JP5619940B2 - 惰性走行を生かしたエコ運転ができる車輌 - Google Patents

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Description

本発明は、惰性走行を生かして車輌の燃料消費を節約することに係る。
下記の特許文献1には、車輌の走行中にアクセルオフまたはスロットルオフの期間が所定期間以上継続したとき、自動変速機をニュートラル状態にすることが記載されている。下記の特許文献2には、アクセルペダルが解放されたとき、自動変速機のシフト操作部材がニュートラル位置にあるときにはモータ/ジェネレータによる回生を禁止し、自動変速機のシフト操作部材がニュートラル位置以外のシフト位置にあるときにはモータ/ジェネレータによる回生を許可することが記載されている。下記の特許文献3には、エンジン回転中にアクセルペダルから足を離したとき、自動変速機がDレンジにある場合に、自動変速機をニュートラルレンジにするに当たって、アクセルペダルの解放操作中に、アクセルペダルの解放完了の直前に走行用の燃料の供給を遮断し、アクセルペダルの解放完了でニュートラルレンジに切り換えることが記載されている。下記の特許文献4には、車輌の巡行ないし高速走行中にアクセルペダルが解放されたとき、自動変速機をニュートラルレンジへ切り換え、その後、アクセルペダルまたはブレーキペダルのいずれかが踏まれたとき自動変速機をDレンジに復帰させることが記載されている。
特開2011-158079 特開2011-246065 特開2007-138996 特開2009-270598
内燃機関により自動変速機を介して車輪が駆動される車輌が走行しているときアクセルペダルが解放されると、出力が落ちたエンジンが車輌の走行慣性により逆に車輪の側から駆動され、エンジンブレーキがかかる。自動変速機がDレンジに設定されていて、車速が或る程度以上になっているときアクセルペダルが解放されると、エンジンブレーキは減速比が最小値である最高速度段でのエンジンブレーキとなるので、Dレンジでのエンジンブレーキの効きはさして強くはないが、それでもそれ相応にエンジンブレーキはかかり、このエンジンブレーキは、従来からの内燃機関を原動機とする車輌の運転に慣れている運転者にとって、安定した運転感覚を得る上で重要である。上記の特許文献1〜4では、アクセルペダルが解放されたとき、惰性走行を最大限に行わせるためにエンジンブレーキを効かせないことが考えられているが、アクセルペダルの踏込みが解除されるのは、車輌の惰性走行を求める場合とは限らず、車輌の減速を求める場合もある。エンジンブレーキは摩擦制動装置の過熱を防ぎ、ブレーキパッドを摩耗させずに車輌を減速させる有効な手段である。
一方、車輌が平坦な路面を殆どその慣性によって走行しているような状態にあっても、車輌の走行には空気抵抗やタイヤの変形抵抗が作用するので、車速が或る程度立ち上がった後の更なる加速を要しない走行状態に於いて定速性を維持するには、アクセルペダルを僅かに踏み込む必要があり、そのような更なる加速を行わない定速的運転時に、運転者は通常僅かにアクセルペダルを踏む操作を行うことに慣れている。
本発明は、以上の事情に鑑み、車輌がDレンジにて走行しているとき、エンジンブレーキが作動すべきときにはそれが従来通り作動することを確保しつつ、車輌を慣性走行させたいとき、シフトレバーをニュートラルに切り換える操作をしなくても、従来の更なる加速を行わない定速的運転時の運転感覚にてエンジンブレーキが掛からないようにし、車輌の走行慣性を最大限に利用してエコ運転を行うことができる車輌を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明は、内燃機関により自動変速機を介して車輪が駆動される車輌にして、前記自動変速機はそれがDレンジに設定されたとき係合されるクラッチであって解除されると前記内燃機関と前記車輪の間の前進駆動連結が解除される主クラッチを含んでおり、前記自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれているとき前記主クラッチが解除されるようになっていることを特徴とする車輌を提案するものである。
上記の車輌は、自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より前記所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれることにより前記主クラッチが解除されたとき、前記内燃機関の空転速度を車速に応じて制御するようになっていてよい。
上記の車輌に於いて、自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より前記所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれているとき前記主クラッチが解除されるのは、運転者により随意に操作されるエコ運転スイッチがオンとされているときに限られるようになっていてよい。この場合、前記エコ運転スイッチがオンとされていることを運転者に示すエコ運転選択表示灯が設けられていてよい。
上記の車輌には、自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より前記所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれていることにより前記主クラッチが解除されたことを運転者に示すエコ運転実行表示灯が設けられていてよい。
上記の如く、内燃機関により自動変速機を介して車輪が駆動される車輌に於いて、自動変速機はそれがDレンジに設定されたとき係合されるクラッチであって解除されると内燃機関と車輪の間の前進駆動連結が解除される主クラッチを含んでおり、自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれているとき主クラッチが解除されるようになっていれば、以下の効果が得られる。
(1)アクセルペダルが戻り終端位置まで戻されたときには、従来通りDレンジでのエンジンブレーキが作用するので、アクセルペダルの解放によりエンジンブレーキが作用するという従来通りの運転感覚を確保することができる。
(2)車輌を停止状態から発進させるときには、車輌の全質量をそれに作用する大きな慣性に抗して動かす必要があることから、アクセルペダルは通常戻り終端位置から或る程度の大きさの踏込み深さまで一気に踏み込まれるので、車輌の発進時にアクセルペダルが前記所定の微小踏込み深さの範囲を通過するのは車速がまだ徐行車速内にあるときであり、主クラッチが解除されるのは車速が徐行車速以上であるときに限られるので、車輌の発進時にアクセルペダルが戻り終端位置から踏み込まれる過程で主クラッチが解除されることはなく、車輌の発進時にアクセルペダルの踏込みに対する車輌の加速に息つきのような違和感を生ずることは起こらない。
(3)主クラッチが解除されるのは車速が徐行車速以上であるときに限られるので、車輌を徐行させるべく軽く踏んだアクセルペダルの踏込み深さが前記所定の微小踏込み深さの範囲内にあっても、主クラッチが解除されて車輪が駆動されなくなるようなことは起こらない。
(4)車輌には走行による空気抵抗やタイヤの変形抵抗が作用し、車輌を徐行車速以上の速度にて定速走行させるには、アクセルペダルはそのような空気抵抗やタイヤの変形抵抗を相殺するに足る或る程度の大きさの踏込み深さ以上に踏み込まれる。従って、上記の所定の微小踏込み深さが、空気抵抗やタイヤの変形抵抗を相殺して車輌を徐行車速以上の速度にて定速走行させるアクセルペダル踏込み深さより小さい範囲に設定されていれば、車輌の徐行車速以上での定速走行時に主クラッチが解除されることはない。
(5)車速が徐行車速以上に立ち上がった後、車速が空気抵抗やタイヤの変形抵抗により多少落ちても差し支えなく、エンジンブレーキを効かせる必要もなく、車輌を慣性によりできるだけ長く走行させたいとき、アクセルペダルを上記の所定の微小踏込み深さの範囲内にあるよう、戻り終端位置から僅かに踏み込むことにより、自動変速機の主クラッチを解除し、車輌の慣性走行効果を最大限に発揮させることができる。
自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれていることにより主クラッチが解除されると、内燃機関はアクセルペダルが僅かに踏み込まれた状態にて空転状態となる。その場合、所定の微小踏込み深さがアクセルペダルの解放とは明確に異なると感じられる踏込み深さであってできるだけ小さい踏込み深さでとされていれば、主クラッチの解除により内燃機関が空転状態となっても、内燃機関の空転速度がさほど上昇することはないが、このとき特に内燃機関の空転速度を車速に応じて制御するようになっていれば、主クラッチの解除が解消され、主クラッチが係合状態に復帰したときの駆動系の作動を滑らかにすることができる。
自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれているとき主クラッチが解除されるのは、運転者により随意に操作されるエコ運転スイッチがオンとされているときに限られるようになっていれば、上記の如きアクセルペダルの操作により自動変速機の主クラッチを解除してエンジンブレーキを効かせないようにするエコ運転を行うか否かを運転者に適宜選択させることができる。この場合、前記エコ運転スイッチがオンとされていることを運転者に示すエコ運転選択表示灯が設けられていれば、そのようなエコ運転が選択されているとき、そのことを運転者に明確に認識させることができる。
また、自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれていることにより主クラッチが解除されたことを運転者に示すエコ運転実行表示灯が設けられていれば、そのようなアクセルペダルの操作により自動変速機の主クラッチを解除してエンジンブレーキを効かせないようにするエコ運転が実行されているとき、そのことを運転者に明確に認識させることができる。
本発明による車輌の本発明に関与する構成部分を一つの実施例について示す概略図である。 本発明による車輌の本発明による制御作動を示すフローチャートである。
図1に於いて、10は本発明による車輌の内燃機関であり、自動変速機12を介して図には示されていない車輪を駆動するようになっている。自動変速機12は、いくつかの遊星歯車機構といくつかのクラッチ、ブレーキ、ワンウェイクラッチ、ワンウェイブレーキを組み合わせ、クラッチおよびブレーキの選択的係合と解除によりいくつかの異なる減速比による変速段を達成する構成のこの技術の分野に於いては周知の装置である。14は自動変速機12の変速機構の入口部にある主クラッチであり、この主クラッチが係合されることにより自動変速機12は前進駆動を行えるよう内燃機関10に駆動連結され、この主クラッチが解除されると、内燃機関10と自動変速機12の間の前進駆動用の連結は解除される。尚、後進駆動時には、自動変速機12は主クラッチ14とは別のクラッチにより内燃機関10に連結される。
16は、自動変速機12の変速域を選択するよう手にて操作される変速制御弁であり、ポート18に供給されたライン油圧をいずれの作動ポートへも供給せず、自動変速機を空転状態に保持するN位置、ポート18に供給されたライン油圧を主クラッチ14に通じるポート20のみに供給して自動変速機が全ての前進変速段にて作動できるようにするD位置、ポート18に供給されたライン油圧をポート20と22に供給して自動変速機を3速以下の前進変速段にて作動させる3位置、ポート18に供給されたライン油圧をポート20、22、24に供給して自動変速機を2速以下の前進変速段にて作動させる2位置、ポート18に供給されたライン油圧をポート20、22、24、26に供給して自動変速機を前進1速段のみにて作動させるL位置、ポート18に供給されたライン油圧をポート28のみに供給して自動変速機を後進段にて作動させるR位置、ポート18を塞いでライン油圧を遮断すると共に車輪駆動軸の回転をロックするP位置との間で切り換えられるようになっている。変速制御弁がD位置に切り換えられて自動変速機が作動している状態を、自動変速機がDレンジに設定されているという。
30は、本発明に従って設けられる主クラッチ解除ソレノイド弁であり、その弁スプール32が圧縮コイルばね34により図にて右方へ付勢されていることにより、ソレノイド36が通電されていないときには、弁スプール32は図示の位置にあり、油路38を経てポート18へ供給されるライン油圧を通過させるが、ソレノイド36が通電されると、圧縮コイルばね34の付勢力に抗して弁スプール32が図にて左方へ変位され、油路38を経てポート18へ供給されるライン油圧を遮断し、ポート18へ供給されていた油圧をドレーンポート39へ逃がすように作動する。従って、自動変速機がDレンジにて設定されているときソレノイド36が通電されると、主クラッチ14は解除される。
40は車輌の運転をマイクロコンピュータにより支援する電子制御装置(CPU)であり、その機能の一部が本発明の実施に用いられるようになっている。電子制御装置40には、自動変速機12の出口部にある回転部材の回転速度により車速を検出する車速センサ42から車速を示す信号、変速制御弁16の切換位置を検出するシフトセンサ44より自動変速機がDレンジに設定されているか否かを示す信号、アクセルセンサ46よりアクセルペダル48の戻り終端位置からの踏込み深さを示す信号、エコ運転スイッチ50より運転者がエコ運転を行なおうとしているか否かを示す信号が供給される。電子制御装置40は、これらの信号に基づいて、以下に図2のフローチャートを参照して説明する制御要領にて主クラッチ解除ソレノイド弁30のソレノイド36への選択的通電を制御し、内燃機関10の空転回転数を制御し、エコ運転スイッチ50がオンとされているとき図示の実施例では環状のエコ運転選択表示灯52を点灯させ、本発明の制御により主クラッチが解除されたとき図示の実施例では環状のエコ運転選択表示灯52の内側に設けられたエコ運転実行表示灯54を点灯させる。
図2のフローチャートに沿った一連の制御は、車輌の運行開始と共に開始され、車輌の運行中、継続して数十ミリセカンドの周期にて繰り返されてよい。
制御が開始されると、ステップ10にてエコ運転スイッチ50がオンであるか否か判断される。エコ運転スイッチ50は順次押される度にオンとオフの間に切り換わる押しボタンスイッチであってよい。答がイエス(Y)であれば、制御はステップ20へ進み、エコ運転選択表示灯52を点灯させ、制御はステップ30へ進む。
ステップ30に於いては、シフトセンサ44からの信号に基づいて自動変速機がDレンジに設定されているか否かが判断される。答がイエスであれば、制御はステップ40へ進み、車速センサ42からの信号に基づいて車速Vが徐行車速Vs以上であるか否かが判断される。徐行車速Vsの値としては、20〜30km/h内の適当な値が用いられてよい。答がイエスであれば、制御はステップ50へ進む。
ステップ50に於いては、アクセルセンサ46からの信号に基づいてアクセルペダル48の踏込み深さDが0であるか否か、即ちアクセルペダル48が戻り終端位置にあるか否かが判断される。答がノー(N)であれば、制御はステッププ60へ進む。
ステップ60に於いては、アクセルセンサ46からの信号に基づいてアクセルペダルの踏込み深さDが所定の微小踏込み深さΔD以下であるか否かが判断される。ΔDは、図1に於いてアクセルペダル48の枢支点回りの回動角δにて示すような、運転者がアクセルペダルを戻り終端位置よりは確かに踏み込んだと明確に認識できる範囲の踏込み深さであって、できるだけ小さい値とされる踏込み深さの最大値である。答がイエスであれば、制御はステップ70へ進み、主クラッチ解除ソレノイド弁30がソレノイド36への通電によりオンとされ、主クラッチ14へのライン油圧の供給を遮断して主クラッチ14が解除される。この場合、図示の実施例では、更に制御はステップ80へ進み、主クラッチ14の解除によって空転状態となった内燃機関10の空転速度を車速に応じて制御する内燃機関空転速度制御がオンとされる。これは、主クラッチの解除が解消されて主クラッチの係合が復帰したときの駆動系の作動を滑らかにすることを図る制御である。更に、図示の実施例では、制御はステップ90へ進み、エコ運転実行表示灯54が点灯される。
ステップ10〜90に於ける判断の答が上記の通りである状態が続く間、制御は以上の流れを繰り返し、ソレノイド36は通電され続け、主クラッチ14は解除され続け、エコ運転実行表示灯54が点灯され続ける。
一方、エコ運転スイッチ50がオフの状態にあるときには、ステップ10の答はノーであり、制御はステップ100へ進み、エコ運転選択表示灯52は消灯され或いは消灯状態に維持され、制御はステップ110へ進む。またステップ30の答がノーのとき、ステップ40の答がノーのとき、ステップ50の答がイエスのとき、ステップ60の答がノーのときにも、制御はステップ110へ進む。ステップ110に於いては、主クラッチ解除ソレノイド弁30のソレノイド36への通電は行われず、またそれまで通電されていたときには、通電が停止され、主クラッチ解除ソレノイド弁30はオフの状態とされる。ソレノイド36への通電が行われないときには、ステップ120に於いて内燃機関空転速度制御はオフ状態とされ、ステップ130に於いてエコ運転実行表示灯54は消灯状態とされる。
以上に於いては本発明を一つの実施例について詳細に説明したが、図示の実施例について本発明の範囲内にて種々の変更が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
10−内燃機関,12−自動変速機,14−主クラッチ,16−変速制御弁,18,20,22,24,26,28−ポート,30−主クラッチ解除ソレノイド弁,32−弁スプール,34−圧縮コイルばね,36−ソレノイド,38−油路,39−ドレーンポート,40−電子制御装置,42−車速センサ,44−シフトセンサ,46−アクセルセンサ,48−アクセルペダル,50−エコ運転スイッチ,52−エコ運転選択表示灯,54−エコ運転実行表示灯

Claims (5)

  1. 内燃機関により自動変速機を介して車輪が駆動される車輌にして、前記自動変速機はそれがDレンジに設定されたとき係合されるクラッチであって解除されると前記内燃機関と前記車輪の間の前進駆動連結が解除される主クラッチを含んでおり、前記自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置よりは確かに踏み込んだと運転者が明確に認識できる範囲の踏込み深さであるが空気抵抗やタイヤの変形抵抗を相殺して車輌を徐行車速以上の速度にて定速走行させるアクセルペダル踏込み深さより小さい所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれているとき前記主クラッチが解除されるようになっていることを特徴とする車輌。
  2. 前記自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より前記所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれていることにより前記主クラッチが解除されたとき、前記内燃機関の空転速度を車速に応じて制御するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の車輌。
  3. 前記自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より前記所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれているとき前記主クラッチが解除されるのは、運転者により随意に操作されるエコ運転スイッチがオンとされているときに限られることを特徴とする請求項1または2に記載の車輌。
  4. 前記エコ運転スイッチがオンとされていることを運転者に示すエコ運転選択表示灯が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車輌。
  5. 前記自動変速機がDレンジに設定されており、車速が徐行車速以上であって、アクセルペダルが戻り終端位置より前記所定の微小踏込み深さ以内の範囲で踏み込まれていることにより前記主クラッチが解除されたことを運転者に示すエコ運転実行表示灯が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車輌。
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