JP5617152B2 - 電気光学装置、駆動方法および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、いわゆる電気光学装置の焼き付きを防止する技術に関する。
一般に、液晶表示装置のような電気光学装置では、画素電極および対向電極で液晶を挟持した液晶容量(画素)に直流成分が印加されないように、画素電極に印加する電圧を、高位側(正極性)の電圧と低位側(負極性)の電圧とで交互に切り替える交流駆動が原則である。
一方、画素電極を薄膜トランジスタ(thin film transistor:以下「TFT」と称する)により駆動するアクティブマトリクス型では、いわゆるプッシュダウン(フィールドスルー、突き抜けとも呼ばれる)が発生する。さらに、液晶容量のリークは、正極性の電圧を保持する場合と負極性の電圧を保持する場合とで異なる。
このため、画素電極に印加する電圧の極性基準と対向電極に印加する電圧と一致させると、同じ階調に相当する正・負極性の電圧であっても、正極性の電圧を保持する場合と負極性電圧の電圧を保持する場合とで液晶容量の電圧実効値が異なって、液晶容量に直流成分が印加されてしまうことになる。
なお、液晶容量に直流成分が印加されると、液晶が劣化して、過去に表示した静止画が残像となって現れる場合がある。この残像が、CRTの蛍光面で発生する焼き付きに似ていることから、液晶容量への直流成分の印加に起因する現象を焼き付きと呼ぶことがある。また、液晶容量の電圧実効値の差は、画素の階調(明るさ)の差となって現れるので、フリッカーの原因にもなる。
このため、同じ階調に相当する正・負極性の電圧を交互に印加したときに、フリッカーが最小となるように、工場出荷時に対向電極の電圧を調整する技術(例えば、特許文献1参照)や、フリッカーのある画面を撮像し、フリッカーを打ち消す成分の補正量を予めデータ信号に加える技術(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。
特開2005−221569号公報参照 特開2003−234981号公報参照
しかしながら、工場出荷時に対向電極の電圧が最適となるように調整しても、経年変化によってフリッカーが発生する場合がある。このため、工場出荷後に対向電極の電圧を再調整することも考えられるが、工場出荷時においてなされた各種調整値が無意味となってしまうので、表示画像の品質が損なわれる可能性もある。
一方、フリッカーを打ち消す成分を予めデータ信号に加える構成では、その補正量を記憶するための回路が別途必要となる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的の1つは、対向電極の電圧を再調整することなく、さらには、フリッカーを打ち消す成分を予めデータ信号に加えることなく、フリッカーの発生を抑えることが可能な技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気光学装置は、複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応してそれぞれ設けられ、各々は、前記走査線が選択されたときに、前記データ線に供給されたデータ信号の電圧と当該電圧の保持期間とに応じた階調となる複数の画素を有する電気光学装置であって、1フレームを構成する第1および第2フィールドのそれぞれにおいて前記複数の走査線を所定の順番で選択する走査線選択回路と、前記第1フィールドで一の走査線が選択された場合に、当該一の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、所定の電位を基準として高位である正極性または低位である負極性のいずれか一方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、前記一の走査線とは異なる他の走査線が選択された場合に、前記他の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか他方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、第2フィールドで前記一の走査線が選択された場合に、当該一の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか他方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、前記他の走査線が選択された場合に、前記他の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか一方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給するデータ線駆動回路と、正極性の電圧が供給された画素と負極性の電圧が供給された画素とを撮像する光センサと、前記光センサにより撮像された前記一の走査線に位置する画素が、階調が互いに等しく、前記第1および第2フィールドとにおいて同じ階調となるように、前記複数の走査線の選択開始と同期する前記第2フィールドの開始タイミングを変化させることにより、前記1フレームの期間長に対する前記第1および第2フィールドの期間長を制御する制御回路と、を具備し、前記走査線選択回路は、一のフレームの第1および第2フィールドにわたって、前記複数の走査線のうち、所定の走査線を開始点として所定方向に所定の間隔をおいて順番に選択するとともに、前記一のフレームの第2フィールドおよび次のフレームの第1フィールドにわたって、前記開始点とした走査線から前記所定方向に順番に前記おいた間隔で選択し、前記光センサは、一のフィールドの期間の終了時点において、前記正極性の電圧が供給された複数の画素からなる領域、および、前記負極性の電圧が供給された複数の画素からなる領域を撮像することを特徴とする。本発明によれば、1フレームが第1および第2フィールドによって構成されるとともに、ある画素において第1フィールドにおいて正極性の電圧が書き込まれると、第2フィールドにおいて負極性の電圧が書き込まれるとともに、第1および第2フィールドの期間長が制御されるので、対向電極の電圧を再調整することなく、またフリッカーを打ち消す成分を予めデータ信号に加えることなく、フリッカーの発生を抑えることが可能となる。
お、本発明は、電気光学装置のみならず、電気光学装置の駆動方法としても、当該電気光学装置を有する電子機器としても概念することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置について説明する。図1は、第1実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、電気光学装置1は、表示パネル10と処理回路50と光センサ70とに大別される。このうち、処理回路50は、制御回路52、表示データ処理回路54、および、D/A変換回路56を含み、表示パネル10の動作等を制御する回路モジュールであって、表示パネル10とは、例えばFPC(flexible printed circuit)基板によって接続される。
制御回路52は、外部上位装置(図示省略)から供給される同期信号Vsyncに同期して表示パネル10を制御するための各種の制御信号を生成する。なお、これらの制御信号については適宜後述するものとする。また、制御回路52は、各種の制御信号を生成するとともに、表示データ処理回路54を制御する。
光センサ70は、表示パネル10によって表示された画像(投射された画像も含む)のを撮像する二次元センサであり、その出力信号を制御回路52に供給する。
表示データ処理回路54は、外部上位装置から供給される表示データVideoを、制御回路52による制御にしたがって、一旦内部メモリ(図示省略)に記憶した後、表示パネル10の駆動に同期して読み出すものである。
なお、表示データVideoは、表示パネル10における画素の階調を指定するデータであり、特に波形については図示しないが、周期16.7ミリ秒(周波数60Hz)で1フレーム分(表示パネル10の全画素分)を供給する。また、D/A変換回路56は、読み出された表示データを、アナログのデータ信号Vidに変換するものである。
次に、表示パネル10について説明する。図2は、表示パネル10の構成を示す図である。
この図に示されるように、表示パネル10は、表示領域100の周辺に走査線駆動回路130およびデータ線駆動回路140を内蔵した周辺回路内蔵型となっている。表示領域100では、480行の走査線112が行(X)方向に延在するように設けられ、また、640列のデータ線114が列(Y)方向に延在するように、かつ、各走査線112と互いに電気的に絶縁を保つように設けられ、さらに、480行の走査線112と640列のデータ線114との交差に対応して、画素110がそれぞれ配列している。したがって、本実施形態では、表示領域100において画素110が縦480行×横640列でマトリクス状に配列することになるが、本発明をこの配列に限定する趣旨ではない。
画素110の構成について図3を参照して説明する。図3は、i行及びこれと1行下で隣接する(i+1)行と、j列及びこれと1列右で隣接する(j+1)列との交差に対応する2×2の計4画素分の構成を示している。なお、i、(i+1)は、画素110が配列する行を一般的に示す場合の記号であって、この説明では、1以上480以下の整数である。また、j、(j+1)は、画素110が配列する列を一般的に示す場合の記号であって、1以上640以下の整数である。
図3に示されるように、各画素110は、nチャネル型のTFT116と液晶容量120とを含む。
ここで、各画素110については互いに同一構成なので、i行j列に位置する画素で代表させて説明すると、当該i行j列の画素110におけるTFT116のゲート電極はi行目の走査線112に接続される一方、そのソース電極はj列目のデータ線114に接続され、そのドレイン電極は液晶容量120の一端である画素電極118に接続されている。また、液晶容量120の他端は、対向電極108に接続されている。この対向電極108は、全ての画素110にわたって共通であって、時間的に一定の電圧LCcomが印加されている。
この表示パネル10は、特に図示しないが、素子基板と対向基板との一対の基板が一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に液晶が封止された構成となっている。このうち、素子基板には、走査線112や、データ線114、TFT116および画素電極118が走査線駆動回路130やデータ線駆動回路140とともに形成される一方、対向基板に対向電極108が形成されて、これらの電極形成面が互いに対向するように一定の間隙を保って貼り合わせられている。このため、本実施形態において液晶容量120は、画素電極118と対向電極108とが液晶105を挟持することによって構成されることになる。
なお、本実施形態では、液晶容量120において保持される電圧実効値がゼロに近ければ、液晶容量を通過する光の透過率が最大となって白色表示になる一方、電圧実効値が大きくなるにつれて透過する光量が減少して、ついには透過率が最小の黒色表示になるノーマリーホワイトモードに設定されている。
この構成において、走査線112に選択電圧を印加し、TFT116をオン(導通)させるとともに、画素電極118に、データ線114およびオン状態のTFT116を介して、階調(明るさ)に応じた電圧のデータ信号を供給すると、選択電圧を印加した走査線112とデータ信号を供給したデータ線114との交差に対応する液晶容量120に、階調に応じた電圧実効値を保持させることができる。
したがって、液晶容量120を透過する光は、画素毎に異ならせることが可能であり、これにより、表示領域100において画像が形成される。なお、形成された画像は、ユーザに直視され、または、後述するプロジェクタのように拡大投射されて視認される。いずれにしても、この形成された画像が光センサ70によって撮像されることになる。
なお、走査線112が非選択電圧になると、TFT116がオフ(非導通)状態となるが、このときのオフ抵抗が理想的に無限大とはならないので、液晶容量120に蓄積された電荷が少なからずリークする。このオフリークの影響を少なくするために、蓄積容量109が画素毎に形成されている。この蓄積容量109の一端は、画素電極118(TFT116のドレイン)に接続される一方、その他端は、全画素にわたって容量線107に共通接続されている。この容量線107は、時間的に一定の電位、例えば対向電極108と同じ電圧LCcomに保たれている。
走査線駆動回路130は、走査信号G1、G2、G3、…、G480を、それぞれ1、2、3、…、480行目の走査線112に供給するものである。ここで、走査線駆動回路130は、選択した走査線への走査信号を電圧Vddに相当するHレベルとし、それ以外の走査線への走査信号を非選択電圧(接地電位Gnd)に相当するLレベルとする。
図4は、走査線駆動回路130により出力される走査信号G1〜G480を、スタートパルスDya、Dybとクロック信号Clyとの関係において示すタイミングチャートである。
この図に示されるように、1フレームの期間において走査線112は、それぞれ2回選択される。ここで、フレームとは、1枚の画像を表示パネル10に表示させるのに要する期間をいうが、表示データVideoは、上述したように周期16.7ミリ秒で供給されるので、1フレームとは、この周期の16.7ミリ秒と一致する。
制御回路52は、デューティ比が50%のクロック信号Clyを、1フレームの期間にわたって走査線数に等しい480周期分出力する。なお、クロック信号Clyの1周期分の期間をHと表記している。
また、制御回路52は、クロック信号Clyの1周期分のパルス幅を有するスタートパルスDya、Dybを、それぞれクロック信号ClyがHレベルの立ち上がり時において、それぞれ次のように出力する。すなわち、制御回路52は、スタートパルスDyaを1フレームの期間の最初(すなわち第1フィールドの最初)に出力する一方、スタートパルスDybを、スタートパルスDybを出力してからクロック信号Clyの240周期分を出力した(すなわち、1フレームの半分期間が経過した)タイミングTで出力する。ただし、制御回路52は、光センサ70の出力結果に応じてスタートパルスDybを、後述するように、タイミングTに対し、クロック信号Clyの周期を単位とした分だけ時間的に前方側または後方側に出力する場合がある。
なお、1フレームの期間のうち、スタートパルスDyaが出力されてからスタートパルスDybが出力されるまでの期間を第1フィールドとし、スタートパルスDybが出力されてから次のスタートパルスDyaが出力されるまでの期間を第2フィールドとしている。
ここで、スタートパルスDya、Dybは交互に出力され、このうち、スタートパルスDyaは、1フレームの開始タイミング、すなわち16.7ミリ秒毎に出力される。このため、スタートパルスDyaを特定すると、必然的にスタートパルスDybも特定できるので、図1、図2等においては、特に両者を区別することなく、スタートパルスDyとして表記している場合がある。
走査線駆動回路130は、このようなスタートパルスDya、Dybおよびクロック信号Clyから、図4に示される走査信号G1〜G480を出力する。すなわち、走査線駆動回路130は、走査信号G1〜G480について、スタートパルスDyaが供給されると、クロック信号ClyがLレベルの期間において順次Hレベルとさせる一方、スタートパルスDybが供給されると、クロック信号ClyがHレベルの期間において順次Hレベルとさせる。
このため、スタートパルスDyaの供給によって走査線は、あるフレームの第1から第2フィールドまでにわたって画面下方向にむかって1、2、3、4、…、480行目の順番で、クロック信号Clyの半周期の期間をおいて選択される一方、スタートパルスDybの供給によって走査線は、あるフレームの第2フィールドから次フレームの第1フィールドまでにわたって画面下方向にむかって1、2、3、4、…、480行目の順番で、スタートパルスDyaの供給を契機とする選択の合間にて選択されることになる。
データ線駆動回路140は、サンプリング信号出力回路142と、各データ線114にそれぞれ対応して設けられたnチャネル型のTFT146とによって構成される。サンプリング信号出力回路142は、制御回路52による制御信号Ctrl-xにしたがって図5または図6に示されるように、いずれかの走査線112が選択され当該走査線に供給される走査信号がHレベルとなる期間に、順次排他的にHレベルとなるサンプリング信号S1、S2、S3、…、S640を、データ線114の各々に対応するように出力するものである。なお、制御信号Ctrl-xとは、実際にはスタートパルスやクロック信号であるが、本発明では直接関係しないので、説明を省略している。また、走査信号がHレベルとなる期間は、実際には図5または図6に示されるように、クロック信号Clyの半分周期の期間よりも若干狭められている。
ところで、図1におけるD/A変換回路56は、走査線駆動回路130により選択された走査線112に位置する画素1行分の表示データVideoを、サンプリング信号出力回路142によるサンプリング信号S1〜S640の出力に合わせて次のような極性のデータ信号Vidに変換する。
すなわち、D/A変換回路56は、クロック信号ClyがLレベルのときに選択された行に位置する画素の表示データVidについては正極性に、クロック信号ClyがHレベルのときに選択された行に位置する画素の表示データVidについては負極性に、それぞれ変換する。換言すれば、D/A変換回路56は、スタートパルスDyaの供給を契機として選択された行に位置する画素の表示データVidについては正極性に、スタートパルスDybの供給を契機として選択された行に位置する画素の表示データVidについては負極性に、それぞれ変換する。
なお、正極性とは、対向電極108への印加電圧LCcomよりも高位側に設定された基準電圧Vc(図5参照)に対して高位側の電圧をいい、負極性とは、基準電圧Vcに対して低位側の電圧をいう。また、本実施形態においてデータ信号の極性については、電圧Vcを基準とするが、電圧については、特に説明のない限り、論理レベルのLレベルに相当する接地電位Gndを、電圧ゼロの基準としている。
次に、電気光学装置の動作について説明する。
まず、制御回路52は、外部上位装置から供給される表示データVideoを、表示データ処理回路54の内部メモリに記憶させた後、表示パネル10においてある行の走査線を選択するとき、当該行の表示データを記憶速度の倍の速度で読み出すとともに、表示データの読み出しに合わせて、サンプリング信号S1〜S640が順番にHレベルとなるように、制御信号Ctrl-xを介してサンプリング信号出力回路142を制御する。なお、読み出された表示データは、D/A変換回路56によって、アナログのデータ信号Vidに変換される。
ここで、制御回路52は、タイミングTにおいてスタートパルスDybを供給する場合、第1フィールドにおいて、走査線112が241、1、242、2、243、3、…、480、240行目という順番で選択される。このため、制御回路52は、はじめに241行目の走査線112が選択されるように、走査線駆動回路130を制御する一方、表示データ処理回路54に対し、メモリに記憶された241行目に相当する表示データVideoを倍速で読み出させ、D/A変換回路56に対し、負極性のデータ信号Vidに変換するように制御するとともに、この読み出しに合わせて、サンプリング信号S1〜S640がこの順番で排他的にHレベルとなるようにサンプリング信号出力回路142を制御する。サンプリング信号S1〜S640が順番にHレベルになると、TFT146が順番にオンして画像信号線171に供給されたデータ信号Vidが1〜640列目のデータ線114に順番にサンプリングされる。
一方、241行目の走査線112が選択されて走査信号G241がHレベルになると、241行目に位置する画素110におけるTFT116がすべてオンする。このため、データ線114にサンプリングされたデータ信号Vidの負極性電圧がそのまま画素電極118に印加される。このため、241行目であって1、2、3、4、…、639、640列の画素における液晶容量120には、表示データVideoで指定された階調に応じた負極性電圧が書き込まれて、保持されることになる。
次に、制御回路52は、1行目の走査線112が選択されるように、走査線駆動回路130を制御する一方、表示データ処理回路54に対し、メモリに記憶された1行目に相当する表示データVideoを倍速で読み出させ、D/A変換回路56に対し、正極性のデータ信号Vidに変換するように制御するとともに、この読み出しに合わせて、サンプリング信号S1〜S640がこの順番で排他的にHレベルとなるようにサンプリング信号出力回路142を制御する。
1行目の走査線112が選択されて走査信号G1がHレベルになると、1行目に位置する画素110におけるTFT116がすべてオンし、これにより、データ線114にサンプリングされたデータ信号Vidの電圧が画素電極118に印加される。このため、1行目であって1〜640列の画素における液晶容量120には、表示データVideoで指定された階調に応じた正極性の電圧が書き込まれて、保持されることになる。
以下、第1フィールドにおいては、同様な電圧書込の動作が、242、2、243、3、…、480、240行目という順番で実行される。これにより、1〜240行目の画素に対しては階調に応じた正極性電圧が書き込まれ、241〜480行目の画素に対しては階調に応じた負極性電圧が書き込まれて、それぞれ保持されることになる。
なお、タイミングTにおいてスタートパルスDybが供給される場合であれば、第2フィールドにおいて、走査線112が1、241、2、242、3、243、4、244、…、240、480行目という順番で選択されるともに、同一行における書込極性が反転される。このため、1〜240行目の画素に対しては階調に応じた負極性電圧が書き込まれ、241〜480行目の画素に対しては階調に応じた正極性電圧が書き込まれて、それぞれ保持されることになる。
図5は、第1フィールドにおける(i+240)行目の走査線とi行目の走査線とが選択される期間におけるデータ信号Vidの電圧波形の一例を示す図である。
この図において、電圧Vb(+)、Vb(-)は、それぞれ最低階調の黒色に相当する正極性、負極性電圧であり、基準電圧Vcを中心に対称の関係にある。表示データVideoで指定される階調値の十進値が「0」のときに最低階調の黒色を指定し、以後当該十進値が大きくなるにつれて明るい階調を指定する場合、本実施形態はノーマリーホワイトモードであるから、データ信号Vidの電圧は、正極性に変換する場合であれば、階調値が大きくなるにつれて電圧Vb(+)から低位側に振られた電圧となり、負極性に変換する場合であれば、電圧Vb(-)から高位側に振られた電圧となる。
第1フィールドでは、i行目よりも先に(i+240)行目の走査線が選択されるので、走査信号G(i+240)がHレベルになる期間のうち、例えばサンプリング信号S1がHレベルになる期間に、データ信号Vidは、i行1列の画素の階調に応じた負極性電圧となり、以降、サンプリング信号の変化に合わせて、2、3、4、…、640列目の画素の階調に応じた負極性電圧に変化する。
続いて選択されるi行目では、正極性書込が指定されるので、走査信号GiがHレベルになる期間のうち、例えばサンプリング信号S1がHレベルになる期間に、データ信号Vidは、i行1列の画素の階調に応じた正極性電圧となり、以降、サンプリング信号の変化に合わせて、2、3、4、…、640列の画素の階調に応じた正極性電圧に変化する。
なお、第2フィールドでは、i行目よりも後に(i+240)行目の走査線が選択されるので、走査信号Giが先にHレベルになるとともに、書込極性が反転するので、データ信号Vidの電圧波形は図6に示される通りとなる。
図5および図6においてデータ信号Vidの電圧を示す縦スケールは、便宜的に他の信号における縦スケールよりも拡大してある。また、サンプリング信号S640がLレベルに変化してからサンプリング信号S1がHレベルに変化するまでの期間にわたって黒色に相当する電圧となっているが、その理由は、タイミングずれなどの理由により誤って画素に書き込まれても、表示に寄与させないためである。
図7は、スタートパルスDybがタイミングTで供給される場合において、各行の書込状態を連続するフレームにわたった時間経過とともに示す図である。この図に示されるように、本実施形態では、第1フィールドにおいて241、242、243、…、480行目の画素では負極性の書き込みがなされ、1、2、3、…、240行目の画素では正極性の書き込みがなされて、次の書き込みまで保持される一方、第2フィールドにおいて1、2、3、…、240行目の画素では負極性書き込みがなされ、241、242、243、…、480行目の画素では正極性の書き込みがなされて、同様に次の書き込みまで保持される。
スタートパルスDybがタイミングTで供給される場合、第1および第2フィールドの期間は、クロック信号Clyの240周期分であるから、各画素において液晶容量120に正極性電圧が保持される期間と負極性電圧が保持される期間とは半分ずつとなる。
ところで、対向電極108に印加される電圧LCcomは、図5に示されるように、工場出荷時において、基準電圧Vcよりも低位側に設定される。これは、背景技術の欄で述べたようにプッシュダウンやリーク量の相違等のためである。仮に電圧LCcomを基準電圧Vcと一致させた場合、負極性書込による液晶容量120の電圧実効値が、正極性書込による実効値よりも若干大きくなってしまう(TFT116がnチャネルの場合)ので、この差が相殺されるような最適値に、電圧LCcomを基準電圧Vcよりも低位側にオフセットして設定しているのである。
本実施形態において、スタートパルスDybがタイミングTで供給される場合、第1および第2フィールドの期間は互いに等しく、各画素において液晶容量120に正極性電圧が保持される期間と負極性電圧が保持される期間とはフレームの期間の半分ずつとなるので、液晶容量120には直流成分が印加されないはずである。
しかしながら、経年変化などによりTFTのプッシュダウン量や、液晶容量におけるリーク量が工場出荷時から変化したとき、電圧LCcomは、もはや最適値ではなくなり、液晶容量120に直流成分が印加されることになる。そこで次に、本実施形態において、経年変化が発生しても、液晶容量に直流成分が印加するのを防止するための動作について説明する。
図7において、フレームの開始時(終了時)のタイミングPでみたときに、画面の上半分の画素は負極性の電圧を保持し、画面の下半分の画素は正極性の電圧を保持している。したがって、画面の全画素において同一階調、特に最高の白と最低の黒との中間階調を表示させた場合、液晶容量に直流成分が印加されていなければ、図8(a)に示されるように、上半分と下半分とで同じ明るさとなる。このため、タイミングPにおける光センサ70による撮像結果が、画面の上半分と下半分とで同じ明るさであれば、制御回路52は、なんら動作を変更しない。なお、図8では、画面の明るさを斜め線の密度で表している。
一方、タイミングPにおける光センサ70による撮像結果が、図8(b)に示されるように、画面の上半分の方が下半分よりも相対的に明るいとき、これは、液晶容量に直流成分が印加されている状態を示している。詳細には、上半分の画素(液晶容量)において負極性で保持された電圧実効値が、下半分の画素(液晶容量)において正極性で保持された電圧実効値よりも低くなっていることを示している(ノーマリーホワイトモード)。
このとき、制御回路52は、図9に示されるように、スタートパルスDybを、タイミングTよりもクロック信号Clyの1周期分だけ早いタイミングT(-1)に変更して出力すると、第1フィールドの期間はクロック信号Clyの239周期分となるのに対し、第2フィールドの期間はクロック信号Clyの241周期分となる。
このため、図10に示されるように、スタートパルスDybの供給を契機とする選択により書き込まれる負極性電圧の保持期間は、スタートパルスDyaの供給を契機とする選択により書き込まれる正極性電圧の保持期間よりも長くなる。したがって、上半分の画素において負極性で保持された電圧実効値が高められ、下半分の画素(液晶容量)において正極性で保持された電圧実効値よりも低められるので、画面の上半分は下半分よりも暗くなる方向に変化する。
制御回路52は、この制御によって、画面の上半分と下半分とで同じ明るさとなれば、スタートパルスDybをタイミングT(-1)で固定する一方、なおも画面の上半分の方が下半分よりも相対的に明るければ、スタートパルスDybを、さらにタイミングT(-1)よりもクロック信号Clyの1周期分だけさらに早めたタイミングT(-2)で出力する(図示省略)。
制御回路52は、この制御によって、画面の上半分と下半分とで同じ明るさとなれば、スタートパルスDybをタイミングT(-2)で固定する。なお、制御回路52は、画面の上半分と下半分とが同じ明るさとなるまで、スタートパルスDybをクロック信号Clyの1周期分ずつ段階的に早める動作を繰り返す。
一方、タイミングPにおける光センサ70による撮像結果が、図8(c)に示されるように、画面の上半分の方が下半分よりも相対的に暗いとき、これは、上半分の画素(液晶容量)において負極性で保持された電圧実効値が、下半分の画素(液晶容量)において正極性で保持された電圧実効値よりも高くなっていることを示している。
このとき、制御回路52は、図11に示されるように、スタートパルスDybを、タイミングTよりもクロック信号Clyの1周期分だけ遅らせたタイミングT(+1)に変更して出力する。このため、第1フィールドの期間はクロック信号Clyの241周期分となるのに対し、第2フィールドの期間はクロック信号Clyの239周期分となる。
このため、図12に示されるように、スタートパルスDybの供給を契機とする選択により書き込まれる負極性電圧の保持期間は、スタートパルスDyaの供給を契機とする選択により書き込まれる正極性電圧の保持期間よりも短くなる。したがって、上半分の画素において負極性で保持された電圧実効値が低められるとともに、下半分の画素(液晶容量)において正極性で保持された電圧実効値よりも高められるので、画面の上半分は下半分よりも明るくなる方向に変化する。
制御回路52は、この制御によって、画面の上半分と下半分とで同じ明るさとなれば、スタートパルスDybをタイミングT(+1)で固定する一方、なおも画面の上半分の方が下半分よりも相対的に暗ければ、画面の上半分と下半分とが同じ明るさとなるまで、スタートパルスDybをクロック信号Clyの1周期分ずつ段階的に遅らせる動作を繰り返す。
したがって、このような制御により、スタートパルスDybは、画面の上半分と下半分とで同じ明るさとなる地点で出力されるので、負極性で保持された電圧実効値と正極性で保持された電圧実効値とがほぼ等しくなる。このため、第1実施形態によれば、対向電極の電圧を再調整することなく、さらには、フリッカーを打ち消す成分を予めデータ信号に加えることなく、フリッカーの発生を抑えることが可能となる。
なお、スタートパルスDybの出力地点の調整を行うタイミングは、例えば電源投入してから所定時間経過したとき、ユーザの別途の指示があったとき、電源遮断の指示があったとき、一定時間間隔毎に、など考えられる。
この第1実施形態において、スタートパルスDyaの供給を契機として選択された行に位置する画素については正極性に、スタートパルスDybの供給を契機として選択された行に位置する画素については負極性にそれぞれ変換したが、反対に、スタートパルスDyaの供給を契機として選択された行に位置する画素については負極性に、スタートパルスDybの供給を契機として選択された行に位置する画素については正極性にそれぞれ変換しても良い。
また、制御回路52は、光センサによって検出された画面の上半分領域の画素と下半分領域の画素との明るさが一致しているのか否かを検出したが、これは、多数画素の明るさの平均値をみるので誤差が少ないと考えられるからであり、複数の画素(液晶容量)の特性差が無視できるのであれば、同一の画素について正極性で保持された電圧実効値に応じた明るさと、負極性で保持された電圧実効値に応じた明るさとを比較することと同視できるためである。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る電気光学装置について説明する。図13は、第2実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。
この図で示される電気光学装置1が、第1実施形態に係る電気光学装置(図1参照)と相違するところは、光センサ70に替えて温度センサ72を有し、制御回路52が温度センサ72による検出結果を考慮して表示パネルを制御する点にある。したがって、以下においては、この相違点を中心に説明することにする。
液晶容量120に蓄積された電荷は、温度が高いほどリークしやすく、反対に温度が低いほどリークしにくい傾向にある。また、極性によってリークに差があるのは、上述した通りである。このため、液晶容量120にあっては、例えば温度が高くなるにつれて、走査線の選択時に書き込んだ画素電極の電圧が対向電極108に印加された電圧LCcomに速く近づく。
工場出荷時に設定された電圧LCcomは、例えば常温(25度)での使用を前提としているので、常温から外れるにつれて、液晶容量120に直流成分が印加されることになる。したがって、第2実施形態では、リーク量の温度特性を予め求めておき、制御回路52が、当該温度特性に応じて、すなわち、温度センサ72により検出した温度に対応するリーク量を考慮してスタートパルスDybのシフト方向(時間的に前か後か)および量(クロック信号Clyの何周期分)を決定する構成となる。
このような構成によっても、対向電極の電圧を再調整することなく、さらには、フリッカーを打ち消す成分を予めデータ信号に加えることなく、フリッカーの発生を抑えることが可能となる。
なお、液晶容量120のリーク量を変化させる要因としては、温度のほかに、光源の累積点灯時間、階調ヒストグラム、表示パネルの使用時間などが考えられる。
ここで、光源の累積点灯時間、表示パネルの使用時間については、表示パネルの経年変化として扱うこともできるが、これらの時間を計測する回路を設けて、この計測時間を考慮してスタートパルスDybのシフト方向および量を決定しても良い。
また、工場出荷時において設定される電圧LCcomは、ある特定の階調(多くの場合、フリッカーを視認しやすい中間階調)を表示させたときにフリッカーが最小となるように設定される。したがって、この特定階調を表示する場合には、フリッカーの発生が抑えられる。ただし、工場出荷後に、特定階調以外の階調を偏って多く表示させた場合、電荷のリーク量が正極性と負極性とで異なることから、直流成分が印加されてしまう可能性がある。そこで、図14に示されるように、表示データVideoで指定される階調値のヒスグラムを作成するヒストグラム作成器74を設ける一方、制御回路52が、作成された階調値のヒスグラムに応じて、スタートパルスDybのシフト方向および量を決定しても良い。
なお、この構成では、表示パネル10の機種、製造ロットまたは個体毎に、階調値のヒスグラムの累積値に対し、最適なスタートパルスDybのシフト方向および量を予め求めて、数式化またはテーブル化しておく必要がある。
液晶容量の直流成分の印加は、そもそも正極性とで書き込んだ電圧と負極性で書き込んだ電圧との相違に起因する。このため、ヒストグラム作成器74は、正極性で書き込んだ階調値と負極性で書き込んだ階調値とのヒストグラムを作成して、制御回路52が、当該ヒスグラムに応じて、スタートパルスDybのシフト方向および量を決定しても良い。
このように温度センサ72や、ヒストグラム作成器74を有する構成では、これらの結果に応じてスタートパルスDybのシフト方向および量が決定されるだけであり、フリッカーを実際に検出していない。このため、液晶容量120に直流成分が印加される可能性が否定できないので、温度センサ72やヒストグラム作成器74とともに、第1実施形態における光センサ70を設けて、画面の検出結果をスタートパルスDybのシフト方向および量の決定にフィードバックさせても良い。
<応用・変形>
上述した実施形態については、様々な応用・変形が可能である。
例えば、第1実施形態では、スタートパルスDybがタイミングTで出力される場合であれば、走査線112が、第1フィールドでは、241、1、242、2、243、3、…、480、240行目という順番で選択し、第2フィールドでは、1、241、2、242、3、243、…、240、480行目という順番で選択するという飛び越し走査(領域走査駆動)としたが、図15に示されるように、第1および第2フィールドのそれぞれにおいて、1、2、3、4、…、479、480行目という順番で選択しても良い。
なお、図15に示す駆動方式においても、外部上位装置から供給される表示データVideoに対して2倍の速度で表示パネル10に供給される。このため表示データVideoに供給速度で書き込まれた後、第1および第2フィールドにおいて1〜480行目の順番で読み出される。このような倍速駆動において走査線駆動回路130は、走査信号G1〜G480について、スタートパルスDyaまたはDybが供給されるとクロック信号Clyの論理レベルが変化する毎にクロック信号の半周期分の期間において順次Hレベルとさせる構成となる。
したがって、図15に示されるように、第1フィールドではスタートパルスDyaの供給を契機として走査線が選択され、第2フィールドではスタートパルスDybの供給を契機として走査線が選択される。
このとき、第1フィールドにおいて480行目の走査線を選択してから、次の第2フィールドにおいて1行目の走査線を選択するまで帰線期間Fb1を設ける。同様に、第2フィールドにおいて480行目の走査線を選択してから、次のフレームの第1フィールドにおいて1行目の走査線を選択するまで帰線期間Fb2を設ける。また、例えば第1フィールドにおいて正極性の電圧を書き込み、第2フィールドにおいて負極性の電圧を書き込むものとする。
ここで、帰線期間Fb 1、Fb2を、それぞれ表示データVideoの帰線期間の半分ずつとすると、第1および第2フィールドの期間は、互いに等しくなるので、経年変化の影響がなければ、正極性で保持された電圧実効値と負極性で保持された電圧実効値とがほぼ等しくなる。このため、第2フィールドの中間タイミングQにおいて、表示領域100における上半分の領域(負極性電圧が保持されている領域)と、下半分の領域(正極性電圧が保持されている領域)とでは、図8(a)に示されるように、明るさがほぼ等しくなる。
ただし、経年変化の影響によって例えば直流成分が印加されていると、中間タイミングQにおいて、表示領域100における上半分の領域(負極性電圧が保持されている領域)と、下半分の領域(正極性電圧が保持されている領域)とにおいて、図8(b)または図8(c)に示されるように明るさの相違となって現れる。
このとき、図8(b)に示されるように、上半分の領域が下半分の領域よりも明るければ、ノーマリーホワイトモードにおいて負極性で保持されている電圧実効値が正極性で保持されている電圧実効値よりも低いことを示しているので、制御回路52は、スタートパルスDy bをタイミングTよりも1段早めて、図16に示されるように、負極性の電圧を保持する第2フィールドの期間を長くし、正極性の電圧を保持する第1フィールドの期間を短くする。このような動作を、タイミングPにおいて上半分の領域と下半分の領域との明るさが等しくなるまで繰り返す。
ここで、スタートパルスDybをタイミングTよりも早める場合に、その限界は、図16に示されるように、帰線期間Fb1がゼロとなるまでである。
一方、図8(b)に示されるように、上半分の領域が下半分の領域よりも暗ければ、ノーマリーホワイトモードにおいて負極性で保持されている電圧実効値が正極性で保持されている電圧実効値よりも高いことを示しているので、制御回路52は、スタートパルスDybをタイミングTよりも1段遅らせて、図17に示されるように、負極性の電圧を保持する第2フィールドの期間を短くし、正極性の電圧を保持する第1フィールドの期間を長くする。このような動作を、タイミングPにおいて上半分の領域と下半分の領域との明るさが等しくなるまで繰り返す。
ここで、スタートパルスDybをタイミングTよりも遅らせる場合に、その限界は、図17に示されるように、帰線期間Fb2がゼロとなるまでである
なお、図15(図16、図17)に示す駆動方式では、第1フィールドにおいて正極書き込みを実行し、第2フィールドにおいて負極書き込みを実行したが、これとは反対に、第1フィールドにおいて負極書き込みを実行し、第2フィールドにおいて正極書き込みを実行しても良い。
また、実施形態では、スタートパルスDyaの供給タイミングを固定とし、スタートパルスDybの供給タイミングを変化させたが、逆に、スタートパルスDybの供給タイミングを固定とし、スタートパルスDyaの供給タイミングを変化させても良い。
また、スタートパルスDya、Dybの双方の供給タイミングを変化させても良い。ただし、スタートパルスDya、Dybの双方の供給タイミングを変化させると、表示データVideoの供給に対して、表示パネルに供給する表示データが同期しなくなり、フレームが一致しなくなるので、複数フレームの1回の割合で両者が非同期(コマ落ち、または、メモリ再読み出し)が発生する。
さらに、実施形態では、電圧無印加状態において白色を表示するノーマリーホワイトモードとしたが、電圧無印加状態において黒色を表示するノーマリーブラックモードとしても良い。
<電子機器>
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を用いた電子機器の例について説明する。図18は、上述した電気光学装置1の表示パネル10をライトバルブとして用いた3板式プロジェクタの構成を示す平面図である。
このプロジェクタ2100において、ライトバルブに入射させるための光は、内部に配置された3枚のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108によってR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に分離されて、各原色に対応するライトバルブ100R、100Gおよび100Bにそれぞれ導かれる。なお、B色の光は、他のR色やG色と比較すると、光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ2122、リレーレンズ2123および出射レンズ2124からなるリレーレンズ系2121を介して導かれる。
ここで、ライトバルブ100R、100Gおよび100Bの構成は、上述した実施形態における表示パネル10と同様であり、外部上位装置(図示省略)から供給されるR、G、Bの各色に対応する画像データでそれぞれ駆動されるものである。
ライトバルブ100R、100G、100Bによってそれぞれ変調された光は、ダイクロイックプリズム2112に3方向から入射する。そして、このダイクロイックプリズム2112において、R色およびB色の光は90度に屈折する一方、G色の光は直進する。したがって、各色の画像が合成された後、レンズユニット1820によって正転拡大投影されるので、スクリーン2120には、カラー画像が表示されることとなる。
なお、ライトバルブ100R、100Bの透過像は、ダイクロイックプリズム2112により反射した後に投射されるのに対し、ライトバルブ100Gの透過像はそのまま投射されるので、ライトバルブ100R、100Bにより形成される画像と、ライトバルブ100Gにより形成される画像とは左右反転の関係にある。
また、電子機器としては、図18を参照して説明した他にも、リアプロジェクション型のテレビジョンや、直視型、例えば携帯電話や、パーソナルコンピュータ、ビデオカメラのモニタ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種の電子機器に対して、本発明に係る電気光学装置が適用可能なのは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。 同電気光学装置における表示パネルの構成を示す図である。 同表示パネルにおける画素の構成を示す図である。 同表示パネルにおける走査線駆動回路の動作を示す図である。 同表示パネルにおけるデータ信号の電圧波形例を示す図である。 同表示パネルにおけるデータ信号の電圧波形例を示す図である。 表示領域における画素の書き込みの推移を示す図である。 タイミングPにおける表示領域の状態を示す例である。 同電気光学装置におけるフリッカー抑制動作を示す図である。 フリッカー抑制動作における画素の書き込みの推移を示す図である。 同電気光学装置におけるフリッカー抑制動作を示す図である。 フリッカー抑制動作における画素の書き込みの推移を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る電気光学装置の応用構成を示すブロック図である。 本発明に適用可能な倍速駆動方式を示す図である。 本発明に適用可能な倍速駆動方式を示す図である。 本発明に適用可能な倍速駆動方式を示す図である。 実施形態に係る電気光学装置を用いたプロジェクタの構成を示す図である。
符号の説明
1…電気光学装置、10…表示パネル、50…処理回路、52…制御回路、54…表示データ処理回路、56…D/A変換回路、105…液晶、108…対向電極、110…画素、112…走査線、114…データ線、116…TFT、118…画素電極、120…液晶容量、130…走査線駆動回路、140…データ線駆動回路、142…サンプリング信号出力回路、146…TFT、2100…プロジェクタ

Claims (3)

  1. 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応してそれぞれ設けられ、各々は、前記走査線が選択されたときに、前記データ線に供給されたデータ信号の電圧と当該電圧の保持期間とに応じた階調となる複数の画素を有する電気光学装置であって、
    1フレームを構成する第1および第2フィールドのそれぞれにおいて前記複数の走査線を所定の順番で選択する走査線選択回路と、
    前記第1フィールドで一の走査線が選択された場合に、当該一の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、所定の電位を基準として高位である正極性または低位である負極性のいずれか一方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、前記一の走査線とは異なる他の走査線が選択された場合に、前記他の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか他方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、
    前記第2フィールドで前記一の走査線が選択された場合に、当該一の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか他方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、前記他の走査線が選択された場合に、前記他の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか一方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給するデータ線駆動回路と、
    正極性の電圧が供給された画素と負極性の電圧が供給された画素とを撮像する光センサと、
    前記光センサにより撮像された前記一の走査線に位置する画素が、階調が互いに等しく、前記第1および第2フィールドとにおいて同じ階調となるように、前記複数の走査線の選択開始と同期する前記第2フィールドの開始タイミングを変化させることにより、前記1フレームの期間長に対する前記第1および第2フィールドの期間長を制御する制御回路と、
    を具備し、
    前記走査線選択回路は、一のフレームの第1および第2フィールドにわたって、前記複数の走査線のうち、所定の走査線を開始点として所定方向に所定の間隔をおいて順番に選択するとともに、前記一のフレームの第2フィールドおよび次のフレームの第1フィールドにわたって、前記開始点とした走査線から前記所定方向に順番に前記おいた間隔で選択し、
    前記光センサは、一のフィールドの期間の終了時点において、前記正極性の電圧が供給された複数の画素からなる領域、および、前記負極性の電圧が供給された複数の画素からなる領域を撮像する
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 複数の走査線と複数のデータ線との交差に対応してそれぞれ設けられ、各々は、前記走査線が選択されたときに、前記データ線に供給されたデータ信号の電圧と当該電圧の保持期間とに応じた階調となる複数の画素を有する電気光学装置の駆動方法であって、
    1フレームを構成する第1および第2フィールドのそれぞれにおいて前記複数の走査線を所定の順番で選択するとき、一のフレームの第1および第2フィールドにわたって、前記複数の走査線のうち、所定の走査線を開始点として所定方向に所定の間隔をおいて順番に選択するとともに、前記一のフレームの第2フィールドおよび次のフレームの第1フィールドにわたって、前記開始点とした走査線から前記所定方向に順番に前記おいた間隔で選択し、
    前記第1フィールドで一の走査線が選択された場合に、当該一の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、所定の電位を基準として高位である正極
    性または低位である負極性のいずれか一方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、前記一の走査線とは異なる他の走査線が選択された場合に、前記他の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか他方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、
    前記第2フィールドで前記一の走査線が選択された場合に、当該一の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか他方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、前記他の走査線が選択された場合に、前記他の走査線に位置する画素に対し、当該画素の階調に応じた電圧であって、前記正極性または前記負極性のいずれか一方の極性の電圧を前記データ信号として当該画素に対応するデータ線に供給し、
    一のフィールドの期間の終了時点において、正極性の電圧が供給された複数の画素からなる領域と、負極性の電圧が供給された複数の画素からなる領域とを撮像し、
    撮像した前記一の走査線に位置する画素が、階調が互いに等しく、前記第1および第2フィールドとにおいて同じ階調となるように、前記複数の走査線の選択開始と同期する前記第2フィールドの開始タイミングを変化させることにより、前記1フレームの期間長に対する前記第1および第2フィールドの期間長を制御する
    ことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  3. 請求項1に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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