JP2011024878A - 遊技機 - Google Patents

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慎也 岩▲崎▼
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Abstract

【課題】遊技球の払出異常が生じたことを的確に検出することができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技球が入賞口へ入賞すると、所定数の遊技球の払い出しを指示するコマンドが、主基板から払出制御基板へ送信される。ステッピングモータを駆動して遊技球を払い出す動作を行っているにも関わらず、払出遊技球感知スイッチによる遊技球の払い出しの確認が0.15秒行われなければ、次に払い出しが確認されるまで異常時間が計測される。断続的に異常が発生した場合でも、計測された異常時間は、払出制御基板のRAMに順次加算される。計測された異常時間の累積が25秒に達すると、払出装置に断続的な異常が発生していると判断されて、ステッピングモータの駆動が停止され、遊技球の払い出しが禁止される。
【選択図】図12

Description

本発明は遊技機に関する。詳細には、遊技球の払い出しに関する異常を検出することができる遊技機に関する。
従来、入賞に応じた適切な数の遊技球を払い出すために、払出装置が払い出した遊技球を感知する払出遊技球確認スイッチを備えた遊技機が広く知られている。この遊技機によると、払出遊技球確認スイッチによって感知される遊技球の個数が入賞に応じた適切な数となるまで払出装置を作動させることで、適切な数の遊技球を払い出すことができる。
また、スイッチが遊技球を感知する間隔の長さが所定のしきい値に達することで払出異常と判断する遊技機も提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、払出装置へ遊技球を供給するための通路にスイッチを備えており、スイッチが前回遊技球を感知してから次の遊技球を感知するまでの経過時間を計測する。そして、計測した経過時間の長さが所定のしきい値を越えている場合に、遊技球が払出装置に供給されていない状態(所謂「球切れ」の状態)と判断することで、球切れによる払出異常を検出している。
特開2007−313197号公報
しかしながら、遊技球の払い出しに断続的な異常が生じる場合もある。例えば、払出遊技球確認スイッチの作動を不能にする電波を発信させることで、規定数よりも多くの遊技球を不正に取得する行為が蔓延している。払出遊技球確認スイッチの作動を断続的に不能にするように電波が発信されると、遊技球を払い出す機構は、正常な動作と異常な動作とを断続的に繰り返す。また、払出装置の故障、断線不良等によって断続的に異常が生じる場合もある。このような断続的な払出異常は、スイッチが前回遊技球を感知してから次の遊技球を感知するまでの経過時間をしきい値と比較する従来の方法では検出できないという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、遊技球の払出異常が生じたことを的確に検出することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の遊技機は、遊技球を払い出す払出手段と、前記払出手段による遊技球の払出動作を制御する払出制御手段と、前記払出手段によって払い出された遊技球が通過する遊技球通路に設けられ、払い出される遊技球を感知する払出遊技球感知手段と、前記払出制御手段が前記払出手段を動作させている間に、前記払出手段によって払い出される遊技球が前記払出遊技球感知手段によって継続して感知されない時間である未感知継続時間を計測する未感知継続時間計測手段と、前記未感知継続時間計測手段によって計測された前記未感知継続時間が第一所定時間以上となった時点から、払い出された遊技球が感知されるまでの時間を異常時間として計測する異常時間計測手段と、前記異常時間計測手段が計測した異常時間を記憶する異常時間記憶手段と、前記異常時間記憶手段に記憶された異常時間の累積が第二所定時間に達した場合に、前記払出手段による遊技球の払い出しを禁止する第一払出禁止手段とを備えている。
本発明の請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記異常時間記憶手段に記憶された異常時間の累積が前記第二所定時間に達した場合に異常状態であることを出力する第一異常出力手段を備えている。
本発明の請求項3に記載の遊技機は、請求項1または2に記載の発明の構成に加え、前記払出手段は一定の払出周期で遊技球を払い出し、前記第一所定時間は前記払出周期よりも長いことを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の遊技機は、請求項1から3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第一払出禁止手段による遊技球の払い出しの禁止は、前記遊技機に供給されている電源を遮断し、再投入させなければ解除されないことを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の遊技機は、請求項1から4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記未感知継続時間計測手段によって計測された前記未感知継続時間が第三所定時間に達した場合に、前記払出手段による遊技球の払い出しを禁止する第二払出禁止手段を備えている。
本発明の請求項6に記載の遊技機は、請求項5に記載の発明の構成に加え、前記第三所定時間は、前記第一所定時間と前記第二所定時間との和よりも短いことを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の遊技機は、請求項5または6に記載の発明の構成に加え、前記未感知継続時間計測手段によって計測された前記未感知継続時間が前記第三所定時間に達した場合に異常状態であることを出力する第二異常出力手段を備えている。
本発明の請求項8に記載の遊技機は、請求項1から7のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記払出遊技球感知手段によって遊技球が継続して感知されている時間を計測する球詰まり時間計測手段と、前記球詰まり時間計測手段によって計測された時間が第四所定時間に達した場合に、前記遊技球通路に遊技球が詰まっていることを検出する球詰まり検出手段とを備えている。
請求項1に記載の遊技機は、払出遊技球が継続して感知されていない時間である未感知継続時間を計測する。未感知継続時間が第一所定時間以上となってから、次に払出遊技球感知手段によって遊技球が感知されるまでの時間を、異常時間として計測する。計測した異常時間の累積が第二所定時間に達した場合に、遊技球の払い出しを禁止することができる。従って、遊技球の払い出しに生じた異常が断続的な異常である場合でも、異常が生じたことを的確に検出し、異常が生じたまま払い出しが継続されることを防止することができる。
本発明の請求項2に記載の遊技機によると、請求項1に記載の発明の効果に加え、作業者は、払い出しに断続的な異常が生じたことを第一異常出力手段の出力によって容易に把握することができる。把握した異常状態に応じて的確な対処を行うことができる。
本発明の請求項3に記載の遊技機では、異常状態の時間の計測を開始するか否かを決定するための第一所定時間が、払出手段による遊技球の払出周期よりも長く設定されている。従って、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、払出周期に合わせて正常に遊技球が感知されていないことを容易且つ適切に判断し、異常状態の時間を計測することができる。
本発明の請求項4に記載の遊技機によると、断続的な払出異常が生じて払い出しが禁止された場合、一旦電源が遮断されて再投入されなければ払い出しの禁止は解除されない。従って、請求項1から3のいずれかに記載の発明の効果に加え、作業者は、電源を遮断させた状態で、電波を用いた不正行為等に起因した重大な払出異常があったか否かを確認してから遊技を再開させることができる。よって、重大な異常が生じたまま遊技が継続して行われるおそれをさらに低下させることができる。
本発明の請求項5に記載の遊技機によると、請求項1から4のいずれかに記載の発明の効果に加え、断続的な異常が生じた場合とは別に、払出遊技球が継続して第三所定時間感知されない場合に払い出しを禁止することができる。よって、払出手段の故障等によって継続的な異常状態が生じた場合にも、異常状態を的確に検出して払い出しを禁止することができる。
本発明の請求項6に記載の遊技機では、継続的な異常状態が生じた場合、断続的な異常として払い出しが禁止される前に、継続的な異常として払い出しが禁止される。よって、請求項5に記載の発明の効果に加え、断続的な異常および継続的な異常の各々を的確に検出することができる。
本発明の請求項7に記載の遊技機によると、請求項5または6に記載の発明の効果に加え、作業者は、払い出しに継続的な異常状態が生じたことを第一異常出力手段の出力によって容易に把握することができる。把握した異常状態に応じて的確な対処を行うことができる。
本発明の請求項8に記載の遊技機は、請求項1から7のいずれかに記載の発明の効果に加え、払い出された遊技球を感知する払出遊技球感知手段の感知結果を用いて、断続的な異常状態の検出だけでなく球詰まりの検出も行うことができる。よって、簡易な構成で複数種類の払い出しの異常状態を検出することができる。
表枠14および中枠13が開いた状態のパチンコ機1を斜め前方から見た斜視図である。 パチンコ機1を斜め後方から見た斜視図である。 払出装置30をパチンコ機1の後方から見た図である。 払出装置30の内部を左側から見た状態(a)および右側から見た状態(b)を示す説明図である。 パチンコ機1の制御部48の電気的構成を示すブロック図である。 払出制御基板65で行われる払出メイン処理のフローチャートである。 払出制御基板65で行われる球詰まり検出処理のフローチャートである。 払出制御基板65で行われる継続異常検出処理のフローチャートである。 払出制御基板65で行われる断続異常検出処理のフローチャートである。 球詰まりが生じた場合の処理の一例を示すタイミングチャートである。 払出遊技球感知スイッチ44,44の感知結果に継続的な異常が生じた場合の処理の一例を示すタイミングチャートである。 払出遊技球感知スイッチ44,44の感知結果に断続的な異常が生じた場合の処理の一例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の一実施の形態であるパチンコ機1について、図面を参照して説明する。まず、パチンコ機1の概略構成について、図1および図2を参照して説明する。パチンコ機1は、外枠12、中枠13、および表枠14を備えており、中枠13には遊技盤2が配設されている。外枠12は、遊技場の島設備(図示外)に配設される正面視長方形状の枠部材である。
中枠13について説明する。中枠13は、正面視略長方形状の金属製のアングル部材からなり、外枠12に対して略水平方向に回動可能(開閉可能)となっている。中枠13の上半分には遊技盤2が配設されている。また、中枠13の正面側における遊技盤2の下方には上皿5が設けられており、上皿5の下方には下皿6が設けられている。下皿6の右側には、遊技球の発射を調整する発射ハンドル7が設けられている。そして、遊技盤2の正面側には、正面視略矩形状の表枠14が設けられている。
表枠14について説明する。表枠14の略中央には円形の開口部が形成されており、開口部にはガラス窓17が嵌め込まれている。表枠14の左側端部は、中枠13の左柱部の近傍に軸支されている。表枠14の左上部および右上部のそれぞれには、スピーカ18,18が配設されている。表枠14の前面には、演出用の電飾ランプ62(図5参照)が多数設けられている。
遊技盤2について説明する。遊技盤2の正面側の略中央には、液晶表示装置20等を備えた図柄表示装置8が設けられている。図柄表示装置8の下側には特別図柄始動入賞口21が設けられており、特別図柄始動入賞口21の下側には大入賞口22が設けられている。遊技球は、遊技盤2およびガラス窓17によって形成される遊技領域4を流下する。特別図柄始動入賞口21へ遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が払い出され、さらに大当たり判定が行われる。液晶表示装置20では、大当たり判定の結果に応じた様々な演出が行われる。大当たりと判定されると、大入賞口22が開放される大当たり遊技が実行され、大入賞口22へ遊技球が入賞する毎に所定数の遊技球が払い出される。
次に、遊技盤2の背面側の構造について説明する。図2に示すように、遊技盤2の背面側には、各種制御基板等を保護するセンターカバー23が設けられている。センターカバー23の下方には、様々な基板、部品等を保護する下部カバー24,24が設けられている。
センターカバー23の上方には、遊技場の島設備から供給される遊技球を貯留する遊技球タンク25が配設されている。遊技球タンク25の底部の所定位置には排出口(図示外)が形成され、排出口には遊技球レール26の上流側端部が接続している。遊技球レール26は、斜め下方(図2の右斜め下方)に向かって傾斜するように延び、遊技球桶27の上端部に接続している。遊技球桶27の下流側には、上皿5に遊技球を払い出すための払出装置30が配設されている。さらに、払出装置30の下部には、払い出された遊技球を上皿5の背面側へ導く遊技球通路28が接続されている。
次に、払出装置30について、図3および図4を参照して説明する。図3に示すように、払出装置30のケース31は透明な合成樹脂によって形成されている。払出装置30は、上下方向に延びる仕切り板32によって左払出部33と右払出部34とに左右対称に区分けされている。図4に示すように、左払出部33および右払出部34のそれぞれの上部には、下部の回転体収納室36へ遊技球を誘導する誘導路35が設けられている。回転体収納室36の内部には、左右方向に延びる回転軸38(図3参照)を回転中心としてステッピングモータ47(図5参照)によって回転する回転体37が収納されている。回転体37は、外周面に等間隔に複数の球切爪39を備え、さらに、外側の周縁部に等間隔に複数の係止爪40を備える。
回転体37の上方には、2つのソレノイド41,41が配設されている。ソレノイド41,41のプランジャ42,42は上下方向に延び、プランジャ42,42の下端には、下部に係合爪を供えた略円柱状の係合部材43,43が固定されている。遊技球の払い出しを行わない場合、払出装置30は係合部材43,43を下方へ移動させて、係合部材43,43の係合爪と回転体37の係止爪40とを係合させることで、回転体37の回転を防止する。払い出しを行う場合、係合部材43,43を上方へ移動させて、ステッピングモータ47によって回転体37を回転させることで、遊技球を球切爪39によって下方の遊技球通路28へ誘導する。左払出部33および右払出部34は、それぞれ0.096秒毎に1個の周期で遊技球を払い出すことができる。つまり、払出装置30は、0.096秒の間に左右の払出部33,34から1つずつ、合計2つの遊技球を払い出す。
遊技球通路28の上端には、払出装置30によって払い出された遊技球を感知する払出遊技球感知スイッチ44,44が、左側の通路および右側の通路のそれぞれに設けられている。パチンコ機1では、払出遊技球感知スイッチ44,44の感知結果を用いることで、入賞に応じた適切な数の遊技球を払い出すことができる。さらに、継続的な異常状態、断続的な異常状態を適切に検出することができる。また、回転体収納室36へ遊技球を誘導する誘導路35には、回転体収納室36へ供給される遊技球を感知する球切れ感知スイッチ45(図5参照)が配設されている。
次に、パチンコ機1の電気的構成について、図5を参照して説明する。図5に示すように、制御部48は、主基板49、サブ統合基板58、電源基板59、ランプドライバ基板61、演出制御基板63、払出制御基板65、および中継基板69から構成されている。
主基板49は、パチンコ機1の主制御を司る。主基板49の主基板CPUユニット50には、各種の演算処理を行うCPU51と、データを一時的に記憶するRAM52と、制御プログラム等を記憶したROM53とが設けられている。主基板CPUユニット50には割込信号発生回路57が接続されており、CPU51は、割込信号発生回路57から割込信号が入力される毎にプログラムを実行する。この主基板49は、I/Oインタフェイス54を介してサブ統合基板58、払出制御基板65、中継基板69、出力ポート55、および始動口スイッチ70に接続されている。出力ポート55は、図示外の遊技場管理用コンピュータにパチンコ機1の情報を出力する。始動口スイッチ70は、特別図柄始動入賞口21へ入賞した遊技球を検出する。
サブ統合基板58はCPU等を備え、ランプドライバ基板61、演出制御基板63、およびスピーカ18に接続されている。そして、主基板49から送信されるコマンドに従って、演出等の総合的な制御を行う。ランプドライバ基板61は、サブ統合基板58から送信されるコマンドに応じて電飾ランプ62の発光を制御する。同様に、演出制御基板63は液晶表示装置20の表示を制御する。
払出制御基板65はCPU66、RAM67、およびROM68を備え、払出装置30に接続されている。そして、主基板49から送信されるコマンドに応じて、払出装置30のステッピングモータ47およびソレノイド41,41の動作を制御し、入賞に応じた適切な数の遊技球を払い出させる。さらに、払出遊技球感知スイッチ44,44の感知結果、および球切れ感知スイッチ45の感知結果に基づいて、払出装置30の異常状態を検出する。異常状態を検出した場合には、基板表面に配設された7セグメントLED75に、検出したエラーに応じたエラー番号を表示させる。また、エラーを示す信号を主基板49に送信する。さらに、払出制御基板65にはエラー解除スイッチ76が接続されている。この処理の詳細は後述する。
中継基板69には、大入賞口開放ソレノイド71、大入賞口スイッチ72、特別図柄表示部73、および特別図柄記憶数表示LED74が接続されており、主基板49との間の中継を行う。大入賞口開放ソレノイド71は、大入賞口22の開閉部材を開閉する。大入賞口スイッチ72は、大入賞口22に入賞した遊技球を検出する。特別図柄表示部73は、大当たり判定の結果を示す特別図柄を表示する。特別図柄記憶数表示LED74は、特別図柄作動保留球数を表示する。
電源基板59は、主基板49および遊技球発射装置60に接続されており、各基板および遊技球発射装置に直流の安定化した電力を供給する。遊技球発射装置60は、一定間隔毎に遊技球を遊技領域へ発射する。
次に、主基板49が行う処理について説明する。主基板49が実行する主な処理として、スイッチ読込処理、払出処理、特別図柄処理がある。まず、特別図柄始動入賞口21または大入賞口22(図1参照)に遊技球が入賞し、始動口スイッチ70または大入賞口スイッチ72によって遊技球が感知されると、遊技球の入賞がスイッチ読込処理によって検出される。次いで、入賞した入賞口に応じた所定数の遊技球の払い出しを指示する払出指示コマンドが、払出処理によって払出制御基板65に送信される。そして、入賞した入賞口が特別図柄始動入賞口21であれば、特別図柄処理において大当たり判定が行われ、判定結果に応じた演出の実行を指示するコマンドがサブ統合基板58へ送信される。判定結果が大当たりであれば、大入賞口22を開放させる大当たり遊技が実行される。
次に、払出制御基板65で行われる処理について、図6から図9を参照して説明する。払出制御基板65のCPU66は、パチンコ機1に電源が投入されると、初期化処理等を行う。その後、ROM68に記憶されているプログラムに従って、払出メイン処理(図6参照)、球詰まり検出処理(図7参照)、継続異常検出処理(図8参照)、および断続異常検出処理(図9参照)を実行する。
まず、図6を参照して、払出メイン処理について説明する。払出メイン処理では、まず、主基板49から払出指示コマンドを受信したか否かが判断される(S11)。先述したように、払出指示コマンドは、遊技球の払い出し、および払い出す遊技球の個数を指示するコマンドである。受信した場合には(S11:YES)、指示された数がRAM67の払出数カウンタに加算されて(S12)、S14の判断へ移行する。受信していない場合には(S11:NO)、そのままS14の判断へ移行する。
次いで、遊技球の払い出しが確認されたか否かが、左右の払出遊技球感知スイッチ44,44の検出結果から判断される(S14)。遊技球通路28(図4参照)を遊技球が通過したことが払出遊技球感知スイッチ44,44によって感知され、遊技球の払い出しが確認された場合には(S14:YES)、払出数カウンタの値から1減算され(S15)、S17の判断へ移行する。払い出しが確認されなければ(S14:NO)、そのままS17の判断へ移行する。
次いで、払出数カウンタの値が0より大きいか否かが判断される(S17)。0である場合には(S17:NO)、その時点で払い出すべき遊技球は存在しない。よって、ステッピングモータ47を停止させた状態で(S20)、S11の判断へ戻る。なお、この状態では、ソレノイド41,41は係合部材43,43(図4参照)と回転体37の係止爪40(図4参照)とを係合させる。一方、払出数カウンタの値が0より大きい場合、すなわち「1」以上である場合には(S17:YES)、払い出しに関する異常の存否を示す異常フラグのいずれかが「ON」となっているか否かが判断される(S18)。異常フラグの少なくともいずれかが、異常が生じていることを示す「ON」となっていれば(S18:YES)、ステッピングモータ47を停止させた状態で(S20)、S11の判断へ戻る。異常フラグのいずれもが「OFF」となっている場合には(S18:NO)、遊技球を払い出すために、ステッピングモータ47を駆動させた状態で(S19)、S11の判断へ戻る。ステッピングモータ47の駆動中、係合部材43,43と回転体37の係止爪40との係合は解除される。
次に、図7を参照して、球詰まり検出処理について説明する。球詰まり検出処理では、遊技球通路28における球詰まりの検出、およびエラー処理が行われる。まず、左右の払出遊技球感知スイッチ44,44の少なくともいずれかが遊技球を感知している状態か否か、つまり、「ON」となっているか否かが判断される(S21)。「OFF」となっていれば(S21:NO)、この判断が繰り返し行われる。「ON」となっていれば(S21:YES)、球詰まりを検出するための基準時間を計測する球詰まり検出カウンタがリセットされ(S22)、このカウンタによる球詰まり時間の計測が開始される(S23)。
次いで、払出遊技球感知スイッチ44,44の感知結果が共に「OFF」となったか否かが判断される(S25)。少なくともいずれかの感知結果が未だ「ON」であれば(S25:NO)、球詰まり時間が0.5秒に達したか否かが判断される(S26)。0.5秒に達していなければ(S26:NO)、S25の判断へ戻る。球詰まり時間が0.5秒に達する前に、感知結果が共に「OFF」となった場合には(S25:YES)、球詰まりは生じていないので、そのままS21の判断へ戻る。
払出遊技球感知スイッチ44,44の感知結果が「ON」となったまま0.5秒が経過すると(S26:YES)、遊技球通路28に球詰まりが生じているか否かを示す球詰まりフラグが「ON」とされる(S27)。これにより、ステッピングモータ47が停止される(図6のS18,S20参照)。そして、球詰まりエラー処理が行われる(S28)。球詰まりエラー処理では、球詰まりエラーの発生を示す「1」が7セグメントLED75に表示され、球詰まりが生じていることを示す信号が主基板49に出力される。信号を受信した主基板49は、球詰まりが生じていることを、スピーカ18,18および液晶表示装置20に出力させる。
次いで、払出遊技球感知スイッチ44,44の感知結果が共に「OFF」となったか否かが判断される(S30)。少なくとも一方の感知結果が未だ「ON」であれば(S30:NO)、この判断が繰り返し行われる。感知結果が共に「OFF」となれば(S30:YES)、球詰まりフラグが「OFF」とされ(S31)、球詰まりエラーが解除されて(S32)、S21の判断へ戻る。
次に、図8を参照して、継続異常検出処理について説明する。パチンコ機1は、払出装置30に払い出しを指示しているにも関わらず、払出遊技球感知スイッチ44,44によって遊技球が感知されない場合、異常が生じていると判断する。継続異常検出処理では、遊技球の未感知状態が所定時間(22秒)継続したか否かを判断することで、払出遊技球感知スイッチ44,44の故障等の継続的な異常を検出する。なお、本実施の形態では、払い出された遊技球の通路が2つ設けられている(図3および図4参照)。よって、継続異常検出処理は、左右の払出遊技球感知スイッチ44,44のそれぞれの検出結果を用いて、左右別々に行われる。
まず、払出数カウンタの値が「0」であるか否かが判断される(S41)。「0」であれば(S41:YES)、この判断が繰り返し行われる。「0」でない場合、すなわち、カウンタの値が「1」以上である場合には(S41:NO)、RAM67の未感知継続時間カウンタによって未感知継続時間が計測される(S42)。次いで、払出遊技球感知スイッチ44の感知結果から、遊技球の払い出しが確認されたか否かが判断される(S43)。払い出しが確認されなければ(S43:NO)、未感知継続時間が22秒に達したか否かが判断される(S46)。22秒に達していなければ(S46:NO)、S43の判断へ戻る。22秒経過する前に払い出しが確認された場合には(S43:YES)、未感知継続時間カウンタがリセットされて(S44)、S41の判断へ戻る。
払い出しが確認されないまま22秒が経過した場合には(S46:YES)、継続的な異常が生じているか否かを示す継続異常フラグが「ON」とされる(S47)。これにより、ステッピングモータ47が停止する(図6のS18,S20参照)。そして、継続異常エラー処理が行われる(S48)。継続異常エラー処理では、継続的な異常の発生を示す「2」が7セグメントLED75に表示され、断続的な異常状態であることを示す信号が主基板49に出力される。
次いで、エラー解除スイッチ76が押下されたか否かが判断され(S50)、押下されていなければ(S50:NO)、この判断が繰り返し行われる。エラー解除スイッチ76が押下されると(S50:YES)、継続異常状態フラグが「OFF」とされて、エラーが解除され(S51)、S41の判断へ戻る。
次に、図9を参照して、断続異常検出処理について説明する。断続異常検出処理では、異常時間の累積が所定時間(25秒)に達したか否かを判断することで、電波によってスイッチの作動を不能にする不正行為等の断続的な異常を検出する。なお、この処理は、継続異常検出処理(図8参照)と同様に、左右別々に行われる。
まず、払出数カウンタの値が「0」であるか否かが判断される(S61)。「0」であれば(S61:YES)、この判断が繰り返し行われる。「1」以上である場合には(S61:NO)、遊技球の払い出しが確認されたか否かが判断される(S62)。確認されなければ(S62:NO)、継続異常検出処理で計測されている未感知継続時間(図8、S42参照)が0.15秒に達したか否かが判断される(S63)。達していなければ(S63:NO)、S62の判断へ戻る。また、先述したように、払出装置30が正常に駆動している場合、左右の払出部33,34(図3および図4参照)のそれぞれが遊技球を払い出す周期は0.096秒である。従って、パチンコ機1では、この払出周期よりも長い0.15秒が経過しても払い出しが確認されない場合には(S63:YES)、RAM67の異常累積時間カウンタによって異常時間を計測し、異常時間を加算していく(S64)。
次いで、RAM67に記憶された異常時間の累積が25秒に達したか否かが判断される(S66)。未だ25秒に達していなければ(S66:NO)、S62の判断へ戻り、払い出しが確認されるまで異常時間が加算される(S64)。払い出しが確認されると(S62:YES)、異常時間の計測は中断されて、S61の判断へ戻る。払い出しが確認される前に(S62:NO)、異常時間の累積が25秒に達した場合には(S66:YES)、断続的な異常が生じているか否かを示す断続異常フラグが「ON」とされる(S67)。これにより、ステッピングモータ47が停止される(図6のS18,S20参照)。そして、断続異常エラー処理が行われて(S68)、断続異常検出処理が終了する。断続異常エラー処理では、断続的な異常の発生を示す「6」が7セグメントLED75に表示され、断続的な異常状態であることを示す信号が主基板49に出力される。
なお、継続的な異常が生じているか否かを判断する時間(22秒、図8のS46参照)は、断続的な異常が生じているか否かを判断する時間(25秒)と、異常時間を計測するか否かを判断する時間(0.15秒)との和よりも短く設定している。よって、継続的な異常が生じた場合、断続異常エラーとなる前に継続異常エラーとなる。また、球切れ感知スイッチ45(図5参照)が1秒間遊技球を感知しなかった場合、CPU66は、払出装置30への遊技球の供給が停止していると判断し、ステッピングモータ47を停止させて、球切れが生じていることを報知する。その後、球切れ感知スイッチ45が2秒間遊技球を感知すると、遊技球の供給が再開されたと判断して、エラー状態を解除する。従って、球切れが生じていることを的確に検出して報知することができる。
次に、図10から図12を参照して、払出異常が生じた場合のパチンコ機1の処理の流れについて説明する。
まず、図10を参照して、遊技球通路28に球詰まりが生じた場合の処理の一例について説明する。図10に示す例では、遊技球通路28(図3および図4参照)の右側の通路に球詰まりが生じる。球詰まりが生じ、右の払出遊技球感知スイッチ44が遊技球を0.5秒感知し続けると、球詰まり検出処理(図7参照)において球詰まりが検出される。同時に、ステッピングモータ47が停止されて、球詰まりエラーが出力される。球詰まりが解除されて、右の払出遊技球感知スイッチ44の感知状態が「OFF」となると、球詰まりエラーが解除されて、ステッピングモータ47の駆動が再開される。このように、パチンコ機1では、球詰まりが生じた場合でも、その異常を的確に検出して適切な処理を行うことができる。
次に、図11を参照して、払出装置30に継続的な異常状態が生じた場合の処理の一例について説明する。図11に示す例では、まず、主基板49(図5参照)から払出制御基板65に払出指示コマンドが送信され、払出制御基板65がステッピングモータ47の駆動を開始させる。しかし、左の払出遊技球感知スイッチ44が遊技球を感知しない異常状態が生じる。すると、継続異常検出処理(図8参照)では、払出遊技球感知スイッチ44,44の少なくとも一方が継続して22秒間「OFF」となることで、継続的な異常が生じていると判断される。同時に、ステッピングモータ47が停止され、継続異常エラーが出力される。点検・修理等が行われてエラー解除スイッチ76が押下されると、継続異常エラーが解除されて、ステッピングモータ47の駆動が再開される。異常状態が解消していなければ、再び継続異常エラーが出力される。
次に、図12を参照して、払出装置30に断続的な異常状態が生じた場合の処理の一例について説明する。図12に示す例では、不正な電波が発信されて、左右の払出遊技球感知スイッチ44,44が断続的に不能な状態となっている。払出遊技球感知スイッチ44,44が不能になると、払出装置30によって払い出された遊技球を正確に計数することができないため、規定数よりも多くの遊技球が払い出されることとなる。そして、このような払出装置30の断続的な異常を検出することは、従来は困難であった。これに対し、パチンコ機1の断続異常検出処理(図9参照)では、払出動作を行っているにも関わらず、0.15秒間払い出しが確認されない場合には、異常時間の計測を開始する。RAM67に記憶した異常時間の累積が25秒に達すると、ステッピングモータ47が停止され、断続異常エラーが出力される。電源が再投入されれば、断続異常エラーが解除されて、ステッピングモータ47の駆動が再開される。
以上説明したように、パチンコ機1は、ステッピングモータ47を駆動させている間、払出遊技球感知スイッチ44,44が「OFF」となっている時間である未感知継続時間を計測する。未感知継続時間が0.15秒となってから、次に払出遊技球感知スイッチ44,44が遊技球を感知するまでの時間を、異常時間として計測する。計測した異常時間の累積が25秒に達した場合、払い出しを禁止することができる。よって、払出装置30に断続的な異常が生じた場合でも、異常が生じたことを異常時間の累積によって的確に検出し、異常が生じたまま払い出しが継続されることを防止することができる。また、断続的な異常が生じていることを、7セグメントLED75、液晶表示装置20、およびスピーカ18を用いて出力することができる。よって、作業者は、断続的な異常が生じたことを容易に把握し、把握した異常状態に応じて適切な対処を行うことができる。
パチンコ機1では、異常状態の時間の計測を開始するか否かを決定するための所定時間(0.15秒)が、遊技球の払出周期(0.096秒)よりも長く設定されている。従って、払出周期に合わせて正常に遊技球が感知されていないことを容易且つ適切に判断し、異常状態の時間を計測することができる。
パチンコ機1では、断続的な異常が生じて払い出しが禁止された場合、一旦電源が遮断されて再投入されなければ払い出しの禁止は解除されない。従って、作業者は、電源を遮断させた状態で、電波を用いた不正行為等に起因した重大な払出異常があったか否かを確認してから遊技を再開させることができる。よって、重大な異常が生じたまま遊技が継続して行われるおそれをさらに低下させることができる。
また、パチンコ機1では、断続的な異常が生じた場合とは別に、払出遊技球感知スイッチ44,44が継続して22秒間遊技球を感知しない場合に払い出しを禁止することができる。よって、払出遊技球感知スイッチ44,44を用いて、断続的な異常だけでなく継続的な異常も的確に検出し、払い出しを禁止することができる。さらに、継続的な異常が生じていることを、7セグメントLED75等を用いて作業者に報知し、適切な対処を行わせることができる。
継続的な異常が生じているか否かを判断する時間(22秒)は、断続的な異常が生じているか否かを判断する時間(25秒)と、異常時間の計測を開始するか否かを判断する時間(0.15秒)との和よりも短く設定されている。よって、継続的な異常が生じた場合、断続的な異常として払い出しが禁止される前に、継続的な異常として払い出しが禁止される。よって、断続的な異常および継続的な異常の各々を的確に検出することができる。
さらに、パチンコ機1は、払出遊技球感知スイッチ44,44の感知結果を用いて、断続的な異常、および継続的な異常のみならず、遊技球通路28の球詰まりの検出も行うことができる。よって、簡易な構成で複数種類の払い出しの異常状態を検出することができる。
なお、本実施の形態における払出装置30が本発明の「払出手段」に相当する。図6に示す払出メイン処理を実行する払出制御基板65のCPU66が「払出制御手段」として機能する。図8のS42で未感知継続時間を計測するCPU66が「未感知継続時間計測手段」として機能する。図9のS64で異常時間を計測するCPU66が「異常時間計測手段」として機能し、計測した異常時間を記憶する払出制御基板65のRAM67が「異常時間記憶手段」に相当する。図9のS67で断続異常フラグを「ON」とするCPU66が「第一払出禁止手段」として機能する。
図9のS68で断続異常エラー処理を行うCPU66が「第一異常出力手段」として機能する。図8のS47で継続異常フラグを「ON」とするCPU66が「第二払出禁止手段」として機能する。図8のS48で継続異常エラー処理を行うCPU66が「第二異常出力手段」として機能する。図7のS22,S23で球詰まり時間を計測するCPU66が「球詰まり時間計測手段」として機能する。図7のS26で、球詰まり時間が0.5秒に達した場合に球詰まりが生じていることを検出するCPU66が「球詰まり検出手段」として機能する。
なお、本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、払出制御基板65のCPU66が各種判断を行うための基準となる時間は、適宜変更が可能である。また、上記実施の形態における払出装置30の構成を変更できることは言うまでもない。例えば、左払出部33と右払出部34とに区分けされていない払出装置を用いても、本発明は実現可能である。3つ以上の払出部に区分けされていてもよい。
異常状態であることを出力する方法も適宜変更できる。例えば、7セグメントLED75、液晶表示装置20、およびスピーカ18,18のいずれかのみを用いて異常状態であることを作業者に報知してもよい。表枠14に配設した電飾ランプ62を発光させることで異常状態を報知してもよい。
また、他の処理を合わせて行うことも可能である。例えば、下皿6に遊技球が満杯になったことを感知するスイッチを下皿6に設け、遊技球の満杯状態が所定時間継続した場合に、ステッピングモータ47の駆動を停止させてもよい。これにより、遊技球が溢れたり、詰まりが生じたりするおそれを低下させることができる。また、払出数カウンタの値が「0」であるにも関わらず、払出遊技球感知スイッチ44,44が遊技球を感知した場合に、エラーを報知してもよい。これにより、過剰に遊技球が払い出されるおそれを低下させることができる。
1 パチンコ機
18,18 スピーカ
20 液晶表示装置
28 遊技球通路
30 払出装置
44,44 払出遊技球感知スイッチ
47 ステッピングモータ
65 払出制御基板
66 CPU
67 RAM
75 7セグメントLED
76 エラー解除スイッチ

Claims (8)

  1. 遊技球を払い出す払出手段と、
    前記払出手段による遊技球の払出動作を制御する払出制御手段と、
    前記払出手段によって払い出された遊技球が通過する遊技球通路に設けられ、払い出される遊技球を感知する払出遊技球感知手段と、
    前記払出制御手段が前記払出手段を動作させている間に、前記払出手段によって払い出される遊技球が前記払出遊技球感知手段によって継続して感知されない時間である未感知継続時間を計測する未感知継続時間計測手段と、
    前記未感知継続時間計測手段によって計測された前記未感知継続時間が第一所定時間以上となった時点から、払い出された遊技球が感知されるまでの時間を異常時間として計測する異常時間計測手段と、
    前記異常時間計測手段が計測した異常時間を記憶する異常時間記憶手段と、
    前記異常時間記憶手段に記憶された異常時間の累積が第二所定時間に達した場合に、前記払出手段による遊技球の払い出しを禁止する第一払出禁止手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記異常時間記憶手段に記憶された異常時間の累積が前記第二所定時間に達した場合に異常状態であることを出力する第一異常出力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記払出手段は一定の払出周期で遊技球を払い出し、
    前記第一所定時間は前記払出周期よりも長いことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記第一払出禁止手段による遊技球の払い出しの禁止は、前記遊技機に供給されている電源を遮断し、再投入させなければ解除されないことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記未感知継続時間計測手段によって計測された前記未感知継続時間が第三所定時間に達した場合に、前記払出手段による遊技球の払い出しを禁止する第二払出禁止手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記第三所定時間は、前記第一所定時間と前記第二所定時間との和よりも短いことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記未感知継続時間計測手段によって計測された前記未感知継続時間が前記第三所定時間に達した場合に異常状態であることを出力する第二異常出力手段を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の遊技機。
  8. 前記払出遊技球感知手段によって遊技球が継続して感知されている時間を計測する球詰まり時間計測手段と、
    前記球詰まり時間計測手段によって計測された時間が第四所定時間に達した場合に、前記遊技球通路に遊技球が詰まっていることを検出する球詰まり検出手段とを備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の遊技機。
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