JP5625732B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明はエンジンに関し、特に二重構造のカムシャフトを備えるエンジンに関する。
エンジンのカムシャフトとして、二重構造のカムシャフトが知られている。特許文献1では、相対的な位相を変更可能なアウタカム軸およびインナカム軸を備えた動弁装置が開示されている。特許文献2では、内部シャフトおよび外部シャフトが互いに対して回転可能な可変カムシャフトが開示されている。
特許文献3では、機関圧縮比を可変にするとともに、吸気弁を遅閉じにする超高膨張比サイクルで運転を行う火花点火式内燃機関が開示されている。
特開2009−144521号公報 特表2010−502884号公報 特開2008−274962号公報
図6は二重構造のカムシャフト50を例示する図である。カムシャフト50は第1の駆動部61と、外部カムシャフト62と、第1のカム63と、第2の駆動部71と、内部カムシャフト72と、第2のカム73を備えている。第1の駆動部61は第1のアクチュエータ611を、第2の駆動部71は第2のアクチュエータ711を備えている。
カムシャフト50の位相変更動作は以下の通りである。すなわち、第1のアクチュエータ611が、外部カムシャフト62を駆動することで、第2の駆動部71を介して内部カムシャフト72を駆動する。そしてこれにより、カム63、73の位相を同時に変更する。また、第2のアクチュエータ711が、内部カムシャフト72を駆動することで、第1のカム63に対する第2のカム73の位相を変更する。カムシャフト50は、両端に設けたアクチュエータ611、711で吸気または排気うち、いずれか一方を行う機関弁である同種の機関弁の位相を相対的に変更することができる。
図7は第2のカム73の結合構造を示す図である。外部カムシャフト62には周方向に沿って長穴62aが形成されている。そして、第2のカム73は外部カムシャフト62上を周方向に摺動可能に設けられるとともに、長穴62aを通じて内部カムシャフト72と結合手段である結合ピンPで結合される。このため、第2のカム73の位相を単独で大きく変更したい場合、その分、長穴62aを周方向に沿って長く形成する必要がある。
ところが、外部カムシャフト62の剛性は長穴62aを長く形成する分、低下する。また、同種の機関弁の位相を相対的に変更する場合、第2のカム73の最終的な位相は両端に設けられたアクチュエータ611、711によって決定される。このため、第2のカム73に対応する機関弁は、両端に設けられたアクチュエータ611、711の位相制御精度が反映される分、定常時の位相精度が低くなる。
本発明は上記課題に鑑み、同種の機関弁の相対的な位相を変更するにあたり、外部カムシャフトの剛性を高めることや、機関弁の定常時の位相精度を高めることが可能な二重構造のカムシャフトを備えるエンジンを提供することを目的とする。
本発明は燃焼室に対して設けられ、吸気または排気のうち、一方を行う複数の第1の機関弁、および前記燃焼室に対して設けられ、吸気または排気のうち、他方を行う第2の機関弁と、前記第1の機関弁側に設けられるとともに、第1のカムを備える第1のカムシャフトと、前記第2の機関弁側に設けられるとともに、外部カムシャフトと、前記外部カムシャフトの内部に相対回転可能に挿入された内部カムシャフトと、前記外部カムシャフトに設けられ、前記第2の機関弁を作動させる外部カムと、前記外部カムシャフト上を周方向に摺動可能に設けられるとともに、前記内部カムシャフトに結合される第2のカムと、を備える第2のカムシャフトと、前記第1のカムシャフトの位相を変更可能な第1の位相変更手段と、前記外部カムシャフトに対する前記内部カムシャフトの位相を変更可能な第2の位相変更手段と、を備え、前記第1の機関弁のうち、一部の機関弁を前記第1のカムで作動させるとともに、前記第2のカムの作動を前記第1の機関弁のうち、他の機関弁に伝達する伝達手段を介して、前記他の機関弁を前記第2のカムで作動させるエンジンである。
また本発明は前記第1の機関弁が吸気弁であるとともに、前記第2の機関弁が排気弁であり、前記第1の位相変更手段が、前記一部の機関弁を遅開きにするとともに、前記第2の位相変更手段が、前記他の機関弁を早開きにする構成であることが好ましい。
また本発明は機関圧縮比を可変にする可変圧縮比機構をさらに備え、前記第1の位相変更手段が、前記一部の機関弁を遅開きにするとともに、前記第2の位相変更手段が、前記他の機関弁を早開きにする場合に、前記可変圧縮比機構が機関圧縮比を高める構成であることが好ましい。
また本発明は前記一部の機関弁の位相可変量が、前記他の機関弁の位相可変量よりも大きい構成であることが好ましい。
本発明によれば、同種の機関弁の相対的な位相を変更するにあたり、外部カムシャフトの剛性を高めることや、機関弁の定常時の位相精度を高めることができる。
エンジンの概略構成図である。 可変圧縮比機構を示す図である。 吸気弁に適用されるバルブタイミングを示す図である。 長穴に必要な角度範囲を説明する図である。 吸気弁の位相可変量を説明する図である。 二重構造のカムシャフトを例示する図である。 第2のカムの結合構造を示す図である。
図面を用いて、本発明の実施例について説明する。
図1はエンジン1の概略構成図である。エンジン1は火花点火式内燃機関であり、複数の吸気弁2と排気弁3とを備えている。吸気弁2および排気弁3は1つの燃焼室Eに対して2つずつ設けられている。エンジン1では、吸気弁2が第1の機関弁に相当し、排気弁3が第2の機関弁に相当する。
エンジン1は、第1および第2のカムシャフト10、20を備えている。第1のカムシャフト10は吸気弁2側に、第2のカムシャフト20は排気弁3側に設けられている。第1のカムシャフト10は第1のカム11を備えている。
第2のカムシャフト20は二重構造のカムシャフトであり、外部カムシャフト21と、内部カムシャフト22と、外部カム23と、第2のカム24とを備えている。外部カムシャフト21は中空構造を有している。内部カムシャフト22は外部カムシャフト21の内部に相対回転可能に挿入されている。外部カム23は外部カムシャフト21に設けられている。外部カム23は排気弁3それぞれに対応させて設けられており、排気弁3それぞれを作動させる。排気弁3の位相は固定となっている。
第2のカム24は外部カムシャフト21上を周方向に摺動可能に設けられている。第2のカム24は内部カムシャフト22と結合されている。第2のカム24の結合構造自体は図6に示す結合構造と同様である。すなわち、第2のカム24は外部カムシャフト21に周方向に沿って設けられた長穴21a(図1において図示省略)を通じて、内部カムシャフト22と前述した結合ピンPで結合される。
エンジン1は第1のVVT(Variable Valve Timing)30と第2のVVT40とを備えている。第1のVVT30は第1のカムシャフト10の位相を変更可能な第1の位相変更手段に相当する。第2のVVT40は外部カムシャフト21に対する内部カムシャフト22の位相を変更可能な第2の位相変更手段に相当する。なお、第2のVVT40および外部カム23には、互いに結合されていることが視覚的にわかるように外部カムシャフト21と同様のハッチングを施している。
エンジン1は、吸気弁2として第1および第2の吸気弁2a、2bを備えている。これに対し、第1のカム11は第1の吸気弁2aに対応させて、第2のカム24は第2の吸気弁2bに対応させて設けられている。すなわち、エンジン1は第1のカム11で第1の吸気弁2aを作動させ、第2のカム24で第2の吸気弁2bを作動させる。
第2のカム24で第2の吸気弁2bを作動させるにあたり、エンジン1は第2のカム24の作動を第2の吸気弁2bに伝達するロッカーアーム4を備えている。したがって、エンジン1はロッカーアーム4を介して第2の吸気弁2bを第2のカム24で作動させる。ロッカーアーム4は伝達手段に相当する。
このように構成されたエンジン1は、第1のVVT30で第1の吸気弁2aの位相を単独で変更可能にしている。また、第2のVVT40で第2の吸気弁2bの位相を単独で変更可能にしている。そしてこれにより、同種の機関弁である吸気弁2の相対的な位相を変更可能にしている。
図2は可変圧縮比機構5を示す図である。エンジン1は、可変圧縮比機構5とシリンダブロック6とクランクケース7とを備えている。可変圧縮比機構5は、シリンダブロック6とクランクケース7との間に設けられている。可変圧縮比機構5は、シリンダブロック6をクランクケース7に対して上下方向に移動させる。
可変圧縮比機構5が、シリンダブロック6を上方に移動させると、燃焼室Eの容積が大きくなる。結果、機関圧縮比が小さくなる。逆にシリンダブロック6を下方に移動させると、燃焼室Eの容積が小さくなる。結果、機関圧縮比が大きくなる。可変圧縮比機構5はこのようにして、機関圧縮比を可変にする。可変圧縮比機構5には、具体的には例えば特許文献3が開示する可変圧縮比機構を適用できる。
図3は吸気弁2に適用される主なバルブタイミングを示す図である。燃費点、低速性能点および高速性能点は機関運転状態(例えば機関回転数および負荷)に応じて設定されている。燃費点では、実圧縮比よりも膨張比を大幅に高めた超高膨張比サイクルによる運転を行うことで、燃費の向上を図る。超高膨張比サイクルを行うにあたり、エンジン1は機関圧縮比を高めることで、膨張比を高める。また、第1の吸気弁2aを遅開きにするとともに、第2の吸気弁2bを早開きにする。
第1の吸気弁2aを遅開きにするにあたり、エンジン1は吸気上死点よりも後のタイミングで第1の吸気弁2aを開弁する。そして、ABDC90°CAよりも後のタイミングで第1の吸気弁2aを閉弁する。また、第2の吸気弁2bを早開きにするにあたり、エンジン1は吸気上死点よりも手前のタイミングで第2の吸気弁2bを開弁する。そして、吸気下死点直後に第2の吸気弁2bを閉弁する。
第1の吸気弁2aを遅開き(換言すれば遅閉じ)にすることで、実圧縮比を低下させることができる。第2の吸気弁2bを早開きにすることで、負圧の低減によるポンピングロス低減を図ることができる。また、排気弁3とのバルブオーバラップの拡大による内部EGR量の増大を図ることができる。
超高膨張比サイクルでは、第1の吸気弁2aの開弁時期を限界まで遅角させることができる。また、第2の吸気弁2bの開弁時期を高速性能点で運転を行う場合に設定される吸気弁2a、2bの開弁時期よりも進角側に設定できる。また、機関圧縮比を燃焼室Eの構造上の限界である限界機関圧縮比まで高めることができる。
低速性能点では、エンジン1は吸気弁2a、2bを早開き(換言すれば早閉じ)にする。そしてこれにより、排気の逆流量を減少させることで、体積効率の向上による性能向上を図る。低速性能点では、超高膨張比サイクルで運転を行う場合に早開きさせる第2の吸気弁2bと開弁時期が同じになるように吸気弁2a、2bの開弁時期を設定できる。
高速性能点では、エンジン1は体積効率が最大になるように吸気弁2a、2bのバルブタイミングを設定する。そしてこれにより、体積効率の向上による性能向上を図る。高速性能点では、超高膨張比サイクルで運転を行う場合に早開きさせる第2の吸気弁2bの開弁時期よりも遅角側、且つ吸気上死点よりも進角側に吸気弁2a、2bの開弁時期を設定できる。
エンジン1では、第1の吸気弁2aは第2の吸気弁2bよりも位相変更範囲が相対的に広くなっている。すなわち、第1の吸気弁2aの位相可変量が、第2の吸気弁2bの位相可変量よりも大きくなっている。これに対しエンジン1では、位相変更範囲が相対的に広い第1の吸気弁2aを第1のカム11で作動させるとともに、位相変更範囲が相対的に狭い第2の吸気弁2bを第2のカム24で作動させる。第1の吸気弁2aは一部の機関弁に相当し、第2の吸気弁2bは他の機関弁に相当する。
次にエンジン1の作用効果について説明する。図4は長穴21aに必要な角度範囲の説明図である。図5は吸気弁2の位相可変量の説明図である。図5において、(a)はエンジン1の場合、(b)は前述したカムシャフト50で吸気弁2の位相を相対的に変更する場合を示す。
図4に示すように、長穴21aに必要な角度範囲(カム角による角度範囲)は、第2の吸気弁2bの位相可変量に応じた分αと、結合ピンPの径に応じた分β1、β2とを足し合わせた大きさの範囲になる。第2の吸気弁2bの位相可変量をクランク角度で表す場合、必要な角度範囲のうち、位相可変量に応じた分αは、その半分である。
図5に示すように、(a)の場合には第1の吸気弁2aの位相可変量がθ1(例えば110°CA)となり、第2の吸気弁2bの位相可変量がθ1よりも位相可変量が小さいθ2(例えば35°CA)となる。これに対し、エンジン1は第2の吸気弁2bを第2のカム24で作動させる。このためこの場合には、必要な角度範囲が例えばクランク角度35°CAの半分の17.5°と結合ピンPの径に応じた分とを足し合わせたものとなる。結果、この場合には必要な角度範囲が、例えば円周の1/18程度で済むことになる。
一方、(b)の場合、第2の吸気弁2bに対して第1の吸気弁2aの位相を相対的に変更することになる。そして、第1の吸気弁2aの位相可変量はθ1である。このためこの場合には、必要な角度範囲が例えばクランク角度110°CAの半分の55°と結合ピンPの径に応じた分とを足し合わせたものとなる。結果、この場合には例えば少なくとも円周の1/6程度の角度範囲が必要となる。
すなわち、エンジン1は位相変更範囲が相対的に狭い第2の吸気弁2bを第2のカム24で作動させるようにすることで、長穴21aに必要な角度範囲を小さくすることができる。そしてこれにより、同種の機関弁である吸気弁2の相対的な位相を変更するにあたり、外部カムシャフト21の剛性を高めることができる。
またエンジン1は、第1のVVT30で第1の吸気弁2aの位相を単独で変更できるとともに、第2のVVT40で第2の吸気弁2bの位相を単独で変更できる。このため、吸気弁2の相対的な位相を変更するにあたり、吸気弁2の定常時の位相精度を高めることもできる。具体的には例えばVVT30、40の位相制御精度がそれぞれ±0.5CAであるとした場合、(b)の場合には第1の吸気弁2aの位相精度が±1.0CAとなるところ、エンジン1は吸気弁2a、2bそれぞれの位相精度を±0.5CAとすることができる。
また、エンジン1は第1の吸気弁2aを遅開きにするとともに、第2の吸気弁2bを早開きにする運転を含む運転を行うことで、さらには第1の吸気弁2aを大幅に遅開きにする超高膨張比サイクルの運転を含む運転を行うことで、また、超高膨張比サイクルで運転を行う場合に早開きさせる第2の吸気弁2bと開弁時期が同じになるように吸気弁2a、2bを早開きにする運転を含む運転を行うことで、第1の吸気弁2aの位相変更範囲が広くなる場合に対して好適である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば上述した実施例ではエンジン1が火花点火式内燃機関である場合について説明した。しかしながら、本発明においては必ずしもこれに限られず、エンジンは例えば圧縮着火式内燃機関であってもよい。
また上述した実施例では、吸気弁2が第1の機関弁である場合について説明した。しかしながら、本発明においては必ずしもこれに限られず、第1の機関弁は例えば排気弁であってもよい。
また上述した実施例では、第1の吸気弁2aが一部の機関弁、第2の吸気弁2bが他の機関弁である場合について説明した。しかしながら、本発明においては必ずしもこれに限られず、例えば一部の機関弁や他の機関弁は複数であってもよい。
また上述した実施例では、エンジン1が超高膨張比サイクルを行う場合について説明した。しかしながら、本発明においては必ずしもこれに限られず、例えばエンジンは吸気弁を遅閉じにすることで、実圧縮比を低下させる運転など他の適宜の運転を行うものであってもよい。
エンジン 1
吸気弁 2、2a、2b
排気弁 3
ロッカーアーム 4
可変圧縮比機構 5
第1のカムシャフト 10
第1のカム 11、63
第2のカムシャフト 20
外部カムシャフト 21、62
内部カムシャフト 22、72
外部カム 23
第2のカム 24、73
第1のVVT 30
第2のVVT 40

Claims (4)

  1. 燃焼室に対して設けられ、吸気または排気のうち、一方を行う複数の第1の機関弁、および前記燃焼室に対して設けられ、吸気または排気のうち、他方を行う第2の機関弁と、
    前記第1の機関弁側に設けられるとともに、第1のカムを備える第1のカムシャフトと、
    前記第2の機関弁側に設けられるとともに、外部カムシャフトと、前記外部カムシャフトの内部に相対回転可能に挿入された内部カムシャフトと、前記外部カムシャフトに設けられ、前記第2の機関弁を作動させる外部カムと、前記外部カムシャフト上を周方向に摺動可能に設けられるとともに、前記内部カムシャフトに結合される第2のカムと、を備える第2のカムシャフトと、
    前記第1のカムシャフトの位相を変更可能な第1の位相変更手段と、
    前記第2のカムシャフトの前記外部カムシャフトに対する前記内部カムシャフトの位相を変更可能な第2の位相変更手段と、を備え、
    前記第1の機関弁のうち、一部の機関弁を前記第1のカムで作動させるとともに、前記第2のカムの作動を前記第1の機関弁のうち、他の機関弁に伝達する伝達手段を介して、前記他の機関弁を前記第2のカムで作動させるエンジン。
  2. 請求項1記載のエンジンであって、
    前記第1の機関弁が吸気弁であるとともに、前記第2の機関弁が排気弁であり、
    前記第1の位相変更手段が、前記一部の機関弁を遅開きにするとともに、前記第2の位相変更手段が、前記他の機関弁を早開きにするエンジン。
  3. 請求項2記載のエンジンであって、
    機関圧縮比を可変にする可変圧縮比機構をさらに備え、前記第1の位相変更手段が、前記一部の機関弁を遅開きにするとともに、前記第2の位相変更手段が、前記他の機関弁を早開きにする場合に、前記可変圧縮比機構が機関圧縮比を高めるエンジン。
  4. 請求項2または3記載のエンジンであって、
    前記一部の機関弁の位相可変量が、前記他の機関弁の位相可変量よりも大きいエンジン。
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