JP5619920B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム、並びに情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム、並びに情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、新規道路の利用実態を収集する技術分野に関する。
従来から、車載用ナビゲーション装置において地図データを外部の情報配信源から取得し、最新の道路地図データを更新記憶する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ナビゲーション装置は、自車両の走行軌跡を作成し、その走行軌跡を含む道路地図更新用情報を情報センタへ送信し、情報センタは、その送信された道路地図更新用情報に基づいて道路地図情報を更新し、その更新した道路地図情報をナビゲーション装置へ配信するシステムが提案されている。
特開2002−54934号公報
しかしながら、上記した特許文献1には、ユーザによる新規道路の利用実態を収集することや、そのような新規道路の利用実態を他のユーザに配信することなどについては記載されていない。
本発明が解決しようとする課題は上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、ユーザによる新規道路の利用実態を適切に収集することが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム、並びに情報処理システムを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明では、情報処理装置は、移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶手段と、ユーザから、前記新規道路に関する設定を取得する設定取得手段と、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路に関する設定を示す情報をサーバ装置に送信する送信手段と、を備え、前記新規道路に関する設定は、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とすると共に、当該新規道路を表示する第1設定と、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路の表示のみを行う第2設定と、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路を非表示とする第3設定とを有する
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能に構成されたサーバ装置とを有する情報処理システムであって、前記サーバ装置は、前記情報処理装置から、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路についての前記表示態様の設定に関する情報を受信する受信手段と、前記新規道路に関する情報及び前記表示態様の設定に関する情報を記憶する記憶手段と、前記新規道路に関する情報及び前記表示態様の設定に関する情報を、少なくとも、前記情報処理装置とは異なる情報処理装置に送信する送信手段と、を備える。
請求項に記載の発明では、情報処理装置によって行われる情報処理方法は、移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶工程と、ユーザから、前記新規道路に関する設定を取得する設定取得工程と、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路に関する設定を示す情報をサーバ装置に送信する送信工程と、を備え、前記新規道路に関する設定は、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とすると共に、当該新規道路を表示する第1設定と、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路の表示のみを行う第2設定と、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路を非表示とする第3設定とを有する
請求項に記載の発明では、コンピュータを備え、情報処理装置によって行われる情報処理プログラムは、前記コンピュータを、移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶手段、ユーザから、前記新規道路に関する設定を取得する設定取得手段、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路に関する設定を示す情報をサーバ装置に送信する送信手段、として機能させ、前記新規道路に関する設定は、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とすると共に、当該新規道路を表示する第1設定と、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路の表示のみを行う第2設定と、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路を非表示とする第3設定とを有する
本実施例に係るシステムの概略構成図を示す。 本実施例に係るナビゲーション装置の概略構成を示す。 本実施例に係る走行軌跡データのデータ構造を示す。 新規道路の利用実態を設定するために表示される表示画面例を示す。 本実施例に係る情報処理システムによって実行される処理フローを示す。
本発明の1つの観点では、情報処理装置は、移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶手段と、ユーザから、前記新規道路を表示する際の表示態様の設定を取得する表示態様設定取得手段と、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路についての前記表示態様の設定に関する情報をサーバ装置に送信する送信手段と、を備える。
上記の情報処理装置は、例えば経路探索及び経路案内を行うナビゲーション装置に好適に利用される。記憶手段は、移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する。表示態様設定取得手段は、ユーザから、生成された新規道路を表示する際の表示態様の設定を取得する。上記の情報処理装置は、ユーザによって設定された、新規道路についての表示態様の設定を、新規道路の利用実態として用いる。送信手段は、新規道路に関する情報、及び当該新規道路についての表示態様の設定に関する情報をサーバ装置に送信する。具体的には、送信手段は、新規道路についての表示態様の設定に関する情報と、当該新規道路に関する情報(例えば走行軌跡のデータ)とを対応付けた情報を、サーバ装置に送信する。
上記の情報処理装置によれば、ユーザが実際に使用して判断した新規道路の利用実態に関する情報を適切に収集することができる。つまり、実ユーザが判断した実用性の高い情報(信頼性の高い情報)を適切に収集することができる。このような情報をサーバ装置に送信することで、他の情報処理装置のユーザに新規道路の情報を配信して共有する場合や、新規道路の情報を利用して地図データ整備を行う場合に、実利用に耐え得る信頼性の高い新規道路だけを適切に抽出することが可能になる。
上記の情報処理装置の一態様では、前記表示態様は、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とすると共に、当該新規道路を表示する第1表示態様と、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路の表示のみを行う第2表示態様と、前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路を非表示とする第3表示態様と、を有する。
この態様では、第1表示態様、第2表示態様及び第3表示態様のうちで、ユーザによって設定されたいずれかの表示態様を、新規道路の利用実態として用いる。このような複数の表示態様に応じて新規道路の利用実態を規定することで、新規道路の絞り込みだけでなく、一般道路と細街路等のように新規道路種類を適切に区別することが可能となる。
上記の情報処理装置において好適には、前記表示態様が前記第3表示態様に設定された場合、当該設定後において前記第3表示態様の対象となった新規道路を前記移動体が再度走行しても、当該走行における走行軌跡に基づいた前記新規道路の生成を禁止する手段を更に備える。
ユーザが表示態様を第3表示態様に設定した場合には、第3表示態様の対象となった新規道路は情報処理装置の作成間違いなどであり、ユーザは二度と当該新規道路を作成したくないものと想定される。よって、上記の情報処理装置は、第3表示態様に設定された場合には、第3表示態様の対象となった新規道路を再度生成しない。
上記の情報処理装置の他の一態様では、ユーザから、生成された前記新規道路を削除するための設定を取得する削除設定取得手段を更に備え、前記送信手段は、前記表示態様の設定に関する情報に加えて、前記新規道路を削除するための設定に関する情報も、前記サーバ装置に送信する。
この態様では、新規道路についての表示態様の設定に加えて、新規道路を削除するための設定も、新規道路の利用実態として用いることができる。
上記の情報処理装置において好適には、前記新規道路を削除するための設定が行われた場合、当該設定後において削除の対象となった新規道路を前記移動体が再度走行した際に、当該走行における走行軌跡に基づいて前記新規道路を新たに生成する手段を更に備える。
ユーザが新規道路を削除するための設定を行った場合には、最初に生成された新規道路の道路形状などに不備があり、ユーザは当該新規道路を再作成したいものと想定される。よって、上記の情報処理装置は、新規道路を削除するための設定が行われた場合には、削除の対象となった新規道路と同一の新規道路を再度生成する。
上記情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能に構成されたサーバ装置とを有する情報処理システムであって、前記サーバ装置は、前記情報処理装置から、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路についての前記表示態様の設定に関する情報を受信する受信手段と、前記新規道路に関する情報及び前記表示態様の設定に関する情報を記憶する記憶手段と、前記新規道路に関する情報及び前記表示態様の設定に関する情報を、少なくとも、前記情報処理装置とは異なる情報処理装置に送信する送信手段と、を備える。
上記の情報処理システムによれば、ユーザが実際に使用して判断した新規道路の利用実態に関する情報を利用するため、他の情報処理装置のユーザに新規道路の情報を配信して共有する場合や、新規道路の情報を利用して地図データ整備を行う場合に、実利用に耐え得る信頼性の高い新規道路だけを適切に抽出することが可能になる。
本発明の他の観点では、情報処理装置によって行われる情報処理方法は、移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶工程と、ユーザから、前記新規道路を表示する際の表示態様の設定を取得する表示態様設定取得工程と、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路についての前記表示態様の設定に関する情報をサーバ装置に送信する送信工程と、を備える。
本発明の他の観点では、コンピュータを備え、情報処理装置によって行われる情報処理プログラムは、前記コンピュータを、動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶手段、ユーザから、前記新規道路を表示する際の表示態様の設定を取得する表示態様設定取得手段、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路についての前記表示態様の設定に関する情報をサーバ装置に送信する送信手段、として機能させる。
なお、情報処理プログラムは、記録媒体に記録した状態で好適に取り扱うことができる。
上記の情報処理方法及び情報処理プログラムによっても、ユーザが実際に使用して判断した新規道路の利用実態に関する情報を適切に収集することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。なお、以下の説明は、本発明を車両用のナビゲーション装置に適用した例を示す。
[システム構成]
図1は、本実施例に係る情報処理システムの構成を示す。図1に示すように、当該情報処理システムでは、ナビゲーション装置1とサーバ装置2との間で情報の送受信が行われる。ナビゲーション装置1及びサーバ装置2が行う処理については、詳細は後述する。なお、図1では、1つのナビゲーション装置1のみを示しているが、実際には、複数のナビゲーション装置1とサーバ装置2との間で情報の送受信が行われる。
[ナビゲーション装置の構成]
図2に、ナビゲーション装置1の構成を示す。図2に示すように、ナビゲーション装置1は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50、及び入力装置60を備える。
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備え、自立測位センサとして機能する。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置1全体の制御を行う。
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。CPU22は、本発明における「表示態様設定取得手段」及び「削除設定取得手段」の一例に相当する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD又はDVDといったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。なお、ディスクドライブ31は、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブのうち、いずれか一方としてもよいし、CD及びDVDコンパチブルのドライブとしてもよい。
データ記憶ユニット36は、例えば、HDD、フラッシュメモリなどにより構成され、地図データや地図情報や施設データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶するユニットである。データ記憶ユニット36は、地図データなどが記憶された地図データベースを有する。
通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、通信用インタフェース37を介して、VICSセンタなどのサーバから配信される交通情報などを取得する。また、通信装置38は、上記したサーバ装置2と通信可能に構成されている。通信装置38は、本発明における「送信手段」の一例に相当する。
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図情報を読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図情報などを表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM)等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、画像表示部として機能し、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又はDVD−ROM32、又はBD−ROM、若しくはRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式である場合には、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
[新規道路生成]
本実施例では、ナビゲーション装置1は、新規道路を生成する処理を行う。具体的には、ナビゲーション装置は、車両の走行軌跡データに基づいて新規道路を生成する。
図3を参照して、本実施例に係る走行軌跡データの具体例について説明する。図3は、走行軌跡データ100のデータ構造を示す。走行軌跡データ100は、車両の走行軌跡に対応するデータであり、車両の走行中にナビゲーション装置1によって所定時間毎に収集される。例えば、走行軌跡データ100は、ナビゲーション装置1内のデータ記憶ユニット36に記憶される。
図3に示すように、走行軌跡データ100は、緯度経度座標のデータ101と、車両の走行速度のデータ102と、車両の走行方向のデータ103と、時間のデータ104と、オフロードフラグ105(正確にはオフロードフラグ105のオン/オフのデータ)と、を有する。
緯度経度座標のデータ101は、車両の走行軌跡を示すデータである。具体的には、緯度経度座標のデータ101は、自立測位装置10が求めた車両の緯度経度座標(以下、「自立測位位置座標」とも呼ぶ。)が用いられる。なお、緯度経度座標のデータ101として、自立測位位置座標の代わりに、GPS受信機18が受信した位置座標を用いても良いし、GPS受信機18が受信した位置座標に基づいて自立測位位置座標を補正した位置座標を用いても良い。
車両の走行方向のデータ103は、自立測位装置10の出力値を用いて生成される。時間のデータ104は、ナビゲーション装置1が走行軌跡データ100を生成した時刻を示すデータである。
オフロードフラグ105は、車両が走行している道路がオフロード区間であるか否かを示すフラグである。オフロードフラグ105がオンである場合は、車両が走行している道路がオフロード区間であることを示している。これは、車両が既存道路から外れた道路を走行していることを示している。これに対して、オフロードフラグ105がオフである場合は、車両が走行している道路がオンロードであることを示している。これは、車両が既存道路上を走行していることを示している。
オフロードフラグ105のオン/オフは、ナビゲーション装置1内のCPU22が設定する。具体的には、CPU22は、地図データが有する道路上に自車位置をマッチングさせるマップマッチングを利用することで、オフロードフラグ105のオン/オフを設定する。このマップマッチングは、例えば、自立測位装置10が求めた自立測位位置座標と、当該自立測位位置座標に対応する、地図データが有する道路上の位置座標とを比較することで、自車位置を地図データが有する道路上にマッチングさせる処理に対応する。CPU22は、適切にマップマッチングを行うことができた場合には、つまり自立測位位置座標が地図データが有する道路上の位置座標に概ね一致する場合には、車両がオンロード区間を走行していると判断してオフロードフラグ105をオフに設定する。これに対して、CPU22は、適切にマップマッチングを行うことができなかった場合には、つまり自立測位位置座標が地図データが有する道路上の位置座標から離れている場合には、車両がオフロード区間を走行していると判断してオフロードフラグ105をオンに設定する。
このように、本明細書では、「オンロード区間」は、CPU22によって地図データ上に存在すると判断された道路の区間を指し、「オフロード区間」は、CPU22によって地図データ上に存在しないと判断された道路の区間を指すものとする。基本的には、既存道路は「オンロード区間」に相当し、新規道路は「オフロード区間」に相当する。なお、本明細書においては、「新規道路」の文言は、地図データ上には存在しない道路の他に、オフロード区間に基づいてCPU22が新たに生成した道路についても用いるものとする。
なお、車両がオンロード区間を走行している場合に、自立測位位置座標の代わりに、マップマッチングを行った後の位置座標のデータを、緯度経度座標のデータ101として用いても良い。つまり、オフロードフラグ105がオフの場合に、地図データが有する道路上の位置座標のデータを、緯度経度座標のデータ101として用いても良い。また、走行軌跡データ100に、緯度経度座標のデータ101とは別に、GPS受信機18が受信した位置座標を含めても良い。
ここで、ナビゲーション装置1のCPU22は、図3に示したような走行軌跡データ100に基づいて、新規道路を生成する。具体的には、CPU22は、車両がオフロード区間を走行した際に得られた走行軌跡データ100に基づいて、当該オフロード区間に対応する新規道路を生成する。この場合、CPU22は、車両が走行した道路について、走行軌跡データ100のオフロードフラグ105に基づいてオフロード区間を判別し、判別されたオフロード区間について、走行軌跡データ100の緯度経度座標のデータ101(自立測位位置座標のデータなどに対応する)に基づいて、当該オフロード区間に対応する新規道路を生成する。そして、システムコントローラ20は、生成した新規道路のデータをデータ記憶ユニット36(記憶手段に相当する)に記憶させ、当該新規道路を経路探索及び経路案内の対象として用いる。
[新規道路の利用実態の収集]
次に、本実施例に係る新規道路の利用実態の収集について説明する。本実施例では、ナビゲーション装置1は、上記のように生成された新規道路についてのユーザの利用実態を収集し、収集された新規道路の利用実態の情報をサーバ装置2にアップロードする。この場合、ナビゲーション装置1内のCPU22は、ユーザによる入力装置60の操作より、新規道路の利用実態を取得し、取得した新規道路の利用実態に関する情報をデータ記憶ユニット36に記憶させ、データ記憶ユニット36に記憶された新規道路の利用実態に関する情報をサーバ装置2にアップロードする。
具体的には、CPU22は、ユーザによる入力装置60の操作より、新規道路を表示する際の表示態様の設定を取得して、表示態様の設定に関する情報を新規道路の利用実態として用いる。そして、CPU22は、ユーザが表示態様の設定を行った場合、新規道路に関する情報(具体的には走行軌跡データ100の緯度経度座標のデータ101である。以下同様とする。)と、当該新規道路についての表示態様の設定に関する情報とをサーバ装置2に送信する。
設定される表示態様としては、第1表示態様、第2表示態様及び第3表示態様の3つがある。第1表示態様は、新規道路を経路探索及び経路案内の対象とすると共に、当該新規道路を表示する表示態様である。第2表示態様は、新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路の表示のみを行う表示態様である。第2表示態様は、新規道路が細くて経路案内には適さない場合などにユーザが設定することを想定している。第3表示態様は、新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路を非表示とする表示態様である。第3表示態様は、作成間違い等で二度と新規道路を作成したくない場合などにユーザが設定することを想定している。
ここで、CPU22は、表示態様が第3表示態様に設定された場合には、当該設定後において第3表示態様の対象となった新規道路を車両が再度走行しても、当該走行における走行軌跡に基づいた新規道路の生成を禁止する、つまり第3表示態様の対象となった新規道路を再度生成しない。こうしているのは、ユーザが表示態様を第3表示態様に設定した場合には、第3表示態様の対象となった新規道路はナビゲーション装置1の作成間違いなどであり、ユーザは二度と当該新規道路を作成したくないものと想定されるからである。但し、表示態様が第3表示態様に設定されても、当該設定に対応する情報(新規道路に関する情報も含まれる)をサーバ装置2に送信するため、CPU22は、第3表示態様の対象となった新規道路に関する情報をデータ記憶ユニット36から削除しないものとする。
なお、CPU22は、上記のように第3表示態様の対象となった新規道路を再度生成しないといった処理を行うに当たって、まず、第3表示態様の対象となった新規道路を車両が再度走行したか否かを判定することとなる。例えば、CPU22は、新規道路の生成時に、新規道路と他の道路とを識別可能な道路種別(例えば「ユーザ道路」)の情報を当該新規道路に対して付与し、この後、付与した道路種別の情報に基づいて、第3表示態様の対象となった新規道路を車両が再度走行したか否かを判定する。
更に、CPU22は、上記したような表示態様の設定の他に、ユーザによる入力装置60の操作より、生成された新規道路を削除するための設定を取得して、新規道路の削除に関する情報も新規道路の利用実態として用いる。そして、CPU22は、ユーザが新規道路を削除するための設定を行った場合、新規道路に関する情報と、当該新規道路の削除に関する情報とをサーバ装置2に送信する。
ここで、CPU22は、上記のように新規道路を削除するための設定がなされた場合、当該設定後において削除の対象となった新規道路を車両が再度走行した際に、当該走行における走行軌跡に基づいて新規道路を新たに生成する。つまり、第3表示態様に設定された場合と異なり、新規道路を再度生成する。こうしているのは、ユーザが第3表示態様の設定ではなく新規道路を削除するための設定を行った場合には、最初に生成された新規道路の道路形状などに不備があり、ユーザは当該新規道路を再作成したいものと想定されるからである。なお、新規道路を削除するための設定がなされても、当該設定に対応する情報(新規道路に関する情報も含まれる)をサーバ装置2に送信するため、CPU22は、削除の対象となった新規道路に関する情報を実際にはデータ記憶ユニット36から削除しないものとする。
ナビゲーション装置1のCPU22は、このようにユーザにより設定が行われた表示態様の設定及び新規道路を削除するための設定を、新規道路の利用実態に関する情報としてデータ記憶ユニット36に蓄積する。具体的には、CPU22は、新規道路の利用実態に関する情報と、その新規道路のデータ(走行軌跡データ100の緯度経度座標のデータ101)とを対応付けた情報(以下、「新規道路利用実態情報」と呼ぶ。)をデータ記憶ユニット36に記憶させる。複数の新規道路が存在する場合には、新規道路利用実態情報は、各新規道路ごとにその利用実態が対応付けられた情報を有する。そして、CPU22は、データ記憶ユニット36に蓄積された新規道路利用実態情報を、通信装置38を介してサーバ装置2に送信する。サーバ装置2は、ナビゲーション装置1から受信された新規道路利用実態情報を記憶すると共に、当該新規道路利用実態情報を、他のナビゲーション装置1(新規道路利用実態情報を送信したナビゲーション装置1を含めても良い)や地図整備センタなどに送信する。
以上説明したように、本実施例によれば、ユーザが実際に使用して判断した新規道路の利用実態に関する情報を、ナビゲーション装置1側で自動的に蓄積してサーバ装置2にアップロードすることができる。よって、他のナビゲーション装置1のユーザに新規道路の情報を配信して共有する場合や、新規道路の情報を利用して地図データ整備を行う場合に、実利用に耐え得る信頼性の高い新規道路だけを適切に抽出することが可能になる。
また、本実施例によれば、ユーザによって入力された新規道路の利用実態を、ナビゲーション装置が自動的に蓄積してアップロードするため、ユーザの負荷を少なくした上で、信頼性の高い情報を収集することが可能となる。更に、本実施例では、第1表示態様、第2表示態様、及び第3表示態様の設定、並びに新規道路を削除する設定といった複数の設定に基づいて、新規道路の利用実態を規定しているため、新規道路の絞り込みのみならず、一般道路と細街路等のように新規道路種類を区別することが可能となる。例えば、第2表示態様が設定された場合には、第2表示態様の対象となった新規道路は細街路などに該当するものと想定できる。
[表示画面例]
次に、図4を参照して、新規道路の利用実態を設定するために表示される表示画面の具体例について説明する。図4に示すような表示画面200は、例えば新規道路が生成された際や、ユーザが新規道路の利用実態を設定するための操作を行った際などに表示される。また、表示画面200は、ナビゲーション装置1のCPU22によって生成され、表示ユニット40のディスプレイ44に表示される。なお、表示ユニット40は、ディスプレイ44がタッチパネル方式で構成されており、ユーザがディスプレイ44を操作することで入力した情報を取得する。
表示画面200には、ユーザが新規道路の利用実態を設定するために用いられる設定画面210(新規道路設定メニューを示す画面)と、当該設定の対象となっている新規道路221(太線で示す)が表示された地図画面220とが表示される。ここでは、設定画面210に、新規道路Aについての設定画面210aと、新規道路Bについての設定画面210bとが表示された例を示している。設定画面210a、210bには、それぞれ新規道路A、Bが生成された時刻も表示されている。地図画面220に表示された新規道路221は、新規道路A及び新規道路Bのいずれか一方に相当する。なお、新規道路A及び新規道路Bが同一の地図画面上に表示可能である場合には、新規道路A及び新規道路Bの両方が地図画面220に表示されることとなる。
設定画面210a、210bにおいて、「地図表示のみ」と表示された選択ボタン211a、211b(以下、これらを区別しない場合には「選択ボタン211」と表記する)は、表示態様を第2表示態様に設定するためのボタンである。ユーザが選択ボタン211を選択した場合には、CPU22は、該当する新規道路の表示のみを行い、当該新規道路を経路探索及び経路案内の対象から外す。また、「非表示」と表示された選択ボタン212a、212b(以下、これらを区別しない場合には「選択ボタン212」と表記する)は、表示態様を第3表示態様に設定するためのボタンである。ユーザが選択ボタン212を選択した場合には、CPU22は、該当する新規道路を非表示に設定すると共に、当該新規道路を経路探索及び経路案内の対象から外す。また、「削除」と表示された選択ボタン213a、213b(以下、これらを区別しない場合には「選択ボタン213」と表記する)は、新規道路を削除するためのボタンである。ユーザが選択ボタン213を選択した場合には、CPU22は、該当する新規道路を削除する、具体的には地図画面上から当該新規道路を消去する処理を行う。
基本的には、選択ボタン211、212、213は、いずれか1つのボタンのみが選択可能となっている。また、選択ボタン211、212、213の全てを選択しないという設定もある。当該設定は、表示態様を第1表示態様に設定することに該当する。つまり、ユーザが選択ボタン211、212、213のいずれも選択しなかった場合には、CPU22は、該当する新規道路の表示を行うと共に、当該新規道路を経路探索及び経路案内の対象に設定する。
[処理フロー]
次に、図5を参照して、本実施例に係る情報処理システムによって実行される処理フローについて説明する。当該処理フローは、ナビゲーション装置1及びサーバ装置2によって実行される。具体的は、ナビゲーション装置1側では、ユーザから新規道路の利用実態を取得すると共に、これに対応する新規道路利用実態情報をサーバ装置2に送信する処理が行われ、サーバ装置2側では、受信した新規道路利用実態情報を他のナビゲーション装置などに送信する処理が行われる。図5では、ステップS101〜S105の処理はナビゲーション装置1側で行われる処理を示しており、ステップS106〜S107の処理はサーバ装置2側で行われる処理を示している。
まず、ステップS101では、ナビゲーション装置1のCPU22は、新規道路を生成すると共に、当該新規道路を、利用実態を設定するためのメニューに登録する。この場合、CPU22は、車両が走行した道路について、走行軌跡データ100のオフロードフラグ105に基づいてオフロード区間を判別し、判別されたオフロード区間について、走行軌跡データ100の緯度経度座標のデータ101に基づいて、当該オフロード区間に対応する新規道路を生成する。そして、CPU22は、生成した新規道路を、利用実態を設定するためのメニューに登録する。この後、処理はステップS102に進む。
ステップS102では、CPU22は、新規道路に関して、ユーザからのメニュー操作を取得する。具体的には、CPU22は、図4に示したような表示画面をディスプレイ44に表示させて、当該表示画面を用いたユーザの操作を取得する。詳しくは、CPU22は、第1表示態様、第2表示態様、及び第3表示態様の設定、並びに新規道路を削除する設定のうちのいずれか1つの設定を、ユーザから取得する。そして、処理はステップS103に進む。
ステップS103では、CPU22は、ステップS102で取得したユーザによる設定に対応する新規道路利用実態情報を、データ記憶ユニット36に蓄積する。具体的には、CPU22は、ステップS102で取得したユーザによる設定、つまり新規道路の利用実態に関する情報と、当該新規道路についての走行軌跡データ100における緯度経度座標のデータ101とを対応付けた情報を、新規道路利用実態情報としてデータ記憶ユニット36に記憶させる。そして、処理はステップS104に進む。
ステップS104では、CPU22は、ナビゲーション装置1がサーバ装置2に接続されたか否かを判定する。ナビゲーション装置1がサーバ装置2に接続された場合(ステップS104;Yes)、CPU22は、データ記憶ユニット36に蓄積された新規道路利用実態情報を、通信装置38を介してサーバ装置2に送信する(ステップS105)。そして、処理はステップS106に進む。これに対して、ナビゲーション装置1がサーバ装置2に接続されていない場合(ステップS104;No)、処理はステップS102に戻る。この場合には、サーバ装置2に接続されるまで、上記したステップS102〜S104の処理が繰り返される。
ステップS106では、サーバ装置2は、ナビゲーション装置1から受信した新規道路利用実態情報を記憶する。具体的には、サーバ装置2は、受信した新規道路利用実態情報を、既に記憶しているデータに反映させる処理を行う。そして、処理はステップS107に進む。ステップS107では、サーバ装置2は、記憶している新規道路利用実態情報を、他のナビゲーション装置1(新規道路利用実態情報を送信したナビゲーション装置1とは異なるナビゲーション装置1)や、地図整備センタに配信する。そして、処理は終了する。
以上説明した処理フローによれば、ユーザが実際に使用して判断した新規道路の利用実態に関する情報を利用するため、他のナビゲーション装置1のユーザに新規道路の情報を配信して共有する場合や、新規道路の情報を利用して地図データ整備を行う場合に、実利用に耐え得る信頼性の高い新規道路だけを適切に抽出することが可能になる。
[変形例]
上記では、ナビゲーション装置1が蓄積した新規道路利用実態情報をサーバ装置2にアップロードする実施例を示したが、新規道路利用実態情報をデータ格納メディアに記憶させ、データ格納メディアに記憶された新規道路利用実態情報を供給することとしても良い。具体的には、新規道路利用実態情が記憶されたデータ格納メディアを、サーバ装置2や、他のナビゲーション装置1や、地図整備センタに供給することとしても良い。これにより、無線通信環境がなくても、新規道路利用実態情報の収集が可能となる。
上記では、第1表示態様、第2表示態様、及び第3表示態様の設定、並びに新規道路を削除する設定に基づいて、新規道路の利用実態を規定する実施例を示したが、この他にも、新規道路が経路探索に使用されたか否かの情報や新規道路の走行回数の情報などによって新規道路の利用実態を規定しても良い。つまり、新規道路が経路探索に使用されたか否かや新規道路の走行回数などの情報も、新規道路の利用実態として、サーバ装置2にアップロードすることとしても良い。
上記では本発明を車両に適用する例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明は、車両の他に、船や、ヘリコプターや、飛行機などの種々の移動体に適用することができる。加えて、本発明は、歩行者が利用する端末装置にも適用することができる。つまり、「移動体」には歩行者も含まれる。
以上に述べたように、実施例は、上述した実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能である。
本発明は、PNDなどを含むナビゲーション装置や、携帯電話などの携帯型端末装置や、サーバ装置などに利用することができる。
1 ナビゲーション装置
2 サーバ装置
10 自立測位装置
20 システムコントローラ
22 CPU
36 データ記憶ユニット
100 走行軌跡データ

Claims (8)

  1. 移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶手段と、
    ユーザから、前記新規道路に関する設定を取得する設定取得手段と、
    前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路に関する設定を示す情報をサーバ装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記新規道路に関する設定は、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とすると共に、当該新規道路を表示する第1設定と、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路の表示のみを行う第2設定と、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路を非表示とする第3設定とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記新規道路に関する設定が前記第3設定である場合、当該設定後において前記第3設定の対象となった新規道路を前記移動体が再度走行しても、当該走行における走行軌跡に基づいた前記新規道路の生成を禁止する手段を更に備えることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. ユーザから、生成された前記新規道路を削除するための設定を取得する削除設定取得手段を更に備え、
    前記送信手段は、前記新規道路に関する設定を示す情報に加えて、前記新規道路を削除するための設定に関する情報も、前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記新規道路を削除するための設定が行われた場合、当該設定後において削除の対象となった新規道路を前記移動体が再度走行した際に、当該走行における走行軌跡に基づいて前記新規道路を新たに生成する手段を更に備えることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能に構成されたサーバ装置とを有する情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記情報処理装置から、前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路に関する設定を示す情報を受信する受信手段と、
    前記新規道路に関する情報及び前記新規道路に関する設定を示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記新規道路に関する情報及び前記新規道路に関する設定を示す情報を、少なくとも、前記情報処理装置とは異なる情報処理装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
  6. 情報処理装置によって行われる情報処理方法であって、
    移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶工程と、
    ユーザから、前記新規道路に関する設定を取得する設定取得工程と、
    前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路に関する設定を示す情報をサーバ装置に送信する送信工程と、を備え、
    前記新規道路に関する設定は、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とすると共に、当該新規道路を表示する第1設定と、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路の表示のみを行う第2設定と、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路を非表示とする第3設定とを有することを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータを備え、情報処理装置によって行われる情報処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    移動体の走行軌跡に基づいて生成された新規道路を記憶する記憶手段、
    ユーザから、前記新規道路に関する設定を取得する設定取得手段、
    前記新規道路に関する情報、及び当該新規道路に関する設定を示す情報をサーバ装置に送信する送信手段、として機能させ、
    前記新規道路に関する設定は、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とすると共に、当該新規道路を表示する第1設定と、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路の表示のみを行う第2設定と、
    前記新規道路を経路探索及び経路案内の対象とせずに、当該新規道路を非表示とする第3設定とを有することを特徴する情報処理プログラム。
  8. 請求項に記載の情報処理プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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