JP5615335B2 - 漏電検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電源の漏電を検知するために用いられる漏電検知装置に関する。
例えば、電気自動車においては、モータや車載機器を駆動するための高電圧の直流電源が搭載される。この直流電源は、グランドに接地されている車体と電気的に絶縁されている。しかしながら、何らかの原因により、直流電源と車体との間で絶縁不良や短絡等が発生した場合、直流電源からグランドへ至る経路に電流が流れ、漏電が生じる。そこで、この漏電を検知するための漏電検知装置が、直流電源に付設される。後記の特許文献1〜3には、このような漏電検知装置が記載されている。
また、漏電検知装置には、漏電検知を正常に行えるか否かをチェックすることができる、いわゆる自己診断機能を備えたものもある。特許文献2、3の漏電検知装置は、このような自己診断機能を備えたものである。
特許文献1には、カップリングコンデンサの一端側に直流電源のプラス端子を接続し、カップリングコンデンサの他端側となる測定点に、矩形波パルス信号を印加して、当該コンデンサを充電し、このとき測定点に発生する電圧信号を検出して、直流電源の地絡を検出する地絡検出装置が記載されている。本文献では、矩形波パルス信号が第1の位相となる時点で、測定点にて測定される電圧値と、矩形波パルス信号が第2の位相となる時点で、測定点にて測定される電圧値との差分を求める。そして、この差分電圧に基づいて、直流電源の地絡を検出する。
特許文献2には、検出抵抗と絶縁抵抗との接続点と、グランドとの間に、自己診断用抵抗およびスイッチ素子が直列に接続された絶縁抵抗低下検出器が記載されている。本文献では、自己診断時に、スイッチ素子がオンの状態で、検出抵抗と絶縁抵抗との接続点に現れる電圧の値が基準値と異なる場合に、検出抵抗が劣化または故障したと判定される。
特許文献3には、カップリングコンデンサを通じて対地絶縁回路にパルス電圧を印加し、対地絶縁回路に流れる漏電電流に略比例する信号電圧の大きさに応じて、対地絶縁回路の絶縁良否を判定する絶縁性能診断装置が記載されている。本文献では、対地絶縁回路の対地絶縁抵抗が低下した場合と同じ信号変化を生じさせる疑似絶縁低下回路が設けられている。
図13は、自己診断機能を備えた従来の漏電検知装置の一例を示している。漏電検知装置200は、CPU1、パルス発生器2、フィルタ回路3、擬似漏電回路4、メモリ5、抵抗R1、およびカップリングコンデンサC1,C3を備えている。CPU1は、電圧検出部6と、漏電判定部7と、診断部8とを有している。フィルタ回路3は抵抗R2およびコンデンサC2からなる。擬似漏電回路4は、トランジスタQおよび抵抗R3〜R5からなる。高電圧のバッテリ(直流電源)300の負極側は、ケーブルWを介して、漏電検知装置200のカップリングコンデンサC1,C3に接続されている。バッテリ300の正極側は、モータや車載機器などの負荷に接続されている。バッテリ300とグランドGとの間には、浮遊容量Csが存在し、バッテリ300の漏電時には、漏電抵抗Rsも存在する。
パルス発生器2は、図15(a)のようなパルスを出力する。このパルスは、抵抗R1を介してカップリングコンデンサC1を充電し、この充電によって、P点の電位が上昇する。このP点の電位はフィルタ回路3を介して、入力電圧VとしてCPU1に入力される。CPU1の電圧検出部6は、この入力電圧Vに基づいて、カップリングコンデンサC1の電圧を検出する。検出されたカップリングコンデンサC1の電圧を、以下では「検出電圧」という。
バッテリ300に漏電が生じていない場合は、図14の実線に示すように、検出電圧は急峻に上昇する。このため、時刻toでパルスが立ち上がってから、時刻t1でパルスが立ち下がるまでの間に、検出電圧は閾値SHを超える。一方、バッテリ300とグランドGとの間に漏電が生じている場合は、図14の破線に示すように、検出電圧は、漏電抵抗Rsのために緩やかに上昇する。このため、時刻toから時刻t1までの間に、検出電圧は閾値SHを超えない。
電圧検出部6は、パルスが立ち下がる時刻t1において、カップリングコンデンサC1の電圧を検出する。漏電が生じていない場合は、検出電圧はVaとなり、漏電が生じている場合は、検出電圧はVbとなる。CPU1の漏電判定部7は、検出電圧と閾値SHとを比較し、検出電圧が閾値SH以上(Va)であれば、「漏電なし」と判定し、検出電圧が閾値SH未満(Vb)であれば、「漏電あり」と判定する。「漏電あり」の場合は、CPU1から漏電検知信号が出力される。
漏電検知装置200の自己診断を行う場合は、上位装置からCPU1に、プリチェック要求信号が入力される。CPU1の診断部8は、この信号を受けて、擬似漏電状態を作り出すために、図15(b)のように、擬似漏電回路4のトランジスタQをオンにする。これにより、図13の破線矢印で示すように、パルス発生器2から、抵抗R1およびカップリングコンデンサC1,C3を経て、擬似漏電回路4へ至る電流経路が形成される。このため、パルス発生器2が出力するパルスにより、カップリングコンデンサC1,C3が共に充電される。この結果、P点の電位すなわち入力電圧Vの上昇が緩やかとなる。したがって、図15(c)のように、トランジスタQがオンの間は、カップリングコンデンサC1の検出電圧が閾値SH未満となるので、漏電判定部7は「漏電あり」と判定する。そして、この判定に基づき、図15(d)のようにCPU1から漏電検知信号が出力される。これにより、診断部8は、漏電検知が正常に行われていると判定する。
特開2003−250201号公報 特開2005−127821号公報 特開2007−163291号公報
図13において、バッテリ300とグランドGとの間には、浮遊容量Csが存在するため、パルス発生器2が出力するパルスにより、浮遊容量Csも充電される。したがって、カップリングコンデンサC1の容量が浮遊容量Csより小さいと、カップリングコンデンサC1は、浮遊容量Csの充電が完了する前に充電が完了し、短時間で飽和してしまう。この結果、図14で示したような電圧変化が得られず、正常な漏電検知ができなくなる。したがって、カップリングコンデンサC1の容量は、浮遊容量Csに比べて十分大きな値でなければならない。このため、カップリングコンデンサC1の外形が大きくなって、基板上での実装面積が増加する。
本発明の課題は、カップリングコンデンサの容量を小さくすることが可能な漏電検知装置を提供することにある。
本発明に係る漏電検知装置は、一端が直流電源に接続される第1カップリングコンデンサと、この第1カップリングコンデンサの他端にパルスを供給するパルス発生器と、第1カップリングコンデンサの他端の電圧を検出する電圧検出部と、この電圧検出部が検出した電圧を閾値と比較し、その比較結果に基づいて直流電源の漏電の有無を判定する漏電判定部と、直流電源を擬似的に漏電状態にする擬似漏電回路と、一端が直流電源に接続され、他端が擬似漏電回路に接続される第2カップリングコンデンサと、擬似漏電回路により直流電源を擬似的に漏電状態にした場合に、漏電判定部が漏電ありと判定したか否かを診断する診断部とを備えている。
本発明では、上記漏電検知装置において、第1カップリングコンデンサの他端と、第2カップリングコンデンサの他端との間に設けられた第1スイッチと、この第1スイッチのオン・オフを制御するスイッチ制御部とをさらに備える。そして、擬似漏電回路により直流電源を擬似的に漏電状態にして、診断部による診断を行う自己診断モードにおいては、スイッチ制御部が第1スイッチをオフにすることにより、パルス発生器に対して、第1カップリングコンデンサと、第2カップリングコンデンサと、擬似漏電回路とが直列に接続される。また、擬似漏電回路により直流電源を擬似的に漏電状態にせず、漏電判定部による判定を行う通常モードにおいては、スイッチ制御部が第1スイッチをオンにすることにより、パルス発生器に対して、第1カップリングコンデンサと、第2カップリングコンデンサとが並列に接続される。
このようにすると、通常モードの場合には、第1スイッチのオンにより、第1カップリングコンデンサと第2カップリングコンデンサとが並列接続されるので、それらの合成容量は、第1カップリングコンデンサだけの場合に比べて大きくなる。したがって、例えば両コンデンサの容量が同じである場合、それぞれのコンデンサの容量を従来の半分にしても、合成容量は従来と同じ容量となる。このため、第1および第2カップリングコンデンサとして、小容量のコンデンサを用いることができる。その結果、コンデンサの外形が小さくなって、基板上での実装面積が少なくて済む。また、第2カップリングコンデンサは、もともと漏電検知装置に備わっているものなので、第1カップリングコンデンサと並列接続されるコンデンサを新たに設ける必要もない。
本発明において、第2カップリングコンデンサの他端と第1スイッチとの接続点と、擬似漏電回路との間に、スイッチ制御部によりオン・オフが制御される第2スイッチを設けてもよい。この場合、スイッチ制御部は、自己診断モードにおいて、第1スイッチをオフにするとともに第2スイッチをオンにし、通常モードにおいて、第1スイッチをオンにするとともに第2スイッチをオフにする。
本発明において、直流電源に一端が接続された第1ケーブルの他端を、第1カップリングコンデンサの一端に接続するための第1端子と、直流電源に一端が接続された第2ケーブルの他端を、第2カップリングコンデンサの一端に接続するための第2端子とをさらに備えていてもよい。この場合、自己診断モードにおいては、パルス発生器から、第1カップリングコンデンサ、第1端子、第1ケーブル、第2ケーブル、第2端子、および第2カップリングコンデンサを経由して、擬似漏電回路に至る電流経路が形成される。また、通常モードにおいては、パルス発生器から、第1カップリングコンデンサ、第1端子、第1ケーブル、および第2ケーブルを経由して、グランドに至る電流経路と、パルス発生器から、第1スイッチ、第2カップリングコンデンサ、および第2端子を経由して、グランドに至る電流経路とが形成される。
本発明において、第1ケーブルおよび第2ケーブルの一方または両方が断線したことを検知する断線検知部をさらに備えていてもよい。この場合、断線検知部は、自己診断モードにおいて、電圧検出部により検出される電圧が閾値以上となったことに基づいて断線を検知する。
本発明によれば、カップリングコンデンサの容量を小さくすることが可能な漏電検知装置を提供できる効果がある。
本発明の第1実施形態による漏電検知装置を示した回路図である。 第1実施形態の自己診断モードにおける電流経路を示した回路図である。 第1実施形態の通常モードにおける電流経路を示した回路図である。 第1実施形態の動作(非断線時)を示したタイミングチャートである。 第1実施形態の動作(断線時)を示したタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態による漏電検知装置を示した回路図である。 第2実施形態の自己診断モードにおける電流経路を示した回路図である。 第2実施形態の通常モードにおける電流経路を示した回路図である。 第2実施形態の動作(非断線時)を示したタイミングチャートである。 第2実施形態の動作(断線時)を示したタイミングチャートである。 本発明の第3実施形態による漏電検知装置を示した回路図である。 本発明の第4実施形態による漏電検知装置を示した回路図である。 従来の漏電検知装置を示した回路図である。 漏電時および非漏電時における検出電圧の波形図である。 従来の漏電検知装置の動作を示したタイミングチャートである。
本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。以下では、電気自動車やハイブリッドカーに搭載される漏電検知装置に本発明を適用した例を挙げる。但し、本発明の適用範囲は、車載用の漏電検知装置だけに限定されるものではない。
まず、第1実施形態による漏電検知装置の構成を、図1を参照しながら説明する。図1において、漏電検知装置100は、ケーブルW1,W2を介して、車載用の直流電源であるバッテリ300の負極側に接続されている。バッテリ300の正極側は、モータや車載機器などの負荷(図示省略)に接続されている。バッテリ300は、出力電圧が数百ボルトの高電圧バッテリである。
漏電検知装置100は、CPU1、パルス発生器2、フィルタ回路3、擬似漏電回路4、メモリ5、抵抗R1、カップリングコンデンサC1,C3、スイッチSW1、および端子T1〜T5を備えている。
CPU1は、漏電検知装置100の動作を制御する制御手段を構成しており、電圧検出部6、漏電判定部7、診断部8、断線検知部9、およびスイッチ制御部10を備えている。実際には、これらのブロック6〜10の各機能は、ソフトウェアによって実現される。パルス発生器2は、CPU1からの指令に基づき、所定周波数のパルスを生成する。抵抗R1はパルス発生器2の出力側に接続されている。カップリングコンデンサC1(第1カップリングコンデンサ)は、バッテリ300と漏電検知装置100とを直流的に分離するためのコンデンサであって、その一端は端子T1(第1端子)を介してバッテリ300の負極に接続され、他端は抵抗R1を介してパルス発生器2に接続されている。
フィルタ回路3は、抵抗R1とカップリングコンデンサC1との接続点(P点)と、CPU1との間に設けられている。このフィルタ回路3は、CPU1に入力される電圧のノイズを除去するためのもので、抵抗R2およびコンデンサC2からなる。抵抗R2の一端はP点に接続されている。抵抗R2の他端は、CPU1に接続されているとともに、コンデンサC2の一端に接続されている。コンデンサC2の他端は、グランドGに接地されている。なお、本実施形態の場合、グランドGは自動車の車体である。
カップリングコンデンサC3(第2カップリングコンデンサ)は、カップリングコンデンサC1と同様に、バッテリ300と漏電検知装置100とを直流的に分離するためのコンデンサである。カップリングコンデンサC3の一端は、端子T2(第2端子)を介してバッテリ300の負極に接続され、他端は擬似漏電回路4に接続されている。
擬似漏電回路4は、スイッチング素子としてのトランジスタQと、抵抗R3〜R5とからなる。トランジスタQのコレクタには抵抗R3が接続されており、カップリングコンデンサC3は、抵抗R3と直列に接続されている。トランジスタQのエミッタは、グランドGに接地されている。トランジスタQのベースは、抵抗R5を介して、CPU1に接続されている。抵抗R4は、トランジスタQのベースとエミッタとにまたがって接続されている。
スイッチSW1(第1スイッチ)は、カップリングコンデンサC1の他端と、カップリングコンデンサC3の他端との間に設けられている。詳しくは、スイッチSW1の一端は、カップリングコンデンサC1と抵抗R1との接続点(P点)に接続されており、スイッチSW1の他端は、カップリングコンデンサC3と抵抗R3との接続点に接続されている。このスイッチSW1は、CPU1からの制御信号によりオン・オフ動作を行い、後述するように、カップリングコンデンサC1,C3同士の接続状態を切り替える。スイッチSW1としては、例えば、入力素子(LEDなど)と出力素子(MOS型FETなど)が内蔵され、入力側と出力側が電気的に絶縁されたフォトリレーを用いることができる。
メモリ5は、ROMやRAMなどからなり、記憶部を構成している。このメモリ5には、CPU1の動作プログラムや制御用データが記憶されているとともに、後述する漏電有無判定のための閾値SHが記憶されている。
CPU1において、電圧検出部6は、フィルタ回路3からCPU1に取り込まれる入力電圧Vに基づいて、P点の電圧を検出する。この電圧の検出は、パルス発生器2の出力パルスが立ち下がる時刻において行われる。
漏電判定部7は、電圧検出部6が検出したP点の電圧(以下、「検出電圧」という。)を閾値SHと比較し、その比較結果に基づいて、バッテリ300の漏電有無を判定する。
診断部8は、自己診断時に、擬似漏電回路4を駆動してバッテリ300を擬似的に漏電状態にするとともに、この状態で漏電判定部7が「漏電あり」と判定したか否かを診断する。
断線検知部9は、電圧検出部6が検出した電圧の状態に基づいて、ケーブルW1,W2の一方または両方が断線したことを検知する。
スイッチ制御部10は、漏電検知装置100の動作モード(通常モードおよび自己診断モード)に応じて、スイッチSW1のオン・オフを制御する。
ケーブルW1(第1ケーブル)の一端は、バッテリ300の負極に接続されている。ケーブルW1の他端は、漏電検知装置100の端子T1に接続され、この端子T1を介して、カップリングコンデンサC1の一端に接続されている。
ケーブルW2(第2ケーブル)の一端は、バッテリ300の負極に接続されている。ケーブルW2の他端は、漏電検知装置100の端子T2に接続され、この端子T2を介して、カップリングコンデンサC3の一端に接続されている。
実際には、例えば、ケーブルW1の一端は、バッテリ300の負極を構成する同電位の2つの端子(図示省略)の一方に接続され、ケーブルW2の一端は、当該2つの端子の他方に接続される。
漏電検知装置100の端子T3〜T5は、CPU1に接続されている。端子T3からは、漏電が検知された場合に漏電検知信号が出力される。端子T4からは、断線が検知された場合に断線検知信号が出力される。端子T5には、自己診断を行う場合にプリチェック要求信号が入力される。
次に、上記構成からなる漏電検知装置100の動作について説明する。
パルス発生器2は、図4(a)に示すような矩形波のパルスを所定周期で出力する。車両のイグニッションスイッチ(図示省略)がオンになると、上位装置(図示省略)から端子T5に、プリチェック要求信号が入力される。この信号を受けて、CPU1は、漏電検知装置100の動作モードを、自己診断モードに設定する。自己診断モードとは、擬似漏電回路4によりバッテリ300を擬似的に漏電状態にして、診断部8による診断(漏電を正常に検知できるか否かの診断)を行うモードをいう。図2は、自己診断モードの回路状態を示している。
自己診断モードになると、CPU1の診断部8は、トランジスタQをオンにするための制御信号を出力する。トランジスタQは、この制御信号が抵抗R5を介してベースに与えられることによって、図4(b)に示すようにオンする。一方、CPU1のスイッチ制御部10は、自己診断モード中はスイッチSW1をオンにするための制御信号を出力しない。このため、スイッチSW1は図4(c)に示すように、オフとなっている。したがって、自己診断モードにおいては、図2からわかるように、パルス発生器2に対して、カップリングコンデンサC1と、カップリングコンデンサC3と、擬似漏電回路4とが直列に接続されることになる。
トランジスタQがオンすると、図2に破線矢印で示したように、パルス発生器2→抵抗R1→カップリングコンデンサC1→端子T1→ケーブルW1→ケーブルW2→端子T2→カップリングコンデンサC3→擬似漏電回路4の電流経路Xが形成される。なお、実際には、バッテリ300とグランドG(車体)との間に浮遊容量Csが存在し、パルスによって浮遊容量Csにも充電が行われる。また、バッテリ300に漏電が生じた場合は、バッテリ300とグランドG(車体)との間に漏電抵抗Rsが存在する。擬似漏電回路4のトランジスタQのエミッタはグランドG(車体)に接地されているので、トランジスタQのオンにより、バッテリ300と車体との間で実際に漏電が生じた場合と同様の、擬似的な漏電状態が作り出される。
この擬似漏電状態においては、パルス発生器2が出力するパルスにより、カップリングコンデンサC1,C3が充電される。ここで、カップリングコンデンサC1,C3は直列に接続されているため、カップリングコンデンサC1,C3が並列に接続された場合(後述の通常モード)と比べて、P点の電位すなわち入力電圧Vの上昇が緩やかとなる。その結果、図4(d)のt1に示すように、電圧検出部6での検出電圧が閾値SH未満となるので、漏電判定部7は「漏電あり」と判定する。そして、この判定に基づき、図4(e)に示すように、CPU1から漏電検知信号が出力される。これにより、診断部8は、漏電検知が正常に行われていると判定する。なお、ケーブルW1,W2に断線が生じていない場合は、図4(f)に示すように、断線検知部9は断線検知信号を出力しない。断線検知の詳細については後述する。
自己診断が終了すると、CPU1は、漏電検知装置100の動作モードを、自己診断モードから通常モードに切り替える。通常モードとは、擬似漏電回路4によりバッテリ300を擬似的に漏電状態にせず、漏電判定部7による判定(実際に漏電が生じているか否かの判定)を行うモードをいう。図3は、通常モードの回路状態を示している。
通常モードになると、CPU1の診断部8は、トランジスタQをオンさせていた制御信号の出力を停止する。このため、トランジスタQは、図4(b)に示すようにオフとなる。一方、CPU1のスイッチ制御部10は、スイッチSW1をオンにするための制御信号を出力する。スイッチSW1は、この制御信号により図4(c)に示すようにオンとなる。したがって、通常モードにおいては、図3からわかるように、パルス発生器2に対して、カップリングコンデンサC1と、カップリングコンデンサC3とが並列に接続されることになる。
バッテリ300に漏電が生じていない状態で、トランジスタQがオフし、スイッチSW1がオンすると、図3に破線矢印で示したように、パルス発生器2→抵抗R1→カップリングコンデンサC1→端子T1→ケーブルW1→ケーブルW2→浮遊容量Cs→グランドGの電流経路Yと、パルス発生器2→抵抗R1→スイッチSW1→カップリングコンデンサC3→端子T2→浮遊容量Cs→グランドGの電流経路Zとが形成される。
これにより、カップリングコンデンサC1,C3が、パルス発生器2の出力パルスによって充電される。ここで、トランジスタQがオン状態からオフ状態になるため、すなわち、抵抗R3がグランドGに接続されている状態から、接続されていない状態になるため、カップリングコンデンサC1,C3が直列に接続された場合(前述の自己診断モード)と比べて、P点の電位すなわち入力電圧Vの上昇が急峻となる。したがって、図4(d)のt2に示すように、電圧検出部6での検出電圧が閾値SH以上となるので、漏電判定部7は「漏電なし」と判定する。その結果、図4(e)に示すように、CPU1から漏電検知信号が出力されなくなる。
一方、バッテリ300とグランドGとの間に漏電が生じると、漏電抵抗Rsの存在により、P点の電位の上昇が緩やかとなるので、図4(d)のt3に示すように、電圧検出部6での検出電圧が閾値SH未満となる。このため、漏電判定部7は「漏電あり」と判定する。そして、この判定に基づき、図4(e)に示すように、CPU1から漏電検知信号が出力される。
次に、断線検知部9による断線検知について説明する。ケーブルW1,W2の一方または両方が断線した場合は、図2の電流経路Xが形成されないので、トランジスタQをオンして自己診断モードにしても、擬似漏電回路4による擬似的な漏電状態を作り出すことができない。その一方、ケーブルW1,W2が断線しても、端子T1とグランドGとの間には、実際には浮遊容量(図示省略)が存在するので、パルス発生器2からカップリングコンデンサC1への充電経路は確保される。
したがって、ケーブル断線時の自己診断モードにおいては、カップリングコンデンサC1のみがパルスで充電される結果、P点の電圧すなわち検出電圧が、図5(d)のt4に示すように、閾値SH以上となる。このため、漏電判定部7では「漏電なし」と判定されるので、図5(e)に示すように、漏電検知信号は出力されない。そして、断線検知部9は、自己診断モードにおいて、検出電圧が閾値SH以上である状態が一定時間Tだけ継続した場合に、ケーブルW1,W2の一方または両方に断線が生じたことを検知する。断線が検知されると、図5(f)のように、CPU1から断線検知信号が出力される。この断線検知信号は、端子T4を介して上位装置へ送られ、上位装置において異常処理(例えば、断線を知らせる警報の出力)が行われる。
以上のように、第1実施形態においては、通常モード時にスイッチSW1がオンすることにより、カップリングコンデンサC1,C3が並列接続されるので、それらの合成容量は、カップリングコンデンサC1だけの場合に比べて大きくなる。したがって、両コンデンサC1,C3の容量が同じである場合、それぞれのコンデンサの容量を従来の半分にしても、合成容量は従来と同じ容量となる。このため、カップリングコンデンサC1,C3として小容量のコンデンサを用いることができる。その結果、カップリングコンデンサC1,C3の外形が小さくなって、基板上での実装面積が少なくて済む。しかも、カップリングコンデンサC3は、もともと漏電検知装置100に備わっているものなので、カップリングコンデンサC1と並列接続されるコンデンサを新たに設ける必要もない。さらに、第1実施形態では、断線検知部9によって、ケーブルW1,W2の断線を検知することができる。
次に、第2実施形態による漏電検知装置につき、図6〜図8を参照しながら説明する。図6〜図8では、図1〜図3と同一部分または対応する部分には同一符号を付してある。したがって、重複する部分の説明は省略する。
図6は、第2実施形態による漏電検知装置101の構成を示している。図6において、図1と異なる点は、カップリングコンデンサC3とスイッチSW1との接続点と、擬似漏電回路4との間に、スイッチSW2(第2スイッチ)が設けられている点である。このスイッチSW2は、スイッチSW1と同様に、フォトリレーなどから構成されていて、スイッチ制御部10によりオン・オフが制御される。
自己診断モードにおいては、図7に示すように、スイッチ制御部10は、スイッチSW1をオフにするとともに、スイッチSW2をオンにする。また、診断部8は、トランジスタQをオンにする。この状態では、パルス発生器2に対して、カップリングコンデンサC1と、カップリングコンデンサC3と、擬似漏電回路4とが直列に接続される。そして、破線矢印で示したように、パルス発生器2→抵抗R1→カップリングコンデンサC1→端子T1→ケーブルW1→ケーブルW2→端子T2→カップリングコンデンサC3→スイッチSW2→擬似漏電回路4の電流経路X’が形成される。これにより、擬似的な漏電状態が作り出される。自己診断モードにおける漏電検知装置101の動作は、第1実施形態の場合と同様であるので、詳細な説明を省略する。
一方、通常モードにおいては、図8に示すように、スイッチ制御部10は、スイッチSW1をオンにするとともに、スイッチSW2をオフにする。また、診断部8は、トランジスタQをオフにする。この状態では、パルス発生器2に対して、カップリングコンデンサC1と、カップリングコンデンサC3とが並列に接続される。そして、破線矢印で示したように、パルス発生器2→抵抗R1→カップリングコンデンサC1→端子T1→ケーブルW1→ケーブルW2→浮遊容量Cs→グランドGの電流経路Yと、パルス発生器2→抵抗R1→スイッチSW1→カップリングコンデンサC3→端子T2→浮遊容量Cs→グランドGの電流経路Zとが形成される。
通常モードにおける漏電検知装置101の動作も、第1実施形態の場合と基本的に同じである。但し、第2実施形態では、通常モード時にスイッチSW2がオフすることによって、擬似漏電回路4がカップリングコンデンサC1,C3から電気的に切り離される点が、第1実施形態と異なる。
第1実施形態の場合は、通常モードにおいて、擬似漏電回路4がカップリングコンデンサC1,C3と電気的に接続されている(図3参照)。このため、例えば、トランジスタQのコレクタ・エミッタ間に存在する浮遊容量などが原因で、電流経路Zに流れる電流の一部が擬似漏電回路4に流れる場合がある。すると、P点の電位が変動し、漏電判定部7において閾値と比較される電圧値が変動するので、漏電判定部7で正確な漏電有無の判定ができなくなる。
しかるに、第2実施形態のように、スイッチSW2により擬似漏電回路4をカップリングコンデンサC1,C3から電気的に切り離すことで、上述したトランジスタQの浮遊容量などに起因してP点の電位が変動するのが回避され、漏電判定部7において漏電有無を正確に判定することができる。なお、トランジスタQに関して、浮遊容量などの特性があらかじめ判明している場合は、当該特性を考慮して漏電判定部7の閾値を設定すればよいので、第1実施形態を採用しても問題はない。
第2実施形態においても、ケーブルW1,W2の断線を検知することができる。その原理は、第1実施形態と同様であるので、詳細についての説明は省略する。図9は、第2実施形態の非断線時における動作を示したタイミングチャート、図10は、第2実施形態の断線時における動作を示したタイミングチャートである。図9および図10とも、(d)にスイッチSW2の動作が追加されている点を除いて、図4および図5と同様である。
図11は、本発明の第3実施形態による漏電検知装置102を示している。第3実施形態は、第1実施形態(図1)の端子T2とケーブルW2を省略し、カップリングコンデンサC3の一端を、漏電検知装置102内で端子T1に接続したものである。なお、本実施形態では、ケーブルW1の断線を検知できないので、CPU1に断線検知部9は設けられておらず、断線検知信号を出力する端子T4も設けられていない。
この漏電検知装置102においては、図2および図3の電流経路X,Y,Zの形成のされ方が異なるが、基本的な動作は、断線検知を除いて第1実施形態の場合と同じである。したがって、動作については、第1実施形態で説明した動作から容易に理解が可能なので、詳細な説明は省略する。
図12は、本発明の第4実施形態による漏電検知装置103を示している。第4実施形態は、第2実施形態(図6)の端子T2とケーブルW2を省略し、カップリングコンデンサC3の一端を、漏電検知装置103内で端子T1に接続したものである。なお、本実施形態でも、ケーブルW1の断線を検知できないので、CPU1に断線検知部9は設けられておらず、断線検知信号を出力する端子T4も設けられていない。
この漏電検知装置103においては、図7および図8の電流経路X’,Y,Zの形成のされ方が異なるが、基本的な動作は、断線検知を除いて第2実施形態の場合と同じである。したがって、動作については、第2実施形態で説明した動作から容易に理解が可能なので、詳細な説明は省略する。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、前記の実施形態では、スイッチSW1,SW2としてフォトリレーを例に挙げたが、フォトリレーに代えて電磁リレーを用いてもよい。また、擬似漏電回路4のトランジスタQを、FETやリレーなどに置き換えてもよい。
また、前記の実施形態では、抵抗R2およびコンデンサC2からなるフィルタ回路3を設けた例を示したが、フィルタ回路3は本発明にとって必須のものではなく、省略してもよい。また、必要に応じて、カップリングコンデンサC1,C3の充電電荷を強制的に放電させるための放電回路を付加してもよい。
また、前記の実施形態では、パルス発生器2から出力されるパルスの立ち下りのタイミングにおいて、電圧検出部6がP点の電圧を検出するとともに、漏電判定部7が漏電の有無を判定したが、本発明はこれに限定されない。例えば、パルスが立ち下がる前の予め定められた時点で、電圧検出部6による電圧検出および漏電判定部7による漏電有無判定を行ってもよい。
また、前記の実施形態では、カップリングコンデンサC1の一端が直流電源300の負極に接続されているが、カップリングコンデンサC1の一端を、直流電源300の正極に接続してもよい。同様に、カップリングコンデンサC3の一端を、直流電源300の正極に接続してもよい。
さらに、前記の実施形態では、電気自動車やハイブリッドカーに搭載される漏電検知装置を例に挙げたが、本発明は、自動車に限らず、直流電源を備えた各種の装置に搭載される漏電検知装置に広く適用することができる。
2 パルス発生器
4 擬似漏電回路
6 電圧検出部
7 漏電判定部
8 診断部
9 断線検知部
10 スイッチ制御部
100,101,102,103 漏電検知装置
300 バッテリ(直流電源)
C1 カップリングコンデンサ(第1カップリングコンデンサ)
C3 カップリングコンデンサ(第2カップリングコンデンサ)
G グランド
SW1 スイッチ(第1スイッチ)
SW2 スイッチ(第2スイッチ)
T1 端子(第1端子)
T2 端子(第2端子)
W1 ケーブル(第1ケーブル)
W2 ケーブル(第2ケーブル)
X,X’,Y,Z 電流経路

Claims (4)

  1. 一端が直流電源に接続される第1カップリングコンデンサと、
    前記第1カップリングコンデンサの他端にパルスを供給するパルス発生器と、
    前記第1カップリングコンデンサの他端の電圧を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部が検出した電圧を閾値と比較し、その比較結果に基づいて前記直流電源の漏電の有無を判定する漏電判定部と、
    前記直流電源を擬似的に漏電状態にする擬似漏電回路と、
    一端が前記直流電源に接続され、他端が前記擬似漏電回路に接続される第2カップリングコンデンサと、
    前記擬似漏電回路により前記直流電源を擬似的に漏電状態にした場合に、前記漏電判定部が漏電ありと判定したか否かを診断する診断部と、
    を備えた漏電検知装置において、
    前記第1カップリングコンデンサの他端と、前記第2カップリングコンデンサの他端との間に設けられた第1スイッチと、
    前記第1スイッチのオン・オフを制御するスイッチ制御部と、をさらに備え、
    前記擬似漏電回路により前記直流電源を擬似的に漏電状態にして、前記診断部による診断を行う自己診断モードにおいては、前記スイッチ制御部が前記第1スイッチをオフにすることにより、前記パルス発生器に対して、前記第1カップリングコンデンサと、前記第2カップリングコンデンサと、前記擬似漏電回路とが直列に接続され、
    前記擬似漏電回路により前記直流電源を擬似的に漏電状態にせず、前記漏電判定部による判定を行う通常モードにおいては、前記スイッチ制御部が前記第1スイッチをオンにすることにより、前記パルス発生器に対して、前記第1カップリングコンデンサと、前記第2カップリングコンデンサとが並列に接続される、ことを特徴とする漏電検知装置。
  2. 請求項1に記載の漏電検知装置において、
    前記第2カップリングコンデンサの他端と前記第1スイッチとの接続点と、前記擬似漏電回路との間に、前記スイッチ制御部によりオン・オフが制御される第2スイッチを設け、
    前記スイッチ制御部は、
    前記自己診断モードにおいて、前記第1スイッチをオフにするとともに前記第2スイッチをオンにし、
    前記通常モードにおいて、前記第1スイッチをオンにするとともに前記第2スイッチをオフにする、ことを特徴とする漏電検知装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の漏電検知装置において、
    前記直流電源に一端が接続された第1ケーブルの他端を、前記第1カップリングコンデンサの一端に接続するための第1端子と、
    前記直流電源に一端が接続された第2ケーブルの他端を、前記第2カップリングコンデンサの一端に接続するための第2端子と、をさらに備え、
    前記自己診断モードにおいて、前記パルス発生器から、前記第1カップリングコンデンサ、前記第1端子、前記第1ケーブル、前記第2ケーブル、前記第2端子、および前記第2カップリングコンデンサを経由して、前記擬似漏電回路に至る電流経路が形成され、
    前記通常モードにおいて、前記パルス発生器から、前記第1カップリングコンデンサ、前記第1端子、前記第1ケーブル、および前記第2ケーブルを経由して、グランドに至る電流経路と、前記パルス発生器から、前記第1スイッチ、前記第2カップリングコンデンサ、および前記第2端子を経由して、グランドに至る電流経路とが形成される、ことを特徴とする漏電検知装置。
  4. 請求項3に記載の漏電検知装置において、
    前記第1ケーブルおよび前記第2ケーブルの一方または両方が断線したことを検知する断線検知部をさらに備え、
    前記断線検知部は、前記自己診断モードにおいて、前記電圧検出部により検出される電圧が前記閾値以上となったことに基づいて断線を検知する、ことを特徴とする漏電検知装置。
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