JP5614470B2 - 大量液置換特性に優れた血液浄化器 - Google Patents
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(1)セルローストリアセテートを含む紡糸原液および芯液をチューブインオリフィス型ノズルより吐出し、空中走行部を経て凝固浴中を通過させ、水洗することを含む中空糸膜の製造方法であって、
(イ)前記紡糸原液のキープ温度が100℃以上180℃以下である
(ロ)前記紡糸原液のノズル内の温度が45℃以上100℃以下である
(ハ)前記芯液の温度が10℃以上40℃以下である
(ニ)前記紡糸原液のキープ温度とノズル内の温度との差(I)が55℃以上80℃以下であり、ノズル内の紡糸原液と芯液との温度差(J)が20℃以上90℃以下である
(ホ)前記IとJの積(I×J)が1600〜4950である
(ヘ)前記水洗が、水洗浴の入り口温度が60〜90℃である
ことを特徴とする方法。
(2)前記芯液が水であることを特徴とする(1)に記載の方法。
各ろ過流速における膜間差圧(TMP)[mmHg]=(Pbin+Pbout)/2−Pfout
Qf=0m/minの時のTMPは膠質浸透圧でありπとする。
血液の限外濾過係数(ml/m2/hr/mmHg)=Qf(ml/min)×60/(TMP−π)/膜面積
ここでQfは実測値を用いる。
具体的には紡糸原液は、110℃以上180℃以下で保温し、ノズル内の紡糸原液は45℃以上90℃以下の範囲で一定にコントロールし、芯液の温度は10℃以上35℃以下の範囲で一定にコントロールするのがより好ましい。ここで、一定とはおよそ±3℃以内でのコントロールをいう。各々の温度コントロールが設定から外れると、紡糸原液の粘度が高くなり紡糸原液を安定に吐出できなかったり、相分離条件が異なることが影響して孔径が大きくなり過ぎる、糸が紡ぎ出せないなどの問題が生ずる可能性がある。
紡糸製膜の安定性を高めるためには空中走行部の長さは7mm以上150mm以下がより好ましく、紡糸口金からの紡糸原液の吐出斑の影響を相殺するには10mm以上100mm以下がさらに好ましい。空中走行部の温度は3℃以上45℃以下が好ましく、性能面で有用タンパクの漏れ量を抑制するには5℃以上40℃以下がより好ましい。
空中走行部の長さと温度は、ノズルドラフトや紡糸速度により適正範囲が変わるものであって、本発明の範囲はノズルドラフトが1〜5程度、紡糸速度が30〜90m/min.の場合を想定している。
中空糸膜断面のサンプルは以下のようにして得ることができる。測定には芯液を洗浄、除去した後、中空糸膜を乾燥させた形態で観察することが好ましい。乾燥方法は問わないが、乾燥により著しく形態が変化する場合には芯液を洗浄、除去したのち、純水で完全に置換した後、湿潤状態で形態を観察することが好ましい。中空糸膜の内径、外径および膜厚は、中空糸膜をスライドグラスの中央に開けられたφ3mmの孔に中空糸膜が抜け落ちない程度に適当本数通し、スライドグラスの上下面でカミソリによりカットし、中空糸膜断面サンプルを得た後、投影機Nikon-V-12Aを用いて中空糸膜断面の短径、長径を測定することにより得られる。中空糸膜断面1個につき2方向の短径、長径を測定し、それぞれの算術平均値を中空糸膜断面1個の内径および外径とし、膜厚は(外径−内径)/2で算出した。5断面について同様に測定を行い、平均値を内径、膜厚とした。
透析器の血液出口部回路(圧力測定点よりも出口側)を鉗子で挟んで封止する。37℃に保温した純水を加圧タンクに入れ、レギュレーターにより圧力を制御しながら、37℃恒温槽で保温した透析器の血液流路側へ純水を送り、透析液側から流出した濾液量を測定する。膜間圧力差(TMP)は
TMP=(Pi+Po)/2
とする。ここでPiは透析器入り口側圧力、Poは透析器出口側圧力である。TMPを4点変化させ濾過流量を測定し、それらの関係の傾きから限外濾過係数(mL/hr/mmHg)を算出する。このときTMPと濾過流量の相関係数は0.99以上でなくてはならない。また回路による圧力損失誤差を少なくするために、TMPは100mmHg以下の範囲で測定する。中空糸膜の限外濾過係数は膜面積と透析器の限外濾過係数から算出する。
UFR(h)=UFR(d)/a
ここでUFR(h)は中空糸膜の限外濾過係数(mL/m2/hr/mmHg)、UFR(d)は透析器の限外濾過係数(mL/hr/mmHg)、aは透析器の膜面積(m2)である。
透析器の膜面積は中空糸膜の内径基準として求める。
a=n×π×d×l
ここで、nは透析器内の中空糸膜本数、πは円周率、dは中空糸膜の内径(m)、lは透析器内の中空糸膜の有効長(m)である。
(1)使用する血液
クエン酸を添加し、凝固を抑制した牛血液をヘマトクリット27〜33%、タンパク濃度6〜7g/dlに調製した牛血液、もしくは、タンパク濃度6〜7g/dlに調製した牛血漿を用いる。血漿を2分の1に希釈して循環試験を実施する場合には、タンパク濃度6〜7g/dlに調製した牛血漿を生理食塩液で2倍に希釈して用いる。
(2)血液浄化器
膜面積1.5m2の血液浄化器を生理食塩液1Lで洗浄、プライミングし、37℃に加温しておく。
(3)循環試験
循環する血液もしくは血漿5Lを37℃に調温した後、プライミングした血液浄化器を入り口流速(Qbin)200ml/minで、送液し、所定の濾過流速(Qf:ml/min)で血液を濾過する。このとき、濾液は元の血液バッチに戻し、循環系とする。変速濾過実験では、Qfを15→30→45→60→90→60→45→30→15→0ml/minと15分ごとに変化させる。Qfを変化させる直前に濾液流速の測定、血液浄化器の入り口圧(Pbin)、出口圧(Pbout)、ろ液出口圧(Pfout)の測定をする。定速濾過実験では、濾過開始後から15分おきにろ液流速の測定と、ろ液をサンプリングする。
(4)血液の限外濾過係数
各ろ過流速における膜厚間差圧(TMP)(mmHg)=(Pbin+Pbout)/2−Pfout
Qf=0m/minの時のTMPは膠質浸透圧でありπとする。πはタンパク濃度6.5g/dlでおよそ22mmHgである。
血液の限外濾過係数(ml/m2/hr/mmHg)=Qf(ml/min)×60/(TMP−π)/膜面積
ここで、Qfは実測値を用いる。
(5)タンパクリーク量の計算
定速濾過実験にて、15分毎に濾過流速を測定し、血液浄化器の濾液を採取する。濾液に含有するタンパクの濃度を測定する。血漿中のタンパク濃度の測定は、体外診断用のキット(マイクロTP−テストワコー、和光純薬工業社製)を用いて行う。2時間までのデータをもとに、下式より平均タンパクリーク量を求め、目的とする除水換算時のタンパクリーク量(TPL)を算出する。
積算濾過量(ml)=t1(min)×Ct1(ml/min)+(t2-t1)(min)×Ct2(ml/min)+(t3-t2)(min)×Ct3(ml/min)・・・・(t120-tn)(min)×C120min(ml/min)
t:測定時間(min)
C:濾過流速(ml/min)
ろ液のタンパク濃度=a×Ln(積算濾過量)+b
各測定点におけるろ液のタンパク濃度とLn(積算濾過量)からa、bを求める。
TPL(平均)=−a+b+a×Ln(積算濾過量×2)
例えば20L除水換算の場合、
TPL(20L除水換算)(g)=TPL(平均)×200/1000
血液性能の再現性や性能安定性の評価にはQf=90ml/min、20L除水換算のTPL値を指標とした。
TPL比=TP濃度120分値/TP濃度15分値
とする。
生理食塩液でプライミングし湿潤化した血液浄化器(膜面積(A’)1.5m2)に、0.01%ミオグロビン(シグマ−アルドリッチ化学社製)透析液水溶液を血液側流量(Qbin)200ml/minで濾過をかけずにシングルパスで流しつつ、透析液を透析液側流量(Qd)500ml/minで流す。最初のミオグロビン原液のミオグロビン濃度(Cbin)と血液浄化器を通って出てきた液のミオグロビン濃度(Cbout)から、血液浄化器のクリアランス(CLmyo:ml/min)を算出する。測定は37℃で実施する。
CLmyo=(Cbin−Cbout)/Cbin ×Qbin
同種類、同ロットの血液浄化器(中空糸膜内径基準の膜面積1.5m2)を2本準備し、1本は先に記載した方法でCLmyoを測定する。残りの1本は先に記載した方法で血液による実験を実施する。その後、測定と同じ流量で血液浄化器を水で十分水洗する。水洗した血液浄化器について同様の方法でCLmyoを測定し、1本目の値との比を算出する。血液実験による性能変化が全く無かった場合は、2本の血液浄化器のCLmyo値は等しく、保持率は100%となる。
保持率(%)=血漿循環後のCLmyo/通常のCLmyo×100
中空糸膜外表面を10,000倍の電子顕微鏡で観察し、写真(SEM写真)を撮影する。その画像を画像解析ソフトで処理して、中空糸膜外表面の開孔率を求める。画像解析ソフトは、例えばImage Pro Plus(Media Cybernetics,Inc.)を使用して測定する。取り込んだ画像を孔部と閉塞部が識別されるように強調・フィルタ操作を実施する。その後、孔部をカウントし、孔内部に下層のポリマー鎖が見て取れる場合には、孔を結合して一孔とみなしてカウントする。測定範囲の面積(K)、および測定範囲内の孔の面積の累計(L)を求めて開孔率(%)=L/K×100を求める。これを10視野実施してその平均を求める。初期操作としてスケール設定を実施するものとし、また、カウント時には測定範囲境界上の孔は除外しないものとする。
前項と同様にカウントし、各孔の面積を求める。また、カウント時には測定範囲境界上の孔は除外する。これを10視野実施してすべての孔面積の平均を求める。
破断強力および降伏強力は、糸引っ張り試験機(インストロンエンジニアリングコーポレーション社製インストロン(モデルNo.TM))を用いて測定する。全長約15cmの単糸をチャック(チャック間10cm)に固定し、20mm/分の速度でチャックに連結したフルスケール100gのセルを上昇させる。チャート紙から中空糸が切れた破断伸度と破断強力を読み取り、S−Sカーブとする。極大点を持たない場合は、初期勾配を延長させた補助線を設ける。二つの補助線が交差した点を降伏点と定義し、その点における強力を降伏強力、伸度を降伏伸度とする。また、極大点を持つ場合、初期勾配を延長させた補助線と、極大点における傾きゼロの補助線が交わる点を降伏点と定義し、その点における強力を降伏強力、伸度を降伏伸度とする。これらの値を用いてヤング率は
ヤング率=降伏強度/糸断面積/降伏伸度
の式で算出する。
セルローストリアセテート(6%粘度=162mPa・s、ダイセル化学工業社製)18重量%をN-メチル-2-ピロリドン(NMP、三菱化学社製)とトリエチレングリコール(TEG、三井化学社製)の比が85対15の混合溶液に均一に溶解したものを紡糸原液として120℃でキープしつつ、二重管ノズルの外側環状部より吐出し、同時に芯液として水を吐出した。その際、芯液はノズルをセットするブロック中に25℃の冷媒を流し保冷した。また、紡糸原液はノズルブロック中で50℃の熱媒を循環し保温した。
ノズルから吐出された紡糸原液は13mm、30℃の空走部を通過させた後、NMP/TEG=85/15の混合溶液を水で70重量%となるように希釈した44℃の凝固液中に導いて固化させ、入口温度90℃(出口温度60℃)の熱水で水洗、グリセリン付着・置換処理後、乾燥して巻き取った。かかる中空糸膜の内径は206μm、膜厚は22μmであった。得られた中空糸膜を束状にして血液浄化器ケースに挿入し、両端をポリウレタンで接着固定し、中空糸膜内径基準の有効面積が1.5m2の血液透析器を作製して種々の評価に供した。紡糸条件を表1に、評価結果を表2、3にまとめた。
セルローストリアセテート(6%粘度=162mPa・s、ダイセル化学工業社製)23重量%をN-メチル-2-ピロリドン(NMP、三菱化学社製)とトリエチレングリコール(TEG、三井化学社製)の比が80対20の混合溶液に均一に溶解したものを紡糸原液として160℃でキープしつつ、二重管ノズルの外側環状部より吐出し、同時に芯液として水を吐出した。その際、芯液はノズルをセットするブロック中に30℃の冷媒を流し保冷した。また、紡糸原液はブロック中で85℃の熱媒を循環し保温した。
ノズルから吐出された紡糸原液は20mm、30℃の空走部を通過させた後、NMP/TEG=80/20の混合溶液を水で70重量%となるように希釈した45℃の凝固液中に導いて固化させ、入口温度80℃(出口温度80℃)の熱水で水洗、グリセリン付着・置換処理後、乾燥して巻き取った。かかる中空糸膜の内径は205μm、膜厚は23μmであった。得られた中空糸膜を束状にして血液浄化器ケースに挿入し、両端をポリウレタンで接着固定し、中空糸膜内径基準の有効面積が1.5m2の血液透析器を作製して種々の評価に供した。紡糸条件を表1に、評価結果を表2、3にまとめた。
セルローストリアセテート(6%粘度=162mPa・s、ダイセル化学工業社製)21重量%をN-メチル-2-ピロリドン(NMP、三菱化学社製)とトリエチレングリコール(TEG、三井化学社製)の比が80対20の混合溶液に均一に溶解したものを紡糸原液として110℃でキープしつつ、二重管ノズルの外側環状部より吐出し、同時に芯液として水を吐出した。その際、芯液はノズルをセットするブロック中に10℃の冷媒を流し保冷した。また、紡糸原液はブロック中で50℃の熱媒を循環し保温した。
ノズルから吐出された紡糸原液は13mm、30℃の空走部を通過させた後、NMP/TEG=80/20の混合溶液を水で60重量%となるように希釈した40℃の凝固液中に導いて固化させ、入口温度70℃(出口温度70℃)の熱水で水洗、グリセリン付着・置換処理後、乾燥して巻き取った。かかる中空糸膜の内径は206μm、膜厚は22μmであった。得られた中空糸膜を束状にして血液浄化器ケースに挿入し、両端をポリウレタンで接着固定し、中空糸膜内径基準の有効面積が1.5m2の血液透析器を作製して種々の評価に供した。紡糸条件を表1に、評価結果を表2、3にまとめた。
セルローストリアセテート(6%粘度=162mPa・s、ダイセル化学工業社製)21重量%をN-メチル-2-ピロリドン(NMP、三菱化学社製)とトリエチレングリコール(TEG、三井化学社製)の比が80対20の混合溶液に均一に溶解したものを紡糸原液として185℃でキープしつつ、二重管ノズルの外側環状部より吐出し、同時に芯液として水を吐出した。その際、芯液はノズルをセットするブロック中に0℃の冷媒を流し保冷した。また、紡糸原液はブロック中で100℃の熱媒を循環し保温した。
ノズルから吐出された紡糸原液は20mm、30℃の空走部を通過させた後、NMP/TEG=80/20の混合溶液を水で60重量%となるように希釈した40℃の凝固液中に導いて固化させ、入口温度60℃(出口温度40℃)の熱水で水洗、グリセリン付着・置換処理後、乾燥して巻き取った。かかる中空糸膜の内径は206μm、膜厚は23μmであった。得られた中空糸膜を束状にして血液浄化器ケースに挿入し、両端をポリウレタンで接着固定し、中空糸膜内径基準の有効面積が1.5m2の血液透析器を作製して種々の評価に供した。紡糸条件を表1に、評価結果を表2、3にまとめた。
セルローストリアセテート(6%粘度=154mPa・s、ダイセル化学工業社製)18重量%をN-メチル-2-ピロリドン(NMP、三菱化学社製)とトリエチレングリコール(TEG、三井化学社製)の比が80対20の混合溶液に均一に溶解したものを紡糸原液として120℃でキープしつつ、二重管ノズルの外側環状部より吐出し、同時に芯液として水を吐出した。その際、芯液はノズルをセットするブロック中に50℃の冷媒を流し保冷した。また、紡糸原液はブロック中で110℃の熱媒を循環し保温した。
ノズルから吐出された紡糸原液は20mm、30℃の空走部を通過させた後、NMP/TEG=80/20の混合溶液を水で70重量%となるように希釈した40℃の凝固液中に導いて固化させ、入口温度50℃(出口温度45℃)の熱水で水洗、グリセリン付着・置換処理後、乾燥して巻き取った。かかる中空糸膜の内径は206μm、膜厚は23μmであった。得られた中空糸膜を束状にして血液浄化器ケースに挿入し、両端をポリウレタンで接着固定し、中空糸膜内径基準の有効面積が1.5m2の血液透析器を作製して種々の評価に供した。紡糸条件を表1に、評価結果を表2、3にまとめた。
セルローストリアセテート(6%粘度=162mPa・s、ダイセル化学工業社製)21重量%をN-メチル-2-ピロリドン(NMP、三菱化学社製)とトリエチレングリコール(TEG、三井化学社製)の比が80対20の混合溶液に均一に溶解したものを紡糸原液として90℃でキープしつつ、二重管ノズルの外側環状部より吐出し、同時に芯液として水を吐出した。その際、芯液はノズルをセットするブロック中に35℃の冷媒を流し保冷した。また、紡糸原液はブロック中で30℃の熱媒を循環し保温した。紡糸原液の流動性が悪く、紡糸することができなかった。
フレゼニウス社製血液浄化器(FPX140)を用い、種々の評価を実施した。結果を表2にまとめた。
旭化成メディカル社製血液浄化器(APS-15SA)を用い、種々の評価を実施した。結果を表2にまとめた。
ニプロ社製血液浄化器(FB-150Uβ)を用い、種々の評価を実施した。結果を表2にまとめた。
Claims (2)
- セルローストリアセテートを含む紡糸原液および芯液をチューブインオリフィス型ノズルより吐出し、空中走行部を経て凝固浴中を通過させ、水洗することを含む中空糸膜の製造方法であって、
(イ)前記紡糸原液のキープ温度が100℃以上180℃以下である
(ロ)前記紡糸原液のノズル内の温度が45℃以上100℃以下である
(ハ)前記芯液の温度が10℃以上40℃以下である
(ニ)前記紡糸原液のキープ温度とノズル内の温度との差(I)が55℃以上80℃以下であり、ノズル内の紡糸原液と芯液との温度差(J)が20℃以上90℃以下である
(ホ)前記IとJの積(I×J)が1600〜4950である
(ヘ)前記水洗が、水洗浴の入り口温度が60〜90℃である
ことを特徴とする方法。 - 前記芯液が水であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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