JP5616257B2 - 復号回路およびノード - Google Patents
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これに対して、休止ノードのトランシーバにバスを監視させ、バスがアイドル状態ではないことをトランシーバが検出すると、受信したフレームを解析するプロトコルコントローラを限定的に起動(電源供給を再開)し、受信したフレームが自ノードをウェイクアップさせるためのフレームであるとプロトコルコントローラが判断した場合に、ECU全体を起動(ウェイクアップ)する技術が記載されている(例えば、特許文献1参照)。
このように構成された本発明の復号回路では、エッジ間隔が単位時間の何倍、即ち何ビット分の長さに相当するかを、計時信号を用いて判定することにより、プロトコルコントローラを起動することなく2値符号で符号化されたシリアルデータを復号している。
また、本発明において、計時信号発生回路は、電荷を充放電可能な容量性素子と、この容量性素子を一定電流で充電すると共に、エッジ検出回路にてエッジが検出される毎に充電電圧を初期電圧にリセットする充電回路とからなり、容量性素子の充電電圧を、計時信号として出力する。従って、本発明によれば、クロック信号を用いることなく、アナログ回路によって計時信号を発生させることができる。
また、判定回路は、請求項6に記載のように、判定閾値生成回路が、単位時間のk(1≦k≦N)倍に相当する期間だけエッジ間隔が継続した時の計時信号の信号レベルの大きさにそれぞれ設定されたN個の判定閾値を生成し、選択回路が、判定閾値生成回路にて生成されたN個の判定閾値のうち、いずれか一つを選択して出力し、単一の比較器が、選択回路の出力と計時信号の信号レベルとを大小比較し、カウンタが、計時信号の信号レベルが判定閾値より大きいと判定された回数をカウントするように構成されていてもよい。
[第1実施形態]
<全体構成>
図1は、2値符号で符号化されたシリアル信号SIの受信波形を復号する復号回路1の構成を示す回路図を含んだブロック図である。
図2は、(a)がエッジ検出回路10の詳細な構成を示す回路図、(b)がエッジ検出回路10の各部の信号波形を示すタイミング図である。
図1に戻り、持続時間判定回路20は、電荷を充放電可能に構成され一端が接地されたコンデンサ211、および後述するクリア信号SCに従って、コンデンサ211の非接地端を、接地レベルまたは定電流源212のいずれかに接続するスイッチ213からなり、コンデンサ211の非接地端の電圧(以下「充電電圧」という)VCを信号レベルとした計時信号STを発生させる計時信号発生回路21を備えている。なお、スイッチ213は、クリア信号SCがハイレベルであれば接地側に、クリア信号SCがロウレベルであれば定電流源212側に、コンデンサ211の非接地端を接続するように構成されている。
図3は、持続時間判定回路20の動作例を示すタイミング図である。
図3に示すように、待機状態信号JWがハイレベル(シリアル信号SIを伝送する通信路が待機状態)の時に、シリアル信号SIがロウレベルに変化し、エッジ検出信号EGのパルスが発生すると(時刻t1)、待機状態信号JWがロウレベル(通信路が非待機状態)に変化すると共に、計時信号STの値(充電電圧VC)が一定の割合での増加を開始する。
次に、ビット変換回路30の動作により実現される処理の内容を、図4に示すフローチャートに沿って説明する。
通信路が待機状態であれば(S110:YES)、次に、受信レジスタがクリア済みであるか否かを判断し(S120)、クリア済みであれば(S120:YES)、S110に戻る。
そして、判定信号J5がハイレベルであるか否かを判断し(S180)、ハイレベルであれば(S180:YES)、ポインタが示す位置から5ビット分だけ設定ビット値を受信レジスタに書き込む(S190)。
S190,S210,S230,S250,S260のいずれかで受信レジスタの書き込みが行われると、その書き込んだビット数だけポインタを進めて(S270)、S110に戻る。
<効果>
以上説明したように、復号回路1では、エッジ検出後の経過時間に応じて信号レベルが増大する計時信号STを生成し、その計時信号STの信号レベル(充電電圧VC)と予め設定された基準電圧Vref2〜Vref6とを比較することで、エッジ間隔が単位時間の何倍、即ち何ビット分の長さに相当するかを判定し、その判定結果のビット数(倍数)だけ、設定ビット値を受信レジスタに順次書き込み、これをエッジが検出される毎に繰り返すことにより、シリアル信号SIを復号したビット列を生成するようにされている。
ここで、図5〜7は、復号回路1を用いて構成したノードの構成例を示すブロック図である。
図5(a)に示すノード100は、マイクロコンピュータ(マイコン)を中心に構成され、自ノードに割り当てられた制御処理、他のノードとの通信処理、自ノードの動作モードを制御する処理等を実行する主処理回路2と、CANプロトコルに従った通信を行う通信路LNに接続され、主処理回路2から与えられるデータ(送信フレーム)TxDを通信路LNに適した伝送符号に符号化して出力すると共に、通信路LNを介して受信し復号したデータ(受信フレーム)RxDを主処理回路2に供給するトランシーバ3とを備えている。
図5(b)に示すノード101は、図5(a)に示したノード100とは、一部の構成が異なるだけであるため、その構成の異なる部分を中心に説明する。
図6(a)に示すノード102は、図5(a)に示したノード100とは、一部の構成が異なるだけであるため、その構成の異なる部分を中心に説明する。
図6(b)に示すノード103は、図5(b)に示したノード101とは、一部の構成が異なるだけであるため、その構成の異なる部分を中心に説明する。
図7(a)に示すノード104は、自身が送信元となることがない受信専用ノードであり、図6(a)に示すノード102から、トランシーバ3を省略した構成を有している。但し、主処理回路2aは、マイクロコンピュータを用いることなく構成されている。
図7(b)に示すノード105は、自身が送信元となることがない受信専用ノードであり、図6(b)に示すノード103から、トランシーバ3および電源スイッチ8を省略した構成を有している。但し、主処理回路2aは、ノード104と同様に、マイクロコンピュータを用いることなく構成されている。
図7(c)に示すノード106は、図7(a)に示したノード104において、フレーム判定回路5を、複数のコマンド(起動フレームを含んでもよい)を識別できるように構成し、識別したコマンドに対応する指令が、主処理回路2aに供給され、主処理回路2aは、指令に応じた複数種類の制御を実行するように構成されている。
図7(d)に示すノード107は、図7(b)に示したノード105いおいて、フレーム判定回路5を、起動フレーム以外の複数のコマンドを識別できるように構成し、識別したコマンドに対応する指令が、主処理回路2aに供給され、主処理回路2aは、指令に応じた複数種類の制御を実行するように構成されている。
本実施形態において、倍数判定回路22が判定回路、各倍数判定回路22における分圧回路221が判定閾値生成回路、比較器222が比較回路、S170の処理を実現する回路がレベル取得回路、コンデンサ211が容量性素子、定電流回路212およびスイッチ213が充電回路に相当する。また、フレーム判定回路5および主処理回路2,2aが処理実行手段に相当する。
次に、第2実施形態の復号回路1aについて説明する。
本実施形態の復号回路1aは、構成の一部と、ビット変換回路30の動作により実現される処理の一部が異なるだけであるため、これら相違点を中心に説明する。
図8からわかるように、復号回路1aでは、ビット変換回路30へのシリアル信号SIの供給が省略されている以外は、復号回路1と同様に構成されている。
図9に示すように、図4に示したフローチャートと比較して、S140の後にS145が追加されていると共に、S170の代わりにS175が設けられている以外は同様である。
このように構成された復号回路1aは、復号回路1とは設定ビット値の取得方法が異なるだけであり、それ以外は、全く同様に動作するため、復号回路1と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態の復号回路1bについて説明する。
図10は、復号回路1bの全体構成を示す回路図を含んだブロック図である。
本実施形態の復号回路1bは、第1実施形態の復号回路1とは、持続時間判定回路20aの構成、ビット変換回路30aに入出力される信号およびビット変換回路30aの動作により実現される処理の内容が異なるだけであるため、これら相違点を中心に説明する。
そして、持続時間判定回路20aにおいて、倍数判定回路22の代わりに設けられた倍数判定回路25は、電源電圧VDDを分圧する一対の抵抗からなり基準電圧Vref2〜Vref6を発生させる5個の分圧回路251〜255と、選択信号SELに従って、基準電圧Vref2〜Vref6のいずれか一つを選択する選択回路256と、選択回路256で選択された基準電圧Vrefk(k=2,3,4,5,6)が反転入力端子に印加され、計時信号STが非反転入力端子に印加されたコンパレータ257とからなり、コンパレータ257の出力をkビット判定信号Jkとしてビット変換回路30aに供給するように構成されている。
ビット変換回路30aには、シリアル信号SI,エッジ検出信号EGの他、判定信号J2〜J5,JWの代わりにkビット判定信号Jkが入力される。そして、ビット変換回路30aは、選択信号SELや待機状態検出信号DWによって持続時間判定回路20aの動作を制御することで取得されるkビット判定信号Jkや、シリアル信号SI,エッジ検出信号EGに基づいてシリアル信号SIを復号し、パラレルデータPOとして出力する。
ビット変換回路30aでは、まず、選択回路256が判定閾値Vref6を選択するように選択信号SEL設定し(S410)、kビット判定信号Jk(ここでは6ビット判定信号J6となる)がハイレベルであるか否かによって、シリアル信号SIを伝送する通信路が待機状態にあるか否かを判断する(S420)。
この待機状態検出信号DWの出力により、SRフリップフロップ回路23の出力である待機状態信号JWはハイレベルとなる。
このように構成された復号回路1bでは、倍数判定回路25を構成する比較器257の数を、復号回路1における倍数判定回路22と比較して、削減することができるため、復号回路1bを小型化することができる。
次に第4実施形態の復号回路1cについて説明する。
<全体構成>
図12は、復号回路1cの全体構成を示す回路図を含んだブロック図である。
そして、持続時間判定回路20bにおいて、倍数判定回路22の代わりに設けられた倍数判定回路26は、電源電圧VDDを分圧する一対の抵抗からなり基準電圧Vref1を発生させる分圧回路261と、分圧回路261が発生させた基準電圧Vref1が反転入力端子に印加され、計時信号STが非反転入力端子に印加されたコンパレータ262とからなり、コンパレータ262の出力を1ビット判定信号J1として出力するように構成されている。
図13は、持続時間判定回路20bの動作例を示すタイミング図である。
図13に示すように、カウント値Q0〜Q1が6以上を示す待機状態の時に、シリアル信号SIがロウレベルに変化し、エッジ検出信号EGのパルスが発生すると(時刻t11)、カウント値Q0〜Q1がクリアされると共に、充電電圧VCも接地レベルにリセットされる。
図12に戻り、ビット変換回路30bには、シリアル信号SI,エッジ検出信号EGの他、判定信号J2〜J5,JWの代わりに、カウント回路28のカウント値Q0〜Q2が入力される。そして、ビット変換回路30bは、これらシリアル信号SI,エッジ検出信号EG,に基づいて、シリアル信号SIを復号し、パラレルデータPOとして出力する。
ビット変換回路30bでは、まず、カウント値Q0〜Q2が6以上であるか否かによって、シリアル信号SIを伝送する通信路が待機状態にあるか否かを判断する(S610)。
そして、S640にて受信レジスタやポインタがクリアされた後に検出された最初のエッジであるか否かを判断し(S670)、最初のエッジであれば(S670:YES)、まだエッジ間隔の判定結果が得られていないため、そのままS610に戻る。
そして、設定ビット数だけ、設定ビット値を受信レジスタに書き込み(S690)、その設定ビット数だけポインタを進めて(S700)、S610に戻る。
以上説明したように復号回路1cによれば、持続時間判定回路20bから供給されるカウント値Q0〜Q2を、そのままエッジ間隔のビット数として用いることができるため、ビット変換回路30bの構成を簡略化することができる。
[第5実施形態]
次に第5実施形態の復号回路1dについて説明する。
図15は、復号回路1dの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態の復号回路1dは、第4実施形態の復号回路1cとは、持続時間判定回路20bの構成が異なるだけであるため、この相違点を中心に説明する。
但し、ORゲート24が省略され、計時信号発生回路21のスイッチ213は、エッジ検出信号EGのみによって動作するように構成されている。
そして、持続時間判定回路20cにおいて、倍数判定回路26の代わりに設けられた倍数判定回路29は、電源電圧VDDを分圧する一対の抵抗からなり基準電圧Vref1〜Vref6を発生させる6個の分圧回路291〜296と、基準電圧Vref1〜Vref6のいずれか一つを選択する選択回路297と、選択回路297で選択された基準電圧Vrefk(k=1,2,3,4,5,6)が反転入力端子に印加され、計時信号STが非反転入力端子に印加されたコンパレータ298とからなり、コンパレータ298の出力である判定信号Jxを、カウント回路28のクロックおよび選択回路297の選択信号として供給するように構成されている。
図16は、持続時間判定回路20cの動作例を示すタイミング図である。
図16に示すように、カウント値Q0〜Q1が6を示す待機状態の時に、シリアル信号SIがロウレベルに変化し、エッジ検出信号EGのパルスが発生すると(時刻t21)、カウント値Q0〜Q1がクリアされると共に、充電電圧VCも接地レベルにリセットされ、更に、選択回路297が基準電圧Vref1を選択する設定に初期化される。
以上説明したように、復号回路1dによれば、判定の対象となるビット幅毎に、異なる基準電圧Vref1〜Vref6を用いて判定しているため、どのビット幅も安定した判定結果を得ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施することが可能である。
第3〜第5実施形態の復号回路1b〜1dでは、設定ビット値をシリアル信号SIの信号レベルを検出して設定する代わりに、第2実施形態の復号回路1aの場合と同様に、待機状態における既知の信号レベルと、エッジの検出結果から設定するように構成してもよい。
Claims (10)
- クロック信号に従って動作する動作モードである通常モードおよび前記クロック信号を止めることによって消費電力を低減する動作モードであるスリープモードを有するノードに適用され、前記スリープモード時に動作し、予め設定された単位時間を単位として信号レベルが変化する2値符号を用い、同一信号レベルがN(Nは3以上の整数)単位以上連続することがないように符号化されたシリアル信号の受信波形を復号する復号回路であって、
前記シリアル信号のエッジを検出するエッジ検出回路と、
前記エッジ検出回路にてエッジが検出される毎に値がリセットされ、且つ時間の経過と共に値が増大する計時信号を発生させる計時信号発生回路と、
前記計時信号発生回路が発生させた計時信号を、予め設定された一または複数の判定閾値と比較することにより、前記エッジ検出回路にて検出されるエッジの間隔が前記単位時間の何倍に相当するかを判定する判定回路と、
前記判定回路での判定対象となったエッジ間隔に対応する前記シリアル信号の信号レベルを取得するレベル取得回路と、
前記判定回路により前記エッジの間隔が前記単位時間のN倍以上であると判定された状態を待機状態として、該待機状態の検出後に、前記エッジ検出回路にてエッジが検出されると、再び前記待機状態が検出されるまでの間、前記エッジ検出回路にてエッジが検出される毎に、前記レベル取得回路にて取得された信号レベルを有するビットデータを、前記判定回路で判定された倍数個だけ生成するビット変換回路と、
を備え、前記ビット変換回路によって生成されるデータ列を復号データとして出力し、
前記計時信号発生回路は、
電荷を充放電可能な容量性素子と、
前記容量性素子を一定電流で充電すると共に、前記エッジ検出回路にてエッジが検出される毎に充電電圧を初期電圧にリセットする充電回路と、
を備え、前記容量性素子の充電電圧を、前記計時信号として出力することを特徴とする復号回路。 - 前記判定回路は、
前記単位時間のk(2≦k≦N,kは整数)倍に相当する期間だけ前記エッジ間隔が継続した時の前記計時信号の信号レベルの大きさにそれぞれ設定されたN−1個の判定閾値を生成する判定閾値生成回路と、
前記判定閾値生成回路にて生成された各判定閾値と、前記計時信号の信号レベルとを大小比較する比較回路と、
からなることを特徴とする請求項1に記載の復号回路。 - 前記比較回路は、前記計時信号の信号レベルを、前記判定閾値生成回路で生成されるN−1個の判定閾値と個別に大小比較するN−1個の比較器からなることを特徴とする請求項2に記載の復号回路。
- 前記比較回路は、
前記判定閾値生成回路にて生成されたN−1個の判定閾値のいずれか一つを選択して出力する選択回路と、
前記選択回路の出力と前記計時信号の信号レベルとを大小比較する単一の比較器と、
からなることを特徴とする請求項2に記載の復号回路。 - 前記判定回路は、
前記単位時間に相当する期間だけ前記エッジ間隔が継続した時の前記計時信号の信号レベルの大きさに設定された判定閾値を発生させる判定閾値生成回路と、
前記判定閾値生成回路にて生成された判定閾値と前記計時信号の信号レベルとを大小比較する比較回路と、
該比較回路により、前記計時信号の信号レベルが判定閾値より大きいと判定されると、前記計時信号発生回路が発生させる計時信号の値をリセットするリセット回路と、
前記計時信号の信号レベルが判定閾値より大きいと判定された回数をカウントし、前記エッジ検出回路にてエッジが検出される毎にカウント値がリセットされるカウンタと、
を備え、前記エッジ検出回路にて検出されたエッジによりリセットされる前の前記カウンタのカウント値を、判定結果の倍数として出力することを特徴とする請求項1に記載の
復号回路。 - 前記判定回路は、
前記単位時間のk(1≦k≦N)倍に相当する期間だけ前記エッジ間隔が継続した時の前記計時信号の信号レベルの大きさにそれぞれ設定されたN個の判定閾値を生成する判定閾値生成回路と、
前記判定閾値生成回路にて生成されたN個の判定閾値のうち、いずれか一つを選択して出力する選択回路と、
前記選択回路の出力と前記計時信号の信号レベルとを大小比較する単一の比較器と、
前記計時信号の信号レベルが判定閾値より大きいと判定された回数をカウントし、前記エッジ検出回路にてエッジが検出される毎にカウント値がリセットされるカウンタと、
を備え、
前記選択回路は、前記比較器にて選択回路の出力より計時信号の信号レベルの方が大きいと判定される毎に、値の小さい方から順に選択するように設定を切り替えると共に、前記エッジ検出回路にてエッジが検出される毎に選択の設定をリセットし、
前記エッジ検出回路にて検出されたエッジによりリセットされる前の前記カウンタのカウント値を、判定結果の倍数として出力することを特徴とする請求項1に記載の復号回路。 - 前記レベル取得回路は、前記エッジ検出回路にてエッジが検出された後、前記単位時間が経過するまでの間に検出した前記シリアル信号の信号レベルの反転値を、前記判定対象となったエッジ間隔での信号レベルとして取得することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の復号回路。
- 前記レベル取得回路は、前記待機状態が検出されると予め設定された待機信号レベルに初期化され、且つ、前記待機状態から非待機状態への変化後は前記エッジ検出回路にてエッジが検出される毎に信号レベルが反転するように設定された記憶信号レベルを、前記判定対象となったエッジ間隔の信号レベルとして取得することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれいか一項に記載の復号回路。
- 2値符号を用いて通信を行う通信路からシリアル信号を受信するレシーバと、
前記レシーバを介して受信した信号を復号する請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の復号回路と、
前記復号回路にて復号されたデータ列が、予め設定されたコマンドを表している場合に、該コマンドに対応付けられた特定処理を実行する処理実行手段と、
を備えることを特徴とするノード。 - 前記特定処理は、前記通信路を介した通信を停止して消費電力を抑制するための動作モードであるスリープモードから、前記通信路を介した通信を実行可能な動作モードである通常モードに遷移するための処理であることを特徴とする請求項9に記載のノード。
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