JP5622680B2 - 天端出し補助具 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態の天端出し補助具1を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、天端出し補助具1は、縦筋Tと横筋Yとを組み合わせてなる基礎構造物の配筋に取り付けて使用される。天端出し補助具1は棒材10と、棒材10を縦筋Tに固定する固定部材20とから構成される。棒材10及び固定部材20は、ポリプロピレン、ポリアセタール、ABS樹脂、ポリカーボネート、及びポリアミド等の樹脂材により形成される。なお、本発明の天端出し補助具における上下とは、図1に示すように天端出し補助具を配筋(縦筋T)に装着した状態での方向をいう。
次に、本実施形態の天端出し補助具1を用いた基礎構造物の天端面のレベル出し方法について説明する。
棒材保持部22内へ上方側から棒材10の下端を挿入する。そして、棒材10を回転させることにより、棒材保持部22の係合部24と棒材10のネジ溝11とを係合させる。このとき、棒材保持部22は棒材側開口22aを広げて内径を大きくするように弾性変形した状態となる。そして、棒材10は係合部24とネジ溝11との係合関係、及び棒材保持部22の復元圧力によって棒材保持部22内に保持される。天端出し補助具1は棒材10と固定部材20とを上記のとおりに組み合わされた状態で使用される。
図1に示すように、基礎構造物内の配筋を構成する縦筋T及び横筋Yに対して、天端出し補助具1を取り付ける。取付対象となる縦筋Tに組み合わされている横筋Yに対して規制部材25を引っ掛けた状態として、縦筋Tに対して縦筋保持部21の縦筋側開口21aを押し当てて、縦筋Tを縦筋保持部21内へ嵌入させる。このとき、縦筋Tは縦筋保持部21の案内部21bに案内されて、縦筋側開口21aを押し広げつつ縦筋保持部21内へ嵌入されるとともに、縦筋Tによって縦筋保持部21は内径を大きくするように弾性変形した状態となる。そして、縦筋Tは縦筋保持部21の復元圧力によって縦筋保持部21内に保持される。
天端出し補助具1を配筋に取り付けた状態において、作業者は、固定部材20に対して棒材10を相対回転させ、棒材10を上下方向(鉛直方向)に相対移動させる。そして、棒材10の第1レベル指示部13及び第2レベル指示部12の上下位置と、予定する基礎構造物のコンクリート打設レベル及びレベル材打設レベルとが等しくなるように棒材10の位置調節を行う。このとき、ドライバー等の高さ調節用治具を用いて、棒材10の上下位置を調節することも可能である。つまり、棒材10の上端に設けた嵌合部14に高さ調節用治具を嵌合して、高さ調節用治具と棒材10とを一体回転可能な状態とし、高さ調節用治具に付された目盛り等を参考にして棒材10の上下位置を調整してもよい。そして、棒材10の上下位置の調整が完了した後、棒材10の第1レベル指示部13を目印として基礎構造物の型枠内にコンクリートを打設するとともに、コンクリートの打設後には第2レベル指示部12を目印として型枠内にレベル材を打設する。これにより、基礎構造物は、その天端面が予定する高さ位置に形成される。
(1)天端出し補助具1は、コンクリート打設レベルを示す第1レベル指示部13及びレベル材打設レベルを示す第2レベル指示部12を有する棒材10と、棒材10を縦筋Tに対して上下方向に相対移動可能に取り付ける固定部材20とを備えている。そして、固定部材20には、横筋Yの側部に当接して縦筋Tに対する固定部材20の回転を規制する縦支持部27を有する規制部材25が固定されている。
上記構成によれば、配筋に取り付けられた状態の天端出し補助具1の固定部材20に対して、下方へ移動させようとする力が加わった場合に、規制部材25の横支持部26が横筋Yの上部に当接して、固定部材20の下方向への移動が規制される。よって、縦筋Tに対する固定部材20の下方向への位置ずれを抑制することができる。
以下、本発明の第2実施形態の天端出し補助具2を図4及び図5に基づいて説明する。なお、本例は、第1実施形態の規制部材25を変更した実施形態であって、他の基本的な構成は第1実施形態と同じである。よって、同一部分に関しては同一符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
(3)固定部材20の縦支持部27の側面に弾性片28が設けられている。そして、弾性片28と棒材保持部22とにより横筋Yを挟持するように構成している。上記構成によれば、弾性片28と棒材保持部22とによって所定の圧力(弾性片28の復元圧力)をもって横筋Yを挟み込むことにより、固定部材20は横筋Yに対して回転方向に強固に固定された状態となる。よって、固定部材20の回転方向の位置ずれをより確実に規制することができる。また、横筋Yの径に応じて弾性片28の屈曲変形量が変化するため、横筋Yの径に拘わることなく同様の固定状態を形成することができる。
以下、本発明の第3実施形態の天端出し補助具3を図6及び図7に基づいて説明する。なお、本例は、第2実施形態の規制部材25の弾性片28を変更した実施形態であって、他の基本的な構成は第2実施形態と同じである。よって、同一部分に関しては同一符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
(4)弾性片28は、横筋Yの側部に当接する本体部28aと、本体部28aの先端に形成され、横筋Yの下側に配置される下部当接片28cを備えている。上記構成によれば、配筋に取り付けられた状態の天端出し補助具3の固定部材20に対して、上方へ移動させようとする力が加わった場合に、弾性片28の下部当接片28cが横筋Yの下部に当接して、固定部材20の上方向への移動が規制される。よって、縦筋Tに対する固定部材20の上方向への位置ずれを抑制することができる。
(イ) 前記弾性片は、前記横筋の側部に当接する本体部と、該本体部の先端に形成され、前記横筋の下側に配置される下部当接片と、前記本体部の先端に形成され、前記横筋の上側に配置される上部当接片とを備える前記天端出し補助具。
Claims (4)
- 配筋に取り付けてコンクリート打設レベル及びレベル材打設レベルを設定する天端出し補助具であって、
コンクリート打設レベルを示す第1レベル指示部、及びレベル材打設レベルを示す第2レベル指示部を有する棒材と、該棒材を縦筋に対して上下方向に相対移動可能に取り付ける固定部材とを備え、
前記固定部材には、前記固定部材を取り付けた縦筋に組み合わせされる横筋の側部に当接して、前記縦筋に対する前記固定部材の回転を規制する規制部材が固定されていることを特徴とする天端出し補助具。 - 前記固定部材は、前記棒材を上下方向に相対移動可能に保持する棒材保持部と、前記縦筋を保持する縦筋保持部とを備え、
前記規制部材は、前記固定部材から側方へ延設される横支持部と、該横支持部から下方へ延設される縦支持部と、該縦支持部に形成される弾性片とを備え、
前記弾性片と前記棒材保持部とにより前記横筋を挟持するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の天端出し補助具。 - 前記弾性片は、前記横筋の側部に当接する本体部を備え、
前記本体部の先端には、前記横筋の下部に当接して、前記縦筋に対する前記固定部材の上方向へ移動を規制する下部当接片が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の天端出し補助具。 - 前記本体部の先端には、前記横筋の上部に当接して、前記縦筋に対する前記固定部材の下方向へ移動を規制する上部当接片が形成され、前記上部当接片と前記下部当接片とにより前記横筋を上下に挟持するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の天端出し補助具。
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