JP5625796B2 - 電気加熱式触媒 - Google Patents
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Description
気体流通箇所に配置される発熱体であって、通電により発熱して触媒を加熱する発熱体と、
前記発熱体を収容するケースと、
前記発熱体と前記ケースとの間に設けられ電気を絶縁する絶縁部材と、
前記発熱体に電気を供給する電極であって、前記発熱体の気体流通方向上流側から下流へ延びて前記絶縁部材に覆われた前記発熱体の外周面に接続される電極と、
を備えたことを特徴とする電気加熱式触媒である。
図1は、本発明の実施例1に係る電気加熱式触媒(以下、EHCという)の概略構成を示す図である。図1(a)はEHCを排気流れ方向上流側から見た図であり、図1(b)はEHCの半断面である図1(a)のA−A断面を示す図である。図1に示すEHC1は、排気が流通する箇所である内燃機関の排気通路2の一部に配置されている。本実施例の排気が流通する箇所である排気通路2が、本発明の気体流通箇所に対応する。また、以下で説明する本実施例の排気流れ方向が、本発明の気体流通方向に対応する。
する金属材料としては、ステンレス鋼材を例示することができる。ケース6は、触媒担体3が内部に配置される収容部6aと、収容部6aよりも排気流れ方向上流側で収容部6aと排気通路2とを接続するテーパ部6bと、収容部6aよりも排気流れ方向下流側で収容部6aと排気通路2とを接続するテーパ部6cと、を有している。収容部6aの通路断面積は、排気通路2の通路断面積よりも大きい。収容部6aの内部には、触媒担体3及びマット7が収容されている。テーパ部6b,6cは、収容部6aから離れるに従って通路断面積が縮小するテーパ形状である。排気流れ方向上流側のテーパ部6bには、電極を固定するための、中心軸に対して垂直面の電極固定部6dが設けられている。
、触媒担体3の排気流れ方向上流側の空間に到来する高温の排気で電極付近の温度を上昇させることができる。よって、高温となった電極付近の凝縮水は除去され、電極付近を乾燥状態に維持することができる。加えて、本実施例の電極5は、触媒担体3の左右両側で触媒担体3の外周面に接続される一対の電極であるので、凝縮水等の水分が滞留し易い触媒担体3の下側に電極5を配置する必要が無く、触媒担体3に滞留した水分が電極5に伝わり難い。したがって、電極5に凝縮水が付着することに起因する、電極5とケース6との間の絶縁抵抗の低下を抑制することができる。
以下の実施例2〜5では、その特徴部分を説明する。その他の部分についは上記実施例1と同様なので説明を省略する。
図3は、実施例3に係るEHCの概略構成を示す図である。図3は図1(a)のA−A断面のようにEHCの半断面を示す図である。本実施例では、図3に示すように、電極5において、碍子5bで覆われた部分と、マット7に覆われた触媒担体3の外周面に接続される電極先端5aと、の間に、電極5にかかる応力を緩和する応力緩和部5cを設けている。応力緩和部5cは、通電でき弾性変形する部材によって構成されている。これによると、触媒担体3がマット7で保持されることにより組み付け誤差等が生じることや材料によっては温度差・熱膨張比が異なることから、電極5と触媒担体3との接触箇所に応力が発生しても、応力緩和部5cでその応力を緩和することができる。
図4は、実施例4に係る電極の概略構成を示す図である。図4は図1(a)のA−A断面のようにEHCの半断面における電極を示す図である。本実施例では、図4に示すように、第1電極部5dと第2電極部5eとの間にバネ5fを介在させて、電極5にかかる軸方向の応力を緩和させるようにしている。また、第2電極部5eと触媒担体3に接続された電極先端5aとを一対の面部5e1,5a1で面接触させる構成にして電極5にかかる軸方向に対して垂直方向の応力を緩和させるようにしている。これによると、第1電極部5dと電極先端5aの固定が容易となり、組立性を向上することができる。
図5は、実施例5に係る電極の概略構成を示す図である。図5は図1(a)のA−A断面のようにEHCの半断面における電極を示す図である。本実施例では、図5に示すように、電極5の触媒担体3とケース6との間を覆う碍子5bの一部の内部に熱線ヒータ5gを配置する。熱線ヒータ5gには、碍子5bの表面にカーボンが堆積しケース6と電極5との絶縁抵抗が低下した時に電流を流す。電流が流れると熱線ヒータ5gは発熱し、碍子表面のカーボンを酸素と熱とにより焼き切る。これにより、内燃機関が温まらないうちに内燃機関の稼働と停止とを繰り返しをして碍子表面に付着したカーボンでケース6と電極5とが短絡することを回避することができる。
本発明に係る電気加熱式触媒は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
Claims (3)
- 気体流通箇所に配置される発熱体であって、通電により発熱して触媒を加熱する発熱体と、
前記発熱体を収容するケースと、
前記発熱体と前記ケースとの間に設けられ電気を絶縁する絶縁部材と、
前記発熱体に電気を供給する電極であって、前記ケースに固定され前記ケース内空間の前記発熱体より上流の位置から気体流通方向へ延びて前記絶縁部材に覆われた前記発熱体の外周面に接続される電極と、
を備え、
前記電極は、軸方向及び軸方向に対して垂直な方向に変形自在に構成されることを特徴とする電気加熱式触媒。 - 前記電極の途中に、通電可能且つ弾性変形可能な部材が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電気加熱式触媒。
- 前記電極は、気体流通方向の上流側から第1電極部と第2電極部と電極先端とに3分割され、第1電極部と第2電極部はバネにより接続され、第2電極部と電極先端とは軸方向に対して垂直な方向へ摺動自在に面接触していることを特徴とする請求項1に記載の電気加熱式触媒。
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