JP5615116B2 - 止着タイプ使い捨ておむつ - Google Patents
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股間部と、股間部より前側に延在する腹側部と、股間部より後側に延在する背側部とを有し、
背側部の左右両側部に、幅方向外側に位置する第1止着部、及びこの第1止着部よりも幅方向中央側に位置する第2止着部をそれぞれ設け、
身体への装着に際し、左右各側において、前記第1止着部を前記腹側部外面に係止するとともに、前記第2止着部を前記背側部における前記第2止着部から前記第1止着部までの部位、若しくは前記腹側部分外面における前記第1止着部の係止部位より幅方向中央側の部位に係止するように構成した、
ことを特徴とする止着タイプ使い捨ておむつ。
本発明では、例えば次のような装着が可能となる。すなわち、先ず第1止着部を腹側部外面に係止することにより着用者の胴回りに対して緩く仮装着し、第2止着部は止着せずにおく。つまり、第1止着部は仮装着用であり、必ずしも係止部の正確な位置に係止される必要がなく、着用者が動く等、正確な作業が困難な場合でも容易に作業を行うことができる。この際、通常のテープタイプおむつのように、着用者におむつの吸収体部分をあてがった後に第1止着部を係止する他、予め第1止着部を係止した後にパンツタイプのように着用者に穿かせてもよい。脇部分に充分な隙間があれば、第1止着部を係止した状態で、容易に穿かせることが可能である。
前記身体への装着に際し、左右各側において、前記第1止着部を前記腹側部外面に係止するとともに、前記第2止着部を前記背側部における前記第2止着部から前記第1止着部までの部位、若しくは前記腹側部分外面における前記第1止着部の係止部位より幅方向中央側の部位に係止するか、又は前記第2止着部を前記背側部分における第2止着部間の部位、若しくは反対側の第2止着部に係止するように構成した、請求項1記載の止着タイプ使い捨ておむつ。
このような構成とすることにより、第1止着部を腹側部分に係止した仮装着状態で第2止着部を係止する際、着用者が伏臥位、又は四つん這い状態等になっていても、第2止着部を、腹側ではなく背側に回して、背側部分における第2止着部間の部位若しくは反対側の第2止着部に係止することにより増し締めすることができ、適切な締め付け圧で装着することができる。
前記背側部分における前記第2止着部間に、幅方向に弾性伸縮する弾性伸縮部を設けるとともに、
前記背側部分の左右各側における第1止着部と第2止着部との間の部分のうち、第1止着側の部分に幅方向に弾性伸縮する弾性伸縮部を設け、第2止着部側の部分に幅方向に弾性伸縮しない非伸縮部を設けた、
請求項2記載の止着タイプ使い捨ておむつ。
背側部分の幅方向全体にわたり幅方向に弾性伸縮する部分を設けると、第2止着部を腹側に回して係止する場合には第2止着部間の部分の弾性伸縮によりフィット性が向上し、第2止着部を背側に回して止着する場合には第1止着部と第2止着部との間の部分の弾性伸縮によりフィット性が向上する。しかし、その場合、第2止着部を腹側に回して第1止着部と第2止着部との間の部分に係止する場合、当該係止対象部分が弾性伸縮することにより係止力が低下する、あるいは係止し難くなるといったおそれがある。そこで、上述のように係止対象部分に非伸縮部を設け、フィット性及び係止性の両立を図るのが好ましい。
前記第1止着部と前記第2止着部とが互いに上下方向に重ならないようにそれぞれ配置された、請求項1〜3のいずれか1項に記載の止着タイプ使い捨ておむつ。
第1止着部及び第2止着部をいずれも腹側の係止部に止着される場合、第1止着部の係止位置の横方向の位置が、第2止着部の係止位置と重なる場合があり得る。この場合、第1止着部と第2止着部の上下方向の位置も一致すると、第2止着部を係止部に係止することが困難となる。
本発明は、第1止着部と第2止着部の上下方向の位置をずらすことで、第2止着部を係止部に係止しやすい構成とした。
図1は、使い捨ておむつの実施形態の例を示す内面側平面図であり、図2は、その外面側平面図である。本実施形態のおむつは、中間部10cと、その両側にそれぞれ張り出したサイドフラップ部11,12とを有し、装着者の胴回りに巻き付けられる帯状の胴回り部10と、後端部が胴回り部10の中間部10cに連結され、背側から股間部を通り腹側までを覆うように装着される吸収性本体20とから構成されている。なお、胴回り部10と吸収性本体20は、図示例の様な別体ではなく、一体として形成してもよい。
(第1の実施形態)
胴回り部止着部の第1の実施形態について、図1、2及び図8〜11に示す。図1、2においては、胴回り部10の幅方向外側に延出するように、第1止着部41,42が設けられている。図示例においては、第1止着部41,42は別体として形成され、その幅方向中央側の端部がサイドフラップ部11,12の外側面にホットメルト接着剤等で固着されているが、胴回り部本体シート13と一体として形成してもよい。第1止着部の幅方向外側に延出した部分には、図1に示すように、その内面にそれぞれ止着手段41x,42xが、設けられる。止着手段41x,42xは、第1止着部41,42の上下方向の4/5以上の範囲にわたって設けられていることが好ましい。止着手段は、具体的には、表面に茸状、J字状等のフック状突起が多数配列されたフックテープ(メカニカルファスナーの雄材)が好適に使用され、好ましくは上下方向の全体にわたりホットメルト接着等により貼り付けられている。
第1の実施形態の図示例においては、第1止着部と第2止着部とが、本体幅方向に平行となるように配されているが、図13に示す第2の実施形態のように、第2止着部43,44をサイドフラップ部11,12の上下方向下端付近に配し、かつ、幅方向端部側が上下方向の上部に来るように、斜めに配してもよい。この実施形態においては、第2止着部を腹側係止部26に係止する場合において、脚部開口が狭くなるため、比較的脚の細い着用者に適した形態となる。他の構成については、第1の実施形態と同様の形態である。
図14に示す第3の実施形態においては、第2止着部43,44をサイドフラップ部11,12の上下方向下端部付近に配し、かつ、幅方向端部側が上下方向の下部にくるように斜めに配されている。この実施形態においては、第2止着部を腹側係止部26に係止する場合において、脚部開口が広くなるため、比較的脚の太い着用者に適した形態となる。他の構成については、第1の実施形態と同様の形態である。
図15,16に第4の実施形態を示す。第4の実施形態は、特に第2止着部を背側で固定するのに適した形態である。図15は、第4の実施形態に係るおむつの展開図の背面図を示す。図15において、第2止着部は第1〜第3の実施形態に比して幅方向に長く、本体幅方向端部側のみがサイドフラップ部11,12に固着されている。また、第2止着部43,44の止着手段43x,44xは、外側面に固着されている。
(イ)上記例におけるメカニカルファスナーの雌雄(フックテープと不織布もしくはターゲットテープ)を反対に設ける、つまり雄材が設けられている部分に雌材を設け、雌材が設けられている部分に雄材を設けることができる。
(ロ)上記例では、止着部分の係止手段としてメカニカルファスナーを用いているが、これに代えて粘着材層等、他の手段を用いることもできる。粘着材を用いる場合、止着部に粘着剤層を設け、連結部に何も設けなくても良いが、粘着剤が剥離及び再接着可能なように粘着する樹脂フィルムを設けるのが好ましい。例えば、胴回り部10の止着部に粘着材層を設け、吸収性本体20の外面に剥離処理を施した樹脂フィルムを固定する形態が好ましい。
(ハ)上記例とは反対に、吸収性本体20の前端部は、ホットメルト接着等により胴回り部10の中間部10cの内面に固定し、吸収性本体20の後側部分の外面に、胴回り部分を着脱自在に連結するように構成することもできる。
Claims (4)
- 股間部と、股間部より前側に延在する腹側部と、股間部より後側に延在する背側部とを有し、
背側部の左右両側部に、幅方向外側に位置する第1止着部、及びこの第1止着部よりも幅方向中央側に位置する第2止着部をそれぞれ設け、
身体への装着に際し、左右各側において、前記第1止着部を前記腹側部外面に係止するとともに、前記第2止着部を前記背側部における前記第2止着部から前記第1止着部までの部位、若しくは前記腹側部外面における前記第1止着部の係止部位より幅方向中央側の部位に係止するように構成した、
ことを特徴とする止着タイプ使い捨ておむつ。 - 前記身体への装着に際し、左右各側において、前記第1止着部を前記腹側部外面に係止するとともに、前記第2止着部を前記背側部における前記第2止着部から前記第1止着部までの部位、若しくは前記腹側部外面における前記第1止着部の係止部位より幅方向中央側の部位に係止するか、又は前記第2止着部を前記背側部分における第2止着部間の部位、若しくは反対側の第2止着部に係止するように構成した、請求項1記載の止着タイプ使い捨ておむつ。
- 前記背側部分における前記第2止着部間に、幅方向に弾性伸縮する弾性伸縮部を設けるとともに、
前記背側部分の左右各側における第1止着部と第2止着部との間の部分のうち、第1止着側の部分に幅方向に弾性伸縮する弾性伸縮部を設け、第2止着部側の部分に幅方向に弾性伸縮しない非伸縮部を設けた、
請求項2記載の止着タイプ使い捨ておむつ。 - 前記第1止着部と前記第2止着部とが互いに上下方向に重ならないようにそれぞれ配置された、請求項1〜3のいずれか1項に記載の止着タイプ使い捨ておむつ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010215816A JP5615116B2 (ja) | 2010-09-27 | 2010-09-27 | 止着タイプ使い捨ておむつ |
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2010
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