JP5612758B2 - 携帯型超音波診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型の超音波診断装置に係り、特に、設置する際の利便性(設置性)に優れた携帯型超音波診断装置に関するものである。
従来の超音波診断装置は、移動可能な台車に各種装置を搭載したワゴンタイプが主流であるが、可搬性に優れた携帯型の超音波診断装置が市場に流通している。例えば、ノートタイプと呼ばれる携帯型超音波診断装置は、薄型の本体筐体に対して表示装置を備えた蓋筐体を折りたたみ可能とする構造を備えている(特許文献1、特許文献2等)。また、縦型タイプと呼ばれる携帯型超音波診断装置は、奥行きの薄い本体筐体の前面に表示装置を備え、この表示装置の下方の筐体面に折りたたみ可能なキーボードを備えることにより、使用状態では、表示装置の前部にキーボードを開いて入力操作することができ、また、不使用状態では、表示装置を隠すようにキーボードを折りたたむことができる。この縦型タイプでは、表示装置の視認性を向上するために、表示装置にチルト機構を備えて、上下の角度を可変にしたものも提案されている(特許文献3)。
特開2010−57674号公報 特開2010−162107号公報 特開平8−252250号公報
縦型の超音波診断装置では、本体筐体を縦型としているので、その設置面積が小さいため、使用しない収納状態ではキーボードをたたんで、テーブル面などを広く使えるという利点がある。しかし、超音波診断装置では、検査を受けている患者に診断画像を見せる場合があり、このため表示装置が旋回機能を有していることが要求されるが、縦型タイプは、本体筐体に表示装置とキーボードを備えているので、旋回機能を付けにくいという課題がある。
一方、特許文献2には、表示装置を本体に対し折りたたみ可能なアームで支持すると共にアームに対し旋回可能に連結することで、操作技師の使い勝手を向上したノートタイプの超音波診断装置が提案されている。しかし、この装置では、キーボード等が配置された操作面を操作可能な状態に表示装置を配置するためには、比較的大きな表示装置を180度を旋回させた上でアームを回動させることが必要であり操作性の改善が望まれる。また一般にノートタイプのものは、使用状態において、本体筐体の最も広い面をテーブル面に置いて使用するため、作業時でも設置状態(収納状態)でも広い設置面積が必要であるという課題がある。
つまり、従来の携帯型の超音波診断装置では、いずれも、使用状態では表示装置の前面にキーボードを配置して使用できるものの、操作性或いは設置性に課題がある。
そこで、本発明は、多様な収納姿勢を取ることができ、使い勝手が良好な小型超音波診断装置を提供することを課題とする。
本発明の携帯型超音波診断装置は、超音波診断装置の主要部を収納する本体筐体に対し、キーボード等の入力装置を備えたキーボード筐体と、表示部を収納する表示筐体とを、それぞれ独立に回動可能に取り付けると共に、両者の回転軸を共通の軸上にし、且つ表示筐体をその回転軸と垂直な軸に対し回転可能にすることにより、上記課題を解決する。
本発明の携帯型超音波診断装置によれば、キーボード筐体及び表示筐体を、本体筐体に対し別個に回動可能に支持する構成としたことにより、本体筐体とキーボード筐体とをほぼ水平にした状態で表示筐体を立てた操作姿勢、本体筐体に対し、キーボード筐体及び表示筐体をほぼ垂直にした縦型の収納姿勢(第一収納姿勢)、本体筐体に対しキーボード筐体及び表示筐体をほぼ平行にしたフラット型の収納姿勢(第二収納姿勢)など、多様な姿勢を可能にすることができる。
本発明の超音波診断装置の一実施形態を示す外観斜視図で、(a)〜(c)は、それぞれ異なる姿勢の外観を示す。 本発明の超音波診断装置の構成の一実施形態を示すブロック図。 図1の超音波診断装置の要部を示す図で、(a)は本体筐体とキーボード筐体との接続部を示す分解斜視図、(b)は本体筐体の前面中央部の断面を示す図である。 図1の超音波診断装置の機能を説明する図で、(a)は第一収納姿勢の側面図、(b)は第二収納姿勢の側面図である。 図1の超音波診断装置に取り付け可能な付属品アダプタ取付部を示す図で、(a)は付属品アダプタ取付部の斜視図、(b)、(c)は、それぞれ、付属品アダプタ取付部に超音波探触子を置いた状態の平面図及び側面図である。 図1の超音波診断装置におけるアダプタ取付部を示す図で、(a)及び(b)は、それぞれ異なる表示筐体姿勢における本体筐体の前面中央部の断面を示す図、(c)は第二回転軸部に形成したアダプタ取付部を示す斜視図である。 図1の超音波診断装置に、図5の付属品アダプタを取り付けた操作状態を示す斜視図。
本発明の携帯型超音波診断装置は、超音波計測部を収納する本体筐体(30)と、本体筐体(30)に連結され、超音波計測部で作成された画像を表示する表示部を備えた表示筐体(80)と、本体筐体(30)に連結され、超音波計測部に必要な情報を入力するための入力装置を備えたキーボード筐体(50)とを備える。またキーボード筐体(50)を、本体筐体(30)に対し、第一軸(P1)を中心に回動可能に軸支する第一回転軸部(100)と、表示筐体(80)を、本体筐体(30)に対し、第一軸と独立し且つ第一軸と同一軸上にある第二軸(P2)を中心に回動可能に軸支する第二回転軸部(200)と、第二回転軸部(200)を、第二軸と垂直な第三軸(Q)を中心に回転可能に支持する軸受部(202)とを備える。
本発明の携帯型超音波診断装置によれば、本体筐体に対するキーボード筐体の回転軸(第一回転軸)(P1)と、本体筐体に対する表示筐体の回転軸(第二回転軸)(P2)とが同軸上にあることから、キーボード筐体と表示筐体を一体とした状態例えばロックした状態で、本体筐体に対し回動させることができ、各筐体の回動時において、外部からの力に対し、より安全な構造を提供することができる。
また本発明の携帯型超音波診断装置の好適な態様では、第二軸(P2)を挟んで本体筐体側を下側、表示筐体側を上側としたとき、軸受部(202)の軸受面は第二軸(P2)の下側に位置する。
本発明の携帯型超音波診断装置によれば、表示筐体を旋回するための回転軸(第三回転軸)(Q)を、表示筐体(80)が本体筐体(30)に対し回動する回転軸(第二回転軸)(P2)と直交させたことにより、旋回機能をコンパクトな装置で実現できる。特に、旋回のための軸受(202)を、第二回転軸よりも本体側に設けることにより、強固な機構を外観上目立たない位置に設けることができ、機構の強化と意匠性を両立することができる。
また本発明の携帯型超音波診断装置の別の好適な態様では、キーボード筐体(50)は、入力装置が配置される配置面と、当該配置面に対し屈曲した屈曲部(55)とを有し、屈曲部に、第一回転軸部(100)を構成するアーム部が形成されている。
キーボード筐体(50)に屈曲部(55)を設けて、キーボード筐体を回動させるための第一回転軸部(100)をこの屈曲部に設けたことにより、前述の第一収納姿勢や第二収納姿勢において、キーボード筐体と表示筐体との平行性を保つことができ、外部からの力に対する安全性をさらに向上できるとともに意匠性を高めることができる。
本発明のその他の特徴およびそれによる効果は、以下の実施形態とともに説明する。
以下、本発明の超音波診断装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお本明細書に添付した図面において、同じ要素は同一の符号で示し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の超音波診断装置の一実施形態を示す外観図で、(a)は使用状態(操作姿勢A)、(b)は縦収納状態(第一収納姿勢B)、(c)は搬送状態またはフラットな収納状態(第二収納姿勢C)を示している。図2は、超音波診断装置の一般的な構成を示すブロック図である。
図1に示す携帯型超音波診断装置1は、主な構造体として、この超音波診断装置の主な機能を持つ装置を収納する本体筐体30と、図示しない入力操作キー部を備えたキーボード筐体50と、表示筐体80とを備えている。
本発明の携帯型超音波診断装置の構成は、一般的な超音波診断装置の構成と同様であり、図2に示すように、超音波振動子群を備えた超音波探触子10と、この超音波探触子10に高圧パルスを供給する超音波送受信部11と、この超音波送受信部11と超音波探触子10とを接続する探触子コネクタ部12と、エコーをデジタル信号に変換するディジタル・スキャン・コンバータ(以下、DSCという)13と、画像メモリと共通用グラフィックメモリと操作者用グラフィックメモリ等から成るメモリ部14と、超音波画像やGUIなどを表示する表示部15と、トラックボールやキーボード部などを備えた入力装置16と、この携帯型超音波診断装置1を統括的に制御する制御部17と、必要により接続される心電図計測装置などの補助装置18と、各部に電源を供給する電源装置19とを備えている。各部の構成・機能は、公知のものと同様であり、ここでは説明を省略する。
図1に携帯型超音波診断装置では、これら構成要素のうち、主として、超音波送受信部11、DSC13、制御部17、電源装置19の機能が本体筐体30に収納され、表示部15の機能が表示筐体80、入力装置16の機能がキーボード筐体50に備えられる。また本体筐体30には、超音波探触子10を接続するための探触子コネクタ部12や補助装置18を接続するための接続端子が設けられる。本体筐体30に収納された超音波送受信回路、DSC、制御部、電源装置などは、図示しないケーブルによって、キーボード筐体50に設けられた入力装置16および表示筐体80に設けられた表示部15に接続されている。超音波探触子10は、種々の超音波探触子が用意されており、それらのうち、計測目的に適した超音波探触子10を選択して、探触子コネクタ部12に接続し、使用するようになっている。
本発明の携帯型超音波診断装置は、本体筐体30、キーボード筐体50および表示筐体80がそれぞれ分離され、且つ各筐体の端部において、キーボード筐体50および表示筐体80の回動と表示筐体80の旋回を許容するように連結されている構造に特徴がある。具体的には、本体筐体30に対し、キーボード筐体50および表示筐体80が、互いに独立し且つ同軸P上にある回転軸P1、P2を中心に回動可能に支持されるとともに、表示筐体80は、軸Pと直交する回転軸Qを中心として旋回可能に支持されている。この構造によって、例えば、図1(a)に示す操作姿勢A、(b)に示す縦型の収納姿勢B(第一収納姿勢)、(c)に示すフラット型の収納姿勢C(第二収納姿勢)などの多様な姿勢を取ることができる。
以下、各部の詳細を説明する。まず携帯型超音波診断装置の主要部である3つの筐体について説明する。
本体筐体30は、図1(b)に示すように、略直方体の形状を有し、高さ寸法H1より奥行き寸法D1が大きく、この奥行き寸法D1より横幅寸法W1が大きい扁平な形状を備えている。操作姿勢A及び第一収納姿勢では、奥行きと横幅で決まる面が設置面に置かれる。また第二収納姿勢では、高さと横幅で決まる細長い面が設置面に置かれる。従って、収納時には、その設置面積や容積に応じて第一収納姿勢或いは第二収納姿勢を取ることができる。
本体筐体30の奥行き方向の一端側32に、キーボード筐体50と表示筐体80とが、それぞれ本体筐体30に対し回動可能に取り付けられる。この一端側は、図1(a)に示す操作姿勢Aにおいて、操作者と対面する側であり、前面と呼ぶ。
前面は、下端から上端にかけて後方に傾斜する形状になっており、この前面の上端近傍にキーボード筐体50を軸支する第一回転軸部100が設けられる。また本体筐体30の前面の左右方向の中央には、前方に張り出した回転軸ベース部31が設けられ、この回転軸ベース部31の上面に第二回転軸部200が設けられる。本実施形態では、回転軸ベース部31を、上方から見て、円弧状に張り出して形成し、この張り出した部分が第二回転軸部200の投影面積内に収まる大きさに設定している。第一回転軸部100及び第二回転軸部200の構造については後述する。
キーボード筐体50は、本体筐体30の横幅寸法W1とほぼ同じ幅W2であり、奥行き寸法D2は、本体筐体30の奥行き寸法D1より大きく、相対的に高さH2が低い扁平な外観形状を備えている。
また、キーボード筺体50は、収納姿勢において表示筐体80と対向する面に、図示しないトラックボールや文字入力を可能とするキーボード部などの入力操作キーを備えた入力操作キー配置面51が設けられている。入力操作キー配置面51の奥行き方向の一端部は、入力操作キー配置面51側に斜めに屈曲した屈曲部55が形成されており、この屈曲部55に、第一回転軸部100を構成する第一アーム部52が形成されている。
キーボード筺体50は、この第一回転軸部100によって、回転軸P1を中心として回動することができ、例えば、図1(b)に示す略垂直な第一収納姿勢から、(a)に示す水平な操作姿勢に移動することができる。
キーボード筺体50の、奥行き方向のもう一方の端部すなわち屈曲部55が形成されている側と反対の端部には、ハンドル部54が設けられている。ハンドル部54は、図1に太矢印で示すように、キーボード筺体50の奥行き方向にスライド可能に設けられており、ハンドル部54を使用しないときには、キーボード筺体50の外枠内に収まり、キーボード筺体50と一体的な外観を与える。ハンドル部54は、図1(b)や(c)に示す収納姿勢B、Cでは、本実施形態の超音波診断装置を移動するときに、キーボード筺体50から引き出し、持ち手として利用できる。また図1(a)に示す操作姿勢では、キーボード筺体50から前に引き出して、入力操作キー配置面51に配置される図示しないキーボード部やトランクボールなどの操作の際に、パームレストとしての役割をはたすことができる。
表示筐体80は、キーボード筺体50と同様に扁平な外観形状を有し、その幅寸法W3は、本体筐体30及びキーボード筺体50とほぼ同様であり、また奥行き寸法(図1(a)の操作姿勢における高さ寸法H3)は、キーボード筺体50の入力操作キー配置面51とほぼ同様である。このように3つの筐体30、50、80のそれぞれの横幅W1、W2、W3を略同じ大きさとすることにより、分離された3つの筐体の一体感や連続性を持たせて、意匠性を向上させている。またキーボード筺体50の入力操作キー配置面51の奥行き寸法D2と表示筐体80の高さ寸法H3をほぼ一致させることにより、収納姿勢における両者の取り扱い性を容易にするとともに一体感を持たせている。
表示筐体80は、(b)や(c)に示す収納状態においてキーボード筺体50と対向する面(表示部配置面)83に液晶ディスプレイ等の表示画面部81が形成されるとともに、下端に、第二回転軸部200を構成するアーム部82が形成されている。
表示筺体80は、この第二回転軸部200によって、回転軸P2を中心として回動することができ、例えば、図1(a)、(b)に示す略垂直な姿勢から、(c)に示す本体筐体30と平行な姿勢に移動することができる。第二回転軸部200の回転軸P2は、第一回転軸部100の回転軸P1とは独立しているので、(c)に示す収納姿勢を水平にした状態で、表示筺体80を単独で本体筐体30に対し回動させて、(a)に示す操作姿勢にすることが可能である。
第二回転軸部200は、アーム部82を受容する軸受部202が形成された可動軸部201を含み、可動軸部201は、本体筐体30に対し、回転軸Pに直交する回転軸Qを中心として回転可能に支持されている。これにより表示筐体80は、キーボード筺体50によりその動きを抑制されない操作姿勢Aにおいて、回転軸Qを中心として旋回することができる。
次に、図3及び図4を参照して、第一回転軸部100及び第二回転軸部200の詳細を説明する。図3(a)は本体筐体30とキーボード筐体50との接続部分の分解斜視図、(b)は本体筐体30の前面中央部における接続部分の断面図である。
第一回転軸部100は、本体筐体30に対して重量があるキーボード筺体50を回転可能に支持し、かつ、図1(b)、(c)に示す第一収納姿勢と第二収納姿勢を維持する重要な構造体であり、堅牢な構造を備えている。具体的には、図3(a)に示すように、本体筐体30に固定された筒状の固定軸部101と、キーボード筐体50の屈曲部55に形成された第一アーム部52とから構成される。
固定軸部101は、図示する実施例では、本体筐体30の後方に傾斜した前面の上端近傍に、左右一対が固定されている。これら左右一対の固定軸部101の中央の空間に、第二回転軸部200が配置される。キーボード筐体50の屈曲部55には、一対の固定軸部101に対応する左右2か所と、第二回転軸部200に対応する中央部に、それぞれ切欠部57、53が形成されており、その残部として、左右一対ずつ、合計4本の第一アーム部52が形成されている。これら第一アーム部52を一対の固定軸部101の両側に回転可能に取り付けることにより、堅牢な構造の第1回転軸部100を形成している。この構造により、筒状の固定軸部101の長手方向に沿って回転軸P1が形成され、この回転軸P1を中心にキーボード筺体50を回転させることができる。
第二回転軸部200は、図3(b)の断面図に詳細を示すように、主として、表示筐体80の下端に形成された第二アーム部82と、第二アーム部82が連結される可動軸部201と、本体筐体30の前面に形成され、可動軸部201の軸受となる回転軸ベース部31とで構成される。
第二アーム部82は、表示筐体80の表示画面81と直交する面の断面形状が略U字形であり、U字状の先端が可動軸部201に連結され、その他端が表示筐体80に固定されている。U字状の先端には、可動軸部201を貫通する軸P2と一致する位置に穴が形成されており、可動軸部201に対し回転軸P2を中心に回動可能に支持される。回転軸P2は、表示筐体80が収納姿勢にあるとき、第一回転軸部100の回転軸P1と共通する軸P上にある。
可動軸部201は、円形の上面と底面と、これら上面と底面とをつなぐ側面とを持つ高さの低い略円柱状の部材で、その上面に、上述した表示筐体80のアーム部82を回転可能に支持するための軸受部202が形成されている。また上面は、前方に向かってなだらかに傾斜し、底面に近づいている。この形状により、可動軸部201との干渉を避けるためにキーボード筐体50の屈曲部55に形成された切欠部53の形状を比較的小さくすることができ、切欠部53によって意匠性が損なわれるのを防止できる。
可動軸部201上面に形成された軸受部202は、回転軸P2を中心とするアーム部82の回転動作に支障をきたさないように底面が丸みをもって形成されている。また軸受部202は、左右方向(軸P2方向)の両側の壁面間隔が第二アーム部82の回転軸P2方向の幅とほぼ等しく、これによりアーム部82の回転軸P2方向の移動を規制する。この可動軸部201と表示筐体80下端の第二アーム部82とで構成される第二回転軸部200により、表示筐体80の回転軸P2を中心とする回動(折りたたみ)が可能となる。
なお、図3(b)に示す実施例では、軸受部202の第二アーム部の可動範囲を除く空間を利用して、付属部品等の取り付けアダプタ用の空間が設けられている。この機能については後述するが、この場合、操作姿勢Aにおいて、表示筺体80が後方に倒れて表示画面部81の視認性が損なわれるのを防止するため、図6(c)に示すように、第二アーム部82の先端部を両側で回転可能に支持する軸受部202の縁部203を後方に回り込ませて、第二アーム部82の後方への倒れ込みを保持する構造を採用している。つまり、縁部203は、前方を除いて、両側と後方を連続して形成している。
一方、可動軸部201の軸受部202が形成された面と反対側の底面には、表示筐体80の旋回を可能にする旋回軸251が下方に張り出して形成され、その周囲に旋回面Rを構成するリング状の可動接触面252が形成される。旋回軸251の回転軸Qは、第二回転軸部200の回転軸P2と直交する。これにより、最小の可動領域で表示筐体80を、回転軸Qを中心に旋回させることができ、装置全体をコンパクトに構成することができる。
本体筐体30の前面中央部には、後方に傾斜した面に、上述した可動軸部201の形状に合わせた凹部(回転軸ベース部31)が形成されている。この回転軸ベース部31は、円形の可動軸部201の投影面積内に収まる上面形状を備えている。回転軸ベース部31の上面には、可動軸部201の旋回軸251を支持する軸受部33と、この軸受部33の周囲に形成されてリング状の可動接触面252を支持する固定接触面253を備えている。ここで、固定接触面253の後方部は、後方に傾斜した本体筺体30の前面部に食い込むように形成されている。
上述した第二回転軸部200の構造によって、表示筐体80は、キーボード筐体50から独立して、本体筐体30に対し回転軸P2を中心として回動可能であると共に、キーボード筐体50と分離された操作姿勢Aにおいて、表示筐体80を軸Qの周りに旋回可能である。
また本実施形態では、一対の固定軸部101の間の下方位置、つまり、本体筺体30の前面中央の下方に、回転軸ベース部31を前方に張り出して形成し、このベース部31で可動軸部201を支持する構造としているので、表示筺体80の回転軸P2をキーボード筺体50の回転軸P1と回転軸P上で一致させる構造を取ることができる。
なお、表示筐体80の軸P2を中心とする回動と、軸Qを中心とする旋回は、可動軸部201を本体筐体30に固定し、それに軸支される表示筐体80のアーム部82側に旋回軸を設けることによっても達成することはできる。しかし、その場合、広い旋回面Rを確保しようとすると、大型の回転軸Qの構造体が携帯型超音波診断装置1の上方の位置となって、意匠性を悪くする。特に、本実施形態では、表示筺体80の回転軸P2をキーボード筺体50の回転軸P1と一致させていることから、キーボード筺体50を回転可能にする第1回転軸部100の上部に、大きな回転軸Qの構造体が露出することとなるため、意匠性が損なわれるばかりか、回転軸P2の回転にも支障をきたすこととなる。これに対し、本実施形態では、回転軸P2の下方に回転軸Qを設ける構造を採用しているので、意匠性が損なわれる問題や回転軸P2を中心とする表示筐体80の回転に支障をきたす問題も解決される。
次に、上述した第一回転軸部100及び第二回転軸部200を配置するために好適な、本体筐体30の前面とキーボード筐体50の屈曲部55の形状について説明する。
既に述べたとおり、本体筐体30の前面は、下端から上端にかけて後方に傾斜するとともに、両端から中央部に向かって凸状湾曲する曲面に形成されている。この後方に傾斜した上端近傍に、第一回転軸部100を配置したことにより、堅牢な構造体である第一回転軸部100を前面から大きく突出させることなくコンパクトに納めることができる。
また左右一対の第一回転軸部100の間、すなわち前面の中央部には、第二回転軸部200を構成する円筒形状の可動軸部201が配置され、本体筐体30には、可動軸部201の軸受部33が形成されている。この軸受部33の底面は、図3(b)に示すように、可動軸部201の底面に合わせて、本体筐体30の奥行き方向の前方に円弧状に張り出した張出部32が形成されている。
可動軸部201の底面252と、本体筐体30前面に形成された凹部の底面253とは互いに接触し、可動軸部201が旋回運動をするときの旋回面R(可動接触面252及び固定接触面253)を構成する。一般に、旋回機構の場合、回転軸Qを中心に表示筺体80(第2アーム部82)を安定して強固に支持するためには、広い旋回面Rが必要である。本実施形態では、可動接触面及び固定接触面を本体筐体80の前面から張り出した形状とすることによって広い旋回面Rを確保することができ、表示筐体80の安定な旋回運動を確保することができる。
また上述した本体筐体30前面の円弧状の張出部32に合わせて、本体筐体30に対し回動するキーボード筐体50の屈曲部55近傍の裏面(入力操作キー配置面51と反対側の面)に凹み部56(図1(b))を形成している。凹み部56があることによって、屈曲部55に形成した第二回転軸部200用の切欠部53の大きさを比較的小さく抑えながら、キーボード筐体50を回転軸P1を中心として回動させたときに、屈曲部55が本体筐体30の前面の張出部32と衝突するのを避けることができる。
さらに屈曲部55の構造について、図4を参照して詳述する。
図4(a)は、図1(b)に対応する本実施形態の携帯型超音波診断装置の第一収納姿勢Bを示す側面図で、点線は、キーボード筺体50のみを開いた操作姿勢Aを示している。図4(b)は、操作姿勢の表示筐体80(点線)を閉じた状態であり、図1(c)に対応する第二収納姿勢Cを示している。
既に説明したとおり、本実施形態では、キーボード筐体50と表示筐体80は、共通する軸Pと同軸の回転軸P1、P2を中心として回動する。ここで、両者がともに、回転軸に支持される一端から反対側の他端まで直線状である場合には、キーボード筐体50と表示筐体80とは一端部の厚み等で規定される所定の角度を持つことになる。つまり平行にはならない。これに対し、本実施形態では、キーボード筐体50の一端部を屈曲部55とし、この屈曲部55に第一回転軸部100を構成するアーム部52を形成したことにより、屈曲部55とキーボード筐体50の入力操作キー配置面51とが二面を画定する空間に表示筐体80を配置させることができる。その結果、図4に示す収納状態において、両者の主平面Y1、Y2はほぼ平行を保つことができ、両者の結合状態をロックするロック機構を設けやすく、且つ収納姿勢において相対する入力操作キー配置面51と表示画面81を外力から保護することができる。
またキーボード筐体50のみを回転軸P1の周りに回動させて、図4(a)に点線で示す操作姿勢A或いは(b)に示す第二収納状態Cとしたときに、この屈曲部55が本体筐体30の前面に当接することによって、これらの状態におけるキーボード筐体50の姿勢を安定させることができる。
キーボード筐体50の主平面Y1に対する屈曲部55の角度θ1は、限定されるものではないが、図示する実施形態では、本体筐体30の前面の傾斜に合わせて90度以上の角度に設定している。これにより、キーボード筺体50を、略水平または前方を低くした操作姿勢A(図1(a))または第二収納姿勢C(図1(c))と、上端をやや後方に倒した第一収納姿勢B(図1(b))を取ることができる。しかも、本実施形態では、図1(b)に示す第一収納姿勢のキーボード筺体50の下端部に凹み部56を形成し、丸み形状としているので、意匠性も良好にすることができる。
屈曲角度θ1をあまり大きくすると、入力操作キー配置面51が狭くなったり、キーボード筺体50の奥行き寸法D2を大きくする必要がある。これに対し、本実施形態では、本体筐体30の上面前部を、上面から見て、中央が前方に張り出し、両側に行くに従って徐々に後方へ後退する円弧形状としているので、両側の傾斜角度θ2は中央部の後方への傾斜角度より小さい。そして、キーボード筺体50の両端部の屈曲部55の屈曲角度θ1は、本体筺体30の前面両側の傾斜角度θ2に合わせて形成されている。また屈曲部55の、両端側に比べ傾斜角度が大きい中央部には、本体筐体30前面の張出部32を回避する凹み部56が形成されている。このような構造を取ることによって、キーボード筺体50の奥行き寸法D2を大きくすることなく、屈曲部55に適切な角度を持たせて、図1(b)図に示す第一収納姿勢における本体筺体30の前面部の意匠性を向上させている。
以上、本実施形態の携帯型超音波診断装置の基本的な構造を説明したが、本実施形態の携帯型超音波診断装置は、上記各筐体30、50及び80の回転及び旋回構造及び形状を基本として、種々の付加的な機構を設けることができる。以下、その実施形態を説明する。
最初に、キーボード筺体50と表示筐体80とのロック機構について、図4を参照して説明する。
ロック機構は、キーボード筐体50と表示筐体80とが閉じた状態を維持する機構であり、図示する実施形態では、ロック機構300は、キーボード筐体50の入力操作キー配置面51に設けられたロック用開口302と、表示筐体80の表示部配置面83に設けられた引掛け部301及びロック状態を解除する解除ボタン303とから構成される。
引掛け部301と解除ボタン303とは、図示しないばねを備えたリンク機構で連結され、解除ボタン303の操作により、引掛け部301の先端が可動するように連結されている。キーボード筐体50と表示筐体80とが閉じたときに、引掛け部301はキーボード筐体50のロック用開口302に挿入されるとともに、ばねの付勢力に抗して僅かに回転し、キーボード筐体50と表示筐体80とが完全に閉じた状態になるまで開口302内に挿入される。この状態でばねの付勢力により、開口302の端部に引っかかった状態となり、キーボード筐体50と表示筐体80の連結をロックする。また、解除ボタン303を操作して、引掛け部301をロック用開口302端部の係合位置から開口側にわずかに移動させることにより、引掛け部301とロック用開口302とのロック状態が解除され、図4(a)に示すように、キーボード筐体50を軸P1を中心に単独で回動させることができる。
またキーボード筐体50と表示筐体80は、共通する軸Pを中心として回転するので、両者をロックした状態で、本体筐体30に対し、軸Pを中心として回転させることができる。逆に言えば、ロック状態で結合されたキーボード筐体50と表示筐体80に対し、本体筐体30を単独で軸Pを中心として回転させることができ、図1(b)に示す縦収納状態から、図1(c)に示すフラット収納状態に姿勢を変化させることができる。
このように本実施形態によれば、キーボード筐体50と表示筐体80とをそれぞれ異なる回転軸部で支承するとともに、その回転軸P1とP2を同軸上にしたことによって、キーボード筐体50と表示筐体80とをロックした状態で本体筐体30に対し回転させることができ、異なる収納姿勢においても同一のロック機構で足りる。
なおキーボード筐体50の回転範囲は、特別のロック手段或いは回転範囲規制手段を備えない場合、表示筐体80が第二回転軸部200の軸受部202背面に固定された状態において、その位置の表示筐体80に当接する位置(図4(a)の第一収納姿勢)から、装置設置面側に回転させてキーボード筐体50の屈曲部55が本体筐体30の前面傾斜部に当接する位置(図4(a)の点線で示す位置)までである。ただし、キーボード筺体50の第一回転軸部100に、キーボード筺体50の自重に耐える程度の固定手段であって、所定の位置または任意の位置で回転を固定できる周知の固定手段を備えたり、第一収納姿勢と第二収納姿勢において、キーボード筺体50の回転を完全に固定するロック手段を備えたりすることも可能である。このような回転を固定する固定手段を備えることにより、操作姿勢において、本体筐体30やキーボード筺体50に対する表示筐体(表示画面)80の角度(傾き)を変化させることも可能である。また、キーボード筺体50と表示筺体80の単独あるいは連結した状態での回転に際して、急激な回転を阻止することができ、回転にともなう衝撃を緩和して、破損の可能性を低減することができる。さらに収納姿勢を固定するロック手段を備えた場合には、表示筐体80を軸支する第二回転軸部200に同種の固定手段を設ける必要がないので、第二回転軸部200の小型化を可能にすることができる。更に、図1に示すようなハンドル部54を用いて、2つの収納姿勢を維持した搬送を楽に行うことができる。
別の追加機能として、付属品取り付けアダプタの着脱機構を説明する。
一般に超音波診断装置では、診断する部位に合わせて複数の超音波探触子10を使いたいとのニーズがある。本実施形態では、携帯型の特長である携帯性を損なわずに複数の超音波探触子10の収納スペースを確保するために、アダプタを着脱可能に取り付ける機構を備える。
アダプタ着脱機構の実施形態を図5〜図7に示す。図5は、本実施形態に係るに係る携帯型超音波診断装置の付属品取付アダプタの構造を示す図で、(a)は付属品取付アダプタの斜視図を示し、(b)、(c)は、それぞれ、付属品を取り付けた状態の平面図及び正面図である。図6は、本実施形態に係る携帯型超音波診断装置の付属品取付アダプタの取付構造図であり、(a)は、付属品取付アダプタの取付図であり、(b)は、付属品取付アダプタを固定した状態の可動軸部の縦断面図、(c)は、可動軸部の斜視図である。図7は、付属品取付アダプタを取り付けた状態の携帯型超音波診断装置の斜視図である。
先ず、図5を参照して、付属品取付アダプタ(以下、単にアダプタという)の構造を説明する。アダプタ400は、図5(a)に示すように、周囲を丸み形状とする変形したトラック形状のテーブル面420と、テーブル面420の面方向とほぼ同じ方向に延び、テーブル面420を支持する横支持体411と、横支持体411の他端に連結された主支持体410と、主支持体410の下端部に設けられる取付脚部401と、横支持体411のテーブル面側の端部と主支持体410の下端部とを連結する補強支持体412とを含んで構成される。
テーブル面420には、超音波探触子10などを取り付けるための複数の開口穴421が設けられている。この開口穴421は、外周方向が切り欠かれており、この切欠部422を介して、超音波探触子10のコードを通して、超音波探触子10を開口穴421に装着することができる。テーブル面420の開口穴421には、超音波探触子10を傷つけることなく安定して収納するために、柔軟性のある樹脂材料で形成される開口部カバー423を装着することもできる。この場合、この開口部カバー423はリング状の一部が切り欠かれたC字状の外観を備えて、コードを通すことが可能な構造としている。図5(b)、(c)は、このC字状のカバー423に2種類の超音波探触子10が装着された様子を示している。
本実施形態では、上記構造のアダプタ400を取り付けるための構造を、表示筺体80を支持する第二回転軸部200に設ける。既に説明したように、第二回転軸部200は、その下部において本体筐体30に対して旋回可能に支持されるとともに、その上部に表示筺体80(図示せず)を折りたたみ可能に連結される可動軸部201を備えており、可動軸部201の上面には、表示筐体80の第二アーム部82を受容する凹部(軸受部202)が形成されている。
可動軸部201の軸受部202に連結された表示筐体80の第二アーム部82は、図6(a)に示すような、表示部配置面83を下方に向けた横姿勢(第二収納姿勢C)から、図6(b)に示すような、表示部配置面83を前方に向けた立てた姿勢(操作姿勢A)まで移動することが可能である。このように第二アーム部82の移動範囲を決める軸受部202の後方の空間に、アダプタ400を取り付けるための取付部450を設ける。
具体的には、図6(c)に示すように、軸受部202の後方縁部204の前部に、前方に切り欠かれた凹状の取付部450を形成するとともに、取付部450の底面に、アダプタ400の取付脚部401が嵌合する嵌合穴205を設ける。この取付部450の形状に合わせて、アダプタ400の取付脚部401は、下方が広く、上方が細くなった形状を備えて、底面には突出部402が設けられている。
軸受部202に形成される凹状の取付部450へのアダプタ400の取り付け方は次のようにして容易に行うことができる。まず、表示筐体80を図6(a)に示すように、前方に倒し、取付部450を露出させる。この露出した取付部450にアダプタ400の取付脚部401を挿入し、その底面の突出部402を取付部450の嵌合穴205に嵌合し、アダプタ400を取り付ける。ただしこの状態では、アダプタ400はとりあえず、この不安定な状態で保持されているのみである。次に、図6(b)に示すように、表示筺体80を立てた姿勢に戻すことにより、取付脚部401は、後方縁部204と第2アーム部82との間に安定して保持される。
この構造によれば、図6(b)の状態であれば、アダプタ400は表示筺体80の後方に固定支持される。しかも、アダプタ400は、表示筺体80とともに可動軸部201に取り付けられているので、図7に示すように、表示筺体80の旋回に伴って、連動して旋回し、表示筐体80と衝突することもない。また、表示筺体80を前方に倒せば、簡単にアダプタ400を取り外すことができる。
なお、この実施例に係るアダプタ400は、付属品保持部としてテーブル面420を採用しているが、この形状に限定されるものではない。例えば、超音波探触子10のコードを引っ掛けることが可能な棒状の部材や、同様な機能を備えた形状としてもよい。
本実施形態の携帯型超音波診断装置によれば、操作姿勢Aでは、入力操作キー配置面51に配置される図示しない各種の操作スイッチ類の操作性に支障をきたすことなく、かつ、旋回時でも表示筺体80の表示画面部81の視認性に支障をきたすことがない位置に超音波探触子10などの付属品を簡単に収納することができる。更に、付属品取付アダプタ400は、操作姿勢Aまたは第一収納姿勢Bでは装置本体に固定され、第2収納姿勢Cでは固定が解除されて簡単に取り外しを行うことができる。
以上、図1〜図7を参照して、本実施形態の携帯型超音波診断装置の構造とその機能について説明したが、その主な特徴と効果は次のとおりである。
まず本実施形態の携帯型超音波診断装置の第一の特徴は、キーボード筐体50と表示筐体80が、それぞれ別個に本体筐体30に対し回動可能に支持されているということである。この特徴により、本体筐体30及びキーボード筐体50を略水平にして、表示筐体80のみを立たせた操作姿勢、本体筐体30に対し、キーボード筐体50と表示筐体80とを立たせた第一収納姿勢、本体筐体30に対し、キーボード筐体50と表示筐体80を平行にした第二収納姿勢など多様な姿勢を実現することができる。このことの利点は、従来のノート型或いは縦型の携帯型超音波診断装置と比べ明らかである。即ち、従来の携帯型超音波診断装置では、操作姿勢を取ることはできるが、ノート型では、表示筐体のみが可動であるため、設置面積に対し扁平な収納姿勢(第二収納姿勢)は取ることができるものの、広い設置面積が必要となる。一方、縦型では、キーボード筐体を折り畳む構造を有しているので、設置面積が少ない収納姿勢(第一姿勢)を取ることができるが、設置面から大きく立ち上ったボリュームのある収納姿勢を取らざるを得ない。本実施形態によれば、設置面積や容積に応じた多様な収納姿勢を取ることができる。
また本実施形態の第二の特徴は、キーボード筐体50を回動させる第一回転軸部100の回転軸P1と、表示筐体80を回動させる第二回転軸部200の回転軸P2とが、表示筐体80が基本姿勢(旋回していない状態)において、同軸P上にあることである。この特徴により、キーボード筐体50と表示筐体80との関係を固定した状態、例えば両者をロックした状態で、同時に本体筐体30に対し回動することができる。すなわち、回転軸P1と回転軸P2とが、互いに平行であって、異なる軸上にある場合には、キーボード筐体50と表示筐体80とを同時に本体筐体に対し回動させた場合、両者間に位置ずれを生じることになり、互いに触れ合い傷を発生させる原因となる。またロック機構を設ける場合、図1(b)に示す第一収納姿勢と(c)に示す第二収納姿勢では、別個のロック機構を設ける必要がある。これに対し、本実施形態では、回転軸P1と回転軸P2を同軸上に設けているので、このような問題がなく、キーボード筐体50と表示筐体80のロックとそれによる表示面等の保護を実現できる。
本実施形態の携帯型超音波診断装置の第三及び第四の特徴は、表示筐体80を回動させる第二回転軸部200を、回転軸P1と垂直な軸Qに対し回転可能にしたこと及び第二回転軸部200の旋回面を回転軸P1よりも本体側に設けたことである。即ち本実施形態は、第二回転軸部200の可動軸部を回転軸Qによって本体筐体に連結している。これらの特徴により、第二回転軸部200の構造を強固にしても、コンパクトで且つ意匠性を損なわない構造で、回転軸P1周りの回動と軸Q周りの回転とを実現することができる。
本実施形態の携帯型超音波診断装置の第五の特徴は、キーボード筐体50に屈曲部を形成し、この屈曲部に第一回転軸部を設けたことである。この特徴により、キーボード筐体50と表示筐体80とを重ねた第一及び第二の収納姿勢において、キーボード筐体50の主平面と、表示筐体80の主平面とを略平行に保つことができ、外部からの力や作用に対し構造的に安定した装置とすることができるとともに、両者間に公知のロック機構を設置することができる。
本実施形態の携帯型超音波診断装置の第六の特徴は、本体筐体30の前面形状を、第一回転軸部100及び第二回転軸部200の形状や構造上の要請に合わせた形状にしたことである。例えば、前面形状を下端から上端に向かって後方に傾斜する形状とすることにより、堅牢な構造の回転軸部100をコンパクトに取り付けることができる。また前面形状を両端部から中央部に向かって円弧上に張り出した形状とすることにより、第二回転軸部200に広い旋回面Rを提供することができ、旋回のための支持構造を強化し、安定した旋回動作を可能にする。本体前面の両端部の後方への傾斜角度θ2と、第一回転軸部100を構成するキーボード筐体50の屈曲部55の傾斜角度θ1とを一致させることにより、キーボード筐体50の入力操作キー配置面51の奥行きを広げることなく、第一収納姿勢における本体筺体30の前面部の意匠性を向上させることができる。
本実施形態の携帯型超音波診断装置のその他の特徴とそれによりもたらされる効果は、図面及びそれに関連した説明で明らかにしたとおりである。
また本発明の携帯型超音波診断装置は、上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。
例えば、図では第一回転軸部100を一対の固定軸部とその両端に配置されるアーム部とで構成する実施例を示したが、アーム部の数や配置は図示するものに限定されない。例えば、一本の固定軸部を3本のアーム部で支持するものとしてもよい。また第二回転軸部200を本体筐体30の中央に配置した実施例を示したが、第二回転軸部を本体筐体30の中央から偏った位置に配置し、その両側或いは一方の側に第一回転軸部100を配置する構成とすることも可能である。
また本体筐体30、キーボード筐体50及び表示筐体80について示したサイズ(高さ、奥行き、幅)は一例であって、本発明の携帯型超音波診断装置の特徴である構造や機能を損なわない範囲で、サイズ等を変更することが可能である。
本発明によれば、操作性、収納性、意匠性に優れた携帯型超音波診断装置が提供される。
1・・・携帯型超音波診断装置、10・・・超音波探触子、11・・・超音波送受信装置、12・・・探触子コネクタ部、13・・・DSC、14・・・メモリ装置、15・・・表示装置、16・・・入力装置、17・・・制御部、18・・・補助装置、19・・・電源装置、30・・・本体筺体、31・・・回転軸ベース部、32・・・張出部、33・・・軸受部、50・・・キーボード筺体、51・・・入力操作キー配置面、52・・・第1アーム部、53・・・切欠部、54・・・ハンドル部、55・・・屈曲部、56・・・凹み部、57・・・切欠部、80・・・表示筺体、81・・・表示画面部、82・・・第2アーム部、83・・・表示部配置面、100・・・第1回転軸部、101・・・固定軸部、200・・・第2回転軸部、201・・・可動軸部、202・・・軸受部、203・・・縁部、204・・・後方縁部、205・・・嵌合穴、251・・・旋回軸、252・・・可動接触面、253・・・固定接触面、300・・・筺体ロック機構、301・・・引掛け部、302・・・ロック開口穴、303・・・解除ボタン、400・・・付属品取付アダプタ、401・・・取付脚部、402・・・突出部、410・・・主支持体、411・・・横支持体、412・・・補強支持体、420・・・テーブル面、421・・・開口穴、422・・・切欠部、423・・・開口部カバー、450・・・取付部。

Claims (14)

  1. 超音波計測部を収納する本体筐体と、前記本体筐体に連結され、前記超音波計測部で作成された画像を表示する表示部を備えた表示筐体と、前記本体筐体に連結され、前記超音波計測部に必要な情報を入力するための入力装置を備えたキーボード筐体とを備えた携帯型超音波診断装置であって、
    前記キーボード筐体を、前記本体筐体に対し、第一軸を中心に回動可能に軸支する第一回転軸部と、
    前記表示筐体を、前記本体筐体に対し、前記第一軸と独立し且つ第一軸と同一軸上にある第二軸を中心に回動可能に軸支する第二回転軸部と、
    前記第二回転軸部を、前記第二軸と垂直な第三軸を中心に回転可能に支持する軸受部を備え
    前記第二軸を挟んで本体筐体側を下側、表示筐体側を上側としたとき、前記軸受部の軸受面は前記第二軸の下側に位置することを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  2. 請求項1に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記キーボード筐体は、入力装置が配置される配置面と、当該配置面に対し屈曲した屈曲部とを有し、前記屈曲部に、前記第一回転軸部を構成するアーム部が形成されていることを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  3. 請求項2に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記第一回転軸部は、前記本体筐体に固定される固定軸部と、前記屈曲部に形成され、前記固定軸部の両端に配置される一対のアーム部とを含み、前記屈曲部は、前記一対のアーム部間に前記固定軸部を配置する切欠部を有することを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  4. 請求項2に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記キーボード筐体に形成された屈曲部は、前記第二回転軸部を配置する切欠部を有することを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  5. 超音波計測部を収納する本体筐体と、前記本体筐体に連結され、前記超音波計測部で作成された画像を表示する表示部を備えた表示筐体と、前記本体筐体に連結され、前記超音波計測部に必要な情報を入力するための入力装置を備えたキーボード筐体とを備えた携帯型超音波診断装置であって、
    前記キーボード筐体を、前記本体筐体に対し、第一軸を中心に回動可能に軸支する第一回転軸部と、
    前記表示筐体を、前記本体筐体に対し、前記第一軸と独立し且つ第一軸と同一軸上にある第二軸を中心に回動可能に軸支する第二回転軸部と、
    前記第二回転軸部を、前記第二軸と垂直な第三軸を中心に回転可能に支持する軸受部を備え、
    前記第二回転軸部は、前記軸受部に対し、前記第三軸を中心として回転可能に支持される可動軸部と、前記表示筐体の端部に形成され、前記可動軸部に対し、前記第二軸を中心として回転可能に軸支される第二アーム部とを含むことを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  6. 請求項5に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記可動軸部は、前記表示筐体の第二アーム部を支持する凹部を有し、当該凹部において前記第二アーム部を軸支することを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  7. 請求項6に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記可動軸部の凹部は、前記第二アーム部の可動範囲以外の部分に、他の部材を取り付ける部材取付部を有することを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  8. 請求項7に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記他の部材は、探触子を配置するためのアダプタであることを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  9. 超音波計測部を収納する本体筐体と、前記本体筐体に連結され、前記超音波計測部で作成された画像を表示する表示部を備えた表示筐体と、前記本体筐体に連結され、前記超音波計測部に必要な情報を入力するための入力装置を備えたキーボード筐体とを備えた携帯型超音波診断装置であって、
    前記キーボード筐体を、前記本体筐体に対し、第一軸を中心に回動可能に軸支する第一回転軸部と、
    前記表示筐体を、前記本体筐体に対し、前記第一軸と独立し且つ第一軸と同一軸上にある第二軸を中心に回動可能に軸支する第二回転軸部と、
    前記第二回転軸部を、前記第二軸と垂直な第三軸を中心に回転可能に支持する軸受部を備え、
    前記本体筐体は略直方体の形状を有し、その大きさを高さ、幅及び奥行きで規定したときに、奥行きが幅より小さいことを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  10. 請求項9に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記キーボード筐体及び前記表示筐体は、前記本体筐体の奥行き方向の一端部に接続され、それぞれの幅が前記本体の幅にほぼ等しく、且つ、前記本体筐体の奥行きが前記キーボード筐体及び前記表示筐体の奥行きより小さいことを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか一項に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記本体筐体は略直方体の形状を有し、前記キーボード筐体及び前記表示筐体が接続される端面は、中央部に凸状の張出部が形成され、当該張出部に前記第二回転軸部の軸受部が配置されることを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  12. 請求項11に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記表示筐体は、前記第一軸の周りに回動するときに、前記本体筐部の前記張出部との干渉を回避する凹面を有することを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか一項に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記キーボード筐体及び前記表示筐体を、前記本体筐体に対し90度以上の角度を持つ第一の収納姿勢にロックするロック機構を備えたことを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれか一項に記載の携帯型超音波診断装置であって、
    前記キーボード筐体及び前記表示筐体を、前記本体筐体に対し略平行な第二の収納姿勢にロックするロック機構を備えたことを特徴とする携帯型超音波診断装置。
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