JP4078681B2 - 玉揚送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送ベルトが周回せしめられる揚送筒本体と該揚送筒本体の一側に取り付けられ且つパチンコ玉を一列垂直状に揚送するガイドレール溝が複数列区画形成されると共に前記ガイドレール溝の前面に研磨ベルトが装着されたガイドレールカバーとを対面させてパチンコ玉を挟持することにより、パチンコ玉を研磨揚送する玉揚送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
玉揚送装置において、パチンコ玉は、揚送筒本体の一側に取り付けられるガイドレールカバーの内側に区画形成されるガイドレール溝に沿って揚送されるので、ガイドレールカバー内の玉が正常に揚送されているか否は外部から視認することができない。したがって、営業中に何らかの原因で複数のガイドレール溝のいずれかの列に玉が進入していない場合にその状態が分からず、営業中における単位時間当りの揚送個数も分からないという問題があった。そこで、本出願人は、先に特願平7−219746号で、ガイドレールカバー内の玉の状況を知ることができるようにした玉揚送装置を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来技術においては、パチンコ玉の通過を検出するセンサーが、その内側に玉通路が区画形成されていない上部屈曲樋に取り付けられるものであったため、ガイドレールカバーに区画形成されたガイドレール溝の各列を揚送されるパチンコ玉の通過を正確に検出できないという問題があった。また、上部屈曲樋は円弧状に形成されているため、内部を通過するパチンコ玉が揺動してセンサーを誤作動させたり故障させたりするという問題があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ガイドレール溝の各列を揚送されるパチンコ玉の通過を正確に検出することができ、且つ、センサーを誤作動させたり故障させたりすることのない玉揚送装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明においては、図4に示すように、搬送ベルト44が周回せしめられる揚送筒本体31と該揚送筒本体31の一側に取り付けられ且つパチンコ玉を一列垂直状に揚送するガイドレール溝37aが複数列区画形成されると共に前記ガイドレール溝37aの前面に研磨ベルト40が装着されたガイドレールカバー37とを対面させてパチンコ玉を挟持することにより、パチンコ玉を研磨揚送する玉揚送装置5(図3参照)において、その内側に前記ガイドレール溝37aに対応する玉通路65が区画壁66によって複数列区画形成され且つ前記ガイドレール溝37aの各列を揚送されるパチンコ玉の通過をセンサー62によって検出する玉通過検出装置60を前記ガイドレールカバー37の終端部と玉を吐き出し方向に屈曲する上部屈曲樋51との間の前記揚送筒本体31に取り付け、前記玉通過検出装置60には、前記区画壁66を下方に突出させた導入片69を形成し、前記ガイドレールカバー37を前記揚送筒本体31の搬送ベルト44に対面させたときに、前記導入片69が前記ガイドレールカバー37側に侵入することを特徴とするものである。このように構成することにより、ガイドレール溝37aの各列を揚送されるパチンコ玉は、玉列を保ったまま、連続的に形成される玉通過検出装置60の玉通路65を通過するので、揚送されるパチンコ玉の通過を正確に検出することができ、且つ、玉通過検出装置60のセンサー62を誤作動させたり故障させたりすることがない。また、導入片69を設けることにより、ガイドレール溝37aと玉通路65との間でパチンコ玉の玉列が乱れることを防止して、スムーズに玉通路65へパチンコ玉を導入することができるので、センサー62に余計な衝撃を与えて誤作動させたり故障させたりすることがない。
【0005】
また、前記センサー62からの検出信号の有無を前記ガイドレール溝37aの各列に対応する表示装置61に表示するようにしたことにより、ガイドレール溝37a内を揚送される玉の有無を検出して、玉揚送装置5内の玉の状況を知ることができる。
【0006】
また、前記センサー62の検出信号数の単位時間当りの合計を表示する数値表示器を設け、単位時間当たりの計数値を知ることにより、玉揚送装置5が適正な揚送能力を発揮しているか否か等が分かる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。先ず、図1を参照して本実施形態に係るパチンコ島台1の概略構成について説明する。図1は、パチンコ島台1の内部構造を示す縦断面図である。
【0008】
図1において、パチンコ島台1は、周知のように、直方体状に枠組み構成され、その長手方向側面中央にパチンコ機2を背向並設するようになっている。また、パチンコ島台1には、その中央部の玉揚送装置収納部4の一側にパチンコ機2で獲得したパチンコ玉を返却するための玉返却装置3もパチンコ機2と並列状に設けられるが、この玉返却装置3は、後述する非優先側の貯留タンク12が内蔵されるパチンコ機2列側に設けられることが望ましい。これは、通常の営業状態でほとんど満杯状態となることのない非優先側の貯留タンク12への玉返却装置3からの賞球の返却を確実に行うことができるからである。なお、玉返却装置3には、返却口が形成され、その返却口から返却されたパチンコ玉(賞球)は、後述する上部樋21上に導かれるようになっている。更に、玉返却装置3の返却口は、図示しないが電気的駆動源(例えば、モータやソレノイド)によって開閉駆動されるようになっている。
【0009】
また、パチンコ島台1のほぼ中央には、玉揚送装置収納部4が構成され、該玉揚送装置収納部4内に玉揚送装置5が収納設置されている。この玉揚送装置5の詳細な構成及び作用については、後述する。玉揚送装置5の上部には、揚送されたパチンコ玉を一時的に貯留する上部タンク6が設けられている。その上部タンク6からは、左右に補給樋28が傾斜状に設けられており、上部タンク6からパチンコ玉を流下させるようになっている。この補給樋28には、各パチンコ機2に対応して分配シュート(図示しない)が設けられ、補給樋28を流下するパチンコ玉を取り込むようになっている。分配シュートによって取り込まれたパチンコ玉は、分配シュートの下部に設けられる計数装置(図示しない)によって計数された後、パチンコ機2の背面上部に設けられる賞球タンク(図示しない)に供給され、遊技によって遊技者に払い出される賞球として使用される。なお、図1中には、台間玉貸機を設けないパチンコ島台1を図示しているが、各パチンコ機2に挟まれるようにして台間玉貸機を設けた構成とした場合には、この台間玉貸機にも対応するように分配シュートが設けられるものである。
【0010】
また、補給樋28の流下端には、玉分離器25が設けられ、補給樋28上を流下した未使用のパチンコ玉を玉分離器25に導入し、最終的に後述するアウト玉誘導樋10に供給している。玉分離器25には、玉抜きストッパー装置26が設けられており、詳細には図示しないが、玉分離器25内に屈曲状に形成されてパチンコ玉を一列に整列して流下させる通路体の底面に、揺動自在に軸支されるストッパー片の一部を突入退避し得るように構成され、そのストッパー片を電気的駆動源としてのキープソレノイドで駆動することにより、次に説明する玉抜管27への玉の流下を制御し得るものである。さらに、玉分離器25の通路体の終端には、蛇腹状の玉抜管27が接続されており、玉分離器25から取り込まれたパチンコ玉をアウト玉誘導樋10に供給し得るようになっている。このように構成することにより、玉抜きストッパー装置26が玉の流下を許容している状態で、玉揚送装置5が駆動されると、パチンコ島台1内で玉が循環され、その循環により玉に付着した湿気や塵等を取り除くことができ、始業前の準備を簡単に行うことができる。
【0011】
また、上記した上部タンク6には、複数のパチンコ島台1間に差し渡される玉交流装置を構成する交流タンク7が連通するように設けられている。なお、詳細には図示しないが、玉交流装置は、この交流タンク7と、交流タンク7から隣接するパチンコ島台1の交流タンク7に向けて緩やかに傾斜接続される交流上部樋(図示しない)と、隣接するパチンコ島台1の交流タンク7からの交流玉を交流タンク7の下部に受け入れるアーチ状の交流下部アーチ樋(図示しない)とから構成されている。なお、上記した上部タンク6及び交流タンク7は、カバー体8によって被覆されているが、このカバー体8は、着脱自在に装着されることが望ましい。
【0012】
一方、パチンコ島台1の下部であって玉揚送装置5の両サイドには、貯留タンク11,12が設けられている。この貯留タンク11,12には、多量のパチンコ玉を貯留する程大きく形成される。具体的には、貯留タンク11,12の貯留部に貯留されるパチンコ玉数は、当該パチンコ島台1に設置される複数のパチンコ機2の各種の遊技状態に十分対処し得る程度(例えば、各15〜20万個ずつ)の大きさに設計される。
【0013】
しかして、各パチンコ機2から排出される使用済玉は、計数機能を有するアウト玉箱9の玉排出ノズル(図示しない)から下方に排出される。この玉排出ノズルは、前記貯留タンク11,12に臨む位置のパチンコ機2においては、貯留タンク11,12の中央に下流端部(島台中央側)から上流端部に向かって下り傾斜状に設けられるアウト玉誘導内部樋13に臨んで配され、貯留タンク11,12から外れた位置のパチンコ機2においては、島端から貯留タンク11,12に向かって下り傾斜するアウト玉誘導樋10に臨んで配されるようになっている。そして、アウト玉誘導樋10は、貯留タンク11,12の上流端側壁外側に取り付けられる合流ボックス14に接続され、また、アウト玉誘導内部樋13も合流ボックス14に接続されており、この合流ボックス14が貯留タンク11,12の一側側壁下部に沿って前記玉揚送装置5の導入樋18に向けて傾斜状に配置されるアウト玉誘導合流樋15に接続されている。したがって、各パチンコ機2から排出される使用済玉は、アウト玉誘導内部樋13又はアウト玉誘導樋10、合流ボックス14、及びアウト玉誘導合流樋15を介して玉揚送装置5の入口部分に優先的に導かれる。ただし、左右の貯留タンク11,12は、後述するように玉揚送装置5の配置状態の関係で若干その構造が異なるが、これについては後述する。
【0014】
また、上記した貯留タンク11,12には、前記上部タンク6からオーバーフローしたパチンコ玉及び交流タンク7から流入する交流玉を下部に還流するオーバーフローボックス22がそれぞれ接続されている。オーバーフローボックス22は、玉揚送装置5の隣接空間を利用する形で設けられた直方体状のボックスであり、その内部が分岐仕切23によって縦方向に仕切られている。この分岐仕切23は、オーバーフローボックス22の一側に寄せて設けられ、その幅広領域に連通する一側の通路内に複数の流下板を段差状に交互に設けてボックス優先通路22aを構成し、その幅狭領域に連通する他側の通路内にも複数の流下板を段差状に交互に設けてボックス非優先通路22bを構成している。
【0015】
しかして、上部タンク6からオーバーフローしたパチンコ玉及び交流タンク7から流入する交流玉は、ボックス優先通路22aに優先的に導かれ、そのボックス優先通路22aが満杯となったときにボックス非優先通路22bに溢れ出るようになっている。そして、ボックス優先通路22a及びボックス非優先通路22bは、左側の貯留タンク11(以下、優先貯留タンク11という場合がある)及び右側の貯留タンク12(以下、非優先貯留タンク12という場合がある)に連通するようになっている。このように、本実施形態においては、オーバーフロー機構を従来のフレキシブルパイプに代えてボックス状に構成したので、還流されるパチンコ玉による騒音の発生を極めて小さくすることができると共に、還流機能だけでなく相当量のパチンコ玉(本実施形態においては、約2〜3万個)を貯留する貯留機能もあるので、従来使用されていなかった空間を利用してパチンコ島台1内部における貯留空間として有効に利用し得る。なお、図1においては、オーバーフローボックス22が玉揚送装置5よりも手前側に描かれているが、これは、オーバーフローボックス22の構造を詳細に示すためであって実際にはオーバーフローボックス22は、玉揚送装置5よりも奥側に形成されている。
【0016】
また、貯留タンク11,12の内側側壁には、それぞれ貯留玉量を検出するための複数の貯留レベル検出センサS1〜S5が設けられている。本出願人らの実験によれば、貯留タンク11,12内のパチンコ玉の貯留変化は、各貯留タンク11,12の上流側から滞留するものであることが分かった。このため、貯留レベル検出センサS1〜S5は、ほぼ水平方向の直線状に配置し、優先貯留タンク11の上流側に配された貯留レベル検出センサS1で貯留量の下限を検出する一方、非優先貯留タンク12の下流側に配された貯留レベル検出センサS5で貯留量の上限を検出する構成としている。そして、これら検出センサS1〜S5の検出信号に基づいて、パチンコ島台1の両端外部に取り付けられた貯留レベル報知器24が貯留タンク11,12内の貯留量を報知するようになっている。
【0017】
ここで、貯留タンク11,12の詳細な構造について説明する。なお、優先貯留タンク11と非優先貯留タンク12とは、若干異なる構造となっているが、同一機能を有する構成部材については同一の符号を付している。貯留タンク11,12は、オーバーフローボックス22から受け入れた玉を上部樋21で流下させて玉揚送装置5に向けて傾斜される底面上に上流側から順次貯留し、この貯留した玉を玉揚送装置5の導入樋18に導いている。ただし、玉揚送装置5の導入樋18が非優先貯留タンク12の底面と対向する方向に向けて配置されているので、優先貯留タンク11に貯留された玉は、優先貯留タンク11の底面に連通される下部連絡樋19から小型揚送装置20に導かれ、この小型揚送装置20によって非優先貯留タンク12に供給されるものである。
【0018】
また、優先貯留タンク11内には、前述したようにそのほぼ中央に並設されたパチンコ機2からの使用済玉を受け入れるアウト玉誘導内部樋13が形成されており、このアウト玉誘導内部樋13及びアウト玉誘導樋10を流下するアウト玉が合流ボックス14及びアウト玉誘導合流樋15を介して連絡樋16に転送され、該連絡樋16から非優先貯留タンク12に送り込まれる。このように、優先貯留タンク11は、受け入れたパチンコ玉を直接的に玉揚送装置5に導出するのではなく、小型揚送装置20又は連絡樋16を介して非優先貯留タンク12に送り込む。即ち、本実施形態のパチンコ島台1では、貯留タンク11,12で受け入れたパチンコ玉を貯留タンク12側から一括して玉揚送装置5に導く構成となっている。これは、玉揚送装置5の導入樋18を一方の貯留タンク12方向だけに向けたのは、玉揚送装置5への玉の流入をスムーズにして玉揚送装置5の揚送能力を十分に発揮させるためである。
【0019】
更に、優先貯留タンク11において、非優先貯留タンク12に連絡される連絡樋が上下2つ設けられる理由としては、上部のアウト玉誘導合流樋15に連絡される連絡樋16が使用されて汚れたパチンコ玉を優先貯留タンク11内に貯留することなく優先的に玉揚送装置5に導くために、比較的高い位置、具体的には、非優先貯留タンク12の底面よりも高い位置に設ける必要がある。そうでないと、アウト玉誘導合流樋15を流下するアウト玉を非優先貯留タンク12側まで自然流下させることができない。一方、優先貯留タンク11の底面をアウト玉合流樋15の高さ位置に一致させれば、優先貯留タンク11に貯留されるパチンコ玉も連絡樋16を介して非優先貯留タンク12側に自然流下させることができるが、底面の位置が高くなるので、その分優先貯留タンク11内の貯留量が減少するという欠点がある。このため、優先貯留タンク11の底面の高さ位置を低くして貯留量を増加せしめ、底面に連通する下部連絡樋19を小型揚送装置20に接続し、該小型揚送装置20によって非優先貯留タンク12に送るようになっている。
【0020】
なお、優先貯留タンク11の底面には、その一側に貯留玉誘導樋17が設けられている。この貯留玉誘導樋17は、優先貯留タンク11に貯留されているパチンコ玉であってその上流部や中流部に貯留されている玉を取り込んで下流側に導くものであり、長期間に亘って1か所にパチンコ玉が滞留されることがないように優先貯留タンク11内に貯留されるパチンコ玉を万遍なく下部連絡樋19に導く機能を発揮させるものである。同様に、非優先貯留タンク12の底面にも、貯留玉誘導樋17が設けられ、非優先貯留タンク12に貯留されているパチンコ玉を万遍なく導入樋18に導くようになっている。ただし、非優先貯留タンク12側に設けられる貯留玉誘導樋17の上部には、アウト玉誘導合流樋15が重複して設けられており、しかも、アウト玉誘導合流樋15の出口の方が貯留玉誘導樋17の出口よりも導入樋18に近いので、アウト玉誘導合流樋15から排出されるアウト玉が貯留玉誘導樋17から流出する玉の上部前方に覆いかぶさって貯留玉誘導樋17の玉を止めるので、アウト玉誘導合流樋15を流下するアウト玉の方が優先して導入樋18に導かれるようになっている。
【0021】
本実施形態において、導入樋18に導かれるパチンコ玉の優先順位は、以下の通りである。まず、導入樋18に導かれるパチンコ玉の種類は、以下に示す(1)〜(4)の4種類である。
(1)非優先貯留タンク12の底板上に貯留されるパチンコ玉。
(2)非優先貯留タンク12のアウト玉誘導合流樋15を流下するパチンコ玉。
(3)優先貯留タンク11の底面上に貯留されて小型揚送装置20によって非優先貯留タンク12に送られたパチンコ玉。
(4)優先貯留タンク11のアウト玉誘導合流樋15を流下して連絡樋16によって非優先貯留タンク12に送られたパチンコ玉。
【0022】
このうち、最も優先的に導入樋18に導入されるパチンコ玉は、非優先貯留タンク12内を通って直接的に導入樋18に導かれる(2)のパチンコ玉である。2番目は、優先貯留タンク11内から連絡樋16を通って非優先貯留タンク12内に導かれる(4)のパチンコ玉である。3番目は、優先貯留タンク11内に貯留された後に小型揚送装置20を介して非優先貯留タンク12内に導かれる(3)のパチンコ玉である。4番目は、非優先貯留タンク12内に貯留された(1)のパチンコ玉である。
【0023】
また、本実施形態における玉揚送装置5は、その揚送能力として15000個/分の能力があり、小型揚送装置20は、10000個/分の揚送能力がある。しかして、このような揚送能力がある前提において、上記した(1)〜(4)の玉がどのように振り分けられるかを考えると、以下のようになる。即ち、平均的なパチンコ島台1に設置されるパチンコ機2の数は、全体で40台前後であるため、(2),(4)の玉が最大4000個/分であり、(3)のパチンコ玉が10000個/分である。このため、(1)のパチンコ玉が1000個/分となる。即ち、本実施形態のパチンコ島台1では、並設した複数のパチンコ機2から1分間に排出される4000個程度の使用済玉((2)及び(4)のパチンコ玉)を最優先で揚送し、次に優先貯留タンク11から非優先貯留タンク12へ1分間に転送される10000個程度の還流玉((3)のパチンコ玉)を揚送して、最後に非優先貯留タンク12内に貯留された還流玉及び返却玉((1)のパチンコ玉)から残りの1000個程度を揚送するものである。
【0024】
以上、実施形態に係るパチンコ島台1の概略を説明してきたが、前述したように、本実施形態に係るパチンコ島台1のほぼ中央には、玉揚送装置収納部4が構成され、玉揚送装置収納部4内に玉揚送装置5が収納設置されている。そこで、以下、玉揚送装置5の詳細な構造について図2及び図3を参照して説明する。図2は、実施形態に係るパチンコ島台1の中央部分の一側から見た側面図であり、図3は、玉揚送装置5を後方から見た斜視図である。
【0025】
図において、玉揚送装置5は、支持台30の上部に角筒状の揚送筒本体31が垂直状に立設され、揚送筒本体31の長手方向の外周を、下部に支持されるモータ内蔵プーリ32と調節ナット53(図5参照)によって締着軸支される上部ローラ52(図4参照)との間に掛け渡される革製の搬送ベルト44が周回するようになっている。また、揚送筒本体31の内部には、複数の回転ローラ(図示しない)が適宜間隔をおいて上下方向に並んで回転自在に軸支され、回転ローラの一部が揚送筒本体31の上昇側面から外に突出して、搬送ベルト44を案内支持している。また、モータ内蔵プーリ32は、詳細には図示しないが、比較的大きな直径の円筒状ローラとして構成され、電流が供給されると円筒状の外周が回転して、搬送ベルト44を周回駆動するものである。
【0026】
このモータ内蔵プーリ32の下方には、図2の右側に揚送前のパチンコ玉が導入される導入始端樋35が固着され、図2の左側に導入されたパチンコ玉を揚送筒本体31の下端部まで移動させる流入円弧樋33が固着されている。なお、導入始端樋35及び流入円弧樋33の内側には、図示しないが、導入されたパチンコ玉を複数列に整列させる溝が形成されている。また、上記した導入始端樋35及び流入円弧樋33の取付構造は、その一端が僅かに移動し得るように取付板35a,33aにそれぞれ止着され、その他端が前記支持台30に植立される支持ピン34にスプリング34aを介して摺動自在に軸支されている。即ち、導入始端樋35の下端及び流入円弧樋33の下端は、支持ピン34に挿通されて調節ナット54によって抜けないように止着されているが、常に支持ピン34に介装されるスプリング34aによって上方に付勢されている。しかして、調節ナット54の締着度合によって搬送ベルト44と導入始端樋35及び流入円弧樋33との間の微妙な間隔を調整することができ、その間隔を調整することにより、パチンコ玉のスムーズな移動を可能にすることができる。
【0027】
また、モータ内蔵プーリ32の上部の揚送筒本体31には、テンションローラ取付金具48,49,50が取り付けられており、このテンションローラ取付金具48,49,50には、取り付けられている搬送ベルト44に張力を付与する複数のテンションローラ45,46.47が回転自在に軸支されている。特に、中間のテンションローラ取付金具49にはスプリング49aが介装されており、その付勢力によって搬送ベルト44に対して常に一定の張力を与えることができる。ここで、モータ内蔵プーリ32と各テンションローラ45,46,47とはほぼ上下の位置関係にあり、搬送ベルト44が装着されたときに、モータ内蔵プーリ32は搬送ベルト44の内側に位置し、下部テンションローラ47は搬送ベルト44の外側に、中間テンションローラ46は搬送ベルト44の内側に、上部テンションローラ45は搬送ベルト44の外側に、それぞれ位置するようになっている。
【0028】
ところで、揚送筒本体31の背面側には、ガイドレールカバー37が一側片を軸支されて開閉自在に取り付けられている。ガイドレールカバー37は、搬送ベルト44と対面して揚送される玉を研磨する布ベルト40がその前面の全長に渡って装着されるものである。そして、搬送ベルト44や布ベルト40を玉揚送装置5に装着する際に開放されると共に、布ベルト40自体がガイドレールカバー37を周回するように装着される。また、搬送ベルト44や布ベルト40が装着されたときには、カバー係止金具43によってガイドレールカバー37を揚送筒本体31に対面させた状態に取り付けられるものである。
【0029】
上記のように、カバー係止金具43により揚送筒本体31に対面してガイドレールカバー37を取り付けた状態において、導入始端樋35に導入されたパチンコ玉は、流入円弧樋33を経由して、搬送ベルト44と布ベルト40とに挟持されて研磨揚送され、揚送筒本体31の上方に固着されて玉を吐き出し方向に屈曲する上部屈曲樋51を経由して、排出樋36からはきれいにされたパチンコ玉が排出される。また、布ベルト40は、その玉磨き能力を発揮させるために、比較的織目の粗い布で構成されている。さらに、ガイドレールカバー37の内側面には、揚送される玉の一部が落ち込むガイドレール溝37a(図4参照)が複数列区画形成され、パチンコ玉を一列垂直状に揚送するようになっている。
【0030】
一方、上記したガイドレールカバー37の背面側には、引張装置38と巻取装置39と布ベルト収納箱41と停止装置42とからなる布ベルト40の自動巻取装置が取り付けられている。このうち、モータの駆動力により使用済の布ベルト40を引っ張る引張装置38は、ガイドレールカバー37の背面上部に取り付けられ、布ベルト40の移動を停止せしめる停止装置42は、ガイドレールカバー37の背面下部に取り付けられている。そして、使用済の布ベルト40を巻き取る巻取装置39は、ガイドレールカバー37の背面側であってパチンコ島台1の玉揚送装置収納部4の内壁面のやや上部にスライド可能に取り付けられ、使用前の布ベルト40をロール状に収納する布ベルト収納箱41は、停止装置42の下方であって玉揚送装置収納部4の底面に直接置かれている。このように、巻取装置39と布ベルト収納箱41をガイドレールカバー37と分離して設置し、巻取装置39を手前方向にスライドして引き出せるようにすることにより、ガイドレールカバー37を開閉する際に巻取装置39が邪魔になることがなく、整備の際の作業性が良くなり、また、径の大きな布ベルトロールを使用することができる。
【0031】
しかして、営業終了後に、引張装置38の背面に設けられる始動スイッチ(図示しない)を操作することにより、又は、図示しない管理装置からの自動巻取指令により、停止装置42の停止状態が解除され、その後、引張装置38のモータが駆動して布ベルト40を引っ張ると共に、巻取装置39に布ベルト40を巻き取り、布ベルト40の使用面と未使用面とが完全に入れ替わる時間が経過したときに、停止装置42を停止状態とし、その後、引張装置38のモータの駆動を停止して、自動的に布ベルト40を新しい部分に交換するようになっている。
【0032】
上記のように構成される玉揚送装置5においては、ガイドレールカバー37の終端部と玉を吐き出し方向に屈曲する上部屈曲樋51との間には、その内側に玉通路65が複数列区画形成され且つガイドレール溝37aの各列を揚送されるパチンコ玉の通過を検出する玉通過検出装置60が設けられている。そこで、以下、玉通過検出装置60の構成及び作用について、図4乃至図8を参照して説明する。図4は、玉揚送装置5の上部の側面図であり、図5は、玉揚送装置5の上部及び表示装置61の正面図であり、図6は、玉通過検出装置60の斜視図であり、図7は、玉通過検出装置60の内部構造を示す平面図であり、図8は、玉通過検出装置60の内部構造を示す側面図である。
【0033】
図6に示すように、玉通過検出装置60は、両端に三角状の取付片63が設けられた長方形状の装置であり、その内側には区画壁66によって区画された半円状の玉通路65a〜65gが複数列形成されている。また、図7に示すように、玉通過検出装置60の内部には、センサー62a〜62gがガイドレール溝37aの各列に対応して設けられている。このセンサー62a〜62gは、ガイドレール溝37aを揚送されるパチンコ玉の通過を検出するものであり、玉通過検出装置60の内部に挿入した後、振動吸収部材としてのウレタン層67aが貼着されたカバー67で密閉し、玉通過検出装置60に開設されたビス螺着穴68とカバー67に開設されたビス貫通穴67bとを係合させ、ビス(図示しない)で螺着することにより取り付けられるものである。
【0034】
この玉通過検出装置60は、図4に示すように、玉揚送装置5の上方部分であって、ガイドレールカバー37の終端部と上部屈曲樋51との間に取り付けられるが、この位置においては、玉通路が区画形成されていないため、ガイドレール溝37aを一列状に揚送されてきたパチンコ玉の玉列が乱れて、ガイドレール溝37aの各列のパチンコ玉の通過検出を正確に行うことができない。このため、上記したように、玉通過検出装置60には、ガイドレール溝37aに対応する玉通路65が複数列形成されており、ガイドレール溝37aを一列状に揚送されてきたパチンコ玉の玉列を保ったまま、玉通過検出装置60の玉通路65を通過させることにより、ガイドレール溝37aの各列を揚送されるパチンコ玉の通過検出を正確に行うことができる。さらに、玉通過検出装置60の下方部分は、図8に示すように、区画壁66を下方側へ突出させることにより導入片69として形成されている。この導入片69を設けることにより、ガイドレール溝37aと玉通路65との間でパチンコ玉の玉列が乱れることを防止して、スムーズに玉通路65へパチンコ玉を導入することができるので、センサー62に余計な衝撃を与えて誤作動させたり故障させたりすることがない。また、導入片69は半円状に形成されているが、これは、図4に示すように、ガイドレールカバー37の上端部分には布ベルト40を周回する上部ローラ55が設けられるため、この上部ローラ55と干渉しないようにするためである。
【0035】
また、玉通過検出装置60からの検出信号の有無は、図5に示すように、接続コード64を介して、ガイドレール溝37aの各列に対応する表示装置61に表示される。この表示装置61は、電源の投入状態を示す電源表示器の他に、複数のセンサー62a〜62gのそれぞれに対応する表示器61aと、玉揚送装置(還元機と表示)5等の異常を示す異常表示器61bとが一体的に設けられるものである。
【0036】
しかして、上記のように構成される玉揚送装置5の動作について説明する。営業中やテストモード時等の玉揚送装置5が駆動されている場合には、玉揚送装置5の導入始端樋35に異物(例えば、釘,ビス,コイン等)が混入していずれかのガイドレール溝37aにパチンコ玉が誘導されない事故が多々あるが、このような場合には、玉の誘導されないガイドレール溝37aに対応するセンサー62a〜62gが玉の通過を検出しなくなるので、これによりセンサー62a〜62gに対応して設けられる表示器61aが点灯してその旨を表示するようになっている。このような場合、通過検出信号がなくなってから所定時間(例えば、1分)が経過したときに、外部に設けられた警告灯(図示しない)に表示駆動信号を導出して、ガイドレール溝37aにおける玉詰まりを店員に報知するようにしている。これにより、異物による搬送ベルト44及び布ベルト40の破損、あるいは異物によるモータ内蔵プーリ32への過負荷等のトラブルを事前に防止することができるし、揚送の無駄を知ることができる。なお、図示のように、ガイドレール溝37aが7列ある場合には、1〜2列において玉通過不良が検出されたときの警告灯(図示しない)の駆動態様と、3〜4列において玉通過不良が検出されたときの警告灯の駆動態様とを異ならせて、店員の取るべき対処方法を異ならせるようにしても良い。また、5列以上において玉通過不良が検出されたときには、モータ内蔵プーリ32を自動的に停止するように制御しても良い。もちろん、一列だけの玉通過不良があった場合でもモータ内蔵プーリ32の自動停止を行っても良い。このように構成することにより、ガイドレール溝37a内を揚送される玉の有無を検出して、玉揚送装置5内の玉の状況を知ることができる。
【0037】
また、玉揚送装置5による玉の揚送動作がスムーズに行われているときには、センサー62によってガイドレール溝37aを通過する玉が刻々と検出されている。この場合、その検出信号数の単位時間(例えば、1分間)当りの合計が表示装置61に設けられた数値表示器(図示しない)に表示されるようにしても良い。このように、単位時間当りの計数値を知ることにより、適正な揚送能力を発揮しているか否か、換言すれば、揚送筒本体31とガイドレールカバー37との隙間が適正か否か、あるいは搬送ベルト44の摩耗状態が適正か否か等が分かる。なお、単位時間当りの計数値を個々のガイドレール溝37aごとに数値表示器(図示しない)に表示し得るように切換スイッチ等で切換表示できるようにしても良い。
【0038】
以上、実施形態に係る玉揚送装置5の構成及び作用について説明してきたが、本実施形態によれば、搬送ベルト44が周回せしめられる揚送筒本体31と該揚送筒本体31の一側に取り付けられ且つパチンコ玉を一列垂直状に揚送するガイドレール溝37aが複数列区画形成されたガイドレールカバー37とを対面させてパチンコ玉を挟持することにより、パチンコ玉を研磨揚送する玉揚送装置5(図3参照)において、その内側に玉通路65が複数列区画形成され且つ前記ガイドレール溝37aの各列を揚送されるパチンコ玉の通過をセンサー62によって検出する玉通過検出装置60を前記ガイドレール溝37aの終端部と玉を吐き出し方向に屈曲する上部屈曲樋51との間に設けたことを特徴とするものである。このように構成することにより、ガイドレール溝37aの各列を揚送されるパチンコ玉は、玉列を保ったまま、連続的に形成される玉通過検出装置60の玉通路65を通過するので、揚送されるパチンコ玉の通過を正確に検出することができ、且つ、玉通過検出装置60のセンサー62を誤作動させたり故障させたりすることがない。
【0039】
また、前記玉通過検出装置60からの検出信号の有無を前記ガイドレール溝37aの各列に対応する表示装置61に表示するようにしたことにより、ガイドレール溝37a内を揚送される玉の有無を検出して、玉揚送装置5内の玉の状況を知ることができる。
【0040】
なお、上記実施形態においては、ガイドレールカバー37の前面の全長に渡って揚送される玉を研磨する布ベルト40が装着されるものを示したが、布ベルト40が装着されないものであってもよい。このような実施形態としては、ガイドレールカバー37のガイドレール37aを上下方向に分割形成して、分割形成されたそれぞれのガイドレール分割片をスプリング等で押圧支持することにより、パチンコ玉がガイドレール分割片を通過すると、ガイドレール分割片ごとに段差が生じるようにし、そこで生じた段差によってパチンコ玉に付着した汚れが除去されるようにしたものが考えられる。
【0041】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、搬送ベルトが周回せしめられる揚送筒本体と該揚送筒本体の一側に取り付けられ且つパチンコ玉を一列垂直状に揚送するガイドレール溝が複数列区画形成されると共に前記ガイドレール溝の前面に研磨ベルトが装着されたガイドレールカバーとを対面させてパチンコ玉を挟持することにより、パチンコ玉を研磨揚送する玉揚送装置において、その内側に前記ガイドレール溝に対応する玉通路が区画壁によって複数列区画形成され且つ前記ガイドレール溝の各列を揚送されるパチンコ玉の通過をセンサーによって検出する玉通過検出装置を前記ガイドレールカバーの終端部と玉を吐き出し方向に屈曲する上部屈曲樋との間の前記揚送筒本体に取り付け、前記玉通過検出装置には、前記区画壁を下方に突出させた導入片を形成し、前記ガイドレールカバーを前記揚送筒本体の搬送ベルトに対面させたときに、前記導入片が前記ガイドレールカバー側に侵入することにより、揚送されるパチンコ玉の通過を正確に検出することができ、且つ、玉通過検出装置のセンサーを誤作動させたり故障させたりすることがない。また、導入片を設けることにより、ガイドレール溝と玉通路との間でパチンコ玉の玉列が乱れることを防止して、スムーズに玉通路へパチンコ玉を導入することができるので、センサーに余計な衝撃を与えて誤作動させたり故障させたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ島台1の内部構造を示す縦断面図である。
【図2】 実施形態に係るパチンコ島台1の中央部分の一側から見た側面図である。
【図3】 玉揚送装置5を後方から見た斜視図である。
【図4】 玉揚送装置5の上部の側面図である。
【図5】 玉揚送装置5の上部及び表示装置61の正面図である。
【図6】 玉通過検出装置60の斜視図である。
【図7】 玉通過検出装置60の内部構造を示す平面図である。
【図8】 玉通過検出装置60の内部構造を示す側面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台
2 パチンコ機
3 玉返却装置
5 玉揚送装置
6 上部タンク
11 貯留タンク(優先)
12 貯留タンク(非優先)
20 小型揚送装置
22 オーバーフローボックス
25 玉分離器
28 補給樋
31 揚送筒本体
32 モータ内蔵プーリ
35 導入始端樋
36 排出樋
37 ガイドレールカバー
38 引張装置
39 巻取装置
40 布ベルト
41 布ベルト収納箱
42 停止装置
44 搬送ベルト
51 上部屈曲樋
60 玉通過検出装置
61 表示装置
62 センサー
63 取付片
65 玉通路
66 区画壁
67 カバー
68 ビス螺着穴
69 導入片

Claims (1)

  1. 搬送ベルトが周回せしめられる揚送筒本体と該揚送筒本体の一側に取り付けられ且つパチンコ玉を一列垂直状に揚送するガイドレール溝が複数列区画形成されると共に前記ガイドレール溝の前面に研磨ベルトが装着されたガイドレールカバーとを対面させてパチンコ玉を挟持することにより、パチンコ玉を研磨揚送する玉揚送装置において、
    その内側に前記ガイドレール溝に対応する玉通路が区画壁によって複数列区画形成され且つ前記ガイドレール溝の各列を揚送されるパチンコ玉の通過をセンサーによって検出する玉通過検出装置を前記ガイドレールカバーの終端部と玉を吐き出し方向に屈曲する上部屈曲樋との間の前記揚送筒本体に取り付け、
    前記玉通過検出装置には、前記区画壁を下方に突出させた導入片を形成し、
    前記ガイドレールカバーを前記揚送筒本体の搬送ベルトに対面させたときに、前記導入片が前記ガイドレールカバー側に侵入することを特徴とする玉揚送装置。
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