動中信号出力が停止された後、玉抜き装置基板処理の制御を終了する。ステップ191で玉流れ検知センサがONであると判別された場合には、ソレノイドがOFFである閉塞状態であるにもかかわらず玉が流れているため、ステップ192で中継基板54に閉塞異常信号出力が行われ後、玉抜き装置基板処理の制御を終了する。ここで、ステップ192の閉塞異常信号出力がある場合は、図16のステップ162において判定され、ステップ164で玉抜き異常表示器54dに「3」又は「4」を表示すると共に、玉抜き表示部50e及び玉抜きスイッチ55cを赤色に点灯して閉塞異常であることを外部に報知する。なお、この場合、玉抜き装置39がパチンコ島台30の左端側に設置されている場合には、玉抜き異常表示器54dに「3」が表示され、玉抜き装置39がパチンコ島台の右端側に設置されている場合には、玉抜き異常表示器54dに「4」が表示されて異常のある玉抜き装置39の位置で区別されている。
一方、ステップ187でソレノイドがONであると判別された場合には、ステップ188で玉抜き装置39の玉流れ検知センサがONであるか否かが判別され、玉流れ検知センサがONであると判別された場合には、玉抜き装置39のソレノイドがONの開放状態で玉流れがあるのでステップ190で中継基板54に対して玉抜き装置39の稼動中信号が出力された後、玉抜き装置基板処理の制御を終了する。ステップ188で玉流れ検知センサがONでないと判別された場合には、ソレノイドがONである開放状態であるにもかかわらず玉が流れていないため、ステップ189で中継基板54に開放異常信号出力が行われ後、玉抜き装置基板処理の制御を終了する。ここで、ステップ189の開放異常信号出力がある場合は、図16のステップ162において判定され、ステップ164で玉抜き異常表示器54dに「1」又は「2」を表示すると共に、玉抜き表示部50e及び玉抜きスイッチ55cを赤色に点灯して開放異常であることを外部に報知する。なお、この場合、玉抜き装置39がパチンコ島台30の左端側に設置されている場合には、玉抜き異常表示器54dに「1」が表示され、玉抜き装置39がパチンコ島台30の右端側に設置されている場合には、玉抜き異常表示器54dに「2」が表示されて異常のある玉抜き装置39の位置で区別されている。
上記した制御により行われる玉揚送装置1の作用について説明すると、玉揚送装置1に備えられる自動巻取装置22は、一括動作パネル60の布ベルトONスイッチ60c又はスイッチパネル55の布ベルトスイッチ55dを押すことにより適宜稼動させることができるが、玉揚送装置1の稼動中あるいはシャッター装置45の異常時には、布ベルトONスイッチ60c又は布ベルトスイッチ55dが押されても、中継基板自動巻取装置処理により、自動巻取装置22は稼動することがない。このように、稼動するのに不適切な状態で自動巻取装置22が稼動されることがない。
また、玉揚送装置1についても、一括動作パネル60の玉揚送装置ONスイッチ60a又はスイッチパネル55の玉揚送装置スイッチ55aを押すことにより適宜稼動させることができるが、自動巻取装置22が稼動中には、玉揚送装置ONスイッチ60a又は玉揚送装置スイッチ55aが押されても、中継基板玉揚送装置処理により、玉揚送装置1は稼動することがない。このように、稼動するのに不適切な状態で玉揚送装置1が稼動されることがないため、自動巻取装置22を保護することができる。
以上、研磨部材移動装置用制御装置の詳細な構成について説明してきたが、本実施形態においては、対面させた搬送ベルト13と研磨部材としての布ベルト20との間に遊技媒体としてのパチンコ玉を挟んで磨きながら揚送する揚送装置としての玉揚送装置1と、前記研磨部材としての布ベルト20を駆動手段としての引張モータの駆動力で移動させる研磨部材移動装置としての自動巻取装置22と、を備えた遊技機設置島台としてのパチンコ島台30の前記研磨部材移動装置としての自動巻取装置22を制御する研磨部材移動装置用制御装置としての中継基板54及び自動巻取装置基板67において、該研磨部材移動装置用制御装置としての中継基板54及び自動巻取装置基板67は、前記研磨部材移動装置としての自動巻取装置22を稼動させて前記研磨部材としての布ベルト20の移動を指示する稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示に基づいて、前記研磨部材移動装置としての自動巻取装置22を稼動させて前記遊技媒体としてのパチンコ玉と当接する位置にある前記研磨部材としての布ベルト20を前記駆動手段としての引張モータの駆動力で移動させ、未使用の前記研磨部材としての布ベルト20を前記遊技媒体としてのパチンコ玉と当接する位置まで移動させる制御を行う研磨部材移動手段としての自動巻取装置巻取処理と、前記研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が稼動できない状況で前記稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示があった場合に該稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示を無効にする稼動指示無効手段としての中継基板自動巻取装置処理と、を備えたことを特徴とする。このように構成することにより、稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示に基づいて研磨部材移動手段としての自動巻取装置巻取処理により研磨部材移動装置としての自動巻取装置22を適宜稼動させることができると共に、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22の稼動に不適切な状態で稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示があっても、稼動指示無効手段としての中継基板自動巻取装置処理により稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示が無効にされるため、稼動に不適切な状態での研磨部材移動装置としての自動巻取装置22の稼動を防止することができる。
また、本実施形態においては、前記稼動指示無効手段としての中継基板自動巻取装置処理は、前記搬送ベルト13と前記研磨部材としての布ベルト20との間に前記遊技媒体としてのパチンコ玉が存在する可能性がある状態での前記稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示を無効にすることを特徴とする。このように構成することにより、前記稼動指示無効手段としての中継基板自動巻取装置処理は、揚送装置としての玉揚送装置1内に遊技媒体としてのパチンコ玉が存在している可能性のある状態では、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が稼動することはない。このため、揚送装置としての玉揚送装置1内に遊技媒体としてのパチンコ玉が存在したまま研磨部材移動装置としての自動巻取装置22を稼動させた場合のように、遊技媒体としてのパチンコ玉と研磨部材としての布ベルト20との間の抵抗で駆動手段としての引張モータに過負荷がかかり、駆動手段としての引張モータが異常発熱を起こして破損してしまうということがない。
また、本実施形態においては、前記稼動指示無効手段としての中継基板自動巻取装置処理は、前記揚送装置としての玉揚送装置1が稼動中の場合に前記稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示を無効にすることを特徴とする。このように構成することにより、揚送装置としての玉揚送装置1内に遊技媒体としてのパチンコ玉が存在している可能性のある揚送装置としての玉揚送装置1の稼動中の状態では、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が稼動することがない。このため、揚送装置としての玉揚送装置1内に遊技媒体としてのパチンコ玉が存在したまま研磨部材移動装置としての自動巻取装置22を稼動させた場合のように、遊技媒体としてのパチンコ玉と研磨部材としての布ベルト20との間の抵抗で駆動手段としての引張モータに過負荷がかかり、駆動手段としての引張モータが異常発熱を起こして破損してしまうということがない。
また、本実施形態においては、前記遊技機設置島台としてのパチンコ島台30は、前記揚送装置としての玉揚送装置1への前記遊技媒体としてのパチンコ玉の供給を停止する供給停止手段としてのシャッター装置45を備え、前記稼動指示無効手段としての中継基板自動巻取装置処理は、前記供給停止手段としてのシャッター装置45が異常である場合に前記稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示を無効にすることを特徴とする。このように構成することにより、揚送装置としての玉揚送装置1への遊技媒体としてのパチンコ玉の供給が確実に停止されたかどうか判断できない状態である、供給停止手段としてのシャッター装置45が異常の状態では、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が稼動することがない。このため、仮に揚送装置としての玉揚送装置1内に遊技媒体としてのパチンコ玉が残存していた場合でも研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が稼動することがなく、揚送装置としての玉揚送装置1内に遊技媒体としてのパチンコ玉が存在したまま研磨部材移動装置としての自動巻取装置22を稼動させた場合のように、遊技媒体としてのパチンコ玉と研磨部材としての布ベルト20との間の抵抗で駆動手段としての引張モータに過負荷がかかり、駆動手段としての引張モータが異常発熱を起こして破損してしまうということがない。
また、本実施形態においては、前記研磨部材移動装置用制御装置としての中継基板54及び自動巻取装置基板67は、前記研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が稼動中の場合に、前記揚送装置を稼動させて遊技媒体としてのパチンコ玉の揚送を指示する揚送装置稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示を無効にする揚送装置稼動指示無効手段としての中継基板玉揚送装置処理を備えたことを特徴とする。このように構成することにより、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が稼動中の場合には、揚送装置稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示があっても揚送装置稼動指示無効手段としての中継基板玉揚送装置処理によって揚送装置としての玉揚送装置1は稼動されることがない。このため、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22の稼動中に揚送装置としての玉揚送装置1が稼動した場合のように、遊技媒体としてのパチンコ玉が揚送装置としての玉揚送装置1内に進入し、この遊技媒体としてのパチンコ玉により研磨部材としての布ベルト20に対して過大な抵抗がかかってしまい、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が破損してしまうということがない。
更に、本実施形態においては、前記研磨部材移動装置用制御装置としての中継基板54及び自動巻取装置基板67は、前記研磨部材移動装置としての自動巻取装置22毎に設けられることを特徴とする。このように構成することにより、研磨部材移動装置としての自動巻取装置22が複数設けられている場合でも、それぞれの研磨部材移動装置としての自動巻取装置22の状況に合わせて独立して稼動指示手段としての一括動作パネル60又はスイッチパネル55の指示の処理をすることができるため、他の研磨部材移動装置としての自動巻取装置22に影響を与えることがない。
なお、上記した実施形態においては、中継基板54への玉揚送装置1の稼動中信号は、玉揚送装置1の駆動モータが駆動しているときに出力されるようになっているが、このようなものに限らず、玉揚送装置1内にパチンコ玉が存在しているか否かを検知し、パチンコ玉が存在していれば稼動中信号を出力するようにしても良い。このようにすることにより、駆動モータが駆動しているか否か、あるいは、シャッター装置45が故障しているか否かにかかわらず稼動中信号が出力されるため、自動巻取装置22の不適切な稼動を防止することができる。
また、上記した実施形態においては、自動巻取装置22は、布ベルト20が巻取装置24にロール状に巻き取られるものを示したが、このようなものに限らず、布ベルト20を収納できるものであればよく、例えば九十九折り状に布ベルト20を収納するものであってもよい。
また、上記した実施形態においては、ガイドレール11は、玉揚送装置1の全長に亘って一体的に形成されるものを示したが、このようなものに限らず、複数個に分割されているものであっても良く、例えば、2つに分割されて、どちらか一方又は両方のガイドレールに布ベルト20を敷設し、それに対応して自動巻取装置22を設置するもんであってもよい。
また、上記した実施形態においては、自動巻取装置22は、ガイドレール11に取り付けたものを示したが、このようなものに限らず、玉揚送装置1の背面側であればガイドレール11に取り付けられるものでなくても良く、例えば、パチンコ島台30の支柱に取り付けられるものであってもよい。
また、上記した実施形態においては、自動巻取機構27は、引張装置23及び巻取装置24により構成されるものを示したが、このようなものに限らず、巻取装置24のみで構成されるものであっても良い。
また、上記した実施形態においては、稼動指示手段として、一括動作パネル60及びスイッチパネル55を示したが、このようなものに限らず、自動巻取装置22の稼動を指示できれば良く、例えば、ホール内に設置されるホールコンピュータであっても良い。
また、上記した実施形態においては、中継基板54,自動巻取装置基板67,玉揚送装置基板53及びスイッチパネル55をそれぞれ別体に構成されるものを示したが、このようなものに限らず、これらを組み合わせたものであっても良く、例えば、中継基板53に自動巻取装置基板67及び玉揚送装置基板53の機能を持たせて中継基板53だけにしたものでも良く、また、中継基板53にスイッチパネル55の機能を持たせたものであっても良い。
また、上記した実施形態においては、自動巻取装置巻取処理で布ベルト20の1回の交換において、ガイドレール11の長さ分の布ベルト20が交換されるものを示したが、このようなものに限らず、1回の交換でガイドレール11の半分の長さあるいは、これ以外の長さの布ベルト20が交換されるものであってもよい。
また、上記した実施形態においては、研磨部材として布製のベルトを示したが、このようなものに限らず、研磨することができるものであれば良く、例えば、起毛を有する織物,紙あるいは合成樹脂等であってもよい。
また、上記した実施形態においては、遊技媒体としてパチンコ玉を示したが、パチンコ玉に限らず、メダル等であっても良い。
また、上記した実施形態においては、玉揚送装置基板53から中継基板54へ稼動中信号が出力されているときに、玉揚送装置1が稼動中としているが、玉揚送装置1内にパチンコ玉が残存している状態を玉揚送装置1の稼動中としても良く、例えば、玉揚送装置1内のパチンコ玉を検出する検知手段である検知センサを設け、この検知センサでパチンコ玉が検出されている状態を玉揚送装置1の稼動中としても良い。
また、上記した実施形態においては、供給停止手段としてシャッター装置45を示したが、このようなものに限らず、揚送装置への遊技媒体の供給を停止するものであれば良く、例えば、シャッター装置45に代えてミニコンベアを設け、ミニコンベアを停止することにより遊技媒体の供給を停止するものであっても良い。
更に、パチンコホールにおいて、ホールの営業終了後にホールの店員が一括動作パネル60で玉揚送装置1の停止を指示する操作と、自動巻取装置22の稼動を指示する操作を同時に行うことがあるが、玉揚送装置1が稼動中であるため、自動巻取装置22の稼動指示信号は、無効にされてしまう。このような状態を解消するため、自動巻取装置22の稼動指示信号を中継基板54で所定時間記憶するようにし、所定時間経過後に稼動信号が出力されるようにすれば良い。このようにすることにより、ホールの店員が一括動作パネル60で上記の操作を同時に行っても、玉揚送装置1の稼動が停止した後で自動巻取装置22を自動的に稼動させることができる。
また、上記した実施形態において、自動巻取装置22の稼動できない状況として玉揚送装置1の稼動中と、シャッター装置45の異常を示したが、この他にも、自動巻取装置22自身の異常や、玉揚送装置1の異常が発生している場合であっても良い。
1 玉揚送装置
13 搬送ベルト
20 布ベルト
22 自動巻取装置
23 引張装置
24 巻取装置
25 自動装着機構
26 停止装置
30 パチンコ島台
39 玉抜き装置
45 シャッター装置
50 島端表示ランプ
53 玉揚送装置基板
54 中継基板
55 スイッチパネル
60 一括動作パネル
66 玉抜き装置基板
67 自動巻取装置
68 シャッター基板

Claims (2)

  1. 対面させた搬送ベルトと研磨部材との間に遊技媒体を挟んで磨きながら揚送する揚送装置と、前記研磨部材を駆動手段の駆動力で移動させる研磨部材移動装置と、前記揚送装置と前記研磨部材移動装置を制御する制御装置と、を備えた遊技機設置島台が複数設置される遊技場の制御システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記揚送装置を稼動させる揚送装置稼動指示手段の指示に基づいて、前記揚送装置を稼動させる揚送装置稼動手段と、
    前記研磨部材移動装置を稼動させる研磨部材移動装置稼動指示手段の指示に基づいて、前記研磨部材移動装置を稼動させて前記研磨部材を移動させる研磨部材移動手段と、
    前記揚送装置が稼動中に前記研磨部材移動装置稼動指示手段の指示があった場合に該研磨部材移動装置稼動指示手段の指示を無効にする研磨部材移動装置稼動指示無効手段と、
    前記研磨部材移動装置が稼動中に前記揚送装置稼動指示手段の指示があった場合に該揚送装置稼動指示手段の指示を無効にする揚送装置稼動指示無効手段と、を備え、
    前記研磨部材移動装置稼動指示手段及び前記揚送装置稼動指示手段は、前記遊技機設置島台毎に設けられて該遊技機設置島台毎の制御装置に対して個々に稼動指示を出す第一稼動指示手段と、前記遊技機設置島台以外の遊技場内に設けられて前記複数の遊技機設置島台の各制御装置に対して一括して稼動指示を出す第二稼動指示手段と、からなることを特徴とする遊技場の制御システム。
  2. 前記制御装置は、前記第一稼動指示手段と前記第二稼動指示手段のいずれか一方から出力される前記揚送装置稼動指示手段の指示に基づいて前記揚送装置を稼動させているときに、前記一方および他方のいずれかから出力される前記揚送装置を停止させる指示によって前記揚送装置を停止させることを特徴とする請求項1に記載の遊技場の制御システム。
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